JP2003150005A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003150005A
JP2003150005A JP2001343366A JP2001343366A JP2003150005A JP 2003150005 A JP2003150005 A JP 2003150005A JP 2001343366 A JP2001343366 A JP 2001343366A JP 2001343366 A JP2001343366 A JP 2001343366A JP 2003150005 A JP2003150005 A JP 2003150005A
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JP
Japan
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image
toner
network printer
image forming
amount
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Pending
Application number
JP2001343366A
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English (en)
Inventor
Takashi Fujimori
貴司 藤森
Hideyuki Ikegami
英之 池上
Hidenori Sunada
秀則 砂田
Satoru Yamamoto
悟 山本
Mitsuhiko Sato
光彦 佐藤
Eiichi Motoyama
栄一 本山
Shokyo Ko
松強 黄
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリントジョブ開始時に、ジョブ内の全ての
画像のトナーのり量を予測し、トナーのり量アラーム発
生する濃度の濃い画像が含まれる場合、プリントジョブ
を開始しないことにより、ステイプルが行なわれずにジ
ョブが終了したり、ジョブがプリント途中に中断するこ
とを防ぐ。 【解決手段】 プリントジョブ内の画像展開手段、展開
した画像のビデオカウント積算手段、積算したビデオカ
ウントとリミット値との比較手段、積算ビデオカウント
がリミット値を越えているときにユーザーに警告を発行
する手段、前記警告を発行している間、別のプリントジ
ョブを受付てプリント処理可能にする手段。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプリンタ制御に関す
る発明で、プリンタに送信された出力画像データの画素
値累積値(ビデオカウント)に応じてプリンタのスター
トを判断する技術について示している。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式におけるカラープリンタで
は、複数色のトナーが記録紙上に重ね合わされて表現さ
れている。従って、画像全体的に濃度の濃い画像を印刷
する場合、記録紙上に載るトナー量も多くなる。一方、
記録紙上のトナー像は、内部に加熱ヒータ等を有する定
着ローラ等によって加熱及び加圧等の定着制御がなさ
れ、記録紙上に定着するため、前述したような記録紙上
にたくさんのトナーが載る様な画像を印刷した場合、記
録紙のトナー面と裏面とで熱収縮率が異なるため、定着
制御による用紙が用紙搬送方向に反り返ってしまうた
め、出力後の用紙の積載性が悪くなり、ステイプル等の
記録紙出力後の後処理において用紙が整わない等の問題
があった。
【0003】そこで、従来技術では、印刷時のトナー像
作成時に前記ビデオカウントを積算し、記録紙単位面積
辺りのビデオカウント値が予め設定した上限を超えてい
れば、出力後の積載性が悪くなると判断し、印刷ジョブ
は続けるが、ステイプルをせずにユーザーに警告を促
す、もしくは上記ビデオカウントがさらに別の上限値を
超えた画像の出力を終えた時点で一旦印刷動作を中断し
て、ユーザーに警告を促し、出力紙を出力トレイから取
り除いた後、再び印刷動作を再開していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし前記で述べた、
後処理せずにユーザーに警告を促す制御では、ステイプ
ル処理が行われないため、ユーザーが自らステイプル動
作を行う等の処理が必要になってしまう。
【0005】また、一旦印刷動作を中断して出力紙を取
り除いてから印刷動作を再開する手段では、後処理が行
われないばかりか、印刷ジョブが中断してしまうため、
プリント中にユーザーがプリンタやコンピュータの周辺
から離れた場合、戻ってきても印刷が中断したままの状
態で、生産性が大きく落ちる場合が多かった。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで本発明では、プリ
ンタの印刷動作を開始する前にユーザーが送信したジョ
