JP2003140675A - ドラッグ処理装置および語学学習システム、並びにプログラム - Google Patents

ドラッグ処理装置および語学学習システム、並びにプログラム

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JP2003140675A JP2001333454A JP2001333454A JP2003140675A JP 2003140675 A JP2003140675 A JP 2003140675A JP 2001333454 A JP2001333454 A JP 2001333454A JP 2001333454 A JP2001333454 A JP 2001333454A JP 2003140675 A JP2003140675 A JP 2003140675A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 システムの操作性や使い勝手あるいは利用価
値の向上を図ることができるドラッグ処理装置および語
学学習システム、並びにプログラムを提供すること。 【解決手段】 表示手段20の画面上で表示物を移動さ
せるドラッグ処理を行うドラッグ処理装置において、あ
るいはこのようなドラッグ処理装置を含む語学学習シス
テム(例えば中国語学習システム10等)で並べ替え選
択問題の処理を行う場合において、ドラッグ処理に伴っ
て音を出力するようにした。例えば、ドラッグ処理に伴
って、ドラッグ処理の対象となっている表示物に対応す
る対応音を出力したり、表示物の移動方向に応じた方向
音を出力するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、操作者の入力操作
に応じて表示手段の画面上で表示物を移動させるドラッ
グ処理を行うドラッグ処理装置および語学学習システ
ム、並びにプログラムに係り、例えば、中国語学習シス
テム等の語学学習システムで並べ替え選択問題を行う場
合等に利用できる。
【0002】
【背景技術】従来より、コンピュータにより構成された
中国語学習システム等の語学学習システムが開発されて
いる。そして、このような語学学習システムには、各種
の形式の問題が含まれており、例えば、複数の単語を正
しい順序に並べ替えて正しい文章を作成する並べ替え選
択問題等もそのうちの一つである。
【0003】通常、この並べ替え選択問題について解答
する際には、学習者は、例えばキーボード等の入力手段
を用いることにより、並べ替え項目である各単語に付さ
れた番号を入力して各単語を自分が正しいと思う順序に
並べる処理を行ったり、あるいは、例えばマウスやトラ
ックボール等の入力手段を用いることにより、並べ替え
項目である各単語を一つ一つ順番に掴んで表示手段の画
面上でドラッグし、自分が正しいと思う順序に各単語が
並ぶように、掴んだ各単語を画面上の所定位置(被ドロ
ップダウン対象物上)にドロップダウンする処理を行っ
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
語学学習システムにおける並べ替え選択問題では、単語
を並べ替えることにより正しい文章を作成する練習がで
きるので、その言語の文法を身に付けることはできるも
のの、語学学習において重要な役割を果たす聴覚イメー
ジによる語学の習得を図ること、すなわち聞く練習をす
ることはできなかった。従って、並べ替え選択問題にお
いても、聴覚イメージによる語学の習得を図ることがで
きるようなシステムが望まれていた。
【0005】また、コンピュータ・システムの操作者に
は、例えば視覚障害者等もいるので、聴覚を利用してシ
ステムの操作性や使い勝手を向上させることが望まれ
る。さらに、視覚障害者等でなくても、システム操作時
に、視覚情報のみならず聴覚情報が加われば、上述した
語学学習システムで語学を習得する場合のみならず、広
く一般にコンピュータ・システムを用いて様々な処理を
行う場合に有効であり、例えば、操作の確実性の向上、
操作内容の報知およびその確認、操作時の注意喚起、操
作時の心地良さの付与等が可能となり、システムの利用
価値を向上させることが可能となる。
【0006】本発明の目的は、システムの操作性や使い
勝手あるいは利用価値の向上を図ることができるドラッ
グ処理装置および語学学習システム、並びにプログラム
を提供するところにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、操作者の入力
操作に応じて表示手段の画面上で表示物を移動させるド
ラッグ処理を行うドラッグ処理装置において、ドラッグ
処理に伴って音を出力することを特徴とするものであ
る。
【0008】ここで、「ドラッグ処理に伴って」とは、
ドラッグ操作の開始時、ドラッグしている最中(画面上
の表示物を引きずって移動させている最中)、掴んでい
る表示物をドロップダウンさせるドラッグ操作の終了時
のいずれの時も含まれる。
【0009】また、「音」とは、人間が発する音声(人
間の実際の声のサンプリング音であってもよく、システ
ムによる疑似音であってもよい。)が代表的なものであ
るが、その他に、機械音、動物の鳴き声、衝突音、雷
音、爆音等、いずれの種類の音であってもよい。
【0010】さらに、「表示手段」としては、例えば、
液晶ディスプレイ、CRTディスプレイ、プロジェクタ
およびスクリーン、あるいはこれらの組合せ等を採用す
ることができる。
【0011】このような本発明においては、ドラッグ処
理に伴って音が出力されるので、操作者は、システムの
操作時に、視覚情報に加えて聴覚情報を得ることができ
るため、視覚情報のみの場合に比べ、システムの操作性
や使い勝手の向上を図ることが可能となる。また、操作
者は、ドラッグ操作を行う際に聴覚情報を得られるた
め、例えば、操作の確実性の向上、操作内容の報知およ
びその確認、操作時の注意喚起、操作時の心地良さの付
与等が可能となり、システムの利用価値を向上させるこ
とが可能となり、これらにより前記目的が達成される。
【0012】また、以上に述べたドラッグ処理装置につ
いて、より具体的には、以下のような構成のものが挙げ
られる。
【0013】例えば、前述したドラッグ処理装置におい
て、表示物に対応する対応音を記憶する対応音記憶手段
と、ドラッグ処理に伴ってこのドラッグ処理の対象とな
っている表示物に応じて対応音記憶手段に記憶された対
応音を出力する処理を行う対応音出力処理手段とを備え
た構成のものが挙げられる。
【0014】ここで、「表示物」および「対応音」とし
ては、例えば、文字(または文字を含む物)およびその
文字の読みに相当する音声、麻雀ゲームの牌(例えば、
一つの丸い円が描かれた牌)およびその呼び名(例え
ば、「イイピン」等)、日本地図パズルを構成する各都
道府県の輪郭形状を有する地図およびその呼び名(例え
ば、「トウキョウト」等)、アメリカ合衆国地図パズル
を構成する各州の輪郭形状を有する地図およびその呼び
名(例えば、「テキサスシュウ」等)、世界地図パズル
を構成する各国の輪郭形状を有する地図およびその呼び
名(例えば、「ニッポン」、「ジャパーン」等)、動物
の絵柄およびその呼び名(例えば、「ゾウ」、「エレフ
ァント」等)、動物の絵柄(例えば、馬、ウグイスの絵
柄等)およびその鳴き声(例えば、「ヒヒーン」、「ホ
ーホケキョ」等)等が挙げられる。
【0015】このように表示物をドラッグする際に、そ
のドラッグ処理の対象となっている表示物に対応する対
応音を出力する構成とした場合には、操作者は、ドラッ
グ操作に伴って表示物に関する情報(例えば、表示物の
内容や読み方等)を把握することが可能となり、システ
ムの利用価値を、より一層向上させることができるよう
になる。
【0016】また、文字は、その文字を見ることにより
その文字が意味する情報を把握できることに加え、その
文字の読みに相当する音声を聞くことによってもその文
字が意味する情報を把握できる性質のものである。従っ
て、このような観点から、前述したドラッグ処理装置に
おいて、表示物は、文字を含み、対応音は、文字の読み
に相当する音声である構成とすることが好適である。
【0017】さらに、上記の如く、本発明を文字および
その読みに適用する場合において、ドラッグ処理は、複
数の単語を正しい順序に並べ替えて正しい文章を作成す
る語学学習システムの並べ替え選択問題を解く際の並べ
替え処理であり、表示物は、並べ替え選択問題の並べ替
え項目を構成する単語であり、対応音は、単語の発音で
ある構成としてもよい。
【0018】ここで、「語学学習システム」による学習
対象となる言語は、中国語、ドイツ語、フランス語、英
語等、いずれの言語であってもよいが、一つの文字(単
語)についての読み方が一通りに定まるか、または一通
りに定まる場合が多い言語であることが好ましい。
【0019】このように本発明を語学学習システムの並
べ替え選択問題に適用した場合には、学習者は、単語を
正しい順序に並べ替える練習ができるので、その言語の
文法を習得することができることに加え、単語の発音を
同時に聞くことができるので、聴覚イメージによる語学
の習得を図ることができるようになる。
【0020】また、上記の如く、本発明を語学学習シス
テムの並べ替え選択問題に適用する場合において、語学
学習システムは、中国語学習システムであり、単語は、
中国語の単語であり、文章は、中国語文であり、対応音
は、単語の中国語による発音である構成とすることが好
適である。
【0021】このように本発明を中国語学習システムの
並べ替え選択問題に適用した場合には、中国語の漢字の
読み方は、一通りに定まる場合が多いので、学習者は、
聴覚イメージによる効果的な学習を行うことが可能とな
る。
【0022】また、前述したドラッグ処理装置におい
て、表示物の移動方向に応じた方向音を記憶する方向音
記憶手段と、ドラッグ処理に伴ってこのドラッグ処理の
対象となっている表示物の移動方向に応じて方向音記憶
手段に記憶された方向音を出力する処理を行う方向音出
力処理手段とを備えた構成としてもよい。
【0023】ここで、「移動方向に応じた方向音」と
は、表示手段の画面上において、例えば、上方向、下方
向、左方向、右方向、右上方向、右下方向、左上方向、
左下方向等の各方向毎に個別に用意された音をいい、例
えば「ピー」や「プー」等の単なる機械音であってもよ
く、例えば「左に移動しています。」等の音声メッセー
ジであってもよい。
【0024】このようにドラッグする方向により異なる
音を出力する構成とした場合には、ドラッグしている方
向を聴覚により確認することが可能となるので、操作性
や使い勝手が向上する。従って、例えば、視覚障害者等
であっても、容易にドラッグ操作を行うことができるよ
うになる。
【0025】そして、上記のようにドラッグする方向に
より異なる音を出力する構成とした場合において、表示
物の移動方向は、ドラッグ処理に伴って表示手段の画面
上を移動するポインタが停止した位置を基準点として定
められることが好ましい。
【0026】ここで、「ポインタ」とは、例えばマウス
ポインタやトラックボールポインタ等であり、操作者の
入力操作に伴って表示手段の画面上を移動して現在位置
を示すものである。また、「ポインタ」の形状は、矢印
形状、十字形状等、任意である。
【0027】また、「ポインタが停止した位置」には、
ドラッグ開始後に途中でポインタを停止させた位置のみ
ならず、ドラッグ開始位置も含まれる。
【0028】このようにポインタの停止位置を基準とし
て方向音を出力する構成とした場合には、ドラッグして
いる最中にポインタを停止させれば、常にその停止位置
を基準とする相対的なポインタの動きを把握することが
可能となる。従って、ポインタの細かな動きを把握する
ことが可能となり、また、視覚障害者等であっても、ポ
インタが画面上に描く軌跡をイメージすることが可能と
なる。
【0029】さらに、前述したドラッグ処理装置におい
て、表示手段の画面は、複数の領域に分割され、これら
の複数の領域を識別するために各領域毎に個別に付され
た領域名を読み上げる音声を記憶する領域名読上音記憶
手段と、ドラッグ処理に伴って表示手段の画面上を移動
するポインタが停止した際にこの停止位置に対応する領
域についての領域名読上音記憶手段に記憶された音声を
出力する処理を行う領域名読上音出力処理手段とを備え
た構成としてもよい。
【0030】このようにポインタが停止した際に、その
停止位置に対応する領域名を読み上げる構成とした場合
には、操作者は、聴覚によりポインタの停止位置を把握
することが可能となる。このため、例えば視覚障害者等
であっても、ポインタの停止位置を把握することが可能
となる。
【0031】また、前述したドラッグ処理装置におい
て、ドラッグ処理に伴って表示手段の画面上を移動する
ポインタが被ドロップダウン対象物に接触したことを報
知するための被ドロップダウン対象物接触音を記憶する
被ドロップダウン対象物接触音記憶手段と、ポインタが
