JP2003148623A - 排気系継手用ガスケット - Google Patents

排気系継手用ガスケット

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JP2003148623A
JP2003148623A JP2001346517A JP2001346517A JP2003148623A JP 2003148623 A JP2003148623 A JP 2003148623A JP 2001346517 A JP2001346517 A JP 2001346517A JP 2001346517 A JP2001346517 A JP 2001346517A JP 2003148623 A JP2003148623 A JP 2003148623A
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gasket
exhaust pipe
heat insulating
base material
insulating layer
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JP2001346517A
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Masanobu Miki
雅信 三木
Yasunori Murakami
康則 村上
Takashi Katsurai
隆 桂井
Koichi Nakajima
好一 中嶋
Shinichi Tokuda
信一 徳田
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Honda Motor Co Ltd
Nippon Leakless Corp
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Honda Motor Co Ltd
Nippon Leakless Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガスケットの熱劣化による焼損が抑制されて
シール性が長期に亘って維持され、その回転や振動、騒
音等の発生が抑制される排気系継手用ガスケットを提供
する。 【解決手段】 内燃機関側の第1排気パイプ1aとエギ
ゾーストパイプ側の第2排気パイプ2aとの間に介装さ
れ、第1排気パイプ1aの外周面と第2排気パイプ2a
の内周面とに接触してシールする排気系継手用ガスケッ
トであって、母材41を膨張性グラファイトで構成し、
第1排気パイプ1aの外周と接触する内周面部に断熱層
45を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用内燃機関
の排気系継手に用いられるガスケットに係り、特に、ガ
スケットの熱劣化を防止する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は自動車用内燃機関の排気系を示す
図であり、符号1は触媒コンバータ、2はエギゾースト
パイプである。触媒コンバータ1は内燃機関に接続さ
れ、エギゾーストパイプは車体に支持されており、両者
は継手3a,3bによって互いに接続されるとともに、
それらの間にはガスケット4が介装されている。
【0003】継手3a,3bは、内燃機関や車体が振動
したときに、触媒コンバータ1とエギゾーソトパイプ2
とがフレキシブルに相対移動できるように構成されてい
る。図7は、継手3a,3bを、触媒コンバータ1側の
第1排気パイプ1aに設けられたフランジ3aと、エギ
ゾーストパイプ2側の第2排気パイプ2aに設けられた
フレアフランジ3bとにより構成した例を示すものであ
る。フレアフランジ3bは、略球面状をなすように形成
され、その内周面の一部にガスケット4が接触してい
る。このガスケット4は、触媒コンバータ1側の第1排
気パイプ1aの外周に嵌合させられている。また、フラ
ンジ3aにはボルト5が挿通され、ボルト5にはナット
6が取り付けられている。また、ボルト5の頭部5aと
フレアフランジ3bとの間には圧縮コイルバネ7が介装
され、この圧縮コイルバネ7の弾性力によって、フレア
フランジ3bはガスケット4に押圧されている。
【0004】図8および図9はガスケット4の詳細を示
す図である。このガスケット4は、膨張性グラファイト
