JP2003142911A - 車両用アンテナ構造 - Google Patents

車両用アンテナ構造

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JP2003142911A
JP2003142911A JP2001333065A JP2001333065A JP2003142911A JP 2003142911 A JP2003142911 A JP 2003142911A JP 2001333065 A JP2001333065 A JP 2001333065A JP 2001333065 A JP2001333065 A JP 2001333065A JP 2003142911 A JP2003142911 A JP 2003142911A
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conductive film
roof
antenna structure
slot
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寛正 水谷
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    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
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    • H01Q1/27Adaptation for use in or on movable bodies
    • H01Q1/32Adaptation for use in or on road or rail vehicles
    • H01Q1/325Adaptation for use in or on road or rail vehicles characterised by the location of the antenna on the vehicle
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    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q13/00Waveguide horns or mouths; Slot antennas; Leaky-waveguide antennas; Equivalent structures causing radiation along the transmission path of a guided wave
    • H01Q13/10Resonant slot antennas

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両構成部材を樹脂等の絶縁性材料で形成し
た際に問題となる車両からの電気的ノイズの漏洩を抑制
することにも配慮した車両用アンテナ構造を提供する。 【解決手段】 少なくとも一部が絶縁性材料で形成され
ている車体構成部材11と、前記絶縁性材料の内部又は
表面に設けた導電性膜20と、該導電性膜20の一部に
形成されアンテナを構成するスロット21とを含む車両
用アンテナ構造である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はアンテナ構造に関
し、特にルーフパネル等の車両構成部材を絶縁性材料で
形成した際に好適な車両用のアンテナ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、車両のルーフ部分は一般に鋼板
等の金属材料で形成されている。しかし、近年、車両の
軽量化、意匠性、組付け性等を向上させるため、所定の
強度を備えた樹脂材料等でルーフ部分を形成することに
ついての提案がある。
【0003】そして、上記のように樹脂化したルーフで
用いるアンテナ構造については、例えば実開平2−12
3108号公報に開示されるように、電波反射効果又は
電波吸収効果を持たせた金属繊維混入布を室内側の内装
材として配置し、ルーフ側に設けたアンテナの利得を高
める技術の提案もされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記提案のようにルー
フ部分を樹脂化した場合に特性の良いアンテナを得るこ
とに関しては、従来から複数の提案がなされている。
【0005】しかしながら、樹脂化したルーフを用いる
と車両内に存在するECU(電気制御ユニット)等の電
気部品から発生する電気的なノイズが車外に漏洩し易く
なるという問題が顕在化してくる。
【0006】前述したように従来の車両は、一般に金属
性のルーフパネルが採用されている。この金属ルーフは
ノイズ遮蔽の効果を有していた。すなわち、金属性のル
ーフパネルを用いた車両構造は、車内で発生する電気的
なノイズが車外へ放出されるのを抑制する構造となって
いる。
【0007】ところが、樹脂化したルーフを用いるよう
になると、車体構造自体による上記ノイズ遮蔽効果が低
減されてしまい、車外へノイズが漏洩するという問題が
生じることになる。
【0008】すなわち、従来においては、ルーフ部分を
樹脂化することに関連して、特性のよいアンテナ構造を
得ることについて多数の提案がなされている。しかし、