被ドロップダウン対象物に接触した際に被ドロップダウ
ン対象物接触音記憶手段に記憶された被ドロップダウン
対象物接触音を出力する処理を行う被ドロップダウン対
象物接触音出力処理手段とを備えた構成としてもよい。
【0032】ここで、「被ドロップダウン対象物」と
は、例えば、掴んだ表示物をドロップダウンする位置
(離す位置)に配置された物をいい、例えば、ドラッグ
してファイルの移動やコピーを行う場合には、移動先や
コピー先のフォルダ等を意味する。
【0033】このようにポインタが被ドロップダウン対
象物に接触した際に被ドロップダウン対象物接触音を出
力する構成とした場合には、操作者は、聴覚により被ド
ロップダウン対象物への接触を把握することが可能とな
る。このため、例えば視覚障害者等であっても、被ドロ
ップダウン対象物への接触を把握することが可能とな
る。
【0034】さらに、上記のようにポインタが被ドロッ
プダウン対象物に接触した際に被ドロップダウン対象物
接触音を出力する構成とした場合において、被ドロップ
ダウン対象物に付された名称を読み上げる音声を記憶す
る被ドロップダウン対象物名読上音記憶手段と、ポイン
タが被ドロップダウン対象物に接触して停止した際にこ
の接触した被ドロップダウン対象物についての被ドロッ
プダウン対象物名読上音記憶手段に記憶された音声を出
力する処理を行う被ドロップダウン対象物名読上音出力
処理手段とを備えた構成とすることが望ましい。
【0035】このようにポインタが被ドロップダウン対
象物に接触して停止した際にこの接触した被ドロップダ
ウン対象物名を読み上げる構成とした場合には、操作者
は、接触音を聞いたとき、その位置でポインタを停止さ
せれば、聴覚により、接触した被ドロップダウン対象物
が何であるかを把握することが可能となる。このため、
操作の確実性の向上を図ることができるうえ、例えば視
覚障害者等であっても、被ドロップダウン対象物が何で
あるかを把握することが可能となる。
【0036】そして、上記のようにポインタが被ドロッ
プダウン対象物に接触した際に被ドロップダウン対象物
接触音を出力する構成とした場合、さらには被ドロップ
ダウン対象物名を読み上げる構成とした場合において、
ドラッグ処理の対象となっている表示物を被ドロップダ
ウン対象物にドロップダウンした際に行われる処理の内
容を報知する音声を記憶するドロップダウン対応処理内
容報知音記憶手段と、表示物が被ドロップダウン対象物
にドロップダウンされた際にドロップダウン対応処理内
容報知音記憶手段に記憶された音声を出力する処理を行
うドロップダウン対応処理内容報知音出力処理手段とを
備えた構成とすることが望ましい。
【0037】ここで、「ドロップダウンした際に行われ
る処理の内容」とは、例えば、ファイルの移動やコピー
等であり、「処理の内容を報知する音声」とは、例え
ば、「〜のファイルを〜のフォルダにコピーします。」
等の音声メッセージである。
【0038】このようにドロップダウンした際に行われ
る処理の内容を報知する構成とした場合には、操作者
は、聴覚により、ドロップダウンすることにより行われ
る処理の内容を把握することが可能となる。このため、
聴覚により、自分が行った操作内容の確認を行うことが
できるので、例えば視覚障害者等であっても、操作内容
の確認を行うことが可能となる。
【0039】また、前述したドラッグ処理装置におい
て、ドラッグ処理に伴って表示手段の画面上を移動する
ポインタがドラッグ処理の対象となる表示物に接触した
ことを報知するためのドロップダウン対象物接触音を記
憶するドロップダウン対象物接触音記憶手段と、ポイン
タがドラッグ処理の対象となる表示物に接触した際にド
ロップダウン対象物接触音記憶手段に記憶されたドロッ
プダウン対象物接触音を出力する処理を行うドロップダ
ウン対象物接触音出力処理手段とを備えた構成としても
よい。
【0040】ここで、「ドロップダウン対象物」とは、
例えば、ファイルやアイコン等であり、表示手段の画面
上に表示された表示物のうちドラッグ処理の対象となり
得るものをいう。
【0041】このようにポインタがドラッグ処理の対象
となる表示物に接触した際にドロップダウン対象物接触
音を出力する構成とした場合には、操作者は、聴覚によ
り、ポインタがドロップダウン対象物に接触したことを
把握することが可能となる。このため、例えば視覚障害
者等であっても、ポインタがドロップダウン対象物に接
触したことを把握することが可能となる。
【0042】さらに、上記のようにポインタがドラッグ
処理の対象となる表示物に接触した際にドロップダウン
対象物接触音を出力する構成とした場合において、ドラ
ッグ処理の対象となる表示物に付された名称を読み上げ
る音声を記憶するドロップダウン対象物名読上音記憶手
段と、ポインタがドラッグ処理の対象となる表示物に接
触して停止した際にこの接触した表示物についてのドロ
ップダウン対象物名読上音記憶手段に記憶された音声を
出力する処理を行うドロップダウン対象物名読上音出力
処理手段とを備えた構成とすることが望ましい。
【0043】このようにポインタがドラッグ処理の対象
となる表示物に接触して停止した際にドロップダウン対
象物名を読み上げる構成とした場合には、操作者は、聴
覚により、ポインタが接触したドロップダウン対象物が
何であるかを把握することが可能となる。このため、操
作の確実性の向上を図ることができるうえ、例えば視覚
障害者等であっても、ドロップダウン対象物が何である
かを把握することが可能となる。
【0044】また、本発明の語学学習システムは、単語
または文章の発音を聞いた後にこれらの単語または文章
を示す文字を選択する文字選択問題を処理する文字選択
問題処理手段と、この文字選択問題で用いる単語または
文章の発音を記憶する文字選択問題用発音記憶手段と、
単語または文章の発音を聞いた後にこれらの単語または
文章の発音を示す発音記号を選択する発音記号選択問題
を処理する発音記号選択問題処理手段と、この発音記号
選択問題で用いる単語または文章の発音を記憶する発音
記号選択問題用発音記憶手段と、単語または文章の発音
を聞いた後にこれらの単語または文章の発音を示す発音
記号を入力する発音記号入力問題を処理する発音記号入
力問題処理手段と、この発音記号入力問題で用いる単語
または文章の発音を記憶する発音記号入力問題用発音記
憶手段と、複数の単語を正しい順序に並べ替えて正しい
文章を作成する並べ替え選択問題を処理する並べ替え選
択問題処理手段と、この並べ替え選択問題で表示手段の
画面上に表示される表示物としての並べ替え項目を構成
する前記単語の発音を記憶する対応音記憶手段とを備
え、文字選択問題処理手段は、選択項目を構成する単語
または文章を表示手段の画面上に表示する文字選択問題
用描画手段と、文字選択問題用発音記憶手段に記憶され
た発音を出力する文字選択問題用発音出力処理手段と、
選択された文字が正解か否かを判断する文字選択問題用
判断手段とを含み、発音記号選択問題処理手段は、選択
項目を構成する発音記号を表示手段の画面上に表示する
発音記号選択問題用描画手段と、発音記号選択問題用発
音記憶手段に記憶された発音を出力する発音記号選択問
題用発音出力処理手段と、選択された発音記号が正解か
否かを判断する発音記号選択問題用判断手段とを含み、
発音記号入力問題処理手段は、解答としての発音記号を
入力する発音記号入力部を表示手段の画面上に表示する
発音記号入力問題用描画手段と、発音記号入力問題用発
音記憶手段に記憶された発音を出力する発音記号入力問
題用発音出力処理手段と、入力された発音記号が正解か
否かを判断する発音記号入力問題用判断手段とを含み、
並べ替え選択問題処理手段は、並べ替え項目を構成する
単語を表示手段の画面上に表示する並べ替え選択問題用
描画手段と、単語を表示手段の画面上で移動させて並べ
替えるために行うドラッグ処理に伴ってこのドラッグ処
理の対象となっている単語についての対応音記憶手段に
記憶された発音を出力する処理を行う対応音出力処理手
段と、単語を並べ替えて作成された文章が正解か否かを
判断する並べ替え選択問題用判断手段とを含むことを特
徴とするものである。
【0045】このように語学学習システムに、文字選択
問題、発音記号選択問題、発音記号入力問題、および並
べ替え選択問題を含めるようにした場合には、聴覚イメ
ージによる総合的な語学学習をすることが可能となるの
で、学習効率の向上が図られる。
【0046】さらに、上記のように語学学習システム
に、文字選択問題、発音記号選択問題、発音記号入力問
題、および並べ替え選択問題を含めるようにした場合に
おいて、表示手段の画面上にメニュー画面を表示するメ
ニュー画面描画手段を備え、このメニュー画面には、先
ず、文字選択問題を行い、次に、発音記号選択問題を行
い、その後、発音記号入力問題を行うという順序で学習
を進める誘導表示が行われている構成とすることが望ま
しい。
【0047】ここで、「誘導表示」とは、例えば、文字
選択問題、発音記号選択問題、発音記号入力問題を、こ
の順序で解いていくように番号や符号(例えば、1、
2、3、あるいは、A、B、C等)を付したり、メニュ
ー画面において、これらの問題を選択する各選択部の表
示位置を、この順序で選択されるような上下配置とした
り、この順序で問題を解いていくことを薦める文章を表
示したりすること等をいう。
【0048】このようにメニュー画面で文字選択問題、
発音記号選択問題、発音記号入力問題という順序で学習
を進める誘導表示を行う構成とした場合には、学習者
は、この誘導表示に従った順序で各問題に解答していく
ようになるため、迅速かつ容易に語学を習得することが
可能となる。
【0049】そして、以上の語学学習システムにおい
て、文字選択問題は、中国語の単語の発音を聞いた後に
この単語を示す漢字を選択する漢字選択問題であり、発
音記号選択問題は、中国語の単語の発音を聞いた後にこ
の単語の発音を示すピンインを選択するピンイン選択問
題であり、発音記号入力問題は、中国語の単語の発音を
聞いた後にこの単語の発音を示すピンインを入力するピ
ンイン入力問題である構成とすることが好適である。
【0050】また、本発明は、操作者の入力操作に応じ
て表示手段の画面上で表示物を移動させるドラッグ処理
を行うドラッグ処理装置として、コンピュータを機能さ
せるためのプログラムであって、ドラッグ処理に伴って
音を出力することを特徴とするドラッグ処理装置とし
て、コンピュータを機能させるためのものである。
【0051】さらに、本発明のプログラムは、単語また
は文章の発音を聞いた後にこれらの単語または文章を示
す文字を選択する文字選択問題を処理する文字選択問題
処理手段と、この文字選択問題で用いる単語または文章
の発音を記憶する文字選択問題用発音記憶手段と、単語
または文章の発音を聞いた後にこれらの単語または文章
の発音を示す発音記号を選択する発音記号選択問題を処
理する発音記号選択問題処理手段と、この発音記号選択
問題で用いる単語または文章の発音を記憶する発音記号
選択問題用発音記憶手段と、単語または文章の発音を聞
いた後にこれらの単語または文章の発音を示す発音記号
を入力する発音記号入力問題を処理する発音記号入力問
題処理手段と、この発音記号入力問題で用いる単語また
は文章の発音を記憶する発音記号入力問題用発音記憶手
段と、複数の単語を正しい順序に並べ替えて正しい文章
を作成する並べ替え選択問題を処理する並べ替え選択問
題処理手段と、この並べ替え選択問題で表示手段の画面
上に表示される表示物としての並べ替え項目を構成する
前記単語の発音を記憶する対応音記憶手段とを備え、文
字選択問題処理手段は、選択項目を構成する単語または
文章を表示手段の画面上に表示する文字選択問題用描画
手段と、文字選択問題用発音記憶手段に記憶された発音
を出力する文字選択問題用発音出力処理手段と、選択さ
れた文字が正解か否かを判断する文字選択問題用判断手
段とを含み、発音記号選択問題処理手段は、選択項目を
構成する発音記号を表示手段の画面上に表示する発音記
号選択問題用描画手段と、発音記号選択問題用発音記憶
手段に記憶された発音を出力する発音記号選択問題用発
音出力処理手段と、選択された発音記号が正解か否かを
判断する発音記号選択問題用判断手段とを含み、発音記
号入力問題処理手段は、解答としての発音記号を入力す
る発音記号入力部を表示手段の画面上に表示する発音記
号入力問題用描画手段と、発音記号入力問題用発音記憶
手段に記憶された発音を出力する発音記号入力問題用発
音出力処理手段と、入力された発音記号が正解か否かを
判断する発音記号入力問題用判断手段とを含み、並べ替
え選択問題処理手段は、並べ替え項目を構成する単語を
表示手段の画面上に表示する並べ替え選択問題用描画手
段と、単語を表示手段の画面上で移動させて並べ替える
ために行うドラッグ処理に伴ってこのドラッグ処理の対
象となっている単語についての対応音記憶手段に記憶さ
れた発音を出力する処理を行う対応音出力処理手段と、
単語を並べ替えて作成された文章が正解か否かを判断す
る並べ替え選択問題用判断手段とを含むことを特徴とす
