JP2003146356A - ストレッチ包装用フィルム - Google Patents
ストレッチ包装用フィルムInfo
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Abstract
ィルムを提供すること。 【解決手段】 本発明に係るストレッチ包装用フィルム
は、(A)エチレン/(メタ)アクリル酸共重合体また
はそのアイオノマーと、(B)エチレン/(メタ)アク
リル酸エステル共重合体(B1)、密度0.900〜0.950g/
cm3のエチレン/α−オレフィンランダム共重合体(B
2)および非晶あるいは低結晶性の密度0.850〜0.900g/
cm3のエチレン/α−オレフィンランダム共重合体(B
3)からなる群から選択される少なくとも1種の柔軟成
分とを含む樹脂組成物からなることを特徴としている。
Description
いられるストレッチ包装用フィルムに関する。
ストレッチフィルム(食品を入れた発泡ポリスチレント
レーのラッピング)には、従来主としてPVCフィルム
が用いられている。ところが、環境上の問題からPVC
代替品が求められる昨今、ストレッチ包装用フィルムの
分野でもオレフィン系樹脂フィルムへの切り替えが急激
に進んでいる。このような非PVC系ストレッチ包装用
フィルムとして、エチレン・不飽和カルボン酸共重合
体、エチレン・不飽和カルボン酸・不飽和カルボン酸エ
ステル三元共重合体あるいはそのアイオノマーを用いる
ことについても多くの提案がある。
分が(a)エチレン、(b)不飽和カルボン酸アルキル
エステル、(c)不飽和カルボン酸、(d)不飽和カル
ボン酸金属塩より成る共重合体であり、かつ(a)成分
が90〜98モル%、(b)成分が9.7〜2.0モル
%、(c)成分が0〜2.5モル%、(d)成分が0.
3〜2.5モル%であるエチレン系共重合体から成る包
装用フィルムが記載されている。
(a)少なくとも50重量%のエチレン、2〜20重量
%の、炭素数が3〜8の不飽和カルボン酸、及び2〜2
0重量%の、アルキル基の炭素数が2〜12の少なくと
も1種類のアルキルアクリレートアルキルメタクリレー
トまたはこれらの混合物から誘導した部分から成り、酸
基含有部分の酸基の0〜10%が少なくとも1種類の金
属イオンにより中和されている三元ポリマーを少なくと
も80%:及び(b)0.1〜2重量%の、少なくとも
1種類のソルビタン脂肪酸エステル:を含み、該フィル
ムの少なくとも一面に、処理面の湿潤張力が40〜50
dynes/cmとなるのに十分な程度のコロナ処理を
施してあることを特徴とする包装フィルムが記載されて
いる。
クリル酸含有量が8〜12重量%のエチレンメタクリル
酸共重合樹脂をインフレーション成形して成るフィルム
からなり、その50%伸張時の応力に対し、100%伸
張時に縦、横方向で1.1〜1.5倍、200%伸張時
に横方向で1.5〜2.0倍の伸張応力をもつことを特
徴とするストレッチ包装用フィルムが記載されている。
レン−(メタ)アクリル酸共重合樹脂50〜99重量%
と、エチレン−(メタ)アクリル酸−(メタ)アクリル
酸エステル三元共重合樹脂50〜1重量%との混合樹脂
を主成分とし、必要に応じて防曇剤及び粘着剤を添加
し、成形してなることを特徴とするストレッチ包装用フ
ィルムが記載されており、上記二元共重合体単独や三元
共重合樹脂単独では100%伸長時応力が適正範囲(フ
ィルム縦方向で110〜170kg/cm2、横方向で
60〜110kg/cm2)になく、自動包装適性に不
向きであることが記載されている。
体は一般に剛性が高く、一方エチレン−(メタ)アクリ
ル酸−(メタ)アクリル酸エステル三元共重合体は剛性
が低くて柔らかく、これは上記共重合体を金属イオンで
中和したアイオノマーでも同様であり、上記二元共重合
体のアイオノマーは硬質アイオノマー及び上記三元共重
合体のアイオノマーは軟質アイオノマーと呼ばれてい
る。
チ包装用フィルムは、上述した二元共重合体と三元共重
合体とを一定の量比で混合することにより、自動包装適
性を有するフィルムを製造するものであるが、これらの
両共重合体は相溶性が必ずしも十分ではなく、そのため
外部ヘーズ値が高くなる傾向があり、包装体内容物の透
視特性の点で未だ十分満足しうるものではない。
には、(メタ)アクリル酸エステル単位の含有量が7重
