JP2003140454A - トナーカートリッジ - Google Patents

トナーカートリッジ

Info

Publication number
JP2003140454A
JP2003140454A JP2001342772A JP2001342772A JP2003140454A JP 2003140454 A JP2003140454 A JP 2003140454A JP 2001342772 A JP2001342772 A JP 2001342772A JP 2001342772 A JP2001342772 A JP 2001342772A JP 2003140454 A JP2003140454 A JP 2003140454A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner
agitator
supply port
regulating member
end portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001342772A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Atsumi
正宏 渥美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2001342772A priority Critical patent/JP2003140454A/ja
Publication of JP2003140454A publication Critical patent/JP2003140454A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は初期状態からトナーを確実に供給する
利用性の良好なトナーカートリッジを提供する。 【解決手段】インクカートリッジ1は、トナー補給規制
部材9が、アジテータ8の回転方向及び反回転方向に移
動可能に配設され、アジテータ8が、回転に伴ってトナ
ー補給規制部材9に所定の回転角度の間だけ係合して、
トナー補給規制部材9を供給口10を閉止する閉止位置
から供給口10を開放する開放位置へ移動させ、トナー
補給規制部材9が供給口10を開放している間だけトナ
ー11の現像部2への供給を可能としている。したがっ
て、従来のようにユーザが事前にヒートシールの引き抜
き操作を行うことなく、画像形成装置の動作に応じて現
像部2へトナー11を適切に供給することができ、利用
性を向上させることができるとともに、動作初期状態か
ら安定した画像を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トナーカートリッ
ジに関し、詳細には、初期状態からトナーを確実に供給
する利用性の良好なトナーカートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式の画像形成装置において
は、通常、現像剤であるトナーは、消耗品(サプライ)
として容器に詰められており、トナーが無くなると、容
器毎交換される。また、新品の現像剤容器は、画像形成
装置にセットされて記録に供されるが、記録紙に転写さ
れずに感光体ドラムに残留した廃トナーを、感光体ドラ
ムから回収し、回収した廃トナーごと廃棄される。この
ような現像剤容器は、画像形成に必要な他の部品が取り
付けられたトナーカートリッジとして組み付けられるこ
とも多く、この場合には、トナーカートリッジ毎交換さ
れる。
【0003】そして、トナーカートリッジは、一般的
に、トナーを感光体上に供給して感光体表面にトナー画
像を作像する現像部と、当該現像部にトナーを供給する
トナー補給部とを有しており、トナー補給部は、現像部
にトナーを供給するためのトナー補給部ケーシングと、
トナー補給のために回転するアジテータと、アジテータ
を回転させるアジテータギヤと、トナー補給部から現像
部へのトナー補給を規制する規制部材をトナー補給口に
有するトナー補給部と、を有しいる。
【0004】そして、従来のトナーカートリッジは、現
像部へのトナー供給を規制する規制部材がトナー補給部
と現像部の間にヒートシールを有し、このヒートシール
をユーザが手操作により引き抜くことで、トナー補給部
から現像部へのトナーの供給が可能となるようになって
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のトナーカートリッジにあっては、ヒートシー
ルをユーザが手操作により引き抜くことで、トナー補給
部から現像部へのトナーの供給が可能となるようになっ
ていたため、ユーザの操作忘れ等により現像部へのトナ
