JP2003142855A - 電子機器筐体の取付装置 - Google Patents

電子機器筐体の取付装置

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JP2003142855A JP2001341025A JP2001341025A JP2003142855A JP 2003142855 A JP2003142855 A JP 2003142855A JP 2001341025 A JP2001341025 A JP 2001341025A JP 2001341025 A JP2001341025 A JP 2001341025A JP 2003142855 A JP2003142855 A JP 2003142855A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マザーボードに対する電子機器筐体の取り付
け・取り外しを容易化することにある。 【解決手段】 マザーボード1上に配列された複数のコ
ネクタのうち、互いに隣り合う2つのコネクタに対応す
る位置に該コネクタ露出用の2つの窓穴54が設けられ
た筐体取付枠50を前記マザーボード1に取り付け、そ
の筐体取付枠50には前記2つの窓穴54に基板側コネ
クタ40を対応させる2個の前記電子機器筐体20を隣
り合わせて着脱可能に組み付け保持させるように構成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば信号変換
器のI/Oモジュール等のようなコネクタ付き回路基板
が挿入セットされる電子機器筐体をマザーボードに取り
付けるための電子機器筐体の取付装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の電子機器筐体の取付装置として
は、例えば電子機器筐体自体に係合爪を形成する一方、
その電子機器筐体を取り付けるマザーボードには係合受
部を設け、この係合受部に前記係合爪を係合させること
により、前記マザーボード上に電子機器筐体を取り付け
固定している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の電子機器筐体の
取付装置は以上のように構成されているので、マザーボ
ード上に取り付けられた電子機器筐体は、両者の係合受
部と係合爪との係合だけで保持された状態となるため、
電子機器筐体に振動等の外力が作用すると、該電子機器
筐体の上端側に横方向の振れが生じて取り付け安定性が
悪いという課題があった。
【0004】また、他の従来例として、電子機器筐体の
例えば下端部にフランジ状の取付片部を形成し、この取
付片部をマザーボードにネジ止めする方法もあるが、マ
ザーボード上には多数の端子が密集状態に配列されてい
るため、マザーボード上に組み付ける多くの電子機器筐
体を1個ずつネジ止めしたのでは、電子機器筐体の取り
付け・取り外しが非常に面倒で作業性が悪く、コスト高
になるなどの課題があった。
【0005】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、マザーボードに対する電子機器筐
体の取り付け・取り外しを容易に行うことができる電子
機器筐体の取付装置を得ることを目的とする。
【0006】また、この発明は、マザーボードに対する
電子機器筐体の組み付け方向性が得られ、その組み付け
時における電子機器筐体の誤挿入を防止することができ
て作業性の向上を図ることができる電子機器筐体の取付
装置を得ることを目的とする。
【0007】さらに、この発明は、電子機器筐体の撓み
変形等を防止できる電子機器筐体の取付装置を得ること
を目的とする。
【0008】さらに、この発明は、電子機器筐体の抜き
取り時に該電子機器筐体内の回路基板上の実装部品が損
傷するようなことのない電子機器筐体の取付装置を得る
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る電子機器
筐体の取付装置は、マザーボード上に配列された複数の
コネクタのうち、互いに隣り合う少なくとも2つ以上の
コネクタに対応する位置に該コネクタ露出用の少なくと
も2つ以上の窓穴が設けられた筐体取付枠を前記マザー
ボードに取り付け、その筐体取付枠には前記少なくとも
2つ以上の窓穴に基板側コネクタを対応させる少なくと
も2個以上の前記電子機器筐体を隣り合わせて着脱可能
に組み付け保持させたものである。
【0010】この発明に係る電子機器筐体の取付装置
は、電子機器筐体と筐体取付枠に、互いに凹凸嵌合して
前記電子機器筐体を前記筐体取付枠に対する所定の組み
