JP2003144738A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2003144738A
JP2003144738A JP2001349629A JP2001349629A JP2003144738A JP 2003144738 A JP2003144738 A JP 2003144738A JP 2001349629 A JP2001349629 A JP 2001349629A JP 2001349629 A JP2001349629 A JP 2001349629A JP 2003144738 A JP2003144738 A JP 2003144738A
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JP2001349629A
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English (en)
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Kishio Sugijima
紀志男 杉島
Keisuke Mochizuki
桂輔 望月
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Sansei R&D Co Ltd
Original Assignee
Sansei R&D Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技場内に、携帯電話、PDA等の携帯端末
を持ち込んでも、遊技に集中することが可能な遊技機を
提供する。 【解決手段】 本発明によれば、パチンコ遊技機に接続
した携帯電話110に情報が着信したときに、その着信
した情報の内容をパチンコ遊技機が報知するので、遊戯
中の遊技者が、携帯電話110の表示画面を見なくて
も、緊急度又は重要度が高い内容の情報か否かを判別す
ることができる。これにより、緊急度又は重要度が低い
着信情報によって、遊技が中断されることがなくなり、
安心して遊技に集中することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技機に関し、特
に、携帯端末を使用可能な遊技場に設置される遊技機に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年では、携帯電話、PDA(Pers
onal Digital Assistance)等
の携帯端末の普及が著しく、遊技者は、これら携帯端末
を、例えば、パチンコ遊技機等を備えた遊技場内に持ち
込み、遊戯中でも外部と連絡がとれるようにしている場
合が多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、携帯端末に
情報が着信した場合に、遊技の続行を優先すべきか、携
帯端末の操作を優先すべきかは、着信した情報の内容に
よって異なる。このため、従来は、遊戯中に携帯端末に
情報が着信したときには、遊技者は、携帯端末を手にし
て、着信情報の内容(例えば、発信者名やメールの内容
等)を確認しなければならず、その都度、遊技盤から目
を離す必要が生じていたため、遊技に集中できないとい
う問題が生じ得た。
【0004】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、遊技場内に、携帯電話、PDA等の携帯端末を持ち
込んでも、遊技に集中することが可能な遊技機の提供を
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
なされた請求項1の発明に係る遊技機は、無線により情
報を取得可能な携帯端末が、電気接続又は無線接続され
て、その携帯端末からの信号を受信可能な携帯端末接続
回路と、携帯端末接続回路が受信した信号に基づいて、
携帯端末に情報が着信したときに、その情報の内容を報
知する報知手段とを備えたところに特徴を有する。
【0006】請求項2の発明に係る遊技機は、無線によ
り情報を取得可能な携帯端末が、電気接続又は無線接続
されて、その携帯端末からの信号を受信可能な携帯端末
接続回路と、携帯端末接続回路が受信した信号に基づい
て、携帯端末に情報が着信したときに、その情報がメー
ル又は電話の何れであるかを区別して報知する報知手段
とを備えたところに特徴を有する。
【0007】請求項3の発明に係る遊技機は、無線によ
り情報を取得可能な携帯端末が、電気接続又は無線接続
されて、その携帯端末からの信号を受信可能な携帯端末
接続回路と、携帯端末接続回路が受信した信号に基づい
て、携帯端末に情報が着信したときに、その情報の発信
元を報知する報知手段とを備えたところに特徴を有す
る。
【0008】請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れ
かに記載の遊技機において、報知手段は、遊技機に備え
た表示装置における表示により、報知を行うように構成
されたところに特徴を有する。
【0009】請求項5の発明は、請求項1記載の遊技機
において、報知手段は、携帯端末に着信した情報が、画
像データである場合に、その画像データに基づく画像
を、遊技機に備えた表示装置に表示するように構成され
たところに特徴を有する。
【0010】請求項6の発明は、請求項4又は5に記載
の遊技機において、表示装置は、遊技機の遊技領域内に
配置されたところに特徴を有する。
【0011】請求項7の発明は、請求項4乃至6の何れ
