JP2003147725A - 高架橋下における裏面吸音板側縁の化粧壁設置方法 - Google Patents

高架橋下における裏面吸音板側縁の化粧壁設置方法

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JP2003147725A
JP2003147725A JP2001347158A JP2001347158A JP2003147725A JP 2003147725 A JP2003147725 A JP 2003147725A JP 2001347158 A JP2001347158 A JP 2001347158A JP 2001347158 A JP2001347158 A JP 2001347158A JP 2003147725 A JP2003147725 A JP 2003147725A
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JP
Japan
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decorative
sound absorbing
absorbing plate
decorative wall
work
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JP2001347158A
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English (en)
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Eiji Fujiwara
英二 藤原
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MARUBENI ITOCHU TECHNO STEEL C
MARUBENI-ITOCHU TECHNO STEEL CO Ltd
Original Assignee
MARUBENI ITOCHU TECHNO STEEL C
MARUBENI-ITOCHU TECHNO STEEL CO Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】組立式の足場の設置が必要なく、容易に化粧壁
の施工が行える高架橋下における裏面吸音板側縁の化粧
壁設置方法の提供。 【解決手段】高架橋2下に吊られて設置された裏面吸音
板1の側縁部に所望間隔毎に設置した支柱4,4…と、
支柱に固定した化粧板と、化粧板の下部に配置した水切
と、化粧板の上部に設置した笠木とをもって構成される
化粧壁を、高架橋2と裏面吸音板1との間に設置する方
法であって、吸音板1上にて各支柱を固定する作業を行
うとともに、化粧板、水切り及び笠木からなる化粧板ユ
ニット12を予め組み立て又は一体成形により形成して
おき、化粧板ユニット12を吸音板1側縁部に持ち上
げ、化粧板ユニット12を支柱4への取り付ける作業
を、作業台20が昇降する昇降式足場装置22上にて行
う。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、高速道路等の高架
橋下に設置した裏面吸音板と、該高架橋との間の隙間を
覆う化粧壁を設置するための高架橋下における裏面吸音
板側縁の化粧壁設置方法に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、高速道路等の高架橋下には、高架
橋上の騒音が周辺地域へ及ぼす影響を鑑み、図5に示す
ように、裏面吸音板1が高架橋2下の橋桁2aに吊り下
げ部材2bを介して吊り下げ支持されることにより設置
されており、該吸音板1の両側縁部には、化粧壁9,9
が連続配置に設置されている。 【0003】この化粧壁9は、図6に示すように、吸音
板1に所望の間隔を隔てて取り付けた複数の取付部材
3,3…を介して支柱4,4…を設置して、該支柱4,
4間に掛け渡すように胴縁5、水切6、化粧板7、笠木
8等の部材を取付けて形成し、高架橋下側部の美観を整
えるとともに、吸音板1の上面(吸音板1と高架橋2と
の間の空間)に雨水等が侵入し難いようにしている。 【0004】この化粧壁9の施工については、吸音板1
上で内側より支柱4,4…を設置し、その後、図7に示
すように、吸音板1の下から外側に向かって水平に張り
出した足場10を設置し、その足場10を用いて施工す
るようになっている。即ち、化粧壁9は、施工用の足場
10を利用して支柱4に胴縁5を取付けた後、胴縁5に
水切り8,化粧板6,笠木7の各部材を順々に取り付け
ることにより形成されるようになっている。そして、化
粧壁9の施工が終了したら施工用の足場10が解体さ
れ、作業が終了する。尚、足場10は、その外側端部を
吊り材10aにより支持させて設置するとともに、足場
10の外側に鉄パイプ等を組み合わせ、その表面に防災
ネット10bを張る等して足場10上での安全性を確保
している。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
従来の技術では、施工用足場の設置及び解体作業に手間
がかかるため、作業の効率が悪く、工事期間が長くなっ
たり、工事費が嵩んだりするという問題があった。 【0006】本発明は、このような従来の技術の状況を
鑑み、組立式の足場の設置が必要なく、容易に化粧壁の
施工が行える高架橋下における裏面吸音板側縁の化粧壁
設置方法の提供を目的とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】上述の如き従来の問題を
解決し、所期の目的を達成するための本発明の特徴は、
高架橋下に吊られて設置された裏面吸音板の側縁部に所
望間隔毎に設置した支柱と、該支柱に固定した化粧板
と、該化粧板の下部に配置した水切と、該化粧板の上部
に設置した笠木とをもって構成される化粧壁を、前記高
架橋と裏面吸音板との間に設置する方法であって、前記
吸音板上にて前記各支柱を固定する作業を行うととも
に、前記化粧板、水切り及び笠木からなる化粧板ユニッ
トを予め組み立て又は一体成形により形成しておき、該
化粧板ユニットを前記吸音板側縁部に持ち上げ、該化粧
板ユニットを前記支柱への取り付ける作業を、作業台が
昇降する昇降式足場装置上にて行うことにある。 【0008】 【発明の実施の形態】次に、本発明に係る高架橋下にお
ける裏面吸音板側縁の化粧壁設置方法の実施形態を図1
