JP2003138327A - 亜鉛アンチモン化合物焼結体及びその製造法 - Google Patents
亜鉛アンチモン化合物焼結体及びその製造法Info
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Abstract
い、その結果、合成時に不可避的に発生する残留応力が
低減され、クラックが存在せず、かつ、機械的強度の大
きな亜鉛アンチモン化合物(β-Zn4Sb3)焼結体及びそ
の製造法の提供 【解決手段】Zn及びSb各成分からなり、その割合が
モル比で4対3である混合された原料を、真空封入下に
650〜700℃程度の温度下に溶融凝固させてβ-Zn4
Sb3としこれを粉砕して粉体とし、次に圧力範囲が50MPa
以上100MPa以下であり、かつ焼結温度が450℃以上、500
℃以下の条件下の一定条件下に維持して緻密化処理を行
い、終了後、焼結温度がその温度の95%に到達する前
迄に、前記圧力を解除することにより得られるβ-Zn4Sb
3焼結体及びその製法。
Description
合物焼結体及びその製造方法に関するものである。
は電気エネルギーを熱エネルギーに変換させる熱電変換
モジュールは、エネルギー変換モジュルールとして注目
されている。このモジュールを利用した熱電発電を行う
ための機構は、図1に示されている。熱電発電は、熱電
発電モジュールを片方に熱を供給し、高温温度側部分を
形成させ、他方の低温温度側部分から熱を放熱させ、貫
流する熱の一部を電気として取り出すことにより、発電
を行う発電方式である。熱電発電には、p型材料とn型材
料が使用される。発電変換効率は、各材料の性能を表す
下式により決定される。 ここで、TH、TL、 は、高温部温度、低温部温度及びそれらの平均温度であ
り、Zは材料の性能指数(単位はK-1)である。Zの値が
高いほど、熱電発電の変換効率は高くなる。この熱電変
換効率により、熱電発電の性能は定まる。この材料の一
つとして、亜鉛アンチモン化合物が知られており、具体
的には、β-Zn4Sb3 が良好であることが知られてい
る。図2は、各材料の熱電材料の性能指数と温度との関
係を示すものである。β-Zn4Sb3は、500Kから700Kの間
で、他の材料に比較して高い性能指数Zの値を示してお
り、発電用材料として高いポテンシャルを有しているこ
とがわかる。従来、β-Zn4Sb3 緻密固体は、通常の均
一に加熱を行う溶融法では合成できないとされている。
図3は、Zn−Sbの状態図である。この状態図を見る
と、β相は調和溶融せず、他の相を生成しながらγ相を
生成、より低温でβ相となっていることがわかる。ま
た、単相として得る事が難しいこともわかる。また、単
相に類似する、性能の良い材料が得られたとしても、γ
相からβ相への相変態温度が492℃であり、冷却時に
体積変化を経験することから、内部に気泡やクラックが
多量に存在し、機械的に非常に弱いために、熱電発電モ
ジュールとして使用することは不可能である。このよう
な事情で、確実に均質な材料を得るためには、亜鉛及び
アンチモンの各単体元素の混合粉体を300℃〜400
℃という低い温度で、長時間かけて固相反応を進める
か、もしくは、不均一な溶融凝固試料を一度粉砕し、長
時間かけて上記温度で熱処理する事が必要とされるこが
考えられる。上記各材料は粉体であるため、通常は加圧
焼結を行い、密度を上げて、機械的に丈夫な材料からな
る素子を製造し、熱電発電に利用する。このようなこと
から、例えば、400℃、35MPaという条件で、一軸
加圧の放電プラズマ焼結により、焼結体を合成すること
