JP2003146117A - 自動車の走行制御装置 - Google Patents

自動車の走行制御装置

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JP2003146117A
JP2003146117A JP2001348543A JP2001348543A JP2003146117A JP 2003146117 A JP2003146117 A JP 2003146117A JP 2001348543 A JP2001348543 A JP 2001348543A JP 2001348543 A JP2001348543 A JP 2001348543A JP 2003146117 A JP2003146117 A JP 2003146117A
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pedal
accelerator pedal
brake pedal
braking force
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JP2001348543A
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English (en)
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Kazuhiko Sato
和彦 佐藤
Toshimichi Minowa
利通 箕輪
Satoshi Kuragaki
倉垣  智
Takao Kojima
隆生 児島
徳治 ▲吉▼川
Tokuji Yoshikawa
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多種多様なユーザの好みを満足させ、ペダル
踏み換え操作を軽減できる使い勝手の良い自動車の走行
制御を実現すること。 【解決手段】 通常モードと操作低減モードの切換えス
イッチ1を設け、通常モードを選択しているときアクセ
ルペダル50の操作量に応じて駆動力を制御するととも
にブレーキペダル60の操作量に応じて制動力を制御す
る通常モードと、操作低減モードを選択しているときア
クセルペダルの深い操作範囲で駆動力を制御し、浅い操
作範囲で制動力を制御するとともに、ブレーキペダルの
深い操作範囲で制動力を制御し、浅い操作範囲で駆動力
を制御する操作低減モードを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の走行制御
装置の改良に関し、特に一般道、高速道、山岳道路等の
いろんな走行場所と運転者の好みに応じ、それぞれに適
した走行モードを選択できる自動車の走行制御装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、高速道路などを走行する場合にア
クセル操作を自動化し、運転者が設定した車速で走行で
きるクルーズコントロールシステムが開発されている。
【0003】また、上記システムにさらに環境認識セン
サを備え、アクセル操作と共にブレーキ操作を自動化す
ることにより、自車両と前方車両(又は障害物)との距
離を検出し、安全な車間距離を保持しながら走行できる
技術の開発が進んでいる。渋滞時の緩加減速走行を含む
車間距離制御クルーズコントロールシステム(以下「A
CC」と記す)がその例である。
【0004】上記システムに対し、高速道路や一般道路
においてブレーキペダル操作を中心とした走行を可能と
するシステムが提案されている。たとえば特開2001
−71794号公報では、ブレーキペダルに駆動力低下
機能範囲、制動力増加機能範囲、フットレスト機能範囲
を設け、走行中はブレーキペダル上に右足を載せたまま
の状態で加速を自動的に行い、減速・停止の必要がある
場合のみ運転者がブレーキペダル操作を行うことによ
り、ペダル踏換え操作の煩わしさを少なくし、快適性お
よび安全性の両立を図ったシステムが開示されている。
【0005】また、これとは反対に特定の場所・場面に
おいてアクセルペダル操作を中心とした走行を可能とす
るシステムの提案もなされている。例えば特開平9−2
72419号公報には、アクセルペダルが非操作状態に
なったことを検知して、目標減速度を設定して制動力付
加機構を作動させ、この目標減速度を車両の運転状態及
び道路状態に基いて補正する技術が開示されている。
【0006】更に、特開2000−233730号公報
には、アクセルペダルが燃料遮断の所定範囲内に戻され
た状態において、検出される車両走行状態に基づいて制
動系にて発生される制動力を制御する技術が開示されて
いる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来技術
によれば、それぞれの走行システムは、不特定のユー
ザ、あるいは不特定の走行場面を対象として、多種多様