を母材41とし、この母材41を金属製メッシュ42で
補強したもので、略リング状をなすとともに外周面が略
球面状なしている。また、ガスケット4の外周面には、
ポリテトラフルオロエチレンおよび窒化ホウ素を含む固
体潤滑材43が設けられ、フレアフランジ3bとの初期
なじみ性が向上されている。なお、上記のようなガスケ
ット4は、たとえば特開平5−322046号公報に開
示されているように、テープ状のグラファイトとフープ
状の補強材とを重ね合わせて渦巻き状に巻回し、これを
プレス成形することにより得ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、自動車の排
気系には内燃機関から排出される500℃以上という高
温の排気ガスが図7中矢印方向へ流通する。このため、
ガスケット4の母材である膨張性グラファイトが酸化・
焼損し、シール特性が低下し易いという問題があった。
また、膨張性グラファイトの焼損により、ガスケット4
と第1排気パイプ1aとの固定強度が低下し、ガスケッ
ト4が円周方向へ回転して異常摩耗が生じることがあ
る。そのような場合には、ガスケット4のシール不良が
さらに悪化するとともに、振動や騒音発生の原因とな
る。
【0006】排気ガスの熱による膨張性グラファイトの
劣化を防止する手段として、たとえば、図10に示すよ
うに、触媒コンバータ1側の第1排気パイプ1aの内周
に断熱壁1bを設けて二重構造にした技術が知られてい
る。しかしながら、そのような技術では、第1排気パイ
プ1aが複雑になるため製造コストが割り高になるとい
う問題がある。
【0007】また、ガスケット4の第1排気パイプ1a
に対する回転を防止する手段として、図11に示すよう
に、第1、第2排気パイプ1a,2aの間にガスケット
4を圧入した構造が知られている。この構造は、ガスケ
ット4の焼損分を見越してガスケット4を肉厚に形成し
たものであり、ガスケット4は、弾性限界を高めるため
に内周側におけるステンレスワイヤメッシュの密度を高
くしている。しかしながら、このような構造では、ガス
ケット4の圧入のための特別の治工具が必要になるとと
もに、その作業が煩雑であるという問題がある。
【0008】また、図8に示すガスケット4の内周面
に、軸線方向に延在する凸条を円周方向に連設した構造
も知られている。この場合の凸条は、母材と同じ膨張性
グラファイトからなり、第1排気パイプ1aに対する円
周方向への摩擦抵抗を高めてガスケット4の回転を抑制
するものである。しかしながら、このような構造では、
凸条の焼損により回転防止効果が早期に低下するという
欠点がある。
【0009】さらに、膨張性グラファイトおよびガスケ
ットの表面に、リン酸化物、ホウ素酸化物、ケイ素酸化
物等を含有またはコーティングすることにより、母材の
高温酸化を抑制することも試みられている。しかしなが
ら、そのような手段では、膨張性グラファイトの高温酸
化防止効果が長期間に亘って維持できないこと、およ
び、それに伴いガスケットの回転、振動および騒音の発
生を抑制できないことが判明している。したがって、本
発明は、母材の熱劣化を抑制することができ、シール性
を長期に亘って維持することができるとともに、回転に
よる振動や騒音の発生を抑制することができる排気系継
手用ガスケットを提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の排気系継手用ガ
スケット(以下、単に「ガスケット」と称する)は、第
1排気パイプと第2排気パイプとの間に介装され、上記
第1排気パイプの外周面と第2排気パイプの内周面とに
接触してシールする排気系継手用ガスケットにおいて、
母材を膨張性グラファイトで構成し、第1排気パイプの
外周面または第2排気パイプの内周面のうち、より高温
のものと接触する部分に断熱層を設けたことを特徴とし
ている。
【0011】上記構成のガスケットにあっては、第1排
気パイプまたは第2排気パイプのうち、排気ガスによる
受熱が激しい方と接触する部分に断熱層を設けているか
ら、母材である膨張性グラファイトへの熱影響が緩和さ
れる。したがって、ガスケットの熱劣化による焼損が抑
制されるので、シール性が長期に亘って維持され、その
回転や振動、騒音等の発生が抑制される。また、断熱層
の存在によりガスケットの外周部の温度が低下し、その
部分と接触する第2排気パイプの材質を耐熱性の低い廉