る語学学習システムとして、コンピュータを機能させる
ためのものである。
【0052】なお、以上に述べたプログラムまたはその
一部は、例えば、光磁気ディスク(MO)、コンパクト
ディスク(CD)を利用した読出し専用メモリ(CD−
ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライ
タブル(CD−RW)、デジタル・バーサタイル・ディ
スク(DVD)を利用した読出し専用メモリ(DVD−
ROM)、DVDを利用したランダム・アクセス・メモ
リ(DVD−RAM)、フレキシブルディスク(F
D)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ
(ROM)、電気的消去および書換可能な読出し専用メ
モリ(EEPROM)、フラッシュ・メモリ、ランダム
・アクセス・メモリ(RAM)等の記録媒体に記録して
保存や流通等させることが可能であるとともに、例え
ば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メト
ロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド
・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、
イントラネット、エクストラネット等の有線ネットワー
ク、あるいは無線通信ネットワーク、さらにはこれらの
組合せ等の伝送媒体を用いて伝送することが可能であ
り、また、搬送波に載せて搬送することも可能である。
さらに、以上に述べたプログラムは、他のプログラムの
一部分であってもよく、あるいは別個のプログラムと共
に記録媒体に記録されていてもよい。
【0053】また、以上に述べた対応音記憶手段、方向
音記憶手段、領域名読上音記憶手段、被ドロップダウン
対象物接触音記憶手段、被ドロップダウン対象物名読上
音記憶手段、ドロップダウン対応処理内容報知音記憶手
段、ドロップダウン対象物接触音記憶手段、ドロップダ
ウン対象物名読上音記憶手段、文字選択問題用発音記憶
手段(例えば、漢字選択問題用発音記憶手段)、発音記
号選択問題用発音記憶手段(例えば、ピンイン選択問題
用発音記憶手段)、発音記号入力問題用発音記憶手段
(例えば、ピンイン入力問題用発音記憶手段)として
は、例えば、ハードディスク、ROM、EEPROM、
フラッシュ・メモリ、RAM、MO、CD−ROM、C
D−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RA
M、FD、磁気テープ、あるいはこれらの組合せ等を採
用することができる。
【0054】
【発明の実施の形態】以下に本発明の各実施形態を図面
に基づいて説明する。
【0055】[第一実施形態]図1には、本発明の第一
実施形態の語学学習システムである中国語学習システム
10の全体構成が示されている。この中国語学習システ
ム10は、コンピュータにより構成され、本発明のドラ
ッグ処理装置を含んでいる。また、図2には、中国語学
習システム10を構成する並べ替え選択問題用データベ
ース65の詳細構成が示されている。さらに、図3〜図
17には、中国語学習システム10の画面例が示され、
図18〜図20には、中国語学習システム10の並べ替
え選択問題の処理の流れがフローチャートで示されてい
る。
【0056】図1において、中国語学習システム10
は、各種情報を画面表示する表示手段20と、各種情報
の入力操作を行う入力手段30と、中国語学習のための
各種問題についての処理を行う処理手段40と、各種情
報を記憶する記憶手段50とを備えている。
【0057】表示手段20としては、例えば、液晶ディ
スプレイ、CRTディスプレイ、プロジェクタおよびス
クリーン、あるいはこれらの組合せ等を採用することが
できる。
【0058】入力手段30としては、例えば、マウス、
キーボード、トラックボール、ライトペン、トラックパ
ッド、トラックポイント、タブレットおよびスタイラ
ス、ジョイスティック、音声認識装置、あるいはこれら
の組合せ等、各種のものを採用することができる。本実
施形態では、少なくともマウスおよびキーボードが設け
られているものとして、説明を行うものとする。
【0059】処理手段40は、単語の発音を聞いた後に
この単語を示す文字(本実施形態では、漢字)を選択す
る文字選択問題(本実施形態では、漢字選択問題)を処
理する文字選択問題処理手段である漢字選択問題処理手
段41と、単語の発音を聞いた後にこの単語の発音を示
す発音記号(本実施形態では、ピンイン)を選択する発
音記号選択問題(本実施形態では、ピンイン選択問題)
を処理する発音記号選択問題処理手段であるピンイン選
択問題処理手段42と、単語の発音を聞いた後にこの単
語の発音を示す発音記号(本実施形態では、ピンイン)
を入力する発音記号入力問題(本実施形態では、ピンイ
ン入力問題)を処理する発音記号入力問題処理手段であ
るピンイン入力問題処理手段43とを備えている。
【0060】また、処理手段40は、文章を聞いた後に
空欄部に当てはまる単語を選択する文型選択問題を処理
する文型選択問題処理手段44と、複数の単語を正しい
順序に並べ替えて正しい文章を作成する並べ替え選択問
題を処理する並べ替え選択問題処理手段45と、文章を
聞いた後に空欄部に当てはまる語句を入力する文型入力
問題を処理する文型入力問題処理手段46と、単語を正
しい順序に並べ替えて文章を入力する並べ替え入力問題
を処理する並べ替え入力問題処理手段47とを備えてい
る。
【0061】さらに、処理手段40は、音声を聞いた後
に絵を見て答える絵問題を処理する絵問題処理手段48
と、会話内容を聞いた後にその会話に対する質問に答え
る会話内容問題を処理する会話内容問題処理手段49
と、表示手段20の画面上に図3のメニュー画面100
を表示するメニュー画面描画手段40Aとを備えてい
る。
【0062】漢字選択問題処理手段41は、選択項目を
構成する単語を表示手段20の画面上に表示する文字選
択問題用描画手段である漢字選択問題用描画手段41A
と、漢字選択問題用発音記憶手段51に記憶された発音
を出力する文字選択問題用発音出力処理手段である漢字
選択問題用発音出力処理手段41Bと、選択された漢字
が正解か否かを判断する文字選択問題用判断手段である
漢字選択問題用判断手段41Cとを含んで構成されてい
る。
【0063】ピンイン選択問題処理手段42は、選択項
目を構成するピンインを表示手段20の画面上に表示す
る発音記号選択問題用描画手段であるピンイン選択問題
用描画手段42Aと、ピンイン選択問題用発音記憶手段
52に記憶された発音を出力する発音記号選択問題用発
音出力処理手段であるピンイン選択問題用発音出力処理
手段42Bと、選択されたピンインが正解か否かを判断
する発音記号選択問題用判断手段であるピンイン選択問
題用判断手段42Cとを含んで構成されている。
【0064】ピンイン入力問題処理手段43は、解答と
してのピンインを入力するピンイン入力部を表示手段2
0の画面上に表示する発音記号入力問題用描画手段であ
るピンイン入力問題用描画手段43Aと、ピンイン入力
問題用発音記憶手段53に記憶された発音を出力する発
音記号入力問題用発音出力処理手段であるピンイン入力
問題用発音出力処理手段43Bと、入力されたピンイン
が正解か否かを判断する発音記号入力問題用判断手段で
あるピンイン入力問題用判断手段43Cとを含んで構成
されている。
【0065】文型選択問題処理手段44は、空欄部のあ
る文章およびこの文章を完成させるために空欄部に当て
はめる選択項目を構成する単語を表示手段20の画面上
に表示する文型選択問題用描画手段44Aと、文型選択
問題用音声記憶手段54に記憶された音声を出力する文
型選択問題用音声出力処理手段44Bと、選択した単語
が正解か否かを判断する文型選択問題用判断手段44C
とを含んで構成されている。
【0066】並べ替え選択問題処理手段45は、並べ替
え項目を構成する単語を表示手段20の画面上に表示す
る並べ替え選択問題用描画手段45Aと、単語を表示手
段20の画面上で移動させて並べ替えるために行うドラ
ッグ処理に伴ってこのドラッグ処理の対象となっている
単語についての対応音記憶手段55に記憶された発音を
出力する処理を行う対応音出力処理手段45Bと、単語
を並べ替えて作成された文章が正解か否かを判断する並
べ替え選択問題用判断手段45Cとを含んで構成されて
いる。
【0067】文型入力問題処理手段46は、解答として
の語句を入力する語句入力部を表示手段20の画面上に
表示する文型入力問題用描画手段46Aと、文型入力問
題用音声記憶手段56に記憶された音声を出力する文型
入力問題用音声出力処理手段46Bと、入力された語句
が正解か否かを判断する文型入力問題用判断手段46C
とを含んで構成されている。
【0068】並べ替え入力問題処理手段47は、解答と
しての文章を入力する文章入力部を表示手段20の画面
上に表示する並べ替え入力問題用描画手段47Aと、入
力された文章が正解か否かを判断する並べ替え入力問題
用判断手段47Bとを含んで構成されている。
【0069】絵問題処理手段48は、選択項目を構成す
るイラストを表示手段20の画面上に表示する絵問題用
描画手段48Aと、絵問題用音声記憶手段57に記憶さ
れた音声を出力する絵問題用音声出力処理手段48B
と、選択されたイラストが正解か否かを判断する絵問題
用判断手段48Cとを含んで構成されている。
【0070】会話内容問題処理手段49は、会話の中の
質問に対して答えるための選択項目を構成する回答を表
示手段20の画面上に表示する会話内容問題用描画手段
49Aと、会話記憶手段58に記憶された会話を出力す
る会話出力処理手段49Bと、選択された回答が正解か
否かを判断する会話内容問題用判断手段49Cとを含ん
で構成されている。
【0071】そして、以上の処理手段40を構成する各
手段は、中国語学習システム10を構成するコンピュー
タ本体の内部に設けられた中央演算処理装置(CP
U)、およびこのCPUの動作手順を規定する一つまた
は複数のプログラムにより実現される。
【0072】記憶手段50は、漢字選択問題で用いる単
語の発音を記憶する文字選択問題用発音記憶手段である
漢字選択問題用発音記憶手段51と、ピンイン選択問題
で用いる単語の発音を記憶する発音記号選択問題用発音
記憶手段であるピンイン選択問題用発音記憶手段52
と、ピンイン入力問題で用いる単語の発音を記憶する発
音記号入力問題用発音記憶手段であるピンイン入力問題
用発音記憶手段53とを備えている。
【0073】また、記憶手段50は、文型選択問題で用
いる文章の音声を記憶する文型選択問題用音声記憶手段
54と、並べ替え選択問題で表示手段20の画面上に表
示される表示物としての並べ替え項目を構成する単語の
発音を記憶する対応音記憶手段55と、文型入力問題で
用いる文章の音声を記憶する文型入力問題用音声記憶手
段56とを備えている。
【0074】さらに、記憶手段50は、絵問題で用いる
音声を記憶する絵問題用音声記憶手段57と、会話内容
問題で用いる会話の音声を記憶する会話記憶手段58と
を備えている。
【0075】そして、記憶手段50は、漢字選択問題で
用いるデータを記憶する漢字選択問題用データベース6
1と、ピンイン選択問題で用いるデータを記憶するピン
イン選択問題用データベース62と、ピンイン入力問題
で用いるデータを記憶するピンイン入力問題用データベ
ース63と、文型選択問題で用いるデータを記憶する文
型選択問題用データベース64と、並べ替え選択問題で
用いるデータを記憶する並べ替え選択問題用データベー
ス65と、文型入力問題で用いるデータを記憶する文型
入力問題用データベース66と、並べ替え入力問題で用
いるデータを記憶する並べ替え入力問題用データベース
67と、絵問題で用いるデータを記憶する絵問題用デー
タベース68と、会話内容問題で用いるデータを記憶す
る会話内容問題用データベース69とを備えている。
【0076】以上の記憶手段50を構成する各記憶手段
51〜58および各データベース61〜69としては、
例えば、ハードディスク、ROM、EEPROM、フラ
ッシュ・メモリ、RAM、MO、CD−ROM、CD−
R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、F
D、磁気テープ、あるいはこれらの組合せ等を採用する
ことができる。
【0077】図2において、並べ替え選択問題用データ
ベース65は、複数のレコード600により構成されて
いる。各レコード600は、並べ替え選択問題の各小問
単位で用意され、プログラム上での場所決めに使用され
る唯一の値(例えば第1番目のレコードを意味する
「1」等)をとるための主キーである識別番号601
と、そのレコードが属する課(例えば第20課まである
うちの第5課を意味する「5」等)を保持するレッスン
番号602と、そのレコードの小問を構成する単語数