かに記載の遊技機において、表示装置は、遊技の演出用
の画像を併せて表示するように構成されたところに特徴
を有する。
【0012】請求項8の発明は、請求項1乃至7の何れ
かに記載の遊技機において、報知手段は、遊技機に備え
た音声発生手段から発生した音声により、報知を行うよ
うに構成されたところに特徴を有する。
【0013】請求項9の発明は、請求項1乃至8の何れ
かに記載の遊技機において、報知手段は、携帯端末に着
信した情報の発信元を特定するための発信元特定データ
を、携帯端末接続回路を介して携帯端末から受け、発信
元特定データを、予め設けた定型文に組み込み、その定
型文を、遊技機に備えた音声発生手段から音声として出
力することにより、報知を行うように構成されたところ
に特徴を有する。
【0014】請求項10の発明は、請求項1乃至9の何
れかに記載の遊技機において、携帯端末は、携帯電話で
あるところに特徴を有する。
【0015】請求項11の発明は、請求項1乃至9の何
れかに記載の遊技機において、携帯端末は、Perso
nal Digital Assistance又はポ
ケットベル又はパーソナルコンピュータであるところに
特徴を有する。
【0016】
【発明の作用及び効果】<請求項1の発明>請求項1の
発明に係る遊技機は、携帯端末接続回路に接続した携帯
端末に情報が着信したときに、その着信情報の内容を報
知するので、遊戯中の遊技者が、携帯端末の表示画面を
見なくても、緊急度又は重要度が高い内容の情報か否か
を判別することができる。これにより、緊急度又は重要
度が低い情報の着信によって、遊技が中断されることが
なくなり、安心して遊技に集中することができる。
【0017】<請求項2の発明>請求項2の発明に係る
遊技機は、携帯端末接続回路に接続した携帯端末に情報
が着信したときに、着信情報がメール又は電話の何れで
あるかを区別して報知するので、遊戯中の遊技者が、携
帯端末の表示画面又は着信音に注意を払わなくても、電
話かメールかを判別することができ、安心して遊技に集
中することができる。
【0018】<請求項3の発明>請求項3の発明に係る
遊技機は、携帯端末接続回路に接続した携帯端末に情報
が着信したときに、その着信情報の発信元を報知するの
で、遊戯中の遊技者が、携帯端末の表示画面を見なくて
も、発信元に基づき緊急度又は重要度が高い内容の情報
か否かを判別することができる。これにより、緊急度又
は重要度が低い情報の着信によって、遊技が中断される
ことがなくなり、安心して遊技に集中することができ
る。
【0019】<請求項4及び8の発明>前記した報知手
段は、携帯端末に情報が着信したことを、遊技機に備え
た表示装置に表示して報知するように構成してもよいし
(請求項4の発明)、遊技機に備えた音声発生手段から
発生した音声により、報知するように構成してもよい
(請求項8の発明)。
【0020】<請求項5の発明>請求項5の発明によれ
ば、遊技者は、携帯端末に着信した画像データを、遊技
機に備えた表示装置で見ることができるから、着信した
画像データを見るために遊技機から目を離す必要がなく
なり、遊技に集中することができる。
【0021】<請求項6の発明>請求項6の発明によれ
ば、報知手段が表示報知を行う表示装置を、遊技機の遊
技領域内に配置したから、遊技者は、遊技領域から目を
離さずに、報知を知ることができ、遊技に集中すること
ができる。
【0022】<請求項7の発明>請求項7の発明によれ
ば、報知手段が表示報知を行う表示装置が、遊技の演出
用の画像を併せて表示するから、これらを別々に設けた
場合に比べて、部品の削減が図られる。
【0023】<請求項9の発明>請求項9の発明によれ
ば、携帯端末に着信した情報の発信元を特定するための
発信元特定データが、定型文に組み込まれて音声として
出力されるから、遊技者は、定型文によるアナウンスに
従って、容易に携帯端末に着信した情報の発信元を知る
ことが出来る。
【0024】<請求項10及び11の発明>前記した携
帯端末は、携帯電話であってもよいし(請求項10の発
明)、Personal Digital Assis
tance(PDA)又はポケットベル(ポケベル)又
はパーソナルコンピュータ(パソコン)であってもよい
(請求項11の発明)。
【0025】
【発明の実施の形態】<第1実施形態>以下、本発明を
適用したパチンコ遊技機に係る第1実施形態を、図1〜
図9に基づいて説明する。本実施形態のパチンコ遊技機
の遊技盤11は、図1に示すように、ガイドレール12
で囲まれたほぼ円形の遊技領域の中央部に、液晶表示装
置13を備える。遊技領域のうち液晶表示装置13の下
方には、始動入賞口14、大入賞口15及び外れ球受け
入れ口16が、上から順に間隔を開けて並べて設けられ
ている。また、遊技領域のうち液晶表示装置13等を挟
んだ左右の両側には、上から順に、ランプ風車17、始
動ゲート18及び風車19、一般入賞口20,21が設
けられ、ガイドレール12に沿った両側部には、円弧状
のサイドランプ22,22が設けられている。さらに、
これら入賞口等以外に、遊技領域には、図示しない複数
の釘が起立している。
【0026】パチンコ遊技機のうち遊技盤11より下方
には、図1に示すように、上皿27A及び下皿27Bが
上下2段にして設けられている。そして、下皿27Bの
右端部に設けた操作ノブ28を操作することで、上皿2
7Aに収容された遊技球が遊技盤11に向けて弾き出さ
れる。また、上皿27Aに設けたボタン29を押せば、
上皿27Aから下皿27Bに遊技球が移動して収容され
る。
