JP2003231011A - バリ取り機能付きドリルを用いた加工方法 - Google Patents

バリ取り機能付きドリルを用いた加工方法

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JP2003231011A
JP2003231011A JP2002030404A JP2002030404A JP2003231011A JP 2003231011 A JP2003231011 A JP 2003231011A JP 2002030404 A JP2002030404 A JP 2002030404A JP 2002030404 A JP2002030404 A JP 2002030404A JP 2003231011 A JP2003231011 A JP 2003231011A
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deburring
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Yoshito Ota
義人 太田
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Amada Co Ltd
Amada Engineering Center Co Ltd
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Amada Co Ltd
Amada Engineering Center Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バり取り機能付きドリルにおいて、ドリルの
径やバリ取りチップの種類にかかわらず、ドリルを高速
で戻すことにより、バリ取りを可能にし、加工時間を短
縮すると共に、制御方式の簡素化を図ることにある。 【解決手段】 ワークWが貫通しバリ取りチップ5が穴
Qから抜けた後、ドリル16を切削送り速度より速い一
定速度で後退させると共に回転数を変化させることによ
り、該バリ取りチップ5で裏バリB2を除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は穴明けと同時に穴の
周囲のバリ取りを行うバり取り機能付きドリルを用いた
加工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
【0003】従来より、穴明けと同時に穴の周囲のバリ
取りを行うバリ取り機能付きドリルが使用され、穴明け
加工後に別の工具を用いてバリ取りを行う場合の時間と
労力の無駄を排除している。
【0004】このようなバリ取り機能付きドリルは、例
えば図9(A)に示す構成を有し、ドリル60の側面に
は、バリ取りチップ61が取り付けられている。
【0005】この構成により、ドリル60を回転させな
がら早送り速度で前進させ(図9(Bのt0〜t1)、
ドリル60がワークWの手前に来たときに(図9(B)
のt1)、切削送り速度に切り替えて前進させ、ドリル
60をそのままワークWに突き当てて切削加工を行わせ
(t2〜t5)、この間、加工された穴Qの表側におい
て、バリ取りチップ61により、表バリB1が除去され
る(t3〜t4)。
【0006】そして、ワークWが貫通し(図9(B)の
t5)、バリ取りチップ61が穴Qから抜けると(t
9)、今度は、ドリル60を、切削送り速度で逆方向に
後退させ、前記加工された穴Qの裏側において、バリ取
りチップ61により、裏バリB2が除去される(t6〜
t7)。
【0007】裏バリB2が除去されると、ドリル60
を、切削送り速度から早戻り速度に切り替えて後退させ
てワークWから離反させ、元の位置に復帰させる(図9
(B)のt7〜t8)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】このような従来技術においては、前記裏バ
リB2を確実に除去するために、ドリル60を切削送り
速度で後退させており(図9(B)のa〜c)、そのた
め、全体の加工時間(t0〜t8)が長くなる。
【0010】また、加工条件によっては、裏バリB2が
大量に形成される場合があり、該裏バリB2を確実に除
去するために、ドリル60を前記切削送り速度(図9
(B)のa〜c)より更に遅い速度で(図9(B)の破
線)後退させる必要があり、そのため、全体の加工時間
が一層長くなる(t0〜t10)。