(例えば4つの単語を並べ替える小問であることを意味
する「4」等)を保持する並べ替え項目数603と、並
べ替えて作成される文章の日本語文(例えば「李京は先
生ではありません。」等)を保持する日本語文604
と、並べ替えて作成される正しい文章の中国語文(例え
ば「李京不是老師」等)を保持する中国語文605とを
備えている。
【0078】また、各レコード600は、出題時に第1
番目の並べ替え項目として画面表示される単語(例えば
「李京」等)を保持する第1並べ替え項目606と、こ
の第1並べ替え項目606の単語の発音を記憶する音声
ファイル名(例えば「05-LIJING.mp3」等)を保持する
第1音声ファイル名607と、出題時に第2番目の並べ
替え項目として画面表示される単語(例えば「老師」
等)を保持する第2並べ替え項目608と、この第2並
べ替え項目608の単語の発音を記憶する音声ファイル
名(例えば「05-LAOSHI.mp3」等)を保持する第2音声
ファイル名609と、出題時に第3番目の並べ替え項目
として画面表示される単語(例えば「不」等)を保持す
る第3並べ替え項目610と、この第3並べ替え項目6
10の単語の発音を記憶する音声ファイル名(例えば
「05-BU.mp3」等)を保持する第3音声ファイル名61
1と、出題時に第4番目の並べ替え項目として画面表示
される単語(例えば「是」等)を保持する第4並べ替え
項目612と、この第4並べ替え項目612の単語の発
音を記憶する音声ファイル名(例えば「05-SHI.mp3」
等)を保持する第4音声ファイル名613とを備えてい
る。
【0079】さらに、各レコード600は、同様にし
て、第5並べ替え項目614、第5音声ファイル名61
5、第6並べ替え項目616、第6音声ファイル名61
7、第7並べ替え項目618、第7音声ファイル名61
9、第8並べ替え項目620、第8音声ファイル名62
1、第9並べ替え項目622、第9音声ファイル名62
3、第10並べ替え項目624、第10音声ファイル名
625を備えている。なお、並べ替え項目数603に保
持された単語数が10未満の場合には、登録すべきデー
タがない各並べ替え項目および各音声ファイル名は、空
欄(NULL)にしておけばよい。
【0080】また、第1〜第10音声ファイル名60
7,609,611,613,615,617,61
9,621,623,625に保持された名称を有する
各音声ファイルにより、対応音記憶手段55が構成され
ている。
【0081】このような第一実施形態においては、以下
のようにして中国語学習システム10を用いて学習を行
う。
【0082】先ず、学習者は、中国語学習システム10
の電源を投入してプログラムを立ち上げる。すると、表
示手段20の画面上には、メニュー画面描画手段40A
により、図3に示すようなメニュー画面100が表示さ
れる。このメニュー画面100には、大きく分けて単語
練習、文型練習、応用問題という3段階の学習メニュー
が表示されている。従って、学習者は、この順序で学習
を行えば効果的な学習を行うことができる。
【0083】メニュー画面100の上段に表示された単
語練習のメニュー部分には、漢字選択問題を選択する漢
字選択問題選択部101と、ピンイン選択問題を選択す
るピンイン選択問題選択部102と、ピンイン入力問題
を選択するピンイン入力問題選択部103とが設けられ
ている。従って、学習者は、この誘導表示に従って上か
ら順番に各選択部101,102,103を選択して学
習を行えば効果的な学習を行うことができる。
【0084】メニュー画面100の中段に表示された文
型練習のメニュー部分には、文型選択問題を選択する文
型選択問題選択部104と、並べ替え選択問題を選択す
る並べ替え選択問題選択部105と、文型入力問題を選
択する文型入力問題選択部106と、並べ替え入力問題
を選択する並べ替え入力問題選択部107とが設けられ
ている。従って、学習者は、この誘導表示に従って上か
ら順番に各選択部104〜107を選択して学習を行え
ば効果的な学習を行うことができる。
【0085】メニュー画面100の下段に表示された応
用問題のメニュー部分には、絵問題を選択する絵問題選
択部108と、会話内容問題を選択する会話内容問題選
択部109とが設けられている。従って、学習者は、こ
の誘導表示に従って上から順番に各選択部108,10
9を選択して学習を行えば効果的な学習を行うことがで
きる。
【0086】なお、学習者は、以上の中国語学習システ
ム10の各問題を解く練習を行う前に、予めテキスト等
で各単語の意味、発音、発音記号、漢字表記を、ある程
度習得しておくことが好ましい。
【0087】次に、学習者が、図3のメニュー画面10
0において、漢字選択問題選択部101をクリックして
選択すると、表示手段20の画面上には、漢字選択問題
用描画手段41Aにより、図4に示すような漢字選択問
題用画面120が表示される。この漢字選択問題用画面
120には、選択項目としての各漢字を選択するための
各選択部121,122,123と、次の問題(小問)
に進むための「次の問題へ」ボタン124と、採点欄1
25とが設けられている。
【0088】ここで、漢字選択問題用発音出力処理手段
41Bにより、単語の発音が出力されるので、学習者
は、その発音を聞いた後、各選択部121,122,1
23のいずれかをクリックして選択することにより、そ
の発音に対応する漢字を選択する。
【0089】すると、漢字選択問題用判断手段41Cに
より、選択した漢字が正解であるか否かが判断され、図
5に示すように、その判断結果が採点欄125に表示さ
れる。図5は、不正解であった場合の表示例である。ま
た、採点欄125には、一覧表を表示するための一覧表
ボタン126が表示される。この一覧表ボタン126を
クリックすると、現在解答している課(例えば第5課)
に属する全ての問題(小問)で出題される単語につき、
正解できたか否かが表示されるようになっている。すな
わち、例えば、ある単語が出題され、一回正解するとそ
の単語の背景色が黄色に変わり、二回目のときに正解す
ると青に変わり、二回正解した単語はそれ以降出題され
ないようになっている。但し、一回正解した単語であっ
ても、二回目に間違えたときには、最初に戻るようにな
っている。
【0090】続いて、学習者が、図3のメニュー画面1
00において、ピンイン選択問題選択部102をクリッ
クして選択すると、表示手段20の画面上には、ピンイ
ン選択問題用描画手段42Aにより、図6に示すような
ピンイン選択問題用画面140が表示される。このピン
イン選択問題用画面140には、選択項目としての各ピ
ンインを選択するための各選択部141,142と、次
の問題(小問)に進むための「次へ」ボタン143と、
採点欄144とが設けられている。
【0091】ここで、ピンイン選択問題用発音出力処理
手段42Bにより、単語の発音が出力されるので、学習
者は、その発音を聞いた後、各選択部141,142の
いずれかをクリックして選択することにより、その発音
に対応するピンインを選択する。
【0092】すると、ピンイン選択問題用判断手段42
Cにより、選択したピンインが正解であるか否かが判断
され、図7に示すように、その判断結果が採点欄144
に表示される。図7は、不正解であった場合の表示例で
ある。また、採点欄144には、一覧表を表示するため
の一覧表ボタン145が表示される。この一覧表ボタン
145は、前述した図5の一覧表ボタン126と同様な
ものである。
【0093】さらに、学習者が、図3のメニュー画面1
00において、ピンイン入力問題選択部103をクリッ
クして選択すると、表示手段20の画面上には、ピンイ
ン入力問題用描画手段43Aにより、図8に示すような
ピンイン入力問題用画面160が表示される。このピン
イン入力問題用画面160には、解答としてのピンイン
を入力するためのピンイン入力部161と、入力したピ
ンインについて採点を行うための「採点」ボタン162
と、採点欄163とが設けられている。
【0094】ここで、ピンイン入力問題用発音出力処理
手段43Bにより、単語の発音が出力されるので、学習
者は、その発音を聞いた後、その発音に対応するピンイ
ンをピンイン入力部161に入力し、採点ボタン162
をクリックする。
【0095】すると、ピンイン入力問題用判断手段43
Cにより、入力したピンインが正解であるか否かが判断
され、図9に示すように、その判断結果が採点欄163
に表示される。図9は、不正解であった場合の表示例で
ある。また、採点欄163には、一覧表を表示するため
の一覧表ボタン165が表示される。この一覧表ボタン
165は、前述した図5の一覧表ボタン126と同様な
ものである。
【0096】次に、学習者が、図3のメニュー画面10
0において、文型選択問題選択部104をクリックして
選択すると、表示手段20の画面上には、文型選択問題
用描画手段44Aにより、図10に示すような文型選択
問題用画面180が表示される。この文型選択問題用画
面180には、各小問で出題される文章を表示する第1
〜第10文章表示欄181〜190と、次の小問10題
に進むための「次へ」ボタン191とが設けられてい
る。また、各文章表示欄181〜190に順次表示され
る文章の中には、空欄部(かっこ部分)が設けられ、こ
の空欄部には、この空欄部に当てはめるべき単語を選択
するための各選択部181A,181B,182A,1
82B,183A,183B等が表示される。
【0097】ここで、文型選択問題用音声出力処理手段
44Bにより、文章の音声が出力されるので、学習者
は、その音声を聞いた後、その音声に対応する単語をク
リックして選択する。例えば、図10の第1文章表示欄
181に表示された文章の場合には、「姓」という単語
を選択する選択部181Aと、「叫」という単語を選択
する選択部181Bとのうち、いずれか一方をクリック
して選択する。
【0098】すると、文型選択問題用判断手段44Cに
より、選択した単語が正解であるか否かが判断され、そ
の判断結果が音(単なる機械音であってもよく、音声メ
ッセージであってもよい。)により報知される。
【0099】続いて、学習者が、図3のメニュー画面1
00において、並べ替え選択問題選択部105をクリッ
クして選択すると、表示手段20の画面上には、並べ替
え選択問題用描画手段45Aにより、図11に示すよう
な並べ替え選択問題用画面200が表示される。この並
べ替え選択問題用画面200には、図2の並べ替え選択
問題用データベース65の各レコード600の日本語文
604に記憶保持されている日本語文を表示する日本語
文表示部201と、並べ替え項目を構成する複数の単語
を表示する単語表示欄202と、並べ替えて作成される
解答を表示する解答表示部203と、採点欄204と、
採点を行うための「採点」ボタン205とが設けられて
いる。
【0100】また、単語表示欄202には、図2の並べ
替え選択問題用データベース65の各レコード600の
並べ替え項目数603に記憶保持された単語数に相当す
る個数(ここでは、4つとする。)の箱状のドロップダ
ウン対象物206,207,208,209が表示され
る。これらのドロップダウン対象物206,207,2
08,209は、例えば、システム10を構成するプロ
グラムをVisualBasicで組む場合には、コマ
ンドボタンに相当するものである。そして、これらのド
ロップダウン対象物206,207,208,209内
には、例えば、図2の並べ替え選択問題用データベース
65の各レコード600の第1並べ替え項目606に記
憶保持された単語である「李京」、第2並べ替え項目6
08に記憶保持された単語である「老師」、第3並べ替
え項目610に記憶保持された単語である「不」、第4
並べ替え項目612に記憶保持された単語である「是」
が表示される。なお、並べ替え項目数603に記憶保持
された単語数が6以上の場合には、ドロップダウン対象
物は、二段に表示される。
【0101】また、解答表示部203には、図2の並べ
替え選択問題用データベース65の各レコード600の
並べ替え項目数603に記憶保持された単語数に相当す
る個数(ここでは、4つとする。)の箱状のドロップダ
ウン対象物210,211,212,213が表示され
る。つまり、単語表示欄202に表示されるドロップダ
ウン対象物の個数と、解答表示部203に表示されるド
ロップダウン対象物の個数とは一致している。そして、
これらのドロップダウン対象物210,211,21
2,213内は、空欄となっている。
【0102】なお、全てのドロップダウン対象物206
〜213は、ドラッグ処理の対象となるものであると同
時に、ドロップダウンされる対象である被ドロップダウ
ン対象物にもなるものである。すなわち、ドラッグ処理
による各単語の並べ替え処理は、上側の4つのドロップ
ダウン対象物206〜209から下側のドロップダウン
対象物210〜213への移動が基本であるが、その他
に、上側から上側への移動、下側から下側への移動、下
側から上側への移動も含まれるものである。
【0103】ここで、学習者が、入力手段30を構成す
