JP2003145332A - バリ取り機能付き穴明け工具及びその工具を使用する穴明け加工方法 - Google Patents

バリ取り機能付き穴明け工具及びその工具を使用する穴明け加工方法

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JP2003145332A
JP2003145332A JP2001351122A JP2001351122A JP2003145332A JP 2003145332 A JP2003145332 A JP 2003145332A JP 2001351122 A JP2001351122 A JP 2001351122A JP 2001351122 A JP2001351122 A JP 2001351122A JP 2003145332 A JP2003145332 A JP 2003145332A
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deburring
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drilling
burr
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Yoshito Ota
義人 太田
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Amada Co Ltd
Amada Engineering Center Co Ltd
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Amada Co Ltd
Amada Engineering Center Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バネ力を変化させること無く、バリ取り量を
容易に調整することにより、バリの量が多くなった場合
でも、そのバリを確実に除去することにある。 【解決手段】 ワークWに穴Qを明ける穴明け刃3が装
着されたドリル16と、該ドリル16に取り付けられた
バリ取りチップ5及び錘6を有し、ドリル16の回転数
Nを変化させることにより、バリ取りチップ5と錘6を
含む組立体に働く遠心力Fの増減に基づいてバリ取り量
を調整可能にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は穴明けと同時に穴の
周囲のバリ取りを行うバり取り機能付き穴明け工具及び
その工具を使用する穴明け加工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
【0003】従来より、穴明けと同時に穴の周囲のバリ
取りを行うバリ取り機能付き穴明け工具が使用され、穴
明け加工後に別の工具を用いてバリ取りを行う場合の時
間と労力の無駄を排除している。
【0004】このようなバリ取り機能付き穴明け工具
は、例えば図9に示す構成を有し、ドリル60の側面に
は、バネ63で外方に付勢されたバリ取りチップ62が
取り付けられている。
【0005】この構成により、ドリル60を軸線Cの周
りで回転させながら下降させると、その先端の穴明け刃
61により、H形鋼のようなワークWに対して穴明け加
工が開始される。
【0006】そして、先ず、加工された穴Qの表側にお
いて、バリ取りチップ62により、バリB1が除去され
る。
【0007】その後、更にドリル60を下降させて穴明
け加工を続行すると、それに伴ってバリ取りチップ62
も、バネ63の復元力に抗してピン64を中心にして反
時計方向に回転し穴Qの内壁に当接しながら下降する。
【0008】穴Qが貫通すると、上記バリ取りチップ6
2は、バネ63の復元力によりピン64を中心にして時
計方向に回転し、図示するように、穴Qから出て外方に
突出する。
【0009】そして、次に、ドリル60が上昇して戻る
ときに、前記加工された穴Qの裏側において、バリ取り
