JP2003143004A - レベルシフタ回路 - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 静止電源電流の低減化および動作遅延時間の
短縮化を、チップ化する場合の構成面積の増大を抑制し
つつ、実現することができ、充分に、動作の高速化に対
応させることができるとともに、低消費電力化およびチ
ップの小型化を実現することができるレベルシフタ回路
を提供する。 【解決手段】 例えばオフ状態にある第二のNチャネル
MOSトランジスタ6の基板端子の電位を低下させるこ
とにより、その閾値電位を高くしてオフリーク電流をさ
らに小さくし、かつオン状態にある第一のNチャネルM
OSトランジスタ5の基板端子の電位を上昇させること
により、そのオン抵抗をさらに低くして動作遅延時間を
短縮化する。
短縮化を、チップ化する場合の構成面積の増大を抑制し
つつ、実現することができ、充分に、動作の高速化に対
応させることができるとともに、低消費電力化およびチ
ップの小型化を実現することができるレベルシフタ回路
を提供する。 【解決手段】 例えばオフ状態にある第二のNチャネル
MOSトランジスタ6の基板端子の電位を低下させるこ
とにより、その閾値電位を高くしてオフリーク電流をさ
らに小さくし、かつオン状態にある第一のNチャネルM
OSトランジスタ5の基板端子の電位を上昇させること
により、そのオン抵抗をさらに低くして動作遅延時間を
短縮化する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電源電圧の異なる
回路を接続する場合に、それら回路相互間で電圧レベル
をシフトして整合性をとるためのレベルシフタ回路に関
するものである。
回路を接続する場合に、それら回路相互間で電圧レベル
をシフトして整合性をとるためのレベルシフタ回路に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、電源電圧の異なる回路、例え
ば低電源電圧動作回路と高電源電圧動作回路とを接続す
る場合に、それら回路相互間で、例えば低電源電圧動作
回路側からの信号を、高電源電圧源による電圧レベルの
信号にシフトアップし、その信号を高電源電圧動作回路
側に供給することにより、電源電圧のレベルをシフトし
て整合性をとるためのレベルシフタ回路が広く使用され
ている。
ば低電源電圧動作回路と高電源電圧動作回路とを接続す
る場合に、それら回路相互間で、例えば低電源電圧動作
回路側からの信号を、高電源電圧源による電圧レベルの
信号にシフトアップし、その信号を高電源電圧動作回路
側に供給することにより、電源電圧のレベルをシフトし
て整合性をとるためのレベルシフタ回路が広く使用され
ている。
【0003】以上のような従来のレベルシフタ回路につ
いて、その構成を以下に説明する。図2は従来のレベル
シフタ回路の構成を示す回路図である。図2において、
1、2は低電源電圧動作インバータ、3は高電源電圧動
作インバータ、4は高電源電圧源、5、6はNチャネル
(以下、Nchという)MOSトランジスタ、7、8は
Pチャネル(以下、Pchという)MOSトランジス
タ、9は低電源電圧動作回路からの信号を入力するため
の入力信号端子、10は高電源電圧動作回路への信号を
出力するための出力信号端子、11はNchMOSトラ
ンジスタ5のドレインとPchMOSトランジスタ7の
ドレインとが接続されたノード、12はNchMOSト
ランジスタ6のドレインとPchMOSトランジスタ8
のドレインとが接続されたノードである。
いて、その構成を以下に説明する。図2は従来のレベル
シフタ回路の構成を示す回路図である。図2において、
1、2は低電源電圧動作インバータ、3は高電源電圧動
作インバータ、4は高電源電圧源、5、6はNチャネル
(以下、Nchという)MOSトランジスタ、7、8は
Pチャネル(以下、Pchという)MOSトランジス
タ、9は低電源電圧動作回路からの信号を入力するため
の入力信号端子、10は高電源電圧動作回路への信号を
出力するための出力信号端子、11はNchMOSトラ
ンジスタ5のドレインとPchMOSトランジスタ7の
ドレインとが接続されたノード、12はNchMOSト
ランジスタ6のドレインとPchMOSトランジスタ8
のドレインとが接続されたノードである。
【0004】以上のように構成されたレベルシフタ回路
について、その動作を以下に説明する。まず、低電源電
圧動作回路から入力信号端子9を通じて低レベルから高
レベルに変化する信号が入力したとき、低電源電圧動作
インバータ1の出力信号は高レベルから低レベルへと変
化する。そのとき、NchMOSトランジスタ6は、徐
々にオン抵抗が上昇し、NchMOSトランジスタ6の
ソース・ドレイン間の電圧が上昇する。同時に、低電源
電圧動作インバータ2からの出力信号は低レベルから高
レベルに変化し、NchMOSトランジスタ5が導通し
て徐々にオン抵抗が低くなり、NchMOSトランジス
タ5のソース・ドレイン間電圧が低下する。
について、その動作を以下に説明する。まず、低電源電
圧動作回路から入力信号端子9を通じて低レベルから高
レベルに変化する信号が入力したとき、低電源電圧動作
インバータ1の出力信号は高レベルから低レベルへと変
化する。そのとき、NchMOSトランジスタ6は、徐
々にオン抵抗が上昇し、NchMOSトランジスタ6の
ソース・ドレイン間の電圧が上昇する。同時に、低電源
電圧動作インバータ2からの出力信号は低レベルから高
レベルに変化し、NchMOSトランジスタ5が導通し
て徐々にオン抵抗が低くなり、NchMOSトランジス
タ5のソース・ドレイン間電圧が低下する。
【0005】以上のようなNchMOSトランジスタ
5、6の動作により、PchMOSトランジスタ8のゲ
ート電圧が低下し、PchMOSトランジスタ8のドレ
イン電圧が上昇するとともに、PchMOSトランジス
タ7のゲート電圧が上昇し、PchMOSトランジスタ
7のドレイン電圧が低下する。
5、6の動作により、PchMOSトランジスタ8のゲ
ート電圧が低下し、PchMOSトランジスタ8のドレ
イン電圧が上昇するとともに、PchMOSトランジス
タ7のゲート電圧が上昇し、PchMOSトランジスタ
7のドレイン電圧が低下する。
【0006】最終的に低電源電圧動作回路からの入力信
号端子9の信号が高レベルになると、NchMOSトラ
ンジスタ5が完全に導通し、ノード11の電圧は0Vと
なる。また、NchMOSトランジスタ6が完全に非導
通状態となって、ノード12の電圧が高電源電圧源4と
等しくなる。
号端子9の信号が高レベルになると、NchMOSトラ
ンジスタ5が完全に導通し、ノード11の電圧は0Vと
なる。また、NchMOSトランジスタ6が完全に非導
通状態となって、ノード12の電圧が高電源電圧源4と
等しくなる。
【0007】そのとき、PchMOSトランジスタ7が
非導通となるとともに、PchMOSトランジスタ8が
導通し、高電源電圧動作インバータ3により高電源電圧
動作回路への出力信号端子10の電位が高電源電圧と等
しくなる。
非導通となるとともに、PchMOSトランジスタ8が
導通し、高電源電圧動作インバータ3により高電源電圧
動作回路への出力信号端子10の電位が高電源電圧と等
しくなる。
【0008】一方、低電源電圧動作回路から入力信号端
子9を通じて高レベルから低レベルに変化する信号が入
力したとき、低電源電圧動作インバータ1の出力信号は
低レベルから高レベルへと変化する。そのとき、Nch
MOSトランジスタ6は導通して徐々にオン抵抗が低く
なり、NchMOSトランジスタ6のソース・ドレイン
間の電圧が低下する。同時に、低電源電圧動作インバー
タ2からの出力信号が高レベルから低レベルに変化し、
NchMOSトランジスタ5が、徐々にオン抵抗が上昇
し、NchMOSトランジスタ5のソース・ドレイン間
電圧が上昇する。
子9を通じて高レベルから低レベルに変化する信号が入
力したとき、低電源電圧動作インバータ1の出力信号は
低レベルから高レベルへと変化する。そのとき、Nch
MOSトランジスタ6は導通して徐々にオン抵抗が低く
なり、NchMOSトランジスタ6のソース・ドレイン
間の電圧が低下する。同時に、低電源電圧動作インバー
タ2からの出力信号が高レベルから低レベルに変化し、
NchMOSトランジスタ5が、徐々にオン抵抗が上昇
し、NchMOSトランジスタ5のソース・ドレイン間
電圧が上昇する。
【0009】以上のようなNchMOSトランジスタ
5、6の動作により、PchMOSトランジスタ7のゲ
ート電圧が低下し、PchMOSトランジスタ7のドレ
