JP2003146054A - 車両用空調装置 - Google Patents

車両用空調装置

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JP2003146054A
JP2003146054A JP2001347383A JP2001347383A JP2003146054A JP 2003146054 A JP2003146054 A JP 2003146054A JP 2001347383 A JP2001347383 A JP 2001347383A JP 2001347383 A JP2001347383 A JP 2001347383A JP 2003146054 A JP2003146054 A JP 2003146054A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 風圧で駆動トルクに影響を受ける面スライド
式ドア15の駆動力を軽減できる車両用空調装置を提供
する。 【解決手段】 制御装置30は、軸回動式ドア22が略
全閉状態にある状態において面スライド式ドア15を開
閉作動させる場合、面スライド式ドア15を開閉作動さ
せる前に軸回動式ドア22の開放作動を開始させる。こ
れにより、面スライド式ドア15と比べて風圧で駆動ト
ルクに影響を受け難い軸回動式ドア22を先に開けて空
調風を逃がしてやることで、風圧で駆動トルクに影響を
受ける面スライド式ドア15に掛かっている風圧を軽減
させ、それから面スライド式ドア15を動かすことで風
圧で駆動トルクに影響を受ける面スライド式ドア15を
開閉作動させる際の駆動力を軽減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空調風の吹き出し
を制御する開口部開閉手段が、風圧で駆動トルクに影響
を受ける第1の開口部開閉手段、例えば面スライド式ド
アと、第1の開口部開閉手段に比べて風圧で駆動トルク
に影響を受け難い第2の開口部開閉手段、例えば軸回動
式ドアとで構成される車両用空調装置に関し、特に風圧
で駆動トルクに影響を受ける第1の開口部開閉手段の駆
動力低減を図った改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、吹出モードドアに面スライド式ド
アと軸回動式ドアとのそれぞれの特徴を生かし、組み合
わせて構成した車両用空調装置がある。例えば、本出願
人が先に出願した特開平9−235914号公報に示す
車両用空調装置等がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記公報に示
すような構成の車両用空調装置において、例えば、デフ
ロスタモード時にフェイス開口部を閉じているデフ・フ
ェイス用フィルムドアには400Paもの風圧が加わっ
ている。この状態からフットモードに切り替えようとす
る場合、その風圧を受けながらデフロスタ開口部を閉じ
る方向にフィルムドアをスライドさせるためには、約1
4Nもの駆動力が必要となる。図5に、そのドアに掛か
る風圧と駆動力との関係をグラフに示す。
【0004】このため、フィルムや駆動ギヤに強度が必
要なばかりではなく、駆動トルクの大きなアクチュエー
タ機構が必要となって大型化し、コストアップになると
いう問題がある。この問題はフィルムドアに限らず、空
調ケース内の風圧で開閉用の駆動トルクに影響を受け
る、例えば面スライド式ドア及び軸回動式ドアを含む開
口部開閉手段に共通の問題でもある。
【0005】本発明は、上記従来の問題に鑑みて成され
たものであり、その目的は、風圧で駆動トルクに影響を
受ける開口部開閉手段の駆動力を軽減できる車両用空調
装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では以下の技術的手段を採用する。
【0007】請求項1記載の発明では、吹出モード切替
手段(30)は、第2の開口部開閉手段(22)が略全
閉状態にある状態において第1の開口部開閉手段(1
5)を開閉作動させる場合、第1の開口部開閉手段(1
5)を開閉作動させる前に第2の開口部開閉手段(2
2)の開放作動を開始させることを特徴とする。
【0008】これにより、第1の開口部開閉手段(1
5)に比べて風圧で駆動トルクに影響を受け難い第2の