ーの補給が行われず、初期画像が形成されないという不
具合が発生するおそれがあった。
【0006】また、ヒートシールが引き抜かれると、ト
ナー補給部の取り扱いを適切に行わないと、トナー補給
部からトナーが飛散する等のおそれがあった。
【0007】そこで、請求項1記載の発明は、トナーを
感光体上に供給して感光体表面にトナー画像を作像する
現像部に供給口を通してトナーを供給するトナー補給部
が、トナーを収納するトナー補給部ケーシングと、回転
して当該トナー補給部ケーシング内のトナーを攪拌する
とともに供給口から現像部にトナーを供給するアジテー
タと、供給口を閉止する規制部材と、を備え、当該規制
部材が、アジテータの回転方向及び反回転方向に移動可
能に配設され、アジテータが、回転に伴って当該規制部
材に所定の回転角度の間だけ係合して、当該規制部材を
供給口を閉止する閉止位置から供給口を開放する開放位
置へ移動させ、規制部材が供給口を開放している間だけ
トナーの現像部への供給を可能とすることにより、従来
のようにユーザが事前にヒートシールの引き抜き操作を
行うことなく、トナーカートリッジがプリンタ等の画像
形成装置に装着されるだけで、画像形成装置の動作に応
じて現像部へトナーを適切に供給し、利用性を向上させ
るとともに、動作初期状態から安定した画像を得ること
のできるトナーカートリッジを提供することを目的とし
ている。
【0008】請求項2記載の発明は、規制部材に規制部
材係合端部を設け、アジテータの端部にアジテータ係合
端部を設け、アジテータの回転に伴って当該アジテータ
係合端部が規制部材係合端部に係合して、規制部材を閉
止位置から開放位置へ移動させることにより、簡単な構
成でアジテータの回転で規制部材を閉止位置から開放位
置へ移動させ、安価に利用性を向上させるとともに、動
作初期状態から安定した画像を得ることのできるトナー
カートリッジを提供することを目的としている。
【0009】請求項3記載の発明は、規制部材を、当該
規制部材の回転移動の動作半径とアジテータの回転半径
との差に応じてアジテータとの係合が解除されて、自重
で閉止位置方向に移動し、供給口を閉止するものとする
ことにより、簡単な構成で供給口の開口量を調整すると
ともに、規制部材の自重で閉止位置への移動を行わせ、
より一層安価に利用性を向上させるとともに、動作初期
状態からより一層安定した画像を得ることのできるトナ
ーカートリッジを提供することを目的としている。
【0010】請求項4記載の発明は、規制部材に、規制
部材係合端部を設け、アジテータに、規制部材の規制部
材係合端部と係合するアジテータ係合端部を当該アジテ
ータの回転方向に所定間隔で複数設け、当該アジテータ
の回転に伴って当該アジテータ係合端部が規制部材係合
端部に係合して、規制部材を閉止位置から開放位置へ移
動させることにより、アジテータ係合端部の数に応じて
規制部材の開放位置方向への移動回数を設定して、現像
部へのトナー補給量を調整し、良好な画像を得ることの
できるトナーカートリッジを提供することを目的として
いる。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明のト
ナーカートリッジは、トナーを感光体上に供給して感光
体表面にトナー画像を作像する現像部と、当該現像部に
供給口を通してトナーを供給するトナー補給部と、を備
え、当該トナー補給部が、トナーを収納するトナー補給
部ケーシングと、回転して当該トナー補給部ケーシング
内のトナーを攪拌するとともに前記供給口から前記現像
部にトナーを供給するアジテータと、前記供給口を閉止
する規制部材と、を備えたトナーカートリッジであっ
て、前記規制部材は、前記アジテータの回転方向及び反
回転方向に移動可能に配設されており、前記アジテータ
は、回転に伴って当該規制部材に所定の回転角度の間だ
け係合して、当該規制部材を前記供給口を閉止する閉止
位置から当該供給口を開放する開放位置へ移動させ、当
該規制部材が前記供給口を開放している間だけ前記トナ
ーの前記現像部への供給を可能とすることにより、上記
目的を達成している。
【0012】上記構成によれば、トナーを感光体上に供
給して感光体表面にトナー画像を作像する現像部に供給
口を通してトナーを供給するトナー補給部が、トナーを
収納するトナー補給部ケーシングと、回転して当該トナ
ー補給部ケーシング内のトナーを攪拌するとともに供給
口から現像部にトナーを供給するアジテータと、供給口
を閉止する規制部材と、を備え、当該規制部材が、アジ
テータの回転方向及び反回転方向に移動可能に配設さ
れ、アジテータが、回転に伴って当該規制部材に所定の
回転角度の間だけ係合して、当該規制部材を供給口を閉
止する閉止位置から供給口を開放する開放位置へ移動さ
せ、規制部材が供給口を開放している間だけトナーの現