【0011】一方、ドリル60の径が大きい場合には、
穴Qも大きく、従って穴Qの周囲に形成される裏バリB
2の量も大きくなってそれを除去するのに時間がかか
り、そのため、大径のドリル60ほど加工時間が長引く
おそれがある。
【0012】この場合、裏バリB2の量に応じて、最適
なバリ取りチップ61を作ろうとすると、その種類が多
くなり、このような多くの種類のバリ取りチップ61を
その都度間に合わせる必要があり、そのため、加工時間
が長くなる。
【0013】また、従来は、ドリル60の後退速度を
(図9(B)のt9〜t8)切削送り速度から早戻り速
度に切り替えているように、前進速度と(図9(B)の
t0〜t9)同様に制御する必要がある。
【0014】そのため、従来は、後退速度に関しては、
制御方式が複雑になると共に、これに関連して加工時間
も長くなる傾向がある。
【0015】本発明の目的は、バり取り機能付きドリル
において、ドリルの径やバリ取りチップの種類にかかわ
らず、ドリルを高速で戻すことにより、バリ取りを可能
にし、加工時間を短縮すると共に、制御方式の簡素化を
図ることにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、ワークWが貫通しバリ取りチップ5が穴
Qから抜けた後(図8のステップ109のYES)、ド
リル16を切削送り速度より速い一定速度で後退させる
と共に回転数を変化させることにより(図8のステップ
110)、該バリ取りチップ5で裏バリB2を除去する
ことを(図8のステップ111)特徴とするバり取り機
能付きドリルを用いた加工方法という技術的手段を講じ
ている。
【0017】上記本発明の構成によれば、バリ取りチッ
プ5が穴Qから抜け(図5(B)のt5′)例えば上記
ドリル16を回転させる主軸モータM3の(図1)負荷
トルクτが(図5(C)のt5′)急激に低下したこと
が検知されたときに、送りシリンダ制御部10Eを(図
1)介して、ドリル16を切削送り速度より速い、例え
ば一定の早戻り速度で後退させると共に(図5(B)の
t5′〜t8′)、該主軸モータM3を介してドリル1
6の回転数Nを(図5(D)のt5′)変化させてN3
にすることにより、早戻り速度で後退するバリ取りチッ
プ5で裏バリB2を除去する(図5(B)のt6′〜t
7′)。
【0018】この場合、裏バリB2除去時の加工負荷
は、極めて小さく、そのため、裏バリ量R(図3
(A))が比例する加工深さKに応じてドリル16の回
転数Nを(図3(B))変化させれば、前記したよう
に、ドリル16を高速の早戻り速度で後退させても(図
5(B)のA〜C)、裏バリB2は確実に除去され、該
裏バリB2除去後、ドリル16を同じ高速の早戻り速度
で後退させることにより(図5(B)のC〜D)、加工
時間を短縮し(図5(B)の従来のt8からt8′に短
縮)、更に、ドリル16の後退速度は(図5(B)のA
〜D)、高速の早戻り速度のままであって切り替える必
要がないので、制御方式の簡素化を図ることができる。
【0019】従って、本発明によれば、バり取り機能付
きドリルにおいて、ドリルの径やバリ取りチップの種類
にかかわらず、ドリルを高速で戻すことにより、バリ取
りを可能にし、加工時間を短縮すると共に、制御方式の
簡素化を図ることが可能となる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、実施の形態によ
り添付図面を参照して、説明する。図1は本発明の実施
の形態を示す全体図である。
【0021】図において、本発明のバリ取り機能付きド
リル16は、その先端に穴明け刃3を有し、後述する主
軸モータM3と送りシリンダ30により回転しながら上
下動し、例えばH形鋼であるワークWのウェブWBの穴
明け加工を行う。
【0022】このドリル16には、図示するように、バ
リ取りチップ5が取り付けられ、該バリ取りチップ5
は、ドリル16が前進して切削加工を行う場合には、表
バリB1を除去し(図4(B)のt3〜t4)、ドリル
16が後退して戻る場合には、裏バリB2を除去する
(図4(B)のt6′〜t7′)。
【0023】そして、裏バリB2を除去する場合には、
ドリル16がワークWを貫通してからバリ取りチップ5
が穴Qから抜けるまでは(図5(B)のt5〜t
5′)、早送り速度で前進し、該バリ取りチップ5が抜
けた後は(図5(B)のt5′)、ドリル16は、一定
の早戻り速度で、逆方向に後退し、前記裏バリB2が除
去された後も(図5(B)のt6′〜t7′)、同じ一
