JP2003145964A - 透明磁気カード - Google Patents

透明磁気カード

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JP2003145964A
JP2003145964A JP2001347078A JP2001347078A JP2003145964A JP 2003145964 A JP2003145964 A JP 2003145964A JP 2001347078 A JP2001347078 A JP 2001347078A JP 2001347078 A JP2001347078 A JP 2001347078A JP 2003145964 A JP2003145964 A JP 2003145964A
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Makoto Hirose
真 広瀬
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Toppan Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】裏面から見た磁気ストライプ部分でのデザイン
性に優れ、かつ偽造防止性の高い透明磁気カードの提供
にある。 【解決手段】透明性の高い基材10の表面側に赤外線領
域を吸収する赤外線吸収インキ層12が磁気ストライプ
20が施される部分が抜けているパターンで施され、前
記基材10表面の所定の位置に磁気ストライプ20が施
されている透明磁気カード1において、前記磁気ストラ
イプ20の裏面に金属反射膜層24とエンボスホログラ
ムでなる裏面画像層22が施されている透明磁気カード
1とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャッシュカード
やクレジットカード、各種会員カード等厚手のプラスチ
ック製磁気カードに関するものであり、特に、カードが
透明でデザイン性が高い透明磁気カードに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、キャッシュカードやクレジットカ
ード、各種会員カード等IDカードの分野において、磁
気記録媒体が広く利用されていて、その素材として、物
理的な機械特性や文字部のエンボス適性など加工性に優
れているポリ塩化ビニル(PVC)樹脂や塩化ビニル・
酢酸ビニル共重合体が用いられており、これら樹脂に酸
化チタン等無機の白色材を混入して印刷性等に適した白
色樹脂シートが一般的である。
【0003】一般的なカードの製造方法は、例えば白色
のポリ塩化ビニル(PVC)を基材とし、その表裏面に
オフセット印刷やグラビア印刷、スクリーン印刷等公知
の印刷方法で印刷し、その両面に透明な塩化ビニルフィ
ルムを積層して保護層とした後、所定の位置に磁気スト
ライプを磁気テープからの熱転写法で施し、加熱プレス
して一体化せしめて表面を面一にし、所定のサイズに打
ち抜いてカード形状とする方法である。このように熱転
写タイプの磁気ストライプは、転写後はカード表面から
浮き出ているが、熱プレス機による熱融着によって埋め
込まれるのでカード表面と面一となるものである。
【0004】ところが近年、これら磁気カードに意匠性
を高めるために基材を透明にした透明磁気カードが出現
するようになった。この透明磁気カードは、例えば透明
性の高い樹脂シートを用い、該樹脂シートの表面側また
は裏面側あるいは両面側に赤外線領域以下の光を通す
(透明な)赤外線領域を吸収する赤外線吸収インキ層を
設けて、赤外線領域で検知するセンサーを有するATM
(AutomatedTeller’s Machin
e)などの機械でカードの有無や、磁気情報の書き込み
開始位置などが検知できるようにし、その表面の所定の
位置に磁気テープが貼付されているものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の透明磁気カードにおいては、基材が透明な
ので裏面から見ると、磁気ストライプの部分が黒色ある
いは茶色に見えてデザイン性に欠けるという問題があっ
た。さらにまた、上記の透明磁気カードに偽造防止策を
施す方法として、例えば表裏面にホログラムの貼着や蛍
光インキ等による印刷などの方法があるが、これらは比
較的簡単に偽造や改ざんが可能であるという問題があっ
た。
