JP2003139197A - 動力伝達ベルト - Google Patents
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Abstract
性に優れるエチレン−α−オレフィンエラストマーを提
供すること。 【解決手段】 (1)テンション部分; (2)クッション部分; (3)前記テンション部分とクッション部分の間に配置
される荷重支持部分を有することを特徴とするエンドレ
ス動力伝達ベルトであって、 (a)エチレン−α−オレフィンエラストマー; (b)グラファイト、二硫化モリブデン、ポリテトラフ
ルオロエチレンおよびこれらの混合物からなる群から選
択される、ゴム全体の100重量部あたり10から10
0重量部(phr)の非移行性内部潤滑剤;および (c)有機アクリレート、有機メタクリレート、α,β
−不飽和有機酸の金属塩およびこれらの混合物からなる
群から選択される、0.1から100phrの共架橋剤
の反応生成物を含む、フリーラジカル硬化エラストマー
組成物を含むベルト。
Description
レフィンエラストマー、非移行性内部潤滑剤および共架
橋剤の反応生成物を含むフリーラジカル硬化エラストマ
ー組成物により特徴づけられる動力伝達ベルトに関す
る。
高温、ならびに使用温度範囲をより広げ保証期間をより
長くするようにというカスタマの要求のために、高温お
よび低温での耐性が向上したベルト用エラストマーが求
められるようになった。結果として、自動車のマルチV
リブドベルト用途向けの主なエラストマーとして、エチ
レン−α−オレフィンポリマーがポリクロロプレンに取
って代わった。
トマーの知られている不利な点は耐磨耗性が劣ることで
ある。このタイプのエラストマーに固有な独特の問題は
動荷重および摩損磨耗により鎖が切断されやすいことで
ある。マルチVリブドベルトの場合にはこの特質により
「ピリング(pilling)」と呼ばれること、すな
わちベルトの溝に粘着性の摩損材料がたまることが起こ
る。この現象はベルトの望ましくない騒音のよくある原
因であり、極端な場合にはベルトの突然の破壊を招く可
能性がある。
ング性を向上させるいくつかの方法が知られており、従
来技術として記載されている。耐ピリング性を向上させ
る1つの方法には、エチレン含量の多いエチレン−α−
オレフィンエラストマーを使用することが含まれる。こ
の手法の1つの不利な点は、これらのエラストマーの高
エチレングレードが、動力伝達ベルトの製造において通
常使用されるオープンミルおよびカレンダで加工するこ
とが困難であるということである。高エチレン含量エチ
レン−α−オレフィンエラストマーはガラス転移温度が
高く結晶化度が高いために、エチレン含量が少ない比較
のエラストマーより低温特性が劣っている。
の耐ピリング性を向上させる別の手法は、テナシティが
大きく耐摩耗性である繊維、特にKevlar、Twa
ronおよびTechnoraの商標で販売されている
ものなどのアラミド繊維を組み込むことである。耐ピリ
ング性を改善するためにこのような繊維を用いること
は、Yarnell他(米国特許第5,610,217
号)、Sedlacek(米国特許第4,798,56
6号)およびTakehara他(米国特許第6,17
7,202)号を含むいくつかの先行する刊行物に記載
されている。このような繊維が組み込まれたマルチVリ
ブドベルトの溝がカッティングあるいはグラインディン
グにより形成されるとき、これらの繊維の一部分が露出
しリブ表面から突き出る。これらの繊維は、ベースエラ
ストマー自体の耐ピリング性を向上させることによるよ
りもむしろ、本質的にはベースエラストマーとベルトプ
ーリの接触を最少化するように機能する。しかし、この
ような繊維を使用することの主な不都合は、動力伝達ベ
ルトに通常用いられる他の繊維に比べてかなり高いそれ
らのコストである。例えば、アラミド繊維の原材料コス
トは典型的には、適切なコットン繊維のコストの20倍