定の早戻り速度で後退し元の位置に戻る(図5(B)の
t8′)。
【0024】更に、バリ取りチップ5が抜けた後は(図
5(B)のt5′)、前記したように、ドリル16を早
戻り速度で後退させると共に、加工条件に応じて、該ド
リル16の回転数Nを変化させることにより(図5
(D)のt5′)、裏バリB2を確実に除去できるよう
にする。
【0025】この場合、図3(A)に示すように、裏バ
リ量Rは、加工条件のうちの例えば加工深さKに比例す
る。
【0026】そして、この加工深さKは(図4(A)、
図5(A))、後述するNC装置10(図1)を構成す
る記憶部10Fに予め記憶されている。
【0027】従って、この記憶部10Fに、図3(B)
に示すようなデータテーブルを記憶させておけば、バリ
取りチップ5が穴Qから抜けた後に(図5(B)のt
5′)、このデータテーブルを検索することにより、該
当する加工深さKに応じてドリル16の回転数Nを変化
させることができる(図5(D)のt5′)。
【0028】例えば、図3(B)において、加工深さK
がKn の場合には、バリ量RがRnであり、そのバリ量
Rの裏バリB2を確実に除去するためには、ドリル16
の回転数NをNn に変化させる。
【0029】これにより、本発明によれば、バり取り機
能付きドリルにおいて、ドリルの径やバリ取りチップの
種類にかかわらず、ドリルを高速で戻すことにより(図
5(B)のt5′〜t8′)、バリ取りを可能にし、加
工時間を短縮することができる(図5(B)のt8′で
加工終了)。
【0030】また、本発明によれば、ドリル16の後退
速度は(図5(B)のA〜D)、一定の早戻り速度であ
って、従来のように(図5(B)の一点鎖線)、後退速
度を、切削戻り速度(図5(B)のa〜c)から早戻り
速度(図5(B)のc〜d)に切り替える必要がないの
で、制御方式の簡素化を図ることができる。
【0031】前記構成を有する本発明のバリ取り機能付
きドリル16は(図1)、例えば図6、図7に示す穴明
け加工装置に適用される。
【0032】この穴明け加工装置は、ワークWを切削し
穴明け加工を行う装置であって、H形鋼のウェブWB、
又は左右のフランジLF、RFの穴明け加工を行うと同
時にバリ取りを行う。
【0033】この場合、前記本発明によるバリ取り機能
付きドリル16は、加工ヘッド15の下面に装着され、
該加工ヘッド15の上面の主軸モータM3で回転するこ
とにより、前記穴明け刃3(図1)で切削加工を行い
(図4(B)のt2〜t5)、この切削加工中に、ドリ
ル16の回転数Nをその切削加工中の回転数、例えばN
2 のままで(図4(D)のt2〜t5)、バリ取りチッ
プ5により表バリB1を除去する(図4(B)のt3〜
t4)。
【0034】上記加工ヘッド15は(図6)、スライダ
27上に敷設されたZ軸ガイド28、29に滑り結合
し、Z軸用の送りシリンダ30、例えば油圧シリンダ3
0のピストンロッド40に結合している。
【0035】また、スライダ27は、門型フレーム14
上に敷設されたY軸ガイド31、32に滑り結合し、Y
軸用の送りモータM4で回転するボールねじ33に螺合
している。
【0036】この構成により、後述するコンベアローラ
26を(図7)を介してワークWを搬入位置決めした後
(図8のステップ101)、前記Y軸用送りモータM4
を(図6)駆動してドリル16を左右方向(Y軸方向)
に位置決めし、主軸モータM3を駆動して該ドリル16
を回転させる(図8のステップ102)。
【0037】この状態で、後述する油圧回路78(図
1)を構成する流量制御回路8の(図2)流量調整弁8
Aを全開して前記油圧シリンダ30を早送り速度で駆動
すると(図4(B)のt0)、加工ヘッド15、従って
ドリル16が同速度でワークWに向かって前進する(図
8のステップ103)。
【0038】そして、ドリル16がワークWの手前の所
定位置に来たときに(図4(B)のt1)、前記流量調
整弁8Aを(図2)絞り、油圧シリンダ30の速度を早
送り速度から切削送り速度に切替えることにより、ドリ
ル16を同速度で前進させ、該ドリル16がワークWに
突き当たった後(図4(B)のt2)切削加工が開始さ
れる(図8のステップ104)。
【0039】上記ドリル16がワークWに突き当たった
場合、ドリル16を回転させる主軸モータM3の負荷ト
ルクτは(図4(C)のt2)、τ1 からτ2 に急激に
上昇し、回転数Nは(図4(D)のt2)、N1 からN
2 に急激に下降し、この状態は、切削加工終了まで継続
する(図4(C)、図4(D)のt2〜t5)。