チップ62により、バリB2が除去される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】このような従来技術においては、バリ取り
チップ62を外方に付勢しているバネ63の力を変化さ
せことにより、該バリ取りチップ62のバリ取り量を予
め調整している。
【0012】ところが、ドリル16を長時間使用してい
ると、穴明け刃61が磨耗する場合があり、その場合に
は穴Qを明けても、その裏側のバリB2の量が多くな
る。
【0013】しかし、このように多量の裏バリB2に対
しては、最初に設定したバネ63の力のままではバリ取
り量が相対的に減少しており、そのため、裏バリB2を
確実には除去できなくなる。
【0014】これを回避するために、裏バリB2が多く
なることを見越して、最初からバネ63の力を強く設定
しておく方法が提案されたが、この方法では、最初のバ
リ取り量があまりに大きくなり過ぎてしまい、種々の弊
害が発生する。
【0015】例えば、バネ63の力を最初から強く設定
した場合には、バリ取りチップ62の穴Qの内壁に対す
る当接力も最初から大きくなる。
【0016】そのため、バリ取りチップ62は、ドリル
60の戻り時に穴Qの裏バリB2を除去しようとする
と、図10に示すように、一旦加工された穴Qを抉り取
ってしまい、該穴Qの径を大きくしたり、座グリ加工を
してしまうといった弊害がある。
【0017】本発明の目的は、バネ力を変化させること
無く、バリ取り量を容易に調整することにより、バリの
量が多くなった場合でも、そのバリを確実に除去するこ
とにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、ワークWに穴Qを明ける穴明け刃3が装
着されたドリル16と、該ドリル16に取り付けられた
バリ取りチップ5及び錘6を有し、ドリル16の回転数
Nを変化させることにより、バリ取りチップ5と錘6を
含む組立体に働く遠心力Fの増減に基づいてバリ取り量
を調整可能にしたことを特徴とするバリ取り機能付き穴
明け工具(図1)、及び、上記バリ取り機能付き穴明け
工具を使用する穴明け加工方法において、(1)ドリル
16を回転させながら前進させてワークWの切削加工を
行い、該切削加工中に表バリB1を除去し、(2)ワー
クWが貫通した場合にドリル16の回転数Nを変化させ
ると共にドリル16を後退させ、該ドリル16を後退さ
せながら裏バリB2を除去することを特徴とする穴明け
加工方法(図8)という技術的手段を講じている。
【0019】上記本発明の構成によれば、ワークWが貫
通して(図5(B)のt5)例えば上記ドリル16を回
転させる主軸モータM3の負荷トルクτが(図5(C)
のt5)急激に低下したことが検知されたときに、該主
軸モータM3を介してドリル16の回転数Nを(図5
(D)のt5)変化させてN3 にすると共に、送りモー
タM1を介してドリル16を後退させながら、バリ取り
チップ5で裏バリB2を除去する(図5(B)のt6〜
t7)。
【0020】この場合、ドリル16の回転数Nを変化さ
せたことにより、バリ取りチップ5と錘6を含む組立体
に働く遠心力F(∝N2 )が増減し、この遠心力Fの増
減に基づいてバリ取り量を調整でき、このようにバリ取
り量が調整されたバリ取りチップ5により、裏バリB2
を確実に除去できる。
【0021】従って、本発明によれば、バネ力を変化さ
せること無く、ドリル16の回転数Nを変化させるだけ
で、バリ取り量を容易に調整することができるので、バ
リの量が多くなった場合でも、そのバリを確実に除去す
ることが可能となる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、実施の形態によ
り添付図面を参照して、説明する。図1は本発明の実施
の形態を示す全体図である。
【0023】図において、本発明のバリ取り機能付き穴
明け工具40を構成するドリル16は、その先端に穴明
け刃3を有し、軸線Cに関して、後述する主軸モータM
3と(図3)送りモータM1により回転しながら上下動
し、例えばH形鋼であるワークWのウェブWBの穴明け
加工を行う。
【0024】このドリル16には(図1)、図示するよ