量%以下のエチレン・(メタ)アクリル酸・(メタ)ア
クリル酸エステル3元共重合体を主成分として含有し、
必要に応じて防曇剤、粘着剤を添加した樹脂組成物で成
形されてなり、機械的特性、包装機適性、透明性、復元
性に優れるストレッチ包装用フィルムが開示されてい
る。
性が良好で、機械的特性やストレッチ包装適性に優れて
いるフィルム、即ち、包装時にフィルム破れの発生がな
く、またフィルムの横への引き裂き性に優れており、し
かもパックする容器壁への密着性に優れており、更に包
装後のフィルムは押圧変形後の復元性にも優れているス
トレッチ包装用フィルムを提供することにある。本発明
の他の目的は、フィルムへの成形性やその作業性が良好
であり、しかも形成されたフィルムは、光学的にも均質
であって、外部ヘーズが少なく、内容物の透視性に優れ
ているストレッチ包装用フィルムを提供することにあ
る。
包装用フィルムは、(A)エチレン/(メタ)アクリル
酸共重合体またはそのアイオノマーと、(B)エチレン
/(メタ)アクリル酸エステル共重合体(B1)、密度
0.900〜0.950g/cm3のエチレン/α−オレフィンランダ
ム共重合体(B2)および非晶あるいは低結晶性の密度
0.850〜0.900g/cm3のエチレン/α−オレフィンランダ
ム共重合体(B3)からなる群から選択される少なくと
も1種の柔軟成分とを含む樹脂組成物からなることを特
徴としている。
タ)アクリル酸共重合体またはそのアイオノマー(A)
および柔軟成分(B)の合計100重量部に対し、前記
エチレン/(メタ)アクリル酸共重合体またはそのアイ
オノマー(A)の配合割合が95〜60重量部であり、
前記柔軟成分(B)の配合割合が5〜40重量部である
ことが好ましい。
共重合体(A)のエチレン含量が96〜85重量%であ
り、(メタ)アクリル酸含量が4〜15重量%であるこ
とが好ましい。成分(A)として、エチレン/(メタ)
アクリル酸共重合体のアイオノマーを用いる場合、エチ
レン/(メタ)アクリル酸共重合体を金属イオンによ
り、0.1〜90%中和したアイオノマーであることが
好ましい。
る樹脂組成物が、さらに防曇剤および/または粘着剤を
含むことがこのましい。さらに、本発明のストレッチ包
装用フィルムは、前記樹脂組成物をTダイ法で成形して
得たものであることが好ましい。
ルムは、(A)エチレン/(メタ)アクリル酸共重合体
またはそのアイオノマーと、(B)エチレン/(メタ)
アクリル酸エステル共重合体(B1)、密度0.900〜0.9
50g/cm3のエチレン/α−オレフィンランダム共重合体
(B2)および非晶あるいは低結晶性の密度0.850〜0.9
00g/cm3のエチレン/α−オレフィンランダム共重合体
(B3)からなる群から選択される少なくとも1種の柔
軟成分とを含む樹脂組成物からなる。
る。(A)エチレン/(メタ)アクリル酸共重合体またはそ
のアイオノマー エチレン/(メタ)アクリル酸共重合体(A)として
は、実質的にエチレン単位と(メタ)アクリル酸単位の
みからなる二元共重合体が好ましいが、さらに少量(た
とえば15重量%以下)の(メタ)アクリル酸エステル
を含有した三元共重合体でもよい。ここで、(メタ)ア
クリル酸とは、アクリル酸またはメタアクリル酸を意味
する。したがって、エチレン/(メタ)アクリル酸二元
共重合体とは、エチレン/アクリル酸二元共重合体また
はエチレン/メタアクリル酸二元共重合体を指す。
(A)のエチレン含量は、好ましくは96〜85重量
%、さらに好ましくは95〜88重量%、特に好ましく
は93〜91重量%であり、(メタ)アクリル酸含量
は、好ましくは4〜15重量%、さらに好ましくは5〜
12重量%、特に好ましくは7〜9重量%である。また
(メタ)アクリル酸エステルとは、アクリル酸エステル
またはメタアクリル酸エステルを意味し、具体的には、
アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸イソ
プロピル、アクリル酸nブチル、アクリル酸イソブチ
ル、アクリル酸イソオクチル、メタクリル酸メチル、メ
タクリル酸エチル、メタクリル酸イソブチルなどを例示
することができる。これらの中でもアクリル酸イソブチ
ルが特に好ましい。(メタ)アクリル酸エステルを用い
