JP2003148711A - 焼却炉 - Google Patents

焼却炉

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JP2003148711A JP2001342762A JP2001342762A JP2003148711A JP 2003148711 A JP2003148711 A JP 2003148711A JP 2001342762 A JP2001342762 A JP 2001342762A JP 2001342762 A JP2001342762 A JP 2001342762A JP 2003148711 A JP2003148711 A JP 2003148711A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 燃焼による被焼却物のガス化と灰化の処理と
発生したガスから有害物質を分解する処理と生じた灰の
処理とを効率良くでき、有害物質の排出を基準値未満に
抑え、メンテナンスが容易で寿命の長い、小型化に適し
た焼却炉の提供を課題とする。 【解決手段】 被焼却物を燃焼してガスと灰とにする第
1燃焼室A、該室Aからのガスに十分な空気を加えて再
燃焼させる再燃焼室B、再燃焼室Bからのガスを空気と
接触反応させる接触反応室C、第1燃焼室Aからの灰を
溶融燃焼させる灰溶融室Dを有し、第1燃焼室Aには、
投入された被焼却物を載せて燃焼させると共に水平姿勢
と傾斜姿勢とがとれる火床30と、傾斜姿勢にされた火
床30から移動、落下してくる灰を溜める灰溜め部31
とを設け、灰溜め部31には溜まった灰を開閉自在に下
方の灰溶融室Dに導く開閉手段35を設けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は焼却炉に関し、比較
的小規模の焼却炉として適し、都市ゴミや一般廃棄物の
他、プラスチックス等の高分子化合物を含む産業廃棄物
等を効率良く焼却することができると共に、ダイオキシ
ン等の有害物質の排出を基準未満に十分に抑えることが
できる焼却炉に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に焼却炉における焼却は、被焼却物
の乾燥、乾留ガス化、気化燃焼、固体燃焼、後燃焼(灰
の処理)といった燃焼過程を経て行われる。そして小型
焼却炉の場合は、燃焼室には通常、固定の火格子が用い
られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記のような
固定の火格子を用いた小型焼却炉の場合は、スペースが
少ないことから、火格子上での被焼却物の乾燥、乾留ガ
ス化、気体燃焼、固体燃焼といった処理と、それによっ
て火格子上に蓄積されてくる灰の処理との両方を、相互
に不都合なく且つ効率良く、確実に行うことが難しいと
いう問題があった。また前記被焼却物の乾燥、乾留ガス
化、気体燃焼という処理と、発生したガスからの有害物
質分解のための処理との両方を、相互に不都合なく且つ
効率良く、確実に行うことが難しいという問題があっ
た。そして火格子上での燃焼が高温になりすぎると、被
焼却物の灰が溶融してクリンカーが生じ、焼却炉に損傷
を与えたり、クリンカーが炉内表面にこびりつくことで
その後の使用やメンテナンスを著しく困難にする等の問
題があった。その一方、燃焼温度が低いとダイオキシン
等が発生し易くなり、燃焼も完全に行われないという問
題があった。
【0004】そこで本発明は上記従来の小型焼却炉にお
ける問題を解消し、小規模用の焼却炉として好ましく用
いることができ、また被焼却物の乾燥、乾留ガス化、気
体燃焼、固体燃焼という処理と、それによって発生した
ガスから有害物質を分解するための処理と、被焼却物の
燃焼により生じる灰の処理とを、それぞれをうまく区別
して行うことができ、よって何れの処理をも効率良く行
うことができると共に、有害物質の排出を確実に基準値
未満に抑えることができ、加えてクリンカー等の発生に
よる炉寿命の低下をなくすことができる焼却炉の提供を
課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、本発明の焼却炉は、投入された被焼却物を燃焼して