を超える。さらに、アラミド繊維は通常のゴム混合装置
で効果的に分散させるのが難しく、したがってより念入
りでよりコストのかかる混合手法を必要とする。
克服する第3の手法は、ベルトリブ表面に移行してベル
トとプーリの間の接触部分で潤滑作用をする材料をエラ
ストマーコンパウンドに組み込むことである。この手法
の例はConnell他(米国特許第5,284,45
6号)により記載された、ポリシロキサン材料の利用で
ある。しかし、この方法にはいくつかの不利な点があ
る。動力伝達ベルトとプーリ表面の間の摩擦を減らすこ
とにより負荷伝動力が制限される。さらに、このような
材料の移行速度は雰囲気条件に強く依存し、そしてベル
ト表面のレベルは環境条件と使用頻度のいずれにも依存
する。このために、極度に広い使用温度域と使用サイク
ルが要求される自動車用途では、ある条件では表面の潤
滑性が不十分で、別の条件では潤滑性が過剰であるとい
うことになる。
組成物に必要な不可欠な性質は動的状態でいつでも負荷
を伝達できることである。したがって、この用途で用い
られるコンパウンドには通常高レベルの強化微粒子フィ
ラーが含まれている。カーボンブラックおよびシリカは
最も広く用いられる2つの強化微粒子フィラーである。
残念ながら、動力伝達ベルトで用いられた場合、これら
のフィラーにはいくつかの不都合な点がある。不都合な
点の1つは、変形サイクル毎に歪みエネルギーインプッ
トが増加するために、これらのレベルに比例してこれら
が耐屈曲/疲労性を低下させることである。高レベルの
強化微粒子フィラーを含むコンパウンドの別の不都合は
コンパウンドのヒステリシスが大きくなることであり、
このことは動荷重のもとでコンパウンドにより散逸され
るエネルギーの量に関係する。動荷重のもとで高ヒステ
リシスコンパウンドは低ヒステリシスコンパウンドより
熱の蓄積が大きく、熱エージングプロセスを加速し、ま
たそのため早い時期に破損してしまう。高ヒステリシス
コンパウンドはまた、比較の低ヒステリシスコンパウン
ドより耐磨耗、特にピリング性が劣る。
使用することが、例えばBrew(米国特許第4,46
4,153号)、Standley(米国特許第4,2
44,234号)およびHenderson他(米国特
許第4,032,768号)により記載されている。こ
れらのすべての場合において、潤滑剤はベルトとプーリ
の間の摩擦係数を低下させるのに用いられた。多くの用
途で、特にマルチVリブドベルトでは、摩擦係数はベル
トドライブのデザインあるいはカスタマの要求に対応す
るある最小値より上に維持されなければならない。
を維持したままで、エチレン−α−オレフィンエラスト
マーの耐磨耗性を改良しヒステリシスを最小化する既知
の方法に関連する不都合のために、高エチレンポリマ
ー、アラミド繊維、移行性潤滑剤あるいは高レベルの強
化微粒子フィラーを使用する必要がなく、ヒステリシス
が小さく耐磨耗、特にピリング性に優れるエチレン−α
−オレフィンエラストマーが求められている。さらに、
エラストマーと標準ベルトプーリの間の摩擦係数を低下
させることなくこれらの要求を満たすことが求められて
いる。
される荷重支持部分(load−carrying s
ection)を有するエンドレス動力伝達ベルトであ
って、 (a)エチレン−α−オレフィンエラストマー; (b)グラファイト、二硫化モリブデン、ポリテトラフ
ルオロエチレンおよびこれらの混合物からなる群から選
択される、ゴム全体の100重量部あたり10から10
0重量部(phr)の非移行性内部潤滑剤; (c)有機アクリレート、有機メタクリレート、α,β
−不飽和有機酸の金属塩およびこれらの混合物からなる
群から選択される、0.1から100phrの共架橋剤
の反応生成物を含むフリーラジカル硬化エラストマー組
成物を含むベルトが開示されている。
により指定される、エンドレス動力伝達ベルト構造体あ
るいは本発明のベルトが例示される図1を参照する。ベ
ルト20は当技術分野において知られている技術に従っ