ルーフ部分を樹脂化したことにより新たに生じるノイズ
漏洩の問題にまで配慮した車両用のアンテナ構造につい
ての提案はなされていない。
【0009】したがって、本発明の目的は、車両構成部
材を樹脂等の絶縁性材料で形成した際に問題となるノイ
ズの漏洩を抑制することにも配慮した車両用アンテナ構
造を提供することである。車両内で生じたノイズの漏洩
を抑制する点にも配慮した車両用アンテナ構造を提供す
ることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的は請求項1に記
載の如く、少なくとも一部が絶縁性材料で形成されてい
る車体構成部材と、前記絶縁性材料の内部又は表面に設
けた導電性膜と、該導電性膜の一部に形成されアンテナ
を構成するスロットとを含む車両用アンテナ構造により
達成される。
【0011】請求項1記載の発明によれば導電性膜にス
ロットを形成した部分が所謂、スロットアンテナとして
機能し、しかも導電性膜自体が従来の金属ルーフパネル
と同様に機能してノイズを効果的に遮蔽する。よって、
車外へのノイズ漏洩を抑制しつつ、所望の電波を受信で
きるアンテナ構造を提供できる。また、導電性膜はスロ
ットアンテナ及びノイズ遮蔽部材として機能するので、
部品点数を削減して低コストでの実現が可能であるアン
テナ構造となる。
【0012】前記車体構成部材としては車両上部のルー
フ部分を好適な部材として挙げることができるが、これ
に限らず車両外面を構成する種々の構成部材、例えば樹
脂化したトランク、樹脂化したフェンダ、樹脂化したド
ア等についても本アンテナ構造を適用することが可能で
ある。
【0013】また、上記目的は請求項2に記載の如く、
少なくとも一部が絶縁性材料で形成されている車体構成
部材と、前記絶縁性材料から所定距離を隔てて設けた導
電性膜と、該導電性膜の一部に形成されアンテナを構成
するスロットとを含む車両用アンテナ構造によっても達
成することができる。
【0014】前記導電性膜は、前記絶縁性材料に接して
設けることは必須ではなく、本発明のように互いに所定
距離を隔てて設けてもよい。
【0015】本発明によっても、導電性膜にスロットを
形成した部分がスロットアンテナとして機能し、しかも
導電性膜自体が従来の金属ルーフパネルと同様に機能し
てノイズを遮蔽する。よって、車外へのノイズ漏洩を抑
制しつつ、所望の電波を受信できるアンテナ構造とな
る。
【0016】また、請求項3に記載の如く、請求項1又
は2に記載の車両用アンテナ構造において、前記導電性
膜は車体の導電性部分に接地されていることが好まし
い。
【0017】請求項3に記載の発明によれば、導電性膜
が車体側へアースされているので、従来の金属性ルーフ
パネルでの構造と同様の遮蔽効果が期待できる。
【0018】また、請求項4に記載の如く、請求項2に
記載の車両用アンテナ構造において、前記導電性膜は車
室内の内装部材と一体化されている構成とすることがで
きる。
【0019】前記導電性膜を、前記絶縁性材料から所定
距離を隔てて形成する場合、従来から車室内に存在する
内装部材と一体化することで、導電性膜配置用の新たな
部材を設ける必要が無い。よって、従来と同様に組付け
を行うことができ、また部品点数の増加させることなく
好適なアンテナ構造を車両に設けることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明に係
る車両用アンテナ構造の実施例を説明する。
【0021】図1は、第1実施例の車両用のアンテナ構
造を備えた車両を示している。本第1実施例は車体10
のルーフ部分を絶縁性材料で形成した場合の例である。
ここで用いる絶縁性材料としては、例えば樹脂材料を好
適に用いることができ、熱可塑性、熱硬化性の樹脂や、
反応性の樹脂等、従来から一般なものを広く採用するこ
とができる。ルーフ部分は車両10の設計により、全面
或いは一部が樹脂化されていてもよい。本実施例の場合
はルーフ部分の略全面が樹脂化されており、この樹脂化
したルーフ部分を樹脂化ルーフ11と称して説明する。
【0022】上記樹脂化ルーフ11の下面に接して、導
電性膜(図1では明示せず)が配設されている。この導
電性膜には、受信しようとする電波、例えばラジオ、テ
レビ、電話、GPS、ETC等の各種メディアの波長に
応じたスロットが形成されている。図1では、導電性膜
に形成したスロット21、22、23が例示的に示され
ている。なお、これらのスロット21〜23は誇張して
示されたものであり、その幅は数mm程度である。ま
た、各スロットの長さは受信しようとする電波の波長を
参照して適宜、設定される。
【0023】そして、樹脂化ルーフ11が形成されてい
る位置に対応して、上記導電性膜を設けることにより従
来の金属性ルーフパネルが存在したと同様の状態を形成
して、車内で発生した電気的なノイズが車外へ漏洩する
ことを抑制する。さらに、この導電性膜は、前述したよ
うにスロット21〜23を設けたことによりスロットア
ンテナとなっている。すなわち、1つの導電性膜がノイ
ズ遮蔽用の部材及び電波受信用のアンテナとして兼用さ
れている。
【0024】図2を用いて本第1実施例の車両用のアン
テナ構造をさらに詳細に説明する。図2は、図1のX−
X矢視による車両10のルーフ部分の断面構成を示した
図である。この図2では、上記導電性膜が示されてい
る。
【0025】図2で、ルーフの外周部分にはボディーフ
レーム12が配設され、このフレーム12には樹脂化ル