ガスと灰とにさせる第1燃焼室と、該第1燃焼室の上部
から上方に導かれてくるガスを更に十分な空気を加えて
再燃焼させる再燃焼室と、該再燃焼室で燃焼されたガス
を十分に空気と接触反応させる接触反応室と、前記第1
燃焼室から下方に導かれた灰を溶融燃焼させる灰溶融室
とを有し、前記第1燃焼室には、投入された被焼却物を
その上に載せて燃焼させると共に水平姿勢と傾斜姿勢と
をとることができるように構成した火床と、該火床が前
記傾斜姿勢にされた際に火床から移動して落下してくる
灰を溜める灰溜め部とを設け、該灰溜め部には溜まった
灰を開閉自在に下方の前記灰溶融室に導く開閉手段を設
けてあることを第1の特徴としている。また本発明の焼
却炉は、上記第1の特徴に加えて、第1燃焼室に対して
燃焼バーナを、再燃焼室に対して再燃焼バーナを、灰溶
融室に対して灰溶融バーナをそれぞれ配備し、また第1
燃焼室には、該室での燃焼を助長するための1次空気導
入手段と、第1燃焼室内に全体的に空気を供給すると共
に第1燃焼室内の温度を調節するための2次空気導入手
段とを配備し、また再燃焼室には該室での再燃焼を完全
燃焼とするのに必要な空気量を導入するための再燃焼空
気導入手段を配備してあることを第2の特徴としてい
る。また本発明の焼却炉は、上記第1又は第2の特徴に
加えて、傾斜姿勢にある火床を振動させる火床振動手段
を配備してあることを第3の特徴としている。また本発
明の焼却炉は、上記第1〜3の何れかの特徴に加えて、
灰溶融室で発生した高温ガスを温度調節して第1燃焼室
に循環させることを第4の特徴としている。また本発明
の焼却炉は、上記第1〜4の何れかの特徴に加えて、第
1燃焼室内での燃焼雰囲気温度を800〜950℃に制
御し、再燃焼室から接触反応室内の雰囲気温度を100
0〜1100℃に制御することを第5の特徴としてい
る。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の焼却炉の実施形態を、以
下の図面を参照して更に説明する。図1は本発明に係る
焼却炉の縦断面図、図2は図1のI−I断面図、図3は
火床の正面図、図4は火床の側面図である。図5はホッ
パーの開閉蓋を示す概略図、図6は十分な空気の存在下
において燃焼されたガス中のCO濃度と雰囲気温度との
関係を示す図である。
【0007】炉本体10は、その外壁の大部分が耐火壁
で構成されており、少なくとも炉本体10の上半部は天
井壁11a、前壁11b、後壁11c、及び図示しない
左右側壁から形成されている。また外壁であっても、あ
まり高温にならない一部は金属壁12で構成されてい
る。炉本体10の一側面に被焼却物の投入口20が設け
ら、該投入口20の奥に第1燃焼室Aが構成されてい
る。
【0008】前記投入口20にはスライドシャッター2
1が設けられ、該スライドシャッター21が駆動機21
1によって上方に引き上げられることで投入口20が開
き、またスライドシャッター21が降下されることで投
入口20が閉止されるようになっている。前記投入口2
0の外に投入用のホッパー22が設けられている。ホッ
パー22には開閉蓋23が設けられ、またプッシャー2
4が設けられている。前記開閉蓋23は、図5に示すよ
うに、駆動機231によってホッパー22閉止位置とホ
ッパー22開放位置とに移動されるようになされてい
る。また前記プッシャー24は駆動機241によって進
退され、後退位置から進出されることで、ホッパー22
内にある被焼却物を前記スライドシャッター21が開い
た投入口20から第1燃焼室A内に押し入れる。
【0009】第1燃焼室Aには、前記投入口20から投
入された被焼却物を受け取ってその上に載せる火床30
を設けている。また第1燃焼室Aには、前記火床30の
前方に灰溜め部31を設けている。前記火床30は水平
姿勢と傾斜姿勢とがとれるように構成されており、傾斜
姿勢をとることで火床30上の灰を前記灰溜め部31側
に移動させて落下させることができるようにしている。
更に第1燃焼室Aには、前記火床30に載せられた状態
の被焼却物に対して炎を浴びせることができるようにし
た燃焼バーナ32を配備している。また第1燃焼室A内
での被焼却物の燃焼を助長するための1次空気導入手段
33を配備している。また第1燃焼室Aには該室内の温