開口部開閉手段(22)を先に開けて空調風を逃がして
やることで、風圧で駆動トルクに影響を受ける第1の開
口部開閉手段(15)に掛かっている風圧を軽減させ、
それから第1の開口部開閉手段(15)を動かすことで
風圧で駆動トルクに影響を受ける第1の開口部開閉手段
(15)を開閉作動させる際の駆動力を軽減することが
できる。
【0009】請求項2記載の発明では、吹出モード切替
手段(30)は、第1の開口部開閉手段(15)を開閉
作動させると共に第2の開口部開閉手段(22)を略全
閉状態にする場合、第1の開口部開閉手段(15)が開
閉作動を終了した後に第2の開口部開閉手段(22)の
閉塞作動を終了させることを特徴とする。
【0010】これにより、第1の開口部開閉手段(1
5)に比べて風圧で駆動トルクに影響を受け難い第2の
開口部開閉手段(22)が閉じきっていないことで空調
風が逃げるため、風圧で駆動トルクに影響を受ける第1
の開口部開閉手段(15)に掛かる風圧が軽減されてお
り、その間に第1の開口部開閉手段(15)を動かし終
わることで風圧で駆動トルクに影響を受ける第1の開口
部開閉手段(15)を開閉作動させる際の駆動力を軽減
することができる。
【0011】請求項3記載の発明では、第1の開口部開
閉手段(15)は面スライド式ドア(15)で構成され
ることを特徴とする。これは、特に風圧で駆動トルクに
影響を受け易く駆動力を軽減したい開口部開閉手段とし
て面スライド式ドア(15)があり、膜状部材のフィル
ムドアや、もう少し腰のある薄板部材等のフレキシブル
ドアや、剛性のある枠体にフィルム等を組み合わせたス
ライドドア等が挙げられるが、何れのタイプの面スライ
ド式ドア(15)においても開閉時の駆動力を軽減する
ことができる。
【0012】請求項4記載の発明では、第2の開口部開
閉手段(22)は軸回動式ドア(22)で構成されるこ
とを特徴とする。これは、第1の開口部開閉手段(1
5)に比べて風圧で駆動トルクに影響を受け難い開口部
開閉手段として軸回動式ドア(22)があり、通常の板
ドアや、板ドア部の中央近傍に回転軸を配置したバタフ
ライドアや、回転軸に対する円弧面をドア面としたロー
タリードア等が挙げられるが、何れのタイプの軸回動式
ドア(22)においても風圧で駆動トルクに影響を受け
る開口部開閉手段、例えば面スライド式ドア(15)駆
動時の風圧を軽減することができる。
【0013】請求項5記載の発明では、吹出モード切替
手段(30)は、吹出モード毎に予め決められた所定開
度パターンに応じて、面スライド式ドア(15)と軸回
動式ドア(22)の開閉位置を制御することを特徴とす
る。これにより、軸回動式ドア(22)が略全閉状態に
ある状態において面スライド式ドア(15)を開閉作動
させる場合、面スライド式ドア(15)を開閉作動させ
る前に軸回動式ドア(22)の開放作動を開始させるこ
とが可能となる。
【0014】尚この制御は、パルスモータやサーボモー
タ等各ドアを開閉するアクチュエータの駆動タイミング
・駆動速度・駆動量(位置)等を制御する電気的な制御
であっても良いし、各ドアの開閉タイミング・開閉速度
・開閉位置等をリンク機構等を組み合わせて制御する機
械的な制御であっても良い。
【0015】請求項6記載の発明では、吹出モード切替
手段(30)は、軸回動式ドア(22)が略全閉状態に
ある状態において面スライド式ドア(15)を開閉作動
させる場合、一時的に前記軸回動式ドア(22)を所定
時間または所定位置まで開放作動させ、その開放してい
る間に前記面スライド式ドア(15)を開閉作動させる
ことを特徴とする。
【0016】これは、吹出モードを変更する場合に限ら
ず、吹出モードは変えないまでも空調 制御上面スライ
ド式ドア(15)の開度を変更する場合等に、まず軸回
動式ドア(22)を若干量開いて空調風を逃がし、風圧
が軽減されたところで面スライド式ドア(15)を駆動
して開度を変更し、その後に軸回動式ドア22を再度閉
じるというような作動パターンとするものである。
【0017】これによっても、風圧で駆動トルクに影響
を受ける面スライド式ドア(15)を開閉作動させる際
の駆動力を軽減することができる。因みに、上記各手段
の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手