る場合、その含有割合は、前述したように、15重量%
以下であり、さらに好ましくは3〜12重量%、特に好
ましくは5〜10重量%である。
なストレッチ特性および透明性が達成される。また、エ
チレン/(メタ)アクリル酸共重合体(A)は、上述し
たエチレン/(メタ)アクリル酸二元共重合体とエチレ
ン/(メタ)アクリル酸/(メタ)アクリル酸エステル
共重合体三元共重合体の混合物であってもよい。
合体(A)のアイオノマーを使用する場合は、そのカル
ボキシル基の一部または全部が金属イオンで中和された
ものであって、たとえば中和度が90モル%以下、好ま
しくは50モル%以下、より好ましくは30モル%以下
のものが使用できる。金属イオンとしては、たとえばリ
チウム、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシ
ウム、亜鉛などのイオンを代表例として挙げることがで
きる。金属イオンは2種以上であってもよく、また金属
イオンの他に1,3-ジメチルアミノシクロヘキサンのよう
なアミノ化合物を含むものであってもよい。
して任意の分子量のものが使用できるが、通常190
℃、2160g荷重におけるメルトフローレート(MF
R)が0.01〜1000g/10分、特に0.1〜100g/10分
のものが好適に使用できる。エチレン/(メタ)アクリ
ル酸共重合体(A)のアイオノマーを使用した場合は、
フィルムの強度が向上し、さらに包装機適性が向上す
る。
ステル共重合体 エチレン/(メタ)アクリル酸エステル共重合体(B
1)は、エチレン単位と(メタ)アクリル酸エステル単
位とを主たる構成単位とし、必要に応じ他のモノマー
((メタ)アクリル酸を除く)から導かれる構成単位を
含有していてもよい。ここで、(メタ)アクリル酸エス
テルとしては、具体的には、アクリル酸メチル、アクリ
ル酸エチル、アクリル酸イソプロピル、アクリル酸nブ
チル、アクリル酸イソブチル、アクリル酸イソオクチ
ル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタク
リル酸イソブチルなどを例示することができる。これら
の(メタ)アクリル酸エステルの内でも、アルキル基の
炭素数が1乃至10の(メタ)アクリル酸エステル、特
に(メタ)アクリル酸メチルまたは(メタ)アクリル酸
エチルが好適である。
他のモノマーとしては、(メタ)アクリル酸以外の反応
性モノマーがあげられ、具体的には、無水マレイン酸、
等を例示できる。エチレン/(メタ)アクリル酸エステ
ル共重合体(B1)のエチレン含量は、好ましくは95
〜60重量%、さらに好ましくは92〜65重量%、特
に好ましくは90〜70重量%であり、(メタ)アクリ
ル酸エステル含量は、好ましくは5〜40重量%、さら
に好ましくは8〜35重量%、特に好ましくは10〜3
0重量%である。
たはそのアイオノマー(A)と、エチレン/(メタ)ア
クリル酸エステル共重合体(B1)とを併用すること
で、重合制限にとらわれず、任意に柔軟成分割合を変更
できる。一般にフィルムの包装機適性のためにはエステ
ル成分の存在が必要であるが、三元共重合体では重合条
件の制限によって、エステル成分割合の導入が制限され
る。しかし、上記のようなブレンド処方とすることで、
任意の割合でエステル成分を導入でき、包装機適性を適
宜に設定できる。(B2)密度0.900〜0.950g/cm3のエチレン/α−オレ
フィンランダム共重合体 本発明で用いるエチレン/α−オレフィンランダム共重
合体は、密度が、0.900〜0.950g/cm3の
範囲にあり、メルトフローレートは、好ましくは0.0
1〜200g/10分、より好ましくは0.03〜10
0g/10分、特に好ましくは0.05〜50g/分の
範囲にある。
ィンランダム共重合体(B2)は、特に限定はされない
が、メタロセン系オレフィン重合用触媒を用いて調製さ
れたポリエチレンであることが特に好ましい。すなわ
ち、エチレンから誘導される構成単位は、50〜100
重量%、好ましくは70〜100重量%、より好ましく
は80〜100重量%の量で存在し、炭素原子数が3〜
20のα-オレフィンから誘導される構成単位は、0〜
50重量%、好ましくは0〜30重量%、より好ましく
は0〜20重量%の量で存在することが望ましい。ここ
で炭素原子数が3〜20のα-オレフィンとしては、プ