なユーザの要求に応えようとするものであるが、ユーザ
の多くの好みを満たしているとは言えない。例えば、ク
ルーズコントロールシステムやACCは高速道路を走行
する機会が多いユーザにとって、疲労の少ない運転をし
たい場合に有効なシステムであるが、高速道路を殆ど走
行しないユーザにとっては使用する機会は殆ど無いと言
える。また、ブレーキペダル操作を中心とした走行シス
テムでは、渋滞時の走行などで疲労の少ない運転をした
い場合に有効なシステムであるが、加速中心の運転をし
たいと考える場合には物足りないと感じる。逆に、アク
セルペダル操作を中心とした走行システムでは、アグレ
ッシブな走行を好むユーザや加速中心の運転をしたい場
合には有効なシステムであるが、常にこのような運転を
望む訳ではない。
【0008】本発明の目的とするところは、多種多様な
ユーザの好みを満足させ、ペダルの踏み換え操作を低減
できる自動車の走行制御装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明はその一面におい
て、通常モードと操作低減モードを切換えるスイッチ手
段を設け、このスイッチ手段が通常モードを選択してい
るときアクセルペダルの操作量に応じて車両の駆動力を
制御するとともにブレーキペダルの操作量に応じて車両
の制動力を制御する通常モード制御手段と、前記スイッ
チ手段が操作低減モードを選択しているとき、アクセル
ペダルの操作量に応じて車両の駆動力又は制動力を制御
するとともに、ブレーキペダルの操作量に応じて車両の
制動力又は駆動力を制御する操作低減モードを備えたこ
とを特徴とする。
【0010】これにより、例えば長い下り勾配運転や平
坦路あるいは渋滞時のブレーキペダルをメインとした操
作低減モードと、高速道路や平坦路あるいは長い上り勾
配でのアクセルペダルをメインとした操作低減モード、
並びにアクセルペダルでは駆動力のみ、またブレーキペ
ダルでは制動力のみの通常モードの中から、ユーザの好
みに合ったモードを選ぶことができ、ユーザの選択の余
地が拡大し多種多様なユーザの好みを満足させ、また、
ペダルの踏み換え操作を低減できる走行制御装置を実現
できる。
【0011】本発明は他の一面において、前記スイッチ
手段が操作低減モードを選択しているとき、アクセルペ
ダルの深い操作範囲で車両の駆動力を制御し、浅い操作
範囲で制動力を制御するとともに、ブレーキペダルの深
い操作範囲で車両の制動力を制御し、浅い操作範囲で駆
動力を制御することを特徴とする。
【0012】これにより、ドライバが違和感を感じるこ
となく、自然に自動車の駆動力と制動力を切換えなが
ら、ドライバの指示に沿った走行を実現することができ
る。
【0013】本発明は他の一面において、操作低減モー
ドにおいて、前方の道路構造,車間距離,混雑度,路面
状態又は障害物等の有無の如き環境情報と、自車の走行
情報等から目標制動力を演算するし、この目標制動力に
基づき、アクセルペダル操作時の制動力を出力すること
を特徴とする。
【0014】これにより、併せて安全な走行を実現する
ことができる。
【0015】本発明は他の一面において、操作低減モー
ド制御手段は、前記アクセルペダルとブレーキペダルが
ともに操作されていないとき、最後に操作された一方の
ペダルの操作に対応する制御機能を保持する手段を備え
たことを特徴とする。
【0016】これにより、更にドライバの操作の負担を
軽減することができる。
【0017】本発明は他の一面において、操作低減モー
ド制御手段は、前記アクセルペダルとブレーキペダルが
ともに操作されているとき、ブレーキペダルの操作に対
応する制御機能を優先する手段を備えたことを特徴とす
る。
【0018】これにより、更に安全な走行を実現するこ
とができる。
【0019】本発明によるその他の目的及び特徴は、以
下の実施例の説明によって明らかにする。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態をな
す自動車の走行制御装置を備えた自動車の全体構成ブロ
ック図である。自動車の走行制御装置はモード選択装置
1、制御ユニット2、外部情報入出力装置6、データベ
ース7、車両情報センサ8、走行環境情報入力装置9、
ブレーキユニット10a〜10d、ブレーキディスク1
1a〜11d、エンジン12、タイヤ13a〜13d、
変速機14、エンジン制御ユニット15、変速機制御ユ
ニット16等により構成される。ここでは、自動変速機
搭載車を対象とし、さらにブレーキユニットは電動ブレ
ーキなどの、いわゆるブレーキバイワイヤー方式を対象
としている。
【0021】モード選択装置1により、通常モード、
操作低減モードのいずれか一つの走行モードが運転者
により選択される。これにより制御ユニット2によりエ
ンジン12、変速機14、ブレーキユニット10a〜1
0dが制御され、駆動力および制動力を制御して走行で
きる。車速、加速度、車輪速度、モーメントなどの各種