段との対応関係を示す一例である。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図に
基づいて説明する。図1は、本実施形態における空調ユ
ニット1部分を示すもので、本実施形態による車両用空
調装置の通風系は、大別して、図示しない送風機ユニッ
トと、空調ユニット1との2つの部分に分かれている。
送風機ユニットは車室内の計器盤下方部のうち、中央部
から助手席側へオフセットして配置されており、これに
対し、空調ユニット1は車室内の計器盤下方部のうち、
車両左右方向の略中央部に配置されている。
【0019】送風機ユニットは周知のごとく内気(車室
内空気)と外気(車室外空気)を切替導入する内外気切
替箱と、この内外気切替箱を通して空気を吸入して送風
する送風機とから構成されている。空調ユニット1部
は、1つの共通の空調ケース2内に蒸発器(冷房用熱交
換器)3とヒータコア(暖房用熱交換器)4を両方とも
一体的に内蔵するタイプのものである。空調ケース2は
ポリプロピレンのような、ある程度の弾性を有し、強度
的にも優れた樹脂の成形品からなる。
【0020】空調ケース2は具体的には複数の分割ケー
スからなり、この複数の分割ケースは、上記熱交換器
3、4、後述のドア等の機器を収納した後に、金属バネ
クリップ、ネジ等の締結手段により一体に結合されて空
調ユニット1を構成する。空調ユニット1部は、車両の
前後方向および上下方向に対して、図1に示す形態で配
置されている。空調ケース2の、最も車両前方側の部位
の側面には空気入口5が形成されている。この空気入口
5には、前述の送風機ユニットから送風される空調空気
が流入する。
【0021】空調ケース2内において空気入口5直後の
部位に蒸発器3が配置されている。この蒸発器3は車両
前後方向には薄型の形態で空調ケース2内通路を横断す
るように上下方向に配置されている。従って、蒸発器3
の車両上下方向に延びる前面に空気入口5からの送風空
気が流入する。この蒸発器3は周知のごとく冷凍サイク
ルの冷媒の蒸発潜熱を空調空気から吸熱して、空調空気
を冷却するものである。
【0022】そして、蒸発器3の空気流れ下流側(車両
後方側)に、所定の間隔を開けてヒータコア4が配置さ
れている。このヒータコア4は空調ケース2内の下方側
に配置されている。尚、図示しないが、蒸発器3及びヒ
ータコア4の車両左右方向の幅寸法は、空調ケース2の
幅寸法と略同等に設計されている。
【0023】ヒータコア4は、蒸発器3を通過した冷風
を再加熱するものであって、その内部に高温の温水(エ
ンジン冷却水)が流れ、この温水を熱源として空気を加
熱するものである。空調ケース2内の空気通路におい
て、ヒータコア4の上方部位には、このヒータコア4を
バイパスして空気(冷風)が流れるデフ・フェイス用冷
風バイパス通路6が形成されている。
【0024】一方、空調ケース2内には、水平方向(車
両幅方向)に駆動軸8と従動軸9が、空調ケース2に対
して回転自在に支持されている。この駆動軸8及び従動
軸9にはフィルム状のデフ・フェイス用エアミックスフ
ィルム(面スライド式)ドア7の両端が固定及び巻回さ
れている。このデフ・フェイス用エアミックスフィルム
ドア7は、可撓性部材、具体的にはポリエチレン樹脂の
ごとく可撓性、強度に優れた樹脂製フィルム部材にて構
成されている。
【0025】そして、このデフ・フェイス用エアミック
スフィルムドア7は、ヒータコア4と蒸発器3との間の
部位にあり、駆動軸8とヒータコアの空気上流側コア面
と従動軸9とによって、ヒータコア4を通過する温風通
路と、ヒータコア4をバイパスするデフ・フェイス用冷
風バイパス通路6とをそれぞれ通過するようにして、一
定の張力が付与された状態で空調ケース2内に摺動可能
に配置されている。
【0026】駆動軸8の一端部は空調ケース2の外部に
突出して、ステップモータ等を用いたアクチュエータ機
構に連結駆動され、この駆動軸8の回転は図示しない回
転伝達機構を介して従動軸9にも伝達される。尚、この
回転伝達機構は周知の機構であるので、その説明は省略
する。
【0027】この駆動軸8は、車室内の空調状態を自動
制御する空調制御手段であり、且つ吹出モード切替手段
であり制御装置(ECU)30の制御出力に応じて回動
制御されることになる。
【0028】また、デフ・フェイス用エアミックスフィ
