JP2003146781A5 - - Google Patents

Download PDF

Info

Publication number
JP2003146781A5
JP2003146781A5 JP2001345012A JP2001345012A JP2003146781A5 JP 2003146781 A5 JP2003146781 A5 JP 2003146781A5 JP 2001345012 A JP2001345012 A JP 2001345012A JP 2001345012 A JP2001345012 A JP 2001345012A JP 2003146781 A5 JP2003146781 A5 JP 2003146781A5
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sludge
kneading
crushing
fermentation
raw material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001345012A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003146781A (ja
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP2001345012A priority Critical patent/JP2003146781A/ja
Priority claimed from JP2001345012A external-priority patent/JP2003146781A/ja
Publication of JP2003146781A publication Critical patent/JP2003146781A/ja
Publication of JP2003146781A5 publication Critical patent/JP2003146781A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Description

【003】
【発明が解決しようとする課題】
汚泥の堆肥化処理方法としては、原料に水分調整材を配合し、栄養を補給して切り返しを行いながら発酵する方法、すなわち、糞の堆肥化と同様の処理がなされているが、汚泥は糞とは生成過程が異なるため、もともと高温で発酵分解する微生物が少なく、また、水中に長く静止状態で堆積していたことから微生物が活動しにくい状態にあり、糞のように簡単には発酵しないという問題がある。特に、低温ではほとんど発酵しないのが実情である。
【006】
他方、特開平11−244898には、汚泥を好気性高温代謝型の微生物で処理した種コンポストと、処理すべき汚泥とを、密閉された1次発酵槽1内に投入し、送気と排気を強制的に行って空気を循環させて発酵処理した後、密閉された2次発酵槽2に移し、同様にしてさらに熟発酵処理する堆肥化方法及びそのための装置が開示されている。しかしながら、このような閉鎖方式の発酵方法は酸欠状態になって発酵微生物の活動が停止し、通気を行っても、外気温が30℃以下では発酵しないという問題があり、堆肥化が困難であった。
【010】
【課題を解決するための手段】
上記第1の目的を達成するために、本発明の汚泥堆肥化方法は、汚泥に好気性微生物と水分調整材を配合して水分50〜65%に調整する原料調整工程と;前記調整原料を渦流加圧混練機で混練することにより、20〜35℃に昇温させるとともに、汚泥内の内在微生物と固形分に物理的刺激を与えて発酵しやすい環境に調整する前処理工程と;前記前処理をした原料を、断熱発酵槽において放熱を抑制し、十分な送気の下で切り返しながら粉砕する発酵処理工程と;からなることを特徴とする。上記水分調整材は、好ましくは、水分30%以下の材料を使用する。これらの材料には汚泥焼却灰などを使用するも一つの方法である。
【013】
すなわち、汚泥は水分含有率が高く、糞などに比べ分解微生物の定住量が少ないため発酵しにくい性質がある。このため、本発明では第1工程として、先ず、汚泥に好気性微生物と水分調整材を配合して水分50〜65%に調整する。好気性微生物と水分調整材は別々に配合してもよいが、すでに堆肥化してある種コンポストは好気性微生物を含み、水分調整機能を有するのでこれを配合するのが好ましい。また、前記の水分に調整するための水分調整材は、配合量の効率等を考慮すると水分45%以下のものを使用し、さらに好ましくは水分30%以下の材料が好ましい。このような材料としては、汚泥の焼却灰を使用するのも一方法である。
【018】
図1〜図3に示すように、渦流加圧混練機1は、調整済み原料の投入ホッパ5を有する中空のケーシング6内に、モータ7で回転駆動する2本の混練ユニット8、9を平行に配設してある。
【020】
このように、本発明では渦加圧混練機1に2本の混練ユニット8、9を、各々のスクリュー11及び回転混練歯12が噛み合って回転するようにしたことにより、一方の混練ユニット8、9の回りの原料が他方のユニットのスクリュー及び回転混練歯によって掻き落とされ、撹拌されるため、原料の共回りが抑制され効率よく送りだされる。 また、混練ユニット8、9の回転歯10の径が原料送りだし方向に向けて次第に太くしたことにより、原料は渦加圧混練機1内で短時間で昇温することによる。
【026】
汚泥を原料とする堆肥は粘性が高いため団塊になり易く、また、この団塊は切り返し装置で掻き上げ飛散させるだけでは破砕されにくい。このために本発明の汚泥堆肥化装置は、切り返し装置3の原料落下位置に破砕装置4を設けてある。この破砕装置4は、図4〜図5に示すように、回転軸体22の外周に放射状の粉砕羽根23を多段に固設した一対の粉砕ユニット24、25を用い、この粉砕ユニット24、25の粉砕羽根23、23が相互に噛み合って上から下に回転するようにして平行に組合せ、相互の粉砕羽根23、23間に落下した原料を抱き込んで噛み砕くようにしてある。従って、この粉砕羽根23は相互の粉砕羽根23間に原料を抱き込んで破砕する点で、従来の羽根車のような単なる原料の飛散を目的とするものとは、解決しようとする課題、構造、機能がまったく異なるものである。
【符号の説明】
1…渦流加圧混練機
2…発酵槽
3…切り返し装置
4…粉砕装置
5…ホッパ
6…ケーシング
7…モータ
8…混練ユニット
9…混練ユニット
10…回転軸
11…圧送スクリュー
12…回転混練歯
13…ゲート
14…固定混練歯
15…調整原料
16…壁
17…送風機
18…エアーレーション配管
19…不織布層
20…移動台車
21…掻き上げブレード
22…回転軸体
23…粉砕羽根
24…粉砕ユニット
25…粉砕ユニット
26…通気開放口
27…ハウジング
JP2001345012A 2001-11-09 2001-11-09 汚泥の堆肥化方法及び装置 Pending JP2003146781A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001345012A JP2003146781A (ja) 2001-11-09 2001-11-09 汚泥の堆肥化方法及び装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001345012A JP2003146781A (ja) 2001-11-09 2001-11-09 汚泥の堆肥化方法及び装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003146781A JP2003146781A (ja) 2003-05-21
JP2003146781A5 true JP2003146781A5 (ja) 2004-12-02

