JP2003138243A - 布地用反応性ホットメルト接着剤及び布地の接着方法 - Google Patents

布地用反応性ホットメルト接着剤及び布地の接着方法

Info

Publication number
JP2003138243A
JP2003138243A JP2001335389A JP2001335389A JP2003138243A JP 2003138243 A JP2003138243 A JP 2003138243A JP 2001335389 A JP2001335389 A JP 2001335389A JP 2001335389 A JP2001335389 A JP 2001335389A JP 2003138243 A JP2003138243 A JP 2003138243A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adhesive
melt adhesive
reactive hot
cloth
hot melt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001335389A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4147571B2 (ja
Inventor
Tadayuki Kawaguchi
忠之 川口
Shinjiro Hama
伸二郎 濱
Shohei Tsunoda
正平 角田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Polyurethane Industry Co Ltd
Original Assignee
Nippon Polyurethane Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Polyurethane Industry Co Ltd filed Critical Nippon Polyurethane Industry Co Ltd
Priority to JP2001335389A priority Critical patent/JP4147571B2/ja
Publication of JP2003138243A publication Critical patent/JP2003138243A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4147571B2 publication Critical patent/JP4147571B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Adhesive Tapes (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 低温接着が可能である布地用反応性ホットメ
ルト接着剤、及び良好な外観を有する布地接着物が得ら
れる布地の接着方法を提供する。 【解決手段】 25℃のプローブタックが1kPa以
上、120℃の粘度が5,000〜100,000mP
a・sであることを特徴とする布地用反応性ホットメル
ト接着剤、及び離型性を有する支持体フィルム又はシー
トの少なくとも片面に、前述の布地用反応性ホットメル
ト接着剤の接着剤層を設けた後、固化したフィルム又は
シート状接着剤を布地に転写して貼り合わせることを特
徴とする、布地の接着方法により解決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、布地用反応性ホッ
トメルト接着剤及び布地の接着方法に関する。更に詳細
には、低温接着が可能である反応性ホットメルト接着
剤、及び良好な外観を有する布地接着物が得られる布地
の接着方法に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の布地を接合する方法として、ミシ
ン縫製が一般的である。しかし、ミシン縫製は人手がか
かり、生産性等の点から省力化が求められている。ま
た、水着の肩紐等では、フィット性を良好にするため、
これらのくり部に沿って袋を形成し、この袋内に伸縮性
良好なゴム紐等を挿入して縫い付けたり、または生地の
縁に沿って伸縮性良好なポリウレタンからなる薄いフィ
ルム状のテープをミシン縫いで仮止めし、該テープを包
むように生地を折曲げて再びミシン縫いしたりすること
が行われている。しかし、この場合は縫製が面倒である
と共に、編地が二重、三重に重ねられ、これに縫い糸が
加わるため、上記のくり部がかさ高になって水の抵抗が
増し、特に競泳用の水着のように水の抵抗を重要視する
分野では、上記くり部のかさ高性低下が望まれている。
【0003】そこで、縫製分野においても、省力化、縫
製部分の外観や強度等の点から、接着剤を用いて貼り合
わせる方法が用いられている。この接着剤には、溶剤
型、反応型、ホットメルト型等があるが、ホットメルト
型接着剤は、溶剤を使用しないため環境に優しく、ま
た、冷却固化すれば接着が完了し、初期接着発現性が速
い利点があるため、縫製分野における需要は伸びてい
る。
【0004】従来のホットメルト型接着剤は、熱可塑性
樹脂をベースにしているため、耐熱性、接着強度、耐薬
品性に劣る問題がある。一方、反応型接着剤は、接着後
に架橋するため、接着強度も高く、耐熱性にも優れる
が、反応固化するまで、比較的長時間が必要であり、ホ
ットメルト型接着剤のような接着直後の接着力は得られ