【0006】本発明は、かかる従来技術の問題点を解決
するものであり、その課題とするところは、透明性の高
い樹脂シートを用い、その樹脂シートの表面の所定の位
置にJISで定められた磁気ストライプが施されている
透明磁気カードにおいて、裏面から見た磁気ストライプ
部分でのデザイン性に優れ、かつ偽造防止性の高い透明
磁気カードを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に於いて上記課題
を達成するために、まず請求項1の発明では、透明性の
高い樹脂シートを用い、該樹脂シートの表面側および/
または裏面側に赤外線領域を吸収する赤外線吸収インキ
層もしくは一部可視領域から赤外線領域を吸収する可視
・赤外線吸収インキ層が施され、前記樹脂シートの表面
の所定の位置に磁気ストライプが施されている透明磁気
カードにおいて、前記磁気ストライプの裏面に裏面画像
層が施されていることを特徴とする透明磁気カードとし
たものである。
【0008】上記請求項1の発明によれば、磁気ストラ
イプの裏面に裏面画像層を施したので、裏面から見ると
黒色や茶色の磁気ストライプの色ではなく、裏面画像層
が見えるので、磁気ストライプ部分でのデザイン性に優
れ、かつその裏面画像層が磁気ストライプと透明性の高
い樹脂シートとの間にあるので改ざんや偽造が困難な透
明磁気カードとすることができる。
【0009】また、請求項2の発明では、前記裏面画像
層は、ホログラム層であることを特徴とする請求項1記
載の透明磁気カードとしたものである。
【0010】上記請求項2の発明によれば、裏面画像層
をホログラム層とすることによって裏面の磁気ストライ
プ部分ではホログラム像が鮮やかにあるいは立体像とし
て視認され、デザイン性に優れた透明磁気カードとする
ことができ、かつ偽造防止性の高い透明磁気カードとす
ることができる。
【0011】また、請求項3の発明では、前記裏面画像
層は、ホログラム小片および/または蛍光フィルム小片
を含有する塗布層であることを特徴とする請求項1記載
の透明磁気カードとしたものである。
【0012】上記請求項3の発明によれば、裏面画像層
をホログラム小片および/または蛍光フィルム小片を含
有する塗布層とすることによって裏面の磁気ストライプ
部分では、白色光のもとではホログラム色が鮮やかに視
認され、および/またはブラックライト下では鮮やかな
蛍光色が視認され、デザイン性に優れた透明磁気カード
とすることができ、かつ偽造防止性の高い透明磁気カー
ドとすることができる。
【0013】さらにまた、請求項4の発明では、前記裏
面画像層は、蛍光印刷インキおよび/または通常印刷イ
ンキによる印刷層であることを特徴とする請求項1記載
の透明磁気カードとしたものである。
【0014】上記請求項4の発明によれば、裏面画像層
を蛍光印刷インキおよび/または通常印刷インキによる
印刷層とすることによって裏面の磁気ストライプ部分で
は、ブラックライト下では鮮やかな蛍光色の画像が視認
され、および/または白色光のもとでは地紋等の通常印
刷画像が視認され、デザイン性に優れた透明磁気カード
とすることができ、かつ偽造防止性の高い透明磁気カー
ドとすることができる。
【0015】また、請求項5の発明では、前記磁気スト
ライプと裏面画像層との間に、金属反射膜層が施されて
いることを特徴とする請求項1、2、3または4記載の
透明磁気カードとしたものである。
【0016】上記請求項5の発明によれば、磁気ストラ
イプの裏面で、裏面画像層との間に金属反射膜層が施さ
れているので、裏面から見るとその部分が金属光沢を有
し、磁気ストライプの黒色、茶色は隠蔽されて見えなく
なり、その前面にある裏面画像層がより鮮明に視認され
るようになり、よりデザイン性を向上させた透明磁気カ
ードとすることができる。
【0017】また、請求項6の発明では、前記赤外線吸
収インキ層もしくは可視・赤外線吸収インキ層は、前記
磁気ストライプが施されている部分が抜けているパター
ンでなることを特徴とする請求項1、2、3、4または
5記載の透明磁気カードとしたものである。
【0018】上記請求項6の発明によれば、赤外線吸収
インキ層もしくは可視・赤外線吸収インキ層を磁気スト
ライプが施されている部分が抜けているパターンとする
ことによって、裏面からみると磁気ストライプ部即ち裏
面画像層の部分に赤外線吸収インキ層もしくは可視・赤
外線吸収インキ層がないので、無色透明となり、よって
