JP2003144542A - 体外循環回路システムの梱包体 - Google Patents

体外循環回路システムの梱包体

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安全で、簡単に短時間で設置することが可能
で、長い準備作業時間によるリスクを回避できる体外循
環回路システムの梱包体を提供すること。 【解決手段】 体外循環回路システムの梱包体は、体外
循環回路システム2が一つのパッケージに梱包されてい
る体外循環回路システムの梱包体である。体外循環回路
システム2は、静脈リザーバー3と、人工肺4と、動脈
フィルタ5と、これらを保持する保持具20,30,4
0を有する。リザーバー3と人工肺4とが第1のチュー
ブ7にて接続され、人工肺4と動脈フィルタ5とが第2
のチューブ9にて接続されている。リザーバー3内の血
液を人工肺4へ送るための循環ポンプ8が第1のチュー
ブ7に接続され、リザーバー3に脱血チューブを接続し
得る脱血チューブ接続部44が設けられ、動脈フィルタ
5に送血チューブを接続し得る送血チューブ接続部45
が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、心臓手術時に用い
られる体外循環回路システムに関し、さらに詳しくは、
静脈リザーバー、人工肺、遠心ポンプ、動脈フィルタが
すでに保持具(カセット)に取り付けられ、かつ一つの
パッケージに梱包され滅菌されており、従って、設置の
煩雑さによるミスや事故を極力防ぐことが可能であり、
また、これらの部品を立体的に配置することにより、製
品をコンパクトに納められ、それぞれの部品を最短の距
離で接続することが可能であり、体外循環回路システム
の充填量を削減できる体外循環回路システムの梱包体に
関する。
【0002】
【従来の技術】心臓手術時に用いられる体外循環回路
(CPB)において、重要な役目とは、いかに安全に患者
からの血液を回路へ導き、酸素化やさまざまな処置を行
い、処理された血液を患者へ戻すかということである。
このCPBの構成部品は、カニューレ、チューブ、コネ
クタから始まり、リザーバー、人工肺、動脈フィルタ
等、多数の部品により構成され、それぞれの部品で血液
が接触し、処理されるために、その血液に与える影響は
非常に大きいと考えられている。また、体外循環で用い
られている血液循環用のローラポンプが血液に与える影
響も同様に大きい。
【0003】心臓手術では、このCPBを設置準備する
ための、膨大な作業準備が必要とされるが、多数の部品
はそれぞれに個別に梱包されており、これら部品を無菌
的に確実に接続しなければならない。
【0004】また、部品間の接続が完了した後に、回路
内の洗浄や炭酸ガスでの回路内空気の置換を必要とし、
さらに、プライミング液による回路内への充填が行われ
る。
【0005】これら作業に必要とされる時間あたりのコ
ストと手間は計り知れないものがある。
【0006】加えて、体外循環技士は、回路内の構成部
品に不具合を生じた場合に、交換作業を行うために、長
いチューブを使用してチューブに余裕を持たせることが
多く、この長いチューブの使用は患者の血液の体外循環
量を増大させてしまうばかりでなく、血液接触面積の増
大も招き、血液に対するさらなる悪影響を引き起こす要
因の一つとなっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の実状に
着目してなされたものであって、その目的とするところ
は、安全で、簡単に短時間で設置することが可能で、長
い準備作業時間によるリスクを回避できる体外循環回路
システムの梱包体を提供することにある。
【0008】本発明の他の目的は、静脈リザーバー、人
工肺、動脈フィルタ等の部品を立体的に配置することに
より、製品をコンパクトに納められ、それぞれの部品を
最短の距離で接続することが可能であり、体外循環回路
システムの充填量を削減できる体外循環回路システムの
梱包体を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の体外循環回路シ
