JP2008104681A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】任意に遊技者が遊技機から発せられる音声を消音することができ、他の遊技者に不快感を与えることがない遊技機を得る。
【解決手段】図柄を変動表示させた結果が所定の停止態様である場合に遊技価値を付与する遊技を行う遊技機1であって、前記遊技の演出に使用されている音声を一時的に消す音声消音手段(副制御回路72、スピーカ21L・21R等)と、前記音声消音手段を操作できる操作手段(ミュートボタン132等)とを備える構成にされている。
【選択図】図1

Description

本発明は、パチスロ機やパチンコ機、その他の遊技機に関する。
従来、この種の遊技機は、例えば特許文献1に記載のものがある。具体的には、乱数抽選によって入賞態様を決定する入賞態様決定手段と、遊技音を継続的に出音して現在の遊技状態を遊技者に報知する出音手段とを備えて構成される遊技機において、前回遊技における所定のタイミングから所定時間経過したときに遊技がされていない状態を検出する状態検出手段と、この状態検出手段によって遊技がされていない状態が検出されたときに現在の遊技状態に応じた遊技音の音量を下げる出音制御手段とを備えたことを特徴とする遊技機が開示されている。
特許第3708056号公報
しかしながら、上述した特許文献1の遊技機は、遊技を行わずに一定時間が経過すると、徐々に小音になるものであるが、やむを得ず、一時的に席を外す際、遊技者が任意に音声を消音することはできなかった。その結果として、この一時的に遊技されない遊技機の音声によって、近隣の席で遊技している他の遊技者に不快感を与えてしまう場合があった。
そこで、本発明の目的は、任意に遊技者が遊技機から発せられる音声を消音することができ、他の遊技者に不快感を与えることがない遊技機を提供することである。
課題を解決するための手段及び効果
本発明は、図柄を変動表示させた結果が所定の停止態様である場合に遊技価値を付与する遊技を行う遊技機であって、前記遊技の演出に使用されている音声を一時的に消す音声消音手段と、前記音声消音手段を操作できる操作手段とを備えている。
上記の構成によれば、何らかの理由で、遊技者が遊技機から離れなければならなくなった際、遊技機から発せられている音声を消音(停止)できるので、近隣の遊技者に不快感を与えないようにすることができる場合がある。
また、本発明の遊技機においては、所定の情報を保持している情報保持手段と、前記情報保持手段が装着され、前記情報保持手段の所定の情報を感知している情報感知手段と、前記操作手段の操作後、前記情報保持手段が前記情報感知手段から脱離されることによって、前記情報保持手段における所定の情報を感知しなくなった際、遊技が中断される中断手段とをさらに備えていることが好ましい。
上記の構成によれば、情報保持手段(例えばIDカード)を情報感知手段(例えばカード読み取り装置)から脱離させた際、中断手段によって遊技を中断できる場合がある。なお、遊技者が情報保持手段を情報感知手段に再装着し、情報感知手段が情報保持手段の所定の情報を感知することによって、中断が解除されるようにすることも可能な場合がある。
また、本発明の遊技機においては、画像の表示が可能な表示手段と、前記音声消音手段によって音声が消音された際、前記表示手段に遊技状態の情報を表示させる表示出力手段とをさらに備えていることが好ましい。
上記の構成によれば、該当する遊技機の遊技者が席を外していること、及び、遊技機の状態を容易に確認できるので、ホールの係員がその遊技者の存在を確認できたり、他の遊技者が間違って座ったりすることがないようにできる場合がある。
また、本発明の遊技機においては、前記操作手段により前記音声消音手段の操作が行われてから所定時間経過したときに遊技がされていない状態を検出する状態検出手段と、前記状態検出手段において、前記音声消音手段の操作が行われてから所定時間経過後に、遊技がされていない状態が検出された際、外部に報知する報知手段とをさらに備えていることが好ましい。
上記の構成によれば、報知手段(例えば、音声で報知する手段、画面に表示して報知する手段、登録された番号の携帯電話や無線装置に連絡して報知する手段など)によって、該当する遊技者やホールの係員が、音声の消音又は遊技の中断がされてから所定時間経過したことを容易に把握できる場合がある。これにより、該当する遊技者に所定時間経過後、該当する席につくように促すことができたり、ホールの係員の確認により、該当する遊技者の呼び出しにも役立てることができたりする場合がある。
本発明の遊技機管理システムは、遊技状態の情報を送信する送信手段をさらに備えた上述のいずれかの遊技機(複数台)と、前記遊技機に対してデータ通信可能に接続され、前記各遊技機から送信された前記音声消音手段の操作の情報を受信して収集する管理サーバとを備えている。
上記の構成によれば、各遊技機について、音声消音手段の操作又は中断手段が作動したかどうかや、音声の消音又は遊技の中断がされてから所定時間経過したかどうかなどを把握できるので、各遊技機が実働中であるかどうかを管理することができる場合がある。これにより、該当する遊技者に所定時間経過後、該当する席につくように促すことができたり、ホールの係員の確認により、該当する遊技者の呼び出しにも役立てることができたりする場合がある。
本発明の実施の形態を図1ないし図6に基づいて以下に説明する。
本実施の形態にかかる遊技機は、所謂『パチスロ機』であり、複数の図柄の変動表示を停止して表示される図柄に基づいて特定の入賞態様が成立するように、遊技者の操作により変動表示を停止可能に構成されている。尚、遊技機は、コインやメダル、遊技球、トークン等の他、遊技者に付与された、もしくは付与される遊技価値の情報を記憶したカード等の遊技媒体を用いて遊技するものであるが、以下の説明においては、メダルを用いるものとして説明する。
(遊技機1の機械的構成)
図1は、遊技機1の外観を示す斜視図である。遊技機1の全体を形成している筐体であるキャビネット2の正面には、略垂直面としてのパネル表示部2aが形成され、その中央には縦長矩形の表示窓4L・4C・4Rが設けられている。表示窓4L・4C・4Rには、入賞ラインとして水平方向にトップライン8b、センターライン8c及びボトムライン8d、斜め方向にクロスダウンライン8a及びクロスアップライン8eが設けられている。これらの入賞ラインは、後述の1−BETスイッチ11、2−BETスイッチ12、最大BETスイッチ13を操作すること、或いはメダル投入口22にメダル115を投入することにより、それぞれ1本、3本、5本が有効化される。どの入賞ラインが有効化されたかは、後で説明するBETランプ9a・9b・9cの点灯で表示される。