ルムドア7には空気を通過させるためのデフ(DEF)
側の開度を決定する開口部と、フェイス(FACE)側
の開度を決定する開口部との両者(図2中のDEF特性
及びFACE特性を参照)が形成されている。
【0029】そして、上記アクチュエータ機構により駆
動軸8を正逆両方向に回転させて、上記両開口部を任意
の位置で停止させることによって、ヒータコア4を通る
温風通路と、ヒータコア4をバイパスするデフ・フェイ
ス用冷風バイパス通路6とを通る通風比率が調節され、
デフ・フェイスへの吹出空気温度の調整が行われる。
【0030】一方、空調ケース2において、ヒータコア
4の空気下流側(車両後方側)の部位には、ヒータコア
4との間に所定間隔を開けて上下方向に延びる壁面10
が空調ケース2に一体成形されている。この壁面10に
よりヒータコア4の直後(空気下流側)から上下に向か
う温風通路11が形成されており、この温風通路11の
上方側はデフ・フェイス側へ温風を供給するデフ・フェ
イス用温風通路12となり、下方側はフット側へ温風を
供給するフット用温風通路18となっている。
【0031】先のデフ・フェイス用温風通路12は、ヒ
ータコア4の上方部においてデフ・フェイス用冷風バイ
パス通路6の下流側と合流し、冷風と温風の混合を行う
デフ・フェイス用空気混合部を形成している。
【0032】そして、空調ケース2の上面部において、
車両前方寄りの部位に、デフ・フェイス用空気混合部か
ら温度制御された空調空気が流出するデフロスタ開口部
13が開口している。このデフロスタ開口部13は図示
しないデフロスタダクトを介してデフロスタ吹出口に接
続され、このデフロスタ吹出口から、車両前面窓ガラス
の内面に向けて風を吹き出す。
【0033】また、空調ケース2の上方部において、デ
フロスタ開口部13よりも車両後方側(乗員寄り)の部
位にフェイス開口部14が設けられており、このフェイ
ス開口部14は図示しないフェイスダクトを介して、計
器盤上方側に配置されているフェイス吹出口に接続さ
れ、このフェイス吹出口から車室内の前席乗員頭部に向
けて風を吹き出す。
【0034】そして、これらデフロスタ開口部13とフ
ェイス開口部14とは第1の開口部開閉手段として薄板
状のデフ・フェイス用フレキシブルドア15により切替
開閉される。このデフ・フェイス切替用フレキシブルド
ア15は、面スライド式のドアであり、風圧で駆動トル
クに影響を受けるドアである。
【0035】デフ・フェイス切替用フレキシブルドア1
5は、空調ケース2の上面部近傍にて水平方向に配置さ
れた駆動軸16により空調ケース2の内面を摺動するよ
うになっており、その駆動軸16は図示しない吹出モー
ド切替用のアクチュエータ機構に連結されて、このアク
チュエータ機構によりデフ・フェイス切替用フレキシブ
ルドア15が操作されるようになっている。
【0036】この駆動軸16は、ECU30の制御出力
に応じて回動制御されることになる。具体的には図2中
のDEF、FACEの両特性に示すように、吹出モード
毎に予め決められた所定開度パターン(マップデータ)
に応じて開度制御される。
【0037】次に、空調ケース2において、フェイス開
口部14の下方側にフット開口部21が設けられてい
る。このフット開口部21は、空調ケース2の車両後方
向き(乗員向き)に開口しており、図示しないフットダ
クトを解して前席の運転席側及び助手席側の乗員足元に
空気を吹き出す。
【0038】また、空調ケース2の内部においてヒータ
コア4の下方側部位に、蒸発器3出口からの冷風をヒー
タコア4をバイパスして通過させるフット用冷風バイパ
ス通路17が形成されている。そして、フット用温風通
路18とフット用冷風バイパス通路17との合流部位に
平板状のフット用エアミックスドア19が回転軸20に
より回動可能に配置されている。
【0039】このフット用エアミックスドア19はフッ
ト用温風通路18からの温風とフット用冷風バイパス通
路17からの冷風との風量割合を調整して乗員足下への
吹出空気温度を調整するフット用温度調整手段を構成す
る。フット用温風通路18からの温風とフット用冷風バ
イパス通路17からの冷風はフット用空気混合部におい
て混合して所望温度の空気となる。
【0040】回転軸20は水平方向(車両幅方向)に配
置され、その一端部は空調ケース2の外部に突出して、