て、関連するシーブ(sheave)で使用されるのに
特に向いている。このベルトは、短距離センタードライ
ブ、運動機具、自動車の駆動、農業機械、いわゆるトル
クセンシングドライブ、変動するベルトテンションの衝
撃荷重がベルトに加えられる用途、様々な速度でベルト
を走行させる用途、そのテンションを制御するためにベ
ルトがスプリング負荷方式(spring−loade
d)である用途などに特に適している。
ョン部分23およびテンション部分21とクッション部
分23の間に配置される荷重支持部分25を含む。ベル
ト20は任意選択で、ファブリックでコートされている
駆動表面28と3つのリブあるいはVに接着している内
側層(ply)あるいは内部ファブリック層(示されて
いない)を有していてもよい。図1のベルト20はファ
ブリックの裏打ち30を有する。このファブリック裏打
ち30は、2方向性(bidirectional)フ
ァブリック、不織布、織布あるいは編物でありうる。フ
ァブリック裏打ち層30を、フリクション加工、浸漬、
散布、コートあるいはラミネートすることができる。
よく知られている技術に従って、エラストマーのクッシ
ョンあるいはマトリックス33に適切に埋め込まれた荷
重支持コード31あるいはフィラメントの形の荷重支持
手段を有する。当技術分野において知られており用いら
れている適切な材料の何れかで、コード31あるいはフ
ィラメントをつくることができる。このような材料の代
表的な例には、アラミド、ガラス繊維、ナイロン、ポリ
エステル、コットン、スチール、炭素繊維およびポリベ
ンゾオキサゾールが含まれる。
数のV溝が存在する。本明細書においては、他の実施形
態と合わせて、本発明のベルトにはベルトの駆動表面が
フラット、単一V溝およびシンクロナスであるベルトも
含まれると想定されている。シンクロナスの代表的な例
には、台形あるいは曲線の歯(tooth)を有するベ
ルトが含まれる。歯のデザインは米国特許第5,20
9,705号および5,421,789号に示されるよ
うなヘリカルオフセット歯デザインでもよい。
有する。しかし、本明細書では、ベルトは、両面ベルト
のように駆動表面が2つ(示されていない)あってもよ
い。このような事例では、本明細書に記載されるよう
に、片方あるいは両方の駆動表面にファブリックがあっ
てよい。好ましくは、ベルト20の駆動表面は1つであ
る。
および荷重支持部分25に用いられるエラストマー組成
物は同一であってもよいし異なっていてもよい。
ョン部分23および荷重支持部分25に用いられるエラ
ストマー組成物は、エチレン−α−オレフィンゴムある
いはエラストマーを含む。エチレン−α−オレフィンゴ
ムあるいはエラストマー以外に、さらなるゴムを用いて
もよい。一般的に言えば、ゴム全体の50から100重
量部がエチレン−α−オレフィンエラストマーである。
好ましくは、70から100重量部がエチレン−α−オ
レフィンエラストマーである。エチレン−α−オレフィ
ンエラストマーには、エチレンとプロピレン単位(EP
M)、エチレンとブテン単位、エチレンとペンテン単位
あるいはエチレンとオクテン単位(EOM)からなるコ
ポリマー、ならびにエチレンおよびプロピレン単位と不
飽和成分(EPDM)、エチレンおよびブテン単位と不
飽和成分、エチレンおよびペンテン単位と不飽和成分、
エチレンおよびオクテン単位と不飽和成分からなるター
ポリマー、ならびにこれらの混合物が含まれる。ターポ
リマーの不飽和成分として適切な非共役ジエンの何れか
を用いることができ、例えば1,4−ヘキサジエン、ジ
シクロペンタジエンあるいはエチリデンノルボルネン
(ENB)が含まれる。本発明に好ましいエチレン−α
−オレフィンエラストマーは、約35重量パーセントか
ら約90重量パーセントのエチレン単位、約65重量パ
ーセントから約5重量パーセントのプロピレンあるいは
オクテン単位、および0から10重量パーセントの不飽
和成分を含む。より好ましい実施形態において、エチレ