ロピレン、1-ブテン、1-ペンテン、1-ヘキセン、4-メチ
ル-1-ペンテン、1-オクテン、1-デセン、1-ドデセン、1
-テトラデセン、1-ヘキサデセン、1-オクタデセン、1-
エイコセンなどが挙げられる。
ダム共重合体(B2)では、190℃における溶融張力
〔MT(g)〕と、メルトフローレート〔MFR(g/
10分)〕とがMT≦2.2×MFR-0.84 で示される関
係を満たしていることが好ましい。また、エチレン/α
−オレフィンランダム共重合体(B2)は、分子量分布
の指標であるMw/Mn(Mw:重量平均分子量、M
n:数平均分子量)の値が好ましくは2.5以下、さら
に好ましくは1.8〜2.4の範囲にある。
ム共重合体(B2)は、示差走査型熱量計(DSC)に
より測定した吸熱曲線における最大ピーク位置の温度
〔Tm(℃)〕と密度〔d(g/cm3 )〕とが、 Tm<400×d−250 好ましくは Tm<450×d−297 より好ましくは Tm<500×d−344 特に好ましくは Tm<550×d−391で示される
関係を満たしていることが望ましい。
ム共重合体(B2)は、結晶化度が30%を超えること
が好ましく、35〜90%の範囲にあることがより好ま
しい。上記のようなエチレン/α−オレフィンランダム
共重合体(B2)は、たとえば、公知のメタロセン系オ
レフィン重合触媒の存在下に、エチレンを得られる重合
体の密度が0.900〜0.950g/cm3となるよ
うに単独重合するか、あるいはエチレンと炭素原子数が
3〜20のα-オレフィンとを得られる(共)重合体の
密度が0.900〜0.950g/cm3となるように
共重合させることによって製造することができる。
び各触媒成分について説明する。メタロセン系オレフィ
ン重合用触媒は、通常、シクロペンタジエニル骨格を有
する配位子を少なくとも1個有する周期律表第IVB族の
遷移金属化合物からなるメタロセン触媒成分(a1)、
有機アルミニウムオキシ化合物触媒成分(b)、微粒子
状担体(c)、および必要に応じて有機アルミニウム化
合物触媒成分(d)、イオン化イオン性化合物触媒成分
(e)から形成される。
媒成分(a1)としては、シクロペンタジエニル骨格を
有する配位子を少なくとも1個有する周期律表第IVB族
の遷移金属化合物がある。このような遷移金属化合物と
しては、たとえば下記の一般式[I]で示される遷移金
属化合物が挙げられる。 ML1 x ・・・ [I] 式中、xは、遷移金属原子Mの原子価である。
金属原子であり、具体的には、ジルコニウム、チタン、
ハフニウムである。中でも、ジルコニウムが好ましい。
L1は、遷移金属原子Mに配位する配位子であり、これ
らのうち、少なくとも1個の配位子L1は、シクロペン
タジエニル骨格を有する配位子である。上記のような遷
移金属原子Mに配位するシクロペンタジエニル骨格を有
する配位子L1としては、具体的には、シクロペンタジ
エニル基等のアルキル置換シクロペンタジエニル基、あ
るいはインデニル基、4,5,6,7-テトラヒドロインデニル
基、フルオレニル基などが挙げられる。これらの基は、
ハロゲン原子、トリアルキルシリル基などで置換されて
いてもよい。
クロペンタジエニル骨格を有する基を2個以上含む場合
には、そのうち2個のシクロペンタジエニル骨格を有す
る基同士は、エチレン、プロピレン等のアルキレン基、
シリレン基またはジメチルシリレン基、ジフェニルシリ
レン基、メチルフェニルシリレン基等の置換シリレン基
などを介して結合されていてもよい。有機アルミニウム
オキシ化合物触媒成分(b)としては、アルミノオキサ
ンが好ましく用いられる。具体的には、式 −Al(R)O− [ただし、Rはアルキル基である] で表わされる繰り返し単位が通常3〜50程度のメチル
アルミノオキサン、エチルアルミノオキサン、メチルエ
チルアルミノオキサン等が用いられる。
微粒子状担体(c)は、無機あるいは有機の化合物であ
って、粒径が通常10〜300μm程度であり、好まし
くは20〜200μmの顆粒状ないし微粒子状の固体で
ある。無機担体としては多孔質酸化物が好ましく、具体
的にはSiO2、Al2O3、MgO、ZrO2、TiO2
等を例示することができる。
に応じて用いられる有機アルミニウム化合物触媒成分
(d)としては、具体的には、トリメチルアルミニウム