ここで、入賞ライン8a〜8eは、役の入賞の成否に関わる。具体的には、所定の役(例えば、後述の『上チリの小役』)に対応する一の図柄(例えば、後述の「上チリ」)が何れかの有効化された入賞ラインに対応する所定の位置(例えば、後述のBET数が「3」であれば左の表示窓4L内の位置)に停止表示されること、又は所定の役に対応する図柄組合せを構成する図柄が何れかの有効化された入賞ラインに対応する所定の位置に並んで停止表示されることにより、所定の役の入賞が成立することとなる。
キャビネット2の内部には、3個のリール3L・3C・3Rが回転自在に横一列に設けられている。各リール3L・3C・3Rの外周面には、複数の図柄からなる図柄列が記されている。図柄列は、「00」〜「20」のコードナンバーが付された複数種類の図柄からなっている。具体的には、「赤7」、「青7」、「下チリ」、「ベル」、「スイカ」、「Replay」、および「上チリ」の図柄からなっている。各リールの図柄は、表示窓4L・4C・4Rを通して観察可能にされている。各リールは、定速回転(例えば80回転/分)で回転する。尚、上記の図柄列中における「赤7」、「青7」は、特定の入賞態様を構成するものとして設定されている。ここで、特定の入賞態様とは、後述のBBやRBのボーナスが成立する入賞態様を意味する。
表示窓4L・4C・4Rの左側には、1−BETランプ9a、2−BETランプ9b、最大BETランプ9c、クレジット表示部19が設けられている。1−BETランプ9a、2−BETランプ9b及び最大BETランプ9cは、一のゲーム(単位遊技)を行うために賭けられたメダル115の数(以下『BET数』という)に応じて点灯する。ここで、本実施の形態では、一のゲームは、全てのリールが停止したときに終了する。1−BETランプ9aは、BET数が「1」で1本の入賞ラインが有効化されたときに点灯する。2−BETランプ9bは、BET数が「2」で3本の入賞ラインが有効化されたときに点灯する。最大BETランプ9cは、BET数が「3」で全て(5本)の入賞ラインが有効化されたときに点灯する。クレジット表示部19は、7セグメントLEDから成り、貯留されているメダル115の枚数を表示する。
表示窓4L・4C・4Rの右側には、当り表示ランプ(所謂WINランプ)17及び払出表示部18が設けられる。当り表示ランプ17は、基本的に、BB又はRBの入賞成立が実現可能となった後、BB又はRBの入賞が成立するまでの間、点灯する。ここで、BB及びRBを総称して、以下『ボーナス』という。払出表示部18は、7セグメントLEDから成り、入賞成立時のメダル115の払出枚数を表示する。
パネル表示部2aの右側上部には、ボーナス遊技情報表示部20が設けられる。ボーナス遊技情報表示部20は、7セグメントLEDを備えており、後で説明するBB一般遊技状態におけるゲームの回数等を表示する。表示窓4L・4C・4Rの下方には、水平面の台座部10が配置されている。台座部10と表示窓4L・4C・4Rとの間には、液晶表示装置5が設けられている。
液晶表示装置5の右側には、メダル投入口22が設けられている。液晶表示装置5の左側には、1−BETスイッチ11、2−BETスイッチ12、及び最大BETスイッチ13が設けられている。1−BETスイッチ11は、1回の押し操作により、クレジットされているメダル115のうちの1枚をゲームへの賭け枚数とする。2−BETスイッチ12は、1回の押し操作により、クレジットされているメダル115のうちの2枚をゲームへの賭け枚数とする。最大BETスイッチ13は、1回のゲームに賭けることが可能な最大枚数をゲームへの賭け枚数とする。これらのBETスイッチ11・12・13を操作することで、前述のとおり、所定の入賞ラインが有効化される。
台座部10の前面部の左寄りには、遊技者がゲームで獲得したメダル115のクレジット/払出しを押しボタン操作で切替えるC/Pスイッチ14が設けられている。このC/Pスイッチ14の切り替えにより、正面下部のメダル払出ロ15からメダル115が払出され、払出されたメダル115はメダル受部16に溜められる。C/Pスイッチ14の右側には、スタートレバー6が配置されている。スタートレバー6は、所定の角度範囲で回動自在に取り付けられており、遊技者の操作により遊技開始指令信号を出力することによって、リール3L・3C・3Rを回転させ、表示窓4L・4C・4R内での図柄の変動表示を開始させる。
キャビネット2の上部の左右には、スピーカ21L・21Rが設けられている。各スピーカ21L・21Rは、例えば40kHzを共振周波数に持つ複数の超音波発生素子を並列配置した構成にされている。具体的には、超音波発生素子が互いに接近してほぼ円形のプリント配線基板に実装され、プリント配線基板に形成されたプリント配線により全てが並列接続された状態にされている。これにより、スピーカ21L・21Rは、複数の超音波発生素子が並列駆動されることにより強力な超音波を発生させ、超音波の出射方向に存在する遊技者だけに警報音や演出音等の音声を聴こえるようにしている。尚、スピーカ21L・21Rは、一般的なスピーカが用いられていてもよい。
図1に示すように、上記のスピーカ21L・21Rの間には、入賞図柄の組合せ及びメダル115の配当枚数等を表示する配当表パネル23が設けられている。台座部10の前面部中央で、液晶表示装置5の下方位置には、3個のリール3L・3C・3Rの回転をそれぞれ停止させるための3個の停止ボタン7L・7C・7Rが設けられている。停止ボタン7L・7C・7Rの側方には、ミュートボタン132が配置されている。
ミュートボタン132は、外部からの操作により音声消音信号を副制御回路72に出力し、スピーカ21L・21Rから発せられている音声の消音が行われたことをホールコンピュータ200に連絡する際に使用される。
また、遊技機1の内部には、図2のホッパー40がリール3L・3C・3Rの下方に設けられている。ホッパー40は、メダル115を貯留するホッパータンクと、貯留されたメダル115を排出するホッパー本体とを備えている。ホッパー40は、図1に示すように、遊技結果に基づいて所定枚数のメダル115を排出してドア部2bに開口したメダル払出口15を介してメダル受部16に投出するようになっている。
(遊技機1の電気的構成:主制御回路71)
上記のように構成された遊技機1は、図2に示すように、主基板に設けられた主制御回路71と、副基板に設けられた副制御回路72とで動作が制御されている。主制御回路71は、回路基板上に配置されたマイクロコンピュータ30を主たる構成要素とし、これに乱数サンプリングのための回路を加えて構成されている。マイクロコンピュータ30は、予め設定されたプログラムに従って制御動作を行うCPU31と、主基板側記憶手段であるROM32及びRAM33を有している。