図示しないサーボモータ等を用いた独立のアクチュエー
タ機構に連結され、このアクチュエータ機構によりEC
U30の制御出力に応じてフット用エアミックスドア1
9の回動位置を調整するようになっている。
【0041】フット用空気混合部で混合した所望温度の
空気は、下流側(車両後方側)に向かって流れ、フット
開口部21との間に、その空調空気を遮断したり吹き出
し量を調節したりする吹出モードドア(開口部開閉手
段)の一つとしてのフット用バタフライドア22が回転
軸23により回動可能に配置されている。このフット用
バタフライドア22は、軸回動式のドアであり、面スラ
イド式のドアと比べて風圧で駆動トルクに影響を受け難
いドアである。
【0042】そして、回転軸23は水平方向(車両幅方
向)に配置され、その一端部は空調ケース2の外部に突
出して、図示しないサーボモータ等を用いた独立のアク
チュエータ機構に連結され、このアクチュエータ機構に
よりフット用バタフライドア22の回動位置を調整する
ようになっている。具体的にはECU30により図2中
のFOOT特性で示すように、吹出モード毎に予め決め
られた所定開度パターン(マップデータ)に応じて開度
制御されることになる。
【0043】このECU30はマイクロコンピュータ等
から構成されるもので、送風機ユニット及び空調ユニッ
ト1に装備される各種空調機器を予め設定されたプログ
ラムに従って制御するものである。そして、各種開度パ
ターンはマップデータとして記憶手段(メモリ)に予め
記憶されている。
【0044】次に、図1、図2を用いて上記構成におけ
る本実施形態の作動を説明する。尚、図2は本発明での
各吹出モードと各吹出モードドア開度の推移を示すドア
ダイアグラムである。本実施形態の車両用空調装置は吹
出モード切替用のドア手段をなすデフ・フェイス切替用
フレキシブルドア15と、フット用バタフライドア22
との操作位置を選択することにより、以下の吹出モード
を設定できる。
【0045】(1)デフロスタ吹出モード 図2のドアダイアグラムに示すように、デフ・フェイス
切替用フレキシブルドア15はデフロスタ開口部13を
100%開度(全開)とし、フェイス開口部14は0%
開度(全閉)とする。また、フット用バタフライドア2
2も0%開度(全閉)とする。この状態でデフ・フェイ
ス用エアミックスフィルムドア7は、ヒータコア4を通
る温風通路側を全開とし、フット用エアミックスドア1
9はフット用冷風バイパス通路17を全閉とする。
【0046】これにより、送風機ユニットからの送風空
気の全量をヒータコア4で加熱した後、この温風はデフ
・フェイス用温風通路12を上昇してデフ・フェイス用
空気混合部に至り、ここからデフロスタ開口部13を通
して、デフロスタ吹出口から車両前面窓ガラスに向けて
吹き出し、前面窓ガラスの曇り止めを行う。
【0047】(2)フット/デフ吹出モード デフ・フェイス切替用フレキシブルドア15はデフロス
タ開口部13を略中間開度とし、フェイス開口部14は
0%開度(全閉)とする。また、フット用バタフライド
ア22は略中間開度とする。この状態でデフ・フェイス
用エアミックスフィルムドア7は、ヒータコア4を通る
温風通路側を全開とし、フット用エアミックスドア19
はフット用冷風バイパス通路17を全閉とする。
【0048】これにより、送風機ユニットからの送風空
気の全量をヒータコア4で加熱した後、略半分の温風は
デフ・フェイス用温風通路12を上昇してデフ・フェイ
ス用空気混合部に至り、ここからデフロスタ開口部13
を通して、デフロスタ吹出口から車両前面窓ガラスに向
けて吹き出し、前面窓ガラスの曇り止めを行うと共に、
略半分の温風はフット用温風通路18を通過してフット
開口部21からフット吹出口を経て前席乗員の足元部に
向けて温風が吹き出し車室内の暖房を行う。
【0049】(3)フット吹出モード デフ・フェイス切替用フレキシブルドア15はデフロス
タ開口部13を略20%開度とし、フェイス開口部14
も略20%開度とする。また、フット用バタフライドア
22は100%開度(全開)とする。この状態でデフ・
フェイス用エアミックスフィルムドア7は、ヒータコア
4を通る温風通路側を全開とし、フット用エアミックス
ドア19はフット用冷風バイパス通路17を全閉とす
る。
【0050】これにより、送風機ユニットからの送風空