Family

ID=19158433

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001345012A Pending JP2003146781A (ja) 2001-11-09 2001-11-09 汚泥の堆肥化方法及び装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003146781A (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005072885A1 (ja) * 2004-01-30 2005-08-11 S-Science Co., Ltd 有機廃棄物の処理方法及び装置
JP4787920B2 (ja) * 2005-06-06 2011-10-05 株式会社セイグ 醗酵処理方法。
JP2012001667A (ja) * 2010-06-18 2012-01-05 S Science:Kk 固形燃料及びその製造方法
CN111217501B (zh) * 2020-02-16 2022-05-17 杭州雅洲智能科技有限公司 污泥成型方法
KR102470267B1 (ko) * 2020-12-14 2022-11-23 (유) 이레산업 퇴비 배합기

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0489158B1 (en) Method and apparatus for making organic fertilizer
JPH05105564A (ja) 有機肥料の製造方法
CN106391676A (zh) 一种餐厨垃圾干化稳定化快速处理方法及相关处理设备
JP2003146781A5 (ja)
JP2008127213A (ja) 生物系廃棄物の処理方法及びその装置
CN206285760U (zh) 一种有机肥发酵前的搅拌混料装置
CN113636877A (zh) 一种基于粪便资源化利用的生物处理系统
KR101923132B1 (ko) 친환경 바이오 칩을 응용한 대소변 및 휴지를 완전분해 소멸시키는 이동식 바이오 화장실
JP3634689B2 (ja) 有機性廃棄物の処理方法
JP2004057946A (ja) 発酵処理槽及び発酵処理装置
JP2003146781A (ja) 汚泥の堆肥化方法及び装置
CN113480346A (zh) 一种鸡粪制备有机生物肥料的生物处理工艺
JP2002355694A (ja) 畜産糞尿処理装置及び方法
KR101478284B1 (ko) 음식물 쓰레기의 고속 발효 장치
JP2002059135A (ja) 生ゴミ処理用分解処理剤及びこの分解処理剤を用いる生ゴミの処理方法
CN2197361Y (zh) 高速发酵处理生垃圾的装置
JPH11128995A (ja) 菌混合浄化装置及び菌混合浄化方法
JP2003071412A (ja) 生ゴミ処理装置及び生ゴミ処理方法
JPH07195058A (ja) 生ゴミ等の処理方法および生ゴミ等の処理装置
JP4091700B2 (ja) 堆肥原料の加圧・混練処理装置
CN220907395U (zh) 一种秸秆、粪污快速腐熟生产线
JPH08183684A (ja) 有機肥料の製造方法
KR900000316B1 (ko) 급속 발효 퇴비의 제조 장치
JPH1043728A (ja) 生ごみ処理機用の処理配合物
CN216106679U (zh) 一种生物有机肥生产用智能发酵塔