るマウスを操作して単語表示欄202に表示されている
上側のドロップダウン対象物206〜209のいずれか
にマウスポインタを移動させ、そこからドラッグ処理を
開始すると、対応音出力処理手段45Bにより、掴んだ
単語に対応する対応音(その単語の発音)が出力され
る。そして、学習者は、掴んだ単語を自分が正しいと思
う場所、つまり下側のドロップダウン対象物210〜2
13のいずれかまでドラッグし、そこでドロップダウン
する。このようなドラッグ処理による並べ替え処理を全
て(ここでは、4つ)の単語について行った後、採点ボ
タン205をクリックする。
【0104】なお、一旦、解答表示部203に並べられ
た各単語の順序を変更したい場合には、一旦その単語を
上側のドロップダウン対象物206〜209のいずれか
にドラッグして戻してから下側のドロップダウン対象物
210〜213のいずれかにドラッグしてドロップダウ
ンするようにしてもよく、あるいは直接に下側のドロッ
プダウン対象物210〜213のいずれかの上にドロッ
プダウンするようにしてもよい。この際、既に単語がド
ロップダウンされているドロップダウン対象物210〜
213の上に、別の単語をドロップダウンした場合に
は、例えば、既にドロップダウンされていた単語が、文
章の後ろの方(図では、右方向)にずれるようにしてお
けばよい。
【0105】すると、並べ替え選択問題用判断手段45
Cにより、図2の並べ替え選択問題用データベース65
の各レコード600の中国語文605に記憶保持された
正しい中国語文との比較処理が行われ、作成された文章
が正しいか否かが判断され、図12に示すように、その
判断結果が採点欄204に表示される。図12は、正解
であった場合の表示例である。また、採点ボタン205
をクリックすると、採点ボタン205は消え、その位置
には、次の問題(小問)に進むための「次へ」ボタン2
14が表示される。
【0106】続いて、学習者が、図3のメニュー画面1
00において、文型入力問題選択部106をクリックし
て選択すると、表示手段20の画面上には、文型入力問
題用描画手段46Aにより、図13に示すような文型入
力問題用画面220が表示される。この文型入力問題用
画面220には、解答としての語句を入力するための語
句入力部221と、入力した語句について採点を行うた
めの「採点」ボタン222と、採点欄223とが設けら
れている。
【0107】ここで、文型入力問題用音声出力処理手段
46Bにより、文章の音声が出力されるので、学習者
は、その音声を聞いた後、その音声に対応する語句を語
句入力部221に入力し、採点ボタン222をクリック
する。
【0108】すると、文型入力問題用判断手段46Cに
より、入力した語句が正解であるか否かが判断され、そ
の判断結果が採点欄223に表示される。また、採点ボ
タン222をクリックすると、採点ボタン222は消
え、その位置には、次の問題(小問)に進むための図示
されない「次へ」ボタンが表示される。
【0109】さらに、学習者が、図3のメニュー画面1
00において、並べ替え入力問題選択部107をクリッ
クして選択すると、表示手段20の画面上には、並べ替
え入力問題用描画手段47Aにより、図14に示すよう
な並べ替え入力問題用画面240が表示される。この並
べ替え入力問題用画面240には、問題としての日本語
文を表示する日本語文表示部241と、入力対象となる
並べ替え項目を表示する並べ替え項目表示部242と、
解答としての文章を入力するための文章入力部243
と、入力した文章について採点を行うための図示されな
い「採点」ボタンと、採点欄245とが設けられてい
る。
【0110】ここで、学習者は、日本語文表示部241
に表示された日本語文を見た後、これと同じ意味になる
ように、並べ替え項目表示部242に表示された並べ替
え項目を参照しながら、中国語文を文章入力部243に
入力し、採点ボタンをクリックする。
【0111】すると、並べ替え入力問題用判断手段47
Bにより、入力した文章が正解であるか否かが判断さ
れ、図14に示すように、その判断結果が採点欄245
に表示される。また、採点ボタンをクリックすると、採
点ボタンは消え、その位置には、次の問題(小問)に進
むための「次へ」ボタン244が表示される。
【0112】その後、学習者が、図3のメニュー画面1
00において、絵問題選択部108をクリックして選択
すると、表示手段20の画面上には、絵問題用描画手段
48Aにより、図15に示すような絵問題用画面260
が表示される。この絵問題用画面260には、選択項目
である各人物のイラストを選択するための選択部26
1,262,263,264,265と、これらの各人
物の名前を表示する人物名表示部266,267,26
8,269,270と、採点欄271とが設けられてい
る。また、採点欄271の中には、次の問題(小問)に
進むための「次の問題へ」ボタン272が設けられてい
る。
【0113】ここで、絵問題用音声出力処理手段48B
により、人物名を読み上げる音声が出力されるので、学
習者は、その音声を聞いた後、その音声に対応する人物
のイラスト、すなわち選択部261〜265のうちのい
ずれかをクリックして選択する。
【0114】すると、絵問題用判断手段48Cにより、
選択したイラストの人物が正解であるか否かが判断さ
れ、図15に示すように、その判断結果が採点欄271
に表示される。また、マウスポインタを採点欄271の
中の中国語文(読み上げられた音声に対応する文章)の
位置に当てると、同じ意味の日本語文を表示する日本語
文表示部273が画面上に出現するようになっている。
【0115】最後に、学習者が、図3のメニュー画面1
00において、会話内容問題選択部109をクリックし
て選択すると、表示手段20の画面上には、会話内容問
題用描画手段49Aにより、図16に示すような会話内
容問題用画面280が表示される。この会話内容問題用
画面280には、会話の音声を再生する「再生」ボタン
281と、選択項目としての各回答を選択するための各
選択部282,283,284と、採点欄285とが設
けられている。また、採点欄285の中には、次の問題
(小問)に進むための「次へ」ボタン286が設けられ
ている。
【0116】ここで、学習者が「再生」ボタン281を
クリックすると、会話出力処理手段49Bにより、会話
の音声が出力されるので、学習者は、その会話を聞いた
後、各選択部282,283,284のいずれかをクリ
ックすることにより、会話の中での質問に対する回答で
あると自分が思うものを選択する。なお、各選択部28
2,283,284のいずれかをクリックする前に、も
う一度、会話を聞きたい場合には、図17に示すよう
に、「再生」ボタン281が消えた後にその位置に表示
される「もう一度」ボタン287をクリックすることに
より、もう一度、同じ会話を聞き直すことができる。
【0117】すると、会話内容問題用判断手段49Cに
より、選択した回答が正解であるか否かが判断され、図
17に示すように、その判断結果が採点欄285に表示
される。図17は、正解であった場合の表示例である。
また、マウスポインタを画面上の各回答である中国語文
の表示位置に当てると、同じ意味の日本語文を表示する
日本語文表示部288が画面上に出現するようになって
いる。
【0118】以下に、中国語学習システム10の並べ替
え選択問題についてのプログラムによる処理の流れの一
部をフローチャートを用いて詳細に説明する。プログラ
ムは、例えば、VisualBasic等により作成す
ることができる。図18には、前処理のフローチャート
が示され、図19には、ドラッグが起きたときのフロー
チャートが示され、図20には、ドロップダウンが起き
たときのフローチャートが示されている。
【0119】図18において、先ず、学習者が、図3の
メニュー画面100において、並べ替え選択問題選択部
105をクリックして選択し、並べ替え選択問題処理手
段46を構成するプログラム(サブルーチン)を立ち上
げ、並べ替え選択問題の処理を開始する(ステップS1
01)。
【0120】次に、図1および図2に示された並べ替え
選択問題用データベース65から、各小問についての処
理を行うために必要な文字情報(並べ替え項目としての
各単語および日本語文)を読み取る(ステップS10
2)。
【0121】その後、並べ替え選択問題用描画手段45
Aにより、図11に示す如く、並べ替え選択問題用デー
タベース65から読み取った文字情報を表示手段20の
画面上に表示した後(ステップS103)、イベント発
生の待機状態となる(ステップS104)。なお、イベ
ントとは、プログラムを構成する部品に相当するオブジ
ェクトが認識できる外部からの動作をいい、ここでは、
マウス操作のうち、ドラッグ操作に伴って発生するドラ
ッグオーバーイベントと、ドラッグしているものを離す
ドロップダウン操作に伴って発生するドラッグドロップ
イベントとが対象となる。
【0122】図19において、学習者が、入力手段30
を構成するマウスを操作してドラッグ操作を開始する
と、以降、連続的にドラッグオーバーイベントが発生す
る(ステップS201)。なお、プログラムの実行時に
は、オペレーティング・システム(例えば、Windo
ws(登録商標)等)からのメッセージがカプセル化さ
れてイベントという形でプログラムに提供される。
【0123】ドラッグオーバーイベントが発生すると、
待機状態にあるプログラムの処理(対応音出力処理手段
45Bによる処理)が開始され、マウスポインタの状態
を判断する(ステップS202)。マウスポインタの状
態は、オペレーティング・システムから得られる情報に
より把握される。
【0124】ここで、マウスポインタが図11のドロッ
プダウン対象物206〜213の中に入ったという情報
がオペレーティング・システムから得られた場合には、
ドラッグ元(ドラッグ処理を開始したドロップダウン対
象物)が有効な文字情報であるか否かを判断する(ステ
ップS203)。
【0125】ここで、ドラッグ元のドロップダウン対象
物が有効な文字情報であると判断した場合には、ドラッ
グ元のドロップダウン対象物の中にマウスポインタがい
るか否かを判断する(ステップS204)。
【0126】そして、ステップS204で、ドラッグ元
のドロップダウン対象物の中にマウスポインタがいると
判断した場合には、並べ替え選択問題用データベース6
5から、現時点でドラッグ処理の対象となっているドロ
ップダウン対象物(例えば、ドロップダウン対象物20
6とする。)に描かれた単語(ここでは、第1並べ替え
項目である「李京」)に対応する音声ファイル名(ここ
では、「05-LIJING.mp3」)を取得する(ステップS2
05)。
【0127】続いて、音声が再生されているときには、
その再生を停止した後(ステップS206)、取得した
音声ファイル名を有する音声ファイル(対応音記憶手段
55に相当するもの)を再生し、ドラッグ処理を行って
いるドロップダウン対象物(ここでは、ドロップダウン
対象物206)に描かれた単語(ここでは、「李京」)
の発音を出力する(ステップS207)。具体的には、
例えば、ドラッグ開始後0.1秒程度経過時点で、単語
の発音が出力されるが、これに限定されるものではな
い。
【0128】一方、ステップS203で、ドラッグ元の
ドロップダウン対象物が有効な文字情報でないと判断し
た場合には、ドラッグ処理を開始したドロップダウン対
象物が空である場合に相当するので、発音の出力を行わ
ずに、プログラムの処理を終了させる(ステップS20
8)。
【0129】また、ステップS204で、ドラッグ元の
ドロップダウン対象物(ここでは、ドロップダウン対象
物206)の中にマウスポインタがいないと判断した場
合には、ドラッグ元のドロップダウン対象物以外のドロ
ップダウン対象物(ここでは、ドロップダウン対象物2
07〜213のいずれか)の中にマウスポインタが入っ
た場合に相当するので、発音の出力を行わずに、プログ
ラムの処理を終了させる(ステップS208)。
【0130】さらに、ステップS202で、マウスポイ
ンタがドロップダウン対象物206〜213から出たと
いう情報がオペレーティング・システムから得られた場
合、およびマウスポインタがドロップダウン対象物20
6〜213の中で動いたという情報がオペレーティング
・システムから得られた場合には、いずれの場合も発音
の出力を行わずに、プログラムの処理を終了させる(ス
テップS208)。
【0131】図20において、学習者が、マウスを操作
し、掴んでいるドロップダウン対象物を離すドロップダ
ウンを行うと、ドラッグドロップイベントが発生する
(ステップS301)。
【0132】ドラッグドロップイベントが発生すると、
待機状態にあるプログラムの処理(対応音出力処理手段
45Bによる処理)が開始され、ドロップダウン対象物
が空であるか否かを判断する(ステップS302)。
【0133】ここで、ドロップダウン対象物が空でない
と判断した場合には、ドラッグ元のドロップダウン対象
物(ここでは、ドロップダウン対象物206)の上にド