車両情報が車両情報センサ8により検出され、制御ユニ
ット2に入力される。また、走行環境情報入力装置9
は、先行車、前方画像などの走行環境情報を収集し、制
御ユニット2に入力する。更に、外部情報入出力装置6
は、GPS衛星3、ビーコン4、電波放送局5等から、
現在の車両位置、事故・気象などの情報を受信し、制御
ユニット2に入力する。以上の情報に基き、制御ユニッ
ト2は、駆動力、制動力を補正し、エンジン12、変速
機14、ブレーキユニット10a〜10dを制御する。
また、その地点における運転者の運転操作などが、デー
タベース7に記憶され、次回のその地点における走行に
対する制御にフィードバックできる。
【0022】図2は本発明の一実施形態におけるモード
選択装置1の操作部及び表示部を示す。モード選択装置
1は、ドライバが操作低減(走行)モード選択スイッチ
1aを押すことにより、操作低減走行モードが選択さ
れ、その解除スイッチ1bを押すことにより、通常走行
モードに戻る。また、目標速度等の設定スイッチ1c
と、目標値UPスイッチ1d及び目標値DNスイッチ1
eにより、表示画面1fに示す設定速度、設定車間
距離、設定加速度等の設定が可能である。設定スイッ
チ1cを押す毎に、表示画面中の上記設定速度、設
定車間距離、設定加速度が選択的に順次色つき表示さ
れ、所望の設定種目を選んで、目標値UPスイッチ1d
を押せば表示数値が増加し、目標値DNスイッチ1eを
押せば、表示数値が減少する。所望の数値に合せれば、
それらが目標値として設定される。図示の表示画面は、
操作低減走行モードが選択され、その旨を表示してい
る。そして、現在のメインペダルの種類「ブレーキ」及
び現在速度「56km/h」が表示されている。更に、
上記設定速度、設定車間距離、設定加速度がそれ
ぞれ図示の通り設定されていることを示している。運転
動作については後述する。
【0023】図3は、同じく、モード選択装置1の異な
る表示例を示す。操作低減走行モードにおける「アクセ
ルペダルがメインペダル」である場合で、運転者に逐次
情報を提供する機能を有している。本例では「道路前方
300m先に上りのS字カーブがある」という情報を表
示しており、かつ「ブレーキ支援の準備が完了してい
る」ことを運転者に報知している。この場合、詳細は後
述するように、運転者はアクセルペダルを制動力出力指
令範囲に操作すれば、演算された目標制動力により制動
力が制御される。このため、ドライバに違和感なくS字
カーブを徐行しながら走行できる。この時に音声、警報
を併用すれば一層効果的である。なお、表示装置は本実
施形態に限らず、たとえばダイヤル式のスイッチにより
モードを選択しても良い。
【0024】図4は、本発明の一実施形態におけるモー
ド選択装置1の操作部及び表示の他の一例である。この
図では、通常走行モードが選択されている場合を示して
いる。通常走行モードでは、従来の車両走行と同様、運
転者のアクセルペダル操作による加速、ブレーキペダル
操作による減速により走行するため、表示される情報は
現在速度のみとなっている。なお、図2〜4のモード選
択装置1のレイアウトは本実施形態に限ることなく、機
能を損なわない範囲においてあらゆる変更が可能であ
る。
【0025】図5は本発明の一実施形態によるアクセル
ペダルの状態図である。アクセルペダルは20aが初期
位置であり、20aから20bまでの操作量が、駆動力
指令を伝達しない踏込み領域である。20bから20c
までの操作量が駆動力作動領域であり、通常、操作量に
ともない駆動力も増加する。本実施形態で、ペダル操作
低減走行モードでアクセルペダルがメインペダルとなっ
ている場合においては、制動力指令許可フラグを出力す
る踏込み領域を設けており、アクセルペダルがこの位置
に操作された場合に、車両情報や外部走行環境等の情報
に応じて必要な制動力が制御ユニットで演算され、ブレ
ーキが制御される。なお、この踏込み領域は運転者の特
性、好みに応じ自由に変更可能であり、その場合のアク
セルペダル操作量に応じた駆動力増加の度合いも変更で
きる。また、20aから20bの操作量の最初の方には
制御のオーバーラップを防止するためにメインペダル選
択フラグ区間を設けており、メインペダルがブレーキペ
ダルとなっている場合にアクセルペダルが操作された場
合はメインペダルがアクセルペダルに切換り、アクセル
ペダルの操作により駆動力、または制動力が出力される
ようになる。これにより駆動力と制動力が同時に出力さ
れるということ無しにスムーズな制御が可能となる。
【0026】図6は、本発明の一実施形態によるブレー
キペダルの状態図である。ブレーキペダルは21aが初
期位置であり21aから21bまでの操作量が、制動力
指令を伝達しない踏込み領域である。21bから21c
までの操作量が制動力作動踏込み領域であり、通常、操
作量にともない制動力も増加する。本実施形態の、ペダ
ル操作低減走行モードでブレーキペダルがメインペダル
