JPS6318747B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、トナーを使用する静電転写式の電子
写真複写装置に関するものである。

従来、この種の電子写真複写装置において、ト
ナーを手動で補給する場合、例えば第１図を参照
すると、トナーホツパー３内に配されたローラー
のごときトナー補給手段４を直接外力によつて動
作させていたため、補給トナーの量の規制が困難
であつた。また、トナーが一箇所に溜り、トナー
飛散の原因ともなつていた。

本発明は、そのような問題を解決したものであ
る。以下、その実施例を図面と共に説明する。

第１図において、１は感光体ドラム、２は磁気
ブラシ現像器を構成する磁気ロール、３はトナー
６が入れられたトナーホツパーで、その底部にト
ナー補給ローラ等のトナー補給手段４を備えてい
る。なお、５はアジテーシヨンバーで、磁気ロー
ル２と連動して回転し、トナー補給手段４から供
給されるトナーを撹拌して磁気ロール２の方へ移
送する。

このような構成において、メンテナンス等の必
要から手動でトナーを現像器へ補給する場合、装
置本体に設けた手動スイツチ（図示せず）を操作
すると、まず、感光体ドラム１と磁気ロール２が
それぞれ矢印方向に定速で回転し、しかる後にト
ナー補給ローラ等のトナー補給手段４が一定時間
回転または振動等の動作をして一定量のトナーが
下方の現像器へ補給される。そして、そのトナー
補給が終了した後に感光体ドラム１と磁気ロール
２の回転が停止せられる。それらの動作タイミン
グを第２図に示す。図面に斜線で示した部分が動
作状態を表わしている。

本発明は、以上の如く感光体ドラムと磁気ロー
ルの回転中にトナー補給ローラ等のトナー補給手
段を一定時間動作させることにより、一定量のト
ナー補給ができると共に、充分に撹拌されて飛散
をも防止できる。また、トナー補給量の規制もト
ナー補給手段の動作時間を変更することにより容
易になし得る。さらに感光体ドラムと磁気ロール
が連動しているため、トナーとの摩擦による悪影
響も防止できる等の効果が得られるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を説明するための要部概略構成
図、第２図は本発明の実施例のタイミングチヤー
トである。 １……感光体ドラム、２……磁気ロール、３…
…トナーホツパー、４……トナー補給手段、６…
…トナー。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ 感光体ドラムと、現像器を構成する磁気ロー
   ルと、トナーを前記磁気ロールに一定量づつ補給
   するトナー補給手段を装備したトナーホツパーを
   有する電子写真複写装置であつて、手動スイツチ
   を動作させることにより前記感光体ドラムと前記
   磁気ロールを回転させ、該感光体ドラムと磁気ロ
   ールの回転中に前記トナー補給手段を一定時間動
   作させるように構成したことを特徴とする電子写
   真複写装置。