ン−α−オレフィンエラストマーは、約50重量パーセ
ントから約70重量パーセントのエチレン単位を、そし
て最も好ましい実施形態においては、エチレン−α−オ
レフィンエラストマーは約55重量パーセントから約6
5重量パーセントのエチレン単位を含む。最も好ましい
エチレン−α−オレフィンエラストマーはEPDMであ
る。
加えてあるゴムを用いることが望ましい場合、このさら
なるゴムは、用いられるゴムの全体の0から50重量部
の範囲にあるであろう。このようなゴムを、シリコーン
ゴム、ポリクロロプレン、エピクロロヒドリン、アクリ
ロニトリルゴム、水素化アクリロニトリルゴム、不飽和
カルボン酸の亜鉛塩エステルグラフト水素化ニトリルブ
タジエンエラストマー(zinc salt of u
nsaturated carboxylicacid
ester grafted hydrogenat
ed nitrile butadien elast
omer)、天然ゴム、合成のシス−1,4−ポリイソ
プレン、スチレンブタジエンゴム、エチレン−酢酸ビニ
ルコポリマー、エチレン−メタクリレートコポリマーお
よびターポリマー、塩素化ポリエチレン、クロロスルホ
ン化ポリエチレン、アルキル化クロロスルホン化ポリエ
チレン、トランスポリオクテナマー(trans−po
lyoctenamer)、ポリアクリルゴム、非アク
リレート化(non−acrylated)シスー1,
4−ポリブタジエン、およびこれらの混合物からなる群
から選択することができる。好ましくは、エラストマー
全体の100重量部のうち、0から30重量部が1種ま
たは複数の前記ゴムである。
持部分、これらの部分のうちの2つあるいは3つの部分
すべてに、エチレン−α−オレフィンエラストマーおよ
び任意選択で第2のゴムを含むエラストマー組成物を用
いることができる。好ましくは、このエラストマー組成
物はクッション部分に用いられる。
組成物は非移行性内部潤滑剤を含む。用語「非移行性」
は、エラストマーマトリックス内を動くかあるいは移動
する潤滑剤を除外しようとするものである。用語「非移
行性」から除外されるこのような移行性潤滑剤の代表的
な例は、オイル、ポリシロキサン、あるいはワックスで
ある。用語「内部」は、潤滑剤がエチレン−α−オレフ
ィンエラストマーを含むコンパウンドに混ざっているか
あるいは一体化されているということを表わそうとする
ものである。本発明で用いられる適切な非移行性内部潤
滑剤の代表的な例には、グラファイト、二硫化モリブデ
ン、ポリテトラフルオロエチレンおよびこれらの混合物
が含まれる。グラファイトは天然産あるいは合成品であ
ってよい。内部潤滑剤のレベルは10から100phr
で変化しうる。好ましくは、このレベルは10から60
phrの範囲であろうし、20から40phrの範囲が
最も好ましい。
有組成物を硬化するのに用いられる。この反応はUV硬
化システムあるいは過酸化物硬化システムによることが
できる。用いることができる過酸化物のよく知られた種
類にはジアシルペルオキシド、ペルオキシエステル、ジ
アルキルペルオキシドおよびペルオキシケタールが含ま
れる。具体例には、ジクミルペルオキシド、n−ブチル
−4,4−ジ(t−ブチルペルオキシ)バレレート、
1,1−ジ(t−ブチルペルオキシ)−3,3,5−ト
リメチルシクロヘキサン、1,1−ジ(t−ブチルペル
オキシ)シクロヘキサン、1,1−ジ(t−アミルペル
オキシ)シクロヘキサン、エチル−3,3−ジ(t−ブ
チルペルオキシ)ブチレート、エチル−3,3−ジ(t
−アミルペルオキシ)ブチレート、2,5−ジメチル−
2,5−ジ(t−ブチルペルオキシ)ヘキサン、t−ブ
チルクミルペルオキシド、α,α’−ビス(t−ブチル
ペルオキシ)ジイソプロピルベンゼン、ジ−t−ブチル
ペルオキシド、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブ
チルペルオキシ)ヘキシン−3、t−ブチルパーベンゾ