CPU31には、基準クロックパルスを発生するクロックパルス発生回路34及び分周器35と、サンプリングされる乱数を発生する乱数発生器36及びサンプリング回路37とが接続されている。乱数発生器36は、一定の数値範囲に属する乱数を発生する。サンプリング回路37は、スタートレバー6が操作された後の適宜のタイミングで1個の乱数をサンプリングする。そして、CPU31は、これらの乱数発生器36及びサンプリング回路37でサンプリングされた乱数及びROM32内に格納されている確率抽籤テーブルに基づいて、内部当籤役を決定するようになっている。
尚、乱数サンプリングのための手段として、マイクロコンピュータ30内で、即ち、CPU31の動作プログラム上で乱数サンプリングを実行するように構成してもよい。その場合、乱数発生器36及びサンプリング回路37は省略可能であり、或いは、乱数サンプリング動作のバックアップ用として残しておくことも可能である。
上記のマイクロコンピュータ30からの制御信号により動作が制御される主要なアクチュエータとしては、各種ランプ(BETランプ9a・9b・9c、WINランプ17)と、各種表示部(払出表示部18、クレジット表示部19、ボーナス遊技情報表示部20)と、メダル115を収納し、ホッパー駆動回路41の命令により所定枚数のメダル115を払い出す上述のホッパー(払出しのための駆動部を含む)40と、リール3L・3C・3Rを回転駆動するステッピングモータ49L・49C・49Rとがある。
さらに、ステッピングモータ49L・49C・49Rを駆動制御するモータ駆動回路39、ホッパー40を駆動制御するホッパー駆動回路41、各種ランプを駆動制御するランプ駆動回路45、及び各種表示部を駆動制御する表示部駆動回路48がI/Oポート38を介してCPU31の出力部に接続されている。これらの駆動回路は、それぞれCPU31から出力される駆動指令等の制御信号を受けて、各アクチュエータの動作を制御する。
また、主制御回路71は、制御指令を発生するために必要な入力信号を発生する入力信号発生手段に接続されている。主な入力信号発生手段としては、スタートスイッチ6S、1−BETスイッチ11S、2−BETスイッチ12S、最大BETスイッチ13S、C/Pスイッチ14S、投入メダルセンサ22S、リール停止信号回路46、リール位置検出回路50、払出完了信号回路51がある。これらもI/Oポート38を介してCPU31に接続されている。
スタートスイッチ6Sは、スタートレバー6の操作を検出する。投入メダルセンサ22Sは、メダル投入口22に投入されたメダル115を検出する。リール停止信号回路46は、各停止ボタン7L・7C・7Rの操作に応じて停止信号を発生する。リール位置検出回路50は、リール回転センサからのパルス信号を受けて各リール3L・3C・3Rの位置を検出するための信号をCPU31へ供給する。払出完了信号回路51は、メダル検出部40sの計数値(ホッパー40から払出されたメダル115の枚数)が指定された枚数データに達した時、メダル払出完了を検知するための信号を発生する。
また、主制御回路71のRAM33には、種々の情報が一時的に格納される。例えば、実行中の遊技状態や、投入されたメダル115の枚数等が格納される。一方、主制御回路71のROM32には、スタートレバー6を操作(スタート操作)する毎に行われる乱数サンプリングの判定に用いられる確率抽籤テーブルや停止ボタンの操作に応じてリールの停止態様を決定するための停止テーブル群等の各種のデータテーブルと、副制御回路72へ送信するための各種制御指令(コマンド)等が格納されている。尚、ROM32に格納された各種のデータテーブルの詳細については後述する。また、ROM32には、後述の各処理ルーチンを実行するプログラム等が格納されている。さらに、主制御回路71は、外部集中端子板89を介してホールコンピュータ200にデータ通信可能に接続されている。ホールコンピュータ200の詳細については後述する。
(遊技機1の電気的構成:副制御回路72)
上記の主制御回路71は、副制御回路72にコマンドや情報等を一方向に出力可能に接続されている。副制御回路72は、図3に示すように、主制御回路71からの制御指令(コマンド)に基づいて液晶表示装置5の表示制御、スピーカ21L・21Rからの音の出力制御及びLEDランプ29の出力制御等の演出を行うように構成されている。さらに、副制御回路72は、ミュートボタン132からの音声消音信号、及び、音声消音後から所定時間が経過したときに遊技がされていない状態の検出や、遊技がされていない状態が検出された際の外部への報知(例えば、外部のランプの点灯による報知、液晶表示装置5への表示による報知、スピーカ21L・21Rから音声で報知、ホールコンピュータ200にデータを送信することによる報知など)等を実行するように構成されている。具体的な構成を以下に説明する。
副制御回路72は、主制御回路71を構成する主基板とは別の副基板上に構成され、マイクロコンピュータ(以下『サブマイクロコンピュータ』という)73を主たる構成要素とし、液晶表示装置5の表示制御手段としての画像制御回路81を備えていると共に、LEDランプ29を駆動するLED駆動回路77を備えている。
上記のサブマイクロコンピュータ73は、サブCPU74と、副基板側記憶手段としてのプログラムROM75と、ワークRAM76とを有している。ワークRAM76は、制御プログラムをサブCPU74で実行するときの一時記憶手段として構成される。また、プログラムROM75は、演出用の音声データ及び画像データや、音声消音後から所定時間が経過したときに遊技がされていない状態が検出された際の外部への報知用の警報音データ及び警報画像データ等の各種のデータを格納している。警報音データは、例えば『休憩時間が過ぎております』等の人間に理解可能な言語データであってもよいし、電子音や音楽等の人間に理解不能な音声データであってもよい。また、上記報知用の警報画像データは、警報音データと同様に、例えば『休憩時間が過ぎております』等の意味を持った言語データであってもよいし、記号等の意味を持たない画像データであってもよい。
さらに、プログラムROM75は、サブCPU74で実行する処理ルーチン等の制御プログラムを格納している。即ち、プログラムROM75は、コマンド処理ルーチンや音声消音管理ルーチン等を制御プログラムとして格納している。コマンド処理ルーチンは、主制御回路71から送信された制御指令(コマンド)に従って演出用の音声データや画像データを用いて遊技の演出を実施させるようになっている。音声消音管理ルーチンは、ミュートボタン132から音声消音信号が入力されたときに、音声消音信号をホールコンピュータ200に送信する処理や、音声消音がなされてから所定時間が経過したときに、所定時間経過信号をホールコンピュータ200に送信したり、スピーカ21L・21Rから警報音を出力する処理、音声消音がなされてから所定時間が経過したときに、遊技者に連絡したり、この連絡に併せてホールコンピュータ200に報知したりする処理、遊技が再開された際に音声消音状態を解除する処理などを実施させるようになっている。