は可能である。しかしならが、上記焼結体でも、焼結体
内部に微細なクラックが多く発生する事が報告されてお
り、焼結体は機械的な特性を測定する事が困難なほどに
脆弱であり、熱電発電モジュールに利用するために十分
な強度が得られない。また、場合によっては焼結装置か
ら取り出した状態で、割れてしまうなど、機械的な信頼
性に乏しい状態にある。このようなことから、β-Zn4Sb
3に関し、内部に気泡やクラックが多量に存在せず、機
械的に十分な強度がある、熱電発電モジュールに使用す
ることができる焼結材料及びその製法が求められてい
る。
の温度範囲及び圧力範囲に含まれる一定条件下に加圧焼
結を行い、製造時に不可避的に発生する残留応力が低減
され、クラックが存在しない、かつ、機械的強度の大き
な亜鉛アンチモン化合物(β-Zn4Sb3)焼結体及びその
製造法を提供することである。
し、Zn及びSb各成分の組み合わせからなり、その割
合がモル比で4対3である混合された粉体を、真空下に
650〜700℃の温度範囲下に溶融凝固させてβ-Zn4
Sb3とし、これを粉砕して粉体とし、次に圧力範囲が50M
Pa以上100MPa以下であり、かつ焼結温度範囲が450℃以
上、500℃以下の、一定条件下に、緻密化処理を行い、
終了後、温度が焼結温度の95%に到達する前迄に、焼
結圧力を解除することにより得られるβ-Zn4Sb3焼結体
は、このような圧力を解除せずに、冷却を続けて得られ
た従来の焼結体に見られた、不可避的に発生する残留応
力が低減され、クラックが存在しない、機械的強度の大
きな亜鉛アンチモン化合物(β-Zn4Sb3)焼結体である
ことを実験的に見出して、本発明を完成させた。
る。 (1)Zn及びSb各成分の組み合わせからなり、その
割合がモル比で4対3である混合された粉体を真空封入
後、650〜700℃程度の温度下に溶融凝固させてβ
-Zn4Sb3とし、これを粉砕して粉体とし、次に圧力範囲
が50MPa以上100MPa以下であり、かつ焼結温度範囲が450
℃以上、500℃以下の、一定条件下に、緻密化処理を行
い、終了後、焼結温度がその温度の95%に到達する前
迄に、前記圧力を解除することにより得られるものであ
ることを特徴とするβ-Zn4Sb3焼結体。 (2)Zn及びSb各成分の組み合わせからなり、その
割合がモル比で4対3である混合された粉体を真空封入
後、650〜700℃程度の温度下に溶融凝固させてβ-
Zn4Sb3とし、これを粉砕して粉体とし、次に圧力範囲が
50MPa以上100MPa以下であり、かつ焼結温度範囲が450℃
以上、500℃以下の、一定条件下に緻密化処理を行い、
終了後、温度が焼結温度の95%に到達する前迄に、前
記圧力を解除することを特徴とするβ-Zn4Sb3焼結体の
製造方法。
は、亜鉛とアンチモンの高純度原料を用いる。原料の純
度は99.9%以上、望ましくは99.99%以上、よ
り望ましくは99.999%の原料を用いる。これら
は、1mm〜5mm程度の固体の粉体状であることが一
般的であり、形状に特に指定はない。
がモル比で4対3となるように秤量し、できるだけ均一
になるように混合する。この亜鉛とアンチモンのモル比
は、亜鉛を過剰量に用いるようにしても差し支えない。
亜鉛の使用量を、あまりに過剰とすることは,亜鉛の影
響を無視することができなくなり、好ましくない。この
ようなことから、通常、亜鉛の使用量を3%以内であれ
ば,良好な結果を得ることができる。したがって、この
程度の範囲内であれば,適宜採用することができる。回
転式或いはボールミルなどの混合機により混合した後