となっている場合においては、アクセルペダルがメイン
ペダルとなっている場合と同様、駆動力指令許可を出力
する踏込み領域を設けており、ブレーキペダルがこの位
置に操作された場合に、車両情報や外部走行環境等の情
報に応じて必要な駆動力が制御ユニットで演算され、エ
ンジン、変速機が制御される。なお、この踏込み領域は
運転者の特性、好みに応じ自由に変更可能であり、その
場合のブレーキペダル操作量に応じた制動力増加の度合
いも変更できる。また、ブレーキペダルがメインペダル
の走行の場合は、この踏込み領域に存在する割合が多い
ため、ブレーキペダルに反力装置を設けブレーキペダル
に足を載せたまま走行することも可能である。また、2
1aから21bの操作量の最初の方にはアクセルペダル
の場合と同様、制御のオーバーラップを防止するために
メインペダル選択フラグ踏込み領域を設けており、メイ
ンペダルがアクセルペダルとなっている場合にブレーキ
ペダルが操作された場合はメインペダルがブレーキペダ
ルに切換り、ブレーキペダルの操作により制動力、また
は駆動力が出力されるようになる。これにより駆動力と
制動力が同時に出力されるということ無しにスムーズな
制御が可能となる。
【0027】図7は本発明の一実施形態による制御ユニ
ット2の処理フローチャートである。このフローは所定
の時間間隔、たとえば1msで繰り返し実行されてい
る。ここではモード切換に関する制御処理について説明
する。
【0028】まず、701でスタート後、処理702に
て通常走行モードかどうかの判定が実施される。ここ
で、運転者により通常走行モードが選択された場合は処
理703により通常走行モードとなり処理を終了する。
ここで、モードが既に通常走行モードに選択されている
場合は処理703では何も実施せず処理を終了する。運
転者により通常走行モードが選択されてない場合は処理
704によりペダル操作低減走行モードが選択され、処
理712に進む。ここで、モードが既にペダル操作低減
走行モードに選択されている場合は処理704では何も
実施しない。処理712ではアクセルペダルとブレーキ
ペダル操作が同時にあったかどうかの判定が実施され
る。ここで、ペダルの同時操作があった場合は処理70
6によりブレーキペダルがメインペダルとなり処理を終
了する。ペダルの同時操作が無い場合は処理705に進
む。処理705ではブレーキペダル選択フラグがONか
どうかの判定が実施される。ここで、ブレーキペダル選
択フラグがONの場合は処理706によりブレーキペダ
ルがメインペダルとなり処理を終了する。ブレーキペダ
ル選択フラグがOFFの場合は処理707に進む。処理
707ではアクセルペダル選択フラグがONかどうかの
判定が実施される。ここで、アクセルペダル選択フラグ
がONの場合は処理708によりアクセルペダルがメイ
ンペダルとなり処理711に進み、アクセルペダル選択
フラグがOFFの場合は処理710に進む。処理711
では処理712と同様アクセルペダルとブレーキペダル
操作が同時にあったかどうかの判定が実施される。ここ
で、ペダルの同時操作があった場合は処理706により
ブレーキペダルがメインペダルとなり処理を終了する。
また同時操作が無い場合は何もせず処理を終了する。
【0029】処理710では、ペダル操作低減走行モー
ドを選択して、ペダル操作が行われないまま一定時間経
過したかどうかの判定が実施される。この判定は、運転
者がペダル操作低減走行モードを選択したのを忘れ、発
進意図が無いままブレーキペダルを離してしまった場合
に発進・加速する危険を防止するロジックである。ただ
し、これはクリープ走行まで禁止するものではなく、車
両が基本的に持っている走行特性は実現しても良い。処
理710で一定時間経過したと判定された場合は、処理
703に進み通常走行モードが選択され処理を終了す
る。一定時間経過していない場合は処理712の判定に
戻る。なお、運転者によりペダル操作低減走行モードが
選択され、運転者のペダル操作により、一旦メインペダ
ルが選択された後にペダル操作の無い状態が発生して
も、ペダル操作低減走行モードと、選択されたメインペ
ダルが維持される。したがって、その場合は、最後に操
作されたペダルをメインペダルとして、そのペダルの操
作量に応じて割り当てられた制御が実現される。また、
運転者が通常走行モードを選択するため解除スイッチ1
bを押した場合は、どの処理位置にあっても必ず通常走
行モードが選択される。また、その他のフェールセーフ
・フールプルーフ機能、例えば、走行中にドアが開い
た、サイドブレーキが引かれた、シフトレバーがパ
ーキング位置、バック位置に入れられた、車両に異
常が発生した、ABS、VDCが作動、シートベル
トが外された、タイヤが減圧またはパンクした…等の
場合にも、必ず通常走行モードに切換るようにしても良
い。また、ブレーキペダルがメインペダルとなっている
場合に静止した状態からブレーキペダルを離して加速す