イン電圧が上昇するとともに、PchMOSトランジス
タ8のゲート電圧が上昇し、PchMOSトランジスタ
8のドレイン電圧が低下する。
5、6の動作により、PchMOSトランジスタ7のゲ
ート電圧が低下し、PchMOSトランジスタ7のドレ
イン電圧が上昇するとともに、PchMOSトランジス
タ8のゲート電圧が上昇し、PchMOSトランジスタ
8のドレイン電圧が低下する。
【0010】最終的に低電源電圧動作回路からの入力信
号端子9の信号が低レベルになると、NchMOSトラ
ンジスタ5が完全に非導通となって、ノード11の電圧
が高電源電圧源4と等しくなる。また、NchMOSト
ランジスタ6が完全に導通し、ノード12の電圧が0V
になる。
号端子9の信号が低レベルになると、NchMOSトラ
ンジスタ5が完全に非導通となって、ノード11の電圧
が高電源電圧源4と等しくなる。また、NchMOSト
ランジスタ6が完全に導通し、ノード12の電圧が0V
になる。
【0011】そのとき、PchMOSトランジスタ7は
導通するとともに、PchMOSトランジスタ8は非導
通となり、高電源電圧動作インバータ3により高電源電
圧動作回路への出力信号端子10の電位は0Vとなる。
導通するとともに、PchMOSトランジスタ8は非導
通となり、高電源電圧動作インバータ3により高電源電
圧動作回路への出力信号端子10の電位は0Vとなる。
【0012】このようにして、図2に示した従来レベル
シフタ回路を用いることにより、低電源電圧動作回路か
ら出力される低電圧振幅の信号を、高電源電圧動作回路
へ入力する高電圧振幅の信号へ変換するようにしてい
る。
シフタ回路を用いることにより、低電源電圧動作回路か
ら出力される低電圧振幅の信号を、高電源電圧動作回路
へ入力する高電圧振幅の信号へ変換するようにしてい
る。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来のレベルシフタ回路では、低電源電圧と高電源
電圧の電圧差が大きい場合には、低電源電圧の信号振幅
をゲートに入力して動作するNchMOSトランジスタ
5、6のオン抵抗が高くなり、動作遅延時間が増大して
高速動作に対応できなくなるという問題点を有してい
た。
うな従来のレベルシフタ回路では、低電源電圧と高電源
電圧の電圧差が大きい場合には、低電源電圧の信号振幅
をゲートに入力して動作するNchMOSトランジスタ
5、6のオン抵抗が高くなり、動作遅延時間が増大して
高速動作に対応できなくなるという問題点を有してい
た。
【0014】これに対して、NchMOSトランジスタ
5、6の閾値電圧を下げてオン抵抗を低減する手段や、
NchMOSトランジスタ5、6のゲート電極幅を大き
くしてオン抵抗を低減する手段などがあるが、これらの
手段では、それぞれオフリーク電流が増大するとともに
チップ面積が増大して、低消費電力化およびチップの小
型化が難しくなるという問題点を有していた。
5、6の閾値電圧を下げてオン抵抗を低減する手段や、
NchMOSトランジスタ5、6のゲート電極幅を大き
くしてオン抵抗を低減する手段などがあるが、これらの
手段では、それぞれオフリーク電流が増大するとともに
チップ面積が増大して、低消費電力化およびチップの小
型化が難しくなるという問題点を有していた。
【0015】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
ので、静止電源電流の低減化および動作遅延時間の短縮
化を、チップ化する場合の構成面積の増大を抑制しつ
つ、実現することができ、充分に、動作の高速化に対応
させることができるとともに、低消費電力化およびチッ
プの小型化を実現することができるレベルシフタ回路を
提供する。
ので、静止電源電流の低減化および動作遅延時間の短縮
化を、チップ化する場合の構成面積の増大を抑制しつ
つ、実現することができ、充分に、動作の高速化に対応
させることができるとともに、低消費電力化およびチッ
プの小型化を実現することができるレベルシフタ回路を
提供する。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明のレベルシフタ回路は、電源電圧の異なる回
路として低電源電圧動作回路と高電源電圧動作回路とを
接続する場合に、それら電源電圧動作回路の相互間に、
一方の電源電圧動作回路側からの信号のレベル変化に同
期してオン・オフする第一のNチャネルMOSトランジ
スタと、前記一方の電源電圧動作回路側からの信号のレ
ベル変化とは反転してオン・オフする第二のNチャネル
MOSトランジスタと、前記第二のNチャネルMOSト
ランジスタに同期してオン・オフする第一のPチャネル
MOSトランジスタと、前記第一のNチャネルMOSト
ランジスタに同期してオン・オフする第二のPチャネル
MOSトランジスタとを、他方の電源電圧動作回路側の
電源電圧から、前記第一のPチャネルMOSトランジス
タ、前記第一のNチャネルMOSトランジスタを経て、
接地電位まで直列接続されるとともに、前記他方の電源
電圧動作回路側の電源電圧から、前記第二のPチャネル
MOSトランジスタ、前記第二のNチャネルMOSトラ
ンジスタを経て、前記接地電位まで直列接続されるよう
に設け、前記第一のPチャネルMOSトランジスタと前
記第一のNチャネルMOSトランジスタとの第一の接続
点、あるいは前記第二のPチャネルMOSトランジスタ
と前記第二のNチャネルMOSトランジスタとの第二の
接続点からの信号を、前記他方の電源電圧動作回路側の
電源電圧により動作するバッファを通じて、前記他方の
電源電圧動作回路へ供給することにより、前記電源電圧
動作回路の相互間で、前記一方の電源電圧動作回路側か
らの信号の電圧レベルをシフトし、前記他方の電源電圧
動作回路側の信号の電圧レベルとのレベル整合をとるレ
ベルシフタ回路であって、アノードが前記第一のNチャ
ネルMOSトランジスタの基板端子に接続され、カソー
ドが前記第二の接続点に接続された第一のダイオード
と、アノードが前記第二のNチャネルMOSトランジス
タの基板端子に接続され、カソードが前記第一の接続点
に接続された第二のダイオードとを設けた構成としたこ
とを特徴とする。
めに本発明のレベルシフタ回路は、電源電圧の異なる回
路として低電源電圧動作回路と高電源電圧動作回路とを
接続する場合に、それら電源電圧動作回路の相互間に、
一方の電源電圧動作回路側からの信号のレベル変化に同
期してオン・オフする第一のNチャネルMOSトランジ
スタと、前記一方の電源電圧動作回路側からの信号のレ
ベル変化とは反転してオン・オフする第二のNチャネル
MOSトランジスタと、前記第二のNチャネルMOSト
ランジスタに同期してオン・オフする第一のPチャネル
MOSトランジスタと、前記第一のNチャネルMOSト
ランジスタに同期してオン・オフする第二のPチャネル
MOSトランジスタとを、他方の電源電圧動作回路側の
電源電圧から、前記第一のPチャネルMOSトランジス
タ、前記第一のNチャネルMOSトランジスタを経て、
接地電位まで直列接続されるとともに、前記他方の電源
電圧動作回路側の電源電圧から、前記第二のPチャネル
MOSトランジスタ、前記第二のNチャネルMOSトラ
ンジスタを経て、前記接地電位まで直列接続されるよう
に設け、前記第一のPチャネルMOSトランジスタと前
記第一のNチャネルMOSトランジスタとの第一の接続
点、あるいは前記第二のPチャネルMOSトランジスタ
と前記第二のNチャネルMOSトランジスタとの第二の
接続点からの信号を、前記他方の電源電圧動作回路側の
電源電圧により動作するバッファを通じて、前記他方の
電源電圧動作回路へ供給することにより、前記電源電圧
動作回路の相互間で、前記一方の電源電圧動作回路側か
らの信号の電圧レベルをシフトし、前記他方の電源電圧
動作回路側の信号の電圧レベルとのレベル整合をとるレ
ベルシフタ回路であって、アノードが前記第一のNチャ
ネルMOSトランジスタの基板端子に接続され、カソー
ドが前記第二の接続点に接続された第一のダイオード
と、アノードが前記第二のNチャネルMOSトランジス
タの基板端子に接続され、カソードが前記第一の接続点
に接続された第二のダイオードとを設けた構成としたこ
とを特徴とする。
【0017】以上により、例えばオフ状態にあるNチャ
ネルMOSトランジスタの基板端子の電位を低下させる
ことにより、その閾値電位を高くしてオフリーク電流を
さらに小さくし、かつオン状態にあるNチャネルMOS
トランジスタの基板端子の電位を上昇させることによ
り、そのオン抵抗をさらに低くして動作遅延時間を短縮
化することができる。
ネルMOSトランジスタの基板端子の電位を低下させる