ブの全ての画像データのビデオカウントを累積し、印刷
する用紙の単位面積辺りのビデオカウント値が予め設定
した上限を超える画像データが1枚でも存在すれば、そ
のジョブの印刷動作をスタートせずに、ジョブ送信者に
対して、警告を発する手段を有する。
【0007】同時にジョブ送信者に対して、前記上限を
超える画像データを通知するため、前記送信者は該当す
る画像データを除いてジョブを再送信する、該当する画
像を加工して濃度を落とす等の処理をしてジョブを再送
信することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】(実施例1)図1は、本実施例1
で述べる印刷システムを表した図である。101は本実
施例で説明するネットワークプリンタ、102は前記ネ
ットワークプリンタの出力を複数部数ソートもしくはソ
ート後ステイプル処理を可能にするステイプルソータで
ある。プリンタ101、ステイプルソータ102の詳細
については後述する。
【0009】103はネットワークであり、ネットワー
クプリンタ101が接続されている。104、105、
106、107はネットワーク103に接続されたコン
ピュータである。コンピュータ104〜107は、ネッ
トワーク103を介して、コンピュータ内で作成した文
書や画像データ等のプリントアウトしたいデータをネッ
トワークプリンタ101に対して送信する。同時に、コ
ンピュータ104〜107はネットワーク103を介し
て、ネットワークプリンタ101のマシンコンフィギュ
レーションや、プリントジョブの進行状況等の情報を得
る事ができる。
【0010】図2は本発明を実施した画像形成装置の要
部断面図である。本実施例の画像形成装置は電子写真方
式とし、さらに本発明が特に有効であると考えられる複
数の画像形成部を並列に配するカラー画像出力装置とし
て説明していく。
【0011】画像出力部1Pは大別して、画像形成部1
0(4つのステーションa、b、c、dが並設されてお
り、その構成は同一である。)、給紙ユニット20、中
間転写ユニット30、定着ユニット40及び制御ユニッ
ト(不図示)から構成される。
【0012】さらに、個々のユニットについて詳しく説
明する。画像形成部10は次に述べるような構成になっ
ている。像担持体としての感光ドラム11a、11b、
11c、11dがその中心で軸支され、矢印方向に回転
駆動される。感光ドラム11a〜11dの外周面に対向
してその回転方向に一次帯電器12a、12b、12
c、12d、光学系13a、13b、13c、13d、
トナーカートリッジ14a、14b、14c、14dが
配置されている。
【0013】一次帯電器12a〜12dにおいて感光ド
ラム11a〜11dの表面に均一な帯電量の電荷を与え
る。次いで光学系13a〜13dにより、記録画像信号
に応じて変調した例えばレーザービームなどの光線を感
光ドラム11a〜11d上に露光させることによって、
そこに静電潜像を形成する。
【0014】さらに、イエロー、シアン、マゼンタ、ブ
ラックといった4色の現像剤(トナー)をそれぞれ収納
したトナーカートリッジ14a〜14dによって上記静
電潜像を顕像化する。顕像化された可視画像を中間転写
体に転写する画像転写領域Ta、Tb、Tc、Tdの下
流側では、クリーニング装置15a、15b、15c、
15dにより転写材に転写されずに感光ドラム11a〜
11d上に残されたトナーを掻き落としてドラム表面の
清掃を行う。以上に示したプロセスにより、各トナーに
よる画像形成が順次行われる。
【0015】給紙ユニット20は,記録材Pを収納する
ためのカセット21a・21bおよび手差しトレイ2
7、カセット内もしくは手差しトレイより記録材Pを一
枚ずつ送り出すためのピックアップローラ22a・22
bおよび26、各ピックアップローラから送り出された
記録材Pをレジストローラまで搬送するための給紙ロー
ラ対23及び給紙ガイド24、そして画像形成部の画像
形成タイミングに合わせて記録材Pを二次転写領域Te
へ送り出すためのレジストローラ25a、25bから成
る。
【0016】中間転写ユニット30について詳細に説明
する。中間転写ベルト31(その材料として例えば、P
ET[ポリエチレンテレフタレート]やPVdF[ポリ
フッ化ビニリデン]などが用いられる)は、中間転写ベ
ルト31に駆動を伝達する駆動ローラ32、ばね(不図
示)の付勢によって中間転写ベルト31に適度な張力を
与えるテンションローラ33、ベルトを挟んで二次転写
領域Teに対向する従動ローラ34に巻回させる。
【0017】これらのうち駆動ローラ32とテンション
ローラ33の間に一次転写平面Aが形成される。駆動ロ
ーラ32は金属ローラの表面に数mm厚のゴム(ウレタ
ンまたはクロロプレン)をコーティングしてベルトとの
スリップを防いでいる。駆動ローラ32はパルスモータ
(不図示)によって回転駆動される。
【0018】各感光ドラム11a〜11dと中間転写ベ
ルト31が対向する一次転写領域Ta〜Tdには、中間
