JP2003148682A - 流体管保護部材および、流体管保護部材の本体、並びに、流体管および、流体管の本体 - Google Patents

流体管保護部材および、流体管保護部材の本体、並びに、流体管および、流体管の本体

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JP2003148682A
JP2003148682A JP2001347009A JP2001347009A JP2003148682A JP 2003148682 A JP2003148682 A JP 2003148682A JP 2001347009 A JP2001347009 A JP 2001347009A JP 2001347009 A JP2001347009 A JP 2001347009A JP 2003148682 A JP2003148682 A JP 2003148682A
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外観を損なうことなく、しかも、簡単な構造
で、可撓部の屈曲状態を保持することができる、流体管
保護部材を提供する。 【解決手段】 流体管保護部材1は、本体2と芯材3と
からなる。本体2は、冷媒管Lの配管経路に沿って屈曲
可能な蛇腹部2aと、直状ダクト4が連結される連結部
2bとを備える。一方、芯材3は、本体2の長手方向に
沿って設けられ、蛇腹部2aの屈曲を許容すべく変形可
能であるとともに、その形状が維持されて蛇腹部2aの
屈曲状態あるいは真直状態を保持するようになってい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、流体管を内部に
収容して保護する、流体管保護部材および、その流体管
保護部材の本体、並びに、流体管および、その流体管の
本体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、流体管保護部材に類似するケーブ
ル保護部材として、例えば特開2000−224729
号公報に記載されたプロテクタがあった。このプロテク
タ11は、図10に示されるように、両端側が、底板1
2および側板13、13により断面コの字状に形成さ
れ、それら両端側の底板12および側板13、13を繋
ぐように中央に、可撓部としての蛇腹部14が設けられ
ていた。ここで、蛇腹部14の凸条14a、14aに
は、ベルト挿通部15、15が突出するようにして設け
られていた。そして、そのベルト挿通部15、15に、
ベルト部材16が挿通されるようにして渡されていた。
このベルト部材16は、鋸状の凹凸(図示せず)を備え
ており、この凹凸と、ベルト挿通部15に備わる係合片
(図示せず)とが係合することで、蛇腹部14の屈曲状
態が保持された。
【0003】また、このプロテクタ11の他に、従来、
ベルト挿通部15やベルト部材16を設けることなく、
蛇腹部の屈曲状態を、サドルで固定するようにした流体
管保護部材や流体管もあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記従来の
プロテクタ11にあっては、ベルト挿通部15、15が
突出して設けられていたため、その外観を損なうととも
に、そのベルト挿通部15、15が、周囲にある他の部
材と干渉する虞があった。また、このプロテクタ11
は、蛇腹部14の屈曲状態を保持するために、係合片を
備えたベルト挿通部15、15や、鋸状の凹凸を備えた
ベルト部材16、16を、設けなければならず、その構
造が複雑となっていた。
【0005】また、蛇腹部の屈曲状態をサドルで固定す
るタイプの流体管保護部材や流体管にあっては、前記プ
ロテクタ11と同様に、外観を損なうとともに、サドル
が、周囲にある他の部材と干渉する虞があった。さらに
は、この流体管保護部材や流体管を配置する場所によっ
ては、サドルを取り付けることができない場合もあっ
た。
【0006】この発明は、上記した従来の欠点を解決す
るためになされたものであり、その目的とするところ
は、外観を損なうことなく、しかも、簡単な構造で、可
撓部の屈曲状態あるいは真直状態を保持することができ
る、流体管保護部材および、その流体管保護部材の本
体、並びに、流体管および、その流体管の本体を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る、流体管
保護部材および、流体管保護部材の本体、並びに、流体