に,ガラス製の容器内に入れ、真空ポンプにより内部の
ガスを引き、容器内を真空状態として封じ切る。ガラス
製の容器を高温保持が可能な炉中に静置し、650〜7
00℃の範囲の温度で、原料の固体の溶融混合を進行さ
せる。通常5時間から10時間程度の溶融を行い、通常
毎分1℃程度の割合で除冷し、β-Zn4Sb3を製造する。
凝固させたβ-Zn4Sb3インゴットを取り出した後、空気
等の酸化性ガスが存在しない空間で、粉砕し、粉粒体と
する。
Sb3の焼結処理を行う。焼結操作は,圧力範囲が50MPa以
上100MPa以下であり、かつ焼結温度範囲が450℃以上、5
00℃以下の、一定の温度及び圧力条件下に行う緻密化処
理である。この焼結操作を行う装置には,加圧及び加熱
するための手段を有するものが用いられる。簡便には、
一軸加圧式のホットプレスが用いられるが、より大型で
均質な焼結を目指す場合には等方的な加圧方式であるH
IP焼結も利用される。焼結操作の温度・圧力のプロフ
イルは図5に示すとおりである。最高温度に達するまで
の昇温速度は、10〜20℃/min.の範囲に設定さ
れる。焼結操作のための一定温度(450〜500℃)
に到達したあとは,この温度を一定に保つように制御さ
れる。焼結操作に要する時間は、焼結温度との組み合わ
せに応じて適宜決定する。焼結温度に高い温度を採用し
た場合には、焼結時間は短く、また焼結温度に低い温度
を採用した場合には、緻密化処理に要する時間は長くな
る。具体的には、450℃の焼結温度においては、8〜
10時間の範囲で行われることが望ましい。また、50
0℃の焼結温度においては、2〜4時間の範囲で行われ
ることが望ましい。焼結操作が終了した後に、放置して
冷却操作を開始する。冷却速度は、10℃から20℃/
min.の範囲である。全体の温度が焼結温度の95%
の温度となる前迄に、焼結操作の圧力を解除する。この
全体温度は重要な意味をもつ。この温度を過ぎて圧力を
解除したのでは,残留応力が低減されていない状態で、
クラックが生じてしまったりして、効果を達成すること
ができない。
圧焼結による焼結体の合成時に見られた不可避的に発生
する残留応力が低減され、クラックの存在しない、機械
的強度の大きな亜鉛アンチモン化合物(β-Zn4Sb3)焼
結体である。
明する。本発明はこの実施例により限定されるものでは
ない。 実施例1 亜鉛、アンチモン各粉体(粒度100メッシュ以下)か
らなる原料粉体を、亜鉛1.333:アンチモン1.000のモル
比となるように秤量し、ガラス製アンプル中に10−2
Torrの真空下に封入し、マッフル炉の中央に静置した。
650℃で、10時間にわたり加熱溶融した後、開封し
てインゴットを取り出し、アルゴンガスを満たしたグロ
ーブボックス内で乳ばちにより粉砕した。このようにし
て、原料となるβ−Zn4Sb3化合物の粉粒体を合成した。
上記粉体を、グラファイト製の一軸加圧プレス用のダイ
スに充填した。この実施例では、直径15mmφの円筒形
のダイスであり、上下からグラファイト製のパンチで加
圧する仕組みとなっている。粉粒体は、焼結体の仕上が
りの状態で厚さ3mm程度となるように秤量し、充填し
た。このダイスを1軸加圧式のホットプレス装置にセッ
トし、アルゴンガス雰囲気内でダイス温度470℃、8
時間、100MPaの条件で焼結した。室温から470℃
までの昇温速度は15℃/min.とした。この条件下に、
8時間にわたる焼結操作の結果、密度を十分に緻密化さ
せることができた。そして、焼結操作が終了後、速やか
に、焼結圧力を除いた状態とし、その後、15℃/min.