【0027】次に所要の各部位についてさらに詳説す
る。図1に示すように、下皿27Bのうち、操作ノブ2
8と反対側の端部には、電話セット部100が設けられ
ている。電話セット部100は、図2に示すように、下
皿27Bの端部に凹所を陥没形成してなり、電話セット
部100の底部には、ケーブル引き出し口(図示せず)
が設けられている。そして、そのケーブル引き出し口内
には、後述する携帯接続回路105に連なるケーブルが
収納されると共に、そのケーブルの先端に携帯接続用コ
ネクタ101が取り付けられており、通常は、図2に示
すように、携帯接続用コネクタ101がケーブル引き出
し口の開口から突出した状態になっている。そして、一
般に普及している携帯電話110に備えた携帯側コネク
タ部(通常は、携帯電話の端部に設けられている)を、
携帯接続用コネクタ101に差し込むことで、携帯電話
110内の基板回路と、携帯接続回路105とが電気接
続される。また、前記ケーブルは、例えば、掃除機の電
力コードのようにリールに巻かれて、ケーブル引き出し
口から引き延ばし可能となっており、これにより、携帯
電話110を携帯接続用コネクタ101に接続したま
ま、携帯電話110を容易に操作することができる。
【0028】本実施形態のパチンコ遊技機への接続に適
した携帯電話110の構成は、以下のようである。即
ち、携帯電話110が情報を着信したときに、携帯側コ
ネクタ部から情報着信信号を出力し、その情報着信信号
に、電話かメールの何れを着信したかを区別するための
電話・メール識別データと、情報の発信元の電話番号と
を含み、さらに、メールを着信した場合には、情報着信
信号に、メールの件名、テキストデータ、メールに添付
された画像データを含む携帯電話110が望ましい。即
ち、携帯電話110自体が、無線で受信する信号には、
上記した情報の内容は含まれているから、着信時に、こ
れら情報の内容の全てを、携帯側コネクタの端子から出
力する構成であることが望ましいが、これら情報の内容
のうち少なくとも電話・メール識別データを出力する携
帯電話110であれば、本発明の作用・効果を奏する。
また、携帯電話110に登録されている電話番号から、
電話の発信者名を特定して情報着信信号に含める構成で
あれば、さらに好ましい。
【0029】図1に示すように、遊技盤11の左上隅に
は、第1表示ランプ98が設けられ、右上隅には、第2
表示ランプ99が設けられている。これら第1及び第2
の表示ランプ98,99は、発光体(例えば、LED)
を円盤状の透光部材で覆った構造になっている。また、
第1表示ランプ98の透光部材には、「電話着信」とい
うメッセージが記載されており、第2表示ランプ99の
透光部材には、「メール着信」というメッセージが記載
されている。
【0030】前記した始動入賞口14は、上下に並んだ
第1及び第2の始動入賞口14A,14Bからなる。上
側の第1始動入賞口14Aは、常に遊技球が入賞可能と
なっているが、下側の第2始動入賞口14Bは、その両
側に設けた可動翼片14C,14Cにて、通常は、遊技
球の入賞が規制されている。そして、後述する7セグメ
ントLED24の停止表示が奇数になると、遊技盤11
の裏に設けたソレノイド(図示せず)が駆動されて、可
動翼片14C,14Cが所定期間に亘って横に倒され
(図1の状態)、第2始動入賞口14Bへの入賞を許容
した状態になる。また、始動入賞口14(詳細には、第
1又は第2の何れかの始動入賞口14A,14B)に遊
技球が入賞すると、その始動入賞口14内に設けた特別
図柄始動スイッチ31(図4参照)が、これを検出し
て、液晶表示装置13が複数の図柄を変動表示した後、
停止表示する。なお、液晶表示装置13が、変動表示し
ている間に、始動入賞口14に入賞球があると、その入
賞球は、4個まで累積カウントされる。
【0031】大入賞口15は、横長に形成されて、常に
は可動扉15Tにて閉塞されている。そして、パチンコ
遊技機が「大当たり状態」になると、遊技盤11の裏に
設けたソレノイド15S(図4参照)が駆動され、可動
扉15Tが所定期間に亘って前側に倒れる。これによ
り、大入賞口15が開放され、可動扉15Tを案内にし
て、大入賞口15に多くの遊技球が入賞可能になる。こ
こで、可動扉15Tが、開放してから閉じるまでの間を
「ラウンド」と称すると、1つのラウンドは、可動扉1
5Tの開放時間が29秒に達したか、又は、大入賞口1
5に遊技球が10個入賞したか、の何れかの条件が先に
満たされた場合に終了する。
【0032】大入賞口15の内部には、図示しない継続
入賞口と計数入賞口とが設けられており、これら継続入
賞口及び計数入賞口は、選択的に何れか一方が開放され
る。より詳細には、可動扉15Tが開いたときには、最
初は継続入賞口が開放しており、継続入賞口に入賞後、
継続入賞口は閉鎖し、計数入賞口の開放に切り替わる。
そして、継続入賞口に入賞があると、これが継続入賞口
内に設けた大当たり状態継続スイッチ32(図4参照)
に検出されて、前述した終了条件を満たしてラウンドが
終了した後で、連続して次のラウンドが実行される。ま
た、計数入賞口に入賞があると、これが計数入賞口内に
設けた入賞球カウントスイッチ33(図4参照)に検出
されて、前記継続入用口への入賞球と合わせて、大入賞
口15への入賞球がカウントされ、これらが前記したよ
うに計10個に達したか否かがチェックされる。
【0033】なお、本実施形態では、大入賞口15が開
放された状態(即ち、各ラウンド中の遊技状態)が、連
続して複数回に亘って繰り返される遊技全体が、1回の
「大当たり遊技」に相当する。