等のトリアルキルアルミニウム、ジメチルアルミニウム
クロリド等のジアルキルアルミニウムハライド、メチル
アルミニウムセスキクロリド等のアルキルアルミニウム
セスキハライドなどを例示することができる。
しては、たとえばUSP−5,321,106号公報に
記載されたトリフェニルボロン、MgCl2、Al
2O3、SiO2−Al2O3 等のルイス酸;トリフェニル
カルベニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボ
レート等のイオン性化合物;ドデカボラン、ビスn-ブチ
ルアンモニウム(1-カルベドデカ)ボレート等のカルボ
ラン化合物が挙げられる。
体(B2)の製造に用いられる触媒は、上記のような各
成分の存在下にオレフィンを予備重合させて得られる予
備重合触媒であってもよい。予備重合は、上記のような
各成分の存在下、不活性炭化水素溶媒中にオレフィンを
導入することにより行うことができる。エチレン/α−
オレフィンランダム共重合体(B2)は、前記のような
オレフィン重合触媒または予備重合触媒の存在下に、エ
チレンを単独重合するか、またはエチレンと炭素原子数
が3〜20のα-オレフィン、例えばプロピレン、1-ブ
テン、1-ペンテン、1-ヘキセン、4-メチル-1-ペンテ
ン、1-オクテン、1-デセン、1-ドデセン、1-テトラデセ
ン、1-ヘキサデセン、1-オクタデセン、1-エイコセンと
を共重合することによって得られる。
-オレフィンとの共重合は、気相であるいはスラリー状
の液相で行われる。スラリー重合においては、不活性炭
化水素を溶媒としてもよいし、オレフィン自体を溶媒と
することもできる。スラリー重合において用いられる不
活性炭化水素溶媒として具体的には、ブタン、イソブタ
ン、ペンタン、ヘキサン、オクタン、デカン、ドデカ
ン、ヘキサデカン、オクタデカンなどの脂肪族系炭化水
素;シクロペンタン、メチルシクロペンタン、シクロヘ
キサン、シクロオクタンなどの脂環族系炭化水素;ベン
ゼン、トルエン、キシレンなどの芳香族系炭化水素;ガ
ソリン、灯油、軽油などの石油留分などが挙げられる。
これら不活性炭化水素媒体のうち脂肪族系炭化水素、脂
環族系炭化水素、石油留分などが好ましい。
る際には、上記のようなオレフィン重合触媒または予備
重合触媒は、重合反応系内の遷移金属原子の濃度とし
て、通常10-8〜10-3グラム原子/リットル、好まし
くは10-7〜10-4グラム原子/リットルの量で用いら
れることが望ましい。スラリー重合法を実施する際に
は、重合温度は、通常−50〜100℃、好ましくは0
〜90℃の範囲にあり、気相重合法を実施する際には、
重合温度は、通常0〜120℃、好ましくは20〜10
0℃の範囲である。
cm2、好ましくは2〜50kg/cm2の加圧条件下で
あり、重合は、回分式、半連続式、連続式のいずれの方
式においても行うことができる。さらに重合を反応条件
の異なる2段以上に分けて行うことも可能である。この
ようなエチレン/α−オレフィンランダム共重合体(B
2)を前記エチレン/(メタ)アクリル酸共重合体また
はそのアイオノマーとともに用いると、フィルムの強度
および耐熱性を改良できる。(B3)非晶あるいは低結晶性の密度0.850〜0.900g/cm
3のエチレン/α−オレフィンランダム共重合体 エチレン/α- オレフィンランダム共重合体(B3)
は、エチレンと炭素原子数3〜20のα- オレフィンと
を共重合することにより得られる。
数3〜20のα-オレフィンとしては、具体的には、プ
ロピレン、1-ブテン、1-ペンテン、1-ヘキセン、4-メチ
ル-1-ペンテン、1-オクテン、1-デセン、1-ドデセンな
どが挙げられる。これらの中では、炭素原子数4〜10
のα-オレフィン、特に炭素原子数4〜8のα-オレフィ
ンが好ましい。
または2種以上組合わせて用いることができる。本発明
で用いられるエチレン/α- オレフィンランダム共重合
体(B3)は、エチレンから導かれる構成単位が30〜
95モル%、好ましくは40〜95モル%であり、X線
による結晶化度が非晶あるいは低結晶性を示し、好まし
くは40%以下、さらに好ましくは30%以下であり、
その融点(ASTM D 3418)が通常100℃以下である。
体(B3)の組成は、通常10mmφの試料管中で約2