ことにより、その閾値電位を高くしてオフリーク電流を
さらに小さくし、かつオン状態にあるNチャネルMOS
トランジスタの基板端子の電位を上昇させることによ
り、そのオン抵抗をさらに低くして動作遅延時間を短縮
化することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載のレベル
シフタ回路は、電源電圧の異なる回路として低電源電圧
動作回路と高電源電圧動作回路とを接続する場合に、そ
れら電源電圧動作回路の相互間に、一方の電源電圧動作
回路側からの信号のレベル変化に同期してオン・オフす
る第一のNチャネルMOSトランジスタと、前記一方の
電源電圧動作回路側からの信号のレベル変化とは反転し
てオン・オフする第二のNチャネルMOSトランジスタ
と、前記第二のNチャネルMOSトランジスタに同期し
てオン・オフする第一のPチャネルMOSトランジスタ
と、前記第一のNチャネルMOSトランジスタに同期し
てオン・オフする第二のPチャネルMOSトランジスタ
とを、他方の電源電圧動作回路側の電源電圧から、前記
第一のPチャネルMOSトランジスタ、前記第一のNチ
ャネルMOSトランジスタを経て、接地電位まで直列接
続されるとともに、前記他方の電源電圧動作回路側の電
源電圧から、前記第二のPチャネルMOSトランジス
タ、前記第二のNチャネルMOSトランジスタを経て、
前記接地電位まで直列接続されるように設け、前記第一
のPチャネルMOSトランジスタと前記第一のNチャネ
ルMOSトランジスタとの第一の接続点、あるいは前記
第二のPチャネルMOSトランジスタと前記第二のNチ
ャネルMOSトランジスタとの第二の接続点からの信号
を、前記他方の電源電圧動作回路側の電源電圧により動
作するバッファを通じて、前記他方の電源電圧動作回路
へ供給することにより、前記電源電圧動作回路の相互間
で、前記一方の電源電圧動作回路側からの信号の電圧レ
ベルをシフトし、前記他方の電源電圧動作回路側の信号
の電圧レベルとのレベル整合をとるレベルシフタ回路で
あって、アノードが前記第一のNチャネルMOSトラン
ジスタの基板端子に接続され、カソードが前記第二の接
続点に接続された第一のダイオードと、アノードが前記
第二のNチャネルMOSトランジスタの基板端子に接続
され、カソードが前記第一の接続点に接続された第二の
ダイオードとを設けた構成とする。
シフタ回路は、電源電圧の異なる回路として低電源電圧
動作回路と高電源電圧動作回路とを接続する場合に、そ
れら電源電圧動作回路の相互間に、一方の電源電圧動作
回路側からの信号のレベル変化に同期してオン・オフす
る第一のNチャネルMOSトランジスタと、前記一方の
電源電圧動作回路側からの信号のレベル変化とは反転し
てオン・オフする第二のNチャネルMOSトランジスタ
と、前記第二のNチャネルMOSトランジスタに同期し
てオン・オフする第一のPチャネルMOSトランジスタ
と、前記第一のNチャネルMOSトランジスタに同期し
てオン・オフする第二のPチャネルMOSトランジスタ
とを、他方の電源電圧動作回路側の電源電圧から、前記
第一のPチャネルMOSトランジスタ、前記第一のNチ
ャネルMOSトランジスタを経て、接地電位まで直列接
続されるとともに、前記他方の電源電圧動作回路側の電
源電圧から、前記第二のPチャネルMOSトランジス
タ、前記第二のNチャネルMOSトランジスタを経て、
前記接地電位まで直列接続されるように設け、前記第一
のPチャネルMOSトランジスタと前記第一のNチャネ
ルMOSトランジスタとの第一の接続点、あるいは前記
第二のPチャネルMOSトランジスタと前記第二のNチ
ャネルMOSトランジスタとの第二の接続点からの信号
を、前記他方の電源電圧動作回路側の電源電圧により動
作するバッファを通じて、前記他方の電源電圧動作回路
へ供給することにより、前記電源電圧動作回路の相互間
で、前記一方の電源電圧動作回路側からの信号の電圧レ
ベルをシフトし、前記他方の電源電圧動作回路側の信号
の電圧レベルとのレベル整合をとるレベルシフタ回路で
あって、アノードが前記第一のNチャネルMOSトラン
ジスタの基板端子に接続され、カソードが前記第二の接
続点に接続された第一のダイオードと、アノードが前記
第二のNチャネルMOSトランジスタの基板端子に接続
され、カソードが前記第一の接続点に接続された第二の
ダイオードとを設けた構成とする。
【0019】請求項4に記載のレベルシフタ回路は、第
一のPチャネルMOSトランジスタと第二のPチャネル
MOSトランジスタと第一のNチャネルMOSトランジ
スタと第二のNチャネルMOSトランジスタとを有する
レベルシフタ回路において、前記第一のPチャネルMO
Sトランジスタは、ソース及び基板端子が電源電圧源に
接続され、ドレインが第一のノードに接続され、ゲート
が第二のノードに接続されており、前記第二のPチャネ
ルMOSトランジスタは、ソース及び基板端子が前記電
源電圧源に接続され、ドレインが前記第二のノードに接
続され、ゲートが前記第一のノードに接続されており、
前記第一のNチャネルMOSトランジスタは、ドレイン
が前記第一のノードに接続され、ソースが接地源に接続
され、ゲートが第一の入力信号に接続されており、前記
第二のNチャネルMOSトランジスタは、ドレインが前
記第二のノードに接続され、ソースが前記接地源に接続
され、ゲートが前記第一の入力信号の反転信号となる第
二の入力信号に接続されており、アノードが前記第一の
NチャネルMOSトランジスタの基板端子に接続され、
カソードが前記第二のノードに接続された第一のダイオ
ードと、アノードが前記第二のNチャネルMOSトラン
ジスタの基板端子に接続され、カソードが前記第一のノ
ードに接続された第二のダイオードとを備えている構成
とする。
一のPチャネルMOSトランジスタと第二のPチャネル
MOSトランジスタと第一のNチャネルMOSトランジ
スタと第二のNチャネルMOSトランジスタとを有する
レベルシフタ回路において、前記第一のPチャネルMO
Sトランジスタは、ソース及び基板端子が電源電圧源に
接続され、ドレインが第一のノードに接続され、ゲート
が第二のノードに接続されており、前記第二のPチャネ
ルMOSトランジスタは、ソース及び基板端子が前記電
源電圧源に接続され、ドレインが前記第二のノードに接
続され、ゲートが前記第一のノードに接続されており、
前記第一のNチャネルMOSトランジスタは、ドレイン
が前記第一のノードに接続され、ソースが接地源に接続
され、ゲートが第一の入力信号に接続されており、前記
第二のNチャネルMOSトランジスタは、ドレインが前
記第二のノードに接続され、ソースが前記接地源に接続
され、ゲートが前記第一の入力信号の反転信号となる第
二の入力信号に接続されており、アノードが前記第一の
NチャネルMOSトランジスタの基板端子に接続され、
カソードが前記第二のノードに接続された第一のダイオ
ードと、アノードが前記第二のNチャネルMOSトラン
ジスタの基板端子に接続され、カソードが前記第一のノ
ードに接続された第二のダイオードとを備えている構成
とする。
【0020】これらの構成によると、例えば第一のNチ
ャネルMOSトランジスタがオンする場合には、第二の
NチャネルMOSトランジスタがオンし、そのドレイン
電圧が上昇することにより、第一のダイオードは逆バイ
アス印加となり、その寄生容量の容量カップリングによ
って第一のNチャネルMOSトランジスタの基板端子の
電位が上昇して、第一のNチャネルMOSトランジスタ
は低閾値トランジスタとなるとともにオン抵抗を低下さ
せ、同時に、第一のNチャネルMOSトランジスタのド
レイン電圧が低下することにより、第二のダイオードの
順方向バイアス電流によって第二のNチャネルMOSト
ランジスタの基板端子の電位が低下して、第二のNチャ
ネルMOSトランジスタは高閾値トランジスタとなる。
ャネルMOSトランジスタがオンする場合には、第二の
NチャネルMOSトランジスタがオンし、そのドレイン
電圧が上昇することにより、第一のダイオードは逆バイ
アス印加となり、その寄生容量の容量カップリングによ
って第一のNチャネルMOSトランジスタの基板端子の
電位が上昇して、第一のNチャネルMOSトランジスタ
は低閾値トランジスタとなるとともにオン抵抗を低下さ
せ、同時に、第一のNチャネルMOSトランジスタのド
レイン電圧が低下することにより、第二のダイオードの
順方向バイアス電流によって第二のNチャネルMOSト
ランジスタの基板端子の電位が低下して、第二のNチャ
ネルMOSトランジスタは高閾値トランジスタとなる。
【0021】請求項2に記載のレベルシフタ回路は、請
求項1に記載の第一、第二のダイオードの代わりにキャ
