JP2003147568A - 電気鋳造法による接続具の製造方法 - Google Patents
電気鋳造法による接続具の製造方法Info
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- JP2003147568A JP2003147568A JP2001338776A JP2001338776A JP2003147568A JP 2003147568 A JP2003147568 A JP 2003147568A JP 2001338776 A JP2001338776 A JP 2001338776A JP 2001338776 A JP2001338776 A JP 2001338776A JP 2003147568 A JP2003147568 A JP 2003147568A
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- JP
- Japan
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- pipe
- connecting tool
- diameter
- high accuracy
- electroforming
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】高精度で安価な細線接続具を提供する。
【解決手段】高精度を要する細線の接続具の外径と内径
をそれぞれ精度の高い型枠と棒を使用し、電気鋳造法の
特徴を活す為にパイプを少なくとも二つに分離して内側
パイプ０２、外側パイプ０１の肝要なる部分の精度を研
磨加工する事なく仕上げ、内外パイプの分離製造により
高精度を必要とする箇所の寸法を型枠と棒から得た後組
合せて完成する。この方法によれば、従来より大幅にコ
ストを削減した細線接続具を提供する事が可能となる。
をそれぞれ精度の高い型枠と棒を使用し、電気鋳造法の
特徴を活す為にパイプを少なくとも二つに分離して内側
パイプ０２、外側パイプ０１の肝要なる部分の精度を研
磨加工する事なく仕上げ、内外パイプの分離製造により
高精度を必要とする箇所の寸法を型枠と棒から得た後組
合せて完成する。この方法によれば、従来より大幅にコ
ストを削減した細線接続具を提供する事が可能となる。
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は細線を高精度に接続
する際に使用する接続具の製造方法に関するものであ
る。 【０００２】 【従来の技術】電気鋳造法による接続具の作成は、芯径
は精度高く得る事が出来たが、外径を０．７５、１．２
５、２.５０φｍｍとする事は非常に多くの時間を要し
生産能率が悪くコスト高になる欠陥があった。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】生産性を高める為に芯
径を備えるパイプと、その他の部分を分離して造り、そ
れ等を組み合せて高精度で安価な接続具を完成する。 【０００４】 【課題を解決するための手段】電気鋳造方法の特徴を活
かして芯径を備える内パイプを作りその外周に接合する
外側パイプは鋳造液に接する表面積の大きい外枠を作
り、その内面に鋳造させるか或は他の引き抜き方法など
で作成したパイプと組合せて精度高く且製造コストの安
価なる接続具を作る手段。 【０００５】 【発明の実施の形態】先ず外パイプ０１を電気鋳造方法
で作る場合の一例を示す。予め図１に斜視図で示す如く
内径が接続具の外径に相当する穴Ｈを備えた型枠Ｓを用
意し、図２に鋳造層が生成する方向を矢印で示す如く鋳
造の為の液を上部から或は下部方向から間欠的にその液
の流れ方向を切換えて上下方向の外側パイプ層の成長性
の均一化に注意をしながら処理を行い、芯穴を備えた内
側パイプ０２の外径に相当する内径に外側パイプが達し
た時点で完了する。この時点で枠型Ｓから、成長した外
パイプ０１を図２の様に抜き取り外側パイプは出来上
る。一方内側パイプは、図３に示す様に芯径に相当する
細い棒の外周に矢印で示す様に鋳造層を成長させて、所
定の外径に若干の研磨代を加えた径に達したる時点で停
止をする。次に図４に示す如く棒を内側パイプ０２から
抜き取り図５に示す如く内側パイプ０２の外径と外側パ
イプ０１の内径を適合する様に必要に応じて研磨加工な
どを加えて調整した後に挿入して嵌合させ固定する。固
定する場合、接合剤を用いる事も可能であるが、無理挿
入をする事により殆どその必要性はない。又、熱処理を
施す事によって結合度を高める事も可能である。換言す
ると、外側パイプ０１の外径は従来は精密研磨加工を一
つ一つの製品に対して行っていたが、本発明では、型枠