うに、バリ取りチップ5と錘6が取り付けられている。
【0025】即ち、ドリル16の側面には(図2)、例
えば直方体形状の溝9が形成され、該溝9には、アーム
部材8が収納されている。
【0026】このアーム部材8は、例えばカートリッジ
形式であり、該アーム部材8の基端部はピン7で回転自
在に支持されていると共に、中間部の裏面には、バネ1
1(例えばコイルバネ)の一端が取り付けられ、該バネ
11の他端は、溝9の底部に取り付けられている。
【0027】この構成により、アーム部材8は、バネ1
1の復元力により、図1においてピン7を中心として反
時計方向に回転し、溝9の外方に付勢されている。
【0028】上記アーム部材8の先端部の表面には、後
述するバリB1、B2を除去するバリ取りチップ5が、
裏面には、錘6がそれぞれ取り付けられている。
【0029】上記バリ取りチップ5は、着脱自在に取り
付けられていて、磨耗した場合には、新しいものと交換
できるようになっている。
【0030】また、錘6は、該錘6と前記バリ取りチッ
プ5とバネ11とアーム部材8とピン7から成る組立体
の重心となり、後述する遠心力Fの作用点となる。
【0031】即ち、後述する(3)式から明らかなよう
に、ドリル16を回転させると、バリ取りチップ5と錘
6を含む組立体は、錘6を基準として、重さm、半径
r、回転数Nで回転運動を行い、そのときに遠心力Fが
働く。
【0032】この錘6は、アーム部材8に対して着脱自
在に取り付けられていると共に、該アーム部材8の長手
方向に位置決め可能となっている。
【0033】例えば、錘6が磁性体で形成されている場
合には、アーム部材8の先端部の裏面に磁石を取り付け
ておけば、該錘6は、簡単に着脱自在に取り付けること
ができ、また、錘6は、アーム部材8の長手方向にも簡
単に移動させることができて、位置決め可能となる。
【0034】今、上記バリ取りチップ5と錘6を含む組
立体全体の重さをm、該組立体の重心、即ち錘6の中心
とドリル16の軸線Cとの間の距離をrとする。
【0035】この状態で、主軸モータM3(図3)を駆
動してドリル16を回転させた場合に、組立体は、軸線
Cを中心として半径r、角速度ωの回転運動を行い、そ
のとき組立体に働く遠心力Fは、次のようになる。
【0036】 F=m×r×ω2 ・・・・・・・・・(1)
【0037】また、組立体の単位時間当たりの回転数を
Nとした場合に、回転数Nと角速度ωとの関係は、よく
知られているように、 ω=2π×N・・・・・・・・・・・・・(2)
【0038】この(2)式を(1)式に代入すれば、 F=4π2 ×m×r×N2 ・・・・・・・・・(3) となる。
【0039】従って、(3)式から明らかなように、回
転数Nを変化させれば、遠心力Fが増減し、その増減に
よりバリ取りチップ5の溝9からの突出量が変化し、そ
れによりバリ取り量を調整できる。
【0040】また、(3)式から明らかなように、錘6
をアーム部材8から取り外して重さが異なるものと交換
すれば、組立体の重さmが変わる。
【0041】更に、アーム部材8は、バネ11の復元力
により溝9の外方に付勢されており、そのためアーム部
材8は、ドリル16の軸線Cに対して傾斜している(図
1、図2)。
【0042】従って、前記したように、錘6を(図1)
アーム部材8の長手方向に移動させて位置決めさせれ
ば、上記(3)式から明らかなように、半径rが変わ
る。
【0043】即ち、上記(3)式を考慮し、予め錘6を
所定の重さのものに交換し、また錘6の位置を位置決め
しておくことにより、錘6を含む組立体の重さm、半径
rを設定しておく。
【0044】そして、ドリル16でワークWを貫通した
後(図5(B)のt5)、主軸モータM3を制御してド
リル16の回転数Nを変化させれば(図5(D)のt
5)、上記(3)式で表せる遠心力Fを所定の値に増減
させ、その増減に基づいて、バリ取りチップ5のバリ取
り量を調整できる。
【0045】この場合、図4(A)に示すように、バリ
量R(穴Qの(図1)裏側に形成された裏バリB2の
量)は、加工深さKに比例する。
【0046】そして、この加工深さKは(図5