度を検出する図示しない温度センサが設けられている。
【0010】図3、4も参照して、前記火床30は、火
床本体301が回転軸302に固定されており、駆動機
303によりアーム304を介して回転軸302が回転
することで、前記火床本体301が水平姿勢と傾斜姿勢
とをとることができるようになされている。図1におい
て、305は当り片で、火床本体301が傾斜姿勢をと
った時に火床本体301の底面がその上に当接して止ま
るようになっている。前記火床本体301には、複数本
の溝301aが火床本体301の傾斜方向と同方向に構
成されており、1次空気導入手段33から吹き出された
空気が前記溝301aの谷間にも入っていくようになさ
れている。また火床本体301は底付きであるので、該
火床本体301から直接的に下方に灰が落下するような
ことはなく、後述するように、火床本体301が傾斜姿
勢とされた時に、灰が火床本体301上を前方の灰溜め
部31へと移動して落下する。前記火床振動手段34
は、火床本体301が傾斜姿勢となっている時に前記ア
ーム304と火床振動手段34の振動子341とが当接
状態となり、振動子341が振動されることで当接する
アーム304を介して火床本体301が振動される。火
床本体301が振動されることで、傾斜した火床本体3
01上の灰が容易に傾斜前方に移動して灰溜め部31に
落下される。
【0011】前記灰溜め部31は、既述したように火床
30の傾斜方向の前方に設けられている。灰溜め部31
の底である床には開閉手段である開閉シャッター35が
設けられている。開閉シャッター35は駆動機351に
より車両352がレール等の軌道353上を進退される
ことで、灰溜め部31の底を開閉する。開閉シャッター
35が開けられることで、灰溜め部31の灰が下方に落
下し、灰溶融室Dに導かれる。
【0012】前記燃焼バーナ32は石油バーナ等の液体
燃料バーナやガスバーナとすることができる。燃焼バー
ナ32は炉本体10の外から第1燃焼室A内に炎噴出口
を臨ませるように配備する。燃焼バーナ32には当然で
あるが図示しない燃料供給手段、空気供給手段及びそれ
らの制御手段等が設けられている。
【0013】前記1次空気導入手段33は、例えば押し
込み空気ファン331と空気ヘッダー332と空気ノズ
ル333とから構成することができる。そして前記空気
ノズル333は、図4に示すように、火床30の基端側
の斜め上方から火床30に向けて斜め下方前方に1次空
気を吹き出すように配備されている。また前記空気ノズ
ル333は、図3に示すように、火床本体301の各溝
301aに沿って1次空気が流れるように、各溝301
aに対応するような形で複数個の吹き出し口を設けるよ
うにしてもよい。このように構成することで、空気を被
焼却物の燃焼に効率よく供給することができ、第1燃焼
室Aでの燃焼を助長することができる。また火床30が
傾斜姿勢にある時においても、1次空気が火床30の傾
斜姿勢に沿うように吹き出されることになって、火床3
0上の溝301a等にある燃え残り等の燃焼を十分に助
長しながら傾斜前方への移動を促進させることができ
る。
【0014】第1燃焼室Aの前記火床30よりも下方の
空間Eに、2次空気導入手段36を配備している。即
ち、2次空気導入手段36からの2次空気を空間E内に
吹き出すようにし、該2次空気が前記火床30の周囲の
隙間から第1燃焼室Aに供給されるようにしている。こ
の2次空気は第1燃焼室Aに対して全体的に供給される
ようにした空気で、第1燃焼室Aでの燃焼に対する全体
的な空気補給の役割の他、該2次空気の供給によって第
1燃焼室Aの雰囲気温度を調節する役割を果たす。即ち
単純には、前記1次空気の供給により燃焼が助長される
こと等により第1燃焼室A内の温度が必要以上に上昇す
る場合に、2次空気量を増やすことで第1燃焼室A内の
温度を低下させ、温度調節をはかる役割を持たせてい
る。
【0015】第1燃焼室Aでの燃焼により発生したガス
は、ガス誘導路40を通って、再燃焼室Bに送られる。
前記ガス誘導路40は、第1燃焼室Aの前記投入口20
がある側とは反対側の第1燃焼室後壁11dの上端天井
部を出発点として斜め上方前方へ延びた後に前記前壁1
1bに平行した状態に垂直方向に延設されてなる仕切り
兼用のガイド壁13と、前記前壁11b、及び図示しな