00mgの重合体を1mlのヘキサクロロブタジエンに
均一に溶解させた試料の13C−NMRスペクトルを、測
定温度120℃、測定周波数25.05MHz、スペク
トル幅1500Hz、パルス繰返し時間4.2sec.、パ
ルス幅6μsec.の測定条件下で測定して決定される。
ィンランダム共重合体(B3)は、密度(ASTM D 150
5)が0.850〜0.900g/cm3、好ましくは
0.850g/cm3以上0.900g/cm3未満、さ
らに好ましくは0.855〜0.895g/cm3の範
囲にある。密度が上記範囲にあるエチレン/α- オレフ
ィンランダム共重合体(B3)を用いると、フィルム強
度、低温ヒートシール性およびホットタック性に優れた
ポリエチレンフィルムを提供することができる組成物が
得られる。
g荷重でのメルトフローレート(MFR)測定時に得ら
れるストランドを100〜125℃で1時間熱処理し、
1時間かけて室温まで徐冷したのち、密度勾配管で測定
する。また、このエチレン/α- オレフィンランダム共
重合体(B3)のメルトフローレート(MFR;ASTM D
1238,190℃、荷重2.16kg)は、0.5〜50g/10
分、好ましくは0.2〜20g/10分の範囲にある。
ンランダム共重合体(B3)を2種以上混合して用いて
もよい。上記のようなエチレン/α- オレフィンランダ
ム共重合体(B3)は、従来公知の方法により、たとえ
ばチーグラー系オレフィン重合用触媒を用い、中低圧下
で製造することができるし、また、特開平6−9724
号公報、特開平6−136195号公報、特開平6−1
36196号公報、特開平6−207057号公報等に
記載されているメタロセン触媒成分を含む、いわゆるメ
タロセン系オレフィン重合用触媒の存在下に、エチレン
と炭素原子数3〜20のα-オレフィンとを共重合させ
ることによって製造することができる。
法 本発明のストレッチ包装用フィルムは、前述したエチレ
ン/(メタ)アクリル酸共重合体またはそのアイオノマ
ーと、エチレン/(メタ)アクリル酸エステル共重合体
(B1)、密度0.900〜0.950g/cm3のエチレン/α−オ
レフィンランダム共重合体(B2)および非晶あるいは
低結晶性の密度0.850〜0.900g/cm3のエチレン/α−オ
レフィンランダム共重合体(B3)からなる群から選択
される少なくとも1種の柔軟成分(B)とを含む樹脂組
成物溶融押出し、製膜することにより製造することがで
きる。
酸共重合体またはそのアイオノマー(A)および柔軟成
分(B)の合計100重量部に対し、前記エチレン/
(メタ)アクリル酸共重合体またはそのアイオノマー
(A)の配合割合は、好ましくは95〜60重量部、さ
らに好ましくは95〜65重量部、特に好ましくは95
〜70重量部であり、前記柔軟成分(B)の配合割合
は、好ましくは5〜40重量部、さらに好ましくは5〜
35重量部、特に好ましくは5〜30重量部である。
て、上記(B1)〜(B3)からなる群から選択される
少なくとも1種が用いられるが、(B1)〜(B3)成
分は、一種単独であってもよく、また2種以上であって
もよい。たとえば、成分(B2)と(B3)を、成分
(A)と併用することで、成分(A)と(B2)とから
なる樹脂組成物を用いたストレッチ用包装フィルムと比
較して、透明性等の光学特性をさらに向上できる場合が
ある。この場合、各成分の配合割合は、成分(A)95
〜60重量部に対して、成分(B2)4〜30重量部、
成分(B3)1〜10重量部程度が好ましい(但し、成
分(A)、(B2)および(B3)の合計は100重量
部である)。
により、水分の存在にかかわらず内容物の透視性を向上
させるための防曇剤や、フィルムに粘着性を付与するた
めの粘着剤を配合することができる。かかる防曇剤とし
ては、それ自体公知の任意の防曇剤、例えば、グリセリ
ン脂肪酸エステル系、ソルビタン脂肪酸エステル系、ジ
乃至ポリグリセリン脂肪酸エステル系、エチレンオキサ
イド付加物系などの防曇剤を挙げることができるが、勿
論上に例示したものに限定されない。防曇剤は、フィル
ム形成用樹脂組成物100重量部当たり0.1〜10重
量部、特に0.1〜8重量部の量で配合することができ
る。
樹脂、芳香族系炭化水素樹脂、脂肪族/芳香族共重合炭
化水素樹脂、脂環族系炭化水素樹脂、合成テルペン系炭