(A))、後述するNC装置10(図3)を構成する記
憶部10Fに予め記憶されている加工情報のうちのワー
クWの板厚から分かる。
【0047】従って、この記憶部10Fに、図4(B)
に示すようなデータテーブルを記憶させておけば、ワー
クW貫通後に(図5(B)のt5)、このデータテーブ
ルを検索することにより、該当する加工深さKに応じて
ドリル16の回転数Nを変化させることができる(図5
(D)のt5)。
【0048】例えば、図4(B)において、加工深さK
がKn の場合には、バリ量RがRnであり、そのバリ量
Rの裏バリB2を確実に除去するためには、ドリル16
の回転数NをNn に変化させる。
【0049】これにより、上記(3)式に示す遠心力F
が得られ、バリ取りチップ5によるバリ取り量を容易に
調整することができる。
【0050】前記構成を有する本発明のバリ取り機能付
き穴明け工具40は(図1〜図3)、例えば図6、図7
に示す穴明け加工装置に適用される。
【0051】この穴明け加工装置は、ワークWを切削し
穴明け加工を行う装置であって、H形鋼のウェブWB、
又は左右のフランジLF、RFの穴明け加工を行うと同
時にバリ取りを行う。
【0052】この場合、前記本発明によるバリ取り機能
付き穴明け工具40を構成するドリル16は、加工ヘッ
ド15の下面に装着され、該加工ヘッド15の上面の主
軸モータM3で回転することにより、前記穴明け刃3で
切削加工を行う(図5(B)のt2〜t5)。
【0053】また、この切削加工中に、ドリル16の回
転数Nをその切削加工中の回転数、例えばN2 のままで
(図5(D)のt2〜t5)、バリ取りチップ5により
表バリB1を除去する(図5(B)のt3〜t4)。
【0054】即ち、この場合の表バリB1は、既述した
ワークWが貫通した後の穴Qの裏バリB2に比べて、極
めて少量である。
【0055】このため、表バリB1を除去する場合に
は、前記(3)式で説明したように、ドリル16の回転
数Nを変化させて遠心力Fの増減に基づいてバリ取りチ
ップ5のバリ取り量を調整するといった動作は不要であ
る。
【0056】従って、前記したように、ドリル16の回
転数Nは、切削加工中の前記N2 のままで、表バリB1
は、十分確実に除去できる。
【0057】上記加工ヘッド15は(図6)、スライダ
27上に敷設されたZ軸ガイド28、29に滑り結合
し、Z軸用の送りモータM1で回転するボールねじ30
に螺合している。
【0058】また、スライダ27は、門型フレーム14
上に敷設されたY軸ガイド31、32に滑り結合し、Y
軸用の送りモータM4で回転するボールねじ33に螺合
している。
【0059】この構成により、後述するコンベアローラ
26を(図7)を介してワークWを搬入位置決めした後
(図8のステップ101)、前記Y軸用送りモータM4
を(図6)駆動してドリル16を左右方向(Y軸方向)
に位置決めし、主軸モータM3を駆動して該ドリル16
を回転させる(図8のステップ102)。
【0060】この状態で、Z軸用の送りモータM1を早
送り速度で駆動すると(図5(B)のt0)、加工ヘッ
ド15、従ってドリル16が同速度でワークWに向かっ
て前進する(図8のステップ103)。
【0061】そして、ドリル16がワークWの手前の所
定位置に来たときに(図5(B)のt1)、前記送りモ
ータM1を再度駆動し、ドリル16の速度を切削送り速
度に切り替えて前進させ、該ドリル16がワークWに突
き当たった後(図5(B)のt2)切削加工が開始され
る(図5(B)のt2、図8のステップ104)。
【0062】上記ドリル16がワークWに突き当たった
場合、ドリル16を回転させる主軸モータM3の負荷ト
ルクτは(図5(C)のt2)、τ1 からτ2 に急激に
上昇し、回転数Nは(図5(D)のt2)、N1 からN
2 に急激に下降し、この状態は、切削加工終了まで継続
する(図5(C)、図5(D)のt2〜t5)。
【0063】この切削加工の間に、既述したように、ド
リル16の回転数Nは、上記切削加工中の回転数N2
ままで、本発明によるバリ取り機能付き穴明け工具40
を構成するバリ取りチップ5により、穴Qの表バリB1