い一対の左右の側壁とによって囲まれた通路空間として
構成されている。これによって第1燃焼室Aで発生した
ガスが第1燃焼室Aの天井部からガス誘導路40を通っ
て上昇される。前記ガイド壁13の上端13aは、天井
壁11aに至ることなく終り、よって第1燃焼室Aで発
生したガスは前記ガイド壁13の上端13aから出るこ
とで再燃焼室Bに入る。
【0016】再燃焼室Bは、前記ガイド壁上端13aよ
りも上の空間であって、前記天井壁11aと前壁11b
と仕切り壁52とで囲まれた空間である。前記再燃焼室
Bには、再燃焼バーナ50と再燃焼空気導入手段51と
が配備されている。また該再燃焼室B内の雰囲気温度を
検出する図示しない温度センサを配備している。前記再
燃焼バーナ50は前壁11bの上部から内部に臨まさ
れ、火炎が前記ガス誘導路40を上昇してきたガスを巻
き込んで再燃焼室B内に吹き出されるように方向付けら
れて配備されている。再燃焼バーナ50は前記燃焼バー
ナ32と同様に、石油等の液体燃料バーナやガスバーナ
とすることができる。前記再燃焼空気導入手段51は再
燃焼室Bでのガスの燃焼を完全燃焼とするのに十分な空
気量を導入するための手段で、前記ガス誘導路40から
再燃焼室Bに入って行くガスに十分な空気が加えられる
よう、前記再燃焼バーナ50の近傍の前壁11bや天井
壁11aから空気ノズルを再燃焼室B内部に臨むように
配備している。
【0017】前記再燃焼室Bの下流に接触反応室Cが設
けられる。該接触反応室Cは再燃焼室Bの下方のガイド
壁13と仕切り壁52とで挟まれた空間と、該空間から
仕切り壁53の下端を越えて、仕切り壁52と後壁11
cと天井壁11aとガイド壁13とで囲まれた空間とか
らなる。再燃焼室Bで再燃焼されたガスは、矢印で示す
ように、降下して接触反応室Cに入り、更に仕切り壁5
2の下端を越えてもう一つの接触反応室Cに入り、その
後、ガス排出口53から排出される。54は灰排出口
で、接触反応室Cをガスが通過する間に沈降して溜まっ
た灰を排出するのに用いる。前記ガス排出口53を出た
ガスは、図示しない水冷式等のガス冷却塔を経て冷却さ
れ、サイクロセパレータやバグフィルター等からなる集
塵機で固形物を除去された後、大気に開放される。
【0018】上記第1燃焼室Aの灰溜め部31の下方に
開閉シャッター35を介して構成される灰溶融室Dは、
水冷耐火壁等で周囲が構成されると共に、前記灰溜め部
31から導かれた灰がその中で加熱溶融されながら出口
に向かって移動していくような構成としている。灰溶融
室Dには灰溜め部31からの灰を加熱溶融するための灰
溶融バーナ60が配備される。また灰溶融室Dの雰囲気
温度を検出する図示しない温度センサが配備される。灰
溶融室Dでは高温ガスの流れを、溶融灰の流れの方向と
同方向に誘導した後、灰溶融室Dの溶融物出口63付近
から循環路61を介して前記第1燃焼室Aに循環するよ
うに構成している。循環路61を通るガスは、その途中
で空気混入手段61aにより第1燃焼室Aでの燃焼温度
程度以下に冷却され、第1燃焼室Aに戻される。また灰
溶融室Dには掃除用の扉62が設けられ、必要に応じて
内部を掃除できるようになされている。灰溶融室Dから
の溶融物は溶融物出口63から水タンク等の受けタンク
64に排出され、冷却、固形化される。
【0019】次に本発明の焼却炉での作用ないし動作、
及び動作制御について説明する。投入ホッパー22への
被焼却物の投入は、スライドシャッター21を閉じた状
態において投入ホッパー22の開閉蓋23を開いて行
う。投入ホッパー22内の被焼却物の第1燃焼室Aへの
投入は、前記開閉蓋23が閉じている時にスライドシャ
ッター21を開き、プッシャー24を進出させることで
行う。第1燃焼室A内に投入された被焼却物は水平姿勢
とされた火床30上に載る。
【0020】第1燃焼室A内に被焼却物が投入され、ス
ライドシャッター21が閉止されると、燃焼バーナ32
が着火されて燃焼が開始される。燃焼バーナ32の着火
に先立って、2次空気導入手段36による2次空気の導
入、1次空気導入手段33による1次空気の導入が開始
され、再燃焼空気導入手段51による再燃焼用空気の導
入が開始される。また燃焼バーナ32の着火に続いて再
燃焼バーナ50が着火される。