付け方向に誘導するガイド手段を設けたものである。
【0011】この発明に係る電子機器筐体の取付装置
は、筐体取付枠に、該筐体取付枠の枠壁内面から上方に
延出して電子機器筐体の内壁面に当接させ、該電子機器
筐体を前記筐体取付枠上に両者が面一となるように誘導
する出っ張り突部を設けたものである。
【0012】この発明に係る電子機器筐体の取付装置
は、電子機器筐体の対向壁部に弾性変形可能なフック片
部を切り込み形成し、そのフック片部の外面には抜け止
め凸部を設けると共に、筐体取付枠には前記抜け止め凸
部を係合させる抜け止め受部を設けたものである。
【0013】この発明に係る電子機器筐体の取付装置
は、フック片部の側縁部に、電子機器筐体内に挿入セッ
トされた回路基板の側面に当接させる突片部を一体形成
したものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による電
子機器筐体の取付装置を示す分解斜視図、図2は電子機
器筐体をマザーボードに組み付けた状態を示す斜視図で
ある。図において、20はI/Oモジュール等の樹脂製
の電子機器筐体で、その両側壁部に切り込み形成された
フック片部22を一体に有している。20bは前記電子
機器筐体20の開口端側の両側壁外面に形成されたガイ
ド凹部、22bは前記フック片部22の先端部外面に一
体形成された抜け止め凸部であり、この抜け止め凸部2
2bは先端に向って尖鋭状に傾斜するテーパ面を有して
いる。22cは前記フック片部22の外面に一体形成さ
れた滑り止め凸部である。なお、前記電子機器筐体20
の他の構成については後述する。
【0015】50は図2中のマザーボード1に前記電子
機器筐体20を取り付けるための筐体取付枠であり、こ
の筐体取付枠50は、平面矩形状の取付枠本体51と、
この取付枠本体51の両端から立ち上がる立上り枠部5
2とを一体に有している。53は前記取付枠本体51の
幅方向両側に一体形成された下向き係合爪であり、図2
中のマザーボード1に設けた係合受部3に嵌め込み式で
弾性係合させるものである。54は前記取付枠本体51
の底部に開口形成されたコネクタ露出用の少なくとも2
つ以上の窓穴、図示例は2つの場合であり、これらの窓
穴54は互いに隣り合って平行する矩形状の角穴からな
って、前記マザーボード1上に設けられたボード側コネ
クタ(図示せず)を露出させるものである。
【0016】55は前記立上り枠部52の上端横枠部で
あり、この上端横枠部55は前記取付枠本体51の上端
面51aとの間に側部開口56を形成している。57は
前記上端横枠部55に一体形成されたガイド凸部であ
り、このガイド凸部57に前記電子機器筐体20のガイ
ド凹部20bを凹凸嵌合させて前記電子機器筐体20が
筐体取付枠50内に挿入されるようになっている。した
がって、前記ガイド凹部20bとガイド凸部57は、前
記電子機器筐体20を筐体取付枠50に対する所定の組
み付け方向に誘導するガイド手段となるものである。
【0017】58は前記取付枠本体51の枠壁内面から
上方に延出する出っ張り凸部であり、この出っ張り凸部
58は、前記筐体取付枠56に組み付けられる前記電子
機器筐体20の内壁面に当接させることにより、その電
子機器筐体20を前記取付枠本体51の上端面51aに
対し、両者が面一となるように誘導して支持させるもの
である。59は前記取付枠本体51の内壁部における前
記2つの窓穴54の境界部に設けられた仕切用のリブで
ある。
【0018】次に、マザーボード1に対する電子機器筐
体20の取り付けについて説明する。その取り付けに際
しては前記筐体取付枠50を用い、この筐体取付枠50
の下向き係合爪53をマザーボード1の係合受部3に係
合させることにより、まず、筐体取付枠50をマザーボ
ード1上に取り付け固定する。これによって、マザーボ
ード1上で隣り合う2つのコネクタを前記筐体取付枠5
0底部の窓穴54に臨ませる。
【0019】次いで、前記筐体取付枠50内に向って上
方から電子機器筐体20を挿入するが、この場合、該電
子機器筐体20のガイド凹部20bを筐体取付枠50の
ガイド凸部57に嵌め込み、かつ該筐体取付枠50の出
っ張り凸部58に電子機器筐体20の内壁面が摺接する
ように押し込む。すると、前記電子機器筐体20は、前
記ガイド凹部20bとガイド凸部57との凹凸嵌合によ
るガイド作用で筐体取付枠50に対する所定の組み付け
方向に誘導されると共に、前記出っ張り凸部58で電子
機器筐体20の内壁面が誘導される。
【0020】その誘導過程では、電子機器筐体20のフ
ック片部22の抜け止め凸部22bが筐体取付枠50の