気の全量をヒータコア4で加熱した後、大部分の温風は
フット用温風通路18を通過してフット開口部21から
フット吹出口を経て前席乗員の足元部に向けて温風が吹
き出し車室内の暖房を行う。また、少量の温風がデフ・
フェイス用温風通路12を上昇してデフ・フェイス用空
気混合部に至り、ここからデフロスタ開口部13を通し
て、デフロスタ吹出口から車両前面窓ガラスに向けて吹
き出し、前面窓ガラスの曇り止めを行うと共に、フェイ
ス開口部14を通して、フェイス吹出口から前席乗員の
頭部に向けて温風が吹き出す。
【0051】(4)バイレベル吹出モード デフ・フェイス切替用フレキシブルドア15はデフロス
タ開口部13を0%開度(全閉)とし、フェイス開口部
14は略中間開度とする。また、フット用バタフライド
ア22は略中間開度とする。バイレベル吹出モードは、
通常、春秋の中間シーズンで用いられるので、デフ・フ
ェイス用エアミックスフィルムドア7とフット用エアミ
ックスドア19が中間開度位置に操作され、所望温度に
調整された風が、フェイス開口部14とフット開口部2
1の両方から車室内前席側の上下に同時に吹き出す。
【0052】(5)フェイス吹出モード デフ・フェイス切替用フレキシブルドア15はデフロス
タ開口部13を0%開度(全閉)とし、フェイス開口部
14は100%開度(全開)とする。また、フット用バ
タフライドア22は0%開度(全閉)とする。そして、
デフ・フェイス用エアミックスフィルムドア7はデフ・
フェイス用冷風バイパス通路6を全開として最大冷房状
態を設定する。
【0053】この状態において、送風機ユニット及び冷
凍サイクルが運転されると、送風機ユニットからの送風
空気が空気入口5より流入した後、蒸発器3で冷却され
て冷風となる。最大冷房状態ではこの冷風がそのまま、
デフ・フェイス用冷風バイパス通路6を通過してデフ・
フェイス用空気混合部を経てフェイス開口部14へ向か
い、前席用フェイス吹出口から前席乗員の頭部に向けて
冷風が吹き出す。
【0054】車室内吹出空気温度の制御のために、デフ
・フェイス用エアミックスフィルムドア7を最大冷房位
置から中間開度位置に操作すると、デフ・フェイス用エ
アミックスフィルムドア7の開度位置に従って冷風の大
部分がデフ・フェイス用冷風バイパス通路6を通過し、
残余の一部の冷風はヒータコア4に流入して加熱され、
温風となって温風通路11に流出する。そして、デフ・
フェイス用温風通路12を流れ、デフ・フェイス用冷風
バイパス通路6の冷風とデフ・フェイス用温風通路12
からの温風とがデフ・フェイス用空気混合部にて混合さ
れ、所望温度に調整される。
【0055】次に、本実施形態の特徴を説明する。図4
に、従来の各吹出モードと各吹出モードドア開度の推移
をドアダイアグラムに示すが、各吹出モードでの各吹出
モードドアの開度は上記した本実施形態の作動と同じで
ある。違いは、その各吹出モード間を切り替えて移行す
る際の各吹出モードドアの開閉タイミングにある。
【0056】具体的には、本実施形態の空調ユニットで
はデフ・フェイス部に面スライド式ドア15として風圧
で駆動トルクに影響を受けるドアを用い、フット部に軸
回動式ドア22として面スライド式ドア15と比べて風
圧で駆動トルクに影響を受け難いドアを用いているた
め、フット部の軸回動式ドア22が閉じていてデフ・フ
ェイス部の面スライド式ドア15に高い風圧が掛かって
いる状態での駆動にある。
【0057】図2、図4のドアダイアグラムでいえば、
デフロスタモードからフット/デフロスタモードへ移行
する動き始め、及びフット/デフロスタモードからデフ
ロスタモードへ移行し終わる直前(Dのライン近傍)で
あり、フェイスモードからバイレベルモードへ移行する
動き始め、及びバイレベルモードからフェイスモードへ
移行し終わる直前(Fのライン近傍)である。
【0058】従来は図4に示すように、フット部の軸回
動式ドア22もデフ・フェイス部の面スライド式ドア1
5も同時に動き始めたり同時に動き終わるタイミングと
なっているのに対して、本発明は図2に示すように、デ
フロスタモード(Dのライン近傍)またはフェイスモー
ド(Fのライン近傍)でまずフット部の軸回動式ドア2
2が開き始めて、dまたはfまで遅れたタイミングでデ
フ・フェイス部の面スライド式ドア15がデフロスタ開
口部13またはフェイス開口部14を閉じ始めるタイミ