また、画像制御回路81は、画像制御IC82、画像制御ワークRAM83、画像ROM86、及びビデオRAM87で構成される。画像制御IC82は、サブマイクロコンピュータ73で設定されたパラメータに基づき、画像制御プログラムに従って液晶表示装置5での表示内容を決定する。画像制御ワークRAM83は、画像制御プログラムを画像制御IC82で実行するときの一時記憶手段(バッファ)として構成される。画像ROM86は、画像を形成するためのドットデータを格納する。ビデオRAM87は、画像制御IC82で画像を形成するときの一時記憶手段として構成される。尚、副制御回路72は、クロックパルス発生回路、分周器、乱数発生器及びサンプリング回路を備えていないが、サブCPU74の動作プログラム上で乱数サンプリングを実行するように構成されている。
さらに、副制御回路72は、遊技の演出に使用される演出音等となる可聴信号を出力する音源IC78と、超音波信号を出力する超音波信号発生回路95と、音源IC78及び超音波信号発生回路95に接続され、音源IC78から出力された可聴信号により超音波信号発生回路95の超音波信号を振幅変調する機能を備えた振幅変調回路96と、振幅変調回路96に接続され、振幅変調された超音波信号や可聴信号を増幅するパワーアンプ79とを有している。
上記の音源IC78及び超音波信号発生回路95及びパワーアンプ79は、サブCPU74に接続されている。音源IC78は、サブCPU74からの演出用や、音声消音後から所定時間が経過したときに遊技がされていない状態が検出された際の外部への報知用の音声データが入力されたときに、これらのデータに対応した可聴信号を出力する。超音波信号発生回路95は、超音波信号の出力と出力停止とを切り替え可能になっており、サブCPU74から出力指令信号が入力されたときに超音波信号を出力する。振幅変調回路96は、上述の振幅変調機能の他、超音波信号発生回路95からの超音波信号が入力されないときに、振幅変調することなく可聴信号の状態で出力する通過機能を有している。パワーアンプ79は、サブCPU74からの音量指令により増幅率を増減可能になっている。そして、パワーアンプ79は、音響再生装置92L・92Rのスピーカ21L・21Rに接続され、これらのスピーカ21L・21Rから演出音や着信報知音となる可聴音や超音波を音量指令に対応した音量で出射させるようになっている。尚、副制御回路72は、スピーカ21L・21Rの姿勢を上下左右の任意の方向に変更させる姿勢制御手段を備えていてもよい。この場合には、超音波の出射方向を遊技者にとって最適な可聴状態に調整することが可能になる。
また、副制御回路72は、サブマイクロコンピュータ73に接続された入出力部98を有している。入出力部98は、上述のミュートボタン132の外部機器に接続されており、この外部機器との間で信号の入出力を可能にしている。さらに、副制御回路72は、通信部135を有している。通信部135は、外部集中端子板89に接続されている。そして、通信部135は、外部集中端子板89を介してホールコンピュータ200と副制御回路72との間でデータ通信を可能にしている。
(遊技状態)
以上のように構成された遊技機1は、『一般遊技状態』、『RB遊技状態』及び『BB一般遊技状態』からなる3種類の遊技状態を出現させる。これら「3種類」の各遊技状態は、基本的に、内部当籤する可能性のある役の種類、再遊技に内部当籤する確率及び入賞成立を実現することが可能なボーナスの種別、内部当籤と入賞成立との関係により区別される。
各遊技状態の特徴、即ち、各遊技状態において内部当籤する役の種類、その確率及び各遊技状態におけるリール3L・3C・3Rの停止制御(入賞する可能性のある役の種類等)については後述する。また、各遊技状態間の移行は、ボーナス図柄の組合せが入賞ライン上に表示されたとき等により移行する。
BBの入賞は、一般遊技状態において「青7−青7−青7」又は「赤7−赤7−赤7」が有効ラインに沿って並ぶことにより成立する。BBの入賞が成立した後、遊技状態がBB一般遊技状態となる。RBの入賞は、一般遊技状態において「赤7−赤7−青7」が有効ラインに沿って並ぶこと、又はBB一般遊技状態において「Replay−Replay−Replay」が並ぶことにより成立する。BB一般遊技状態においてRBの入賞が成立することを、一般に『JACIN』と称する。RBの入賞が成立した後、遊技状態がRB遊技状態となる。
再遊技は、一般遊技状態において「Replay−Replay−Replay」が並ぶことにより成立する。再遊技が成立すると、投入したメダル115の枚数と同数のメダル115が自動投入されるので、遊技者はメダル115を消費することなく次回のゲームを行うことができる。また、一般遊技状態及びBB一般遊技状態では、『上チリの小役』、『下チリの小役』、『ベルの小役』、及び『スイカの小役』の入賞成立を実現することが可能である。尚、一般遊技状態においては、BBとRBと再遊技とベルの小役とスイカの小役と上チリの小役と下チリの小役とに入賞する可能性がある。そして、入賞成立が再遊技の場合、メダル115の払い出しはない。また、BB、RB、ベル、スイカ、上チリ、下チリの小役の場合、例えば、それぞれ15枚、15枚、10枚、3枚、1枚、7枚のメダル115が払い出される。
役物の入賞は、RB遊技状態において「Replay−Replay−Replay」、「赤7−Replay−Replay」又は「青7−Replay−Replay」が並ぶことにより成立する。役物の入賞成立回数が「8回」となったとき、又は、12回の遊技が終了したとき、遊技状態が移行する。ここで、役物の入賞が成立する可能性のあるRB遊技状態のゲームは、一般に『JACゲーム』と称される。
(ホールコンピュータ200)
上記のように構成された遊技機1は、主制御回路71及び副制御回路72が外部集中端子板89を介してホールコンピュータ200にデータ通信可能に接続されている。ホールコンピュータ200は、各遊技機1の設定状態を管理する管理装置として機能していると共に、各遊技機1における遊技状態や音声消音の管理等を行うサーバ装置として機能している。ホールコンピュータ200は、演算部と記憶部と通信部と大容量記憶装置とを有している。
ホールコンピュータ200の大容量記憶装置には、図4の音声消音管理テーブル等の各種のデータがテーブル形式で記憶されている。図4の音声消音管理テーブルは、管理番号欄と音声消音時刻欄と解除時刻欄と台番号欄とを有している。管理番号欄は、本テーブルに対するデータの入力順に連続番号が付与された数値データを記憶している。音声消音時刻欄は、遊技機1の音声を消音した時刻のデータを記憶している。解除時刻欄は、遊技機1の遊技が再開された時刻のデータを記憶している。台番号欄は、音声を消音した遊技機1の台番号データを記憶している。