ガイド突部57に乗り上げ、前記フック片部22が電子
機器筐体20の内方に弾性変形することで、前記抜け止
め凸部22bは前記ガイド突部57上を乗り越える。そ
の乗り越え後に前記フック片部22が弾性復元すること
により、該フック片部22の抜け止め凸部22bが前記
取付枠本体51のガイド突部57を含む上端横枠部55
の下面に係合する。
【0021】その係合時点では、電子機器筐体20内に
挿入セットされた回路基板30(図3参照)上に実装さ
れて前記電子機器筐体20の開口端から突出している基
板側コネクタ40がマザーボード1側のコネクタに嵌合
接続されている。また、電子機器筐体20の開口端面が
取付枠本体51の上端面51aに当接支承されることに
より、前記電子機器筐体20は取付枠本体51上に両者
の外壁面が面一となるように取り付け固定される。この
ようにして、前記筐体取付枠50には、取付枠本体51
底部の2つの窓穴54に対応した位置に2個の電子機器
筐体20が順次組み付け固定される。
【0022】次に、電子機器筐体20の取り外しについ
て説明する。その取り外しに際しては、筐体取付枠50
の側部開口56に露出している電子機器筐体20のフッ
ク片部22を前記側部開口56から押すと、そのフック
片部22が弾性変形して抜け止め凸部22bが前記上端
横枠部55との係合位置から外れる。このため、前記フ
ック片部22を上述のように前記側部開口56から押し
込み変形させるだけで、筐体取付枠50から電子機器筐
体20を容易に抜き取ることができる。
【0023】次に、電子機器筐体20および回路基板3
0の具体的構成について説明する。図3(A)はこの発
明の実施の形態1による電子機器筐体の基板取付装置を
示す平面図、図3(B)は図3(A)を左側から見た端
面図、図3(C)は図3(A)を下側から見た側面図、
図4(A)は図3(A)の回路基板を取り外した電子機
器筐体を示す平面図、図4(B)は図4(A)を左側か
ら見た端面図、図4(C)は図4(A)の断面図であ
る。
【0024】図3及び図4において、21は前記電子機
器筐体20の両側壁部にそれぞれ設けられて互いに対向
する一対のスリット、22はそのスリット21によって
前記電子機器筐体20の両側壁部にそれぞれ一体形成さ
れた弾性変形可能なフック片部である。このフック片部
22は電子機器筐体20の開口端(開口部20a)側が
自由端となるように形成されている。従って、前記スリ
ット21は、前記フック片部22の幅方向両側に沿って
基板挿入方向へ平行直線状に延びる側部スリット部位2
1a,21bと、前記フック片部22の先端に沿って前
記側部スリット部位21a,21bの相互を連続する先
端スリット部位21cとからなって、図では逆コ字状に
形成されている。
【0025】図3(C)及び図4(C)において、21
dは電子機器筐体20における片側スリット部位21a
の縁部に形成された凹欠部、22aは前記フック片部2
2の片側スリット部位21a側に形成された突片部であ
り、この突片部22aは、電子機器筐体20内に挿入さ
れた回路基板30の両側縁部に当接させるものである。
【0026】23は前記電子機器筐体20の開口端側の
両側内壁部に形成されて互いに対向する断面凹状の基板
ガイド溝であり、この基板ガイド溝23は、基板挿入方
向に延びて前記先端スリット部位21cに連通してお
り、前記フック片部22の一側縁部に沿った片側スリッ
ト部位21aと前記先端スリット部位21cとのコーナ
ー部付近に設けられている。24は前記電子機器筐体2
0の内底部に一体形成されたリブであり、このリブ24
は、電子機器筐体20内に挿入された回路基板30の回
路面と直交する方向に延びている。25は前記リブ24
に形成された凹欠状の基板嵌合部である。
【0027】ここで、前記スリット21と基板ガイド溝
23と基板嵌合部25の位置関係について説明する。前
記基板嵌合部25は、前記フック片部22の片側スリッ
ト部位21aの延長線上に設けられ、その片側スリット
部位21a及び基板嵌合部25よりもフック片部22の
幅方向中心寄りに片寄った位置に前記基板ガイド溝23
が設けられている。したがって、電子機器筐体20の開
口端側から基板ガイド溝23を見た時、フック片部22
の先端肉厚部の一部が前記基板ガイド溝23を遮るよう
に露出した状態となっている。なお、26は前記電子機
器筐体20に設けた通気穴である。
【0028】図5は電子機器筐体20と回路基板30を
分離した状態の平面図である。図において、31は回路
基板30の両側部における電子機器筐体20内への挿入
方向後端側寄りに一体形成された係止爪である。この係
止爪31は電子機器筐体20の基板ガイド溝23に嵌め