が除去される(図5(B)のt3〜t4、図8のステッ
プ105)。
【0064】しかし、ワークWが貫通して穴Qが加工さ
れると(図5(B)のt5、図8のステップ107のY
ES)、主軸モータM3の負荷トルクτが(図5(C)
のt5)τ2 から元のτ1 に急激に下降する。
【0065】このとき、記憶部10Eに記憶されている
データテーブル(図4(B))を検索して主軸モータM
3の回転数Nを、ワークWの(図5(A))加工深さK
に応じて、例えばN3 に変化させる(図5(D)のt
5、図8のステップ108)。
【0066】これにより、前記(3)式に従って本発明
のバリ取り機能付き穴明け工具40を構成する錘6を含
む組立体の遠心力Fも増減し、バリ取りチップ5のバリ
取り量が調整される。
【0067】また、これと同時に(図5(B)のt
5)、送りモータM1を逆転させることによりドリル1
6を早送り速度で後退させ(図5(B)のt5〜t8、
図8のステップ109)、その間、本発明によるバリ取
り機能付き穴明け工具40を構成するバリ取りチップ5
で前記裏バリB2が除去される(図5(B)のt6〜t
7)。
【0068】この場合、裏バリB2の除去が開始される
と(図5(C)のt6)、主軸モータM3の負荷トルク
τは、元のτ1 から一旦τ3 に急激に上昇するが、裏バ
リB2の除去が終了すると(図5(C)のt7)、元の
τ1 に戻る。
【0069】そして、裏バリB2の除去が終了したとき
には(図5(C)のt7、図8のステップ110のYE
S)、主軸モータM3の回転数Nを前記N3 から元のN
1 に戻す(図5(D)のt7、図8のステップ11
1)。
【0070】その後は、ドリル16を早送りのまま上昇
させ、ワークWから離反させる(図5(B)のt7〜t
8)。
【0071】一方、上記ドリル16が取り付けられてい
る加工ヘッド15を(図6)、スライダ27を介して設
けた前記門型フレーム14は、穴明け加工装置のベース
17上に立設されている。
【0072】上記ベース17上の左側と右側には、ドリ
ル1が配置されていて前記バリ取り機能付き穴明け工具
40を構成し、各ドリル1には、既述したアーム部材8
(図1)を介してバリ取りチップ5と錘6が取り付けら
れている。
【0073】各ドリル1は、加工ヘッド2の前面に取り
付けられていて、例えばモータ・ボールねじ機構(図示
省略)により上下方向(Z軸方向)に移動位置決め自在
となっており、加工ヘッド2の後面に取り付けられたモ
ータM2により回転駆動するようになっている。
【0074】そして、上記ドリル1が取り付けられてい
る各加工ヘッド2は、Y軸ガイド21を介して滑り結合
し、油圧シリンダ4により、左右方向に移動自在となっ
ている。
【0075】この構成により、ドリル1は、前記ドリル
16(図1〜図3)と同様に、バリ取りチップ5と錘6
と協働し、H形鋼の左側フランジLFと右側フランジR
Fの穴明け加工を行うと同時にバリ取りを行う(図8に
相当)。
【0076】例えば、ワークWを搬入位置決め後(図8
のステップ101に相当)、ドリル1を上下方向に位置
決めし、該ドリル1をモータM2で回転させ(図8のス
テップ102に相当)、油圧シリンダ4を駆動して、ド
リル1を早送り速度、切削送り速度で前進させ(図8の
ステップ103に相当)、H形鋼の左側フランジLFと
右側フランジRFの切削加工が開始され、その切削加工
中に表バリB1が除去され、その後加工が続行される
(図8のステップ104〜106に相当)。
【0077】また、ワークWが貫通した場合には(図8
のステップ107のYESに相当)、加工深さK(図4
(B))に応じてドリル1の回転数Nを変化させ(図8
のステップ108に相当)、その後油圧シリンダ4を介
してドリル1を早送り速度で後退させ(図8のステップ
109に相当)、裏バリB2が除去された場合には(図
8のステップ110のYESに相当)、ドリル1の回転
数Nを元に戻す(図8のステップ111に相当)。
【0078】一方、図6において、ベース17の左側に
は、移動プレート18が設けられ、該移動プレート18
は、Y軸ガイド20に滑り結合し、油圧シリンダ19に