パシタ素子を配置した構成とする。請求項5に記載のレ
ベルシフタ回路は、請求項4に記載の第一、第二のダイ
オードの代わりにキャパシタ素子を配置した構成とす
る。
求項1に記載の第一、第二のダイオードの代わりにキャ
パシタ素子を配置した構成とする。請求項5に記載のレ
ベルシフタ回路は、請求項4に記載の第一、第二のダイ
オードの代わりにキャパシタ素子を配置した構成とす
る。
【0022】これらの構成によると、ダイオードの代わ
りに用いた容量素子によって、例えばオフ状態にあるN
チャネルMOSトランジスタの基板端子の電位を低下さ
せることにより、その閾値電位を高くしてオフリーク電
流をさらに小さくし、かつオン状態にあるNチャネルM
OSトランジスタの基板端子の電位を上昇させることに
より、そのオン抵抗をさらに低くして動作遅延時間の短
縮化を可能とする。
りに用いた容量素子によって、例えばオフ状態にあるN
チャネルMOSトランジスタの基板端子の電位を低下さ
せることにより、その閾値電位を高くしてオフリーク電
流をさらに小さくし、かつオン状態にあるNチャネルM
OSトランジスタの基板端子の電位を上昇させることに
より、そのオン抵抗をさらに低くして動作遅延時間の短
縮化を可能とする。
【0023】請求項3に記載のレベルシフタ回路は、請
求項1または請求項2に記載の少なくとも第一のNチャ
ネルMOSトランジスタと第二のNチャネルMOSトラ
ンジスタをシリコン・オン・インシュレータ基板上に形
成し、それらの基板端子として前記シリコン・オン・イ
ンシュレータ基板端子の電位を制御するよう構成する。
求項1または請求項2に記載の少なくとも第一のNチャ
ネルMOSトランジスタと第二のNチャネルMOSトラ
ンジスタをシリコン・オン・インシュレータ基板上に形
成し、それらの基板端子として前記シリコン・オン・イ
ンシュレータ基板端子の電位を制御するよう構成する。
【0024】この構成によると、SOI基板上に回路構
成をチップ化する場合には、SOI効果により、オフリ
ーク電流をさらに小さくするとともに、構成面積の増大
を抑制する。
成をチップ化する場合には、SOI効果により、オフリ
ーク電流をさらに小さくするとともに、構成面積の増大
を抑制する。
【0025】以下、本発明の実施の形態を示すレベルシ
フタ回路について、図面を参照しながら具体的に説明す
る。 (実施の形態1)本発明の実施の形態1のレベルシフタ
回路を説明する。
フタ回路について、図面を参照しながら具体的に説明す
る。 (実施の形態1)本発明の実施の形態1のレベルシフタ
回路を説明する。
【0026】図1は本実施の形態1のレベルシフタ回路
の構成を示す回路図である。図4は本実施の形態1のレ
ベルシフタ回路のチップ構造例を示すレイアウト図であ
り、図5は本実施の形態1のレベルシフタ回路のチップ
構成例を示すデバイス構造図である。図1において、
1、2は低電源電圧動作インバータ、3は高電源電圧動
作インバータ、4は高電源電圧源、5、6はNチャネル
MOSトランジスタ、7、8はPチャネルMOSトラン
ジスタ、9は低電源電圧動作回路からの入力信号端子、
10は高電源電圧動作回路への出力信号端子、11はN
chMOSトランジスタ5のドレインとPchMOSト
ランジスタ7のドレインが接続されたノード、12はN
chMOSトランジスタ6のドレインとPchMOSト
ランジスタ8のドレインが接続されたノードである。
の構成を示す回路図である。図4は本実施の形態1のレ
ベルシフタ回路のチップ構造例を示すレイアウト図であ
り、図5は本実施の形態1のレベルシフタ回路のチップ
構成例を示すデバイス構造図である。図1において、
1、2は低電源電圧動作インバータ、3は高電源電圧動
作インバータ、4は高電源電圧源、5、6はNチャネル
MOSトランジスタ、7、8はPチャネルMOSトラン
ジスタ、9は低電源電圧動作回路からの入力信号端子、
10は高電源電圧動作回路への出力信号端子、11はN
chMOSトランジスタ5のドレインとPchMOSト
ランジスタ7のドレインが接続されたノード、12はN
chMOSトランジスタ6のドレインとPchMOSト
ランジスタ8のドレインが接続されたノードである。
【0027】13と14はダイオードであり、ダイオー
ド13は、アノードがNchMOSトランジスタ5の基
板端子15に接続され、カソードがNchMOSトラン
ジスタ6のドレインに接続される。ダイオード14は、
アノードがNchMOSトランジスタ6の基板端子16
に接続され、カソードがNchMOSトランジスタ5の
ドレインに接続される。
ド13は、アノードがNchMOSトランジスタ5の基
板端子15に接続され、カソードがNchMOSトラン
ジスタ6のドレインに接続される。ダイオード14は、
アノードがNchMOSトランジスタ6の基板端子16
に接続され、カソードがNchMOSトランジスタ5の
ドレインに接続される。
【0028】以上のように構成されたレベルシフタ回路
について、その動作を以下に説明する。入力信号端子9
に低レベルから高レベルに変化する信号が入力したと
き、低電源電圧動作インバータ1の出力信号は高レベル
から低レベルへと変化する。NchMOSトランジスタ
6は徐々にオン抵抗が上昇し、NchMOSトランジス
タ6のソース−ドレイン間の電圧が上昇して、ノード1
2の電圧も上昇する。
について、その動作を以下に説明する。入力信号端子9
に低レベルから高レベルに変化する信号が入力したと
き、低電源電圧動作インバータ1の出力信号は高レベル
から低レベルへと変化する。NchMOSトランジスタ
6は徐々にオン抵抗が上昇し、NchMOSトランジス
タ6のソース−ドレイン間の電圧が上昇して、ノード1
2の電圧も上昇する。
【0029】同時に、低電源電圧動作インバータ2の出
力信号は低レベルから高レベルへと変化し、NchMO
Sトランジスタ5が導通して徐々にオン抵抗が低くな
り、NchMOSトランジスタ5のソース−ドレイン間
の電圧が低下して、ノード11の電圧も低下する。
力信号は低レベルから高レベルへと変化し、NchMO
Sトランジスタ5が導通して徐々にオン抵抗が低くな
り、NchMOSトランジスタ5のソース−ドレイン間
の電圧が低下して、ノード11の電圧も低下する。
【0030】基板端子16の電位は、NchMOSトラ
ンジスタ6のドレイン電圧の上昇と共にドレイン−基板
間の容量カップリングにより、上昇しようとするが、ダ
イオード14のカソード側をノード11に接続している
ために、ダイオード14は順方向バイアスとなり、基板
端子16からノード11へ電流が流れて基板端子16の
電位の上昇が抑制される。
ンジスタ6のドレイン電圧の上昇と共にドレイン−基板
間の容量カップリングにより、上昇しようとするが、ダ
イオード14のカソード側をノード11に接続している
ために、ダイオード14は順方向バイアスとなり、基板
端子16からノード11へ電流が流れて基板端子16の
電位の上昇が抑制される。
【0031】一方、基板端子15の電位は、NchMO
Sトランジスタ5のドレイン電圧の低下と共にドレイン
−基板間の容量カップリングにより、低下しようとする
が、ダイオード13のカソード側をノード12に接続し
ているために、ダイオード13は逆方向バイアスとな
り、ダイオード13の寄生容量の容量カップリングによ
り基板端子15の電位は上昇する。
Sトランジスタ5のドレイン電圧の低下と共にドレイン
−基板間の容量カップリングにより、低下しようとする
が、ダイオード13のカソード側をノード12に接続し
ているために、ダイオード13は逆方向バイアスとな
り、ダイオード13の寄生容量の容量カップリングによ
り基板端子15の電位は上昇する。
【0032】以上のようなNchMOSトランジスタ
5、6の動作により、PchMOSトランジスタ8のゲ
ート電圧が低下し、PchMOSトランジスタ8のドレ
イン電圧が上昇するとともに、PchMOSトランジス
タ7のゲート電圧が上昇し、PchMOSトランジスタ
7のドレイン電圧が低下し、最終的に低電源電圧動作回
路からの入力信号端子9の信号が高レベルになると、N
chMOSトランジスタ5が完全に導通し、ノード11
の電圧は0Vとなり、NchMOSトランジスタ6は完
全に非導通状態となって、ノード12の電圧が高電源電
圧源4と等しくなる。
5、6の動作により、PchMOSトランジスタ8のゲ
ート電圧が低下し、PchMOSトランジスタ8のドレ
イン電圧が上昇するとともに、PchMOSトランジス
タ7のゲート電圧が上昇し、PchMOSトランジスタ
7のドレイン電圧が低下し、最終的に低電源電圧動作回
路からの入力信号端子9の信号が高レベルになると、N