(遊技機の動作)
上記の構成において、遊技機1の動作について説明する。
図1に示すように、何らかの理由で、やむを得ず、遊技者が席を立つ際に、ミュートボタン132を押圧することによって、遊技機1の音声を消音できる。また、遊技者が遊技を再開した際には、遊技機1の音声消音状態が解除され、再び、遊技を開始するときに、スピーカ21L・21Rから演出音などが発せられる。これにより、誰も遊技していない遊技機1から音声が聞こえてくることがないので、近隣の遊技者は、不快感を持つことなく主制御回路71の動作による遊技に集中することが可能になる。
(主制御回路71の動作)
遊技機1に電源が投入されると、主制御回路71において図5のメインルーチンを実行することにより遊技を実施可能な状態になると共に、副制御回路72において図6の音声消音管理ルーチンや、図示しないリセットルーチン等をそれぞれ独立して実行することによって、ホールコンピュータ200に対する遊技機1の音声消音状態の報知等を実施可能な状態になる。
具体的には、主制御回路71によりメインルーチン等が実行されると、図5に示すように、遊技開始時の初期化が行われた後(S1)、ゲーム終了時のRAM33の所定の記憶内容が消去される(S2)。
次に、投入メダルセンサ22SやBETスイッチ11・12・13からの入力があるまで待機状態となる。そして、入力があると、メダル投入信号を副制御回路72に送信する(S3)。この後、スタートレバー6の操作によりスタートスイッチ6Sがオンされたか否かを判定する(S4)。スタートスイッチ6Sがオンされなければ(S4,NO)、S4を再実行し、スタートレバー6が操作されるまで待機する。スタートスイッチ6Sがオンされると(S4,YES)、リール回転処理に実行を移行し(S5)、続いて抽籤用の乱数を抽出する(S6)。そして、遊技状態監視処理を実行することによって、今回のゲームにおける遊技状態を確認する(S7)。
今回のゲームの遊技状態が確認されると、図示しない確率抽籤テーブルに基づく確率抽籤処理において遊技状態に対応した内部当籤役が抽籤され(S8)、選択された内部当籤役の情報が副制御回路72に格納される。内部当籤役を決定すると、停止テーブル群選択処理が実行される(S9)。そして、リール回転停止処理が実行され、何れかの停止ボタン7L・7C・7Rが操作されたタイミングや自動停止タイマの値が「0」になったタイミングで滑りコマ数が決定された後、滑りコマ数分、リールが回転されてから停止される(S10)。この後、入賞判定(入賞検索)により表示窓4L・4C・4Rの図柄の停止態様に基づいて入賞役(入賞が成立した役)が識別され(S11)、遊技状態に応じてメダル115のクレジット又は払出しが行われる(S12)。尚、入賞役がBB又はRBであると判定された場合には、BB一般遊技状態又はRB遊技状態の発生が行われる。
次に、現在の遊技状態がBB一般遊技状態又はRB遊技状態であるか否かが判定される(S13)。遊技状態がBB一般遊技状態又はRB遊技状態でない場合には(S13,NO)、S2が再実行される。一方、S13において、遊技状態がBB一般遊技状態又はRB遊技状態である場合には(S13,YES)、ボーナスの『遊技数チェック処理』が行われる(S14)。この後、ボーナスの終了時であるか否かが判定され(S15)、ボーナスの終了時でないと判定された場合には(S15,NO)、S2が再実行される一方、ボーナスの終了時であると判定された場合には(S15,YES)、ボーナス終了信号が副制御回路72に出力された後(S16)、S2が再実行される。
(副制御回路72の動作)
以上のようにして、遊技が実施されている場合等において、副制御回路72においては、図示しないリセットルーチンを実行することにより液晶表示装置5に対して演出画像を画面表示する。例えば、遊技の中断中であれば、デモ画面が演出画像として液晶表示装置5に表示され、遊技中であれば、遊技状態に応じた演出画像が液晶表示装置5に表示される。
(副制御回路72の動作:音声消音管理)
また、ミュートボタンが押圧されると、音声消音信号が副制御回路72に出力され、この音声消音信号が音声消音管理処理において用いられることになる。そして、遊技者が遊技を再開した際には、再開信号が副制御回路72に出力され、遊技機1の音声消音状態が解除され、再び、遊技を開始するときに、スピーカ21L・21Rから演出音などが発せられるようになる。なお、図示していないが、このとき、ホールコンピュータ200にも、再開信号が送信され、管理される。
具体的に説明すると、図6に示すように、現在、単位遊技中であるか否かが判定され(A1)、単位遊技中であれば(A1,YES)、本ルーチンが終了されることによって、次の実行タイミングにおいてA1から再実行されることになる。一方、リール3L・3C・3Rの回転が停止されて単位遊技が終了した場合には(A1,NO)、続いて、ミュートボタン132が押圧操作されたか否かが判定される(A2)。押圧操作されない場合には(A2,NO)、遊技が継続されると判定し、本ルーチンが終了されることによって、次の実行タイミングにおいてA1から再実行されることになる。
一方、ミュートボタン132が押圧操作された場合には(A2,YES)、上述の音声消音信号が取り込まれる(A3)。そして、音声消音信号に基づいて遊技機1の音声が消音される(A4)。このとき、図示していないが、液晶表示装置5に、音声が消音されていることを表示してもよい。遊技状態の情報を液晶表示装置5に表示した後、音声消音信号はホールコンピュータ200にも出力(送信)され、管理される(A5)。
次に、5分等の所定時間が経過したか否かが判定され(A6)、所定時間が経過していれば、所定時間経過信号が遊技機1からホールコンピュータ200に送信され、管理される。これにより、遊技者の呼び出しなどに利用することができる。そして、遊技者が遊技を再開したかどうか判定される(A8)。また、所定時間が経過していない場合にも(A6,NO)、遊技者が遊技を再開したかどうか判定される(A9)。遊技が再開されると(A8,YES、及び、A9,YES)、音声消音状態が解除され(A10)、本ルーチンが終了されることになる。一方、所定時間経過後に遊技が再開されていない場合には(A8,NO)、A8から再実行されることになるが、所定時間経過前に遊技が再開されていない場合には(A9,NO)、A6から再実行されることになる。ここで、図示しないが、一変形例として、所定時間経過後に遊技が再開されていない場合(A8,NO)、自動的に警告音の発音や、警告ランプの点灯、液晶表示装置5に警告表示するなどの処理を行うようにしてもよい。