ステムの梱包体は、体外循環回路システムが一つのパッ
ケージに梱包されている体外循環回路システムの梱包体
であって、該体外循環回路システムは、静脈リザーバー
と、人工肺と、動脈フィルタと、これらを保持する保持
具とを有し、該リザーバーと該人工肺とが第1のチュー
ブにて接続され、該人工肺と該動脈フィルタとが第2の
チューブにて接続され、該リザーバー内の血液を該人工
肺へ送るための循環ポンプが該第1のチューブに接続さ
れ、該リザーバーに脱血チューブを接続し得る脱血チュ
ーブ接続部が設けられ、該動脈フィルタに送血チューブ
を接続し得る送血チューブ接続部が設けられており、そ
のことにより上記目的が達成される。
【0010】一つの実施態様では、前記保持具は、前記
静脈リザーバーを保持するリザーバー保持具と、前記人
工肺を保持する人工肺保持具と、前記動脈フィルタを保
持するフィルタ保持具とを有し、該リザーバー保持具の
下部に人工肺保持具が連結され、該リザーバー保持具の
側部にフィルタ保持具が連結されている。
【0011】一つの実施態様では、前記リザーバーの側
面から、該体外循環回路システムを支持するホルダーが
側方へ突出されている。
【0012】一つの実施態様では、前記フィルタ保持具
が、前記リザーバー保持具の側部に回動可能に連結され
ている。
【0013】一つの実施態様では、前記人工肺保持具が
前記リザーバー保持具の下部に水平方向へ回動可能に連
結されている。
【0014】一つの実施態様では、前記体外循環回路シ
ステムが前記パッケージに梱包された後、滅菌処理され
ている。
【0015】本発明の体外循環回路システムは、上記体
外循環回路システムの梱包体に使用される。
【0016】本発明のリザーバー保持具、人工肺保持具
およびフィルタ保持具は、上記体外循環回路システムの
梱包体に使用される。
【0017】本発明の作用は次の通りである。
【0018】従来のCPBの設置準備では、個々の部品
を包装材料から取り出し、専用のホルダーへ取り付け、
さらに、部品間をチューブやコネクター等を用いて無菌
的に接続している。
【0019】本発明の体外循環回路システムの梱包体
は、製造時に個々の部品の中でもCPBのコアとなる静
脈リザーバー、人工肺、動脈フィルタおよび遠心ポンプ
が保持具(カセット)へすでに取り付けられており、こ
れらが一体に連結された状態で、一つのパッケージに梱
包され、滅菌されている。
【0020】体外循環回路システムを組み立てるには、
使用時に、パッケージから体外循環回路システムを取り
出し、患者からの脱血チューブと送血チューブをそれぞ
れ脱血チューブ接続部と送血チューブ接続部に接続する
だけでよい。また、脱血チューブ接続部および送血チュ
ーブ接続部に、脱血チューブおよび送血チューブが予め
接続されている場合には、これらの脱血チューブおよび
と送血チューブに患者側のチューブを接続するだけでよ
い。
【0021】このようにすれば、設置の煩雑さによるミ
スや、事故を極力防ぐことが可能である。また、部品を
立体的に配置することにより、製品をコンパクトに納め
られ、それぞれの部品を最短の距離で接続することが可
能であり、CPB回路の血液充填量を削減できる。さら
に、収納および輸送時の負担を軽減することも可能であ
る。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
【0023】本発明の体外循環回路システムの梱包体
は、体外循環回路システム2が、一つのパッケージ1に
梱包され滅菌処理されたものである。その体外循環回路
システム2は、図1に示すように、静脈リザーバー3
と、人工肺4と、動脈フィルタ5と、これらを保持する
保持具を有する。
【0024】図1に示す実施例では、保持具は、リザー
バー保持具10と、人工肺保持具20と、フィルタ保持
具30とを有し、リザーバー保持具10の下部に人工肺
保持具20が連結され、リザーバー保持具10の側部に
フィルタ保持具30が連結されている。
【0025】リザーバー保持具10は、図2および図3
に示すように、リザーバー3を保持し得る円筒状の保持
部11と、該保持部11の側部から側方へ突出した腕部
12と、該腕部12の先端に設けられた取付部13と、