Ｓの穴Ｈを一度精密に仕上げる事により電気鋳造法の特
徴である型枠寸法に正確に従った制度で仕上がる。同様
に内側のパイプ０２の芯穴も同様の原理に基き精度高く
作られた棒の外径寸法に従った精度の高い寸法の芯穴を
備えた内側パイプ０２を得る事が出来る。一般にパイプ
の内径の加工は難があるが、外径の加工は安易であり、
これ等複数のパイプの組合せに対しては、外径を調整す
る方が安価である。本実施例については外側パイプも電
気鋳造法によって作る場合を示したが外側パイプは、そ
の他の方法例えば、引き抜き法或は、株式会社日本特殊
管製作所殿の芯引抽伸法などによって作成したもの、更
にはこれ等のものに電気鋳造技術を加えて作成したパイ
プ類と組合せる事も本発明の外側パイプの適用の範囲に
含まれる。発明の実施については、内外の二つのパイプ
の組合せについて詳述したが、径の大きな接続具に対し
ては二つ以上のパイプの内一つの芯穴を有するパイプは
電気鋳造法に基くものであればその組合せ数は自由であ
る。 【０００６】 【発明の効果】本発明の接続具は、高精度を必要とする
外側パイプの外径と内側パイプの内径を精度高く加工の
仕易い型枠Ｓと棒によって寸法出しが出来る為に安価に
製造出来る効果が見込める。
する際に使用する接続具の製造方法に関するものであ
る。 【０００２】 【従来の技術】電気鋳造法による接続具の作成は、芯径
は精度高く得る事が出来たが、外径を０．７５、１．２
５、２.５０φｍｍとする事は非常に多くの時間を要し
生産能率が悪くコスト高になる欠陥があった。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】生産性を高める為に芯
径を備えるパイプと、その他の部分を分離して造り、そ
れ等を組み合せて高精度で安価な接続具を完成する。 【０００４】 【課題を解決するための手段】電気鋳造方法の特徴を活
かして芯径を備える内パイプを作りその外周に接合する
外側パイプは鋳造液に接する表面積の大きい外枠を作
り、その内面に鋳造させるか或は他の引き抜き方法など
で作成したパイプと組合せて精度高く且製造コストの安
価なる接続具を作る手段。 【０００５】 【発明の実施の形態】先ず外パイプ０１を電気鋳造方法
で作る場合の一例を示す。予め図１に斜視図で示す如く
内径が接続具の外径に相当する穴Ｈを備えた型枠Ｓを用
意し、図２に鋳造層が生成する方向を矢印で示す如く鋳
造の為の液を上部から或は下部方向から間欠的にその液
の流れ方向を切換えて上下方向の外側パイプ層の成長性
の均一化に注意をしながら処理を行い、芯穴を備えた内
側パイプ０２の外径に相当する内径に外側パイプが達し
た時点で完了する。この時点で枠型Ｓから、成長した外
パイプ０１を図２の様に抜き取り外側パイプは出来上
る。一方内側パイプは、図３に示す様に芯径に相当する
細い棒の外周に矢印で示す様に鋳造層を成長させて、所
定の外径に若干の研磨代を加えた径に達したる時点で停
止をする。次に図４に示す如く棒を内側パイプ０２から
抜き取り図５に示す如く内側パイプ０２の外径と外側パ
イプ０１の内径を適合する様に必要に応じて研磨加工な
どを加えて調整した後に挿入して嵌合させ固定する。固
定する場合、接合剤を用いる事も可能であるが、無理挿
入をする事により殆どその必要性はない。又、熱処理を
施す事によって結合度を高める事も可能である。換言す
ると、外側パイプ０１の外径は従来は精密研磨加工を一
つ一つの製品に対して行っていたが、本発明では、型枠
Ｓの穴Ｈを一度精密に仕上げる事により電気鋳造法の特
徴である型枠寸法に正確に従った制度で仕上がる。同様
に内側のパイプ０２の芯穴も同様の原理に基き精度高く
作られた棒の外径寸法に従った精度の高い寸法の芯穴を
備えた内側パイプ０２を得る事が出来る。一般にパイプ
の内径の加工は難があるが、外径の加工は安易であり、
これ等複数のパイプの組合せに対しては、外径を調整す
る方が安価である。本実施例については外側パイプも電
気鋳造法によって作る場合を示したが外側パイプは、そ
の他の方法例えば、引き抜き法或は、株式会社日本特殊
管製作所殿の芯引抽伸法などによって作成したもの、更
にはこれ等のものに電気鋳造技術を加えて作成したパイ
プ類と組合せる事も本発明の外側パイプの適用の範囲に
含まれる。発明の実施については、内外の二つのパイプ
の組合せについて詳述したが、径の大きな接続具に対し
ては二つ以上のパイプの内一つの芯穴を有するパイプは
電気鋳造法に基くものであればその組合せ数は自由であ
る。 【０００６】 【発明の効果】本発明の接続具は、高精度を必要とする
外側パイプの外径と内側パイプの内径を精度高く加工の
仕易い型枠Ｓと棒によって寸法出しが出来る為に安価に