【0040】この切削加工の間に、既述したように、ド
リル16の回転数Nは、上記切削加工中の回転数N2
ままで、本発明によるバリ取り機能付きドリル16を構
成するバリ取りチップ5により、穴Qの表バリB1が除
去される(図4(B)のt3〜t4、図8のステップ1
05)。
【0041】しかし、ワークWが貫通して穴Qが加工さ
れると(図5(B)のt5、図8のステップ107のY
ES)、主軸モータM3の負荷トルクτが(図5(C)
のt5)τ2 から急激に下降するので、そのとき、前記
したように、油圧シリンダ30を駆動してドリル16を
切削送り速度から早送り速度に切り替えて前進させる
(図5(B)のt5〜t5′、図8のステップ10
8))。
【0042】そして、バリ取りチップ5が穴Qから抜け
ると(図5(B)のt5′、図8のステップ109のY
ES)、主軸モータM3の負荷トルクτが(図5(C)
のt5′)更に元のτ1 まで下降する。
【0043】そのとき、前記したように、ドリル16
を、早戻り速度に切り替えて後退させると共に(図5
(B)のt5′〜t8′)、記憶部10Eに記憶されて
いるデータテーブル(図3(B))を検索して主軸モー
タM3、従ってドリル16の回転数Nを、ワークWの
(図5(A))加工深さKに応じて、例えばN3 に変化
させる(図5(D)のt5′、図8のステップ11
0)。
【0044】この状態で、裏バリB2の除去が開始され
ると(図5(C)のt6′、図8のステップ11
1))、主軸モータM3の負荷トルクτは、元のτ1
ら一旦τ3に急激に上昇するが、裏バリB2の除去が終
了すると(図5(C)のt7′、図8のステップ112
のYES))、元のτ1 に戻る。
【0045】そして、裏バリB2の除去が終了したとき
には(図5(C)のt7′、図8のステップ112のY
ES)、ドリル16の回転数Nを前記N3 から元のN1
に戻す(図5(D)のt7′、図8のステップ11
3)。
【0046】しかし、ドリル16の後退速度は、裏バリ
B2の除去が終了しても(図5(C)のt7′、図8の
ステップ112のYES)、既述したように、それ以前
と(図5(B)のt5′〜t7′)変わらない一定の早
戻り速度であってそのまま後退させ(図8のステップ1
13)、ワークWから離反させる(図5(B)のt7′
〜t8′)。
【0047】一方、上記ドリル16が取り付けられてい
る加工ヘッド15を(図6)、スライダ27を介して設
けた前記門型フレーム14は、穴明け加工装置のベース
17上に立設されている。
【0048】上記ベース17上の左側と右側には、既述
したバり取り機能付きドリル16(図1)と同様のドリ
ル1が配置されている。
【0049】各ドリル1は、加工ヘッド2の前面に取り
付けられていて、例えばモータ・ボールねじ機構(図示
省略)により上下方向(Z軸方向)に移動位置決め自在
となっており、加工ヘッド2の後面に取り付けられたモ
ータM2により回転駆動するようになっている。
【0050】そして、上記ドリル1が取り付けられてい
る各加工ヘッド2は、Y軸ガイド21を介して滑り結合
し、油圧シリンダ4により、左右方向に移動自在となっ
ている。
【0051】この構成により、ドリル1は、前記ドリル
16(図1)と同様に、H形鋼の左側フランジLFと右
側フランジRFの穴明け加工を行うと同時にバリ取りを
行う(図8に相当)。
【0052】例えば、ワークWを搬入位置決め後(図8
のステップ101に相当)、ドリル1を上下方向に位置
決めし、該ドリル1をモータM2で回転させ(図8のス
テップ102に相当)、油圧シリンダ4を駆動して、ド
リル1を早送り速度、切削送り速度で前進させ(図8の
ステップ103に相当)、H形鋼の左側フランジLFと
右側フランジRFの切削加工が開始され、その切削加工
中に表バリB1が除去され、その後加工が続行される
(図8のステップ104〜106に相当)。
【0053】また、ワークWが貫通した場合には(図8
のステップ107のYESに相当)、ドリル1を早送り
速度で前進させ(図8のステップ108に相当)、バリ
取りチップ5が穴Qから抜けた場合には(図8のステッ
プ109のYESに相当)、油圧シリンダ4を介してド
リル1を早戻り速度で後退させると共に、加工深さK
(図3(B))に応じてドリル1の回転数Nを変化させ
(図8のステップ110に相当)、その状態で裏バリB
2を除去し(図8ステップ111の相当)、裏バリB2
が除去された場合には(図8のステップ112のYES
に相当)、ドリル1の回転数Nを元に戻し、上記早戻り