裏面画像層の画像が鮮やかな色として視認されるように
なり、さらにデザイン性を向上させた透明磁気カードと
することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
用いながら詳細に説明する。本発明は、図1(a)の平
面図およびそのB−B面断面を表す図1(b)の側断面
図に示すように、例えば樹脂シートでなる透明基材(1
0)の表面に800nm〜100nmの赤外線領域を吸
収する赤外線吸収インキ層(12)が施され、その表裏
面に透明な表面側オーバーシート(14)と裏面側オー
バーシート(16)が施され、表面の所定の位置に磁気
ストライプ(20)が埋め込まれるように施されてい
て、800nm以下の光を通す透明磁気カード(1)に
関するものであり、本発明では、図1(b)に示すよう
に、この磁気ストライプ(20)の裏面に裏面画像層
(22)が施されていることを特徴とするものである。
【0020】上記赤外線吸収インキ層(12)を、図示
しないがさらに透明基材(10)の裏面で、裏面側オー
バーシート(16)との間にも設けてもよく、裏面側の
みに設けたものとすることもできる。また、上記赤外線
吸収インキ層(12)に代わり、少々有色が濃くなる
が、前記の800nm〜1000nmの赤外線領域を吸
収するものと、600nm〜800nmの一部可視領域
から赤外線領域を吸収するものとからなる可視・赤外線
吸収インキ層とし、600nm以下の光を通す透明磁気
カードとすることもできる。
【0021】このように、磁気ストライプ(20)の裏
面に裏面画像層(22)を施すことによって、裏面から
見ると磁気ストライプ(20)の黒色や茶色系の色では
なく、裏面画像層(22)が見えるので、磁気ストライ
プ(20)部分でのデザイン性に優れ、かつその裏面画
像層(22)が磁気ストライプ(20)と透明基材(1
0)との間に設けてあるので改ざんや偽造が困難な透明
磁気カード(1)とすることができる。
【0022】また、本発明では、図1(b)に示すよう
に、例えば赤外線吸収インキ層(12)を磁気ストライ
プ(20)が施されている部分が抜けているパターンで
形成されているものとしたので、裏面からみると磁気ス
トライプ(20)部即ち裏面画像層(22)の部分に透
明で有色の赤外線吸収インキ層(12)がないので、無
色透明となり、よって裏面画像層(22)の画像が鮮や
かな色、特にレインボーホログラムのような画像では、
鮮やかな虹色として視認されるようになり、よりデザイ
ン性を向上させた透明磁気カード(1)とすることがで
きる。
【0023】さらにまた、本発明では、図1(b)に示
すように、磁気ストライプ(20)の裏面で、裏面画像
層(22)との間に金属反射膜層(24)が施されてい
るものとしたので、裏面から見ると、その金属反射膜層
(24)の部分が金属光沢を有し、磁気ストライプの黒
色や茶色系の色が隠蔽されて見えなくなり、その前面に
ある裏面画像層(22)が反射してより鮮明に視認され
るようになり、さらにデザイン性に優れた透明磁気カー
ド(1)とすることができる。
【0024】上記金属反射膜層(24)としては、例え
ば、アルミニウム箔、ニッケル箔、るいはこれらアルミ
ニウムやニッケルの蒸着膜などが挙げられるが、製造コ
ストや光沢の点からアルミニウムの蒸着膜が好適に使用
される。
【0025】また、本発明では、図1(b)に示す上記
裏面画像層(22)をホログラム画像層としたもので、
例えばレインボーホログラム画像のレリーフを樹脂皮膜
にエンボスして得られるエンボスホログラムが一般的に
使用される。
【0026】また、本発明では、図1(b)に示す上記
裏面画像層(22)をホログラム小片(チップ)または
蛍光フィルム小片(チップ)を含有する塗布液による塗
布層としたもので、例えば上記のようなレインボーホロ
グラム画像のレリーフを樹脂皮膜にエンボスして得られ
るエンボスホログラムをチップ化し、あるいは蛍光剤
(染料または顔料)が含有したフィルムをチップ化し、
アクリル系樹脂などでなるバインダーに分散させた塗布
液とし、ロールコーター、グラビアコーター等での塗布
によって得られるものである。この塗布液としては、ホ
ログラム小片(チップ)と蛍光フィルム小片(チップ)
とが混合されているものとすることもできる。
【0027】また、本発明では、図1(b)に示す上記
裏面画像層(22)を蛍光印刷インキまたは通常印刷イ
ンキによる印刷層としたもので、例えばその蛍光印刷層