像部への供給を可能としているので、従来のようにユー
ザが事前にヒートシールの引き抜き操作を行うことな
く、トナーカートリッジがプリンタ等の画像形成装置に
装着されるだけで、画像形成装置の動作に応じて現像部
へトナーを適切に供給することができ、利用性を向上さ
せることができるとともに、動作初期状態から安定した
画像を得ることができる。
【0013】この場合、例えば、請求項2に記載するよ
うに、前記規制部材は、規制部材係合端部を有し、前記
アジテータは、その端部にアジテータ係合端部を有し、
当該アジテータの回転に伴って当該アジテータ係合端部
が前記規制部材係合端部に係合して、前記規制部材を前
記閉止位置から前記開放位置へ移動させてもよい。
【0014】上記構成によれば、規制部材に規制部材係
合端部を設け、アジテータの端部にアジテータ係合端部
を設け、アジテータの回転に伴って当該アジテータ係合
端部が規制部材係合端部に係合して、規制部材を閉止位
置から開放位置へ移動させるので、簡単な構成でアジテ
ータの回転で規制部材を閉止位置から開放位置へ移動さ
せることができ、安価に利用性を向上させることができ
るとともに、動作初期状態から安定した画像を得ること
ができる。
【0015】また、例えば、請求項3に記載するよう
に、前記規制部材は、当該規制部材の前記回転移動の動
作半径と前記アジテータの回転半径との差に応じて前記
アジテータとの係合が解除されて、当該規制部材の自重
で前記閉止位置方向に移動し、前記供給口を閉止するも
のであってもよい。
【0016】上記構成によれば、規制部材を、当該規制
部材の回転移動の動作半径とアジテータの回転半径との
差に応じてアジテータとの係合が解除されて、自重で閉
止位置方向に移動し、供給口を閉止するものとしている
ので、簡単な構成で供給口の開口量を調整することがで
きるとともに、規制部材の自重で閉止位置への移動を行
わせることができ、より一層安価に利用性を向上させる
ことができるとともに、動作初期状態からより一層安定
した画像を得ることができる。
【0017】さらに、例えば、請求項4に記載するよう
に、前記規制部材は、規制部材係合端部を有し、前記ア
ジテータは、前記規制部材の前記規制部材係合端部と係
合するアジテータ係合端部を当該アジテータの回転方向
に所定間隔で複数備え、当該アジテータの回転に伴って
当該アジテータ係合端部が前記規制部材係合端部に係合
して、前記規制部材を前記閉止位置から前記開放位置へ
移動させてもよい。
【0018】上記構成によれば、規制部材に、規制部材
係合端部を設け、アジテータに、規制部材の規制部材係
合端部と係合するアジテータ係合端部を当該アジテータ
の回転方向に所定間隔で複数設け、当該アジテータの回
転に伴って当該アジテータ係合端部が規制部材係合端部
に係合して、規制部材を閉止位置から開放位置へ移動さ
せるので、アジテータ係合端部の数に応じて規制部材の
開放位置方向への移動回数を設定して、現像部へのトナ
ー補給量を調整することができ、良好な画像を得ること
ができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であるか
ら、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本
発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定す
る旨の記載がない限り、これらの態様に限られるもので
はない。
【0020】図1〜図4は、本発明のトナーカートリッ
ジの一実施の形態を示す図であり、図1は、本発明のト
ナーカートリッジの一実施の形態を適用したトナーカー
トリッジ1の正面断面図である。
【0021】図1において、インクカートリッジ1は、
現像部2とトナー補給部3を備えており、現像部2は、
現像部ケーシング4と現像ローラ5を備えている。トナ
ー補給部3は、トナー補給部ケーシング6、アジテータ
ギヤ7、アジテータ8及びトナー補給規制部材(規制部
材)9等を備えており、現像部2とトナー補給部3は、
現像部ケーシング4とトナー補給部ケーシング6が連結
固定されていることで、連結されている。
【0022】トナー補給部ケーシング6と現像部ケーシ
ング4とは、双方に形成された供給口10によりその内
部が連通されており、上記トナー補給部3のトナー補給
規制部材9は、トナー補給部ケーシング6の内側でこの
供給口10を開閉可能に閉止している。
【0023】トナー補給規制部材9は、例えば、図示し
ないガイド部材等によりガイドされて、図1に示す供給
口10を閉止する位置(閉止位置)から図3に示す供給
口10を開放する位置(開放位置)へと、トナー補給部
ケーシング6の内面に沿って移動可能にトナー補給部ケ