管および、流体管の本体は、前記目的を達成するため
に、次の構成からなる。すなわち、請求項1に記載の発
明に係る流体管保護部材は、流体管を内部に収容して保
護する保護部材であって、本体と芯材とを有する。ここ
で、前記本体は、前記流体管の配管経路に沿って屈曲可
能な可撓部を備える。そして、前記芯材は、前記本体の
長手方向に沿って設けられ、前記可撓部の屈曲を許容す
べく変形可能であるとともに、その形状が維持されて前
記可撓部の屈曲状態あるいは真直状態を保持する。
【0008】こうして、本体の長手方向に沿って設けら
れた芯材は、可撓部の屈曲を許容すべく変形可能となっ
ているため、この芯材が設けられているにもかかわら
ず、可撓部は、流体管の配管経路に沿って屈曲すること
ができる。そして、その可撓部の屈曲状態あるいは真直
状態は、形状が維持された芯材によって保持される。
【0009】また、請求項2に記載の発明に係る流体管
保護部材のように、請求項1に記載の保護部材におい
て、前記本体は、その両端部分に、他の流体管保護部材
が連結される連結部を備えてもよい。これにより、本体
の連結部に、他の流体管保護部材が連結され、こうし
て、この流体管保護部材に、他の流体管保護部材が接続
される。そして、それら両保護部材によって、流体管が
収容保護される。
【0010】また、請求項3に記載の発明に係る流体管
保護部材のように、請求項1または2に記載の保護部材
において、前記芯材は、前記本体に形成された溝部に、
その溝部の長手方向にずれることが可能となるように嵌
められていてもよい。これにより、芯材は、本体の溝部
に嵌められることで、その本体に取り付けられる。そし
て、芯材は、溝部の長手方向にずれることが可能となっ
ているので、可撓部が屈曲して、溝部の長さが変化する
場合であっても、芯材の各部が、相対的に溝部の長手方
向にずれることができる。
【0011】また、請求項4に記載の発明に係る流体管
保護部材のように、請求項1ないし3のいずれか1項に
記載の保護部材において、前記本体は、天壁または底壁
を備え、その天壁または底壁における、前記本体の幅方
向の中央に、前記芯材が配置されるのが望ましい。これ
により、可撓部が、本体の幅方向に屈曲した場合に、本
体における、芯材が配置された部分の長さの変化が小さ
く、この芯材によって、可撓部の前記幅方向の屈曲が妨
げられることがない。
【0012】また、請求項5に記載の発明に係る流体管
保護部材のように、請求項1ないし4のいずれか1項に
記載の保護部材において、前記本体には、その長手方向
の全域に渡って、一方に開口する開口部、あるいは一方
に開口可能な分断部が設けられてもよい。こうして、本
体に、長手方向の全域に渡って一方に開口する開口部、
あるいは一方に開口可能な分断部が設けられることで、
その開口部あるいは分断部から流体管を本体内に挿入す
ることができる。
【0013】また、請求項6に記載の発明に係る、流体
管保護部材の本体は、流体管を内部に収容して保護する
保護部材の本体である。この本体は、前記流体管の配管
経路に沿って屈曲可能な可撓部を備える。そして、この
本体は、前記可撓部の屈曲を許容すべく変形可能である
とともに、その形状が維持されて前記可撓部の屈曲状態
あるいは真直状態を保持する芯材が、この本体の長手方
向に沿って取り付けられる、取付部を備える。
【0014】こうして、芯材が、取付部に本体の長手方
向に沿って取り付けられると、芯材は可撓部の屈曲を許
容すべく変形可能となっているため、この本体に芯材が
取り付けられるにもかかわらず、可撓部は、配管経路に
沿って屈曲することができる。そして、その可撓部の屈
曲状態あるいは真直状態は、形状が維持された芯材によ
って保持される。
【0015】請求項7に記載の発明に係る流体管は、本
体と芯材とを有する。ここで、前記本体は、配管経路に
沿って屈曲可能な可撓部を備える。そして、前記芯材
は、前記本体の長手方向に沿って設けられ、前記可撓部
の屈曲を許容すべく変形可能であるとともに、その形状
が維持されて前記可撓部の屈曲状態あるいは真直状態を
保持する。
【0016】こうして、本体の長手方向に沿って設けら
れた芯材は、可撓部の屈曲を許容すべく変形可能となっ
ているため、この芯材が設けられているにもかかわら
ず、可撓部は、配管経路に沿って屈曲することができ
る。そして、その可撓部の屈曲状態あるいは真直状態
は、形状が維持された芯材によって保持される。
【0017】また、請求項8に記載の発明に係る流体管