転写ベルト31の裏に一次転写ブレード35a〜35d
が配置されている。従動ローラ34に対向して二次転写
ローラ36が配置され、中間転写ベルト31とのニップ
によって二次転写領域Teを形成する。二次転写ローラ
36は中間転写体に対して適度な圧力で加圧されてい
る。
【0019】また、中間転写ベルト上、二次転写領域T
eの下流には中間転写ベルト31の画像形成面をクリー
ニングするためのクリーニング装置50が配され、前記
クリーニング装置50は、クリーナーブレード51(材
質としては、ポリウレタンゴムなどが用いられる)およ
び廃トナーを収納する廃トナーボックス52から成る。
【0020】定着ユニット40は、内部にハロゲンヒー
ターなどの熱源を備えた定着ローラ41aとそのローラ
に加圧される41b(このローラにも熱源を備える場合
もある)、及び上記ローラ対のニップ部へ転写材Pを導
くためのガイド43、また、上記ローラ対から排出され
てきた転写材Pをさらに装置外部に導き出すための内排
紙ローラ44、外排紙ローラ45などから成る。
【0021】制御ユニットは、上記各ユニット内の機構
の動作を制御するための制御基板70や、モータドライ
ブ基板(不図示)などから成る。
【0022】次に装置の動作に即して説明を加える。
【0023】画像形成動作開始信号が発せられると、ま
ずピックアップローラ22aにより、カセット21aか
ら転写材Pが一枚ずつ送り出される。そして給紙ローラ
対23によって転写材Pが給紙ガイド24の間を案内さ
れてレジストローラ25a、25bまで搬送される。そ
の時レジストローラは停止されており、紙先端はニップ
部に突き当たる。その後、画像形成部が画像の形成を開
始するタイミングに合わせてレジストローラは回転を始
める。この回転時期は、転写材Pと画像形成部より中間
転写ベルト上に一次転写されたトナー画像とが二次転写
領域Teにおいてちょうど一致するようにそのタイミン
グが設定されている。
【0024】一方画像形成部では、画像形成動作開始信
号が発せられると、前述したプロセスにより中間転写ベ
ルト31の回転方向において一番上流にある感光ドラム
11d上に形成されたトナー画像が、高電圧が印加され
た一次転写用帯電器35dによって一次転写領域Tdに
おいて中間転写ベルト31に一次転写される。一次転写
されたトナー像は次の一次転写領域Tcまで搬送され
る。そこでは各画像形成部間をトナー像が搬送される時
間だけ遅延して画像形成が行われており、前画像の上に
レジストを合わせて次のトナー像が転写される事にな
る。以下も同様の工程が繰り返され、結局4色のトナー
像が中間転写ベルト31上において一次転写される。
【0025】その後記録材Pが二次転写領域Teに進
入、中間転写ベルト31に接触すると、記録材Pの通過
タイミングに合わせて二次転写ローラ36に、高電圧を
印加させる。そして前述したプロセスにより中間転写ベ
ルト上に形成された4色のトナー画像が記録材Pの表面
に転写される。その後記録材Pは搬送ガイド43によっ
て定着ローラニップ部まで正確に案内される。そしてロ
ーラ対41A、41Bの熱及びニップの圧力によってト
ナー画像が紙表面に定着される。その後、内外排紙ロー
ラ44、45により搬送され、紙は機外に排出される。
【0026】図3は、ステイプルソータ102の要部断
面図である。301はビンシフトユニットである。ビン
シフトユニット301は、仕分けビン302〜306を
有し、指定プリント部数(1部〜5部)に応じて、プリ
ントジョブの各出力を仕分ける。ビンシフトユニット3
01は、図示しないが上下にシフトする駆動ユニットを
持っており、用紙排出口に対して、出力希望のビンに排
出される要にビンシフトユニットをシフトさせることに
より、所望のビンに用紙を出力させることができる。
【0027】307はネットワークプリンタ101から
の排出紙受け渡し口である。ネットワークプリンタ10
1からの用紙排出タイミングは、後述するステイプルソ
ータ通信I/Fを通じてステイプルソータ102に通知
される。用紙排出タイミングを受け取ったステイプルソ
ータ102は、用紙搬送モータ309と用紙搬送ローラ
308によって、ステイプルソータ機内に引き込まれ
る。その後、搬送路314内を、搬送ローラ310、3
11によって搬送され、排出ローラ312,313によ
って、ソータビン302〜306のいずれかの仕分けビ
ン上に排出する。
【0028】また、315はステイプラユニットを示し
ている。ステイプラユニット315は、ネットワークプ
リンタ101からの後処理モードのステイプル指定によ
り、全ての用紙の排出が終わった後、ビン302〜30
6上の排出紙をステイプル綴じすることができる。
【0029】図4は、ネットワークプリンタ101を制
御するCPUとインタフェースを示している。401は
コントローラを制御するためのCPUで、ROM402
には、制御プログラムやパラメータが格納されている。
403には、プログラムの実行に必要なスタック、演算
結果を格納する変数等にマッピングされている。404