ーシング6の内面に取り付けられており、トナー補給部
規制部材9の上端部には、アジテータ8と係合して開放
位置に移動するための規制部材干渉形状部(規制部材係
合端部)9aが設けられている。
【0024】トナー補給部ケーシング6は、その内部
に、現像剤としてのトナー11が収納されており、アジ
テータ8は、棒状に形成されて、その中心部がアジテー
タギヤ7に連結されている。アジテータ8は、図2に示
すように、その一端部に、トナー補給部ケーシング6内
のトナー11を攪拌するとともに供給口10からトナー
11を現像部ケーシング4内に供給するアジテータフィ
ルム12が取り付けられており、その他端部に、トナー
補給部規制部材9の規制部材干渉形状部9aに係合して
トナー補給部規制部材9を閉止位置から開放位置へと移
動させるアジテータ干渉形状部(アジテータ係合端部)
8aが形成されている。
【0025】アジテータ8は、アジテータギヤ7によ
り、図1で時計方向に回転駆動されて、トナー補給部ケ
ーシング6内のトナー11を攪拌するとともに、アジテ
ータ干渉形状部8aでトナー補給部規制部材9を閉止位
置から開放位置に移動させて、供給口10から現像部ケ
ーシング6内にトナー11を供給する。
【0026】現像部2は、トナー補給部3から供給口1
0を通して供給されたトナー11を図1において矢印で
示す反時計方向に回転する現像ローラ5により、トナー
カートリッジ1の適用される図示しないプリンタ等の画
像形成装置の感光体にトナー11を供給する。
【0027】次に、本実施の形態の作用を説明する。本
実施の形態のトナーカートリッジ1は、図示しないプリ
ンタ等の画像形成装置に着脱可能に装着され、新品のト
ナーカートリッジ1は、そのトナー補給部ケーシング6
内にトナー11が充填されている。
【0028】トナーカートリッジ1は、画像形成装置に
装着される前には、トナー補給部規制部材9が閉止位置
に位置して、トナー11が供給口10を通して現像部2
側に移動して、現像部2から外部に漏れて飛散するのを
防止している。
【0029】そして、トナーカートリッジ1は、画像形
成装置に装着されると、プリンタの駆動機構からの駆動
力によりアジテータギヤ7が図1の時計方向に回転し、
アジテータギヤ7が回転すると、アジテータ8が時計方
向に回転して、図2に示すように、そのアジテータ干渉
形状部8aが規制部材干渉形状部9aに係合する。
【0030】アジテータ干渉形状部8aが規制部材干渉
形状部9aに係合した状態でアジテータ8がさらに回転
すると、図3に示すように、アジテータ8は、トナー補
給部規制部材9を閉止位置から開放位置へと移動させ、
供給口10を開放し、供給口10が開放されると、トナ
ー補給部ケーシング6内のトナー11が供給口10から
現像部2の現像部ケーシング4内に供給される。
【0031】さらにアジテータ8が回転し、図4に示す
係合解除位置まで回転すると、アジテータ干渉形状部8
aと規制部材干渉形状部9aとの係合が解除され、トナ
ー補給部規制部材9は、図4に矢印で示すように、自重
により閉止位置方向に移動して、図4に破線で示す閉止
位置へ移動して、供給口10を閉止する。
【0032】したがって、トナー補給部ケーシング6か
ら現像部ケーシング4へのトナー11の供給が規制さ
れ、トナー11の供給量が決定される。
【0033】そして、アジテータ8は、プリンタの駆動
と同期して回転しているため、トナー補給部規制部材9
は、プリンタの駆動の周期と同期して供給口10を開閉
し、一定量のトナー11を現像部2に供給する。
【0034】このトナー11の供給量は、アジテータ8
の回転半径とトナー補給部ケーシング6の曲率との差に
基づいて、アジテータ干渉形状部8aと規制部材干渉形
状部9aとの係合の解除される係合解除位置を変化させ
て供給口10の開閉時間を変化させることで設定するこ
とができる。
【0035】このように、本実施の形態のインクカート
リッジ1は、トナー11を感光体上に供給して感光体表
面にトナー画像を作像する現像部2に供給口10を通し
てトナー11を供給するトナー補給部3が、トナー11
を収納するトナー補給部ケーシング6と、回転してトナ
ー補給部ケーシング6内のトナー11を攪拌するととも
に供給口10から現像部2にトナー11を供給するアジ
テータ8と、供給口10を閉止するトナー補給規制部材
9と、を備え、トナー補給規制部材9が、アジテータ8
の回転方向及び反回転方向に移動可能に配設され、アジ
テータ8が、回転に伴ってトナー補給規制部材9に所定
の回転角度の間だけ係合して、トナー補給規制部材9を
供給口10を閉止する閉止位置から供給口10を開放す
る開放位置へ移動させ、トナー補給規制部材9が供給口
10を開放している間だけトナー11の現像部2への供