のように、請求項7に記載の流体管において、前記本体
は、その両端部分に、他の流体管が連結される連結部を
備えてもよい。これにより、本体の連結部に、他の流体
管が連結され、こうして、この流体管に、他の流体管が
接続される。
【0018】また、請求項9に記載の発明に係る流体管
のように、請求項7または8に記載の流体管において、
前記芯材は、前記本体に形成された溝部に、その溝部の
長手方向にずれることが可能となるように嵌められてい
てもよい。これにより、芯材は、本体の溝部に嵌められ
ることで、その本体に取り付けられる。そして、芯材
は、溝部の長手方向にずれることが可能となっているの
で、可撓部が屈曲して、溝部の長さが変化する場合であ
っても、芯材の各部が、相対的に溝部の長手方向にずれ
ることができる。
【0019】また、請求項10に記載の発明に係る流体
管のように、請求項7ないし9のいずれか1項に記載の
流体管において、前記本体は、天壁または底壁を備え、
その天壁または底壁における、前記本体の幅方向の中央
に、前記芯材が配置されるのが望ましい。これにより、
可撓部が、本体の幅方向に屈曲した場合に、本体におけ
る、芯材が配置された部分の長さの変化が小さく、この
芯材によって、可撓部の前記幅方向の屈曲が妨げられる
ことがない。
【0020】また、請求項11に記載の発明に係る、流
体管の本体は、配管経路に沿って屈曲可能な可撓部を備
える。そして、この本体は、前記可撓部の屈曲を許容す
べく変形可能であるとともに、その形状が維持されて前
記可撓部の屈曲状態あるいは真直状態を保持する芯材
が、この本体の長手方向に沿って取り付けられる、取付
部を備える。
【0021】こうして、芯材が、取付部に本体の長手方
向に沿って取り付けられると、芯材は可撓部の屈曲を許
容すべく変形可能となっているため、この本体に芯材が
取り付けられるにもかかわらず、可撓部は、配管経路に
沿って屈曲することができる。そして、その可撓部の屈
曲状態あるいは真直状態は、形状が維持された芯材によ
って保持される。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る流体管保護
部材および、流体管保護部材の本体、並びに、流体管お
よび、流体管の本体の、実施の形態を説明する。
【0023】図1ないし図7は、本発明に係る流体管保
護部材および、流体管保護部材の本体の、一実施の形態
を示す。図中符号1は、流体管としての、エアコン用の
冷媒管L、L(図示せず)を内部に収容して保護する流
体管保護部材である。そして、この保護部材1は、本体
2と芯材3とを有している。
【0024】ここで、本体2は、ポリプロピレン樹脂等
の合成樹脂からなり、冷媒管Lの配管経路に沿って屈曲
可能な可撓部としての蛇腹部(波付加工部)2aと、両
端部分に、他の流体管保護部材としての例えば直状ダク
ト4が連結される連結部2bとを備えている。具体的に
は、本体2は、天壁2cと、その天壁2cの各側端部分
から下方に延設される側壁2dとからなり、全体が断面
略コの字状に形成されている。こうして、本体2には、
その長手方向の全域に渡って、一方すなわち下方に開口
する開口部2eが設けられることとなる。そして、本体
2は、長手方向の中央部分が前記蛇腹部2aとなり、長
手方向の両端部分が前記連結部2bとなっている。そし
て、連結部2bには、各側壁2dの内面側に突出する係
合部2fが形成されており、この係合部2fが、直状ダ
クト4の被係合部(図示せず)と係合することで、連結
部2bに、直状ダクト4が連結される(図6、図7参
照)。また、本体2には、その本体2の長手方向に沿っ
て、芯材3が取り付けられる取付部としての溝部2gが
形成されている。詳細には、溝部2gは、天壁2cの内
面側であって、本体2の幅方向の中央に、一方の連結部
2bの中間から、蛇腹部2aを通って、他方の連結部2
bの中間まで延びるようにして形成されている。そし
て、この溝部2gは、連結部2b、2b、および、蛇腹
部2aの内方に向かって突出する内側凸条2h、2hに
おいて、開口側が幅狭に形成されている(図3、図5参
照)。
【0025】芯材3は、例えば、鉄、銅等の針金からな
り、本体2に形成された溝部2gに、その溝部2gの長
手方向にずれることが可能となるように嵌められる。こ
うして、芯材3は、溝部2gに本体2の長手方向に沿っ
て取り付けられるとともに、本体2の長手方向に沿って
設けられることとなる。このとき、芯材3は、蛇腹部2