【0034】液晶表示装置13は、装飾枠23の内側部
分を遊技盤11より陥没させて、その奥部にTFT−L
CDモジュールを備えてなる。装飾枠23の左右の両側
壁には、遊技球を装飾枠23の内側へ案内する転入孔2
3A,23Aが設けられ、装飾枠23の下側内面には、
緩やかに傾斜して、遊技球を前記始動入賞口14に案内
する溝(図に現れず)が設けられている。
【0035】装飾枠23の上辺には、中央に7セグメン
トLED24が備えられている。この7セグメントLE
D24は、前記始動ゲート18内に設けた普通図柄始動
スイッチ30(図4参照)が、遊技球の通過を検出した
ときに、「0」〜「9」までの数字を所定期間に亘って
変動表示する。そして、所定期間経過後に、7セグメン
トLED24に停止表示された数字が、例えば奇数の場
合に、前述のごとく、始動入賞口14に設けた次述の可
動翼片14C,14Cが作動する。
【0036】前記装飾枠23の上辺のうち装飾枠23の
両側には、1対ずつ計4つのLED25が配列されてい
る。そして、これらLED25の点灯でもって、前記始
動入賞口14への入賞球の累積カウント数が表示され
る。
【0037】前記液晶表示装置13の表示画面は、図3
に示すように、複数の領域に区画されている。具体的に
は、液晶表示装置13の表示画面は、右側辺に沿って電
話情報表示領域R2を備え、それ以外の部分が特別図柄
表示領域R1になっている。特別図柄表示領域R1に
は、特別図柄13A,13B,13Cが、横並びに表示
されている。各特別図柄13A,13B,13Cは、そ
れぞれ例えば「一萬」〜「九萬」及び「白」、「發」、
「中」の複数種類の麻雀牌で構成されており、遊技の当
たり外れを示すために用いられる。なお、以下、各特別
図柄を区別するときには、液晶表示装置13に向かって
左側のものから順番に、「左特別図柄13A」、「中特
別図柄13B」、「右特別図柄13C」と呼ぶこととす
る。
【0038】各特別図柄13A,13B,13Cは、通
常は、各特別図柄13A,13B,13Cごとに、「一
萬」〜「九萬」及び「白」、「發」、「中」のうち何れ
かの種類のものが停止表示されている。そして、前記始
動入賞口14に遊技球が入賞したときには、各特別図柄
13A,13B,13Cが、上下方向にスクロールして
変動表示され、所定時間後に、例えば、左特別図柄13
A、右特別図柄13C、中特別図柄13Bの順で、スク
ロールが止まって停止表示される。そして、停止表示さ
れた全部の特別図柄13A,13B,13Cが、例え
ば、ぞろ目になった場合には、遊技が大当たり状態とな
る。なお、変動表示の開始から停止表示までの時間は、
選択された各変動パターンで定められており、例えば、
最低5.1秒から最高57.1秒で、変更して設定され
る。
【0039】前述の如く、各特別図柄13A,13B,
13Cを順次に停止表示していく過程で、リーチ状態が
成立する場合がある。本実施形態におけるリーチ状態の
確定を示す表示態様の1つとしては、3つの特別図柄1
3A,13B,13Cのうち中特別図柄13Bだけを変
動表示したまま、他の2つの特別図柄13A,13Cが
特定の組合せ(例えば同一図柄)(当たり図柄の一部を
構成している組合わせ)となるように停止表示されるよ
うに設定してある。
【0040】なお、リーチ状態とは、上記のものに限ら
れるものではなく、判定手段による判定結果を、複数の
図柄組み合わせで表示する場合に、複数の図柄の一部
が、停止表示されており、他の図柄が変動中において、
停止表示されている図柄が当たりを意味する図柄組み合
わせの一部を構成している状態をいう。
【0041】一方、液晶表示装置13の表示画面のうち
電話情報表示領域R2には、図3に示すように、前記電
話セット部100にセットした携帯電話110に係る情
報が表示される。より詳細には、電話情報表示領域R2
は、更に、上下2つの区分されて、上側の第1携帯情報
表示領域R21と、下側の第2携帯情報表示領域R22
とからなる。そして、第1携帯情報表示領域R21に
は、携帯電話110に、電話が着信したことを報知する
ための情報が表示されると共に、電話の発信者、及び、
発信元の番号が表示される。一方、第2携帯情報表示領
域R22には、携帯電話110に、メールが着信したこ
とを報知するための情報が表示されると共に、メールの
発信者、及び、メールの件名、アドレス等が表示され
る。
【0042】次いで、図4を参照しつつ、本実施形態の
パチンコ遊技機の電気的な構成について説明する。同図
において、50は、主制御装置であって、CPU51A
とROM51B及びRAM51Cを合わせてパッケージ
してなるワンチップマイコン51を主要部として備え
る。
【0043】53は、定期リセット回路であって、周期
的(例えば、4msecごと)に割り込みパルスをワン
チップマイコン51に出力する。ワンチップマイコン5
1は、割り込みパルスを受ける度に、ROM51Bに記
憶した種々のプログラムをランする。
【0044】ワンチップマイコン51は、インターフェ
ース54を介して、前述した入賞球を検出するためのス
イッチ30〜33等から信号を受けると共に、ランした
種々のプログラムに従って、ランプ制御回路55、音声
制御回路56、表示制御回路57、払出制御回路70等
に制御信号を出力して各部位を制御する。また、ワンチ
ップマイコン51は、パチンコ遊技機の遊技状況が、通
常状態か特典付与状態(例えば、大当たり状態、リーチ
状態)かに関する遊技情報を、情報出力回路59を介し
て、パチンコホールに備えた管理装置60へと出力す
る。