ーフ11を支持、補強するための補強部材としてルーフ
リインフォース13が形成されている。上記フレーム1
2及びルーフリインフォース13は、鋼板等の導電性金
属材料で形成され、一体成形或いは溶接により互いに接
続されている。
【0026】樹脂化ルーフ11の下面には前述した導電
性膜20が貼付されている。この導電性膜20は、例え
ば金属薄膜、樹脂フィルムに金属を蒸着した膜、金属粉
等を練り込んだ導電性フィルム等の導電性材料を用いて
形成することができる。組立て工程において、樹脂化ル
ーフ11の組付けを容易とするため、導電性膜20は予
め樹脂化ルーフ11に貼付しておくことが好ましい。貼
付方法は特に限定はないが、接着剤を用いて樹脂化ルー
フ11に導電性膜20を容易に貼り付けることができ
る。
【0027】上記樹脂化ルーフ11の端部はルーフリイ
ンフォース13上に支持される。樹脂化ルーフ11下の
導電性膜20はさらに外側へ延在しており、導電性のボ
ルト16によりルーフリインフォース13にネジ止めに
より固定されている。よって、導電性膜20はボルト1
6を介して車両の金属部分(導電性部分)に接続された
状態となる。
【0028】上記ボルト16の上部には、外面装飾用の
ルーフサイドモール15がボディフレーム12と樹脂化
ルーフ11との間に嵌め込まれ、ボルト16が内部に隠
されるようになっている。
【0029】そして、上記導電性膜20には、スロット
アンテナを形成するため前記スロット21が形成されて
いる。スロット21の長手方向(図2の紙面に垂直方
向)の略中央部が給電点となる。給電用の同軸ケープル
35の芯線導体35aがスロット21中央の一方の給電
点に接続され、同軸ケープル35の外被導体35bがス
ロット21の反対側の給電点に接続されている。そし
て、同軸ケープル35を介して得られる受信信号は図示
せぬラジオ等の受信器側へ供給されている。なお、上記
同軸ケープル35は車室上部に設けたルーフライナ30
上で配線されているので、車室内の乗員の目障りとなら
ない。
【0030】以上説明した第1実施例の車両用アンテナ
構造によれば、導電性膜20はボルト16によりルーフ
リインフォース13(車体の導電性部分)に接続されて
いるので、従来の金属ルーフパネルと同様にノイズ遮蔽
機能を発揮する。よって、ルーフ部分を樹脂化しても車
両内のECU(電子制御ユニット)等からのノイズが車
外に漏洩することが防止される。
【0031】したがって、第1実施例の車両用アンテナ
構造は、ノイズ漏洩抑制機能を兼ね備えた車両用のアン
テナ構造となる。
【0032】なお、図2では図1で示したスロット21
回りの構成を説明したが、他のスロット22、23につ
いても同様である。形成するスロットの形状は直線的で
はなく、スロット22として例示するような「L字」型
や、環状、渦巻き状等に形成してもよい。
【0033】また、ノイズ漏洩を確実に防止するという
観点からは、上記導電性膜20を樹脂化ルーフ11とほ
ぼ同じ面積にして配置することが望ましい。しかし、導
電性膜20が少なくともスロットを形成できる程度の面
積を有し、車体の導電性部分に接続されていることで、
ノイズ漏洩抑制機能を備えたアンテナ構造を構成でき
る。よって、車体の導電性部分に接続された導電性膜2
0をルーフ部分に複数、独立して配置し、これらに所定
のスロットを形成した構成としてもよい。
【0034】また、図1及び図2ではルーフの周部に配
置したルーフリインフォース13に導電性膜20を接続
する場合について示している。しかし、これに限らず、
車両前後方向のルーフ中間で車幅方向にルーフリインフ
ォースがさらに配置されているような場合は、樹脂化ル
ーフ11の中央部で導電性膜20をこのルーフリインフ
ォース(車体の導電性部分)へ接続するようにしてもよ
い。
【0035】図3は、第2実施例の車両用のアンテナ構
造について示した図である。この図3は、図2と同様に
ルーフ部分の断面構成を示している。本実施例では、第
1実施例の構成と同様の部位には同一の符号を付して、
重複する説明を省略する。
【0036】本第2実施例は、樹脂化ルーフ11を11
−Aと11−Bとの2つに分割し、その間に導電性膜2
0を挟み込んだサンドイッチ構造を採用している。この
ように導電性膜20を内蔵したサンドイッチ構造の樹脂
化ルーフ11は成形性が良く、樹脂化ルーフを車両上部
に組付ける従来通りの作業を行うことができる。
【0037】本実施例の構造の場合、ルーフリインフォ
ース13上に設けた鉄板17上に導電性膜20を溶接す
ることにより、第1実施例と同様の構成が実現されてい
る。
【0038】なお、本実施例の場合も、第1実施例のよ
うに、サンドイッチ構造から中間にある導電性膜20を
外側へ延在させて、導電性のボルトを用いてルーフリイ
ンフォース13上に固定するようにしてもよい。
【0039】さらに、図4は第3実施例の車両用のアン
テナ構造について示した図である。この図4も、図2と
同様にルーフ部分の断面構成を示している。本実施例で
も第1実施例の構成と同様の部位には同一の符号を付し
て、重複する説明を省略する。
【0040】本第3実施例は、従来から車室の上部に配
設されているルーフライナ30上に導電性膜20を貼付
する場合の例である。本第3実施例では導電性膜20が
樹脂化ルーフ11から距離を隔てて配設されているが、
このような構成でも第1実施例と同様の効果を得ること
ができる。
【0041】なお、本第3実施例の場合は車室内側から