aの屈曲を許容すべく変形可能であるとともに、その形
状が維持されて蛇腹部2aの屈曲状態あるいは真直状態
を保持するようになっている。そして、図示実施の形態
においては、芯材3が溝部2gに嵌められることで、そ
の芯材3は、天壁2cにおける、本体2の幅方向の中央
に配置される。また、蛇腹部2aが屈曲した際に、溝部
2gの長さが短くなる場合があることを考慮して、芯材
3の長さは、蛇腹部2aが真直ぐな状態での溝部2gの
長さよりも、短く設定されている。
【0026】なお、図6および図7は、この流体管保護
部材1および、流体管保護部材1に接続される直状ダク
ト4、4が壁面Wに配備された例を示している。そし
て、図6においては、流体管保護部材1は、その蛇腹部
2aが幅方向に屈曲して配備されている。また、図7に
おいては、他の直状ダクト5を乗り越えるために、流体
管保護部材1は、その蛇腹部2aが縦方向(前後方向)
に屈曲して配備されている。
【0027】次に、以上の構成からなる流体管保護部材
1および本体2の作用効果について説明する。この流体
管保護部材1によると、本体2の長手方向に沿って設け
られた芯材3は、蛇腹部2aの屈曲を許容すべく変形可
能となっているため、この芯材3が設けられているにも
かかわらず、蛇腹部2aは、冷媒管Lの配管経路に沿っ
て屈曲することができる。そして、その蛇腹部2aの屈
曲状態は、形状が維持された芯材3によって保持され
る。こうして、この流体管保護部材1は、外観を損なう
ことなく、しかも、簡単な構造で、蛇腹部2aの屈曲状
態あるいは真直状態を保持することができる(真直状態
の保持については、後に詳述する。)。また、このよう
に、蛇腹部2aの屈曲状態あるいは真直状態が保持され
ることから、この流体管保護部材1をその所定の配設経
路に容易に沿わせることができ、さらには、流体管保護
部材1の巻き癖を取ることもできる。
【0028】また、本体2は連結部2b、2bを備えて
おり、この連結部2b、2bに直状ダクト4、4が連結
され、こうして、この流体管保護部材1に、直状ダクト
4、4を接続することができる(図6、図7参照)。そ
して、それら流体管保護部材1および直状ダクト4、4
によって、冷媒管L、Lが収容保護されることとなる。
【0029】また、芯材3は、本体2の溝部2gに嵌め
られることで、その本体2に取り付けられている。そし
て、芯材3は、溝部2gの長手方向にずれることが可能
となっており、蛇腹部2aが屈曲して、溝部2gの長さ
が変化する場合であっても、芯材3の各部が、相対的に
溝部2gの長手方向にずれることができる。したがっ
て、この芯材3が、溝部2gの長さ変化、すなわち蛇腹
部2aの屈曲を妨げることはない。しかも、芯材3は、
天壁2cにおける、本体2の幅方向の中央に配置されて
おり、蛇腹部2aが、本体2の幅方向に屈曲した場合
に、本体2における、芯材3が配置された部分(すなわ
ち、溝部2g)の長さの変化が小さい。したがって、こ
のことによっても、この芯材3が、蛇腹部2aの前記幅
方向の屈曲を妨げることがない。
【0030】また、本体2には、長手方向の全域に渡っ
て一方(図示実施の形態においては、下方)に開口する
開口部2eが設けられており、その開口部2eから冷媒
管Lを本体2内に挿入することができる。
【0031】なお、本発明は、上述した実施の形態に限
定されるわけではなく、その他種々の変更が可能であ
る。例えば、流体管保護部材1は、冷媒管Lを収容保護
するものでなくとも、通水管等、その他の流体管を収容
保護するものであってもよい。
【0032】また、屈曲可能な可撓部は、蛇腹部2aか
らならなくとも、本体2の材料が柔らかい材料であって
肉厚がある程度薄ければ、一定形状の断面が延設される
ようにして形成されてもよい。
【0033】また、芯材3は、鉄や銅からならなくと
も、その他の金属、例えば形状記憶合金等からなってい
てもよく、また、可能であれば金属以外の材料からなっ
ていてもよい。
【0034】また、芯材3は、本体2の長手方向に沿っ
て連続して設けられなくとも、断続して設けられてもよ
い。また、芯材3は、本体2の内面側に形成された溝部
2gに嵌められなくとも、本体2の外面側に溝部を形成
し、その溝部に嵌められてもよい。また、芯材3の断面
形状を、U字状等にするとともに、本体2に凸条部を形
成し、その凸条部に、芯材3を被せるように嵌めてもよ
い。
【0035】また、芯材3を、溝部2gに嵌めたり凸条
部に嵌めたりして、本体2に取り付けるのは、この保護