(本実施形態の概要)
以上のように、本実施形態における遊技機1は、図1に示すように、図柄を変動表示させた結果が所定の停止態様である場合に遊技価値を付与する遊技を行うものであって、前記遊技の演出に使用されている音声を一時的に消す音声消音手段(副制御回路72、スピーカ21L・21R等)と、前記音声消音手段を操作できる操作手段(ミュートボタン132等)とを備える構成にされている。
上記の構成によれば、何らかの理由で、遊技者が遊技機から離れなければならなくなった際、遊技機から発せられている音声を消音できるので、近隣の遊技者に不快感を与えないようにすることができる場合がある。
また、本実施形態における遊技機1は、画像の表示が可能な表示手段(液晶表示装置5等)と、前記音声消音手段によって音声が消音された際、前記表示手段に遊技状態の情報を表示させる表示出力手段(画像制御回路81等)とをさらに備えている。
上記の構成によれば、該当する遊技機の遊技者が席を外していること、及び、遊技機の状態を容易に確認できるので、ホールの係員がその遊技者の存在を確認できたり、他の遊技者が間違って座ったりすることがないようにできる場合がある。
また、本実施形態における遊技機1は、前記操作手段により前記音声消音手段の操作が行われてから所定時間経過したときに遊技がされていない状態を検出する状態検出手段(副制御回路72等)と、前記状態検出手段において、前記音声消音手段の操作が行われてから所定時間経過後に、遊技がされていない状態が検出された際、外部に報知する報知手段(副制御回路72、スピーカ21L・21R、画像制御回路81、液晶表示装置5等)とをさらに備えている。
上記の構成によれば、報知手段によって、該当する遊技者やホールの係員が、音声の消音又は遊技の中断がされてから所定時間経過したことを容易に把握できる場合がある。これにより、該当する遊技者に所定時間経過後、該当する席につくように促すことができたり、ホールの係員の確認により、該当する遊技者の呼び出しにも役立てることができたりする場合がある。
また、本実施形態における遊技機管理システムは、遊技状態の情報を送信する送信手段を備えている複数の遊技機1と、遊技機1に対してデータ通信可能に接続され、前記各遊技機1から送信された前記音声消音手段の操作の情報を受信して収集する管理サーバ(ホールコンピュータ200等)とを備えている。
上記の構成によれば、各遊技機1について、音声消音手段の操作や、音声の消音がされてから所定時間経過したかどうかなどを把握できるので、各遊技機1が実働中であるかどうかを管理することができる場合がある。これにより、該当する遊技者に所定時間経過後、該当する席につくように促すことができたり、ホールの係員の確認により、該当する遊技者の呼び出しにも役立てることができたりする場合がある。
(本実施形態の変形例)
本実施形態においては、ミュートボタン132の押圧による音声消音について説明したが、これに限られず、遊技機1は、図7に示すように、(1)停止ボタン7L・7C・7Rとミュートボタン132との間に設けられたカード挿入口133と、(2)データを記憶した電子カードや磁気カード等であるカード134と、(3)カード挿入口133の遊技機1内部側に設けられ、カード挿入口133を介して挿入されたカード134の遊技者データを読み取り可能であるとともに、ミュートボタン132を押圧しながらカードを抜き取ることにより、遊技機1の遊技を中断させることができるカード読み取り装置101(図7には図示せず。図8参照。)と、遊技者の携帯電話201などの連絡先に電話をかけるための電話回線136(図7には図示せず。図9参照。)とを備えていてもよい。
即ち、遊技機1は、カード読み取り装置101、カード挿入口133、カード134、電話回線136を有しており、カード134を利用して、遊技機1の遊技を中断状態にできる点で、本実施形態と異なっている。以下では、本実施形態と異なっている点を中心に説明し、同様の部位の説明を省略することがある。
ここで、上述した『遊技者データ』について説明する。『遊技者データ』は、遊技者を特定するためのデータであり、カード134に固有のIDデータだけであってもよいし、遊技者の氏名や生年月日、住所、連絡先等の個人情報を含んでいてもよい。また、『連絡先』とは、携帯電話201や自宅、勤務先等の電話番号の他、自宅や勤務先等の住所を含んでいる。『連絡先』は、携帯電話201や自宅、勤務先等の複数の連絡先候補が存在する場合、遊技者が連絡先として指定した優先順位に従って連絡先候補が連絡先として選択され、所定期間を隔てて順番に連絡先として切り替えられることが好ましい。尚、本変形例においては、カード134がIDデータだけを記憶しており、ホールコンピュータ200において遊技者の氏名や生年月日、住所、連絡先等の個人情報を記憶している場合について説明する。
(変形例の遊技機1の電気的構成:副制御回路72)
上記実施形態と同様の主制御回路71は、副制御回路72にコマンドや情報等を一方向に出力可能に接続されている。副制御回路72は、図8に示すように、主制御回路71からの制御指令(コマンド)に基づいて液晶表示装置5の表示制御、スピーカ21L・21Rからの音の出力制御及びLEDランプ29の出力制御等の演出を行うように構成されている。さらに、副制御回路72は、ミュートボタン132からの音声消音信号と、ミュートボタン132が押圧されながら、カード134がカード読み取り装置101から脱離されたかどうかの検出等を、上記実施形態に対して、さらに実行するように構成されている。具体的な構成を以下に説明する。
さらに、プログラムROM75は、サブCPU74で実行する処理ルーチン等の制御プログラムを格納している。即ち、プログラムROM75は、コマンド処理ルーチンや音声消音及び遊技の中断管理ルーチン、遊技者データ取得ルーチン等を制御プログラムとして格納している。コマンド処理ルーチンは、主制御回路71から送信された制御指令(コマンド)に従って演出用の音声データや画像データを用いて遊技の演出を実施させるようになっている。音声消音及び遊技の中断管理ルーチンは、ミュートボタン132から音声消音信号が入力されたときに、カード134がカード読み取り装置101から脱離されたかどうかを判定する処理や、音声消音がされてから所定時間が経過したときにスピーカ21L・21Rから警報音を出力する処理、音声消音がされてから所定時間が経過したときに所定時間が経過している旨を遊技者に連絡する処理、連絡に併せてホールコンピュータ200に報知する処理とを実施させるようになっている。遊技者データ取得ルーチンは、カード読取装置101で読み取ったIDデータに対応する遊技者データである連絡先データをホールコンピュータ200から取り出して記憶する処理を実施させるようになっている。