を有する。保持部11の下面に、人工肺保持具20を取
り付けるための取付孔14が形成されている。また、取
付部13の上面に係止部15が突設されている。
【0026】人工肺保持具20は、図4に示すように、
人工肺4を保持するための保持部21と、上記リザーバ
ー保持具10の取付孔14に係合可能な係合部22と、
を有する。この係合部22を取付孔14に挿入して水平
方向へ回転させることにより取付孔14に係合させ、人
工肺保持具20はリザーバー保持具10下面に取り付け
られる。人工肺保持具20の上面にロック爪20aが形
成され、リザーバー保持具10の下面に形成された係止
突起19にロック爪20aを適宜回転位置で係止できる
ように構成されている。
【0027】フィルタ保持具30は、図5に示すよう
に、リング状の取付部31と、該取付部31から延出さ
れておりU字形の切欠部32が形成された保持部33と
を有する。該リング状の取付部31を上記リザーバー保
持具10の係止部15に上面から被せて所定角度水平方
向へ回転させることにより、取付部31をリザーバー保
持具10の係止部15に係止させることができる。動脈
フィルタ5をフィルタ保持具30の保持部33上に載置
することで動脈フィルタ5はフィルタ保持具30に保持
される。
【0028】上記リザーバー保持具10の保持部11上
にリザーバー3を保持した場合には、図1に示すよう
に、ホルダー16がリザーバー3の側面から側方へ突出
し、ホルダー16の基部を支柱等に連結することによ
り、リザーバー3および保持具10,20,30が支柱
に支持される。また、ホルダー16から垂下した支持ピ
ン40がリザーバー保持具10に形成された平面視U字
形の凹部18内に配置され、図6に示す先端が二股状の
ピン41を、リザーバー保持具10の腕部12に形成さ
れた挿入孔17に挿通すると共に該ピン41の先端溝4
2に支持ピン40を挟持することで支持ピン40はリザ
ーバー保持具10に接続され、このようにして保持具
は、確実に支柱に固定される。
【0029】上記各保持具は、ABS等の成形樹脂で射
出成形によって形成でき、強度、清潔度等は手術室にて
使用するために必要十分であり、静脈リザーバー3、人
工肺4、動脈フィルタ5の設置は、それぞれの部品に対
して成形されるため、接続強度も十分に備えている。
【0030】そして、リザーバー保持具10に保持され
たリザーバー3と、該人工肺保持具20に保持された人
工肺4とが、遠心ポンプ8を介して第1チューブ7にて
接続され、該フィルタ保持具30に保持された動脈フィ
ルタ5と該人工肺4とが第2チューブ9にて接続されて
いる。
【0031】該リザーバー3に患者からの脱血チューブ
を接続し得る脱血チューブ接続部44が設けられてい
る。また、該動脈フィルタ5に送血チューブを接続し得
る送血チューブ接続部45が設けられている。また、脱
血チューブ接続部44および送血チューブ接続部45
に、脱血チューブおよび送血チューブが予め接続されて
いてもよい。
【0032】このようにして体外循環回路システム2が
構成されている。
【0033】図1に示す体外循環回路システム2におい
ては、さらに、複数のチューブが従来と同様の方法で各
部材間に接続されている。また、公知の部品(例えば、
バブルトラップ、温度調節器等)が各保持具に接続され
てもよい。
【0034】本発明の体外循環回路システムの梱包体
は、上記構成の体外循環回路システム2が一つのパッケ
ージ1に梱包され滅菌されている。通常は、密閉なフィ
ルムのような袋体で体外循環回路システム2を覆った
後、ガス滅菌される。密閉フィルムは、さらに箱に包装
されて得る。この箱で梱包した状態でガス滅菌(あるい
は加熱滅菌)しても良い。
【0035】本発明の体外循環回路システムが収納され
ている箱へは、CPBに必要な全ての部品も同時に梱包
され滅菌することが可能であり、CPB回路設置準備の
全てにかかわる作業が安全により迅速に行うことができ
る。例えば、図7に示すように、箱51内の下段に、本
発明の体外循環回路システム2と付属回路を収納し、上
段には術野側回路(チューブ等)50を収納し、体外循
環回路システムと付属回路をそれぞれフィルム内にパッ