は、例えばチオフラビン等蛍光染料をポリメタアクリル
酸エステル、塩ビ・酢ビ共重合体等に溶解し微粉化した
有機系の蛍光顔料や200〜300nmの波長域の光に
のみ発光するZn2 SiO4 /Mn、CaWO4 等でな
る耐熱性のある無機系の蛍光顔料をそれぞれ(グラビア
用、スクリーン用、オフセット用)の印刷インキのビヒ
クルに分散させてそれぞれ用の蛍光印刷インキとし、そ
れぞれの印刷法で形成できる。また、通常印刷インキに
よる印刷層としては、例えば会社のロゴ名や地紋などが
印刷されて裏面画像層(22)とするものである。この
印刷層としては蛍光インキによる印刷層と通常印刷イン
キによる印刷層の両者が混在していてもよい。
【0028】以上のように、裏面画像層(22)をホロ
グラム画像、ホログラム小片(チップ)および/または
蛍光フィルム小片(チップ)を含有する塗布層、あるい
は蛍光インキおよび/または通常印刷インキによる印刷
層とすることによって、裏面でのデザイン性の向上とと
もに、偽造防止効果のある透明磁気カード(1)を提供
することができる。
【0029】以下に本発明の透明磁気カード(1)の製
造について、その一事例を具体的に述べる。例えば図2
に示すように、厚さ0.65mmの透明ポリ塩化ビニル
のシートを基材(10)とし、その表裏面に、800n
m〜1000nmの赤外線領域を吸収する染料を含有す
るスクリーンインキを用いて、磁気ストライプが貼付さ
れる部分を抜いたパターンで印刷して赤外線吸収インキ
層(12)を形成し、これらの表裏面に、厚さ0.05
mmの透明ポリ塩化ビニルフィルムを熱融着して表面側
オーバーシート(14)と裏面側オーバーシート(1
4)を形成してカード本体(2)とする。
【0030】上記基材(10)としては、上記のポリ塩
化ビニルの他に、例えば耐熱性のある非晶性ポリエチレ
ンテレフタレート:PET−G(ポリエチレンテレフタ
レートにおけるエチレングリコール成分の30%をシク
ロヘキサンジメタノールで置換したポリエステル樹
脂)、アクリルニトリル−ブタジエン−スチレン共重合
体(ABS)など透明性の高く、エンボス適性等加工性
に優れた樹脂が好適に使用される。
【0031】一方で、例えば図3の側断面図に示すよう
に、磁気ストライプ層(20a)の表面には磁気保護層
(21)が、裏面にはポリウレタン系のアンカーコート
層(26)を介してアルミニウム蒸着層(24a)を金
属反射膜層としたエンボスホログラム層(22a)が裏
面画像層として形成され、このエンボスホログラム層
(22a)のレリーフ面(22b)にポリウレタン系の
接着層(28)が設けられた磁気テープ(3)を得る。
【0032】そこで、図4の側断面図に示すように、上
記で得られたカード本体(2)の表面の所定の位置に上
記で得られた磁気テープ(3)の接着層(28)面を下
にして接着せしめ、熱プレスにてカード本体(2)に磁
気テープ(3)を埋設し、カード本体(2)と磁気テー
プ(3)を面一にして透明磁気カード(1)とするもの
である。
【0033】
【発明の効果】本発明は以上の構成であるから、下記に
示す如き効果がある。即ち、透明性の高い樹脂シートを
用い、該樹脂シートの表面側および/または裏面側に赤
外線領域を吸収する赤外線吸収インキ層もしくは一部可
視領域から赤外線領域を吸収する可視・赤外線吸収イン
キ層が施され、前記樹脂シートの表面の所定の位置に磁
気ストライプが施されている透明磁気カードにおいて、
前記磁気ストライプの裏面に裏面画像層を施したので、
裏面から見ると黒色や茶色の磁気ストライプの色ではな
く、裏面画像層が見えるので、磁気ストライプ部分での
デザイン性に優れ、かつその裏面画像層が磁気ストライ
プと透明性の高い樹脂シートとの間にあるので、改ざん
や偽造が困難な透明磁気カードとすることができる。
【0034】また、本発明によれば、磁気ストライプの
裏面で、裏面画像層との間に金属反射膜層が施されてい
るので、裏面から見るとその部分が金属光沢を有し、磁
気ストライプの黒色、茶色は隠蔽されて見えなくなり、
その前面にある裏面画像層がより鮮明に視認されるよう
になり、よりデザイン性を向上させた透明磁気カードと
することができる。
【0035】また、本発明によれば、前記赤外線吸収イ
ンキ層もしくは可視・赤外線吸収インキ層を磁気ストラ
イプが施されている部分が抜けているパターンとするこ
とによって、裏面からみると磁気ストライプ部即ち裏面
画像層の部分に赤外線吸収インキ層もしくは可視・赤外