【0045】前記ランプ制御回路55は、第1及び第2
の表示ランプ98,99、左右のサイドランプ22,2
2、及び、液晶表示装置13の装飾枠23等への電力供
給をオンオフする駆動回路と、その駆動回路を制御する
CPUとROMを内蔵して備え、ワンチップマイコン5
1及び後述する携帯接続回路105から受けた信号に基
づき、各ランプ、LED等を駆動制御する。
【0046】前記音声制御回路56は、CPU及びRO
Mを備えており、そのCPUが前記ワンチップマイコン
51及び後述の携帯接続回路105から受けた信号に基
づいて、所定の音声信号をROMから取り出し、これを
アナログ信号に変換及び増幅してスピーカ59S(本発
明の「音声発生手段」に相当する)に出力する。
【0047】前記表示制御回路57は、CPU、VD
P、ROM及びRAMを備え、前記ワンチップマイコン
51及び後述の携帯接続回路105から受けた信号をC
PUで処理すると共に、そのCPUの処理結果に基づ
き、VDPが画像データを生成して、これを液晶表示装
置13へと出力する。
【0048】前記払出制御回路70は、CPUを備えて
おり、そのCPUが前記ワンチップマイコン51から受
けた信号に基づいて、上皿27Aに賞球を排出する。ま
た、表示制御回路57は、カードユニットや球貸センサ
から信号を受けており、遊技者が支払った所定の対価に
対して、所定数の遊技球を上皿27Aに排出する。さら
に、払出制御回路70は、発射制御回路71を制御する
役割も果たす。発射制御回路71は、操作ノブ28の回
動位置と、操作ノブ28に内蔵したタッチスイッチから
信号とに基づいて、遊技球を弾き出すための発射モータ
72を駆動制御する。
【0049】さて、105は、携帯端末接続回路であっ
て、前述したように、携帯接続用コネクタ101(図2
参照)を介して携帯電話110内の基板回路に電気接続
される。携帯端末接続回路105は、図5に示すよう
に、CPUを備えており、そのCPUが所定周期で図6
に示した携帯着信報知処理を繰り返してランする。ま
た、携帯接続回路105からの信号出力線は、図4及び
図5に示すように、ランプ制御回路55、音声制御回路
56及び表示制御回路57に接続されている。
【0050】図6に示すように、携帯着信報知処理で
は、最初に、前記携帯電話110が、情報を着信した否
かをチェックする(S1)。具体的には、携帯端末接続
回路105が、携帯電話110から前記した情報着信信
号を受信したことをもって、携帯電話110に電話かメ
ールの何れかが着信したと判断し(S1でYes)、次
いで、その情報着信信号に含まれた前記電話・メール識
別データに基づいて、電話かメールの何れを着信したか
を判別する(S2)。電話を着信した場合には(S2で
No)、後述の電話着信処理(S3)を実行し、メール
を着信した場合には(S2でYes)、後述のメール着
信処理(S4)を実行する。また、情報着信信号に電話
・メール識別データが含まれていない場合には、例え
ば、電話を着信したものとして、電話着信処理(S3)
を実行する。そして、何れかの着信処理(S3又はS
4)を実行した後で、この携帯着信報知処理を抜ける。
また、携帯電話110から情報着信信号を受信しなかっ
た場合には(S1でNo)、何れの着信処理(S3又は
S4)も実行せずに、この携帯着信報知処理を抜ける。
【0051】電話着信処理(S3)は、図7に示されて
おり、情報着信信号に発信元の電話番号が含まれている
か否かを判別し(S10)、発信元の電話番号又は/及
び発信者名が含まれている場合には(S10でNo)、
電話発信者表示処理(S11)を実行する一方、発信元
の電話番号又は発信者名が含まれていない場合には(S
10でYes)、電話発信者非通知表示処理(S12)
を実行する。
【0052】電話発信者表示処理(S11)では、携帯
端末接続回路105から音声制御回路56及び表示制御
回路57に、電話着信に係る割り込み信号と、発信元の
電話番号又は/及び発信者名のデータとが出力され、か
つ、携帯端末接続回路105からランプ制御回路55
に、電話着信に係る割り込み信号のみが出力される。
【0053】一方、電話発信者非通知表示処理(S1
2)では、携帯端末接続回路105からランプ制御回路
55、音声制御回路56及び表示制御回路57に、電話
着信に係る割り込み信号のみが出力される。
【0054】メール着信処理(S4)は、図8に示され
ており、この処理(S4)が実行されると、携帯端末接
続回路105からランプ制御回路55、音声制御回路5
6及び表示制御回路57に、メール着信に係る割り込み
信号が出力される。そして、このメール着信に係る割り
込み信号に次いで、携帯端末接続回路105から音声制
御回路56及び表示制御回路57に、メールの発信者及
び件名のデータが出力される(S20)。さらに、情報
着信信号に、画像に関する添付ファイルが含まれている
か否かがチェックされ(S21)、添付ファイルが含ま
れている場合には(S21でYes)、その添付ファイ
ル(画像データ)を携帯端末接続回路105から表示制
御回路57に出力し、かつ、添付ファイル有りの信号を
音声制御回路56に出力して(S22)、この処理(S
4)を抜ける。
【0055】携帯端末接続回路105から電話着信又は
メール着信に係る割り込み信号を受けたランプ制御回路
55、音声制御回路56及び表示制御回路57のCPU
は、それぞれ、割り込み処理用プログラムを各回路5
5,56,57に備えたROMから取り出してランし、
以下の処理を行う。
【0056】即ち、ランプ制御回路55のCPUは、電
話着信に係る割り込み信号を受けた場合には、遊技盤1