る場合は、加速開始スイッチを設けて、運転者がブレー
キペダルを離した後で、さらに加速開始スイッチを押す
ことにより発進・加速開始されるようにしても良い。
【0030】このようにしてモード切換えに関する制御
が実施される。なお、処理712、705、707、7
10はこの順序である必要は無く、変更しても良い。
【0031】図8は、本発明の一実施形態による制御ユ
ニット2の処理フローチャートその2である。このフロ
ーは所定の時間間隔、たとえば1msで繰り返し実行さ
れている。ここではアクセルペダルがメインペダルとな
っている場合の処理について説明する。801でスター
ト後、処理802によりブレーキペダル選択フラグがO
N、すなわちブレーキペダルが操作されたかどうかを判
定する。ここで、ブレーキペダル選択フラグがONの場
合は処理803によりブレーキペダルがメインペダルと
なり、後述する図9の処理901に進む。ブレーキペダ
ル選択フラグがOFFの場合は処理804に進む。処理
804ではアクセルペダルが制動力指令範囲にあるかど
うかの判定が実施される。ここで、アクセルペダルが制
動力指令範囲にある場合は処理805に進む。処理80
5では目標制動力が演算される。目標制動力は車間距離
センサやGPSによる位置情報と地図データ、放送局、
道路通信施設、携帯端末等から得られる前方の道路構
造、車間距離、混雑度、路面状態、障害物等の有無、等
の少なくとも一つの環境情報と、自車の速度、加速度、
ステアリング操舵角などの走行情報により、自車の制御
ユニットで演算される。演算された制動力指令は、処理
806によりブレーキアクチュエータに出力し、処理を
終了する。アクセルペダルが制動力指令許可フラグを出
力する範囲に無い場合は、アクセルペダルはほぼ駆動力
指令範囲にあり、図5の操作量−駆動力特性にしたがっ
て処理807によりアクセルペダル操作量に応じた駆動
力指令がエンジン、変速機などに出力される。なお、処
理802は図7の処理705でも判定されているので無
くても良い。
【0032】図9は、本発明の一実施形態による制御ユ
ニット2の処理フローチャートその3である。このフロ
ーは所定の時間間隔、たとえば1msで繰り返し実行さ
れている。ここではブレーキペダルがメインペダルとな
っている場合の処理について説明する。901でスター
ト後、処理902によりアクセルペダル選択フラグがO
N、すなわちアクセルペダルが操作されたかどうかを判
定する。ここで、アクセルペダル選択フラグがONの場
合は処理903によりアクセルペダルがメインペダルと
なり、図8の処理801に進む。アクセルペダル選択フ
ラグがOFFの場合は処理904に進む。処理904で
はブレーキペダルが駆動力指令範囲にあるかどうかの判
定が実施される。ここで、ブレーキペダルが駆動力指令
範囲にある場合は処理905に進む。処理905では目
標駆動力が演算される。目標駆動力は、目標制動力演算
の場合と同様、車間距離センサやGPSによる位置情報
と地図データ、放送局、道路通信施設、携帯端末等から
得られる前方の道路構造、車間距離、混雑度、路面状
態、障害物等の有無、等の少なくとも一つの環境情報
と、自車の速度、加速度、ステアリング操舵角などの走
行情報により、自車の制御ユニットで演算される。演算
された駆動力指令は、処理906により、エンジン、変
速機などに出力し、処理を終了する。ブレーキペダルが
駆動力指令範囲に無い場合は、ブレーキペダルはほぼ制
動力指令範囲にあり、図6の操作量−制動力特性にした
がって処理907によりブレーキペダル操作量に応じた
制動力指令がブレーキアクチュエータに出力される。な
お、この場合はエンジンスロットル、変速機、燃料制御
などと組み合わせ、エンジンブレーキを併用しても、あ
るいは単独使用であっても良い。なお、処理902は図
7の処理707でも判定されているので無くても良い。
【0033】図10は、本発明の一実施形態により山岳
道路をペダル操作低減走行モードで走行した場合の動作
を説明するタイムチャートである。ここでは上り勾配
で、しかも曲路の地点を走行する場合について示す。1
01は車両、102は一時停止標識、103はブレーキ
ペダル操作チャート、104はアクセルペダル操作チャ
ート、105は車両速度を示す。区間ABでは平地であ
り、アクセルペダルをメインペダルとして走行してい
る。したがって操作はチャート103,104に示すよ
うにアクセルペダル操作のみで60km/h前後で走行
している。
【0034】区間BCは上り勾配で曲路が多い地点での
走行であり、チャートに示すようにアクセルペダル操作
が2回OFFしている。すなわち、アクセルペダルの踏
込み操作量がゼロ(又は微小)になっており、カーブを
走行しているため、車両速度105は、、で示すよ
うに、途中減速している。これらは、アクセルペダル操
作104がゼロ(又は微小)の時に、道路構造すなわち
カーブなどの情報を得て制動力が制御されたため減速し