化水素樹脂、テルペン系炭化水素樹脂、クマロンインデ
ン系炭化水素樹脂、低分子量スチレン系樹脂、ロジン系
炭化水素樹脂或いはこれらの組み合わせを挙げることが
できるが、勿論上に例示したものに限定されない。粘着
剤は、フィルム形成用樹脂組成物100重量部当たり
0.1〜15重量部、特に0.1〜10重量部の量で配
合することができる。
耐熱安定剤、耐候安定剤、酸化防止剤、老化防止剤、光
安定剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤、金属セッケンやワ
ックス等の滑剤、改質用樹脂乃至ゴム、等の公知の樹脂
配合剤を、それ自体公知の処方に従って配合できる。ま
た、本発明のストレッチ包装用フィルムは、光学特性に
優れ、たとえばHazeは、好ましくは2%以下、さらに好
ましくは1%以下である。
ンフレーション製膜法で製造することもできるが、本発
明に用いる樹脂組成物はTダイ法でフィルムへの成形が
可能であり、高速度で製造できるという利点がある。な
お、成形時における樹脂組成物の温度は、溶融温度以
上、樹脂組成物の分解温度よりも低い温度であればよ
く、一般に180〜240℃の温度が適当である。すな
わち、前記フィルム成形用樹脂組成物を、Tダイキャス
ト成形法で製膜し、製膜後のフィルムを高速度で巻き取
ることにより縦方向に延伸する。このため、本発明によ
ると150m/min以上の高速での生産が可能で、イ
ンフレーション製膜法では、高々50m/minでの生
産が可能であるのに対して、生産性の上で優れている。
勿論、本発明のストレッチ包装用フィルムは、インフレ
ーション製膜法によるものであっても何ら不都合な点は
ない。
によれば、耐熱性が良好で、機械的特性及びストレッチ
包装適性に優れているという利点が達成される。即ち、
このフィルムは、包装時にフィルム破れの発生がなく、
またフィルムの横への引き裂き性に優れており、しかも
パックする容器壁への密着性に優れており、更に包装後
のフィルムは押圧変形後の復元性にも優れている。ま
た、このフィルム形成用樹脂組成物は、上記した特定の
成分から形成されるため、フィルムへの成形性やその作
業性が良好であり、しかも形成されたストレッチ包装用
フィルムは、光学的にも均質であって、外部ヘーズが少
なく、内容物の透視性に優れている。かくして、本発明
のストレッチ包装用フィルムは、樹脂製トレイ等に載置
乃至充填された魚介類、精肉、野菜、果物、惣采などを
包装するためのフィルムとして有用である。
発明はこれら実施例に限定されるものではない。なお、
実施例および比較例で採用した、フィルム形成用組成物
の混合条件、フィルム加工条件および評価方法は以下の
とおりである。 「フィルム形成用組成物の混合条件」 使用機器:単軸押出機30mmφ スクリュー:ダブルダルメージ 樹脂温度:160℃ 「フィルム加工条件」 使用機器:40mmφ小型ラミネーター スクリュー:フルフライト深溝スクリュー フィルム厚み:12μm 樹脂温度:230℃ 「評価方法」 1.引張りモジュラスのMD、TDの比により包装機適性を
評価した。具体的には50%伸び時の引張りモジュラスMD
/TD比で評価した。 JIS Z 1702に準拠 測定条件:引張速度500mm/min 試験片:JIS Z 1702に準拠 評価:○=50%MD/TD比が2以下、△=50%MD/TD比が2を
超える 2.フィルム強度(フィルムインパクト) 装置:フィルムインパクトテスター 評価:△=40kJ/m未満、○=40kJ/m以上50kJ/m未満、◎
=50kJ/m以上 3.フィルムの外観 ブレンドフィルムの外観(透明性)の良否について調べ
た。 評価:○=フィルムの透明性を維持(ヘイズ2%未満) ×=フィルムの透明性が悪化(ヘイズ2%以上) 4.耐熱性の評価 試験片:横3cm×縦9cm×12μm短冊 評価:10g荷重をかけ、所定の温度に保ったオーブン
中に1時間入れ、試料が切断するかどうかで判断した。
量:12重量%、MFR:10g/10分) ・EMAA:エチレン/メタクリル酸共重合体(メタクリル
酸含量:8.7重量%、MFR:10.5g/10分) ・EMAAiBA:エチレン/メタクリル酸/アクリル酸イソ
ブチル三元共重合体(メタクリル酸含量9.7重量%、
アクリル酸イソブチル含量2.5重量%、MFR:9.