1の左上隅の前記第1表示ランプ98を点滅させる一
方、メール着信に係る割り込み信号を受けた場合には、
遊技盤11の右上隅の前記第2表示ランプ99を点滅さ
せる。なお、前記点滅は、所定期間(例えば、約5秒
間)に亘って行われる。
【0057】音声制御回路56のCPUは、電話着信に
係る割り込み信号を受けた場合には、「電話着信ありま
す」というメッセージを前記スピーカ59S(図4参
照)から出力する。また、電話着信に係る割り込み信号
に次いで、発信元の発信者名と発信者の電話番号のデー
タ(本発明の「発信元特定データ」に相当する)が携帯
端末接続回路105から音声制御回路56に送られた場
合には、音声制御回路56のCPUは、ROMに記憶し
た定型文に、これら発信者名及び発信元の電話番号のデ
ータを組み込み、「発信者は、***で、番号は***
*です」というテキストデータを作成し、これを音声に
変換してスピーカ59Sから出力する。
【0058】一方、音声制御回路56のCPUが、メー
ル着信に係る割り込み信号を受けた場合には、「メール
着信あり」というメッセージを前記スピーカ59Sから
出力する。また、メール着信に係る割り込み信号に次い
で、メールの件名データが携帯端末接続回路105から
音声制御回路56に送られた場合には、音声制御回路5
6のCPUは、ROMに記憶した定型文に、その件名デ
ータを組み込み、「件名は***です」というテキスト
データを作成し、そのテキストデータを、音声に変換し
てスピーカ59Sから出力する。さらに、携帯端末接続
回路105から音声制御回路56に画像データ有りの信
号が送られた場合には、音声制御回路56のCPUは、
ROMから「図面添付ファイルがあります」という定型
文を取り出して、音声に変換しスピーカ59Sから出力
する。なお、前記音声の出力は、所定期間(例えば、約
5秒間)に亘って行われる。
【0059】表示制御回路57のCPUは、電話着信に
係る割り込み信号を受けた場合には、図3に示すよう
に、液晶表示装置13の第1携帯情報表示領域R21に
「電話着信あり!」というメッセージを点滅表示する。
なお、前記点滅表示は、所定期間(例えば約5秒間)に
亘って行われる。また、電話着信に係る割り込み信号に
次いで、発信元の発信者名と発信者の電話番号のデータ
が携帯端末接続回路105から表示制御回路57に送ら
れた場合には、第1携帯情報表示領域R21に、発信者
名とその電話番号を表示する。
【0060】一方、表示制御回路57のCPUが、メー
ル着信に係る割り込み信号を受けた場合には、液晶表示
装置13の第2携帯情報表示領域R22に「メール着信
あり!」というメッセージを点滅表示する。なお、前記
点滅表示は、所定期間(例えば約5秒間)に亘って行わ
れる。また、メール着信に係る割り込み信号に次いで、
メールの発信者及び件名データが携帯端末接続回路10
5から表示制御回路57に送られた場合には、第2携帯
情報表示領域R22に、メールの発信者及び件名データ
を表示する。さらに、携帯端末接続回路105から表示
制御回路57に、発信者のアドレスが送られた場合に
は、そのアドレスも表示する。
【0061】また、携帯端末接続回路105から表示制
御回路57に、メールに添付された画像データが送られ
たときには、図9に示すように、第1携帯情報表示領域
R21に、「メール着信あり!」というメッセージと、
メールの発信者及び件名データ、さらに、アドレスも表
示し、第2携帯情報表示領域R22に、画像データに基
づく画像を表示する。
【0062】なお、携帯端末接続回路105のCPU
は、携帯電話110が携帯接続用コネクタ101に接続
されているか否かを、所定の周期でチェックしており、
携帯電話110が携帯接続用コネクタ101に接続され
ているときには、接続確認信号を表示制御回路57のC
PUに出力する。そして、表示制御回路57のCPU
は、携帯電話110に着信が無い状態において、携帯端
末接続回路105から接続確認信号を受けている間中、
例えば第1携帯情報表示領域R21に、「携帯電話が接
続されています」というメッセージを表示する。
【0063】次に、上記構成からなる本実施形態の作用
・効果を説明する。遊技者が、本実施形態のパチンコ遊
技機の携帯接続用コネクタ101に、携帯電話110を
接続すると、携帯電話110内の基板回路とパチンコ遊
技機に設けた携帯端末接続回路105とが電気接続され
る。そして、携帯端末接続回路105から表示制御回路
57のCPUに、接続確認信号が送信されて、液晶表示
装置13の表示画面における第1携帯情報表示領域R2
1に、「携帯電話が接続されています」というメッセー
ジが表示される。遊技者は、このメッセージを見て、携
帯電話110とパチンコ遊技機とが接続されていること
を確認することができる。つまり、携帯電話110に着
信があった場合に、報知が行われる状態になっているこ
とを確認することができ、安心して遊技を開始すること
ができる。
【0064】さて、遊技者が遊技を行っている最中に、
携帯電話110に電話又はメールが着信すると、その携
帯電話110から出力される情報着信信号が、パチンコ
遊技機の携帯端末接続回路105に受信される。そし
て、携帯端末接続回路105に備えたCPUからランプ
制御回路55、音声制御回路56及び表示制御回路57
の各回路に備えたCPUに、電話着信又はメール着信に
係る割り込み信号が出力される。すると、ランプ制御回
路55は、第1又は第2の表示ランプ98,99の点滅
表示により、音声制御回路56は、スピーカ59Sから
の音声により、さらに、表示制御回路57は、液晶表示