込み挿入されるもので、その挿入方向前端側にテーパ面
31aを有する平面ほぼ直角三角形状に形成され、前記
基板ガイド溝23通過後に前記片側スリット部位21a
の先端壁部に対し係脱可能に係止させるようになってい
る。
【0029】次に動作について説明する。電子機器筐体
20内への基板組み付けに際し、電子機器筐体20の開
口端側の基板ガイド溝23から筐体底部の基板嵌合部2
5に向って回路基板30を斜めに挿入しながら該回路基
板30の係止爪31を前記基板ガイド溝23に嵌め込み
挿入すると、前記係止爪31のテーパ面31aが電子機
器筐体20のフック片部22の先端に当接して該フック
片部22を外側に押し広げながら基板挿入方向に移動す
ることで、前記係止爪31が基板ガイド溝23を通過す
ると同時に、前記回路基板20の挿入方向先端が前記基
板嵌合部25に嵌合する。
【0030】その嵌合後(係止爪31が基板ガイド溝2
3を基板挿入方向に通過後)に、前記基板嵌合部25を
支点として回路基板30の挿入方向後端側を前記片側ス
リット部位21aの方向に押圧すると、その片側スリッ
ト部位21aに前記係止爪31が嵌め込まれると同時
に、前記フック片部22が弾性復元する。その弾性復元
により、前記係止爪31は、前記片側スリット部位21
aにおいてフック片部31と電子機器筐体20とのスリ
ット縁部で挟み込まれると同時に、前記片側スリット部
位21aと先端スリット部位21cとのコーナー部にお
いて、電子機器筐体20のスリット21側の壁部に前記
係止爪31が係止する。
【0031】以上のようにして、電子機器筐体20内に
挿入された回路基板30は、挿入方向前端が基板嵌合部
25に嵌合保持され、かつ挿入方向後端側が係止爪31
を介してフック片部22と電子機器筐体20のスリット
側筐体壁部とによってロックされた状態となる。このた
め、電子機器筐体20内の所定の基板納まり位置で回路
基板30を電子機器筐体20に対して強固に固定するこ
とができる。
【0032】次に、電子機器筐体20から回路基板30
を取り外す場合について説明する。その取り外しに際し
ては、ドライバーや棒状物等で電子機器筐体20の開口
端側からフック片部22の内側を押して該フック片部2
2を外側に弾性変形させることで、そのフック片部22
の先端を基板ガイド溝23の遮り位置(係止爪31に対
するフック片部22の係合位置)から外側に逃がす。こ
の状態で電子機器筐体20の開口端から突出している回
路基板30のコネクタ40側を前記基板組み付け時とは
逆方向に押して係止爪31を基板ガイド溝23との対応
位置に変位させた後、前記回路基板30を電子機器筐体
20から引き抜くことにより、その電子機器筐体20か
ら回路基板30を容易に取り外すことができる。
【0033】なお、前記実施の形態1において、電子機
器筐体20の内底部の基板嵌合部25は、リブ24に形
成した凹欠状のものに限らず、種々設計変更されたもの
であってもよい。また、前記基板嵌合部25は必ずしも
必要ではなく、この場合、電子機器筐体20の内底面に
対して回路基板30の挿入方向前端を押圧当接させ、該
当接部を支点として回路基板30の挿入方向後端側を、
前記基板ガイド溝23から片側スリット部位21aの方
向及びその逆方向に押し動かすようにすればよい。
【0034】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、マザ
ーボード上に配列された複数のコネクタのうち、互いに
隣り合う少なくとも2つ以上のコネクタに対応する位置
に該コネクタ露出用の少なくとも2つ以上の窓穴が設け
られた筐体取付枠を前記マザーボードに取り付け、その
筐体取付枠には前記少なくとも2つ以上の窓穴に基板側
コネクタを対応させる少なくとも2個以上の前記電子機
器筐体を隣り合わせて着脱可能に組み付け保持させるよ
うに構成したので、マザーボードに対して電子機器筐体
を筐体取付枠によって安定性よく容易に取り付けること
ができ、前記筐体取付枠の取り外しも容易化できるとい
う効果がある。
【0035】この発明によれば、電子機器筐体と筐体取
付枠に、互いに凹凸嵌合して前記電子機器筐体を前記筐
体取付枠に対する所定の組み付け方向に誘導するガイド
手段を設けるように構成したので、マザーボードに対す
る電子機器筐体の組み付け方向性が得られ、その組み付
け時における電子機器筐体の誤挿入を防止することがで
きて作業性の向上を図ることができるという効果があ
る。
【0036】この発明によれば、筐体取付枠に、該筐体
取付枠の枠壁内面から上方に延出して電子機器筐体の内
壁面に当接させ、該電子機器筐体を前記筐体取付枠上に
両者が面一となるように誘導する出っ張り突部を設ける