速度のまま後退させる(図8のステップ113に相
当)。
【0054】一方、図6において、ベース17の左側に
は、移動プレート18が設けられ、該移動プレート18
は、Y軸ガイド20に滑り結合し、油圧シリンダ19に
より左右方向(Y軸方向)に移動自在となっている。
【0055】移動プレート18上には、既述した左側の
加工ヘッド2がY軸ガイド21を介して滑り結合し、該
左側加工ヘッド2は、移動プレート18上において、油
圧シリンダ4により、左右方向に移動自在となってい
る。
【0056】更に、ベース17(図7)の右側(Y軸方
向)の前方(X軸方向)と後方には、固定バイス22、
23が設けられ、それらに対向して、移動プレート18
上には、可動バイス24、25が設けられている。
【0057】また、固定バイス22、23と可動バイス
24、25の下方(Z軸方向)には(図6)、上記H形
鋼のフランジRF、LFを支持するサポートローラ3
4、35が回転自在に支承されている。
【0058】この構成により、コンベアローラ26を
(図7)介してワークWを搬入した後、油圧シリンダ1
9を作動して移動プレート18を前方(Y軸方向)に移
動させることにより、可動バイス24、25と固定バイ
ス22、23で該ワークWをクランプし位置決めする
(図8のステップ101)。
【0059】上記構成を有する穴明け加工装置の制御
は、NC装置10(図1)により行われ、該NC装置1
0は、図示するように、CPU10Aと、主軸モータ制
御部10Bと、負荷トルク検出部10Cと、回転数検出
部10Dと、送りシリンダ制御部10Eと、記憶部10
Fと、入出力部10Gにより構成されている。
【0060】CPU10Aは、本発明の動作プログラム
(図8に相当)に従って主軸モータ制御部10B、負荷
トルク検出部10Cなどの制御を統括する。
【0061】主軸モータ制御部10Bは、主軸モータM
3を制御してドリル16を回転させる。
【0062】例えば、主軸モータ制御部10Bは、バリ
取りチップ5が穴Qから抜けた場合には(図5(B)の
t5′)、記憶部10Fに記憶されているデータテーブ
ル(図3(B))を検索し、主軸モータM3を制御し
て、裏バリB2を確実に除去すべく加工深さKに応じて
ドリル16の回転数Nを変化させる(図5(D)のt
5′)。
【0063】負荷トルク検出部10Cは、主軸モータM
3の負荷トルクτ(図5(C))を検出する。
【0064】例えば、負荷トルク検出部10Cは、バリ
取りチップ5が穴Qから抜けたときに(図5(B)のt
5′)、主軸モータM3の負荷トルクτが(図5(C)
のt5)急激に減少したことを検知して、それを後述す
る送りシリンダ制御部10Eに通知し、油圧回路78を
介して油圧シリンダ30を駆動制御してドリル16を早
戻り速度で後退させると共に(図5(B)のt5′〜t
8′)、前記主軸モータ制御部10Bに通知し、該主軸
モータ制御部10Bを介して、既述したように、主軸モ
ータM3の回転数Nを変化させるようにする(図5
(D)のt5′)。
【0065】回転数検出部10Dは、主軸モータM3の
エンコーダからのフィードバック信号に基づいて、ドリ
ル16の回転数Nを検出する(図5(D))。
【0066】例えば、回転数検出部10Dは、前記主軸
モータ制御部10Bが、主軸モータM3を制御して、裏
バリB2を確実に除去すべく加工深さKに応じてドリル
16の回転数Nを変化させた場合には(図5(D)のt
5′)、その回転数Nを検出することにより、所定の回
転数N3 になっていることを確認する。
【0067】送りシリンダ制御部10Eは、油圧回路7
8を介して、前記油圧シリンダ30を制御し、ドリル1
6を早送り速度(図4(B)のt0〜t1(又はt5〜
t5′))、切削送り速度(図4(B)のt1〜t
5)、又は早戻り速度で(図4(B)のt5′〜t
8′)上下方向(Z軸方向)に前進・後退させる。
【0068】この場合、油圧回路78の詳細は、図2に
示され、該油圧回路78は、方向切替回路7と流量制御
回路8により構成されている。
【0069】方向切替回路7は、油圧シリンダ30を介
してドリル16の前進(図4(B)のt0〜t5′)又
は後退(図4(B)のt5′〜t8′)の切り換えを行
う。
【0070】この方向切替回路7は、例えば4ポート3
位置電磁弁7A(図2)により構成され、ポートPに
は、モータMで駆動する油圧ポンプ11が接続され、ま
たポートTには、油タンク13が接続されている。
【0071】流量制御回路8は、上記ドリル16の前進