〜4について説明する。尚、上述した従来例と同一の部
分には同一符号を付して重複説明を省略する。 【0009】図1、図2は本発明に係る化粧壁施工方法
により形成された化粧壁を示し、この化粧壁は上述の従
来例と同様に図5に示す高架橋下に設置された裏面吸音
板1の側縁部に設置されるのものである。 【0010】化粧壁11は、図1、図2に示すように、
吸音板1に所望の間隔を隔てて取り付けられた取付部材
3,3…を介して設置された支柱4,4…に、相互に隣
り合う支柱4,4間に掛け渡させて化粧板ユニット1
2,12が取り付けられて構成されている。 【0011】化粧板ユニット12は、図3に示すよう
に、化粧板13と、水切14と、笠木15とが予め工場
等において一体に組み立てられて構成されている。ま
た、化粧板ユニット12の両側端部には、外側からでも
化粧板ユニット12を容易に支柱4に取り付けられるよ
うに取付用孔16,16が穿孔されている。尚、化粧板
13と水切り14、化粧板13と笠木15との各部位間
の接合はそれぞれの接合縁部に組立用孔を設け、該組立
孔にボルト17,17…を通し、それぞれの接合縁部を
ボルト締めすることにより接合されている。 【0012】支柱4は、H鋼材をもって構成され、一方
の接合面4aには化粧板ユニット12が取り付けられる
ように取付用孔18,18…が穿孔され、他の一方の接
合面4bには取付部材3の接合する位置に固定用の孔が
穿孔されている。 【0013】取付部材3は、フランジ状の取付面3a,
3aが90度異なる配置となっており、支柱4が取付部
材3を介して吸音板1の側縁部に立てた状態で取り付け
られるようになっている。 【0014】次に、本発明に係る化粧壁施工方法につい
て説明する。 【0015】まず、吸音板1の内側より支柱4,4…を
取付部材3,3…を介して所望間隔置きに吸音板1の側
縁部にボルト締め等により設置する。 【0016】次に、図4に示すように、作業台20が昇
降装置21により地面に対して昇降する昇降足場装置2
2を備えるとともに移動手段(車両)23を備えた高所
作業車24を所定位置に配置し、作業台20を作業高さ
まで伸長させる。 【0017】この状態で、一体成形或いは予め組み立て
ておいた、水切り14、化粧板13、笠木15からなる
化粧板ユニット12を相互に隣接した支柱4,4間を掛
け渡すように配置し、該化粧板ユニット12の端部を支
柱の接合端面に直接ボルト25により固定する。 【0018】そして、固定作業が終了したら、高所作業
車24を次の箇所に移動させ、上記の作業を順次繰り返
す。こうすることにより、吸音板1の側縁部に化粧壁1
1が形成される。 【0019】尚、上述の実施例では、所謂高所作業車2
4を用いる例について説明したが、クレーン車により作
業台を吊る等、その他の方法により作業台を昇降させて
もよい。 【0020】また、化粧板ユニット12は、化粧板1
3、水切り14、笠木15を一枚の板状材からプレス
(折曲)加工により一体に形成するようにしてもよく、
また、必要に応じて、化粧板13、水切り14、笠木1
5以外の部材も一体的に備えるようにしてもよい。 【0021】 【発明の効果】上述のように、本発明に係る高架橋下に
おける裏面吸音板側縁の化粧壁設置方法は、高架橋下に
吊られて設置された裏面吸音板の側縁部に所望間隔毎に
設置した支柱と、該支柱に固定した化粧板と、該化粧板
の下部に配置した水切と、該化粧板の上部に設置した笠
木とをもって構成される化粧壁を、前記高架橋と裏面吸
音板との間に設置する方法であって、前記吸音板上にて
前記各支柱を固定する作業を行うとともに、前記化粧
板、水切り及び笠木からなる化粧板ユニットを予め組み
立て又は一体成形により形成しておき、該化粧板ユニッ
トを前記吸音板側縁部に持ち上げ、該化粧板ユニットを
前記支柱への取り付ける作業を、作業台が昇降する昇降
式足場装置上にて行うことにより、化粧壁施工用の足場
を設置する必要がなく、その分、足場の設置・解体作業
の手間が省け、作業効率が向上し、工事期間の短縮、及
び工事費の削減を実現することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】高架橋下に設置される吸音板の側縁部に設置さ
れた化粧壁を示す側面図である。 【図2】図1中のA−A線断面図である。 【図3】図1中の化粧板ユニットを示す斜視図である。 【図4】本発明に係る施工方法による化粧壁の施工状態
の概略を示す断面図である。 【図5】従来の裏面吸音板を備えた高架橋の概略を示す
断面図である。 【図6】同上の化粧壁の概略を示す断面図である。 【図7】同上の化粧壁の施工の概略を示す断面図であ
る。 【符号の説明】 11 化粧壁 12 化粧板ユニット 13 化粧板 14 水切り 15 笠木 16 取付用孔 17 ボルト 18 取付孔 20 作業台 21 昇降装置 22 昇降足場装置 23 移動手段 24 高所作業車 25 ボルト

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】高架橋下に吊られて設置された裏面吸音板
    の側縁部に所望間隔毎に設置した支柱と、該支柱に固定
    した化粧板と、該化粧板の下部に配置した水切と、該化
    粧板の上部に設置した笠木とをもって構成される化粧壁
    を、前記高架橋と裏面吸音板との間に設置する方法であ
    って、 前記吸音板上にて前記各支柱を固定する作業を行うとと
    もに、前記化粧板、水切り及び笠木からなる化粧板ユニ
    ットを予め組み立て又は一体成形により形成しておき、
    該化粧板ユニットを前記吸音板側縁部に持ち上げ、該化
    粧板ユニットを前記支柱への取り付ける作業を、作業台
    が昇降する昇降式足場装置上にて行うことを特徴として
    なる高架橋下における裏面吸音板側縁の化粧壁設置方
    法。
JP2001347158A 2001-11-13 2001-11-13 高架橋下における裏面吸音板側縁の化粧壁設置方法 Pending JP2003147725A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110528385A (zh) * 2019-08-30 2019-12-03 安徽省路桥试验检测有限公司 路桥检测作业平台

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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