アート、4−メチルー4−t−ブチルペルオキシ−2−
ペンタノンおよびこれらの混合物が含まれる。好ましい
過酸化物は2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチル
ペルオキシ)ヘキサンである。過酸化物の通常の量は
0.1から12phr(過酸化物の活性部分に基づい
て)範囲である。好ましくは、過酸化物の量は2から6
phrの範囲である。
在する。共架橋剤は、架橋特性向上のためにフリーラジ
カル開始剤と共に用いられる、1官能性および多官能性
不飽和有機化合物である。代表的な例には有機アクリレ
ート、有機メタクリレート、α,β−不飽和有機酸の金
属塩およびこれらの混合物が含まれる。
とができる。一般的に言えば、共架橋剤は0.1から1
00phrの範囲の量で存在する。当然、共架橋剤のレ
ベルは用いられる共架橋剤により変わるであろう。好ま
しくは、共架橋剤は20から60phrの範囲の量で存
在する。
ートおよびメタクリレートである。このような共架橋剤
の代表例には、2、3、4および5官能性アクリレー
ト、2、3、4および5官能性メタクリレートおよびこ
れらの混合物が含まれる。このような共架橋剤の具体例
には、1,3−ブチレングリコールジアクリレート、
1,3−ブチレングリコールジメタクリレート、1,4
−ブタンジオールジアクリレート、1,4−ブタンジオ
ールジメタクリレート、1,6−ヘキサンジオールジア
クリレート、1,6−ヘキサンジオールジメタクリレー
ト、2−フェノキシエチルアクリレート、アルコキシ化
(alkoxylated)ジアクリレート、アルコキ
シ化ノニルフェノールアクリレート、アリルメタクリレ
ート、カプロラクトンアクリレート、シクヘキサンジメ
タノールジアクリレート、シクロヘキサンジメタノール
メタクリレート、ジエチレングリコールジアクリレー
ト、ジエチレングリコールジメタクリレート、ジペンタ
エリスリトールペンタアクリレート、ジプロピレングリ
コールジアクリレート、ジトリメチロールプロパンテト
ラアクリレート、エトキシ化(ethoxylate
d)トリメチロールプロパントリアクリレート、エトキ
シ化ビスフェノールAジメタクリレート、エトキシ化ノ
ニルフェノールアクリレート、エトキシ化テトラブロモ
ビスフェノールAジアクリレート、エトキシ化ビスフェ
ノールAジアクリレート、エチレングリコールジメタク
リレート、グリシジルメタクリレート、高プロポキシ化
(highlypropoxylated)グリセリル
トリアクリレート、イソボルニルアクリレート、イソボ
ルニルメタクリレート、イソデシルアクリレート、イソ
デシルメタクリレート、イソオクチルアクリレート、ラ
ウリルアクリレート、メトキシポリエチレングリコール
モノメタクリレート、メトキシポリエチレングリコール
モノアクリレート、ネオペンチルグリコールジアクリレ
ート、ネオペンチルグリコールジメタクリレート、オク
チルデシルアクリレート、ペンタアクリレートエステ
ル、ペンタエリスリトールテトラアクリレート、ペンタ
エリスリトールトリアクリレート、ポリエチレングリコ
ールジアクリレート、ポリエチレングリコールジメタク
リレート、プロポキシ化グリセリルトリアクリレート、
プロポキシ化ネオペンチルグリコールジアクリレート、
プロポキシ化アリルメタクリレート、プロポキシ化グリ
セリルトリアクリレート、プロポキシ化トリメチロール
プロパントリアクリレート、プロポキシ化トリメチロー
ルプロパントリメタクリレート、ステアリルアクリレー
ト、ステアリルメタクリレート、テトラエチレングリコ
ールジアクリレート、テトラエチレングリコールジメタ
クリレート、テトラヒドロフルフリルアクリレート、テ
トラヒドロフルフリルメタクリレート、トリデシルアク
リレート、トリデシルメタクリレート、トリエチレング
リコールジアクリレート、トリエチレングリコールジメ
タクリレート、3官能アクリレートエステル、3官能メ
タクリレートエステル、トリメチロールプロパントリア