の場合に(図4(B)のt0〜t5′)油圧シリンダ3
0から吐き出される作動油の流量を制御し、例えば流量
調整弁8Aにより構成されている。
【0072】これにより、流量調整弁8Aで設定された
流量で規定される切削送り速度で(図4(B)のt1〜
t5)、油圧シリンダ30のピストンロッド40は前進
する。
【0073】また、流量制御回路8は、上記ドリル16
の後退の場合には(図4(B)のt5′〜t8′)、そ
の流量調整弁8Aを全開のままにし、これにより、油圧
シリンダ30のピストンロッド40は、吐き出される作
動油を油タンク13へ直接戻すことにより、早戻り速度
で後退する。
【0074】例えばバリ取りチップ5が穴Qから抜けた
後(図5(B)のt5′)、それを検知した送りシリン
ダ制御部10Eは、前記流量調整弁8Aを(図2)全開
にしたまま、方向切替回路7を構成する電磁弁7Aのソ
レノイドSOLをオン、ソレノイドSOLをオフに
すれば、電磁弁7Aは、位置がaとなってポートAと
P、ポートBとTが導通する。
【0075】従って、油タンク13の作動油は、油圧フ
ィルタ12を通過後、モータMで駆動する油圧ポンプ1
1で汲み上げられて方向切替回路7のポートPとAと全
開の流量調整弁8Aを通過し油圧シリンダ30のロッド
側油圧室30Bに入る。
【0076】これにより、ロッド側油圧室30Bに入っ
た作動油は、ピストンロッド40を介して加工ヘッド1
5を早戻り速度で後退させ(図5(B)のt5′〜t
8′)、このとき該油圧シリンダ30のヘッド側油圧室
30Aから吐き出された作動油は、そのまま油タンク1
3に戻る。
【0077】このようにして、送りシリンダ制御部10
Eは、バリ取りチップ5が穴Qから抜けた場合には(図
5(B)のt5′)、そのことを負荷トルクτの(図5
(C)のt5′)急激な減少を検知した負荷トルク検出
部10Cから通知されたときに、既述したように、油圧
回路78の流量制御回路8と方向切替回路7を制御する
ことにより、ドリル16を早戻り速度で後退させる(図
5(B)のt5′〜t8′)。
【0078】記憶部10Fは、前記したように(図3
(B))、加工深さKとバリ量Rとドリル16の回転数
Nで構成されるデータテーブルなどを記憶し、これらデ
ータは他の加工条件と共に入出力部10Gから入力され
る。
【0079】以下、前記構成を有する本発明の動作を図
8に基づいて説明する。
【0080】(1)ワークWが貫通までの動作。
【0081】図8のステップ101において、ワークW
を搬入位置決めし、ステップ102において、ドリル1
6を左右方向に位置決めし、回転させ、ステップ103
において、ドリル16を前進させ、ステップ104にお
いて、加工を開始し、ステップ105において、表バリ
B1を除去し、ステップ106において、加工を続行
し、ステップ107において、ワークWが貫通したか否
かを判断し、貫通しない場合には(NO)、ステップ1
06に戻って同じ動作を行い、貫通した場合には(YE
S)、次段のステップ108に進む。
【0082】即ち、NC装置10のCPU10Aは(図
1)、コンベアローラ26を(図7)駆動してワークW
を搬入位置決めした後、Y軸用送りモータM4を(図
6)駆動してドリル16を左右方向(Y軸方向)に位置
決めする。
【0083】更に、CPU10Aは(図1)、主軸モー
タ制御部10Bを介して主軸モータM3を駆動して該ド
リル16を回転させると共に、送りシリンダ制御部10
Eを指示し、前記油圧回路78を介して油圧シリンダ3
0を駆動制御することにより、ドリル16を早送り速度
で前進させる(図4(B)t0〜t1)。
【0084】また、CPU10Aは(図1)、ドリル1
6がワークWの手前の所定位置に来たときに(図4
(B)のt1)、再度送りシリンダ制御部10Eを指示
し、油圧回路78を介して油圧シリンダ30を制御し、
ドリル16の速度を切削送り速度に切り替えて前進させ
る。
【0085】その後、ドリル16は、切削送り速度のま
までワークWに突き当たった後(図4(B)のt2)切
削加工を行う(図4(B)のt2〜t5)。
【0086】そして、この切削加工の間に(図4(B)
のt3〜t4)、既述したように、ドリル16の回転数
Nは、切削加工中の回転数N2 のままで、本発明による
バリ取り機能付きドリル16のバリ取りチップ5によ
り、表バリB1が除去される。
【0087】また、ドリル16がワークWに突き当たっ
た際に(図4(B)のt2)、急激に変化した主軸モー
タM3の負荷トルクτと(図4(C)のt2)回転数N