ケージしてもよく、あるいは図8に示すように、体外循
環回路システム2と術野側回路(チューブ等)50とを
接続した状態で、これらをパッケージし、箱51内に梱
包してもよい。
【0036】このように、本発明の体外循環回路システ
ムは、従来の体外循環回路システムに比べてコンパクト
である。フィルタ保持具30は可動式であるために、収
納時はさらにコンパクトにすることができる。すなわ
ち、フィルタ保持具30はリザーバー保持具10の側部
に水平方向へ回動可能に連結され、かつリザーバー保持
具10の取付部13上に設けられたロック爪13aにフ
ィルタ保持具30下面の突起(図示せず)を係止可能で
あるので、収納時はフィルタ保持具30を水平方向へ回
動してリザーバー3の側面に沿わせるようにすることで
コンパクトにすることができる。また、使用時には、フ
ィルタ保持具30を回動して側方へ延出するようにす
る。
【0037】本発明の体外循環回路システムの梱包体を
使用する場合には、使用直前において、梱包から体外循
環回路システム2を取り出し、体外循環回路システム2
のリザーバー3に設けられた脱血チューブ接続部44に
患者からの脱血チューブ(図示せず)を接続し、さらに
動脈フィルタ5の送血チューブ接続部45に送血チュー
ブ(図示せず)を接続する。その後、従来の方法に従っ
て、脱血チューブを通って患者から血液をリザーバー3
に貯留し、貯留した血液を第1チューブ7を通って遠心
ポンプ8に送り、送られた血液を次に人工肺4にてガス
交換した後、フィルタ5から送血チューブを介して患者
に送血する。
【0038】例えば、従来のシステムでは、血液充填量
が約900mlであったものが、本発明のシステムによ
れば約490mlとなり、血液充填量は従来システムの
54%となる。このように、充填量が少ないほど患者に
対する安全性が高まる。
【0039】ここで、安全性とは以下のことを包含す
る。
【0040】・血液希釈率の低減が、無輸血体外循環手
術実施の実現性につながる。
【0041】・輸血による感染症(肝炎、HIV、免疫
反応)の危険性を回避することが可能となる。
【0042】・血液の異物接触面積が低減する。
【0043】体外循環手術時に侵襲(生体以外への血液
接触)を減らすことで、手術後に患者の快復にかかる時
間が短縮する可能性が高まる。
【0044】以上、システムにおける血液充填量を低減
することは、体外循環手術において、非常に重要であ
る。
【0045】なお、上記実施例では、リザーバー保持
具、人工肺保持具、フィルタ保持具の3つの部品を組み
合わせて保持具を構成したが、1つの部品あるいは2つ
の部品で構成してもよい。
【0046】本実施例でのように、人工肺保持具20お
よびフィルタ保持具30をリザーバー保持具10に連結
する構成とすることにより、リザーバー保持具10に対
する人工肺保持具20の連結位置を変更でき、それによ
って手術室でのレイアウトの違いにより、静脈リザーバ
ー3を中心に人工肺4と動脈フィルタ5を左右どちらに
でも組み立てることができる。また、組立て式であるた
めに、主要部品、人工肺4等に変更があった場合に、直
ちに、システム変更への対応が可能である。
【0047】また、従来のシステムでは専用のホルダー
を必要としていたが、本発明のシステムでは、現在流通
しているBMR−4500シリーズ静脈血/心内血槽用
のホルダーに補助部品を取り付けることで使用すること
が可能であり、数多く、流通している資産を生かすこと
で、施設への導入が早まる。
【0048】本発明のシステムを基とした、オールイン
ワン回路の製造が可能となる。
【0049】すなわち、一つのパッケージ下段に、本発
明のシステム(体外循環回路システム)と付属回路を収
納、上段には術野側回路(チューブ等)を収納し、CP
Bに必要な部品を従来のシステムよりコンパクトな一つ
のパッケージで供給することができる。
【0050】
【発明の効果】本発明の体外循環回路システムの梱包体
によれば、現在行われているCPBの手順、方法等を変
えることなく、準備にかかる時間が短縮され、さらに、
安全性の向上(組立時における事故の軽減)、回路充填
量の低減による患者への安全性の考慮(血液希釈率の低