製造出来る効果が見込める。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の外側パイプ０１用の穴Ｈを備えた型枠
Ｓを示す。 【図２】穴Ｈを備えた型枠Ｓから矢印方向に電気鋳造法
により成長した外周パイプ０１を示す。 【図３】内側パイプ用の棒００の外周に矢印方向に電気
鋳造層が成長する様子を示した。 【図４】内側パイプ０２の外径が所定の大きさに成長
し、棒００を撤去した図である。 【図５】内側パイプ０２を外側パイプ０１に嵌合させて
いる図である。 【図６】外側パイプ０１に内側パイプを嵌合固定した斜
視図ａとその軸方向からの正面図ｂと中心軸を通る断面
図ｃをそれぞれ示す。 【符号の説明】 Ｈ 型枠の穴 Ｓ 型枠 ００ 棒 ０１ 外側パイプ ０２ 内側パイプ φｏｕｔ 外パイプの外径 φｍ 外パイプの内径 φｉｎ 内パイプの芯径
Ｓを示す。 【図２】穴Ｈを備えた型枠Ｓから矢印方向に電気鋳造法
により成長した外周パイプ０１を示す。 【図３】内側パイプ用の棒００の外周に矢印方向に電気
鋳造層が成長する様子を示した。 【図４】内側パイプ０２の外径が所定の大きさに成長
し、棒００を撤去した図である。 【図５】内側パイプ０２を外側パイプ０１に嵌合させて
いる図である。 【図６】外側パイプ０１に内側パイプを嵌合固定した斜
視図ａとその軸方向からの正面図ｂと中心軸を通る断面
図ｃをそれぞれ示す。 【符号の説明】 Ｈ 型枠の穴 Ｓ 型枠 ００ 棒 ０１ 外側パイプ ０２ 内側パイプ φｏｕｔ 外パイプの外径 φｍ 外パイプの内径 φｉｎ 内パイプの芯径
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】少なくとも一つの電気鋳造法により製造さ
れた内側パイプと他のパイプを組み合せた事を特徴とす
る接続具の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001338776A JP2003147568A (ja) | 2001-11-02 | 2001-11-02 | 電気鋳造法による接続具の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001338776A JP2003147568A (ja) | 2001-11-02 | 2001-11-02 | 電気鋳造法による接続具の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003147568A true JP2003147568A (ja) | 2003-05-21 |
Family
ID=19153219
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001338776A Pending JP2003147568A (ja) | 2001-11-02 | 2001-11-02 | 電気鋳造法による接続具の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003147568A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006090620A1 (ja) * | 2005-02-22 | 2006-08-31 | Luzcom Inc. | 超精細ノズル及びその製造方法 |
| JP2008134130A (ja) * | 2006-11-28 | 2008-06-12 | Kiyokawa Mekki Kogyo Kk | 垂直型プローブ |
-
2001
- 2001-11-02 JP JP2001338776A patent/JP2003147568A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006090620A1 (ja) * | 2005-02-22 | 2006-08-31 | Luzcom Inc. | 超精細ノズル及びその製造方法 |
| JP2006233244A (ja) * | 2005-02-22 | 2006-09-07 | Luzcom:Kk | 超精細ノズル及びその製造方法 |
| JP4686209B2 (ja) * | 2005-02-22 | 2011-05-25 | 株式会社ルス・コム | 超精細ノズル及びその製造方法 |
| JP2008134130A (ja) * | 2006-11-28 | 2008-06-12 | Kiyokawa Mekki Kogyo Kk | 垂直型プローブ |
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