ロップダウンしたか否かを判断する(ステップS30
3)。
【0134】そして、ステップS303で、ドラッグ元
のドロップダウン対象物の上にドロップダウンしたと判
断した場合には、ドラッグしているものを元の位置に戻
すことに相当するので、音声が再生されているときに
は、その再生を停止した後(ステップS304)、プロ
グラムの処理を終了させる(ステップS305)。
【0135】一方、ステップS302で、ドロップダウ
ン対象物が空であると判断した場合には、プログラムの
処理を終了させる(ステップS305)。また、ステッ
プS303で、ドラッグ元のドロップダウン対象物の上
にドロップダウンしたのではないと判断した場合には、
プログラムの処理を終了させる(ステップS305)。
【0136】このような第一実施形態によれば、次のよ
うな効果がある。すなわち、中国語学習システム10に
は、並べ替え選択問題が含まれているので、学習者は、
単語を正しい順序に並べ替える練習ができるため、その
言語の文法を習得することができることに加え、この並
べ替え選択問題を解く際に行うドラッグ処理による並べ
替え処理に伴って、ドラッグしている単語の発音を聞く
ことができるので、聴覚イメージによる語学の習得を図
ることができる。このため、学習効果および学習効率の
向上を図ることができる。
【0137】また、中国語学習システム10には、並べ
替え選択問題に加え、文字選択問題である漢字選択問
題、発音記号選択問題であるピンイン選択問題、発音記
号入力問題であるピンイン入力問題が含まれているの
で、学習者は、聴覚イメージによる総合的な語学学習を
することができるため、学習効率の向上を図ることがで
きる。
【0138】さらに、図3のメニュー画面100には、
漢字選択問題、ピンイン選択問題、ピンイン入力問題と
いう順序で学習を進める誘導表示が行われているので、
学習者は、この誘導表示に従った順序で各問題に解答し
ていくようになるため、迅速かつ容易に語学を習得する
ことができる。
【0139】[第二実施形態]図21には、本発明の第
二実施形態のドラッグ処理装置700の全体構成が示さ
れている。このドラッグ処理装置700は、コンピュー
タにより構成され、コンピュータの一機能として実現さ
れるものである。また、図22には、ドラッグ処理装置
700を用いてドラッグ処理を行う際の画面例が示され
ている。
【0140】図21において、ドラッグ処理装置700
は、各種情報を画面表示する表示手段720と、各種の
入力操作を行う入力手段730と、ドラッグ処理に関す
る各種処理を行う処理手段740と、ドラッグ処理に関
する各種情報を記憶する記憶手段750とを備えてい
る。
【0141】表示手段720としては、例えば、液晶デ
ィスプレイ、CRTディスプレイ、プロジェクタおよび
スクリーン、あるいはこれらの組合せ等を採用すること
ができる。
【0142】入力手段730としては、例えば、マウ
ス、キーボード、トラックボール、ライトペン、トラッ
クパッド、トラックポイント、タブレットおよびスタイ
ラス、ジョイスティック、音声認識装置、あるいはこれ
らの組合せ等、各種のものを採用することができる。本
実施形態では、少なくともマウスが設けられているもの
として、説明を行うものとする。
【0143】処理手段740は、ドラッグ処理に伴って
このドラッグ処理の対象となっている表示物760の移
動方向に応じて方向音記憶手段751に記憶された方向
音を出力する処理を行う方向音出力処理手段741と、
ドラッグ処理に伴って表示手段720の画面721上を
移動するマウスポインタが停止した際にこの停止位置に
対応する領域についての領域名読上音記憶手段752に
記憶された音声を出力する処理を行う領域名読上音出力
処理手段742と、マウスポインタが被ドロップダウン
対象物770に接触した際に被ドロップダウン対象物接
触音記憶手段753に記憶された被ドロップダウン対象
物接触音を出力する処理を行う被ドロップダウン対象物
接触音出力処理手段743と、マウスポインタが被ドロ
ップダウン対象物770に接触して停止した際にこの接
触した被ドロップダウン対象物770についての被ドロ
ップダウン対象物名読上音記憶手段754に記憶された
音声を出力する処理を行う被ドロップダウン対象物名読
上音出力処理手段744と、表示物760が被ドロップ
ダウン対象物770にドロップダウンされた際にドロッ
プダウン対応処理内容報知音記憶手段755に記憶され
た音声を出力する処理を行うドロップダウン対応処理内
容報知音出力処理手段745とを備えている。
【0144】方向音出力処理手段741により移動方向
に応じた方向音を出力する際には、表示物760の移動
方向は、ドラッグ処理に伴って表示手段720の画面7
21上を移動するマウスポインタが停止した位置(ドラ
ッグ処理を開始した位置を含む。)を基準点として定め
られる。従って、マウスポインタが停止する都度に、移
動方向を定める基準点が更新される。
【0145】また、処理手段740は、マウスポインタ
がドラッグ処理の対象となる表示物760に接触した際
にドロップダウン対象物接触音記憶手段756に記憶さ
れたドロップダウン対象物接触音を出力する処理を行う
ドロップダウン対象物接触音出力処理手段746と、マ
ウスポインタがドラッグ処理の対象となる表示物760
に接触して停止した際にこの接触した表示物760につ
いてのドロップダウン対象物名読上音記憶手段757に
記憶された音声を出力する処理を行うドロップダウン対
象物名読上音出力処理手段747とを備えている。
【0146】そして、以上の処理手段740を構成する
各手段741〜747は、ドラッグ処理装置700を構
成するコンピュータ本体の内部に設けられた中央演算処
理装置(CPU)、およびこのCPUの動作手順を規定
する一つまたは複数のプログラムにより実現される。
【0147】記憶手段750は、表示物760の移動方
向に応じた方向音を記憶する方向音記憶手段751と、
表示手段720の画面721を分割して形成された複数
の領域を識別するために各領域毎に個別に付された領域
名を読み上げる音声を記憶する領域名読上音記憶手段7
52と、ドラッグ処理に伴って表示手段720の画面7
21上を移動するマウスポインタが被ドロップダウン対
象物770に接触したことを報知するための被ドロップ
ダウン対象物接触音を記憶する被ドロップダウン対象物
接触音記憶手段753と、被ドロップダウン対象物77
0に付された名称(例えばフォルダ名等)を読み上げる
音声を記憶する被ドロップダウン対象物名読上音記憶手
段754と、ドラッグ処理の対象となっている表示物7
60を被ドロップダウン対象物770にドロップダウン
した際に行われる処理(例えば、ファイルのコピーや移
動等)の内容を報知する音声を記憶するドロップダウン
対応処理内容報知音記憶手段755とを備えている。
【0148】また、記憶手段750は、ドラッグ処理に
伴って表示手段720の画面721上を移動するマウス
ポインタがドラッグ処理の対象となる表示物760に接
触したことを報知するためのドロップダウン対象物接触
音を記憶するドロップダウン対象物接触音記憶手段75
6と、ドラッグ処理の対象となる表示物760に付され
た名称(例えば、ファイル名等)を読み上げる音声を記
憶するドロップダウン対象物名読上音記憶手段757と
を備えている。
【0149】そして、以上の記憶手段750を構成する
各手段751〜757としては、例えば、ハードディス
ク、ROM、EEPROM、フラッシュ・メモリ、RA
M、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DV
D−ROM、DVD−RAM、FD、磁気テープ、ある
いはこれらの組合せ等を採用することができる。
【0150】このような第二実施形態においては、以下
のようにしてドラッグ処理装置700によるドラッグ処
理が行われる。
【0151】図22において、表示手段720の画面7
21は、格子状に配置された縦横の線(図中の一点鎖
線)により複数の領域に分割されている。分割された各
領域についての横列は、図中の上側から順に第A列から
第F列まであり、縦列は、図中の左側から順に第1列か
ら第8列まである。そして、例えば、一番左上の領域
は、「A1」という領域名が付され、一番右下の領域
は、「F8」という領域名が付されている。
【0152】また、画面721上には、ドラッグ処理の
対象となる表示物760(つまり、ドロップダウン対象
物)と、ドロップダウンされる対象となる被ドロップダ
ウン対象物770とが表示されている。ここでは、例え
ば、表示物760はファイルであり、被ドロップダウン
対象物770はフォルダであるものとする。
【0153】先ず、操作者が、入力手段730を構成す
るマウスを操作し、マウスポインタを動かして表示物7
60に接触させると、ドロップダウン対象物接触音出力
処理手段746により、ドロップダウン対象物接触音記
憶手段756に記憶された音声が再生される。そして、
この接触位置でマウスポインタを停止させると、ドロッ
プダウン対象物名読上音出力処理手段747により、ド
ロップダウン対象物名読上音記憶手段757に記憶され
た音声、つまりドロップダウン対象物名が読み上げられ
る。
【0154】次に、表示物760のドラッグ処理を開始
し、例えば、図示の如く表示物760をB6領域からC
6領域に移動させると、マウスポインタがC6領域に入
った瞬間に、その移動方向に応じ、方向音出力処理手段
741により、方向音記憶手段751に記憶された方向
音が出力される。ここでは、B6領域を基準として移動
方向が定まるので、下向きに移動した場合に対応する方
向音が出力される。
【0155】そして、マウスポインタをC6領域で一旦
停止させると、領域名読上音出力処理手段742によ
り、その停止位置に対応するC6領域についての領域名
読上音記憶手段752に記憶された音声(例えば、「C
6」、「C6領域」、「C6領域です。」等)が読み上
げられる。
【0156】さらに、表示物760をC6領域からC4
領域に移動させると、マウスポインタがC4領域に入っ
た瞬間に、その移動方向に応じ、方向音出力処理手段7
41により、方向音記憶手段751に記憶された方向音
が出力される。ここでは、C6領域を基準として移動方
向が定まるので、左向きに移動した場合に対応する方向
音が出力される。
【0157】そして、マウスポインタをC4領域で一旦
停止させると、領域名読上音出力処理手段742によ
り、その停止位置に対応するC4領域についての領域名
読上音記憶手段752に記憶された音声(例えば、「C
4」、「C4領域」、「C4領域です。」等)が読み上
げられる。
【0158】続いて、表示物760をドラッグした状態
でマウスポインタが被ドロップダウン対象物770に接
触すると、被ドロップダウン対象物接触音出力処理手段
743により、被ドロップダウン対象物接触音記憶手段
753に記憶された被ドロップダウン対象物接触音が出
力される。そして、この接触位置でマウスポインタを停
止させると、被ドロップダウン対象物名読上音出力処理
手段744により、被ドロップダウン対象物770につ
いての被ドロップダウン対象物名読上音記憶手段754
に記憶された音声(ここでは、フォルダ名)が読み上げ
られる。
【0159】さらに、被ドロップダウン対象物770の
上で、掴んでいる表示物760を離してドロップダウン
すると、ドロップダウン対応処理内容報知音出力処理手
段745により、ドロップダウン対応処理内容報知音記
憶手段755に記憶された音声(例えば、「〜のファイ
ルを〜のフォルダにコピーします。」、「〜のファイル
を〜のフォルダに移動します。」等)が出力される。
【0160】このような第二実施形態によれば、次のよ
うな効果がある。すなわち、ドラッグ処理装置700
は、方向音出力処理手段741および方向音記憶手段7
51を備えているので、ドラッグする方向により異なる
音を出力することができる。このため、ドラッグしてい
る方向を聴覚により確認することができるので、ドラッ
グ処理装置700、あるいはこれを含む各種システムの
操作性や使い勝手を向上させることができる。従って、
例えば、視覚障害者等であっても、容易にドラッグ操作
を行うことができる。
【0161】そして、方向音出力処理手段741によ
り、ドラッグする方向に応じて異なる音を出力する際に
は、表示物760の移動方向は、マウスポインタの停止
位置を基準点として定められるので、ドラッグしている
最中にマウスポインタを停止させれば、常にその停止位
置を基準とする相対的なマウスポインタの動きを把握す
ることができる。従って、マウスポインタの細かな動き
を把握することができ、また、視覚障害者等であって
も、マウスポインタが画面721上に描く軌跡をイメー
ジすることができる。
【0162】また、ドラッグ処理装置700は、領域名
読上音出力処理手段742および領域名読上音記憶手段
752を備えているので、マウスポインタが停止した際
に、その停止位置に対応する領域名を読み上げることが