chMOSトランジスタ5が完全に導通し、ノード11
の電圧は0Vとなり、NchMOSトランジスタ6は完
全に非導通状態となって、ノード12の電圧が高電源電
圧源4と等しくなる。
【0033】そのとき、PchMOSトランジスタ7が
非導通となり、PchMOSトランジスタ8が導通し
て、高電源電圧動作インバータ3により、高電源電圧動
作回路への出力信号端子の電位が高電源電圧と等しくな
る。
非導通となり、PchMOSトランジスタ8が導通し
て、高電源電圧動作インバータ3により、高電源電圧動
作回路への出力信号端子の電位が高電源電圧と等しくな
る。
【0034】一般的に、NchMOSトランジスタは、
基板端子の電位が低下することで閾値電圧は大きくな
り、基板端子の電位が上昇することで閾値電圧は小さく
なる。これにより、NchMOSトランジスタ5は低閾
値トランジスタで高負荷駆動電流特性となり、NchM
OSトランジスタ6は高閾値トランジスタで低オフリー
ク電流特性となる。
基板端子の電位が低下することで閾値電圧は大きくな
り、基板端子の電位が上昇することで閾値電圧は小さく
なる。これにより、NchMOSトランジスタ5は低閾
値トランジスタで高負荷駆動電流特性となり、NchM
OSトランジスタ6は高閾値トランジスタで低オフリー
ク電流特性となる。
【0035】次に、低電源電圧動作回路から入力信号端
子9を通じて高レベルから低レベルに変化する信号が入
力したとき、低電源電圧動作インバータ1の出力信号は
低レベルから高レベルへと変化する。そのとき、Nch
MOSトランジスタ6は導通し、徐々にオン抵抗が低下
することで、NchMOSトランジスタ6のソース−ド
レイン間の電圧が低下する。同時に低電源電圧動作イン
バータ2からの出力信号が高レベルから低レベルに変化
し、NchMOSトランジスタ5は徐々にオン抵抗が上
昇して、NchMOSトランジスタ5のソース−ドレイ
ン間の電圧が上昇する。
子9を通じて高レベルから低レベルに変化する信号が入
力したとき、低電源電圧動作インバータ1の出力信号は
低レベルから高レベルへと変化する。そのとき、Nch
MOSトランジスタ6は導通し、徐々にオン抵抗が低下
することで、NchMOSトランジスタ6のソース−ド
レイン間の電圧が低下する。同時に低電源電圧動作イン
バータ2からの出力信号が高レベルから低レベルに変化
し、NchMOSトランジスタ5は徐々にオン抵抗が上
昇して、NchMOSトランジスタ5のソース−ドレイ
ン間の電圧が上昇する。
【0036】基板端子15の電位は、NchMOSトラ
ンジスタ5のドレイン電圧の上昇と共にドレイン−基板
間の容量カップリングにより、上昇しようとするが、ダ
イオード13のカソード側をノード12に接続している
ために、ダイオード13は順方向バイアスとなり、基板
端子15からノード12へ電流が流れて、基板端子15
の電位の上昇が抑制される。
ンジスタ5のドレイン電圧の上昇と共にドレイン−基板
間の容量カップリングにより、上昇しようとするが、ダ
イオード13のカソード側をノード12に接続している
ために、ダイオード13は順方向バイアスとなり、基板
端子15からノード12へ電流が流れて、基板端子15
の電位の上昇が抑制される。
【0037】一方、基板端子16の電位は、NchMO
Sトランジスタ6のドレイン電圧の低下と共にドレイン
−基板間の容量カップリングにより、低下しようとする
が、ダイオード14のカソード側をノード11に接続し
ているために、ダイオード14は逆方向バイアスとな
り、ダイオードの寄生容量の容量カップリングにより、
基板端子16の電位は上昇する。
Sトランジスタ6のドレイン電圧の低下と共にドレイン
−基板間の容量カップリングにより、低下しようとする
が、ダイオード14のカソード側をノード11に接続し
ているために、ダイオード14は逆方向バイアスとな
り、ダイオードの寄生容量の容量カップリングにより、
基板端子16の電位は上昇する。
【0038】以上のようなNchMOSトランジスタ
5、6の動作により、PchMOSトランジスタ7のゲ
ート電圧が低下し、PchMOSトランジスタ7のドレ
イン電圧が上昇するとともに、PchMOSトランジス
タ8のゲート電圧が上昇し、PchMOSトランジスタ
8のドレイン電圧が低下し、最終的に低電源電圧動作回
路からの入力信号端子9の信号が低レベルになると、N
chMOSトランジスタ5が完全に非導通となって、ノ
ード11の電圧が高電源電圧源4と等しくなる。
5、6の動作により、PchMOSトランジスタ7のゲ
ート電圧が低下し、PchMOSトランジスタ7のドレ
イン電圧が上昇するとともに、PchMOSトランジス
タ8のゲート電圧が上昇し、PchMOSトランジスタ
8のドレイン電圧が低下し、最終的に低電源電圧動作回
路からの入力信号端子9の信号が低レベルになると、N
chMOSトランジスタ5が完全に非導通となって、ノ
ード11の電圧が高電源電圧源4と等しくなる。
【0039】また、NchMOSトランジスタ6が完全
に導通し、ノード12の電圧が0Vになる。そのとき、
PchMOSトランジスタ7は導通し、PchMOSト
ランジスタ8は非導通であり、高電源電圧動作インバー
タ3により高電源電圧動作回路への出力信号端子10の
電位は0Vとなる。
に導通し、ノード12の電圧が0Vになる。そのとき、
PchMOSトランジスタ7は導通し、PchMOSト
ランジスタ8は非導通であり、高電源電圧動作インバー
タ3により高電源電圧動作回路への出力信号端子10の
電位は0Vとなる。
【0040】このように、図1に示したレベルシフタ回
路を用いることにより、NchMOSトランジスタがオ
ンする時には低閾値トランジスタで高負荷駆動電流特
性、NchMOSトランジスタがオフする時には高閾値
トランジスタで低オフリーク電流特性となる。
路を用いることにより、NchMOSトランジスタがオ
ンする時には低閾値トランジスタで高負荷駆動電流特
性、NchMOSトランジスタがオフする時には高閾値
トランジスタで低オフリーク電流特性となる。
【0041】図4は本実施の形態1のレベルシフタ回路
のチップ構造例を示すレイアウト図である。図4におい
て、5、6はNchMOSトランジスタ、7、8はPc
hMOSトランジスタ、11、12はそれぞれNchM
OSトランジスタ5のドレインとPchMOSトランジ
スタ7のドレインを接続する配線と、NchMOSトラ
ンジスタ6のドレインとPchMOSトランジスタ8の
ドレインを接続する配線である。
のチップ構造例を示すレイアウト図である。図4におい
て、5、6はNchMOSトランジスタ、7、8はPc
hMOSトランジスタ、11、12はそれぞれNchM
OSトランジスタ5のドレインとPchMOSトランジ
スタ7のドレインを接続する配線と、NchMOSトラ
ンジスタ6のドレインとPchMOSトランジスタ8の
ドレインを接続する配線である。
【0042】13、14はN型半導体領域とP型ウエル
との間で構成するダイオード、19aはPchMOSト
ランジスタ7、8のソースと接続する電源配線、19b
はNchMOSトランジスタ5、6のソースと接続する
電源配線、19cはNchMOSトランジスタ5、6の
ドレインとダイオード13、14と接続する配線、20
aはNウエル領域、20bはPウエル領域である。
との間で構成するダイオード、19aはPchMOSト
ランジスタ7、8のソースと接続する電源配線、19b
はNchMOSトランジスタ5、6のソースと接続する
電源配線、19cはNchMOSトランジスタ5、6の
ドレインとダイオード13、14と接続する配線、20
aはNウエル領域、20bはPウエル領域である。
【0043】図5は本実施の形態1のレベルシフタ回路
のチップ構成例を示すデバイス構造図である。図5にお
いて、20aはNウエル領域、20bはPウエル領域、
21a、21bはNchMOSトランジスタ、22a、
22bはN型半導体領域である。
のチップ構成例を示すデバイス構造図である。図5にお
いて、20aはNウエル領域、20bはPウエル領域、
21a、21bはNchMOSトランジスタ、22a、
22bはN型半導体領域である。
【0044】NchMOSトランジスタ21a、21b
の基板端子は、Nウエル領域20aによりMOSトラン
ジスタ毎に分離されていることが分かる。また、N型半
導体領域22a、22bとPウエル領域20bとの間で
ダイオードが形成できる。
の基板端子は、Nウエル領域20aによりMOSトラン
ジスタ毎に分離されていることが分かる。また、N型半
導体領域22a、22bとPウエル領域20bとの間で
ダイオードが形成できる。
【0045】以上の回路レイアウト、デバイス構造によ