ているのであり、この間、ブレーキペダルの操作は必要
としていない。区間CDでは一時停止、再発進の走行状
況を示している。一時停止のため、運転者はブレーキペ
ダルを操作している。ブレーキペダルが操作されたた
め、メインペダルはブレーキペダルに切換っている。そ
の後、ブレーキペダル操作の解除だけで、目標駆動力が
演算・出力され再発進している。区間DEではアクセル
ペダル操作により再びメインペダルがアクセルペダルに
切換り、途中カーブで一度だけアクセル操作量がゼロ
(又は微小)となり、前述同様に減速徐行している。
【0035】このようにして、ペダル操作低減走行モー
ドにおいては、メインペダルとしてアクセルペダル又は
ブレーキペダルのどちらが選択されている場合でも、一
方のペダル操作のみで、駆動力と制動力の両方の制御に
より走行できるため、ペダルの踏み換え頻度が低減で
き、スムーズかつ快適に走行できる。
【0036】図11は、本発明の他の一実施形態による
運転手への表示例である。この例は、ヘッドアップディ
スプレイによる報知の形態であり、フロントガラス11
0、投影装置111、投影された表示112、スピーカ
113、ダッシュボード114、バックミラー115よ
りなる。図に示すように、重要な情報はヘッドアップデ
ィスプレイにより報知した方が、前方から視線を外す必
要が無いため安全上有効である。また、スピーカ113
による音声、警報と併用すれば更に安全確実である。
【0037】図12は本発明の他の一実施形態による走
行制御装置を備えた自動車の全体構成ブロック図であ
る。自動車の走行制御装置は、モード選択装置1、制御
ユニット2、外部情報入出力装置6、データベース7、
車両情報センサ8、走行環境情報入力装置9、ブレーキ
ユニット10a〜10d、ブレーキディスク11a〜1
1d、エンジン12、タイヤ13a〜13d、変速機1
4、エンジン制御ユニット15、変速機制御ユニット1
6、ブレーキ油圧制御装置17等により構成される。こ
こでは自動変速機搭載車を対象とし、またブレーキシス
テムは油圧方式を対象としている。油圧方式においても
ブレーキバイワイヤー方式と同様の効果が得られる。
【0038】以上の実施例においては、操作量に応じて
車両の駆動力を制御するアクセルペダル50と、操作量
に応じて車両の少なくとも制動力を制御するブレーキペ
ダル60を備えた自動車の走行制御装置において、通常
走行モードと操作低減走行モードを切換えるスイッチ手
段1と、このスイッチ手段が通常走行モードを選択して
いるとき前記アクセルペダル50の操作量に応じて車両
の駆動力を制御するとともに前記ブレーキペダル60の
操作量に応じて車両の制動力を制御する通常走行モード
(703)制御手段と、前記スイッチ手段が操作低減走
行モードを選択しているとき、前記アクセルペダル50
の深い操作範囲でその操作量に応じて車両の駆動力を制
御し、浅い操作範囲で目標制動力を演算して制動力を制
御する(図5、図8の804−807)とともに、前記
ブレーキペダル60の深い操作範囲でその操作量に応じ
て車両の制動力を制御し、浅い操作範囲で目標駆動力を
演算して駆動力を制御する(図6、図9の904−90
7)操作低減走行モード制御手段と、前記アクセルペダ
ル50とブレーキペダル60がともに操作されていない
とき最後に操作された一方のペダル50又は60の操作
に対応する制御機能を保持する手段(図7の705−7
08)と、前記アクセルペダル50とブレーキペダル6
0がともに操作されているときブレーキペダル60の操
作に対応する制御機能を優先する手段(図7の712,
706)を備えている。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、疲労度の少ない運転を
したい場合や加速自在の運転をしたい場合など、多種多
様なユーザの好みを満足し、かつペダルの踏み換え頻度
を低減した快適な走行制御装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態をなす走行制御装置を備え
た自動車の全体構成ブロック図。
【図2】本発明の一実施形態におけるモード選択装置1
の操作部及び表示の一例。
【図3】本発明の一実施形態におけるモード選択装置1
の操作部及び表示の他の一例。
【図4】本発明の一実施形態におけるモード選択装置1
の操作部及び表示の他の一例。
【図5】本発明の一実施形態によるアクセルペダルの状
態図。
【図6】本発明の一実施形態によるブレーキペダルの状
態図。
【図7】本発明の一実施形態による制御ユニット2の処
理フローチャートその1。
【図8】本発明の一実施形態による制御ユニット2の処
理フローチャートその2。
【図9】本発明の一実施形態による制御ユニット2の処
理フローチャートその3。
【図10】本発明の一実施形態により山岳道路をペダル
操作低減走行モードで走行した場合の動作を説明するタ
イムチャート。
【図11】本発明の他の一実施形態による運転手への表