【0021】第1燃焼室Aでの燃焼はバッチ処理的に行
われる。投入ホッパー22から第1燃焼室Aへの1回毎
の投入量はほぼ一定であるので、燃焼バーナ32による
前記1回分の被燃焼物の燃焼もある程度の時間範囲内で
完了する。被燃焼物の燃焼が終了すると、火床30を水
平姿勢から傾斜姿勢とし、火床振動手段34により火床
30を振動させて火床30上の灰を灰溜め部31に移動
・落下させ、再び水平姿勢に戻す。そして火床30が水
平に戻ったところで、再びスライドシャッター21を開
いてプッシャー24による被焼却物の投入を行う。この
動作を繰り返す。前記第1燃焼室Aへの被焼却物の投入
動作から次の投入動作までの一連の動作は自動的に行う
ようにしてもよい。即ち、第1燃焼室Aへの1回の投入
量を一定とすると、その投入量を第1燃焼室Aで燃焼さ
せてその燃焼を完了させる時間もほぼ一定時間、例えば
4分で行うことが可能となる。従って被焼却物の投入か
ら、例えば4分が経過した時に火床30の姿勢を水平姿
勢から傾斜姿勢に姿勢変更し、また火床振動手段34を
駆動し、更に前記火床30上の傾斜姿勢によって灰が灰
溜め部31に落下を完了するのに必要な時間、例えば投
入から4分50秒後に再び火床30を水平姿勢に戻し、
投入から5分が経過した時に次の被焼却物の投入を開始
するように、一連の動作を自動制御することができる。
そしてまた前記火床30を一定回数、例えば5回傾斜姿
勢とした都度、前記灰溜め部31の開閉シャッター35
を開いて、溜まっている灰を灰溶融室D側に導くように
自動制御することができる。前記第1燃焼室Aでの、ス
ライドシャッター21、プッシャー24、火床30、火
床振動手段34、開閉シャッター35の一連の自動動作
制御は、図示しないコントローラに内臓のマイクロコン
ピュータにプログラムを組み込むことで行うことができ
る。勿論、前記自動制御において、被焼却物の各投入毎
における第1燃焼室Aでの燃焼の完了については、燃焼
の完了を検出するセンサを用いて検出し、その燃焼完了
を検出した時点で火床30が傾斜されるようにしてもよ
い。また火床30の水平姿勢への復帰については、火床
30上の灰が灰溜め部31に落下したのをセンサで検出
するようにし、その検出をもって復帰させるようにして
もよい。更に被焼却物の投入は、2回目以降においては
火床30が水平姿勢に復帰したことを条件に行うように
することができる。
【0022】第1燃焼室Aでの被燃焼物の燃焼は、雰囲
気温度が800〜950℃になるように制御する。好ま
しくは雰囲気温度が850〜950℃の範囲となるよう
に制御する。この温度範囲とする理由は、要するに第1
燃焼室Aでの被焼却物の燃焼温度が低い場合にはダイオ
キシン等の有害物質が発生しやすく、また燃焼温度が高
すぎる場合は被燃焼物が溶融してクリンカーを生じるか
らであり、これらの発生を予防するためである。第1燃
焼室Aの雰囲気温度は図示しない温度センサで検出され
る。この検出値はコントローラに送られ、コントローラ
は前記検出値を予め記憶させている所定の温度範囲と比
較し、必要な温度制御動作を燃焼バーナ32、1次空気
導入手段33、2次空気導入手段36等に指令する。コ
ントローラは検出された温度が950℃を超える場合に
は、燃焼バーナ32を消火させる。また下限温度を下回
る場合は、消火している燃焼バーナ32を着火させる。
また所定の温度範囲内であっても、温度が低い場合は1
次空気導入手段33からの1次空気を増加させ、温度が
高い場合は2次空気を短期的に増加させて雰囲気温度を
低下させ、或いは燃焼バーナ32の燃焼量を調整するこ
とで温度調整ができるようにしてある。
【0023】第1燃焼室Aにおいて、投入された被焼却
物は乾燥され、乾留ガス化され、ガスとなったものは気
化燃焼される。またガス化されずに残ったものは固体燃
焼される。第1燃焼室Aで発生したガスは上昇し、ガス
誘導路40を通って再燃焼室Bに導かれる。再燃焼室B
に導かれるガスの多くは未燃焼ガスである。このガスに
対して再燃焼空気導入手段51から前記ガスが十分に完
全燃焼されるだけの空気を送り、再燃焼バーナ50によ
り再燃焼を行い、引き続いて接触反応室Cを通過する間
に空気との十分な接触反応を行わせてガスの完全燃焼を
図る。再燃焼室B及びこれに続く接触反応室Cにおける