(変形例のホールコンピュータ200)
上記のように構成された変形例の遊技機1は、主制御回路71及び副制御回路72が外部集中端子板89を介してホールコンピュータ200にデータ通信可能に接続されている。ホールコンピュータ200は、各遊技機1の設定状態を管理する管理装置として機能していると共に、各遊技機1における遊技状態の管理等を行うサーバ装置として機能している。ホールコンピュータ200は、演算部と記憶部と通信部と大容量記憶装置とを有している。
ホールコンピュータ200の大容量記憶装置には、図10の遊技者データ管理テーブルと図11の音声消音及び遊技の中断管理テーブル等の各種のデータがテーブル形式で記憶されている。図10の遊技者データ管理テーブルは、管理番号欄とIDコード欄と遊技者名欄と連絡先欄とを有している。管理番号欄は、本テーブルに対するデータの入力順に連続番号が付与された数値データを記憶している。IDコード欄は、各カード134に固有に設定されたIDデータを記憶しており、各遊技機1から送信されたIDデータとの照合時に参照される。遊技者名欄は、遊技者の名前データを記憶している。連絡先欄は、遊技者の携帯電話201の電話番号等の連絡先データを記憶しており、忘れ物を連絡する場合のように遊技者本人に連絡する事情が発生したときに参照される。
また、図11の音声消音及び遊技の中断管理テーブルは、管理番号欄とIDコード欄と忘れ物発生時刻欄と回復時刻欄と台番号欄とを有している。管理番号欄は、本テーブルに対するデータの入力順に連続番号が付与された数値データを記憶している。IDコード欄は、各カード134に固有に設定されたIDデータを記憶している。音声消音及び遊技の中断時刻欄は、忘れ物が発生した時刻データを記憶している。解除時刻欄は、音声消音及び遊技の中断が解除された時刻データを記憶している。台番号欄は、音声消音及び遊技の中断があった遊技機1の台番号データを記憶している。
(変形例の遊技機の動作)
上記の構成において、変形例の遊技機1の動作について説明する。
変形例の遊技機1の動作は、音声消音の動作について、上記実施形態とほぼ同様の動作を行っているが、遊技の中断の動作が音声消音の動作と同時或いは前後して行われている点で、上記実施形態の動作と異なっている。以下、詳述する。
(変形例の主制御回路71の動作)
遊技機1に電源が投入されると、主制御回路71において図6と同様のメインルーチンを実行することにより遊技を実施可能な状態になると共に、副制御回路72において図12の収納室管理ルーチンや図13の遊技者データ取得ルーチン、図示しないリセットルーチン等をそれぞれ独立して実行することによって、遊技者に対する忘れ物の報知やホールコンピュータ200に対する遊技の終了報知等を実施可能な状態になる。
(変形例の副制御回路72の動作)
図6と同様のメインルーチンを用いて、遊技が実施されている場合等において、副制御回路72においては、図示しないリセットルーチンを実行することにより液晶表示装置5に対して演出画像を画面表示する。例えば、遊技の中断中であれば、デモ画面が演出画像として液晶表示装置5に表示され、遊技中であれば、遊技状態に応じた演出画像が液晶表示装置5に表示される。
(変形例の副制御回路72の動作:音声消音及び遊技の中断管理)
また、副制御回路72では、ミュートボタン132が押圧されると、ミュートボタン132からの音声消音信号と、ミュートボタン132が押圧されながら、カード134がカード読み取り装置101から脱離されたかどうか(中断信号)を検出する。そして、図9に示すように、音声消音信号及び中断信号が副制御回路72に出力され、これらの音声消音信号及び中断信号が音声消音及び遊技の中断管理処理において用いられることになる。
具体的に説明すると、図12に示すように、現在、単位遊技中であるか否かが判定され(B1)、単位遊技中であれば(B1,YES)、本ルーチンが終了されることによって、次の実行タイミングにおいてA1から再実行されることになる。一方、リール3L・3C・3Rの回転が停止されて単位遊技が終了した場合には(B1,NO)、続いて、遊技終了ボタン132が押圧操作されたか否かが判定される(B2)。押圧操作されない場合には(B2,NO)、遊技が継続されると判定し、本ルーチンが終了されることによって、次の実行タイミングにおいてB1から再実行されることになる。
一方、ミュートボタン132が押圧操作されながら、カード134がカード読み取り装置101から脱離された場合には(B2,YES)、音声消音信号及び中断信号が取り込まれる(B3)。そして、音声消音信号及び中断信号に基づいて遊技機1が音声消音状態及び遊技中断状態となる(B4)。そして、音声消音信号及び中断信号をホールコンピュータ200に出力する(B5)。ミュートボタン132が押圧操作されない場合には(B4,NO)、本ルーチンを終了する。なお、ミュートボタン132が押圧操作されていて、カード134がカード読み取り装置101から脱離されていない場合には、上記実施形態の音声消音管理処理が行われる。
次に、5分等の所定時間が経過したか否かが判定され(B6)、所定時間が経過していなければ(B6,NO)、カード134が読み取り装置101に装着されているかどうかが判定される(B7)。所定時間が経過する前に、遊技者がカード134を読み取り装置101に装着することによって、収納状態が解除されると(B7,YES)、音声消音及び中断が解除され(B14)、本ルーチンが終了されることになる。カード134が読み取り装置101に装着されない場合には(B7,NO)、B6から再実行されることになる。一方、所定時間が経過した場合には(B6,YES)、所定時間経過信号がホールコンピュータ200に送信され、管理される(B8)。これにより、音声消音及び遊技の中断から所定時間経過していることを遊技管理側で認識することができるため、所定時間内にカードを装着しなかった(遊技開始をしなかった)遊技者に対して遊技管理側から注意を促すことが可能になる。
この後、遊技者データの一種である連絡先データが後述の遊技者データ取得処理によりワークRAM76に記憶されているか否かが判定される(B9)。記憶されていれば(B9,YES)、電話番号等の連絡先データがワークRAM76から読み取られる(B10)。そして、連絡先データの電話番号に基づいて電話がかけられ、音声消音及び中断してから所定時間が経過している旨の連絡が行われる(B11)。この後、遊技機1の台番号や時刻、IDコード等のデータを含む連絡信号がホールコンピュータ200に送信され、音声消音及び遊技の中断の履歴が図11の音声消音及び遊技の中断管理テーブルを用いて管理される(B12)。一方、遊技者データを記憶していなかった場合には(B9,NO)、連絡先が不明であるため、遊技者に連絡をとることなく、音声消音及び遊技の中断の時刻等の履歴が、図11の音声消音及び遊技の中断管理テーブルを用いて管理される(B12)。この後、カード134が読み取り装置101に装着されているかどうかが判定され(B13)、装着されていなければ(B13,NO)、B12が再実行されることによって、読み取り装置101のカード装着状態が監視される。これにより、別の遊技者が遊技を行おうとした場合であっても、遊技機1の中断状態が維持されるため、別の遊技者が間違って遊技することを防止することができる。一方、カード134が装着された場合には(B13,YES)、ホールの管理者により装着されたと判定され、その後、音声消音及び中断が解除されて(B14)、本ルーチンが終了される。