部材1を所定の姿勢で配置する前でもよいが、配置した
後であってもよい。そして、このように、保護部材1を
配置した後に、芯材3を本体2に取り付けると、芯材3
を本体2の必要な場所のみに配備すればよいので、その
芯材3の長さを短くすることができる。さらに、芯材3
は、本体2の成形の際に、その本体2にインサートされ
てもよく、また、本体2に接着されてもよい。
【0036】また、本体2は、天壁2cを備えている
が、この天壁2cに替えて、あるいは天壁2cととも
に、底壁を備えていてもよい。そして、この場合には、
底壁における、本体2の幅方向の中央に、芯材3が配置
されてもよい。
【0037】また、芯材3は、天壁2cまたは底壁にお
ける、本体の幅方向の中央に配置されなくとも、図8に
示すように、側壁2dの先端部分に配置されてもよい。
さらに、図9に示すように、本体2に、各側壁2dの先
端部分から内側に若干延びる底壁Tを設け、その底壁T
の先端部分に、芯材3が配置されてもよい。そして、こ
のように、芯材3を、開口部2eに臨む先端部分に配置
することで、蛇腹部2aが、本体2の幅方向に屈曲した
場合に、その開口部2eが拡がるのを防ぐことができ
る。また、この芯材3は、本体2におけるその他の位置
に配置されてもよく、その数も、一本あるいは二本でな
くとも、三本以上であってもよい。
【0038】また、図10に示すように、本体2に、各
側壁2dの先端部分から内側に延びて互いに突き合わさ
れる底壁Tを設けてもよい。こうして突き合わされた底
壁T、Tの間が、本体2の長手方向の全域に渡って一方
に開口可能な分断部2iとなる。そして、開口部2eと
同様にこの分断部2iによっても、分断部2iから冷媒
管Lを本体2内に挿入することができる。なお、図示し
ないが、この実施の形態においても、底壁Tの先端部分
に、芯材3が配置されてもよい。
【0039】また、本体2には、開口部2eあるいは分
断部2iが設けられているが、図11に示すように、本
体2を管状に形成することで、この開口部2eあるいは
分断部2iをなくしてもよい。すなわち、流体管保護部
材1は、その一形態として、流体管保護管であってもよ
い。そして、この実施の形態においては、天壁2cおよ
び底壁Tにおける、本体2の幅方向の中央、および、側
壁2dにおける、本体2の高さ方向の中央に、芯材3が
配置されている。なお、この本体2を管状に形成した場
合の断面形状は、円形、楕円形、四角形、小判形等、ど
のような形状であってもよい。
【0040】図12は、可撓部としての蛇腹部(波付加
工部)2aが、長尺状に延設された例を、図11に示す
流体管保護部材1を基にして表わした図である。この図
12において、保護部材1は、建物の壁面Wにサドル
S、Sを用いて取り付けられており、このとき、芯材
3、3によって、蛇腹部2aの真直状態が保持されてい
る。すなわち、蛇腹部2aにおけるサドルS、S間の中
間部が自重で下がる等の変形が、この芯材3、3によっ
て抑えられる。
【0041】また、このように管状に形成されて流体管
保護管となった流体管保護部材1を、例えば給水湯管を
内部に収容して保護する保護部材としての鞘管に適用す
ることもできる。この場合に、この鞘管を、床下に配管
(配設)し、鞘管内部に給水湯管を収容保護すること
で、例えば、ヘッダーから各水栓設備に湯水を供給する
ことができる。そして、鞘管をその所定の配管経路に沿
わせて配管し(仮配管)、その後に、鞘管をサドル等で
固定してもよい(本配管)。この際、芯材3によって、
蛇腹部2aの屈曲状態あるいは真直状態が保持されるこ
とから、この鞘管その所定の配管経路に容易に沿わせる
ことができ、仮配管を簡単に行うことができる。そし
て、その後に本配管することで、この一連の配管作業を
効率的に行うことができる。
【0042】ところで、以上に示す流体管保護部材1
は、冷媒管L(流体管)を収容保護するものであった
が、本体2を管状に形成した場合の保護部材1の構造
を、そのまま、エアコンの室内機から発生する水を排出
するドレン管等の流体管に適用することができる。そし
て、この場合にも、前述した、種々の変形例が可能であ
り、同様の作用効果を奏する。特に、壁面とか床面等に
沿って配管される、ドレン管や排水管に適用した場合に
は、例えばサドル間において、ドレン管や排水管が巻き
癖のためにでこぼこするのを抑えて、蛇腹部の真直状態
を保持することができる。そして、このように真直状態
を保持することで、内部に水や埃等が溜まるのを防ぎ、
