JP2003145658A - 透明ガスバリヤー性フィルム積層板及び透明積層体 - Google Patents
透明ガスバリヤー性フィルム積層板及び透明積層体Info
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Abstract
使用でき、長期間における水蒸気バリヤー性、ガスバリ
ヤー性を向上した透明積層板と、それを用いた透明積層
体を提供する。 【解決手段】 酸素透過度:5.0(cc/m2 ・24
hrs.atm)以下、水蒸気透過度:5.0(g/m
2 ・24hrs)以下の透明ガスバリヤー性フィルム3
を透明合成樹脂板2の両面に積層する。該透明ガスバリ
ヤー性フィルム積層板1同士あるいは透明ガスバリヤー
性フィルム積層板1とガラス板9とを柔らかいアクリル
系粘着シート8で接合して透明積層体7となす。
Description
性、ガスバリヤー性、透明性を有し、液晶表示装置、プ
ラズマ表示装置、合わせガラス、太陽電池パネル用の透
明基板等に利用できる透明ガスバリヤー性フィルム積層
板及び透明積層体に関する。
の保護パネル、合わせガラス、太陽電池パネル等はガラ
ス板が表面基板として用いられてきた。ところが、近
年、これらの軽量化、耐衝撃性向上の要請に伴い、ガラ
ス基板に変わる材料としてアクリル板やポリカーボネー
ト板等の透明合成樹脂板が用いられるようになった。
水蒸気バリヤー性、ガスバリヤー性、耐薬品性が劣るた
め、長期間使用中に表面が傷ついたり薬品で曇って視認
性が低下したり、また、合わせガラスや太陽電池パネル
等においては合成樹脂板とガラスを接着する直前に合成
樹脂板の予備乾燥を必要としたり、長期間使用中に合わ
せ用の中間膜中の添加剤が合成樹脂板を劣化させたり、
あるいは合成樹脂板のアウトガスが原因として中間膜が
発泡し外観の低下を引き起こすことがあった。これらを
改善するために、一般的に合成樹脂板の表面にシリコー
ン系ハードコート処理やアクリル系ハードコート処理を
施したものが市販されているが、表面の耐擦傷性、耐薬
品性は向上するものの、水蒸気バリヤー性やガスバリヤ
ー性は改善されていない。また、水蒸気バリヤー性やガ
スバリヤー性の改善のために合成樹脂板の表面に直接、
酸化ケイ素膜を蒸着加工したものもあるが、板に不連続
で加工するためにコストを要する問題がある。
術の不都合を解決するためになされたもので、合成樹脂
板の予備乾燥を必要とすることなく使用でき、長期間に
おける水蒸気バリヤー性、ガスバリヤー性を向上した透
明積層板と、それを用いた透明積層体を提供することを
目的するものである。
リヤー性フィルム積層板は、酸素透過度:5.0(cc
/m2 ・24hrs.atm)以下、水蒸気透過度:
5.0(g/m2 ・24hrs)以下の透明ガスバリヤ
ー性フィルムを透明合成樹脂板の両面に積層したことを
特徴とする。また、上記透明ガスバリヤー性フィルム積
層板同士あるいは透明ガスバリヤー性フィルム積層板と
ガラス板とを柔らかいアクリル系粘着シートで接合して
なる透明積層体である。
て図面を参照して説明する。本発明は、酸素透過度(J
IS K 7126)で5.0(cc/m2 ・24hr
s.atm)以下、水蒸気透過度(JIS K 712
9)で5.0(g/m2 ・24hrs)以下の透明ガス
バリヤー性フィルムを透明合成樹脂板の両面に積層する
ことが必要である。
透明合成樹脂板2の両面に積層した透明ガスバリヤー性
フィルム積層板1を示すものである。符号6は接着剤層
である。前記の酸素透過度及び水蒸気透過度を有する透
明ガスバリヤー性フィルム3を透明合成樹脂板2の両面
に積層することによって、透明合成樹脂板2の表面から
揮発あるいは吸収(透過)するガスや水蒸気等を有効に
遮断することができる。
金属酸化物膜4を有する透明ガスバリヤー性フィルム
が、積層することが容易であり、好適に用いられる。
リヤー性の高い金属酸化物膜材料としては、例えば、酸
化ケイ素、酸化アルミニウム、酸化亜鉛、インジウムス
ズ酸化物、窒化ケイ素及びフッ化マグネシウムの中から
選ばれた1種又は2種以上のものが、挙げられる。経済
的には酸化ケイ素、酸化アルミニウムが好ましい。
体)である透明フィルム5としては、例えば、透明性が
高いポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタ
レート、ポリプロピレン、アクリル、ポリカーボネー
ト、ポリアミド等の中から選ばれた1種又は2種以上の
フィルムが挙げられる。中でも、耐薬品性及び低アウト
ガスの比較的良い厚さ12〜100μの2軸延伸ポリエ
チレンテレフタレート(PET)フィルムや2軸延伸ポ
リプロピレン(OPP)フィルムが好ましい。