示例。
【図12】本発明の他の一実施形態による走行制御装置
を備えた自動車の全体構成ブロック図。
【符号の説明】
1…モード選択装置、1a…ペダル操作低減走行モード
選択スイッチ、1b…解除スイッチ、1c…設定スイッ
チ、1d…目標値UPスイッチ、1e…目標値DNスイ
ッチ、1f…表示画面、2…制御ユニット、50…アク
セルペダル、60…ブレーキペダル、6…外部情報入出
力装置、7…データベース、8…車両情報センサ、9…
走行環境情報入力装置、10a〜10d…ブレーキユニ
ット、11a〜11d…ブレーキディスク、12…エン
ジン、14…変速機、15…エンジン制御ユニット、1
6…変速機制御ユニット、17…ブレーキ油圧制御装
置。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B60T 8/00 B60T 8/00 D 5H180 F02D 29/02 301 F02D 29/02 301D G01C 21/00 G01C 21/00 A G08G 1/16 G08G 1/16 C (72)発明者 倉垣 智 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 児島 隆生 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 ▲吉▼川 徳治 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 Fターム(参考) 2F029 AA02 AB07 AB12 AC02 AC09 AC18 AC19 3D041 AA12 AA41 AB01 AC01 AC15 AC26 AD00 AD46 AD47 AD48 AD51 AE04 AE07 AE30 AE41 AF01 3D044 AA01 AA25 AB01 AC16 AC24 AC26 AC28 AC31 AC55 AC56 AC59 AD02 AD17 AD21 AE01 AE04 AE14 AE21 3D046 BB17 CC06 GG02 GG06 HH02 HH05 HH08 HH20 HH23 HH26 HH36 3G093 AA05 BA23 CA05 CB07 CB10 DB00 DB02 DB05 DB16 DB18 EA01 EB03 EB04 EC04 FA02 FA04 FA07 FA11 FA12 FB01 FB02 5H180 AA01 CC04 CC12 EE12 FF05 FF13 FF25 LL01 LL02 LL04 LL07 LL09 LL15

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】操作量に応じて車両の駆動力を制御するア
    クセルペダルと、操作量に応じて車両の少なくとも制動
    力を制御するブレーキペダルを備えた自動車の走行制御
    装置において、通常モードと操作低減モードを切換える
    スイッチ手段と、このスイッチ手段が通常モードを選択
    しているとき前記アクセルペダルの操作量に応じて車両
    の駆動力を制御するとともに前記ブレーキペダルの操作
    量に応じて車両の制動力を制御する通常モード制御手段
    と、前記スイッチ手段が操作低減モードを選択している
    とき前記アクセルペダルの操作量に応じて車両の駆動力
    又は制動力を制御するとともに前記ブレーキペダルの操
    作量に応じて車両の制動力又は駆動力を制御する操作低
    減モード制御手段を備えたことを特徴とする自動車の走
    行制御装置。
  2. 【請求項2】駆動力と制動力の2つの制御機能を持った
    アクセルペダルと、制動力と駆動力の2つの制御機能を
    持ったブレーキペダルと、前記アクセルペダル及びブレ
    ーキペダルのいずれかの操作によりそれらの操作範囲に
    応じていずれも駆動力又は制動力を制御する操作低減モ
    ード制御手段と、前記アクセルペダルの操作では駆動力
    のみを制御するとともに前記ブレーキペダルの操作では
    制動力のみを制御する通常モード制御手段を備えたこと
    を特徴とする自動車の走行制御装置。
  3. 【請求項3】操作量に応じて車両の駆動力を制御するア
    クセルペダルと、操作量に応じて車両の少なくとも制動
    力を制御するブレーキペダルを備えた自動車の走行制御
    装置において、通常モードと操作低減モードを切換える
    スイッチ手段と、このスイッチ手段が通常モードを選択
    しているとき前記アクセルペダルの操作量に応じて車両
    の駆動力を制御する通常モード制御手段と、前記スイッ
    チ手段が操作低減モードを選択しているとき前記アクセ
    ルペダルの操作量に応じて車両の駆動力又は制動力を制
    御する操作低減モード制御手段を備えたことを特徴とす
    る自動車の走行制御装置。