できる。このため、操作者は、聴覚によりマウスポイン
タの停止位置を把握することができるので、ドラッグ処
理装置700、あるいはこれを含む各種システムの操作
性や使い勝手を向上させることができる。従って、例え
ば視覚障害者等であっても、マウスポインタの停止位置
を把握することができる。
【0163】さらに、ドラッグ処理装置700は、被ド
ロップダウン対象物接触音出力処理手段743および被
ドロップダウン対象物接触音記憶手段753を備えてい
るので、マウスポインタが被ドロップダウン対象物77
0に接触した際に、被ドロップダウン対象物接触音を出
力することができる。このため、操作者は、聴覚により
被ドロップダウン対象物770への接触を把握すること
ができるので、ドラッグ処理装置700、あるいはこれ
を含む各種システムの操作性や使い勝手を向上させるこ
とができる。従って、例えば視覚障害者等であっても、
被ドロップダウン対象物770への接触を把握すること
ができる。
【0164】そして、ドラッグ処理装置700は、被ド
ロップダウン対象物名読上音出力処理手段744および
被ドロップダウン対象物名読上音記憶手段754を備え
ているので、マウスポインタが被ドロップダウン対象物
770に接触して停止した際に、この接触した被ドロッ
プダウン対象物名を読み上げることができる。このた
め、操作者は、接触音を聞いたとき、その位置でポイン
タを停止させれば、聴覚により、接触した被ドロップダ
ウン対象物770が何であるかを把握することができ
る。従って、操作の確実性の向上を図ることができるう
え、例えば視覚障害者等であっても、被ドロップダウン
対象物770が何であるかを把握することができる。
【0165】また、ドラッグ処理装置700は、ドロッ
プダウン対応処理内容報知音出力処理手段745および
ドロップダウン対応処理内容報知音記憶手段755を備
えているので、ドロップダウンした際に行われる処理の
内容を報知することができる。このため、操作者は、聴
覚により、ドロップダウンすることにより行われる処理
の内容を把握することができる。従って、聴覚により、
自分が行った操作内容の確認を行うことができるので、
例えば視覚障害者等であっても、操作内容の確認を行う
ことができる。
【0166】さらに、ドラッグ処理装置700は、ドロ
ップダウン対象物接触音出力処理手段746およびドロ
ップダウン対象物接触音記憶手段756を備えているの
で、マウスポインタがドラッグ処理の対象となる表示物
760(つまり、ドロップダウン対象物)に接触した際
に、ドロップダウン対象物接触音を出力することができ
る。このため、操作者は、聴覚により、マウスポインタ
がドロップダウン対象物760に接触したことを把握す
ることができるので、ドラッグ処理装置700、あるい
はこれを含む各種システムの操作性や使い勝手を向上さ
せることができる。従って、例えば視覚障害者等であっ
ても、マウスポインタがドロップダウン対象物760に
接触したことを把握することができる。
【0167】そして、ドラッグ処理装置700は、ドロ
ップダウン対象物名読上音出力処理手段747およびド
ロップダウン対象物名読上音記憶手段757を備えてい
るので、マウスポインタがドラッグ処理の対象となる表
示物760(つまり、ドロップダウン対象物)に接触し
て停止した際に、ドロップダウン対象物名を読み上げる
ことができる。このため、操作者は、聴覚により、マウ
スポインタが接触したドロップダウン対象物760が何
であるかを把握することができる。従って、操作の確実
性の向上を図ることができるうえ、例えば視覚障害者等
であっても、ドロップダウン対象物760が何であるか
を把握することができる。
【0168】なお、本発明は前記各実施形態に限定され
るものではなく、本発明の目的を達成できる範囲内での
変形等は本発明に含まれるものである。
【0169】すなわち、前記第一実施形態では、中国語
学習システム10の並べ替え選択問題の処理に本発明の
ドラッグ処理装置が適用されていたが、これに限定され
るものではなく、例えば、麻雀ゲームでの麻雀牌のドラ
ッグ処理、日本地図パズルでの都道府県地図のドラッグ
処理、アメリカ合衆国パズルでの各州地図のドラッグ処
理、世界地図パズルでの各国地図のドラッグ処理、チェ
スの駒のドラッグ処理、将棋の駒のドラッグ処理、陣取
りゲームでの陣地境界線のドラッグ処理、戦争ゲームで
の戦車や歩兵や軍艦や戦闘機等のドラッグ処理、動物図
鑑での動物のドラッグ処理、絵本の登場人物のドラッグ
処理等、娯楽用や教育用等の各種のシステムに適用する
ことができる。
【0170】そして、前記第一実施形態では、中国語学
習システム10は、並べ替え選択問題を含めて9種類の
問題を備えていたが、これらの各種の問題の全てを備え
ている必要はなく、要するに、本発明のドラッグ処理装
置を実現するには、並べ替え選択問題を備えていればよ
く、また、本発明の語学学習システムを実現するには、
並べ替え選択問題に加え、文字選択問題である漢字選択
問題、発音記号選択問題であるピンイン選択問題、発音
記号入力問題であるピンイン入力問題を備えていればよ
い。さらに、前記第一実施形態の中国語学習システム1
0の説明で示されたデータベース構造や画面上の表示構
成等は、一例を示すものに過ぎず、これに限定されるも
のではない。
【0171】また、前記第二実施形態では、表示手段7
20の画面721を分割して形成された領域は、横列に
ついては、第A列から第F列まであり、縦列について
は、第1列から第8列まであるが、縦横の分割数は、こ
れに限定されるものではなく任意である。
【0172】さらに、前記第二実施形態では、表示物7
60はファイルであり、被ドロップダウン対象物770
はフォルダであるものとして説明が行われているが、こ
れに限定されるものではなく、例えば、表示物760や
被ドロップダウン対象物770はアイコン等であっても
よい。
【0173】
【発明の効果】以上に述べたように本発明によれば、ド
ラッグ処理に伴って音を出力するので、システムの操作
性や使い勝手あるいは利用価値の向上を図ることができ
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態の語学学習システムであ
る中国語学習システムの全体構成図。
【図2】第一実施形態の中国語学習システムを構成する
並べ替え選択問題用データベースの詳細構成図。
【図3】第一実施形態の中国語学習システムのメニュー
画面の例示図。
【図4】第一実施形態の中国語学習システムの漢字選択
問題用画面の例示図。
【図5】第一実施形態の中国語学習システムの漢字選択
問題用画面の別の例示図。
【図6】第一実施形態の中国語学習システムのピンイン
選択問題用画面の例示図。
【図7】第一実施形態の中国語学習システムのピンイン
選択問題用画面の別の例示図。
【図8】第一実施形態の中国語学習システムのピンイン
入力問題用画面の例示図。
【図9】第一実施形態の中国語学習システムのピンイン
入力問題用画面の別の例示図。
【図10】第一実施形態の中国語学習システムの文型選
択問題用画面の例示図。
【図11】第一実施形態の中国語学習システムの並べ替
え選択問題用画面の例示図。
【図12】第一実施形態の中国語学習システムの並べ替
え選択問題用画面の別の例示図。
【図13】第一実施形態の中国語学習システムの文型入
力問題用画面の例示図。
【図14】第一実施形態の中国語学習システムの並べ替
え入力問題用画面の例示図。
【図15】第一実施形態の中国語学習システムの絵問題
用画面の例示図。
【図16】第一実施形態の中国語学習システムの会話内
容問題用画面の例示図。
【図17】第一実施形態の中国語学習システムの会話内
容問題用画面の別の例示図。
【図18】第一実施形態の中国語学習システムの並べ替
え選択問題の処理の流れのうち、前処理の流れを示すフ
ローチャートの図。
【図19】第一実施形態の中国語学習システムの並べ替
え選択問題の処理の流れのうち、ドラッグが起きたとき
の処理の流れを示すフローチャートの図。
【図20】第一実施形態の中国語学習システムの並べ替
え選択問題の処理の流れのうち、ドロップダウンが起き
たときの処理の流れを示すフローチャートの図。
【図21】本発明の第二実施形態のドラッグ処理装置の
全体構成図。
【図22】第二実施形態のドラッグ処理装置を用いてド
ラッグ処理を行う際の画面例を示す図。
【符号の説明】
10 語学学習システムである中国語学習システム 40A メニュー画面描画手段 41 文字選択問題処理手段である漢字選択問題処理手
段 41A 文字選択問題用描画手段である漢字選択問題用
描画手段 41B 文字選択問題用発音出力処理手段である漢字選
択問題用発音出力処理手段 41C 文字選択問題用判断手段である漢字選択問題用
判断手段 42 発音記号選択問題処理手段であるピンイン選択問
題処理手段 42A 発音記号選択問題用描画手段であるピンイン選
択問題用描画手段 42B 発音記号選択問題用発音出力処理手段であるピ
ンイン選択問題用発音出力処理手段 42C 発音記号選択問題用判断手段であるピンイン選
択問題用判断手段 43 発音記号入力問題処理手段であるピンイン入力問
題処理手段 43A 発音記号入力問題用描画手段であるピンイン入
力問題用描画手段 43B 発音記号入力問題用発音出力処理手段であるピ
ンイン入力問題用発音出力処理手段 43C 発音記号入力問題用判断手段であるピンイン入
力問題用判断手段 45 並べ替え選択問題処理手段 45A 並べ替え選択問題用描画手段 45B 対応音出力処理手段 45C 並べ替え選択問題用判断手段 51 文字選択問題用発音記憶手段である漢字選択問題
用発音記憶手段 52 発音記号選択問題用発音記憶手段であるピンイン
選択問題用発音記憶手段 53 発音記号入力問題用発音記憶手段であるピンイン
入力問題用発音記憶手段 55 対応音記憶手段 206〜213 ドロップダウン対象物 700 ドラッグ処理装置 741 方向音出力処理手段 742 領域名読上音出力処理手段 743 被ドロップダウン対象物接触音出力処理手段 744 被ドロップダウン対象物名読上音出力処理手段 745 ドロップダウン対応処理内容報知音出力処理手
段 746 ドロップダウン対象物接触音出力処理手段 747 ドロップダウン対象物名読上音出力処理手段 751 方向音記憶手段 752 領域名読上音記憶手段 753 被ドロップダウン対象物接触音記憶手段 754 被ドロップダウン対象物名読上音記憶手段 755 ドロップダウン対応処理内容報知音記憶手段 756 ドロップダウン対象物接触音記憶手段 757 ドロップダウン対象物名読上音記憶手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G10L 21/06 Fターム(参考) 2C028 AA03 AA04 AA05 BA01 BA02 BA03 BB03 BB04 BC01 BC02 BD02 CA06 CA12 CA13 5D045 AB12

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作者の入力操作に応じて表示手段の画
    面上で表示物を移動させるドラッグ処理を行うドラッグ
    処理装置において、 前記ドラッグ処理に伴って音を出力することを特徴とす
    るドラッグ処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のドラッグ処理装置にお
    いて、 前記表示物に対応する対応音を記憶する対応音記憶手段
    と、 前記ドラッグ処理に伴ってこのドラッグ処理の対象とな
    っている前記表示物に応じて前記対応音記憶手段に記憶
    された前記対応音を出力する処理を行う対応音出力処理
    手段とを備えたことを特徴とするドラッグ処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のドラッグ処理装置にお
    いて、 前記表示物は、文字を含み、 前記対応音は、前記文字の読みに相当する音声であるこ
    とを特徴とするドラッグ処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のドラッグ処理装置にお
    いて、 前記ドラッグ処理は、複数の単語を正しい順序に並べ替
    えて正しい文章を作成する語学学習システムの並べ替え
    選択問題を解く際の並べ替え処理であり、 前記表示物は、前記並べ替え選択問題の並べ替え項目を
    構成する前記単語であり、 前記対応音は、前記単語の発音であることを特徴とする
    ドラッグ処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のドラッグ処理装置にお
    いて、 前記語学学習システムは、中国語学習システムであり、 前記単語は、中国語の単語であり、 前記文章は、中国語文であり、 前記対応音は、前記単語の中国語による発音であること