る方法は、特に限定されない。ロール状に巻かれた透明
フィルム5に連続的に物理蒸着(PVD)法、化学蒸着
(CVD)法、スパッタリング法等の方法で、透明な金
属酸化物膜4を形成させ巻き上げることで透明ガスバリ
ヤー性フィルム3を得ることができる。この場合、用途
等に応じて、金属酸化物膜4は、透明フィルム5の片面
あるいは両面に形成させることができる。
る透明合成樹脂板2としては、例えば、ポリカーボネー
ト(PC)、ポリメチルメタクリレート(PMMA)、
ポリ塩化ビニル、アクリロニトリル−スチレン共重合樹
脂、ポリスチレン、メタクリレート−スチレン共重合樹
脂、ポリオレフィン等の中から得られる板が挙げられる
が、機械的強度、耐熱性、透明性等に優れるPC板およ
びPMMA板が好ましい。
樹脂板2に積層する方法としては、例えば、透明ガスバ
リヤー性フィルム3に接着剤(6)を塗布した後に、圧
着ロールで連続的に透明合成樹脂板2と貼り合わせる方
法が挙げられる。これにより、透明ガスバリヤー性フィ
ルム積層板1を得ることができる。
樹脂板2への貼り合わせに用いる接着剤としては、ドラ
イラミネート型接着剤、UV硬化型接着剤、エポキシ系
接着剤、熱可塑性接着剤あるいは粘着剤等が良く、透明
で耐候性があり凝集力の高いアクリル系の接着剤や粘着
剤が好ましい。
施し、この面に、透明ガスバリヤー性フィルム3を、透
明な接着剤又は透明な硬い粘着剤を介して積層するのが
好ましい。透明合成樹脂板2の表面を改質し、接着性を
向上させることができる。
板1は、該積層板1同士を少なくとも2枚以上接合して
透明積層体となすことができる。また、透明ガスバリヤ
ー性フィルム積層板1とガラス板とを適宜枚数接合し
て、2枚以上が接合された透明積層体となすことができ
る。図2(a)は、1枚の透明ガスバリヤー性フィルム
積層板1を、1枚のガラス板9に接合した透明積層体7
の例を示す。図2(b)は、1枚の透明ガスバリヤー性
フィルム積層板1の両面にガラス板9に接合した透明積
層体7の例を示す。これらの接合にあたっては、柔らか
いアクリル系粘着シート8を用いることが望ましい。こ
のような柔らかいアクリル系粘着シート8によって、外
力に対する緩衝機能が奏され、優れた耐衝撃性が発揮さ
れる。また、粘着シートが被着体の表面によく馴染み、
気泡の発生がなく、視認性、外観に優れるものとなる。
ついて説明する。この柔らかいアクリル系粘着シート
は、その厚みと周波数分散で測定した動的粘弾性特性の
関係は下記式の範囲にあるものが好ましい。
置で測定して得られたマスターカーブから読みとった。
上記式により求められるK値が≧0.5となるアクリル
系粘着シートを用いることにより、優れた耐衝撃性を有
するものとなる。
(a)及び(b)の弾性率の範囲にあるものが好まし
い。 (a)測定温度20℃、周波数1Hzでの貯蔵弾性率
G’(1Hz)が5×10 3 〜5×105 Pa。 (b)基準温度20℃、周波数10-7Hzでの貯蔵弾性
率G’(10-7Hz)が5×101 〜5×103 Pa。
粘弾性測定装置ダイナミックアナライザーRDAIIを
用いて以下の条件で測定する。 ・温度:20〜150℃ ・角振動数:ω=0.005〜500rad/sec ・パラレルプレート:25mmφ ・歪み量:3%
て温度−時間換算のマスターカーブを作成し、周波数f
値はf(Hz)=ω/2πにより算出し、それぞれ貯蔵
弾性率G’、損失弾性率G”及びG”/G’=tanδ
を読みとる。
蔵弾性率G’(1Hz)が5×10 3 Pa未満である
と、アクリル系粘着シートを密着処理した後の形状保持
が難しくなる場合があり、5×105 Paを超えると、
充分な接着力を確保できない場合がある。
Hzでの貯蔵弾性率G’(10-7Hz)が5×101 P
a未満であると、流動しすぎるという問題を生じる場合
があり、5×103 Paを超えると、密着処理時、硬す
ぎてアクリル系粘着シートの僅かな厚みの凹凸により、
凹部に気泡が発生するという問題を生じる場合がある。
上記のような理由から(a)(b)の範囲とすることが
好ましい。
とα,β不飽和カルボン酸を含有した(メタ)アクリル
酸エステル共重合体に金属化合物等を添加して金属イオ
ン架橋したアイオノマー樹脂がある。金属化合物として
は、亜鉛イオン、ナトリウムイオン等を有するアセチル
アセトン金属錯体、金属酸化物、脂肪酸金属塩等を用い
る。アイオノマー樹脂は既にイオン架橋したものを使用
してもよいが、製造時に共重合体へ金属化合物を添加し
てイオン架橋させたものの方が好ましい。
本発明はこれに限定されるものではない。 (実施例1)透明ガスバリヤー性フィルムとして、片面
に酸化アルミニウムを蒸着させた市販の12μ透明蒸着