より左右方向(Y軸方向)に移動自在となっている。
【0079】移動プレート18上には、既述した左側の
加工ヘッド2がY軸ガイド21を介して滑り結合し、該
左側加工ヘッド2は、移動プレート18上において、油
圧シリンダ4により、左右方向に移動自在となってい
る。
【0080】更に、ベース17(図7)の右側(Y軸方
向)の前方(X軸方向)と後方には、固定バイス22、
23が設けられ、それらに対向して、移動プレート18
上には、可動バイス24、25が設けられている。
【0081】また、固定バイス22、23と可動バイス
24、25の下方(Z軸方向)には(図6)、上記H形
鋼のフランジRF、LFを支持するサポートローラ3
4、35が回転自在に支承されている。
【0082】この構成により、コンベアローラ26を
(図7)介してワークWを搬入した後、油圧シリンダ1
9を作動して移動プレート18を前方(Y軸方向)に移
動させることにより、可動バイス24、25と固定バイ
ス22、23で該ワークWをクランプし位置決めする
(図8のステップ101)。
【0083】上記構成を有する穴明け加工装置の制御
は、NC装置10(図3)により行われ、該NC装置1
0は、図示するように、CPU10Aと、主軸モータ制
御部10Bと、負荷トルク検出部10Cと、回転数検出
部10Dと、送りモータ制御部10Eと、記憶部10F
と、入出力部10Gにより構成されている。
【0084】CPU10Aは、本発明の動作プログラム
(図8に相当)に従って主軸モータ制御部10B、負荷
トルク検出部10Cなどの制御を統括する。
【0085】主軸モータ制御部10Bは(図3)、主軸
モータM3を制御してドリル16を回転させる。
【0086】例えば、主軸モータ制御部10Bは、ワー
クWが貫通した場合には(図5(B)のt5)、記憶部
10Fに記憶されているデータテーブル(図4(B))
を検索し、主軸モータM3を制御して、裏バリB2を確
実に除去すべく加工深さKに応じてドリル16の回転数
Nを変化させる(図5(D)のt5)。
【0087】負荷トルク検出部10Cは、主軸モータM
3の負荷トルクτ(図5(C))を検出する。
【0088】例えば、負荷トルク検出部10Cは、ワー
クWが貫通したときに(図5(B)のt5)、主軸モー
タM3の負荷トルクτが(図5(C)のt5)急激に減
少したことを検知して、それを前記主軸モータ制御部1
0Bに通知し、該主軸モータ制御部10Bを介して、既
述したように、主軸モータM3の回転数Nを変化させる
ようにする(図5(D)のt5)。
【0089】回転数検出部10Dは、主軸モータM3の
エンコーダからのフィードバック信号に基づいて、ドリ
ル16の回転数Nを検出する(図5(D))。
【0090】例えば、回転数検出部10Dは、前記主軸
モータ制御部10Bが、主軸モータM3を制御して、裏
バリB2を確実に除去すべく加工深さKに応じてドリル
16の回転数Nを変化させた場合には(図5(D)のt
5)、その回転数Nを検出することにより、所定の回転
数N3 になっていることを確認する。
【0091】送りモータ制御部10Eは、前記Z軸用の
送りモータM1を制御し、ドリル16を早送り速度(図
5(B)のt0〜t1)、切削送り速度(図5(B)の
t1〜t5)、又は早戻り速度で(図5(B)のt5〜
t8)上下方向(Z軸方向)に前進・後退させる。
【0092】例えば、送りモータ制御部10Eは、前記
ワークWが貫通した場合には(図5(B)のt5)、そ
のことを負荷トルクτの(図5(C)のt5)急激な減
少を検知した負荷トルク検出部10Cから通知されたと
きに、ドリル16の回転数Nの変化と同時に(図5
(D)のt5)送りモータM1を逆転させ、該ドリル1
6を早戻り速度で後退させる(図5(B)のt5〜t
8)。
【0093】記憶部10Fは、前記したように(図4
(B))、加工深さKとバリ量Rとドリル16の回転数
Nで構成されるデータテーブルなどを記憶し、これらデ
ータは他の加工情報と共に入出力部10Gから入力され
る。
【0094】以下、前記構成を有する本発明の動作を図
8に基づいて説明する。
【0095】(1)ワークWが貫通までの動作。