で除冷を開始した。このことで、加圧軸方向への体積膨
張の自由度が許され、内部応力が緩和されるることとな
った。この焼結操作条件で得られた焼結体の密度は6.32
g/cm3まで上がっており、顕微鏡観察によってもクラッ
クが発見されず、室温における抵抗率が2〜3×10-5Ω
m、ゼーベック係数が120μV/K、熱伝導率が0.92W/mK
と、良好な熱電特性を有することが確認できた。
1と全く同様の方法により、焼結操作により緻密化処理
を行い、焼結時と同じ100MPaの圧力をかけ続けた状
態で、除冷を行って得られた焼結体の写真を図4aに示
す。比較のため、本発明の実施例1により得られた焼結
体を図4bに示す。圧力をかけ続けた状態で除冷した焼
結体は、ダイスから取り出した時点で無数のクラックを
有しており、わずかな力で簡単に破砕された。このた
め、実用化は困難であると考えられた。実施例1で得ら
れた焼結体は、研削砥石による、厚み1mm以下の切り
出し作業やメッキ作業にも全く破砕する事なく、実用化
に必要な強度を有している事が確認できた。
結条件の有効範囲を得ると共に、冷却時のどの時点でク
ラックが発生するかのを調べるため、以下の実験を行っ
た。実施例1のように焼結温度を470℃とした場合、
8時間の緻密化工程終了後に除冷を開始し、異なる3種
類の温度に到達した時点で、圧力を解除する実験を行っ
た。すなわち図5に見るように、450℃、430℃、
400℃、室温までダイス温度が下がるまでは圧力を解
除しないという条件で焼結操作を行った。冷却の速度
は、実施例1、2と同様に15℃/min.とした。実験の結
果、表1に見るように、450℃(焼結温度の、ほぼ9
5%に相当)では機械的強度に優れた焼結体が得られた
が、430℃、400℃、室温になるまで加圧を続ける
と実用性のない、脆い焼結体となる事が分かる。これら
の実験より、本発明で主張する圧力の解除は、冷却が開
始されてからダイス温度が450℃に至る前に行う必要
がある事が分かる。
に、以下の実験を行った。実施例1と同様のダイスを使
用して、焼結温度を500℃とし、この温度からの冷却
速度を5℃/min.および1℃/min.として冷却を行った。
いずれの場合も、焼結圧力は100MPaとし、ダイス温
度が室温になるまで圧力を加え続けた。この結果、得ら
れた焼結体はいずれもクラックを有し、簡単に破砕され
てしまうほどに、脆い焼結体であることが確認された。
つまり、冷却速度を小さくしても、クラック発生の抑制
効果はない事が分かる。このことは、クラック発生の機
構が、緻密化終了後の冷却時に発生する焼結体内の温度
分布による熱歪みに帰因するものではない事を裏付けて
いる。
べるために、温度、圧力、時間を変化させた焼結実験を
行った。実験の結果、表2に示す通り焼結温度は、少な
くとも450℃以上、500℃未満で、熱起電力が高
い、良好な特性が得られる事が明らかである。試料の密
度が6.0g/cm3以上のサンプルが必要であり、少なくとも
50MPa以上の加圧が必要であることが理解できる。ま
た、1200MPaといった大きな圧力は、緻密化には寄
与するものの、製造された焼結体の熱起電力は極めて小
さくなる。X線回折実験によれば、この焼結体は異なる
結晶構造になっており、従って、過剰な加圧は高い性能
を持つ熱電材料の製造に相応しくない。したがってこの
実験では、性能を維持する適正な圧力範囲は50〜100MPa
であると言える。
る。亜鉛とアンチモンの配合比率が異なる試料に本発明
を適用した実施例は、次のとおりである。亜鉛1.333モ
ルに対してアンチモンを1.000モル秤量して、実施例1
の方法に従い、混合粉砕、固相反応、及びホットプレス
焼結を行った試料の他、原料出発組成をそれぞれ、1
%、2%、3%亜鉛を過剰に添加した試料を、前記実施
例1の同様の方法で、合成及び焼結操作を行った。亜鉛
を前記の量を過剰に添加した試料においても、実施例1
と同様に、本発明を適用する事で、焼結体にクラックの
発生は認められず、機械的強度に優れているという結果
が得られた。このことから、3%以内であれば,亜鉛を
過剰に使用しても差し支えないということができる。
加するときに、どのような結果が得られるかについての
参考例を述べる。亜鉛1.333モルに対してアンチモンを
1.000モル秤量するところ、アンチモンの0.050〜最大0.