クリレート、トリメチロールプロパントリメタクリレー
ト、トリプロピレングリコールジアクリレート、トリプ
ロピレングリコールジメタクリレート、トリス(2−ヒ
ドロキシエチル)イソシアヌレートトリアクリレートお
よびトリス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌレート
トリメタクリレートが含まれる。
ル酸、メタクリル酸、マレイン酸、フマル酸、エタクリ
ル酸、ビニルアクリル酸、イタコン酸、メチルイタコン
酸、アコニット酸、メチルアコニット酸、クロトン酸、
α−メチルクロトン酸、ケイ皮酸および2,4−ジヒド
ロキシケイ皮酸を含む酸の金属塩が含まれる。金属は、
亜鉛、カドミニウム、カルシウム、マグネシウム、ナト
リウムあるいはアルミニウムでありうる。ジアクリル酸
亜鉛およびジメタクリル酸亜鉛が好ましい。
存在してもよい。このようなカーボンブラックは、0か
ら250phrの範囲の量で用いられる。本発明の1つ
の利点はこのような強化フィラーを無くすこともできる
ということである。用いることができるカーボンブラッ
クの代表的な例には、それらのASTM呼称、N11
0、N121,N242、N293、N299、S31
5、N326、N330、M332、N339、N34
3、N347、N351、N358、N375、N55
0、N582、N630、N624、N650、N66
0、N683、N754、N762、N907、N90
8、N990およびN991により知られるものが含ま
れる。
ゴム組成物の強度と一体性を増すために、様々なカーボ
ンブラック以外の強化ファラーおよび/または強化剤を
加えることができる。強化剤の例はシリカ、タルク、炭
酸カルシウムなどである。約0から80phrの量でこ
のようなカーボンブラック以外の強化剤を用いることが
でき、好ましくは約0から20phrである。
硬化剤とオイルなどの加工助剤、粘着性付与樹脂を含む
樹脂と可塑剤、フィラー、顔料、脂肪酸、ワックス、抗
酸化剤および抗オゾン剤などの通常用いられる様々な添
加剤を混合することなどの、ゴム混練技術において広く
知られている方法により混練されるであろうということ
が、当分野の技術者により容易に理解される。前記の添
加剤は選ばれ通常の量で広く用いられている。
kifier resin)の通常の量は約0.5から
約10phr、普通約1から約5phrである。加工助
剤の通常の量は約1から約50phrである。このよう
な加工助剤には、例えばポリエチレングリコール、ナフ
テン系および/またはパラフィン系オイルを含めること
ができる。抗酸化剤の通常の量は約1から約5phrで
ある。代表的な抗酸化剤はトリメチル−ジヒドロキノリ
ンである。用いられる場合、脂肪酸(ステアリン酸を含
めることができる)の通常の量は、約0.5から約3p
hrである。ワックスの通常の量は約1から約5phr
である。マイクロクリスタリンおよびカルバナワックス
がしばしば用いられる。用いられる場合、可塑剤の通常
の量は1から100phrである。このような可塑剤の
代表的例にはセバシン酸ジオクチル、塩素化パラフィン
などが含まれる。
繊維あるいはフロック(flock)を含んでいてもよ
い。エマストマー混合物に均一に分散される繊維あるい
はフロックは何らかの適切な材料でよく、好ましくはコ
ットンなどの非金属繊維あるいはアラミド、ナイロン、
ポリエステル、ガラス繊維などを含む適切な合成材料か
らなる繊維である。各繊維の直径は0.001インチか
ら0.050インチ(0.025mmから1.3mm)
の間の範囲であり、長さは0.001インチから0.5
インチ(0.025mmから12.5mm)の間の範囲
である。5から50phrの範囲の量で繊維を用いるこ
とができる。
る方法により、ゴム組成物の混合を完全に実施すること
ができる。例えば、1段階で成分を混合することもでき
るが、通常少なくとも2段階で、すなわち少なくとも1
回の非生産的(non−productive)段階に