雰囲気温度は、1000〜1100℃の範囲に制御す
る。好ましくは1000〜1050℃に制御する。温度
制御は、再燃焼室Bに設けた図示しない温度センサでの
検出温度をコントローラにおいて予め記憶させている温
度範囲、例えば1000〜1050℃と比較し、この範
囲内に雰囲気温度が保持されるように前記再燃焼バーナ
50の火炎出力を調整することで行うことができる。前
記接触燃焼室Cは、該室Cを通過してガス排出口53か
ら排出されるまでのガスの滞留時間が2秒以上になるよ
うに構成している。これによってガスが十分に空気との
接触反応を行うことができるようにしている。
【0024】再燃焼室B及び接触反応室Cにおける雰囲
気温度を1000〜1100℃の範囲とするのは、その
理由の1つとして、クリンカーの発生を防ぐためであ
る。灰の溶融点は1050〜1080℃であり、灰の温
度がその温度を超えると溶融してクリンカーが発生す
る。しかし雰囲気温度が1100℃程度までは、実際の
灰の温度は1050℃未満となって、クリンカーの発生
を防ぐことができる。第2の理由は、ガスの完全燃焼を
達成することで、COガスの発生を最小限にし、これに
よってダイオキシンの発生及び排出を基準未満とするこ
とである。
【0025】図6は十分な空気量と接触時間を確保した
状態における雰囲気温度とガス中のCO濃度との関係を
示す図である。この図6から明らかなように、雰囲気温
度を1000〜1050℃に維持することで、ガス中の
CO濃度を最小にする(即ち完全燃焼の度合いを最大に
する)ことができる。これによって塩素が炭素に結び付
くチャンスをなくして、燃料系ダイオキシン等の発生を
防止し或いは存在しているダイオキシンやその他の有害
物質を熱分解して、排出を許容基準値未満に抑制するこ
とができる。勿論、ガス排出口53から出たガスに残留
した排ガス塵等は、既述したガス冷却塔、サイクロセパ
レータやバグフィルター等からなる集塵機を経る間に除
去される。
【0026】前記第1燃焼室Aの灰溜め部31に溜まっ
た灰は、一定のタイミングで灰溶融室Dに導く。灰溜め
部31の開閉シャッター35を開くタイミングは、既述
したように、前記火床30の傾斜回数が一定回数に達す
る毎に自動的に開くようにすることができる。また第1
燃焼室Aでの運転が一定時間経過する毎に自動的に開く
ようにすることも可能である。また灰溜め部31での灰
の溜まり具合をセンサで検出し、灰が一定以上溜まった
時に自動的に開くようにしてもよい。その他、灰の溜ま
り具合を耐熱ガラス窓から作業が監視して、開閉シャッ
ター35を開くようにしてもよい。開閉シャッター35
を開いている間は、灰溶融室Dの灰溶融バーナ60は、
その燃焼を停止し或いは燃焼量を十分に落とすように自
動制御する。この自動制御は、例えばコントローラをし
て、開閉シャッター35に対する開閉動作指令に先立っ
て灰溶融バーナ60の燃焼停止或いは最小燃焼化を指令
させるようプログラムを組むと共に、開閉シャッター3
5の再閉止を条件に灰溶融バーナ60の再着火或いは燃
焼能力の再増加を指令させるようプログラムを組むこと
で行うことができる。
【0027】灰溶融室Dの雰囲気温度は1300〜14
00℃に維持するようにするが、要は灰溜め部31から
導入されてきた灰を溶融することができる温度以上であ
ればよい。灰溶融室Dの雰囲気温度は図示しない温度セ
ンサによって検出され、コントローラにおいて予め記憶
させている設定温度範囲と比較し、該設定温度範囲内と
なるように灰溶融バーナ60の燃焼能力が調整される。
具体的な制御方法は、比例制御による等、従来周知の種
々の方法で行うことができる。溶融された灰は水等の冷
却媒を入れた受けタンク64に落下され、固化された
後、外部に排出される。灰溶融室Dで発生した高温ガス
は、溶融灰の流れの方向に流れて循環路61に入り、空
気混入手段61aからの冷却用空気によって第1燃焼室
Aでの雰囲気温度範囲内の適当な温度まで冷却され、第
1燃焼室Aに循環される。
【0028】
【発明の効果】本発明は以上の構成、作用よりなり、請
求項1に記載の焼却炉によれば、投入された被焼却物を
燃焼してガスと灰とにさせる第1燃焼室と、該第1燃焼
室の上部から上方に導かれてくるガスを更に十分な空気
を加えて再燃焼させる再燃焼室と、該再燃焼室で燃焼さ