価な材料に代替することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について説明する。本発明では、第2排気パイプの内側
に第1パイプが配置される。したがって、内燃機関から
排出される排気ガスの圧損を考慮すると、第1排気パイ
プが内燃機関側であり、第2排気パイプがエギゾースト
パイプ側であることが望ましい。ただし、本発明はその
ような態様に限定されるものではなく、第1排気パイプ
がエギゾーストパイプ側、第2排気パイプが内燃機関側
であっても良い。
【0013】膨張性グラファイトからなる母材は、金属
製メッシュにより補強されていることが望ましい。金属
製メッシュの代表的なものとしては、強度および耐熱性
に優れたステンレスワイヤメッシュがある。そして、こ
の金属製メッシュの網目に断熱層の一部および母材の一
部が入り込んでいるとさらに好適である。すなわち、母
材と異種材料である断熱層とを積層した構成では、外力
によって母材および断熱層どうしが分離することが懸念
される。このような現象が生じると、母材と断熱層とが
相対的に回転し、その結果、特に母材が著しく摩耗す
る。この点、上記のような態様では、母材と断熱層とが
金属製メッシュを介して結合され、両者の分離が抑制さ
れる。
【0014】断熱層としては、500℃以上の高温でも
安定なセラミックファイバー、ガラスファイバー、ステ
ンレススポンジ、セラミック粉末、金属粉末、白砂粉
末、ガラスバルーン(ガラス玉)を用いることができ、
また、それらを2種以上用いた複合体を用いることがで
きる。このような材料を用いることにより、断熱層の摩
擦抵抗が大きくなって第1排気パイプに強固に固定され
る。これにより、第1排気パイプに対して第2排気パイ
プが揺動したときに、ガスケットが追従して動くことが
少なく、ガスケットの第2排気パイプと接触する面(シ
ール面)の摩滅が抑制される。
【0015】断熱層の一部を金属製メッシュの網目に入
り込ませるためには、断熱層は上記材料のうちファイバ
ー状のものであることが望ましく、その他の粉末または
粒状の材料は、ファイバー内に混入して用いることがで
きる。また、断熱層は、ガスケットを加圧成形する際に
母材と一体的に形成することが望ましい。ガスケットの
成形に際しては、テープ状の断熱材と、金属製メッシュ
と、テープ状の膨張性グラファイトとを互いに重ね合わ
せて渦巻き状に巻回し、これをプレスで軸線方向に加圧
して成形するのが簡便である。この場合、断熱層を構成
する断熱材は、ガスケットの内周を1周する長さであれ
ば良い。なお、粉末や粒状の断熱材を用いる場合には、
粉末をペースト化してテープ状にすれば良い。
【0016】第2排気パイプのガスケットと接触する端
部は、裾広がりとなるフレアフランジに構成し、第1排
気パイプの端部に、フレアフランジと相対向するフラン
ジを設けることができる。そして、これらフランジおよ
びフレアフランジどうしの間をガスケットがシールす
る。フレアフランジは、略円錐状か略球面状の部分を有
することが望ましく、フレアフランジと接触するガスケ
ットも略球面状の外周面を有することが望ましい。
【0017】以下、図1〜図3を参照して本発明の実施
形態のガスケットをさらに詳細に説明する。なお、以下
の説明においては、図7等に示す従来のガスケットと同
等の構成要素には同符号を付してその説明を省略する。
【0018】図1に示すように、ガスケット4の内周面
部には、断熱層45がその全周に亘って形成されてい
る。図2はガスケット4を形成するための材料テープ4
0を示す図である。図2に示すように、材料テープ40
は、断熱材テープ45aと、この断熱材テープ45aと
同じ幅で長さが長い金属製メッシュテープ42aと、金
属製メッシュテープ42aと同じ幅および長さを有する
膨張性グラファイトテープ41aとからなっている。断
熱材テープ45aは、ガラスファイバー等のファイバー
を織ったものか、あるいは不織布に形成したものであ
る。また、金属製メッシュテープ42aは、ステンレス
ワイヤメッシュにより構成されている。さらに、膨張性
グラファイトテープ41aは、金属製メッシュテープ4
2aに対して長手方向にずらして配置されている。
【0019】上記のような材料テープ40は、断熱材テ
ープ45aが内周側にくるように断熱材テープ45aの
端部から内側に向けて巻回される。この場合、断熱材テ
ープ45aの長さは、巻回した状態でちょうど1周する