PETフィルム(商品名:ファインバリヤーAT、
(株)麗光製)を用いた。透明合成樹脂板として厚さ2
mm×巾300mm×長さ300mmの市販のPC板
(商品名:ステラS300、三菱樹脂(株)製)を用い
た。透明蒸着PETフィルムの酸化アルミニウム蒸着面
側にドライラミネート型接着剤を塗布し、PC板の両面
をUV照射装置(160w/cm、5m/分、高さ10
cm)で処理し、透明蒸着PETフィルムをラミネート
ロールを介してPC板の両面に積層した。これを、23
℃×50%RHで7日間養生させて、透明ガスバリヤー
性フィルム積層板を得た。
ラス板を厚さ0.5mmの柔らかいアクリル系粘着シー
トで接合させて透明積層体とした。接合に用いた柔らか
いアクリル系粘着シートは、アクリル酸エステル共重合
体100重量部に対し、アセチルアセトン亜鉛塩:0.
5重量部およびアセチルアセトンアルミ塩:0.7重量
部を溶融攪拌した後、離型フィルム間にシート状に成形
して得た。
ブチルアクリレート:78.4重量%、2−エチルヘキ
シルアクリレート:19.6重量%、アクリル酸:2.
0重量%を共重合させたもので、アクリル酸エステル共
重合体のGPCで測定した分子量および分子量分布は重
量平均分子量(MW):2.27×106、重量平均分
子量/数平均分子量(MW/MN):3.6であった。
として、片面に酸化アルミニウムを蒸着させた市販の1
2μ透明蒸着PETフィルム(商品名:ファインバリヤ
ーAT、(株)麗光製)を用いた。透明合成樹脂板とし
て厚さ2mm×巾300mm×長さ300mmの市販の
PMMA板(商品名:アクリライトL001、三菱レー
ヨン(株)製)を用いた。透明蒸着PETフィルムの酸
化アルミニウム蒸着面側にドライラミネート型接着剤を
塗布し、PMMA板の両面をUV照射装置(160w/
cm、5m/分、高さ10cm)で処理し、透明蒸着P
ETフィルムをラミネートロールを介してPMMA板の
両面に積層した。これを、23℃×50%RHで7日間
養生させて、透明ガスバリヤー性フィルム積層板を得
た。さらに、実施例1と同様の方法で透明積層体を作製
した。
として片面に酸化ケイ素を蒸着させた市販の12μ透明
蒸着PETフィルム(商品名:MOS−TH、京都尾池
産業(株)製)を用いた。透明合成樹脂板として厚さ2
mm×巾300mm×長さ300mmの市販のPC板
(商品名:ステラS300、三菱樹脂(株)製)を用い
た。透明蒸着PETフィルムの酸化ケイ素蒸着面側に透
明なアクリル系両面粘着剤(商品名:HJ−9150
W、日東電工(株)製)を積層させ、PC板の両面をU
V照射装置(160w/cm、5m/分、高さ10c
m)で処理し、透明蒸着PETフィルムをラミネートロ
ールを介してPC板の両面に積層した。これを、23℃
×50%RHで7日間養生させて、透明ガスバリヤー性
フィルム積層板を得た。さらに、実施例1と同様の方法
で透明積層体を作製した。
として、片面に酸化アルミニウムを蒸着させた市販の1
2μ透明蒸着PETフィルム(商品名:ファインバリヤ
ーAT、(株)麗光製)を用いた。透明合成樹脂板とし
て厚さ2mm×巾300mm×長さ300mmの市販の
PC板(商品名:ステラS300、三菱樹脂(株)製)
を用いた。透明蒸着PETフィルムの酸化アルミニウム
蒸着面側にドライラミネート型接着剤を塗布し、PC板
の片面をUV照射装置(160w/cm、5m/分、高
さ10cm)で処理し、この面に透明蒸着PETフィル
ムをラミネートロールを介して積層した後、23℃×5
0%RHで7日間養生させて透明積層板を得た。次に上
記透明積層板の透明蒸着PET面側と、同じ大きさの厚
さ3mmのフロートガラス板とを実施例1で用いた厚さ
0.5mmの柔らかいアクリル系粘着シートで接合させ
て透明積層体とした。
透明積層板を用い、該透明積層板のPC板面側(透明蒸
着PET面側の反対側)と、同じ大きさの厚さ3mmの
フロートガラス板とを実施例1で用いた厚さ0.5mm
の柔らかいアクリル系粘着シートで接合させて透明積層
体とした。
mm×巾300mm×長さ300mmの片面にシリコー
ンハードコートを施した市販のPC板(商品名:ステラ
C300S、三菱樹脂(株)製)を80℃で予備乾燥
し、この透明合成樹脂板のハードコートしていない面
と、同じ大きさで厚さ3mmのフロートガラス板とを、
実施例1で用いた厚さ0.5mmの柔らかいアクリル系
粘着シートで接合させて透明積層体とした。
mm×巾300mm×長さ300mmの片面にシリコー
ンハードコートを施した市販のPMMA板(商品名:ア
クリライト、三菱レーヨン(株)製)を70℃で予備乾
燥し、この透明合成樹脂板のハードコートしていない面