水を円滑に排出するとともに、漏水の原因を絶つことが
できる。
【0043】
【発明の効果】以上、詳述したところから明らかなよう
に、この発明に係る、流体管保護部材および、流体管保
護部材の本体、並びに、流体管および、流体管の本体に
よれば、次の効果がある。
【0044】請求項1に記載された流体管保護部材によ
れば、本体の長手方向に沿って設けられた芯材によっ
て、可撓部の屈曲状態あるいは真直状態が保持されるの
で、この流体管保護部材は、外観を損なうことなく、し
かも、簡単な構造で、可撓部の屈曲状態あるいは真直状
態を保持することができる。
【0045】また、請求項2に記載された流体管保護部
材によれば、加えて、この流体管保護部材に、他の流体
管保護部材を接続することができ、それら両保護部材に
よって、流体管が収容保護される。
【0046】また、請求項3に記載された流体管保護部
材によれば、加えて、芯材は、本体の溝部に嵌められる
ことで、簡単に本体に取り付けられる。しかも、可撓部
が屈曲して、溝部の長さが変化する場合であっても、芯
材の各部が、相対的に溝部の長手方向にずれることで、
この芯材は、溝部の長さ変化、すなわち可撓部の屈曲を
妨げることはない。
【0047】また、請求項4に記載された流体管保護部
材によれば、加えて、芯材が、天壁または底壁におけ
る、本体の幅方向の中央に配置されることで、可撓部
が、本体の幅方向に屈曲した場合に、本体における、芯
材が配置された部分の長さの変化が小さく、この芯材
が、可撓部の前記幅方向の屈曲を妨げることがない。
【0048】また、請求項5に記載された流体管保護部
材によれば、加えて、一方に開口する開口部、あるいは
一方に開口可能な分断部から、流体管を本体内に挿入す
ることができる。
【0049】また、請求項6に記載された、流体管保護
部材の本体によれば、芯材が、取付部に本体の長手方向
に沿って取り付けられると、その芯材によって、可撓部
の屈曲状態あるいは真直状態が保持される。したがっ
て、この本体の取付部に芯材が取り付けられた流体管保
護部材は、外観を損なうことなく、しかも、簡単な構造
で、可撓部の屈曲状態あるいは真直状態を保持すること
ができる。
【0050】請求項7に記載された流体管によれば、本
体の長手方向に沿って設けられた芯材によって、可撓部
の屈曲状態あるいは真直状態が保持されるので、この流
体管は、外観を損なうことなく、しかも、簡単な構造
で、可撓部の屈曲状態あるいは真直状態を保持すること
ができる。
【0051】また、請求項8に記載された流体管によれ
ば、加えて、この流体管に、他の流体管を接続すること
ができる。
【0052】また、請求項9に記載された流体管によれ
ば、加えて、芯材は、本体の溝部に嵌められることで、
簡単に本体に取り付けられる。しかも、可撓部が屈曲し
て、溝部の長さが変化する場合であっても、芯材の各部
が、相対的に溝部の長手方向にずれることで、この芯材
は、溝部の長さ変化、すなわち可撓部の屈曲を妨げるこ
とはない。
【0053】また、請求項10に記載された流体管によ
れば、加えて、芯材が、天壁または底壁における、本体
の幅方向の中央に配置されることで、可撓部が、本体の
幅方向に屈曲した場合に、本体における、芯材が配置さ
れた部分の長さの変化が小さく、この芯材が、可撓部の
前記幅方向の屈曲を妨げることがない。
【0054】また、請求項11に記載された、流体管の
本体によれば、芯材が、取付部に本体の長手方向に沿っ
て取り付けられると、その芯材によって、可撓部の屈曲
状態あるいは真直状態が保持される。したがって、この
本体の取付部に芯材が取り付けられた流体管は、外観を
損なうことなく、しかも、簡単な構造で、可撓部の屈曲
状態あるいは真直状態を保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る流体管保護部材および、流体管
保護部材の本体の、一実施の形態の、側面図である。
【図2】同じく、底面図である。
【図3】同じく、図1におけるA−A線による断面図で
ある。
【図4】同じく、図1におけるB−B線による断面図で
ある。
【図5】同じく、図1におけるC−C線による断面図で
ある。
【図6】同じく、流体管保護部材の一使用例を示す正面
図である。
【図7】同じく、流体管保護部材の他の使用例を示す断
面図である。
【図8】この発明に係る流体管保護部材および、流体管
保護部材の本体の、他の実施の形態の、図5相当図であ
る。
【図9】この発明に係る流体管保護部材および、流体管