線吸収インキ層がないので、無色透明となり、よって裏
面画像層の画像が鮮やかな色として視認されるようにな
り、さらにデザイン性を向上させた透明磁気カードとす
ることができる。
【0036】また、前記裏面画像層をホログラム層とす
ることによって裏面の磁気ストライプ部分ではホログラ
ム像が鮮やかにあるいは立体像として視認され、デザイ
ン性に優れた透明磁気カードとすることができ、かつ偽
造防止性のより高い透明磁気カードとすることができ
る。
【0037】また、前記裏面画像層をホログラム小片お
よび/または蛍光フィルム小片を含有する塗布層とする
ことによって裏面の磁気ストライプ部分では、白色光の
もとではホログラム色が鮮やかに視認され、および/ま
たはブラックライト下では鮮やかな蛍光色が視認され、
デザイン性に優れた透明磁気カードとすることができ、
かつ偽造防止性のより高い透明磁気カードとすることが
できる。
【0038】さらにまた、前記裏面画像層を蛍光印刷イ
ンキおよび/または通常印刷インキによる印刷層とする
ことによって裏面の磁気ストライプ部分では、ブラック
ライト下では鮮やかな蛍光色の画像が視認され、および
/または白色光のもとでは地紋等の通常印刷画像が視認
され、デザイン性に優れた透明磁気カードとすることが
でき、かつ偽造防止性のより高い透明磁気カードとする
ことができる。
【0039】従って本発明は、キャッシュカード、クレ
ジットカードあるいは各種会員カードなど厚手のプラス
チック製の磁気カードとして、特に、基材が透明で磁気
ストライプがほどこされている透明磁気カードとして、
優れた実用上の効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の透明磁気カードの一実施の形態を説明
するもので、(a)は、その平面図であり、(b)は、
(a)のB−B面の断面図である。
【図2】本発明の透明磁気カードを構成するカード本体
の一事例を側断面で表した説明図である。
【図3】本発明の透明磁気カードを構成する磁気テープ
の一事例を側断面で表した説明図である。
【図4】本発明の透明磁気カードの一事例を側断面で表
した説明図である。
【符号の説明】
1‥‥透明磁気カード 2‥‥カード本体 3‥‥磁気テープ 10‥‥基材 12‥‥赤外線吸収インキ層 14‥‥表面側オーバーシート 16‥‥裏面側オーバーシート 20‥‥磁気ストライプ 20a‥‥磁気ストライプ層 21‥‥磁気保護層 22‥‥裏面画像層 22a‥‥エンボスホログラム層 22b‥‥エンボスホログラム層のレリーフ面 24‥‥金属反射膜層 24a‥‥アルミニウム蒸着層 28‥‥接着層

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】透明性の高い樹脂シートを用い、該樹脂シ
    ートの表面側および/または裏面側に赤外線領域を吸収
    する赤外線吸収インキ層もしくは一部可視領域から赤外
    線領域を吸収する可視・赤外線吸収インキ層が施され、
    前記樹脂シートの表面の所定の位置に磁気ストライプが
    施されている透明磁気カードにおいて、前記磁気ストラ
    イプの裏面に裏面画像層が施されていることを特徴とす
    る透明磁気カード。
  2. 【請求項2】前記裏面画像層は、ホログラム層であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の透明磁気カード。
  3. 【請求項3】前記裏面画像層は、ホログラム小片および
    /または蛍光フィルム小片を含有する塗布層であること
    を特徴とする請求項1記載の透明磁気カード。
  4. 【請求項4】前記裏面画像層は、蛍光印刷インキおよび
    /または通常印刷インキによる印刷層であることを特徴
    とする請求項1記載の透明磁気カード。
  5. 【請求項5】前記磁気ストライプと裏面画像層との間
    に、金属反射膜層が施されていることを特徴とする請求
    項1、2、3または4記載の透明磁気カード。
  6. 【請求項6】前記赤外線吸収インキ層もしくは可視・赤
    外線吸収インキ層は、前記磁気ストライプが施されてい
    る部分が抜けているパターンでなることを特徴とする請
    求項1、2、3、4または5記載の透明磁気カード。
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