5g/10分) ・EMAAiBA:エチレン/メタクリル酸/アクリル酸イソ
ブチル三元共重合体(メタクリル酸含量8重量%、アク
リル酸イソブチル含量5重量%、MFR:10g/10
分) ・EMAAiBA:エチレン/メタクリル酸/アクリル酸イソ
ブチル三元共重合体(メタクリル酸含量11重量%、ア
クリル酸イソブチル含量8重量%、MFR:10g/1
0分) ・アイオノマー: ベースポリマー:エチレン/メタクリル酸共重合体(メ
タクリル酸含量8.7重量%) 金属種:ナトリウム イオン化度:1% MFR:9.1g/10分 ・アイオノマー: ベースポリマー:エチレン/メタクリル酸/アクリル酸
イソブチル共重合体(メタクリル酸含量8重量%、アク
リル酸イソブチル含量5重量%) 金属種:ナトリウム イオン化度:1% MFR:9.2g/10分 (B1)エチレン/(メタ)アクリル酸エステル共重合
体 ・EMA:エチレン/アクリル酸メチル共重合体(アクリル
酸メチル含量:20重量%、MFR:10g/10分) ・EMMA:エチレン/メタアクリル酸メチル共重合体(メ
タアクリル酸メチル含量:20重量%、MFR:20g
/10分) ・EEA: エチレン/アクリル酸エチル共重合体(アクリ
ル酸エチル含量:25重量%、MFR:20g/10
分) (B2)密度0.900〜0.950g/cm3のエチレン/α−オレ
フィンランダム共重合体レン ・mPE:三井化学(株)製エボリューSP0540(密度:0.
903g/cm3、MFR:3.8g/10分) ・mPE:三井化学(株)製エボリューSP2540(密度:0.
923g/cm3、MFR:3.8g/10分) ・UZ:三井化学(株)製ウルトゼックス4570(密度:
0.945g/cm3、MFR:7.0g/10分) (B3)エチレン/α−オレフィンランダム共重合体 ・タフマー:三井化学(株)製タフマーP A-4085 (密
度:0.880g/cm3、MFR:3.6g/10分)
を用い、各種の評価を行った。結果を表1に示す。表中
のカッコ内は成分の配合量(重量)を示す。なお、これ
らの例では、防曇剤、粘着剤は配合していない。
Claims (6)
- 【請求項1】(A)エチレン/(メタ)アクリル酸共重
合体またはそのアイオノマーと、(B)エチレン/(メ
タ)アクリル酸エステル共重合体(B1)、密度0.900
〜0.950g/cm3のエチレン/α−オレフィンランダム共重
合体(B2)および非晶あるいは低結晶性の密度0.850
〜0.900g/cm3のエチレン/α−オレフィンランダム共重
合体(B3)からなる群から選択される少なくとも1種
の柔軟成分とを含む樹脂組成物からなるストレッチ包装
用フィルム。 - 【請求項2】 前記エチレン/(メタ)アクリル酸共重
合体またはそのアイオノマー(A)および柔軟成分
(B)の合計100重量部に対し、前記エチレン/(メ
タ)アクリル酸共重合体またはそのアイオノマー(A)
の配合割合が95〜60重量部であり、前記柔軟成分
(B)の配合割合が5〜40重量部である請求項1に記
載のストレッチ包装用フィルム。 - 【請求項3】 前記エチレン/(メタ)アクリル酸共重
合体(A)のエチレン含量が96〜85重量%であり、
(メタ)アクリル酸含量が4〜15重量%である請求項
1または2に記載のストレッチ包装用フィルム。 - 【請求項4】 前記エチレン/(メタ)アクリル酸共重
合体のアイオノマー(A)が、エチレン/(メタ)アク
リル酸共重合体を金属イオンにより、0.1〜90%中
和したアイオノマーである請求項1〜3のいずれかに記
載のストレッチ包装用フィルム。 - 【請求項5】 前記成分(A)および(B)からなる樹
脂組成物が、さらに防曇剤および/または粘着剤を含む
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のスト
レッチ包装用フィルム。 - 【請求項6】 成形がTダイ法で行われていることを特
徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のストレッチ包
装用フィルム。
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004323547A (ja) * | 2003-04-21 | 2004-11-18 | Du Pont Mitsui Polychem Co Ltd | ストレッチ包装用フィルム |
WO2019181942A1 (ja) * | 2018-03-20 | 2019-09-26 | 三井・ダウ ポリケミカル株式会社 | スキンパック用組成物、スキンパック用シーラント、及びスキンパック用包装体 |
-
2002
- 2002-05-31 JP JP2002159649A patent/JP2003146356A/ja active Pending
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