ルーフライナ30と共に導電性膜20が導電性のボルト
36でルーフリインフォース13に固定され、これによ
り導電性膜20とルーフリインフォース13との導通が
取られている。
【0042】本実施例では、従来から存在する内装部材
としてのルーフライナ30の上に予め導電性膜20を貼
付して一体化しておけば、部品点数を増加させることな
く、従来と同様に組付け作業を行うことができる。
【0043】さらに、図5は上述した実施例の車両用の
アンテナ構造に適用できる導電性膜の構成例を示した図
である。
【0044】図5に示すように、本導電性膜40はスロ
ット41を設けるスロットアンテナ部43は平板状或い
は膜状の金属板や導電性材料で形成され、それ以外の部
分は導電性を有する金属メッシュ45で形成されてい
る。これらスロットアンテナ部43と金属メッシュ45
は電気的に接続された構成となっている。この金属メッ
シュ45の間隔は受信しようとする各種メディア或いは
ノイズの波長に対して、その1/4波長程度に設定する
ことが好ましい。
【0045】図5に示した導電性膜40を図2〜図4に
示したと同様の車両用のアンテナ構造に採用しても同様
の効果を得ることができる。
【0046】上述した実施例では、ルーフパネルを樹脂
化した場合の例について説明したが、車体を構成する他
の部材、例えばトランク、フェンダー、ドア等を樹脂化
した場合についても本発明を適用することができる。
【0047】以上本発明の好ましい実施例について詳述
したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるもの
ではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の
範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
【0048】
【発明の効果】以上詳述したところから明らかなよう
に、請求項1記載の発明によれば導電性膜にスロットを
形成した部分が所謂、スロットアンテナとして機能し、
しかも導電性膜自体が従来の金属ルーフパネルと同様に
遮蔽部材として機能する。よって、車外へのノイズ漏洩
を抑制しつつ、所望の電波を受信できる車両用アンテナ
構造を提供できる。また、導電性膜はスロットアンテナ
及びノイズ遮蔽部材として機能するので、部品点数を削
減して低コストでの実現が可能な車両用アンテナ構造と
なる。
【0049】また、請求項2に記載の本発明でも、導電
性膜にスロットを形成した部分がスロットアンテナとし
て機能し、しかも導電性膜自体が従来の金属ルーフパネ
ルと同様に機能してノイズを遮蔽する。よって、車外へ
のノイズ漏洩を抑制しつつ、所望の電波を受信できるア
ンテナ構造となる。
【0050】また、請求項3に記載の発明によれば、導
電性膜が車体の金属部分に接続されアースされているの
で、従来の金属性ルーフパネルでの構造と同様の遮蔽効
果を期待できる。
【0051】また、請求項4に記載の発明によれば、従
来から車室内に存在する内装部材と一体化することで、
導電性膜配置用の新たな部材を設ける必要が無い。よっ
て、従来と同様に組付けを行うことができ、また部品点
数の増加させることなく好適なアンテナ構造を車両に設
けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の車両用のアンテナ構造を備えた車
両を示した図である。
【図2】図1のX−X矢視による車両用アンテナ構造の
断面構成を示した図である。
【図3】第2実施例の車両用アンテナ構造について示し
た図である。
【図4】第3実施例の車両用アンテナ構造について示し
た図である。
【図5】実施例の車両用のアンテナ構造に適用できる導
電性膜の構成例を示した図である。
【符号の説明】
10 車体 11 樹脂化ルーフ(車体構成部材) 12 ボディフレーム(車体の導電性部分) 13 ルーフリインフォース(車体の導電性部
分) 16 ボルト 20 導電性膜 21 スロット 30 ルーフライナ(内装部材) 35 同軸ケープル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一部が絶縁性材料で形成され
    ている車体構成部材と、前記絶縁性材料の内部又は表面
    に設けた導電性膜と、該導電性膜の一部に形成されアン
    テナを構成するスロットとを含む、ことを特徴とする車
    両用アンテナ構造。
  2. 【請求項2】 少なくとも一部が絶縁性材料で形成され
    ている車体構成部材と、前記絶縁性材料から所定距離を
    隔てて設けた導電性膜と、該導電性膜の一部に形成され
    アンテナを構成するスロットとを含む、ことを特徴とす
    る車両用アンテナ構造。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の車両用アンテナ
    構造において、前記導電性膜は車体の導電性部分に接地
    されている、ことを特徴とする車両用アンテナ構造。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の車両用アンテナ構造に
    おいて、前記導電性膜は車室内の内装部材と一体化され
    ている、ことを特徴とする車両用アンテナ構造。
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