は画像メモリで、スキャナから読み取った画像データ
や、受信したプリントジョブ中の画像データを格納す
る。
【0030】405は画像処理ユニットである。メモリ
404に格納された画像データに対して、画像補正や、
指定された各画像処理を行う事ができる。406はネッ
トワークインタフェースで、ネットワーク103を介し
てコンピュータ104〜107からジョブを受け付けた
り、コンピュータ104〜107に対して複写機の本体
ステータス等の情報を送信する事ができる。407は外
部記憶装置インタフェースである。インタフェース40
7を介して、CPU401は、スキャナより読み取った
画像データや送信されてきたプリントジョブのうちの、
処理待ちになる待ちジョブのデータをハードディスク4
08に格納することができる。
【0031】409はステイプルソータ102との通信
インタフェースであり、前述したネットワークプリンタ
からの排出タイミングの送信、出力部数、後処理モード
の送信などを行う。
【0032】図5に、ROM402とRAM403のア
ドレスマッピングについて述べる。ROM402のアド
レス空間501には、制御プログラムが格納されてい
る。また、エリア502には、プログラムで参照するた
めの制御パラメータテーブルが格納されている。また、
アドレス空間502内には、後述するビデオカウント上
限1(505)、ビデオカウント上限値2(506)が
格納されている。
【0033】ここで、ビデオカウント上限値2は、ビデ
オカウント上限値1よりも大きな値が格納されている。
RAM403のアドレス空間503は、プログラム内で
の演算結果記憶等に用いられる制御変数503と、プロ
グラムを実行するためのスタック504から構成されて
いる。エリア503には、後述する、画像のビデオカウ
ントを積算するためのビデオカウント積算メモリ_su
mのためのエリア507が格納されている。
【0034】図6に、コンピュータ104〜107から
ネットワークプリンタ101に対して送られてきたプリ
ントジョブに対する、ビデオカウント判定アルゴリズム
について述べる。まず、ハードディスク408に格納さ
れたジョブデータより、画像データを画像メモリ405
上に転送し、メモリ上の画像データの先頭アドレスを取
り出す(602)。次に、前記画像メモリ上の画像デー
タに対して、ビデオカウント積算メモリ507上に画素
値を加算し、出力用紙の面積で割り算することにより、
単位面積辺りの平均ビデオカウントを導き出すことがで
きる。
【0035】本実施例では、CPU401が積算処理を
行っているが、CPU401の負荷を考慮して、専用の
積算器を用いてビデオカウントを積算しても良い。60
4では、平均ビデオカウント値_sumと第1のビデオ
カウント上限値LIMIT1を比較する。もしも、平均
ビデオカウント値_sumがLIMIT1を上回ってい
る場合、その画像を出力すると仕分けビン302〜30
6上での積載性が悪化し、後処理ステイプルした時に、
出力紙がばらばらの状態でステイプルされてしまうか、
最悪の場合、ステイプル位置に用紙がなく、出力紙の一
部だけしかステイプルされない可能性が高くなる。
【0036】従って、605では後処理モードでステイ
プルが設定されているかどうかを確認し、もしも後処理
ステイプルが指定されているならば、ジョブを送信した
コンピュータ上に、後述する第1の警告メッセージを6
06で送信し、ユーザーに判断を促す。
【0037】一方、前述した第1の警告メッセージに該
当しない場合、607で、平均ビデオカウント値_su
mと第1のビデオカウント上限値LIMIT2を比較す
る。もしも、平均ビデオカウント値_sumがLIMI
T2を上回っている場合、その画像を出力すると仕分け
ビン302〜306上での積載性が悪化し、さらに、出
力紙が仕分けトレイ302〜306内で用紙つまりを起
こす可能性が高い。
【0038】従ってジョブを送信したコンピュータ上
に、後述する警告メッセージ2を608で送信し、ユー
ザーに判断を促す。上記の判定を、ジョブ内の全ての画
像データに対して行う。すべのジョブについてのビデオ
カウントによる判定が終了すれば(609)、印刷動作
を開始する(610)。
【0039】図7に、コンピュータ104〜107に表
示されるネットワークプリンタ101に対するコマンド
ウインドウについて述べる。701は、ネットワークプ
リンタ101のプリンタ名が表示されている。図示しな
いが、ネットワーク103上に複数台数のプリンタが接
続されている時、出力プリンタを切り替えれば、切り替
えたプリンタに対応したプリンタ名が表示される。
【0040】702はスタートボタンで、ネットワーク
プリンタ101に対してジョブの送信と印刷開始コマン
ドを送信する。703はキャンセルボタンである。70
2で送信したジョブをキャンセルしたい時に押下する
と、ジョブが送信中ならば停止し、ジョブの送信をやめ
ることができる。
【0041】704は後処理指定ウインドウである。後
処理には、ノンソート、ソート、ステイプルソートを選
択することができる。ノンソートを選択した時、ステイ