ングとなっている。
【0059】これにより、面スライド式ドア15と比べ
て風圧で駆動トルクに影響を受け難い軸回動式ドア22
を先に開けて空調風を逃がしてやることで、風圧で駆動
トルクに影響を受ける面スライド式ドア15に掛かって
いる風圧を軽減させ、それから面スライド式ドア15を
動かすことで風圧で駆動トルクに影響を受ける面スライ
ド式ドア15を開閉作動させる際の駆動力を軽減するこ
とができる。
【0060】また、逆方向の動きでは、dまたはfの時
点でデフ・フェイス部の面スライド式ドア15が開き終
わった後、DまたはFまで遅れたタイミングでフット部
の軸回動式ドア22が閉じ終わるタイミングとなってい
る。
【0061】これにより、面スライド式ドア15と比べ
て風圧で駆動トルクに影響を受け難い軸回動式ドア22
が閉じきっていないことで空調風が逃げるため、風圧で
駆動トルクに影響を受ける面スライド式ドア15に掛か
る風圧が軽減されており、その間に面スライド式ドア1
5を動かし終わることで風圧で駆動トルクに影響を受け
る面スライド式ドア15を開閉作動させる際の駆動力を
軽減することができる。
【0062】また、吹出モードを変更する場合に限ら
ず、吹出モードは変えないまでも空調制御上面スライド
式ドア15の開度を変更する場合等は、まず軸回動式ド
ア22を若干量開いて空調風を逃がし、風圧が軽減され
たところで面スライド式ドア15を駆動して開度を変更
し、その後に軸回動式ドア22を再度閉じるというよう
な作動パターンとしている。これによっても、風圧で駆
動トルクに影響を受ける面スライド式ドア15を開閉作
動させる際の駆動力を軽減することができる。
【0063】また、上記のように面スライド式ドア15
の駆動力を軽減できることから、フィルムや駆動ギヤの
強度を上げたりアクチュエータ機構の駆動トルクを大き
くする必要がなく、大型化やコストアップも避けられ
る。
【0064】(その他の実施形態)図3は、本発明の他
の実施形態を示す空調ユニットの縦断面図である。上述
の実施形態ではデフ・フェイス部を1枚のデフ・フェイ
ス切替用フレキシブルドア15で開閉しているが、図3
に示すようにデフ用フレキシブルドア24とフェイス用
フレキシブルドア26とでそれぞれ個別に構成しても良
い。25、27はそれぞれのドアの駆動軸である。ま
た、デフ部やフェイス部が軸回動式ドアでその他のドア
が面スライド式ドアであっても良い。
【0065】また、風圧で駆動トルクに影響を受け易く
駆動力を軽減したい面スライド式ドアとして、デフ・フ
ェイス用のエアミックスに用いた膜状部材のフィルムド
アや、デフ・フェイス切替用に用いたフィルムよりもう
少し腰のある薄板部材等のフレキシブルドアの他に、剛
性のある枠体にフィルム等を組み合わせたスライドドア
等でも良く、何れのタイプの面スライド式ドアにおいて
も、本発明で開閉時の駆動力を軽減することができる。
【0066】また、面スライド式ドアと比べて風圧で駆
動トルクに影響を受け難い軸回動式ドアとして、フット
用エアミックスに用いた通常の板ドアや、フット開閉用
に用いた板ドア部の中央近傍に回転軸を配置したバタフ
ライドアの他に、図3に示すように回転軸29に対する
円弧面をドア面としたロータリードア28等でも良く、
何れのタイプの軸回動式ドアにおいても面スライド式ド
ア駆動時の風圧を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における空調ユニットの縦
断面図である。
【図2】本発明での各吹出モードと各吹出モードドア開
度の推移を示すドアダイアグラムである。
【図3】本発明の他の実施形態を示す空調ユニットの縦
断面図である。
【図4】従来の各吹出モードと各吹出モードドア開度の
推移を示すドアダイアグラムである。
【図5】ドアに掛かる風圧と駆動力との関係を示すグラ
フである。
【符号の説明】
2 空調ケース 13 デフロスタ開口部(開口部) 14 フェイス開口部(開口部) 15 デフ・フェイス切替用フレキシブルドア(面スラ
イド式ドア、風圧で駆動トルクに影響を受ける第1の開
口部開閉手段) 21 フット開口部(開口部) 22 フット用バタフライドア(軸回動式ドア、面スラ
イド式ドアと比べて風圧で駆動トルクに影響を受け難い
第2の開口部開閉手段) 24 デフ用フレキシブルドア(面スライド式ドア、風