長さに設定される。断熱材テープ45aが1周巻かれた
後は、金属製メッシュテープ42aと膨張性グラファイ
トテープ41aとが半径方向に交互に位置するように巻
回される。次いで、巻回された材料テープ40は、プレ
スの金型Dに装填される。
【0020】金型Dは円筒状をなし、その中にはガスケ
ット4の中心の中空部分を形成するためのコア型(図示
略)が配置されている。また、金型D内には、上下パン
チ(図示略)が挿入され、これらによって材料テープ4
0からガスケット4が圧縮成形される。この圧縮によ
り、断熱材テープ45aのファイバーおよび膨張性グラ
ファイトテープ41aの一部が金属製メッシュテープ4
1aの網目の中に入り込む。そして、このようにして製
造されたガスケットは、第1排気パイプ1aの外周に、
たとえば軽圧入等の適当な手段によって緩く締り嵌合さ
せられる。
【0021】上記構成のガスケット4にあっては、排気
ガスによる受熱が激しい第1排気パイプ1aの外周と接
触する内周面部に断熱層45を設けているから、膨張性
グラファイトの母材41への熱影響が緩和される。した
がって、ガスケット4の熱劣化による焼損が抑制される
ので、シール性が長期に亘って維持され、その回転や振
動、騒音等の発生が抑制される。また、断熱層45の存
在によりガスケット4の外周部の温度が低下し、その部
分と接触するフレアフランジ3bの材質を耐熱性の低い
廉価な材料に代替することができる。
【0022】特に、上記実施形態にあっては、金属製メ
ッシュ42の網目に、断熱層45のファイバの一部およ
び母材41を構成する膨張性グラファイトの一部が入り
込んでいるから、母材41と断熱層45とが金属製メッ
シュ42を介して強固に結合されている。したがって、
母材41および断熱層45どうしを分離させるような外
力が働いた場合であっても、両者の分離が抑制され、両
者の相対回転による母材41の摩滅を防止することがで
きる。
【0023】
【実施例】次に、本発明の実施例を説明する。 1.断熱効果 膨張グラファイトを母材とし、直径0.28mmのステ
ンレス鋼(SUS304−W1)ワイヤメッシュ(メリ
ヤスメッシュ)を補強材とし、かつ、断熱層を厚さ2m
mのガラスファイバで構成し、外径が58.2mm、内
径が45mm、高さが12.8mmの図1に示すものと
同等のガスケットを作製した。このガスケットを自動車
の排気系に装着して断熱効果を調査した。断熱効果は、
図1におけるガスケットとフレアフランジの接触部Pに
おける温度と、ガスケットが第1排気パイプと接触する
部分Qの温度(パイプ内部温度と同等)とを測定し、両
者の差を断熱温度として評価した。以上の結果を実施例
1として表1に記載した。また、比較のために、図7に
示す従来のガスケットを用いて上記と同じ条件で断熱効
果を調査した。その結果を従来例として表1に併記し
た。
【0024】
【表1】
【0025】また、断熱層を表1に示す各種材料で構成
し、上記と同じ条件で断熱効果を調査した。それらの結
果を実施例2〜12として表1に併記した。これらの実
施例においてパウダー系の材料は、バインダに混合して
ペースト状からテープ状にするか、ペースト状のものを
ファイバのテープに練り込み、これを図2および図3に
示す方法で成形することによりガスケットを作製した。
なお、これらの実施例において表1に示す重量%は、バ
インダ分を除いた割合である。
【0026】表1から明かなように、本発明の実施例の
ガスケットでは、断熱層を設けているために、ガスケッ
トとフレアフランジの接触部Pにおける温度が従来例と
比較して大幅に低下している。本発明の効果をより判り
やすくするために、実施例1〜12のうちの代表的なも
のの断熱温度を図4に示した。なお、比較のために、断
熱材としてメタルファイバを用いて同じ条件で断熱効果
を調査した結果を図4に併記した。この図から、断熱材
としては金属製よりもセラミックが優れていることが判
る。
【0027】2.回転トルク 次に、ガスケットと触媒コンバータ側の第1排気パイプ
との固定強度を以下のようにして調査した。まず、断熱
材として種々のファイバを用いてガスケットを作製し、
それを触媒コンバータ側の第1排気パイプの外周に締り
嵌合させた。この場合、フレアフランジと第1パイプ側
のフランジとをボルト締結せずに、フレアフランジとガ
スケットとをネジなどで固定した。そして、第1排気パ
イプ内に約600℃の排気ガスを24時間流通させてガ