    を特徴とするドラッグ処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載のドラッグ処理装置にお
    いて、 前記表示物の移動方向に応じた方向音を記憶する方向音
    記憶手段と、 前記ドラッグ処理に伴ってこのドラッグ処理の対象とな
    っている前記表示物の移動方向に応じて前記方向音記憶
    手段に記憶された前記方向音を出力する処理を行う方向
    音出力処理手段とを備えたことを特徴とするドラッグ処
    理装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のドラッグ処理装置にお
    いて、前記表示物の移動方向は、前記ドラッグ処理に伴
    って前記表示手段の画面上を移動するポインタが停止し
    た位置を基準点として定められることを特徴とするドラ
    ッグ処理装置。
  8. 【請求項8】 請求項1,6,7のいずれかに記載のド
    ラッグ処理装置において、前記表示手段の画面は、複数
    の領域に分割され、 これらの複数の領域を識別するために各領域毎に個別に
    付された領域名を読み上げる音声を記憶する領域名読上
    音記憶手段と、 前記ドラッグ処理に伴って前記表示手段の画面上を移動
    するポインタが停止した際にこの停止位置に対応する前
    記領域についての前記領域名読上音記憶手段に記憶され
    た前記音声を出力する処理を行う領域名読上音出力処理
    手段とを備えたことを特徴とするドラッグ処理装置。
  9. 【請求項9】 請求項1,6〜8のいずれかに記載のド
    ラッグ処理装置において、 前記ドラッグ処理に伴って前記表示手段の画面上を移動
    するポインタが被ドロップダウン対象物に接触したこと
    を報知するための被ドロップダウン対象物接触音を記憶
    する被ドロップダウン対象物接触音記憶手段と、 前記ポインタが前記被ドロップダウン対象物に接触した
    際に前記被ドロップダウン対象物接触音記憶手段に記憶
    された前記被ドロップダウン対象物接触音を出力する処
    理を行う被ドロップダウン対象物接触音出力処理手段と
    を備えたことを特徴とするドラッグ処理装置。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載のドラッグ処理装置に
    おいて、 前記被ドロップダウン対象物に付された名称を読み上げ
    る音声を記憶する被ドロップダウン対象物名読上音記憶
    手段と、 前記ポインタが前記被ドロップダウン対象物に接触して
    停止した際にこの接触した前記被ドロップダウン対象物
    についての前記被ドロップダウン対象物名読上音記憶手
    段に記憶された前記音声を出力する処理を行う被ドロッ
    プダウン対象物名読上音出力処理手段とを備えたことを
    特徴とするドラッグ処理装置。
  11. 【請求項11】 請求項9または10に記載のドラッグ
    処理装置において、 前記ドラッグ処理の対象となっている前記表示物を前記
    被ドロップダウン対象物にドロップダウンした際に行わ
    れる処理の内容を報知する音声を記憶するドロップダウ
    ン対応処理内容報知音記憶手段と、 前記表示物が前記被ドロップダウン対象物にドロップダ
    ウンされた際に前記ドロップダウン対応処理内容報知音
    記憶手段に記憶された前記音声を出力する処理を行うド
    ロップダウン対応処理内容報知音出力処理手段とを備え
    たことを特徴とするドラッグ処理装置。
  12. 【請求項12】 請求項1,6〜11のいずれかに記載
    のドラッグ処理装置において、 前記ドラッグ処理に伴って前記表示手段の画面上を移動
    するポインタが前記ドラッグ処理の対象となる前記表示
    物に接触したことを報知するためのドロップダウン対象
    物接触音を記憶するドロップダウン対象物接触音記憶手
    段と、 前記ポインタが前記ドラッグ処理の対象となる前記表示
    物に接触した際に前記ドロップダウン対象物接触音記憶
    手段に記憶された前記ドロップダウン対象物接触音を出
    力する処理を行うドロップダウン対象物接触音出力処理
    手段とを備えたことを特徴とするドラッグ処理装置。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載のドラッグ処理装置
    において、 前記ドラッグ処理の対象となる前記表示物に付された名
    称を読み上げる音声を記憶するドロップダウン対象物名
    読上音記憶手段と、 前記ポインタが前記ドラッグ処理の対象となる前記表示
    物に接触して停止した際にこの接触した前記表示物につ
    いての前記ドロップダウン対象物名読上音記憶手段に記
    憶された前記音声を出力する処理を行うドロップダウン
    対象物名読上音出力処理手段とを備えたことを特徴とす
    るドラッグ処理装置。
  14. 【請求項14】 単語または文章の発音を聞いた後にこ
    れらの単語または文章を示す文字を選択する文字選択問
    題を処理する文字選択問題処理手段と、 この文字選択問題で用いる単語または文章の発音を記憶
    する文字選択問題用発音記憶手段と、 単語または文章の発音を聞いた後にこれらの単語または
    文章の発音を示す発音記号を選択する発音記号選択問題
    を処理する発音記号選択問題処理手段と、 この発音記号選択問題で用いる単語または文章の発音を
    記憶する発音記号選択問題用発音記憶手段と、 単語または文章の発音を聞いた後にこれらの単語または
    文章の発音を示す発音記号を入力する発音記号入力問題
    を処理する発音記号入力問題処理手段と、 この発音記号入力問題で用いる単語または文章の発音を
    記憶する発音記号入力問題用発音記憶手段と、 複数の単語を正しい順序に並べ替えて正しい文章を作成
    する並べ替え選択問題を処理する並べ替え選択問題処理
    手段と、 この並べ替え選択問題で表示手段の画面上に表示される
    表示物としての並べ替え項目を構成する前記単語の発音
    を記憶する対応音記憶手段とを備え、 前記文字選択問題処理手段は、選択項目を構成する前記
    単語または前記文章を前記表示手段の画面上に表示する
    文字選択問題用描画手段と、前記文字選択問題用発音記
    憶手段に記憶された前記発音を出力する文字選択問題用
    発音出力処理手段と、選択された前記文字が正解か否か
    を判断する文字選択問題用判断手段とを含み、 前記発音記号選択問題処理手段は、選択項目を構成する
    前記発音記号を前記表示手段の画面上に表示する発音記
    号選択問題用描画手段と、前記発音記号選択問題用発音
    記憶手段に記憶された前記発音を出力する発音記号選択
    問題用発音出力処理手段と、選択された前記発音記号が
    正解か否かを判断する発音記号選択問題用判断手段とを
    含み、 前記発音記号入力問題処理手段は、解答としての前記発
    音記号を入力する発音記号入力部を前記表示手段の画面
    上に表示する発音記号入力問題用描画手段と、前記発音
    記号入力問題用発音記憶手段に記憶された前記発音を出
    力する発音記号入力問題用発音出力処理手段と、入力さ
    れた前記発音記号が正解か否かを判断する発音記号入力
    問題用判断手段とを含み、 前記並べ替え選択問題処理手段は、並べ替え項目を構成
    する前記単語を前記表示手段の画面上に表示する並べ替
    え選択問題用描画手段と、前記単語を前記表示手段の画
    面上で移動させて並べ替えるために行うドラッグ処理に
    伴ってこのドラッグ処理の対象となっている前記単語に
    ついての前記対応音記憶手段に記憶された前記発音を出
    力する処理を行う対応音出力処理手段と、前記単語を並
    べ替えて作成された前記文章が正解か否かを判断する並
    べ替え選択問題用判断手段とを含むことを特徴とする語
    学学習システム。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載の語学学習システム
    において、前記表示手段の画面上にメニュー画面を表示
    するメニュー画面描画手段を備え、 このメニュー画面には、先ず、前記文字選択問題を行
    い、次に、前記発音記号選択問題を行い、その後、前記
    発音記号入力問題を行うという順序で学習を進める誘導
    表示が行われていることを特徴とする語学学習システ
    ム。
  16. 【請求項16】 請求項14または15に記載の語学学
    習システムにおいて、 前記文字選択問題は、中国語の単語の発音を聞いた後に
    この単語を示す漢字を選択する漢字選択問題であり、 前記発音記号選択問題は、中国語の単語の発音を聞いた
    後にこの単語の発音を示すピンインを選択するピンイン
    選択問題であり、 前記発音記号入力問題は、中国語の単語の発音を聞いた
    後にこの単語の発音を示すピンインを入力するピンイン
    入力問題であることを特徴とする語学学習システム。
  17. 【請求項17】 操作者の入力操作に応じて表示手段の
    画面上で表示物を移動させるドラッグ処理を行うドラッ
    グ処理装置として、コンピュータを機能させるためのプ
    ログラムであって、 前記ドラッグ処理に伴って音を出力することを特徴とす
    るドラッグ処理装置として、コンピュータを機能させる
    ためのプログラム。
  18. 【請求項18】 単語または文章の発音を聞いた後にこ
    れらの単語または文章を示す文字を選択する文字選択問
    題を処理する文字選択問題処理手段と、 この文字選択問題で用いる単語または文章の発音を記憶
    する文字選択問題用発音記憶手段と、 単語または文章の発音を聞いた後にこれらの単語または
    文章の発音を示す発音記号を選択する発音記号選択問題
    を処理する発音記号選択問題処理手段と、 この発音記号選択問題で用いる単語または文章の発音を
    記憶する発音記号選択問題用発音記憶手段と、 単語または文章の発音を聞いた後にこれらの単語または
    文章の発音を示す発音記号を入力する発音記号入力問題
    を処理する発音記号入力問題処理手段と、 この発音記号入力問題で用いる単語または文章の発音を
    記憶する発音記号入力問題用発音記憶手段と、 複数の単語を正しい順序に並べ替えて正しい文章を作成
    する並べ替え選択問題を処理する並べ替え選択問題処理
    手段と、 この並べ替え選択問題で表示手段の画面上に表示される
    表示物としての並べ替え項目を構成する前記単語の発音
    を記憶する対応音記憶手段とを備え、 前記文字選択問題処理手段は、選択項目を構成する前記
    単語または前記文章を前記表示手段の画面上に表示する
    文字選択問題用描画手段と、前記文字選択問題用発音記
    憶手段に記憶された前記発音を出力する文字選択問題用
    発音出力処理手段と、選択された前記文字が正解か否か
    を判断する文字選択問題用判断手段とを含み、 前記発音記号選択問題処理手段は、選択項目を構成する
    前記発音記号を前記表示手段の画面上に表示する発音記
    号選択問題用描画手段と、前記発音記号選択問題用発音
    記憶手段に記憶された前記発音を出力する発音記号選択
    問題用発音出力処理手段と、選択された前記発音記号が
    正解か否かを判断する発音記号選択問題用判断手段とを
    含み、 前記発音記号入力問題処理手段は、解答としての前記発
    音記号を入力する発音記号入力部を前記表示手段の画面
    上に表示する発音記号入力問題用描画手段と、前記発音
    記号入力問題用発音記憶手段に記憶された前記発音を出
    力する発音記号入力問題用発音出力処理手段と、入力さ
    れた前記発音記号が正解か否かを判断する発音記号入力
    問題用判断手段とを含み、 前記並べ替え選択問題処理手段は、並べ替え項目を構成
    する前記単語を前記表示手段の画面上に表示する並べ替
    え選択問題用描画手段と、前記単語を前記表示手段の画
    面上で移動させて並べ替えるために行うドラッグ処理に
    伴ってこのドラッグ処理の対象となっている前記単語に
    ついての前記対応音記憶手段に記憶された前記発音を出
    力する処理を行う対応音出力処理手段と、前記単語を並
    べ替えて作成された前記文章が正解か否かを判断する並
    べ替え選択問題用判断手段とを含むことを特徴とする語
    学学習システムとして、コンピュータを機能させるため
    のプログラム。
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