り、本発明のレベルシフタ回路が実現される。 (実施の形態2)図3は本実施の形態2のレベルシフタ
回路の構成を示す回路図である。本実施の形態2のレベ
ルシフタ回路は、実施の形態1で示したレベルシフタ回
路のダイオード13、14の代わりに、容量17、18
を用いる。図3において、1、2は低電源電圧動作イン
バータ、3は高電源電圧動作インバータ、4は高電源電
圧源、5、6はNチャネルMOSトランジスタ、7、8
はPチャネルMOSトランジスタ、9は低電源電圧動作
回路からの入力信号端子、10は高電源電圧動作回路へ
の出力信号端子、11はNchMOSトランジスタ5の
ドレインとPchMOSトランジスタ7のドレインが接
続されたノード、12はNchMOSトランジスタ6の
ドレインとPchMOSトランジスタ8のドレインが接
続されたノードである。
り、本発明のレベルシフタ回路が実現される。 (実施の形態2)図3は本実施の形態2のレベルシフタ
回路の構成を示す回路図である。本実施の形態2のレベ
ルシフタ回路は、実施の形態1で示したレベルシフタ回
路のダイオード13、14の代わりに、容量17、18
を用いる。図3において、1、2は低電源電圧動作イン
バータ、3は高電源電圧動作インバータ、4は高電源電
圧源、5、6はNチャネルMOSトランジスタ、7、8
はPチャネルMOSトランジスタ、9は低電源電圧動作
回路からの入力信号端子、10は高電源電圧動作回路へ
の出力信号端子、11はNchMOSトランジスタ5の
ドレインとPchMOSトランジスタ7のドレインが接
続されたノード、12はNchMOSトランジスタ6の
ドレインとPchMOSトランジスタ8のドレインが接
続されたノードである。
【0046】17と18は容量であり、容量17はNc
hMOSトランジスタ5の基板端子15とNchMOS
トランジスタ6のドレインとの間に接続される。容量1
8はNchMOSトランジスタ6の基板端子16とNc
hMOSトランジスタ5のドレインとの間に接続され
る。
hMOSトランジスタ5の基板端子15とNchMOS
トランジスタ6のドレインとの間に接続される。容量1
8はNchMOSトランジスタ6の基板端子16とNc
hMOSトランジスタ5のドレインとの間に接続され
る。
【0047】以上のように構成されたレベルシフタ回路
について、その動作を以下に説明する。入力信号端子9
に低レベルから高レベルに変化する信号が入力したと
き、低電源電圧動作インバータ1の出力信号は高レベル
から低レベルへと変化する。NchMOSトランジスタ
6は徐々にオン抵抗が上昇し、NchMOSトランジス
タ6のソース−ドレイン間の電圧が上昇し、ノード12
の電圧も上昇する。同時に、低電源電圧動作インバータ
2からの出力信号は低レベルから高レベルに変化し、N
chMOSトランジスタ5が導通して徐々にオン抵抗が
低くなり、NchMOSトランジスタ5のソース−ドレ
イン間の電圧が低下し、ノード11の電圧も低下する。
について、その動作を以下に説明する。入力信号端子9
に低レベルから高レベルに変化する信号が入力したと
き、低電源電圧動作インバータ1の出力信号は高レベル
から低レベルへと変化する。NchMOSトランジスタ
6は徐々にオン抵抗が上昇し、NchMOSトランジス
タ6のソース−ドレイン間の電圧が上昇し、ノード12
の電圧も上昇する。同時に、低電源電圧動作インバータ
2からの出力信号は低レベルから高レベルに変化し、N
chMOSトランジスタ5が導通して徐々にオン抵抗が
低くなり、NchMOSトランジスタ5のソース−ドレ
イン間の電圧が低下し、ノード11の電圧も低下する。
【0048】基板端子16の電位は、NchMOSトラ
ンジスタ6のドレイン電圧の上昇と共にドレイン−基板
間の容量カップリングにより、上昇しようとするが、容
量18がノード11に接続しており、ノード11の電位
が低下すると容量18の容量カップリング効果で、基板
端子16の電位の上昇が抑制される。
ンジスタ6のドレイン電圧の上昇と共にドレイン−基板
間の容量カップリングにより、上昇しようとするが、容
量18がノード11に接続しており、ノード11の電位
が低下すると容量18の容量カップリング効果で、基板
端子16の電位の上昇が抑制される。
【0049】一方、基板端子15の電位は、NchMO
Sトランジスタ5のドレイン電圧の低下と共にドレイン
−基板間の容量カップリングにより、低下しようとする
が、容量17がノード12に接続しており、ノード12
の電位が上昇すると容量カップリング効果で、基板端子
15の電位は上昇する。
Sトランジスタ5のドレイン電圧の低下と共にドレイン
−基板間の容量カップリングにより、低下しようとする
が、容量17がノード12に接続しており、ノード12
の電位が上昇すると容量カップリング効果で、基板端子
15の電位は上昇する。
【0050】以上のようなNchMOSトランジスタ
5、6の動作により、PchMOSトランジスタ8のゲ
ート電圧が低下し、PchMOSトランジスタ8のドレ
イン電圧が上昇するとともに、PchMOSトランジス
タ7のゲート電圧が上昇し、PchMOSトランジスタ
7のドレイン電圧が低下し、最終的に低電源電圧動作回
路からの入力信号端子9の信号が高レベルになると、N
chMOSトランジスタ5が完全に導通し、ノード11
の電圧は0Vとなる。NchMOSトランジスタ6は完
全に非導通状態となって、ノード12の電圧が高電源電
圧源4と等しくなる。
5、6の動作により、PchMOSトランジスタ8のゲ
ート電圧が低下し、PchMOSトランジスタ8のドレ
イン電圧が上昇するとともに、PchMOSトランジス
タ7のゲート電圧が上昇し、PchMOSトランジスタ
7のドレイン電圧が低下し、最終的に低電源電圧動作回
路からの入力信号端子9の信号が高レベルになると、N
chMOSトランジスタ5が完全に導通し、ノード11
の電圧は0Vとなる。NchMOSトランジスタ6は完
全に非導通状態となって、ノード12の電圧が高電源電
圧源4と等しくなる。
【0051】そのとき、PchMOSトランジスタ7が
非導通となり、PchMOSトランジスタ8が導通し
て、高電源電圧動作インバータ3により、高電源電圧動
作回路への出力信号端子10の電位が高電源電圧と等し
くなる。
非導通となり、PchMOSトランジスタ8が導通し
て、高電源電圧動作インバータ3により、高電源電圧動
作回路への出力信号端子10の電位が高電源電圧と等し
くなる。
【0052】次に、低電源電圧動作回路から入力信号端
子9を通じて高レベルから低レベルに変化する信号が入
力したとき、低電源電圧動作インバータ1の出力信号は
低レベルから高レベルへと変化する。そのとき、Nch
MOSトランジスタ6は導通し、徐々にオン抵抗が低下
することで、NchMOSトランジスタ6のソース−ド
レイン間の電圧が低下し、ノード12の電圧も低下す
る。同時に低電源電圧動作インバータ2からの出力信号
が高レベルから低レベルに変化し、NchMOSトラン
ジスタ5は徐々にオン抵抗が上昇して、NchMOSト
ランジスタ5のソース−ドレイン間の電圧が上昇し、ノ
ード11の電圧も上昇する。
子9を通じて高レベルから低レベルに変化する信号が入
力したとき、低電源電圧動作インバータ1の出力信号は
低レベルから高レベルへと変化する。そのとき、Nch
MOSトランジスタ6は導通し、徐々にオン抵抗が低下
することで、NchMOSトランジスタ6のソース−ド
レイン間の電圧が低下し、ノード12の電圧も低下す
る。同時に低電源電圧動作インバータ2からの出力信号
が高レベルから低レベルに変化し、NchMOSトラン
ジスタ5は徐々にオン抵抗が上昇して、NchMOSト
ランジスタ5のソース−ドレイン間の電圧が上昇し、ノ
ード11の電圧も上昇する。
【0053】基板端子15の電位は、NchMOSトラ
ンジスタ5のドレイン電圧の上昇と共にドレイン−基板
間の容量カップリングにより、上昇しようとするが、容
量17がノード12に接続しており、ノード12の電位
が低下すると、容量17の容量カップリング効果で、基
板端子15の電位の上昇が抑制される。
ンジスタ5のドレイン電圧の上昇と共にドレイン−基板
間の容量カップリングにより、上昇しようとするが、容
量17がノード12に接続しており、ノード12の電位
が低下すると、容量17の容量カップリング効果で、基
板端子15の電位の上昇が抑制される。
【0054】一方、基板端子16の電位は、NchMO
Sトランジスタ6のドレイン電圧の低下と共にドレイン
−基板間の容量カップリングにより、低下しようとする
が、容量18がノード11に接続しており、ノード11
の電位が上昇すると、容量18の容量カップリング効果