スケットを熱劣化させた後に、フレアフランジを第1排
気パイプに対して回転させた。この場合に、ガスケット
が第1排気パイプに対して回転したときのトルクを測定
し、その結果を図5に示した。また、比較のために、図
11に示す圧入式のガスケットと、図7に示す従来のガ
スケットを作製し、上記と同一の条件で熱劣化させると
ともに回転トルクを測定した。その結果を図5に併記し
た。
【0028】本発明者等の調査によれば、ガスケットと
第1排気パイプとの回転トルクは38kgf・cmあれ
ば充分であることが判明している。本発明のガスケット
では、そのような条件を満たし圧入ガスケットとの回転
トルクに近い値を示している。これに対して、従来のガ
スケットでは、熱劣化によってガスケットの焼損が生
じ、本発明のものの半分にも満たないトルクしか得られ
なかった。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のガスケッ
トによれば、母材を膨張性グラファイトで構成し、第1
排気パイプの外周面または第2排気パイプの外周面のう
ち、より高温のものと接触する部分に断熱層を設けてい
るから、ガスケットの熱劣化による焼損が抑制されるの
で、シール性が長期に亘って維持され、その回転や振
動、騒音等の発生が抑制される等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態のガスケットが装着された
自動車用排気系を示す断面図である。
【図2】 実施形態のガスケットを製造するための材料
テープを示す平面図である。
【図3】 実施形態のガスケットを製造する方法を説明
するための斜視図である。
【図4】 本発明の実施例のガスケットの断熱温度を示
すグラフである。
【図5】 本発明の実施例のガスケットの第1パイプに
対するトルクを示すグラフである。
【図6】 自動車用排気系を示す斜視図である。
【図7】 従来のガスケットが装着された自動車用排気
系を示す断面図である。
【図8】 従来のガスケットを示す斜視図である。
【図9】 従来のガスケットを示す断面図である。
【図10】 従来の他のガスケットを示す断面図であ
る。
【図11】 従来のさらに他のガスケットを示す断面図
である。
【符号の説明】
1a 第1排気パイプ 2a 第2排気パイプ 3a フランジ 3b フレアフランジ(第2排気パイプ) 4 ガスケット 41 母材 42 金属製メッシュ 45 断熱層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村上 康則 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 桂井 隆 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 中嶋 好一 埼玉県さいたま市原山2丁目24番17号 日 本リークレス工業株式会社内 (72)発明者 徳田 信一 埼玉県さいたま市原山2丁目24番17号 日 本リークレス工業株式会社内 Fターム(参考) 3G004 AA01 BA00 BA04 BA05 DA11 DA14 EA03 EA05 FA01 FA04 FA05 FA07 3J040 BA08 EA17 EA45 FA01 FA11 HA06 HA20

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1排気パイプと第2排気パイプとの間
    に介装され、上記第1排気パイプの外周面と上記第2排
    気パイプの内周面とに接触してシールする排気系継手用
    ガスケットにおいて、 母材を膨張性グラファイトで構成し、上記第1排気パイ
    プの外周面または上記第2排気パイプの内周面のうち、
    より高温のものと接触する部分に断熱層を設けたことを
    特徴とする排気系継手用ガスケット。
  2. 【請求項2】 前記母材は、金属製メッシュにより補強
    され、この金属製メッシュの網目に前記断熱層の一部お
    よび前記母材の一部が入り込んでいることを特徴とする
    請求項1に記載の排気系継手用ガスケット。
JP2001346517A 2001-11-12 2001-11-12 排気系継手用ガスケット Pending JP2003148623A (ja)

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