プルソータ102は、出力紙を全て仕分けトレイ302
に出力する。ソート及びステイプルソートが選択された
時には、ステイプルソータ102への出力は、各部数毎
に仕分けトレイに分けて出力される。さらにステイプル
ソートが選択されている時には、出力紙がすべて出力さ
れた後、各仕分けトレイ単位にステイプルされる。
【0042】705は印刷部数を入力する部数入力ダイ
アログである。部数入力ダイアログには出力部数をして
いするが、ステイプルソータ102の仕分けビン数が5
であるため、後処理にソートもしくはステイプルソート
を選んでいる時には5部以上を設定する事ができない。
706は、プリンタからのメッセージ等を表示するメッ
セージウインドウである。
【0043】図7では、図6の606で警告メッセージ
1がコンピュータに対して送信された時にプリンタウイ
ンドウ上に表示されるメッセージについて記している。
【0044】メッセージウインドウ706には、ユーザ
ーがステイプルソートありのジョブを送信したが、特定
の画像データのトナーのり量が規定値よりも多くなる事
が予測されるため、ジョブを実行しても出力紙のカール
によりステイプルできないことを示すメッセージ(70
7)を表示する。さらに、ユーザーに対して、そのジョ
ブをステイプルしないで出力するか(708)、のり量
の多い画像データをプレビューし、ユーザーが画像の編
集等を行うように促す(709)かのどちらかを選択さ
せる。
【0045】図8に、図7と同様のコマンドウインドウ
を示す。図8のコマンドウインドウでは、図6の608
で、警告メッセージ2がネットワークプリンタ101よ
り、コンピュータ上に送信された時のウインドウであ
る。
【0046】メッセージウインドウ806上には、ユー
ザーが送信したジョブ内の画像のうち、特定の画像デー
タのトナーのり量が規定値よりも多くなる事が予測され
るため、ジョブを実行すると出力紙のカールにより積載
性が悪くなり、仕分けビン出口での紙つまりが起こる確
率が高くなってしまう事を示すメッセージ(807)を
表示する。さらに、ユーザーに対してトナーのり量の多
い画像データをプレビューし、画像の編集等を行うよう
に促すボタン(808)を表示させる。
【0047】図9に、図8と同様のコマンドウインドウ
を示す。図9のコマンドウインドウでは、ジョブ中の全
ての画像データの平均トナーのり量が規定値を上回らな
いと予測されるため、プリントジョブを開始してもソー
トもしくはステイプルソートを完了することができる事
を示すステータスメッセージ807を表示している。
【0048】この様に、予め出力するジョブの全ての画
像データに対してビデオカウントを積算し、トナーのり
量が規定値を上回る画像が存在すれば、警告をジョブ送
信元に送信し、ジョブを開始しないことにより、ステイ
プルソートジョブにも関わらずのり量の多い画像が含ま
れているためにステイプルされない事や、ジョブが処理
の途中で中断する事を防ぐことができる。
【0049】本実施例では図示しないが、ジョブがトナ
ーのり量警告によって開始していない間、ネットワーク
プリンタ101は他のジョブを受付け、のり量の警告が
無い場合は先にジョブを処理することができる。そのた
め、ネットワークプリンタの動作が中断することなく印
刷の生産性が損なわれることは無い。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば前述の如くプリントジョ
ブ開始時に、ジョブ内の全ての画像のトナーのり量を予
測し、トナーのり量アラーム発生する濃度の濃い画像が
含まれる場合、プリントジョブを開始しないことによ
り、ステイプルが行なわれずにジョブが終了したり、ジ
ョブがプリント途中に中断することを防ぐことのできる
画像形成装置を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施例におけるネットワークプリンタ及び
ステイプルソータと、ネットワーク上に接続されたコン
ピュータを示す構成図
【図2】 本実施例におけるネットワークプリンタの要
部断面図
【図3】 本実施例におけるステイプルソータの要部断
面図
【図4】 本実施例におけるネットワークプリンタを制
御するCPU及びインタフェース回路を示す構成図
【図5】 図4におけるROM及びRAMのアドレスマ
ッピングを示す説明図
【図6】 本実施例における、プリントジョブ受付時の
トナーのり量警告の有無についての判断を示すフローチ
ャート
【図7】 本実施例における、トナーのり量警告1が発
生した時のジョブ送信元コンピュータのプリンタに関す
るコマンドウインドウを示す説明図
【図8】 本実施例における、トナーのり量警告2が発
生した時のジョブ送信元コンピュータのプリンタに関す
るコマンドウインドウを示す説明図
【図9】 本実施例における、トナーのり量警告が発生
しなかった時のジョブ送信元コンピュータのプリンタに
関するコマンドウインドウを示す説明図
【符号の説明】