と、同じ大きさで厚さ3mmのフロートガラス板とを、
実施例1で用いた厚さ0.5mmの柔らかいアクリル系
粘着シートで接合させて透明積層体とした。
作製した各透明積層体の端部を露出したまま60℃×9
0%RHの環境に28日間保管した後の発泡および白化
について観察した結果を表1に示す。評価は下記の方法
で行った。 ・発泡観察:発泡無し(○)、発泡あり(×) ・白化 :端部から3mm以下(○)、端部から3m
m以上(×)
バリヤー性フィルムを透明合成樹脂板の両面に積層した
本発明に係る透明ガスバリヤー性フィルム積層板を用い
て作製した透明積層体は、高温高湿試験後も良好な外
観、品質が保たれたのに対し、透明ガスバリヤー性フィ
ルムを透明合成樹脂板の片面にのみ積層した、あるいは
透明ガスバリヤー性フィルムを積層していない比較例の
合成樹脂板を用いて作製した透明積層体は、満足する外
観を保つことができなかった。
合成樹脂板の予備乾燥をすることなく使用でき、長期間
における水蒸気バリヤー性、ガスバリヤー性を向上し
て、良好な品質を維持することができる。
を示す断面図である。
た透明積層体7の実施例を示す断面図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 酸素透過度:5.0(cc/m2 ・24
hrs.atm)以下、水蒸気透過度:5.0(g/m
2 ・24hrs)以下の透明ガスバリヤー性フィルムを
透明合成樹脂板の両面に積層したことを特徴とする透明
ガスバリヤー性フィルム積層板。 - 【請求項2】 前記透明ガスバリヤー性フィルムは、金
属酸化物膜を有する請求項1記載の透明ガスバリヤー性
フィルム積層板。 - 【請求項3】 前記金属酸化物膜を形成する金属酸化物
は、酸化ケイ素、酸化アルミニウム、酸化亜鉛、インジ
ウムスズ酸化物、窒化ケイ素及びフッ化マグネシウムの
中から選ばれた1種又は2種以上のものである請求項2
記載の透明ガスバリヤー性フィルム積層板。 - 【請求項4】 前記透明ガスバリヤー性フィルムは、ポ
リエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレー
ト、ポリプロピレン、アクリル系樹脂、ポリカーボネー
ト及びポリアミドの中から選ばれた1種又は2種以上の
透明フィルムを基材とする請求項1〜3のいずれかに記
載の透明ガスバリヤー性フィルム積層板。 - 【請求項5】 前記透明合成樹脂板の表面にUV照射処
理を施し、この面に、前記透明ガスバリヤー性フィルム
を透明な接着剤又は透明な硬い粘着剤を介して積層した
ことを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の透明
ガスバリヤー性フィルム積層板。 - 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載の透明ガ
スバリヤー性フィルム積層板同士あるいは透明ガスバリ
ヤー性フィルム積層板とガラス板とを柔らかいアクリル
系粘着シートで接合してなる透明積層体。
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JP2001349764A JP4203237B2 (ja) | 2001-11-15 | 2001-11-15 | 透明ガスバリヤー性フィルム積層板及び透明積層体 |
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-
2001
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EP2796921A1 (en) | 2009-12-10 | 2014-10-29 | Mitsubishi Plastics, Inc. | Surface protection panel and liquid crystal image display device |
US9213194B2 (en) | 2009-12-10 | 2015-12-15 | Mitsubishi Plastics, Inc. | Surface protection panel and liquid crystal image display device |
US9335575B2 (en) | 2009-12-10 | 2016-05-10 | Mitsubishi Plastics, Inc. | Surface protection panel and liquid crystal image display device |
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