  4. 【請求項4】操作量に応じて車両の駆動力を制御するア
    クセルペダルと、操作量に応じて車両の少なくとも制動
    力を制御するブレーキペダルを備えた自動車の走行制御
    装置において、通常モードと操作低減モードを切換える
    スイッチ手段と、このスイッチ手段が通常モードを選択
    しているとき前記アクセルペダルの操作量に応じて車両
    の駆動力を制御するとともに前記ブレーキペダルの操作
    量に応じて車両の制動力を制御する通常モード制御手段
    と、前記スイッチ手段が操作低減モードを選択している
    とき前記アクセルペダルの深い操作範囲で車両の駆動力
    を制御し、浅い操作範囲で制動力を制御するとともに、
    前記ブレーキペダルの深い操作範囲で車両の制動力を制
    御し、浅い操作範囲で駆動力を制御する操作低減モード
    制御手段を備えたことを特徴とする自動車の走行制御装
    置。
  5. 【請求項5】請求項1〜4のいずれかにおいて、前記操
    作低減モード制御手段は、前方の道路構造,車間距離,
    混雑度,路面状態又は障害物等の有無のうち少なくとも
    一つの環境情報及び/又は自車の走行情報から目標制動
    力を演算する手段と、この目標制動力に基づき、前記ア
    クセルペダル操作時の制動力を出力する手段を備えたこ
    とを特徴とする自動車の走行制御装置。
  6. 【請求項6】請求項1、2、4又は5において、前記操
    作低減モード制御手段は、前方の道路構造,車間距離,
    混雑度,路面状態又は障害物等の有無のうち少なくとも
    一つの環境情報及び/又は自車の走行情報から目標駆動
    力を演算する手段と、この目標駆動力に基づき、前記ブ
    レーキペダル操作時の駆動力を出力する手段を備えたこ
    とを特徴とする自動車の走行制御装置。
  7. 【請求項7】請求項1〜6のいずれかにおいて、操作低
    減モード制御手段は、前記アクセルペダルとブレーキペ
    ダルがともに操作されていないとき、最後に操作された
    一方のペダルの操作に対応する制御機能を保持する手段
    を備えたことを特徴とする自動車の走行制御装置。
  8. 【請求項8】請求項1〜7のいずれかにおいて、操作低
    減モード制御手段は、アクセルペダル(又はブレーキペ
    ダル)の操作に基く駆動又は制動力の制御状態でブレー
    キペダル(又はアクセルペダル)が操作されたことに応
    動して、ブレーキペダル(又はアクセルペダル)の操作
    に基く駆動又は制動力の制御状態に切換える切換え手段
    を備えたことを特徴とする自動車の走行制御装置。
  9. 【請求項9】請求項1〜8のいずれかにおいて、操作低
    減モード制御手段は、前記アクセルペダルとブレーキペ
    ダルがともに操作されているとき、ブレーキペダルの操
    作に対応する制御機能を優先する手段を備えたことを特
    徴とする自動車の走行制御装置。
  10. 【請求項10】請求項1、3〜9のいずれかにおいて、
    前記スイッチ手段が操作低減モードを選択した後、予定
    時間前記アクセルペダル及びブレーキペダルがともに操
    作されなかったことに応動して、前記通常モードに切換
    える手段を備えたことを特徴とする自動車の走行制御装
    置。
  11. 【請求項11】操作量に応じて車両の駆動力を制御する
    アクセルペダルと、操作量に応じて車両の少なくとも制
    動力を制御するブレーキペダルを備えた自動車の走行制
    御装置において、通常モードと操作低減モードを切換え
    るスイッチ手段と、このスイッチ手段が通常モードを選
    択しているとき前記アクセルペダルの操作量に応じて車
    両の駆動力を制御するとともに前記ブレーキペダルの操
    作量に応じて車両の制動力を制御する通常モード制御手
    段と、前記スイッチ手段が操作低減モードを選択してい
    るとき、前記アクセルペダルの深い操作範囲でその操作
    量に応じて車両の駆動力を制御し、浅い操作範囲で目標
    制動力を演算して制動力を制御するとともに、前記ブレ
    ーキペダルの深い操作範囲でその操作量に応じて車両の
    制動力を制御し、浅い操作範囲で目標駆動力を演算して
    駆動力を制御する操作低減モード制御手段と、前記アク
    セルペダルとブレーキペダルがともに操作されていない
    とき最後に操作された一方のペダルの操作に対応する制
    御機能を保持する手段と、前記アクセルペダルとブレー
    キペダルがともに操作されているときブレーキペダルの
    操作に対応する制御機能を優先する手段を備えたことを
    特徴とする自動車の走行制御装置。
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