れたガスを十分に空気と接触反応させる接触反応室と、
前記第1燃焼室から下方に導かれた灰を溶融燃焼させる
灰溶融室とを有し、前記第1燃焼室には、投入された被
焼却物をその上に載せて燃焼させると共に水平姿勢と傾
斜姿勢とをとることができるように構成した火床と、該
火床が前記傾斜姿勢にされた際に火床から移動して落下
してくる灰を溜める灰溜め部とを設け、該灰溜め部には
溜まった灰を開閉自在に下方の前記灰溶融室に導く開閉
手段を設けてあるので、第1燃焼室においては、火床を
水平姿勢と傾斜姿勢とに姿勢変更することで、火床上で
被焼却物を燃焼させることができると共に、それによっ
て発生した灰を火床上から速やかに除去して灰溜め部に
溜めておくことができる。よって被焼却物の燃焼処理と
生じた灰の処理とを別々に行うことができ、燃焼処理と
灰処理とをそれぞれ効率良く行うことが可能となる。即
ち、燃焼処理は灰を火床から除去することで次々に処理
を繰り返すことができ、また灰処理は灰溜め部に一定量
が溜まった時点でまとめて処理を行うことができる。よ
って被焼却物の処理を効率良く速やかに行うことができ
る。また前記火床は水平姿勢と傾斜姿勢とをとるように
したことで、火床と灰溜め部とを同じ第1燃焼室内の近
い領域内にコンパクトに構成することができる。よって
焼却炉における被焼却物の燃焼処理とその灰の処理と
を、小型化した焼却炉においても行うことが可能となっ
た。更に第1燃焼室で発生したガスは再燃焼室及び接触
反応室に導いて十分な空気の下で且つ十分な接触反応を
確保して処理することができるので、第1燃焼室で発生
したガスの完全燃焼化を確実に行うことが可能となり、
また第1燃焼室に溜められた灰は灰溜め部に設けた開閉
手段によって下方の灰溶融室に導いて溶融を行うので、
別の室にて灰処理を確実に行うことが可能となる。即ち
本発明の焼却炉によれば、小型の焼却炉であっても、被
焼却物の乾燥、乾留ガス化、気体燃焼、固体燃焼という
処理(第1燃焼室の役割)と、それによって発生したガ
スから有害物質を分解するために行う更なる燃焼処理
(再燃焼室及び接触反応室の役割)と、被焼却物の燃焼
により生じる灰の処理(灰溶融室の役割)とを、それぞ
れをうまく区別して、全体として何れの処理をも効率良
く確実に行うことができる。また請求項2に記載の焼却
炉によれば、上記請求項1に記載の構成による効果に加
えて、第1燃焼室に対して燃焼バーナを、再燃焼室に対
して再燃焼バーナを、灰溶融室に対して灰溶融バーナを
それぞれ配備し、また第1燃焼室には、該室での燃焼を
助長するための1次空気導入手段と、第1燃焼室内に全
体的に空気を供給すると共に第1燃焼室内の温度を調節
するための2次空気導入手段とを配備し、また再燃焼室
には該室での再燃焼を完全燃焼とするのに必要な空気量
を導入するための再燃焼空気導入手段を配備してあるの
で、第1燃焼室においては、燃焼バーナによる被燃焼物
の燃焼を行いながら1次空気導入手段からの空気による
バーナ燃焼の助長を図ることができると共に、2次空気
導入手段による第1燃焼室全体の空気量の確保と第1燃
焼室内の雰囲気温度の調節を図ることができる。これに
よって第1燃焼室での燃焼バーナの燃焼状態を調整する
ことができると共に、雰囲気温度を容易に調整すること
ができる。また再燃焼室においては、再燃焼バーナによ
って第1燃焼室から導入されてきたガスを再燃焼させつ
つ、再燃焼空気導入手段によって十分な空気量を与えて
完全燃焼を行わせることができる。また灰溶融室におい
ては、灰溶融バーナによって第1燃焼室から導入されて
きた灰を溶融することができる。よってこれらの総合に
より、第1燃焼室、再燃焼室及び灰溶融室において、そ
れぞれの役割をもって燃焼を行うことができると共に、
空気量の調整や雰囲気温度の調整を行うことができる。
また請求項3に記載の焼却炉によれば、上記請求項1又
は2に記載の構成による効果に加えて、傾斜姿勢にある
火床を振動させる火床振動手段を配備してあるので、火
床を傾斜姿勢にした時に振動を与えることができ、火床
上の灰をスムーズに傾斜前方に移動させて灰溜め部に落
下させることができる。また請求項4に記載の焼却炉に
よれば、上記請求項1〜3の何れかに記載の構成による
効果に加えて、灰溶融室で発生した高温ガスを温度調節