は(図4(D)のt2)、切削加工中は変化が無く、こ
の状態は切削加工終了まで継続する(図4(C)、図4
(D)のt2〜t5)。
【0088】(2)ワークWが貫通した後バリ取りチッ
プ5が穴Qから抜けるまでの動作。
【0089】図8のステップ107において、ワークW
が貫通した場合には(YES)、ステップ108におい
て、ドリル16を早送り速度で前進させ、ステップ10
9において、バリ取りチップ5が穴Qから抜けたか否か
を判断し、抜けない場合には(NO)ステップ108に
戻って同じ動作を繰り返し、抜けた場合には(YE
S)、次段のステップ108に進む。
【0090】即ち、CPU10Aは(図1)、負荷トル
ク検出部10Cを介して主軸モータM3の負荷トルクτ
の急激な減少を検知すると(図4(C)、図5(C)の
t5)、ワークWが貫通したと判断し、送りシリンダ制
御部10Eを介して油圧シリンダ30を制御してドリル
16を上記切削送り速度から早送り速度に切り替えて前
進させ(図4(B)、図5(B)のt5〜t5′)、こ
の状態は、バリ取りチップ5が穴Qから抜けるまで継続
する。
【0091】これにより、従来は(図5(B)の一点鎖
線)、ワークWが貫通した後バリ取りチップが穴Qから
抜けるまで(図5(B)のE〜a)、ドリルをワークW
が貫通する前と同じ切削送り速度で前進させていたのに
比べて、本発明では(図5(B)の太い実線)、ワーク
Wが貫通した後バリ取りチップ5が穴Qから抜けるまで
(図5(B)のE〜A)、上記したように、ドリル16
を早送り速度で前進させるので、この点でも、加工時間
が短縮される。
【0092】(3)バリ取りチップ5が穴Qから抜けた
後の動作。
【0093】図8のステップ109において、バリ取り
チップ5が抜けた場合には(YES)、ステップ110
において、ドリル16を早戻り速度で後退させ、回転数
Nを変化させ、ステップ111において、裏バリB2を
除去し、ステップ112において、裏バリB2が除去さ
れたか否かを判断し、除去されない場合には(NO)、
ステップ111に戻って同じ動作を繰り返し、除去され
た場合には(YES)、ステップ113において、ドリ
ル16の回転数Nを元に戻し、早戻り速度で後退させ
る。
【0094】即ち、CPU10Aは(図1)、ワークW
が貫通した後(図5(B)のt5)、負荷トルク検出部
10Cを介して主軸モータM3の負荷トルクτの更なる
減少を検知すると(図5(C)のt5′)、バリ取りチ
ップ5が穴Qから抜けたと判断する。
【0095】このとき、CPU10Aは(図1)、送り
シリンダ制御部10Eを指示し、油圧回路78を介して
油圧シリンダ30を制御し、ドリル16を反対方向の早
戻り速度に切り替えて後退させると共に(図5(B)の
t5′〜t8′)、主軸モータ制御部10Bを介して主
軸モータM3を制御しドリル16の回転数Nを、ワーク
Wの加工深さKに(図3(B))応じて変化させる(図
5(D)のt5′)。
【0096】これにより、早戻り速度で後退し、且つ回
転数Nが変化したバリ取りチップ5により、裏バリB2
が除去される(図5(B)のt6′〜t7′)。
【0097】その後、CPU20Aは(図1)、主軸モ
ータM3の負荷トルクτが裏バリB2除去期間中の(図
5(C)のt6′〜t7′)τ3 から元のτ1 に戻った
ことを、負荷トルク検出部10Cを介して検知すると
(図5(C)のt7′)、裏バリB2が確実に除去され
たと判断し、再度、主軸モータ制御部10Bを介して主
軸モータM3を制御し、ドリル16の回転数Nを裏バリ
B2除去期間中の(図5(D)のt6′〜t7′)N3
から元のN1 に戻し(図5(D)のt7′)ドリル16
を早送りのまま上昇させ、ワークWから離反させる(図
5(B)のt8′)。
【0098】上記したように、従来は(図5(B)の一
点鎖線)、バリ取りチップが穴Qから抜けた後、裏バリ
B2が除去されるまでは(図5(B)のa〜c)、切削
送り速度で後退させ、裏バリB2除去後は、早戻り速度
に切り替えて後退させていたのに比べて(図5(B)の
c〜d)、本発明では(図5(B)の太い実線)、バリ
取りチップ5が穴Qから抜けた後は、ドリル16を一定
の早戻り速度で後退させて裏バリB2を除去し(図5
(B)のA〜C)、裏バリB2除去後も、そのまま同じ
一定の早戻り速度で後退させるようにしたので(図5
(B)のC〜D)、、加工時間が大幅に短縮される(従
来のt8からt8′に短縮)。
【0099】更に、従来は(図5(B)の一点鎖線)、
前記したように、ドリルの後退速度を、切削送り速度