【0096】この場合、予めバリ取り機能付き穴明け工
具40の(図1)アーム部材8に取り付けられた錘6
を、所定の重さのものに交換し、また錘6の位置を位置
決めしておくことにより、上記(3)式中の重さmと半
径rを設定しておく。
【0097】この状態で、図8のステップ101におい
て、ワークWを搬入位置決めし、ステップ102におい
て、ドリル16を左右方向に位置決めし、回転させ、ス
テップ103において、ドリル16を前進させ、ステッ
プ104において、加工を開始し、ステップ105にお
いて、表バリB1を除去し、ステップ106において、
加工を続行し、ステップ107において、ワークWが貫
通したか否かを判断し、貫通しない場合には(NO)、
ステップ106に戻って同じ動作を行い、貫通した場合
には(YES)、次段のステップ108に進む。
【0098】即ち、NC装置10のCPU10Aは(図
3)、コンベアローラ26を(図7)駆動してワークW
を搬入位置決めした後、Y軸用送りモータM4を(図
6)駆動してドリル16を左右方向(Y軸方向)に位置
決めする。
【0099】更に、CPU20Aは(図3)、主軸モー
タ制御部10Bを介して主軸モータM3を駆動して該ド
リル16を回転させると共に、送りモータ制御部10E
を介して送りモータM1を駆動してドリル16を早送り
速度で前進させ(図5(B)t0〜t1)、ドリル16
がワークWの手前の所定位置に来たときに(図5(B)
のt1)、送りモータ制御部10Eを介して送りモータ
M1を制御し、ドリル16の速度を切削送り速度に切り
替えて前進させる。
【0100】その後、ドリル16は、切削送り速度のま
までワークWに突き当たった後(図5(B)のt2)切
削加工を行う(図5(B)のt2〜t5)。
【0101】そして、この切削加工の間に(図5(B)
のt3〜t4)、既述したように、ドリル16の回転数
Nは、切削加工中の回転数N2 のままで、本発明による
バリ取り機能付き穴明け工具40のバリ取りチップ5に
より、表バリB1が除去される。
【0102】また、ドリル16がワークWに突き当たっ
た際に(図5(B)のt2)、急激に変化した主軸モー
タM3の負荷トルクτと(図5(C)のt2)回転数N
は(図5(D)のt2)、切削加工中は変化が無く、こ
の状態は切削加工終了まで継続する(図5(C)、図5
(D)のt2〜t5)。
【0103】(2)ワークWが貫通した後の動作。
【0104】図8のステップ107において、ワークW
が貫通した場合には(YES)、ステップ108におい
て、加工深さKに応じてドリル16の回転数Nを変化さ
せ、,ステップ109において、ドリル16を後退さ
せ、ステップ110において、裏バリB2が除去された
か否かを判断し、除去されない場合には(NO)、ステ
ップ109に戻って同じ動作を繰り返し、除去された場
合には(YES)、ステップ111において、ドリル1
6の回転数Nを元に戻す。
【0105】即ち、CPU10Aは(図3)、負荷トル
ク検出部10Cを介して主軸モータM3の負荷トルクτ
の急激な減少を検知すると(図5(C)のt5)、ワー
クWが貫通したと判断し、主軸モータ制御部10Bを介
して主軸モータM3を制御しドリル16の回転数Nを、
ワークWの加工深さKに応じて変化させる(図5(D)
のt5)と共に、送りモータ制御部10Eを介して送り
モータM1を制御しドリル16を早送り速度で後退させ
る(図5(B)のt5)。
【0106】上記ドリル16の回転数Nが変化したこと
により、前記(3)式において、予め設定した重さmと
半径r、及び上記変化した回転数Nとの積で表せる遠心
力Fが増減し、この増減に基づいてバリ取りチップ5の
バリ取り量が調整される。
【0107】従って、このようにバリ取り量が調整され
たバリ取りチップ5が取り付けられたドリル16が後退
すれば、このドリル16が後退する間に裏バリB2が確
実に除去される(図5(B)のt6〜t7)。
【0108】そして、CPU20Aは(図3)、主軸モ
ータM3の負荷トルクτが裏バリB2除去期間中の(図
5(C)のt6〜t7)τ3 から元のτ1 に戻ったこと
を、負荷トルク検出部10Cを介して検知すると(図5