減、体外循環量の低減、血液が異物と接触する面積の低
減)、および個々の部品の包装材料から排出されるゴミ
の量の低減を可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の体外循環回路システムの梱包体の一実
施例の斜視図である。
【図2】図1に示す体外循環回路システムの梱包体に使
用するリザーバー保持具の上側からの斜視図である。
【図3】図1に示す体外循環回路システムの梱包体に使
用するリザーバー保持具の下側からの斜視図である。
【図4】図1に示す体外循環回路システムの梱包体に使
用する人工肺保持具の斜視図である。
【図5】図1に示す体外循環回路システムの梱包体に使
用するフィルタ保持具の斜視図である。
【図6】図1に示す体外循環回路システムの梱包体に使
用するピンの斜視図である。
【図7】体外循環回路システムの梱包状態の一例を示す
概略図である。
【図8】体外循環回路システムの梱包状態の他の例を示
す概略図である。
【符号の説明】
1 体外循環回路システムの梱包体 2 体外循環回路システム 3 静脈リザーバー 4 人工肺 5 動脈フィルタ 7 第1のチューブ 8 遠心ポンプ 9 第2のチューブ 10 リザーバー保持具 20 人工肺保持具 30 フィルタ保持具

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 体外循環回路システムが一つのパッケー
    ジに梱包されている体外循環回路システムの梱包体であ
    って、 該体外循環回路システムは、静脈リザーバーと、人工肺
    と、動脈フィルタと、これらを保持する保持具とを有
    し、 該リザーバーと該人工肺とが第1のチューブにて接続さ
    れ、該人工肺と該動脈フィルタとが第2のチューブにて
    接続され、該リザーバー内の血液を該人工肺へ送るため
    の循環ポンプが該第1のチューブに接続され、 該リザーバーに脱血チューブを接続し得る脱血チューブ
    接続部が設けられ、該動脈フィルタに送血チューブを接
    続し得る送血チューブ接続部が設けられている、体外循
    環回路システムの梱包体。
  2. 【請求項2】 前記保持具は、前記静脈リザーバーを保
    持するリザーバー保持具と、前記人工肺を保持する人工
    肺保持具と、前記動脈フィルタを保持するフィルタ保持
    具とを有し、該リザーバー保持具の下部に人工肺保持具
    が連結され、該リザーバー保持具の側部にフィルタ保持
    具が連結されている請求項1に記載の体外循環回路シス
    テムの梱包体。
  3. 【請求項3】 前記リザーバーの側面から、該体外循環
    回路システムを支持するホルダーが側方へ突設されてい
    る請求項1または2に記載の体外循環回路システムの梱
    包体。
  4. 【請求項4】 前記フィルタ保持具が、前記リザーバー
    保持具の側部に回動可能に連結されている請求項2に記
    載の体外循環回路システムの梱包体。
  5. 【請求項5】 前記人工肺保持具が前記リザーバー保持
    具の下部に水平方向へ回動可能に連結されている請求項
    2に記載の体外循環回路システムの梱包体。
  6. 【請求項6】 前記体外循環回路システムが前記パッケ
    ージに梱包された後、滅菌処理されている請求項1〜5
    のいずれかに記載の体外循環回路システムの梱包体。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の体外循環回路システム
    の梱包体に使用される体外循環回路システム。
  8. 【請求項8】 請求項2に記載の体外循環回路システム
    の梱包体に使用されるリザーバー保持具。
  9. 【請求項9】 請求項2に記載の体外循環回路システム
    の梱包体に使用される人工肺保持具。
  10. 【請求項10】 請求項2に記載の体外循環回路システ
    ムの梱包体に使用されるフィルタ保持具。
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