装置13への表示により、それぞれ携帯電話が着信した
旨を遊技者に報知する。これにより、遊技者は携帯電話
の着信に気付き易くなり、安心して遊技を行うことがで
きる。
【0065】ここで、本実施形態のパチンコ遊技機は、
単に携帯電話110に着信があったことを報知するだけ
ではなく、その着信情報の内容も報知する。即ち、電話
を着信したときには、音声制御回路56は、スピーカ5
9Sからの音声により、「電話着信あります」と発声す
ると共に、表示制御回路57は、液晶表示装置13の第
1携帯情報表示領域R21に、「電話着信あり!」とい
う点滅表示を行うことで、着信した情報が、メールでは
なくて、電話であることを明示する。また、ランプ制御
回路55は、「電話着信」と表示された第1の表示ラン
プ98のみを点滅表示することで、着信した情報が、電
話であることを明示する。
【0066】これに対し、メールを着信したときには、
音声制御回路56は、スピーカ59Sからの音声によ
り、「メール着信あり」と発声すると共に、表示制御回
路57は、液晶表示装置13の第1携帯情報表示領域R
21に、「メール着信あり!」という点滅表示を行うこ
とで、着信した情報が、電話ではなくて、メールである
ことを明示する。また、ランプ制御回路55は、「メー
ル着信」と表示された第2の表示ランプ99のみを点滅
表示することで、着信した情報が、メールであることを
明示する。
【0067】即ち、本実施形態のパチンコ遊技機は、携
帯接続用コネクタ101に接続された携帯電話110に
着信した情報がメール又は電話の何れであるかを区別し
て報知するので、遊戯中の遊技者が、携帯電話110の
表示画面又は着信音に注意を払わなくても、電話かメー
ルかを判別することができ、安心して遊技に集中するこ
とができる。しかも、図3に示すように、液晶表示装置
13には、電話を掛けてきた発信者及び発信元の電話番
号が表示報知されると共に、スピーカ59Sから、発信
者及び発信元の電話番号を知らせるアナウンスが流れる
から、重要な情報を逸することが防がれる。そして、例
えば、特定の人からの電話を待ちながら遊技を行う場
合、その特定の人以外の電話を無視して、遊技に集中す
ることができる。
【0068】このように、本実施形態によれば、パチン
コ遊技機に接続した携帯電話110に情報が着信したと
きに、着信した情報の内容をパチンコ遊技機が報知する
ので、遊戯中の遊技者が、携帯電話110の表示画面を
見なくても、緊急度又は重要度が高い内容の情報か否か
を判別することができる。これにより、緊急度又は重要
度が低い情報によって、遊技が中断されることがなくな
り、安心して遊技に集中することができる。また、携帯
電話110が着信したことを表示報知する前記液晶表示
装置13は、パチンコ遊技機の遊技領域内に配置されて
いるから、遊技者は、遊技領域から目を離さずに、着信
の報知を知ることができ、遊技に集中することができ
る。さらに、その液晶表示装置13には、遊技の演出用
の画像が併せて表示されるから、これらを別々に設けた
場合に比べて、部品の削減が図られる。
【0069】<第2実施形態>本実施形態は、図10
(A)及び図10(B)に示されており、第1実施形態
の構成の一部を変更したものである。以下、第1実施形
態と異なる構成に関してのみ説明し、同一の構成に関し
ては、同一符合を付して重複説明は省略する。
【0070】本実施形態では、図10に示すように、液
晶表示装置13の表示画面における下辺に沿って、帯状
の電話情報表示領域R3が設けられ、その電話情報表示
領域R3の左端部は、携帯電話110が接続されている
か否かを表示するための接続状態確認表示部R31にな
っている。また、電話情報表示領域R3のうち前記左端
部の接続状態確認表示部R31以外は、携帯電話110
に着信した情報の内容を表示報知するための着信表示部
R32になっている。
【0071】さらに、携帯電話110が、着信した電話
の発信元を特定するデータを外部出力する機種の場合に
は、携帯端末接続回路105がこれを受信し、割り込み
信号と共に発信元特定データを表示制御回路57に出力
する。そして、表示制御回路57は、図10(A)に示
すように、発信元として、携帯電話110に登録されて
いる名称(同図の「友人A」)を前記着信表示部R32
に表示したり、図10(B)に示すように発信元の電話
番号を表示する。
【0072】さて、携帯電話110が、着信したメール
のテキストデータを外部出力する機種の場合には、携帯
端末接続回路105がこれを受信し、割り込み信号と共
にテキストデータを表示制御回路57に出力する。そし
て、表示制御回路57は、受けたテキストデータを、先
頭から着信表示部R32に表示しつつ左方向に移動す
る。これにより、遊技者は、メールの全文を読むことが
できる。
【0073】このように、本実施形態によれば、携帯電
話110が着信したときに、携帯電話110の表示画面
を見なくても、遊技領域に備えた液晶表示装置13に発
信元及びメールの内容が表示されるから、遊技者は、遊
技に集中することができると共に、大切な相手から電話
が着信した場合に、迅速に対応することができる。
【0074】<他の実施形態>本発明は、前記実施形態
に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するよ
うな実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、
下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実