で、基板端子16の電位は上昇する。
Sトランジスタ6のドレイン電圧の低下と共にドレイン
−基板間の容量カップリングにより、低下しようとする
が、容量18がノード11に接続しており、ノード11
の電位が上昇すると、容量18の容量カップリング効果
で、基板端子16の電位は上昇する。
【0055】以上のようなNchMOSトランジスタ
5、6の動作により、PchMOSトランジスタ7のゲ
ート電圧が低下し、PchMOSトランジスタ7のドレ
イン電圧が上昇するとともに、PchMOSトランジス
タ8のゲート電圧が上昇し、PchMOSトランジスタ
8のドレイン電圧が低下し、最終的に低電源電圧動作回
路からの入力信号端子9の信号が低レベルになると、N
chMOSトランジスタ5が完全に非導通となって、ノ
ード11の電圧が高電源電圧源4と等しくなる。また、
NchMOSトランジスタ6が完全に導通し、ノード1
2の電圧が0Vになる。
5、6の動作により、PchMOSトランジスタ7のゲ
ート電圧が低下し、PchMOSトランジスタ7のドレ
イン電圧が上昇するとともに、PchMOSトランジス
タ8のゲート電圧が上昇し、PchMOSトランジスタ
8のドレイン電圧が低下し、最終的に低電源電圧動作回
路からの入力信号端子9の信号が低レベルになると、N
chMOSトランジスタ5が完全に非導通となって、ノ
ード11の電圧が高電源電圧源4と等しくなる。また、
NchMOSトランジスタ6が完全に導通し、ノード1
2の電圧が0Vになる。
【0056】そのとき、PchMOSトランジスタ7は
導通し、PchMOSトランジスタ8は非導通であり、
高電源電圧動作インバータ3により高電源電圧動作回路
への出力信号端子10の電位は0Vとなる。
導通し、PchMOSトランジスタ8は非導通であり、
高電源電圧動作インバータ3により高電源電圧動作回路
への出力信号端子10の電位は0Vとなる。
【0057】このように、図3に示したレベルシフタ回
路を用いることにより、NchMOSトランジスタがオ
ンする時には低閾値トランジスタとして高負荷駆動電流
特性となり、NchMOSトランジスタがオフする時に
は高閾値トランジスタとして低オフリーク電流特性とな
る。
路を用いることにより、NchMOSトランジスタがオ
ンする時には低閾値トランジスタとして高負荷駆動電流
特性となり、NchMOSトランジスタがオフする時に
は高閾値トランジスタとして低オフリーク電流特性とな
る。
【0058】さらに、ダイオード13、14の代わりに
容量17、18を用いることで、ダイオードの逆バイア
スリーク電流による消費電力の増加が無く、良好なレベ
ルシフタ回路となる。 (実施の形態3)図6は本実施の形態3のレベルシフタ
回路のチップ構造例を示すレイアウト図である。図6に
おいて、5、6はNchMOSトランジスタ、7、8は
PchMOSトランジスタ、11、12はそれぞれNc
hMOSトランジスタ5のドレインとPchMOSトラ
ンジスタ7のドレインを接続する配線と、NchMOS
トランジスタ6のドレインとPchMOSトランジスタ
8のドレインを接続する配線である。
容量17、18を用いることで、ダイオードの逆バイア
スリーク電流による消費電力の増加が無く、良好なレベ
ルシフタ回路となる。 (実施の形態3)図6は本実施の形態3のレベルシフタ
回路のチップ構造例を示すレイアウト図である。図6に
おいて、5、6はNchMOSトランジスタ、7、8は
PchMOSトランジスタ、11、12はそれぞれNc
hMOSトランジスタ5のドレインとPchMOSトラ
ンジスタ7のドレインを接続する配線と、NchMOS
トランジスタ6のドレインとPchMOSトランジスタ
8のドレインを接続する配線である。
【0059】13aと14aはN型半導体領域、13
b、14bはP型半導体領域であり、13aと13b、
14aと14bでダイオード23を形成している。19
aはPchMOSトランジスタ7、8のソースと接続す
る電源配線、19bはNchMOSトランジスタ5、6
のソースと接続する電源配線、19cはNchMOSト
ランジスタ5、6のドレインとダイオード13、14と
接続する配線である。
b、14bはP型半導体領域であり、13aと13b、
14aと14bでダイオード23を形成している。19
aはPchMOSトランジスタ7、8のソースと接続す
る電源配線、19bはNchMOSトランジスタ5、6
のソースと接続する電源配線、19cはNchMOSト
ランジスタ5、6のドレインとダイオード13、14と
接続する配線である。
【0060】図7は本実施の形態3のレベルシフタ回路
を構成するMOSトランジスタであり、シリコン・オン
・インシュレータ(SOI:Silicon On I
nsulator)基板上に形成され、SOI基板への
ボディコンタクトを有するSOI・MOSトランジスタ
の構造例を示すレイアウト図である。ここでは、Nch
MOSトランジスタの場合を示す。
を構成するMOSトランジスタであり、シリコン・オン
・インシュレータ(SOI:Silicon On I
nsulator)基板上に形成され、SOI基板への
ボディコンタクトを有するSOI・MOSトランジスタ
の構造例を示すレイアウト図である。ここでは、Nch
MOSトランジスタの場合を示す。
【0061】図7において、24a、24bはMOSト
ランジスタのN型半導体領域、25はゲート電極、24
cはMOSトランジスタの基板端子を引出すボディ端子
であり、基板と同じP型半導体により形成される。
ランジスタのN型半導体領域、25はゲート電極、24
cはMOSトランジスタの基板端子を引出すボディ端子
であり、基板と同じP型半導体により形成される。
【0062】図8は図7のa−a´の断面図である。図
8において、24a、24bはMOSトランジスタのN
型半導体領域、25はゲート電極、24cはMOSトラ
ンジスタの基板領域であり、P型半導体により形成され
る。26は絶縁体であり、これによってMOSトランジ
スタの基板端子は個々で分離される。
8において、24a、24bはMOSトランジスタのN
型半導体領域、25はゲート電極、24cはMOSトラ
ンジスタの基板領域であり、P型半導体により形成され
る。26は絶縁体であり、これによってMOSトランジ
スタの基板端子は個々で分離される。
【0063】図9は図7のb−b´の断面図である。図
9において、24cはMOSトランジスタの基板領域で
あり、P型半導体により形成される。25はゲート電
極、26は絶縁体であり、これによってMOSトランジ
スタの基板端子は個々で分離される。
9において、24cはMOSトランジスタの基板領域で
あり、P型半導体により形成される。25はゲート電
極、26は絶縁体であり、これによってMOSトランジ
スタの基板端子は個々で分離される。
【0064】以上のように、SOI・MOSトランジス
タを用いることによっても、本発明のレベルシフタ回路
が構成される。
タを用いることによっても、本発明のレベルシフタ回路
が構成される。
【0065】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、例えばオ
フ状態にあるNチャネルMOSトランジスタの基板端子
の電位を低下させることにより、その閾値電位を高くし
てオフリーク電流をさらに小さくし、かつオン状態にあ
るNチャネルMOSトランジスタの基板端子の電位を上
昇させることにより、そのオン抵抗をさらに低くして動
作遅延時間を短縮化することができる。
フ状態にあるNチャネルMOSトランジスタの基板端子
の電位を低下させることにより、その閾値電位を高くし
てオフリーク電流をさらに小さくし、かつオン状態にあ
るNチャネルMOSトランジスタの基板端子の電位を上
昇させることにより、そのオン抵抗をさらに低くして動
作遅延時間を短縮化することができる。
【0066】そのため、静止電源電流の低減化および動
作遅延時間の短縮化を、チップ化する場合の構成面積の
増大を抑制しつつ、実現することができ、充分に、動作
の高速化に対応させることができるとともに、低消費電
力化およびチップの小型化を実現することができる。
作遅延時間の短縮化を、チップ化する場合の構成面積の
増大を抑制しつつ、実現することができ、充分に、動作
の高速化に対応させることができるとともに、低消費電
力化およびチップの小型化を実現することができる。
【図1】本発明の実施の形態1のレベルシフタ回路の構
成を示す回路図
成を示す回路図
【図2】従来のレベルシフタ回路の構成を示す回路図
【図3】本発明の実施の形態2のレベルシフタ回路の構
成を示す回路図
成を示す回路図
【図4】本発明の実施の形態1のレベルシフタ回路のチ