保護部材の本体の、さらに他の実施の形態の、図5相当
図である。
【図10】この発明に係る流体管保護部材および、流体
管保護部材の本体の、さらに他の実施の形態の、図5相
当図である。
【図11】この発明に係る流体管保護部材および、流体
管保護部材の本体の、さらに他の実施の形態の、図5相
当図である。
【図12】図11における流体管保護部材の一使用例を
示す正面図である。
【図13】従来の、流体管保護部材に類似するケーブル
保護部材を示す平面図である。
【符号の説明】
1 流体管保護部材 2 本体 2a 蛇腹部(可撓部) 2b 連結部 2c 天壁 2e 開口部 2g 溝部(取付部) 3 芯材 4 直状ダクト(他の流体管保護部材)

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体管を内部に収容して保護する保護部
    材であって、 本体と芯材とを有し、 前記本体は、前記流体管の配管経路に沿って屈曲可能な
    可撓部を備え、 前記芯材は、前記本体の長手方向に沿って設けられ、前
    記可撓部の屈曲を許容すべく変形可能であるとともに、
    その形状が維持されて前記可撓部の屈曲状態あるいは真
    直状態を保持することを特徴とする、流体管保護部材。
  2. 【請求項2】 前記本体は、その両端部分に、他の流体
    管保護部材が連結される連結部を備えることを特徴とす
    る請求項1に記載の、流体管保護部材。
  3. 【請求項3】 前記芯材は、前記本体に形成された溝部
    に、その溝部の長手方向にずれることが可能となるよう
    に嵌められていることを特徴とする請求項1または2に
    記載の、流体管保護部材。
  4. 【請求項4】 前記本体は、天壁または底壁を備え、そ
    の天壁または底壁における、前記本体の幅方向の中央
    に、前記芯材が配置されていることを特徴とする請求項
    1ないし3のいずれか1項に記載の、流体管保護部材。
  5. 【請求項5】 前記本体には、その長手方向の全域に渡
    って、一方に開口する開口部、あるいは一方に開口可能
    な分断部が設けられていることを特徴とする請求項1な
    いし4のいずれか1項に記載の、流体管保護部材。
  6. 【請求項6】 流体管を内部に収容して保護する保護部
    材の本体であって、 前記流体管の配管経路に沿って屈曲可能な可撓部を備
    え、かつ、 前記可撓部の屈曲を許容すべく変形可能であるととも
    に、その形状が維持されて前記可撓部の屈曲状態あるい
    は真直状態を保持する芯材が、この本体の長手方向に沿
    って取り付けられる、取付部を備えることを特徴とす
    る、流体管保護部材の本体。
  7. 【請求項7】 本体と芯材とを有し、 前記本体は、配管経路に沿って屈曲可能な可撓部を備
    え、 前記芯材は、前記本体の長手方向に沿って設けられ、前
    記可撓部の屈曲を許容すべく変形可能であるとともに、
    その形状が維持されて前記可撓部の屈曲状態あるいは真
    直状態を保持することを特徴とする、流体管。
  8. 【請求項8】 前記本体は、その両端部分に、他の流体
    管が連結される連結部を備えることを特徴とする請求項
    7に記載の、流体管。
  9. 【請求項9】 前記芯材は、前記本体に形成された溝部
    に、その溝部の長手方向にずれることが可能となるよう
    に嵌められていることを特徴とする請求項7または8に
    記載の、流体管。
  10. 【請求項10】 前記本体は、天壁または底壁を備え、
    その天壁または底壁における、前記本体の幅方向の中央
    に、前記芯材が配置されていることを特徴とする請求項
    7ないし9のいずれか1項に記載の、流体管。
  11. 【請求項11】 流体管の本体であって、 配管経路に沿って屈曲可能な可撓部を備え、かつ、 前記可撓部の屈曲を許容すべく変形可能であるととも
    に、その形状が維持されて前記可撓部の屈曲状態あるい
    は真直状態を保持する芯材が、この本体の長手方向に沿
    って取り付けられる、取付部を備えることを特徴とす
    る、流体管の本体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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