(C)のt7)、裏バリB2が確実に除去されたと判断
し、再度、主軸モータ制御部10Bを介して主軸モータ
M3を制御し、ドリル16の回転数Nを裏バリB2除去
期間中の(図5(D)のt6〜t7)N3 から元のN1
に戻す(図5(D)のt7)。
【0109】その後は、CPU20Aは(図3)、前記
したように、ドリル16を早送りのまま上昇させ、ワー
クWから離反させる(図5(B)のt7〜t8)。
【0110】
【発明の効果】上記のとおり、本発明によれば、バネ力
を変化させること無く、ドリルの回転数を変化させるこ
とにより、遠心力の増減に基づいてバリ取り量を容易に
調整することができるので、バリの量が多くなった場合
でも、そのバリを確実に除去することができるという効
果を奏することとなった。
【0111】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す全体図である。
【図2】本発明の詳細図である。
【図3】本発明によるバリ取り機能付き穴明け工具40
の回転機構、送り機構、及び制御装置を示す図である。
【図4】本発明による加工深さKとバリ量Rとドリル1
6の回転数Nとの関係を示す図である。
【図5】本発明の動作説明図である。
【図6】本発明が適用される穴明け加工装置の正面図で
ある。
【図7】本発明が適用される穴明け加工装置の平面図で
ある。
【図8】本発明による動作を説明するためのフローチャ
ートである。
【図9】従来技術の構成説明図である。
【図10】従来技術の課題説明図である。
【符号の説明】
1、16 ドリル 2、15 加工ヘッド 3 穴明け刃 4 油圧シリンダ 5 バリ取りチップ 6 錘 7 ピン 8 カートリッジ 9 溝 10 NC装置 10A CPU 10B 主軸モータ制御部 10C 負荷トルク検出部 10D 回転数検出部 10E 送りモータ制御部 10F 記憶部 10G 入出力部 14 門型フレーム 27 スライダ 28、29 Z軸ガイド 30、33 ボールねじ 31、32 Y軸ガイド 40 バリ取り機能付き穴明け工具 M1 送りモータ M3 主軸モータ Q 穴 W ワーク

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークに穴を明ける穴明け刃が装着され
    たドリルと、該ドリルに取り付けられたバリ取りチップ
    及び錘を有し、ドリルの回転数を変化させることによ
    り、バリ取りチップと錘を含む組立体に働く遠心力の増
    減に基づいてバリ取り量を調整可能にしたことを特徴と
    するバリ取り機能付き穴明け工具。
  2. 【請求項2】 上記バリ取りチップ及び錘が、外方にバ
    ネ付勢されたアーム部材に取り付けられている請求項1
    記載のバリ取り機能付き穴明け工具。
  3. 【請求項3】 上記アーム部材の表面にバリ取りチップ
    が、裏面に錘がそれぞれ取り付けられ、該錘は、アーム
    部材に対して着脱自在に取り付けられていると共に、該
    アーム部材の長手方向に位置決め可能となっている請求
    項2記載のバリ取り機能付き穴明け工具。
  4. 【請求項4】 上記請求項1記載のバリ取り機能付き穴
    明け工具を使用する穴明け加工方法において、(1)ド
    リルを回転させながら前進させてワークの切削加工を行
    い、該切削加工中に表バリを除去し、(2)ワークが貫
    通した場合にドリルの回転数を変化させると共にドリル
    を後退させ、該ドリルを後退させながら裏バリを除去す
    ることを特徴とする穴明け加工方法。
  5. 【請求項5】 上記(2)の工程において、ドリルの回
    転数を変化させる際には、ワークの加工深さに応じて回
    転数を変化させる請求項4記載の穴明け加工方法。
  6. 【請求項6】 上記(1)の工程において、切削加工中
    に表バリを除去する際には、ドリルの回転数を切削加工
    中の回転数のままにしておく請求項4記載の穴明け加工
    方法。
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