(変形例の副制御回路72の動作:遊技者データ取得処理)
また、副制御回路72においては、上述の収納室管理処理等を並行して遊技者データ取得処理を実行している。具体的には、遊技者がカード134をカード挿入口133に挿入することによって、カード134のIDデータがカード読取装置101により読み取られたか否かが判定される(C1)。IDデータが読み取られなければ(C1,NO)、本ルーチンが終了される。一方、IDデータが読み取られた場合には(C2,YES)、ホールコンピュータ200との通信が確立された後(C2)、IDデータに対応する連絡先データが図10の遊技者データ管理テーブルから取得される(C3)。
次に、連絡先データが有ったか否かが判定される(C4)。連絡先データが有った場合、即ち、管理テーブルにIDデータに対応する遊技者データの情報が存在していた場合には(C4,YES)、連絡先データがワークRAM76の遊技者データ領域に格納される(C5)。一方、連絡先データがなかった場合、即ち、管理テーブルにIDデータに対応する遊技者データの情報が存在していない場合には(C4,NO)、連絡先が不明である旨が遊技者に報知される(C6)。この後、ホールコンピュータ200との通信確立が解除され(C7)、本ルーチンが終了される。
(本変形例の概要)
以上のように、本変形例における遊技機1は、上記実施形態と同様の構成とともに、所定の情報を保持している情報保持手段(カード134等)と、前記情報保持手段が装着され、前記情報保持手段の所定の情報を感知している情報感知手段(カード読み取り装置101等)と、前記操作手段の操作後、前記情報保持手段が前記情報感知手段から脱離されることによって、前記情報保持手段における所定の情報を感知しなくなった際、遊技が中断される中断手段(副制御回路72、カード読み取り装置101等)とをさらに備えている。
上記の構成によれば、上記実施形態と同様の作用効果とともに、情報保持手段を情報感知手段から脱離させた際、中断手段によって遊技を中断できる場合がある。なお、遊技者が情報保持手段を情報感知手段に再装着し、情報感知手段が情報保持手段の所定の情報を感知することによって、中断が解除されるようにすることも可能な場合がある。
尚、上記実施形態及びその変形例においては、遊技機1としてパチスロ機を用いて説明したが、これに限定されるものではなく、パチンコ機やアーケードゲーム機であってもよい。
以上、本発明の実施例を説明したが、具体例を例示したに過ぎず、特に本発明を限定するものではなく、具体的構成などは、適宜設計変更可能である。尚、発明の実施の形態に記載された、作用及び効果は、本発明から生じる最も好適な作用及び効果を列挙したに過ぎず、本発明の実施の形態及びその変形例に記載されたものに限定されるものではない。
本実施の形態の遊技機の動作状態を示す説明図。 図1の遊技機における主制御回路のブロック図。 図1の遊技機における副制御回路のブロック図。 図1の遊技機における音声消音管理テーブルの説明図。 図1の遊技機におけるメインルーチンのフローチャート。 図1の遊技機における音声消音管理ルーチンのフローチャート。 本実施の形態の変形例に係る遊技機の動作状態を示す説明図。 図7の遊技機における主制御回路のブロック図。 図7の遊技機における副制御回路のブロック図。 図7の遊技機における遊技者データ管理テーブルの説明図。 図7の遊技機における音声消音及び遊技の中断の管理テーブルの説明図。 図7の遊技機における音声消音及び遊技の中断についての管理ルーチンのフローチャート。 図7の遊技機における遊技者データ取得ルーチンのフローチャート。
符号の説明
1 遊技機
21L・21R スピーカ
73 サブマイクロコンピュータ
76 ワークRAM
89 外部集中端子板
101 カード読み取り装置
132 ミュートボタン
133 カード挿入口
134 カード
135 通信部
136 電話回線
200 ホールコンピュータ

Claims (5)

  1. 図柄を変動表示させた結果が所定の停止態様である場合に遊技価値を付与する遊技を行う遊技機であって、
    前記遊技の演出に使用されている音声を一時的に消す音声消音手段と、
    前記音声消音手段を操作できる操作手段と
    を備えていることを特徴とする遊技機。
  2. 所定の情報を保持している情報保持手段と、
    前記情報保持手段が装着され、前記情報保持手段の所定の情報を感知している情報感知手段と、
    前記操作手段の操作後、前記情報保持手段が前記情報感知手段から脱離されることによって、前記情報保持手段における所定の情報を感知しなくなった際、遊技が中断される中断手段と
    をさらに備えていることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 画像の表示が可能な表示手段と、
    前記音声消音手段によって音声が消音された際、前記表示手段に遊技状態の情報を表示させる表示出力手段と
    をさらに備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
  4. 前記操作手段により前記音声消音手段の操作が行われてから所定時間経過したときに遊技がされていない状態を検出する状態検出手段と、
    前記状態検出手段において、前記音声消音手段の操作が行われてから所定時間経過後に、遊技がされていない状態が検出された際、外部に報知する報知手段と
    をさらに備えていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の遊技機。
  5. 遊技状態の情報を送信する送信手段をさらに備えた複数の請求項1〜4のいずれか1項に記載の遊技機と、
    前記遊技機に対してデータ通信可能に接続され、前記各遊技機から送信された前記音声消音手段の操作の情報を受信して収集する管理サーバと
    を備えていることを特徴とする遊技機管理システム。
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