施することができる。 (1)前記実施形態においては、遊技機の一例としてパ
チンコ遊技機を例示したが、本発明はこれに限られず、
例えば、コイン遊技機やスロットマシン等に本発明を適
用してもよい。
【0075】(2)前記実施形態では、携帯端末とし
て、携帯電話110を接続可能な遊技機について例示し
たが、遊技機に接続される携帯端末は、無線により情報
を取得可能なものであれば、携帯電話に限定されるもの
ではなく、その他の携帯端末、例えば、PDA又はポケ
ベル又はノートパソコンであってもよい。
【0076】(3)前記第1実施形態では、携帯接続用
コネクタ101により、携帯電話110とパチンコ遊技
機の携帯端末接続回路105とを電気接続する構成であ
ったが、例えば、携帯電話と携帯端末接続回路との間
を、無線通信手段(例えば、Buletooth、赤外
線通信)によって、無線接続してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る遊技機の正面図
【図2】電話セット部の斜視図
【図3】液晶表示装置の表示画面を示した模式図
【図4】遊技機の電気的構成を示したブロック図
【図5】携帯電話に着信があった場合の信号の流れを示
したブロック図
【図6】携帯着信報知処理のフローチャート
【図7】電話着信処理のフローチャート
【図8】メール着信処理のフローチャート
【図9】メールに添付された画像データを、液晶表示装
置に表示した状態の模式図
【図10】第2実施形態の遊技機における液晶表示装置
の表示画面を示した模式図
【符号の説明】
11…遊技盤 13…液晶表示装置(表示手段) 55…ランプ制御回路(報知手段) 56…音声制御回路(報知手段) 57…表示制御回路(報知手段、表示手段) 59S…スピーカ(報知手段、音声発生手段) 98…第1表示ランプ(報知手段、表示手段) 99…第2表示ランプ(報知手段、表示手段) 105…携帯端末接続回路 110…携帯電話(携帯端末)

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線により情報を取得可能な携帯端末
    が、電気接続又は無線接続されて、その携帯端末からの
    信号を受信可能な携帯端末接続回路と、 前記携帯端末接続回路が受信した信号に基づいて、前記
    携帯端末に情報が着信したときに、その情報の内容を報
    知する報知手段とを備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 無線により情報を取得可能な携帯端末
    が、電気接続又は無線接続されて、その携帯端末からの
    信号を受信可能な携帯端末接続回路と、 前記携帯端末接続回路が受信した信号に基づいて、前記
    携帯端末に情報が着信したときに、その情報がメール又
    は電話の何れであるかを区別して報知する報知手段とを
    備えたことを特徴とする遊技機。
  3. 【請求項3】 無線により情報を取得可能な携帯端末
    が、電気接続又は無線接続されて、その携帯端末からの
    信号を受信可能な携帯端末接続回路と、 前記携帯端末接続回路が受信した信号に基づいて、前記
    携帯端末に情報が着信したときに、その情報の発信元を
    報知する報知手段とを備えたことを特徴とする遊技機。
  4. 【請求項4】 前記報知手段は、前記遊技機に備えた表
    示装置における表示により、前記報知を行うように構成
    されたことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載
    の遊技機。
  5. 【請求項5】 前記報知手段は、前記携帯端末に着信し
    た情報が、画像データである場合に、その画像データに
    基づく画像を、前記遊技機に備えた表示装置に表示する
    ように構成されたことを特徴とする請求項1記載の遊技
    機。
  6. 【請求項6】 前記表示装置は、遊技機の遊技領域内に
    配置されたことを特徴とする請求項4又は5に記載の遊
    技機。
  7. 【請求項7】 前記表示装置は、遊技の演出用の画像を
    併せて表示するように構成されたことを特徴とする請求
    項4乃至6の何れかに記載の遊技機。
  8. 【請求項8】 前記報知手段は、前記遊技機に備えた音
    声発生手段から発生した音声により、前記報知を行うよ
    うに構成されたことを特徴とする請求項1乃至7の何れ
    かに記載の遊技機。
  9. 【請求項9】 前記報知手段は、前記携帯端末に着信し
    た情報の発信元を特定するための発信元特定データを、
    前記携帯端末接続回路を介して前記携帯端末から受け、
    前記発信元特定データを、予め設けた定型文に組み込
    み、その定型文を、前記遊技機に備えた音声発生手段か
    ら音声として出力することにより、前記報知を行うよう
    に構成されたことを特徴とする請求項1乃至8の何れか
    に記載の遊技機。
  10. 【請求項10】 前記携帯端末は、携帯電話であること
    を特徴とする請求項1乃至9の何れかに記載の遊技機。
  11. 【請求項11】 前記携帯端末は、Personal
    Digital Assistance又はポケットベ
    ル(登録商標)又はパーソナルコンピュータであること
    を特徴とする請求項1乃至9の何れかに記載の遊技機。
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