ップ構造例を示すレイアウト図
ップ構造例を示すレイアウト図
【図5】同実施の形態1のレベルシフタ回路のチップ構
成例を示すデバイス構造図
成例を示すデバイス構造図
【図6】本発明の実施の形態3のレベルシフタ回路のチ
ップ構造例を示すレイアウト図
ップ構造例を示すレイアウト図
【図7】同実施の形態3のレベルシフタ回路を構成する
SOI・MOSトランジスタの構造例を示すレイアウト
図
SOI・MOSトランジスタの構造例を示すレイアウト
図
【図8】同実施の形態3のレベルシフタ回路を構成する
SOI・MOSトランジスタの構造を示すa−a´断面
図
SOI・MOSトランジスタの構造を示すa−a´断面
図
【図9】同実施の形態3のレベルシフタ回路を構成する
SOI・MOSトランジスタの構造を示すb−b´断面
図
SOI・MOSトランジスタの構造を示すb−b´断面
図
1、2 低電源電圧動作インバータ
3 高電源電圧動作インバータ
4 高電源電圧源
5、6 NチャネルMOSトランジスタ
7、8 PチャネルMOSトランジスタ
9 (低電源電圧動作回路からの)入力信号端子
10 (高電源電圧動作回路への)出力信号端子
11、12 ノード
13、14 ダイオード
13a、14a ダイオードを構成するN型半導体領
域 13b、14b ダイオードを構成するP型半導体領
域 15、16 (NチャネルMOSトランジスタの)基
板端子 17、18 容量 19a、19b、19c 配線 20a Nウエル領域 20b Pウエル領域 21a、21b NチャネルMOSトランジスタ 22a、22b N型半導体領域 23 ダイオード 24a、24b N型半導体領域 24c P型半導体領域 25 ゲート電極
域 13b、14b ダイオードを構成するP型半導体領
域 15、16 (NチャネルMOSトランジスタの)基
板端子 17、18 容量 19a、19b、19c 配線 20a Nウエル領域 20b Pウエル領域 21a、21b NチャネルMOSトランジスタ 22a、22b N型半導体領域 23 ダイオード 24a、24b N型半導体領域 24c P型半導体領域 25 ゲート電極
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
H01L 27/092
(72)発明者 平田 昭夫
大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器
産業株式会社内
Fターム(参考) 5F038 AV04 AV06 CA02 CD05 CD09
DF01 DF08 EZ06 EZ20
5F048 AA00 AA01 AB04 AB05 AB10
AC03 AC10 BA16 BE02 BE03
BG07
5J056 AA00 AA32 BB02 BB17 BB57
CC21 DD13 DD28 DD51 DD55
EE04 FF08 KK02
Claims (5)
- 【請求項1】 電源電圧の異なる回路として低電源電圧
動作回路と高電源電圧動作回路とを接続する場合に、そ
れら電源電圧動作回路の相互間に、一方の電源電圧動作
回路側からの信号のレベル変化に同期してオン・オフす
る第一のNチャネルMOSトランジスタと、前記一方の
電源電圧動作回路側からの信号のレベル変化とは反転し
てオン・オフする第二のNチャネルMOSトランジスタ
と、前記第二のNチャネルMOSトランジスタに同期し
てオン・オフする第一のPチャネルMOSトランジスタ
と、前記第一のNチャネルMOSトランジスタに同期し
てオン・オフする第二のPチャネルMOSトランジスタ
とを、他方の電源電圧動作回路側の電源電圧から、前記
第一のPチャネルMOSトランジスタ、前記第一のNチ
ャネルMOSトランジスタを経て、接地電位まで直列接
続されるとともに、前記他方の電源電圧動作回路側の電
源電圧から、前記第二のPチャネルMOSトランジス
タ、前記第二のNチャネルMOSトランジスタを経て、
前記接地電位まで直列接続されるように設け、前記第一
のPチャネルMOSトランジスタと前記第一のNチャネ
ルMOSトランジスタとの第一の接続点、あるいは前記
第二のPチャネルMOSトランジスタと前記第二のNチ
ャネルMOSトランジスタとの第二の接続点からの信号
を、前記他方の電源電圧動作回路側の電源電圧により動
作するバッファを通じて、前記他方の電源電圧動作回路
へ供給することにより、前記電源電圧動作回路の相互間
で、前記一方の電源電圧動作回路側からの信号の電圧レ
ベルをシフトし、前記他方の電源電圧動作回路側の信号
の電圧レベルとのレベル整合をとるレベルシフタ回路で
あって、アノードが前記第一のNチャネルMOSトラン
ジスタの基板端子に接続され、カソードが前記第二の接
続点に接続された第一のダイオードと、アノードが前記
第二のNチャネルMOSトランジスタの基板端子に接続
され、カソードが前記第一の接続点に接続された第二の
ダイオードとを設けたことを特徴とするレベルシフタ回
路。 - 【請求項2】 第一、第二のダイオードの代わりにキャ
パシタ素子を配置したことを特徴とする請求項1に記載
のレベルシフタ回路。 - 【請求項3】 少なくとも第一のNチャネルMOSトラ
ンジスタと第二のNチャネルMOSトランジスタをシリ
コン・オン・インシュレータ基板上に形成し、それらの
基板端子として前記シリコン・オン・インシュレータ基
板端子の電位を制御するよう構成したことを特徴とする
請求項1または請求項2に記載のレベルシフタ回路。 - 【請求項4】 第一のPチャネルMOSトランジスタと
第二のPチャネルMOSトランジスタと第一のNチャネ
ルMOSトランジスタと第二のNチャネルMOSトラン
ジスタとを有するレベルシフタ回路において、前記第一
のPチャネルMOSトランジスタは、ソース及び基板端
子が電源電圧源に接続され、ドレインが第一のノードに
接続され、ゲートが第二のノードに接続されており、前
記第二のPチャネルMOSトランジスタは、ソース及び
基板端子が前記電源電圧源に接続され、ドレインが前記
第二のノードに接続され、ゲートが前記第一のノードに
接続されており、前記第一のNチャネルMOSトランジ
スタは、ドレインが前記第一のノードに接続され、ソー
スが接地源に接続され、ゲートが第一の入力信号に接続
されており、前記第二のNチャネルMOSトランジスタ
は、ドレインが前記第二のノードに接続され、ソースが
前記接地源に接続され、ゲートが前記第一の入力信号の
反転信号となる第二の入力信号に接続されており、アノ
ードが前記第一のNチャネルMOSトランジスタの基板
端子に接続され、カソードが前記第二のノードに接続さ
れた第一のダイオードと、アノードが前記第二のNチャ
ネルMOSトランジスタの基板端子に接続され、カソー
ドが前記第一のノードに接続された第二のダイオードと
を備えていることを特徴とするレベルシフタ回路。 - 【請求項5】 第一、第二のダイオードの代わりにキャ
パシタ素子を配置したことを特徴とする請求項4に記載
のレベルシフタ回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001340085A JP2003143004A (ja) | 2001-11-06 | 2001-11-06 | レベルシフタ回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001340085A JP2003143004A (ja) | 2001-11-06 | 2001-11-06 | レベルシフタ回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003143004A true JP2003143004A (ja) | 2003-05-16 |
Family
ID=19154338
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001340085A Pending JP2003143004A (ja) | 2001-11-06 | 2001-11-06 | レベルシフタ回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003143004A (ja) |
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- 2001-11-06 JP JP2001340085A patent/JP2003143004A/ja active Pending
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