給を可能としている。
【0036】したがって、従来のようにユーザが事前に
ヒートシールの引き抜き操作を行うことなく、トナーカ
ートリッジ1がプリンタ等の画像形成装置に装着される
だけで、画像形成装置の動作に応じて現像部2へトナー
11を適切に供給することができ、利用性を向上させる
ことができるとともに、動作初期状態から安定した画像
を得ることができる。
【0037】また、本実施の形態のインクカートリッジ
1は、トナー補給規制部材9に規制部材干渉形状部(規
制部材係合端部)9aを設け、アジテータ8の端部にア
ジテータ干渉形状部(アジテータ係合端部)8aを設
け、アジテータ8の回転に伴ってアジテータ干渉形状部
8aが規制部材干渉形状部9aに係合して、トナー補給
規制部材9を閉止位置から開放位置へ移動させる。
【0038】したがって、簡単な構成でアジテータ8の
回転でトナー補給規制部材9を閉止位置から開放位置へ
移動させることができ、安価に利用性を向上させること
ができるとともに、動作初期状態から安定した画像を得
ることができる。
【0039】さらに、本実施の形態のインクカートリッ
ジ1は、トナー補給規制部材9を、トナー補給規制部材
9の回転移動の動作半径とアジテータ8の回転半径との
差に応じてアジテータ8との係合が解除されて、自重で
閉止位置方向に移動し、供給口10を閉止するものとし
ている。
【0040】したがって、簡単な構成で供給口10の開
口量を調整することができるとともに、トナー補給規制
部材9の自重で閉止位置への移動を行わせることがで
き、より一層安価に利用性を向上させることができると
ともに、動作初期状態からより一層安定した画像を得る
ことができる。
【0041】なお、上記実施の形態においては、アジテ
ータ8を棒形状として、その一端部に1箇所のアジテー
タ干渉形状部8aを形成しているが、アジテータ干渉形
状部8aとしては、1箇所に限るものではなく、例え
ば、図5に示すように、アジテータ20の一端部に、ア
ジテータフィルム21を取り付け、アジテータ8の回転
中心を中心として、当該アジテータフィルム21の取り
付け端部から所定角度θ毎に複数、例えば、3つのアー
ム22a〜2cを設けて、当該各アーム22a〜2cの
先端部にアジテータ干渉形状部23a〜23cを設けて
もよい。
【0042】このようにすると、アーム22a〜2cの
先端部にアジテータ干渉形状部23a〜23cの数に応
じてトナー補給規制部材9の開放位置方向への移動回数
を設定して、現像部2へのトナー補給量を調整すること
ができ、良好な画像を得ることができる。
【0043】以上、本発明者によってなされた発明を好
適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもな
い。
【0044】
【発明の効果】請求項1記載の発明のトナーカートリッ
ジによれば、トナーを感光体上に供給して感光体表面に
トナー画像を作像する現像部に供給口を通してトナーを
供給するトナー補給部が、トナーを収納するトナー補給
部ケーシングと、回転して当該トナー補給部ケーシング
内のトナーを攪拌するとともに供給口から現像部にトナ
ーを供給するアジテータと、供給口を閉止する規制部材
と、を備え、当該規制部材が、アジテータの回転方向及
び反回転方向に移動可能に配設され、アジテータが、回
転に伴って当該規制部材に所定の回転角度の間だけ係合
して、当該規制部材を供給口を閉止する閉止位置から供
給口を開放する開放位置へ移動させ、規制部材が供給口
を開放している間だけトナーの現像部への供給を可能と
しているので、従来のようにユーザが事前にヒートシー
ルの引き抜き操作を行うことなく、トナーカートリッジ
がプリンタ等の画像形成装置に装着されるだけで、画像
形成装置の動作に応じて現像部へトナーを適切に供給す
ることができ、利用性を向上させることができるととも
に、動作初期状態から安定した画像を得ることができ
る。
【0045】請求項2記載の発明のトナーカートリッジ
によれば、規制部材に規制部材係合端部を設け、アジテ
ータの端部にアジテータ係合端部を設け、アジテータの
回転に伴って当該アジテータ係合端部が規制部材係合端
部に係合して、規制部材を閉止位置から開放位置へ移動
させるので、簡単な構成でアジテータの回転で規制部材
を閉止位置から開放位置へ移動させることができ、安価
に利用性を向上させることができるとともに、動作初期
状態から安定した画像を得ることができる。
【0046】請求項3記載の発明のトナーカートリッジ
によれば、規制部材を、当該規制部材の回転移動の動作
半径とアジテータの回転半径との差に応じてアジテータ
との係合が解除されて、自重で閉止位置方向に移動し、
供給口を閉止するものとしているので、簡単な構成で供