(図5(B)のa〜c)から早戻り速度(図5(B)の
c〜d)に切り替えていたのに比べて、本発明では(図
5(B)の太い実線)、ドリル16の後退速度を、一定
の早戻り速度(図5(B)のA〜D)としたので、切り
替える必要がなくなり、速度に関して、制御方式の簡素
化を図ることができる。
【0100】尚、前記実施形態においては(図1、図
6)、本発明によるバり取り機能付きドリル16を装着
した加工ヘッド15が、油圧シリンダ30により前進・
後退する場合について詳述したが、本発明は、これに限
定されることなく、他の例えばサーボモータ・ボールね
じ機構によっても前進・後退が可能であり、その場合で
も、同様の作用・効果を(図4、図5)奏する。
【0101】
【発明の効果】上記のとおり、本発明によれば、バり取
り機能付きドリルにおいて、ドリルの径やバリ取りチッ
プの種類にかかわらず、ドリルを高速で戻すことによ
り、バリ取りを可能にし、加工時間を短縮すると共に、
制御方式の簡素化を図るという効果を奏することとなっ
た。
【0102】また、本発明によれば、ドリルの後退速度
が(図5(B)のA〜D)一定の早早戻り速度であって
制御不要であり、そのため、油圧シリンダ30(図2)
の後退側(ヘッド油圧室30A側)に流量制御回路8を
追加する必要がなく、装置が簡単になるという効果もあ
る。
【0103】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す全体図である。
【図2】本発明による油圧回路78の詳細図である。
【図3】本発明による加工深さKとバリ量Rとドリル1
6の回転数Nとの関係を示す図である。
【図4】本発明の動作説明図である。
【図5】図4の詳細図である。
【図6】本発明が適用される穴明け加工装置の正面図で
ある。
【図7】本発明が適用される穴明け加工装置の平面図で
ある。
【図8】本発明による動作を説明するためのフローチャ
ートである。
【図9】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
1、16 ドリル 2、15 加工ヘッド 3 穴明け刃 4 油圧シリンダ 5 バリ取りチップ 7 方向切替回路 7A 4ポート3位置電磁弁 8 流量制御回路 8A 流量調整弁 10 NC装置 10A CPU 10B 主軸モータ制御部 10C 負荷トルク検出部 10D 回転数検出部 10E 送りシリンダ制御部 10F 記憶部 10G 入出力部 11 油圧ポンプ 12 油圧フィルタ 13 油タンク 14 門型フレーム 27 スライダ 28、29 Z軸ガイド 30 油圧シリンダ 31、32 Y軸ガイド 33 ボールねじ 40 油圧シリンダ30のピストンロッド M1 油圧ポンプ11のモータ M2 ドリル1の主軸モータ M3 ドリル16の主軸モータ M4 Y軸用送りモータ Q 穴 W ワーク

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークが貫通しバリ取りチップが穴から
    抜けた後、ドリルを切削送り速度より速い一定速度で後
    退させると共に回転数を変化させることにより、該バリ
    取りチップで裏バリを除去することを特徴とするバり取
    り機能付きドリルを用いた加工方法。
  2. 【請求項2】 上記裏バリを除去後、ドリルを早戻り速
    度で後退させ、ワークから離反させる請求項1記載のバ
    り取り機能付きドリルを用いた加工方法。
  3. 【請求項3】 上記ワークが貫通後バリ取りチップが穴
    から抜けるまで、ドリルを早送り速度で前進させる請求
    項1記載のバり取り機能付きドリルを用いた加工方法。
JP2002030404A 2002-02-07 2002-02-07 バリ取り機能付きドリルを用いた加工方法 Pending JP2003231011A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006310678A (ja) * 2005-05-02 2006-11-09 Ricoh Opt Ind Co Ltd 微細表面構造形成用基板、微細表面構造物品の製造方法及びその製造方法で製造された微細表面構造物品
KR101400682B1 (ko) 2012-12-12 2014-05-29 주식회사 케이제이 관통홀 형성 방법 및 관통홀 형성 장치

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