続く生産的混合(productive mix)段階
で混合される。架橋剤を含む最後の硬化剤は通常、先行
する(複数の)非生産的混合段階の(複数の)混合温度
より低いある温度、あるいは極限温度で通常混合がおこ
なわれる「生産的」混合段階と普通言われる最後の段階
で混合される。
般に、約160℃から190℃の範囲の通常の温度で実
施される。好ましくは、この硬化は約170から180
℃の範囲の温度で実施される。
ラム装置上で動力伝達ベルトをつくり上げることができ
る。最初に、裏打ちがシートとしてドラムに当てられ
る。次に、シートとしてすべてのテンション部分が当て
られ、続いてドラムにコードあるいは引張り部材(荷重
支持部分)を巻き付ける。その後クッション部分、続い
てファブリック(用いられる場合に)を当てる。組合せ
られたラミネートあるいはスラブとドラムをモールドの
中に入れ硬化させる。当分野の技術者に知られているや
り方で、硬化後、リブをスラブに切り込み、スラブはベ
ルトに切断される。
非移行性潤滑剤を含まないコントロールと考えられてい
る。試料3は共架橋剤を含まないコントロールと考えら
れている。過酸化物以外のすべての成分を混合の非生産
的段階に加えた。
グラファイトの比較である。グラファイトベルトでは耐
屈曲性の向上が見られ、耐ピリング性がカーボンブラッ
ク充填ベルトより優れていた。
とZDA非添加グラファイトコンパウンドの比較であ
る。ZDA非添加コンパウンドは耐久時間が低下し、ま
たピリング試験でずっとひどいピリングが起こった。
する方法が示され記載されたが、本発明は特許請求の範
囲内で別な仕方で様々に具体化され実施されうるという
ことが認められるであろう。
態を示す部分斜視図である。
ト) 21 テンション部分 23 クッション部分 25 荷重支持部分 28 駆動表面 29 リブ(V) 30 裏打ちファブリック 31 荷重支持コード 33 エラストマーのクッション(マトリックス)
Claims (3)
- 【請求項1】 (1)テンション部分; (2)クッション部分; (3)前記テンション部分とクッション部分の間に配置
される荷重支持部分を有することを特徴とするエンドレ
ス動力伝達ベルトであって、 (a)エチレン−α−オレフィンエラストマー; (b)グラファイト、二硫化モリブデン、ポリテトラフ
ルオロエチレンおよびこれらの混合物からなる群から選
択される、ゴム全体の100重量部(phr)あたり1
0から100重量部の非移行性内部潤滑剤;および (c)有機アクリレート、有機メタクリレート、α,β
−不飽和有機酸の金属塩およびこれらの混合物からなる
群から選択される、0.1から100phrの共架橋剤
の反応生成物を含む、フリーラジカル硬化エラストマー
組成物を含むベルト。 - 【請求項2】 前記エラストマー組成物が、 (1)50から100重量部のエチレン−α−オレフィ
ンエラストマー;および (2)0から50重量部の、シリコーンゴム、ポリクロ
ロプレン、エピクロロヒドリンゴム、アクリロニトリル
ゴム、水素化アクリロニトリルゴム、不飽和カルボン酸
亜鉛塩エステルグラフト水素化ニトリルブタジエンエラ
ストマー、天然ゴム、スチレンブタジエンゴム、エチレ
ン−酢酸ビニルコポリマー、エチレン−メタクリレート
コポリマーおよびターポリマー、塩素化ポリエチレン、
クロロスルホン化ポリエチレン、アルキル化クロロスル
ホン化ポリエチレン、トランスポリオクテナマー、ポリ
アクリルゴム、およびこれらの混合物からなる群から選
択されるゴムを含むことを特徴とする請求項1に記載の
エンドレス動力伝達ベルト。 - 【請求項3】 前記エラストマー組成物が、ジアシルペ
ルオキシド、ペルオキシエステル、ジアルキルペルオキ
シドおよびペルオキシケタールからなる群から選択され
る過酸化物で硬化されたことを特徴とする請求項1に記
載のエンドレス動力伝達ベルト。
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