給口の開口量を調整することができるとともに、規制部
材の自重で閉止位置への移動を行わせることができ、よ
り一層安価に利用性を向上させることができるととも
に、動作初期状態からより一層安定した画像を得ること
ができる。
【0047】請求項4記載の発明のトナーカートリッジ
によれば、規制部材に、規制部材係合端部を設け、アジ
テータに、規制部材の規制部材係合端部と係合するアジ
テータ係合端部を当該アジテータの回転方向に所定間隔
で複数設け、当該アジテータの回転に伴って当該アジテ
ータ係合端部が規制部材係合端部に係合して、規制部材
を閉止位置から開放位置へ移動させるので、アジテータ
係合端部の数に応じて規制部材の開放位置方向への移動
回数を設定して、現像部へのトナー補給量を調整するこ
とができ、良好な画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のトナーカートリッジの一実施の形態を
適用したトナーカートリッジの正面断面図。
【図2】図1のトナー補給部規制部材が供給口を閉じて
いる状態の供給口部分の拡大正面断面図。
【図3】図1のトナー補給部規制部材が供給口を開いて
いる状態の供給口部分の拡大正面断面図。
【図4】図1のアジテータ干渉形状部と規制部材干渉形
状部の係合が解除された状態の供給口部分の拡大正面断
面図。
【図5】アジテータの他の例を示す正面図。
【符号の説明】
1 インクカートリッジ 2 現像部 3 トナー補給部 4 現像部ケーシング 5 現像ローラ 6 トナー補給部ケーシング 7 アジテータギヤ 8 アジテータ 8a アジテータ干渉形状部 9 トナー補給規制部材 9a 規制部材干渉形状部 10 供給口 11 トナー 12 アジテータフィルム 20 アジテータ 21 アジテータフィルム 22a〜22c アーム 23a〜23c アジテータ干渉形状部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トナーを感光体上に供給して感光体表面に
    トナー画像を作像する現像部と、当該現像部に供給口を
    通してトナーを供給するトナー補給部と、を備え、当該
    トナー補給部が、トナーを収納するトナー補給部ケーシ
    ングと、回転して当該トナー補給部ケーシング内のトナ
    ーを攪拌するとともに前記供給口から前記現像部にトナ
    ーを供給するアジテータと、前記供給口を閉止する規制
    部材と、を備えたトナーカートリッジであって、前記規
    制部材は、前記アジテータの回転方向及び反回転方向に
    移動可能に配設されており、前記アジテータは、回転に
    伴って当該規制部材に所定の回転角度の間だけ係合し
    て、当該規制部材を前記供給口を閉止する閉止位置から
    当該供給口を開放する開放位置へ移動させ、当該規制部
    材が前記供給口を開放している間だけ前記トナーの前記
    現像部への供給を可能とすることを特徴とするトナーカ
    ートリッジ。
  2. 【請求項2】前記規制部材は、規制部材係合端部を有
    し、前記アジテータは、その端部にアジテータ係合端部
    を有し、当該アジテータの回転に伴って当該アジテータ
    係合端部が前記規制部材係合端部に係合して、前記規制
    部材を前記閉止位置から前記開放位置へ移動させること
    を特徴とする請求項1記載のトナーカートリッジ。
  3. 【請求項3】前記規制部材は、当該規制部材の前記回転
    移動の動作半径と前記アジテータの回転半径との差に応
    じて前記アジテータとの係合が解除されて、当該規制部
    材の自重で前記閉止位置方向に移動し、前記供給口を閉
    止することを特徴とする請求項1または請求項2記載の
    トナーカートリッジ。
  4. 【請求項4】前記規制部材は、規制部材係合端部を有
    し、前記アジテータは、前記規制部材の前記規制部材係
    合端部と係合するアジテータ係合端部を当該アジテータ
    の回転方向に所定間隔で複数備え、当該アジテータの回
    転に伴って当該アジテータ係合端部が前記規制部材係合
    端部に係合して、前記規制部材を前記閉止位置から前記
    開放位置へ移動させることを特徴とする請求項1から請
    求項3のいずれかに記載のトナーカートリッジ。