300モル分をカドミウムに置き換えて実験を行った。実
施例1の要領に従い、それぞれ、混合粉砕、固相反応、
ホットプレス焼結をおこなった。これらの焼結体試料製
造に本発明を適用する事で、クラックの発生は認められ
ず、機械的強度に優れている試料の製造が可能となっ
た。また対比実験として、亜鉛1.333モル、アンチモン
0.85モル、カドミウム0.15モルの比率で秤量、合成を開
始した試料をホットプレス焼結し、このとき、実施例1
とは異なる条件、すなわち、試料緻密化終了後に室温ま
で冷却する際も圧力をかけ続けていた場合、出来上がっ
た焼結体試料にはクラックが入り、容易に破砕する脆い
試料となった。このことから、カドミウムを添加した亜
鉛アンチモン化合物においても本発明が有効である事が
分かる。
加圧焼結により得られる焼結体の合成時に不可避的に発
生する残留応力が低減され、クラックの存在しない、機
械的強度の大きな亜鉛アンチモン化合物(β-Zn4Sb3)
焼結体を得ることができる。そして、この焼結体は熱電
特性、および機械的な特性に優れた亜鉛アンチモン化合
物焼結体である。
電の原理図
図
を示す図
Claims (2)
- 【請求項1】Zn及びSb各成分の組み合わせからな
り、その割合がモル比で4対3である混合された粉体を
真空封入後、650〜700℃程度の温度下に溶融凝固
させてβ-Zn4Sb3とし、これを粉砕して粉体とし、次に
圧力範囲が50MPa以上100MPa以下であり、かつ焼結温度
範囲が450℃以上、500℃以下の、一定条件下に維持する
ことにより緻密化処理を行い、終了後、温度が焼結温度
の温度95%に到達する前迄に、前記圧力を解除するこ
とにより得られることを特徴とするβ-Zn4Sb3焼結体。 - 【請求項2】Zn及びSb各成分の組み合わせからな
り、その割合がモル比で4対3である混合された粉体を
真空封入後、650〜700℃程度の温度下に溶融凝固
させてβ-Zn4Sb3とし、これを粉砕して粉体とし、次に
圧力範囲が50MPa以上100MPa以下であり、かつ焼結温度
が450℃以上、500℃以下の一定条件下に維持して緻密化
処理を行い、終了後、温度が焼結温度の95%に到達す
る前迄に、前記圧力を解除することを特徴とするβ-Zn4
Sb3焼結体の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001331628A JP3704556B2 (ja) | 2001-10-29 | 2001-10-29 | 亜鉛アンチモン化合物の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2001331628A JP3704556B2 (ja) | 2001-10-29 | 2001-10-29 | 亜鉛アンチモン化合物の製造法 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005165369A Division JP4123388B2 (ja) | 2005-06-06 | 2005-06-06 | 亜鉛アンチモン化合物焼結体 |
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ID=19147162
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2001331628A Expired - Lifetime JP3704556B2 (ja) | 2001-10-29 | 2001-10-29 | 亜鉛アンチモン化合物の製造法 |
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JP (1) | JP3704556B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1728880A1 (en) * | 2005-05-31 | 2006-12-06 | Aarhus Universitet | Improved p-type thermoelectric materials, a process for their manufacture and uses thereof |
KR101104386B1 (ko) * | 2010-02-08 | 2012-01-16 | 한국전기연구원 | Zn₄Sb₃열전재료의 제조방법 |
JP2012256759A (ja) * | 2011-06-09 | 2012-12-27 | Furukawa Electric Co Ltd:The | クラスレート化合物および熱電変換材料ならびに熱電変換材料の製造方法 |
-
2001
- 2001-10-29 JP JP2001331628A patent/JP3704556B2/ja not_active Expired - Lifetime
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EP1728880A1 (en) * | 2005-05-31 | 2006-12-06 | Aarhus Universitet | Improved p-type thermoelectric materials, a process for their manufacture and uses thereof |
US8003002B2 (en) | 2005-05-31 | 2011-08-23 | Aarhus Universitet | P-type thermoelectric materials, a process for their manufacture and uses thereof |
US8524106B2 (en) | 2005-05-31 | 2013-09-03 | Aarhus Universitet | P-type thermoelectric materials, a process for their manufacture and uses thereof |
KR101104386B1 (ko) * | 2010-02-08 | 2012-01-16 | 한국전기연구원 | Zn₄Sb₃열전재료의 제조방법 |
JP2012256759A (ja) * | 2011-06-09 | 2012-12-27 | Furukawa Electric Co Ltd:The | クラスレート化合物および熱電変換材料ならびに熱電変換材料の製造方法 |
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