圧で駆動トルクに影響を受け易い第1の開口部開閉手
段) 26 フェイス用フレキシブルドア(面スライド式ド
ア、風圧で駆動トルクに影響を受ける第1の開口部開閉
手段) 28 フット用ロータリードア(軸回動式ドア、面スラ
イド式ドアと比べて風圧で駆動トルクに影響を受け難い
第2の開口部開閉手段) 30 制御装置(吹出モード切替手段)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空調ケース(2)に設けられ、空調風を
    吹き出す複数の開口部(13、14、21)と、 前記空調ケース(2)に内に設けられ、前記複数の開口
    部(13、14、21)を開閉する開口部開閉手段(1
    5、22)と、 複数の吹出モードに対応して前記開口部開閉手段(1
    5、22)の各開度を操作する吹出モード切替手段(3
    0)とを備え、 前記複数の開口部開閉手段(15、22)が、前記空調
    ケース(2)内の風圧で駆動トルクに影響を受ける第1
    の開口部開閉手段(15)と、 前記第1の開口部開閉手段(15)に比べて前記風圧で
    駆動トルクに影響を受け難い第2の開口部開閉手段(2
    2)とで構成される車両用空調装置において、前記吹出
    モード切替手段(30)は、前記第2の開口部開閉手段
    (22)が略全閉状態にある状態において前記第1の開
    口部開閉手段(15)を開閉作動させる場合、前記第1
    の開口部開閉手段(15)を開閉作動させる前に前記第
    2の開口部開閉手段(22)の開放作動を開始させるこ
    とを特徴とする車両用空調装置。
  2. 【請求項2】 空調ケース(2)に設けられ、空調風を
    吹き出す複数の開口部(13、14、21)と、 前記空調ケース(2)に内に設けられ、前記複数の開口
    部(13、14、21)を開閉する開口部開閉手段(1
    5、22)と、 複数の吹出モードに対応して前記開口部開閉手段(1
    5、22)の各開度を操作する吹出モード切替手段(3
    0)とを備え、 前記複数の開口部開閉手段(15、22)が、前記空調
    ケース(2)内の風圧で駆動トルクに影響を受ける第1
    の開口部開閉手段(15)と、 前記第1の開口部開閉手段(15)に比べて前記風圧で
    駆動トルクに影響を受け難い第2の開口部開閉手段(2
    2)とで構成される車両用空調装置において、 前記吹出モード切替手段(30)は、前記第1の開口部
    開閉手段(15)を開閉作動させると共に前記第2の開
    口部開閉手段(22)を略全閉状態にする場合、前記第
    1の開口部開閉手段(15)が開閉作動を終了した後に
    前記第2の開口部開閉手段(22)の閉塞作動を終了さ
    せることを特徴とする車両用空調装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の開口部開閉手段(15)は面
    スライド式ドア(15)で構成されることを特徴とする
    請求項1または請求項2に記載の車両用空調装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の開口部開閉手段(22)は軸
    回動式ドア(22)で構成されることを特徴とする請求
    項1ないし請求項3のいずれかに記載の車両用空調装
    置。
  5. 【請求項5】 前記吹出モード切替手段(30)は、吹
    出モード毎に予め決められた所定開度パターンに応じ
    て、前記面スライド式ドア(15)と前記軸回動式ドア
    (22)の開閉位置を制御することを特徴とする請求項
    4に記載の車両用空調装置。
  6. 【請求項6】 前記吹出モード切替手段(30)は、前
    記軸回動式ドア(22)が略全閉状態にある状態におい
    て前記面スライド式ドア(15)を開閉作動させる場
    合、一時的に前記軸回動式ドア(22)を所定時間また
    は所定位置まで開放作動させ、その開放している間に前
    記面スライド式ドア(15)を開閉作動させることを特
    徴とする請求項5に記載の車両用空調装置。
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