ように構成したので、電子機器筐体の撓み変形等を防止
できるという効果がある。
【0037】この発明によれば、電子機器筐体の対向壁
部に弾性変形可能なフック片部を切り込み形成し、その
フック片部の外面には抜け止め凸部を設けると共に、筐
体取付枠には前記抜け止め凸部を係合させる抜け止め受
部を設けるように構成したので、電子機器筐体を筐体取
付枠に対して強固に安定性よく取り付け固定することが
でき、このため、筐体取付枠の取り付けられた電子機器
筐体が振動等の外力を受けても振れるようなことがない
という効果がある。
【0038】この発明によれば、フック片部の側縁部
に、電子機器筐体内に挿入セットされた回路基板の側面
に当接させる突片部を一体形成するように構成したの
で、電子機器筐体の抜き取り時に該電子機器筐体内の回
路基板上の実装部品が損傷するようなことがないという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1による電子機器筐体の
取付装置を示す分解斜視図である。
【図2】図1中の電子機器筐体をマザーボードに組み付
けた状態を示す斜視図である。
【図3】図3(A)はこの発明の実施の形態1による電
子機器筐体の基板取付装置を示す平面図、図3(B)は
図3(A)を左側から見た端面図、図3(C)は図3
(A)を下側から見た側面図である。
【図4】図4(A)は図3(A)の回路基板を取り外し
た電子機器筐体を示す平面図、図4(B)は図4(A)
を左側から見た端面図、図4(C)は図4(A)の断面
図である。
【図5】図3(A)の電子機器筐体と回路基板を分離し
た状態を示す斜視図である。
【図6】電子機器筐体の回路基板係止部を部分的に示す
拡大断面図である。
【符号の説明】
1 マザーボード 3 係合受部 20 電子機器筐体 20a 開口部 20b ガイド凹部 21 スリット 21a,21b 側部スリット部位 21c 先端スリット部位 22 フック片部 22b 抜け止め凸部 23 基板ガイド溝 24 リブ 25 基板嵌合部 26 通気穴 30 回路基板 31 係止爪 31a テーパ面 40 基板側コネクタ 50 筐体取付枠 54 窓穴 57 ガイド凸部 58 出っ張り凸部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回路基板が挿入セットされ、該回路基板
    に実装された基板側コネクタが外部に露出する電子機器
    筐体を、前記基板側コネクタと嵌合させるコネクタを備
    えたマザーボードに取り付ける電子機器筐体の取付装置
    において、 前記マザーボード上に配列された複数のコネクタのう
    ち、互いに隣り合う少なくとも2つ以上のコネクタに対
    応する位置に該コネクタ露出用の少なくとも2つ以上の
    窓穴が設けられた筐体取付枠を前記マザーボードに取り
    付け、その筐体取付枠には前記少なくとも2つ以上の窓
    穴に基板側コネクタを対応させる少なくとも2個以上の
    前記電子機器筐体を隣り合わせて着脱可能に組み付け保
    持させたことを特徴とする電子機器筐体の取付装置。
  2. 【請求項2】 電子機器筐体と筐体取付枠には、互いに
    凹凸嵌合して前記電子機器筐体を前記筐体取付枠に対す
    る所定の組み付け方向に誘導するガイド手段が設けられ
    ていることを特徴とする請求項1記載の電子機器筐体の
    取付装置。
  3. 【請求項3】 筐体取付枠には、該筐体取付枠の枠壁内
    面から上方に延出して電子機器筐体の内壁面に当接さ
    せ、該電子機器筐体を前記筐体取付枠上に両者が面一と
    なるように誘導する出っ張り突部が設けられていること
    を特徴とする請求項1または請求項2記載の電子機器筐
    体の取付装置。
  4. 【請求項4】 電子機器筐体の対向壁部に弾性変形可能
    なフック片部を切り込み形成し、そのフック片部の外面
    には抜け止め凸部を設けると共に、筐体取付枠には前記
    抜け止め凸部を係合させる抜け止め受部を設けたことを
    特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項
    記載の電子機器筐体の取付装置。
  5. 【請求項5】 フック片部の側縁部には、電子機器筐体
    内に挿入セットされた回路基板の側面に当接させる突片
    部が一体形成されていることを特徴とする請求項4記載
    の電子機器筐体の取付装置。
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