101 プリンタ 102 ステイブルソータ 103 ネットワーク 104、105,106,107 コンピュータ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/00 106 H04N 1/00 106Z (72)発明者 砂田 秀則 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 山本 悟 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 佐藤 光彦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 本山 栄一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 黄 松強 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2C061 AP01 AP04 AQ06 AR01 AS02 HK18 HK23 HN22 HQ06 2H027 DA36 DC01 DD02 DE07 EE08 EE10 EH08 EJ13 EJ15 HB02 HB13 ZA07 5C062 AA02 AA05 AA14 AB22 AB38 AC04 AC21 AC55 BA04

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子写真方式等によりトナー像を形成
    し、記録紙に前記トナー像を転写後、記録紙とトナーを
    加熱及び加圧することにより記録紙上にトナー像を定着
    させる装置を有する画像形成装置において、 画像形成開始よりも前に前記トナー像形成時にトナー像
    が単位面積あたりに消費するトナー量を予測する、消費
    トナー量予測手段と、単位面積あたりの規定トナー量を
    記憶する規定トナー量記憶手段と、前記予測トナー量と
    前記規定トナー量を比較して、前記予測トナー量が前記
    規定トナー量を上回れば、画像形成しない様にする画像
    形成開始制御手段とを有することを特徴とする画像形成
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載における消費トナー量予測
    手段は、画像形成される画像データの画素値の積算から
    演算されることを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載における単位面積あたりの
    規定トナー量記憶手段は、単位面積あたりの画素値の積
    算値を表していることを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載における画像形成開始制御
    手段は、前記トナー像の形成及び、前記記録紙に対する
    トナー像の転写の開始制御を含むことを特徴とする画像
    形成装置。
  5. 【請求項5】 電子写真方式によるトナー像形成と記録
    紙上へのトナー像の転写と、前記トナー像の記録紙への
    定着を行うネットワークプリンタと、前記ネットワーク
    プリンタと同じネットワークに接続されたコンピュータ
    と、前記コンピュータより、画像データを前記ネットワ
    ークプリンタに送信してプリントを行う時、前記ネット
    ワークプリンタが、画像データ上のビデオカウントを積
    算し、前記積算値が前記ネットワークプリンタ内に格納
    されている規定ビデオカウントを上回る時、前記画像デ
    ータのプリントをスタートしないプリントスタート制御
    手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載におけるプリントスタート
    制御手段には、プリントをスタートしないだけでなく、
    前記画像データを送信したコンピュータに対して、警告
    を発する手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記ネットワークプリンタから排出され
    た記録紙をソート及びステイプルソートを含む後処理を
    行う後処理装置を含む、電子写真方式によるトナー像形
    成と記録紙上へのトナー像の転写と、前記トナー像の記
    録紙への定着を行うネットワークプリンタにおいて、前
    記ネットワークプリンタと同じネットワークに接続され
    たコンピュータから前記ネットワークプリンタに対して
    送信されたプリントジョブにソートもしくはステイプル
    ソートを含む後処理が指定される時、ジョブに含まれる
    全ての画像データの記録紙に対する単位面積辺りのトナ
    ーのり量を計算し、前記トナーのり量が規定値を上回る
    時に、プリントジョブを開始しないことを特徴とする画
    像形成装置。
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