して第1燃焼室に循環させるので、熱効率の無駄を無く
すと共に、灰溶融室で発生した高温ガスに含まれる灰塵
等の外部への排出を防止することができる。また請求項
5に記載の焼却炉によれば、上記請求項1〜4の何れか
記載の構成による効果に加えて、第1燃焼室内での燃焼
雰囲気温度を800〜950℃に制御し、再燃焼室から
接触反応室内の雰囲気温度を1000〜1100℃に制
御するようにしたので、第1燃焼室においてはクリンカ
ーの発生を防止しながら被焼却物の効率のよい燃焼、及
びダイオキシンの発生がなされ難い燃焼を行うことがで
き、加えて再燃焼室から接触反応室においてもクリンカ
ーの発生を十分に防ぎながら且つCO濃度を最小限に抑
えた完全燃焼を図り、ダイオキシン等の排出を基準未満
にすることができる。前記第1燃焼室や再燃焼室、接触
反応室でのクリンカーの発生を防ぐことで、クリンカー
発生による厄介なメンテナンスや炉の破損を防止し、長
寿命化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施形態に係る焼却炉の縦断面図であ
る。
【図2】図1のI−I断面図である。
【図3】火床の正面図である。
【図4】火床の側面図である。
【図5】ホッパーの開閉蓋を示す概略図である。
【図6】十分な空気の存在下において燃焼されたガス中
のCO濃度と雰囲気温度との関係を示す図である。
【符号の説明】
10 炉本体 20 投入口 21 スライドシャッター 22 投入ホッパー 23 開閉扉 24 プッシャー 30 火床 301 火床本体 301a 溝 302 回転軸 31 灰溜め部 32 燃焼バーナ 33 1次空気導入手段 333 空気ノズル 34 火床振動手段 35 開閉シャッター 36 2次空気導入手段 40 ガス誘導路 50 再燃焼バーナ 51 再燃焼空気導入手段 52 仕切り壁 60 灰溶融バーナ 61 循環路 A 1燃焼室 B 再燃焼室 C 接触反応室 D 灰溶融室 E 空間

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 投入された被焼却物を燃焼してガスと灰
    とにさせる第1燃焼室と、該第1燃焼室の上部から上方
    に導かれてくるガスを更に十分な空気を加えて再燃焼さ
    せる再燃焼室と、該再燃焼室で燃焼されたガスを十分に
    空気と接触反応させる接触反応室と、前記第1燃焼室か
    ら下方に導かれた灰を溶融燃焼させる灰溶融室とを有
    し、前記第1燃焼室には、投入された被焼却物をその上
    に載せて燃焼させると共に水平姿勢と傾斜姿勢とをとる
    ことができるように構成した火床と、該火床が前記傾斜
    姿勢にされた際に火床から移動して落下してくる灰を溜
    める灰溜め部とを設け、該灰溜め部には溜まった灰を開
    閉自在に下方の前記灰溶融室に導く開閉手段を設けてあ
    ることを特徴とする焼却炉。
  2. 【請求項2】 第1燃焼室に対して燃焼バーナを、再燃
    焼室に対して再燃焼バーナを、灰溶融室に対して灰溶融
    バーナをそれぞれ配備し、また第1燃焼室には、該室で
    の燃焼を助長するための1次空気導入手段と、第1燃焼
    室内に全体的に空気を供給すると共に第1燃焼室内の温
    度を調節するための2次空気導入手段とを配備し、また
    再燃焼室には該室での再燃焼を完全燃焼とするのに必要
    な空気量を導入するための再燃焼空気導入手段を配備し
    てあることを特徴とする請求項1に記載の焼却炉。
  3. 【請求項3】 傾斜姿勢にある火床を振動させる火床振
    動手段を配備してあることを特徴とする請求項1又は2
    に記載の焼却炉。
  4. 【請求項4】 灰溶融室で発生した高温ガスを温度調節
    して第1燃焼室に循環させることを特徴とする請求項1
    〜3の何れかに記載の焼却炉。
  5. 【請求項5】 第1燃焼室内での燃焼雰囲気温度を80
    0〜950℃に制御し、再燃焼室から接触反応室内の雰
    囲気温度を1000〜1100℃に制御することを特徴
    とする請求項1〜4の何れかに記載の焼却炉。
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