JP2001342772A 2001-11-08 2001-11-08 トナーカートリッジ Pending JP2003140454A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001342772A JP2003140454A (ja) 2001-11-08 2001-11-08 トナーカートリッジ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001342772A JP2003140454A (ja) 2001-11-08 2001-11-08 トナーカートリッジ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003140454A true JP2003140454A (ja) 2003-05-14

Family

ID=19156571

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001342772A Pending JP2003140454A (ja) 2001-11-08 2001-11-08 トナーカートリッジ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003140454A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8126370B2 (en) 2008-03-28 2012-02-28 Samsung Electronics Co., Ltd. Developing unit and image forming apparatus having the same
KR101441623B1 (ko) * 2010-03-31 2014-09-22 교세라 도큐멘트 솔루션즈 가부시키가이샤 회전 규제 부재, 기계 장치 및 화상 형성 장치

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8126370B2 (en) 2008-03-28 2012-02-28 Samsung Electronics Co., Ltd. Developing unit and image forming apparatus having the same
KR101441623B1 (ko) * 2010-03-31 2014-09-22 교세라 도큐멘트 솔루션즈 가부시키가이샤 회전 규제 부재, 기계 장치 및 화상 형성 장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5436497B2 (ja) 現像ユニット及び画像形成装置
JP7190106B2 (ja) 粉体収納容器、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置
JP2003140454A (ja) トナーカートリッジ
JP2002014531A (ja) 画像形成用現像装置
JP2020154089A (ja) 粉体収容装置および画像形成装置
JP7206751B2 (ja) トナー補給装置、現像装置および画像形成装置
JP6880879B2 (ja) 現像剤補給装置および画像形成装置
US20190064703A1 (en) Developer container and image forming apparatus including the same
JP4058217B2 (ja) 画像形成装置
JP2007147890A (ja) 画像形成装置
JP2013025257A (ja) 画像形成装置およびトナーボトル
JP3327069B2 (ja) 画像形成装置
JPS6144211Y2 (ja)
JPH0412522Y2 (ja)
JPS6318747B2 (ja)
JP3186440B2 (ja) 画像形成装置
JPS60249173A (ja) 現像器
JPH0342446Y2 (ja)
JPS61166565A (ja) トナ−補給部を備えた複写機
JPH0623888B2 (ja) 現像装置
JPS61117574A (ja) 多色現像装置
JP2002341638A (ja) 現像装置
JPH08234569A (ja) 現像装置
JPH02181758A (ja) 現像装置における現像剤回収方法
JPH04186267A (ja) 現像装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041006

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20041007

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061116

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061205

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070403