ない。
【0005】そこで、ホットメルト型接着剤の操作簡便
性と初期接着力、及び、反応型接着剤の高い耐熱性と接
着強度を併有する接着剤として、反応性ホットメルト接
着剤が提案されている。反応性ホットメルト接着剤は、
末端にイソシアネート基を有するウレタンプレポリマー
が広く使用されている。反応性ホットメルト接着剤は、
架橋性であるため、架橋硬化後の耐熱性、耐薬品性に優
れるほか、接着強度も良好である。
【0006】しかし、布地は多孔質であるため、これに
接着剤を塗布すると、接着剤が布地に含浸して、裏面に
接着剤がしみ出てしまう場合がある。裏面まで含浸した
接着剤により、布地の外観や触感等が損なわれることに
なり、この問題の解決が望まれている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、低温
接着が可能である反応性ホットメルト接着剤、及び良好
な外観を有する布地接着物が得られる布地の接着方法を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者等は研究検討し
た結果、特定のイソシアネート基末端ウレタンプレポリ
マーからなる反応性ホットメルト接着剤が、上記課題を
解決することを見いだし、本発明を完成させるに至っ
た。
【0009】すなわち、本発明は以下の(1)〜(4)
に示されるものである。 (1) 25℃のプローブタックが1kPa以上、12
0℃の粘度が5,000〜100,000mPa・sで
あることを特徴とする、布地用反応性ホットメルト接着
剤。
【0010】(2) 高分子ポリオール(A)、鎖延長
剤(B)、及び有機ポリイソシアネート(C)を反応さ
せて得られるイソシアネート基末端ウレタンプレポリマ
ーからなり、前記(A)が数平均分子量が500〜5,
000のポリプロピレングリコール系ポリポール(以
後、PPG系ポリオールと略称する)(A1)を含有
し、前記(C)がカルボジイミド及び/又はウレトンイ
ミン変性ジフェニルメタンジイソシアネート(以後、液
状MDIと略称する)を含有すること、を特徴とする前
記(1)の布地用反応性ホットメルト接着剤。
【0011】(3) 高分子ポリオール(A)、鎖延長
剤(B)、及び有機ポリイソシアネート(C)を反応さ
せて得られるイソシアネート基末端ウレタンプレポリマ
ーからなり、前記(A)が数平均分子量が500〜5,
000のPPG系ポリポール(A1)、及び数平均分子
量が500〜5,000の非結晶性ポリエステルポリオ
ール(A2)を含有し、前記(C)が液状MDIを含有
すること、を特徴とする前記(1)の布地用反応性ホッ
トメルト接着剤。
【0012】(4) 離型性を有する支持体フィルム又
はシートの少なくとも片面に、前記(1)〜(3)のい
ずれかの布地用反応性ホットメルト接着剤の接着剤層を
設けた後、接着剤層を布地に転写して貼り合わせること
を特徴とする、布地用反応性ホットメルト接着剤の接着
方法。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の布地用反応性ホットメル
ト接着剤は、25℃のプローブタックが1kPa以上、
好ましくは1.5〜10kPaであり、かつ、120℃
の粘度が5,000〜100,000mPa・s、好ま
しくは8,000mPa・s〜50,000mPa・s
である。なお本発明において、「ホットメルト接着剤」
とは、使用時に加熱して液状化するものであれば、明瞭
な融点を示さないものも含む。
【0014】プローブタックが下限未満の場合、離型性
支持体フィルム又はシートから布地への転写や接着剤の
正確な布地への固定が困難になる。また、120℃の粘
度が下限未満の場合、接着剤が布地に含浸することにな
る。布地からはみ出た接着剤や含浸した接着剤は外観不
良等の原因となる。
【0015】上記のような接着剤としては、以下に示す
特定のイソシアネート基末端プレポリマーからなる反応
性ホットメルト接着剤が好ましい。 (イ)高分子ポリオール(A)、鎖延長剤(B)、及び
有機ポリイソシアネート(C)を反応させて得られるイ
ソシアネート基末端ウレタンプレポリマーからなり、前
記(A)が数平均分子量が500〜5,000のPPG
系ポリポール(A1)を含有し、前記(C)が、液状M
DIを含有する布地用反応性ホットメルト接着剤。 (ロ)高分子ポリオール(A)、鎖延長剤(B)、及び
有機ポリイソシアネート(C)を反応させて得られるイ
ソシアネート基末端ウレタンプレポリマーからなり、前
記(A)が数平均分子量が500〜5,000のPPG
系ポリポール(A1)、及び数平均分子量が500〜
5,000の非結晶性ポリエステルポリオール(A2)
を含有し、前記(C)が、液状MDIを含有する布地用
反応性ホットメルト接着剤。
【0016】以下上記イソシアネート基末端プレポリマ
ーの原料について説明する。
【0017】高分子ポリオール(A)は、PPG系ポリ
ポール(A1)するものであり、更には非結晶性ポリエ
ステルポリオール(A2)を含有するものである。な
お、「非結晶性」とは、昇温速度:10℃/分における
示差走査熱量測定(DSC)で測定された融解熱が60
mJ/mg未満又は融解熱が測定されないことをいう。
【0018】(A1)、(A2)の数平均分子量は50
0〜5,000であり、好ましくは1,000〜3,0
00である。数平均分子量が下限未満の場合は、接着力
が不十分となりやすい。また、上限を越える場合は、粘
度が高くなりすぎて、接着剤塗布が困難になりやすい。
【0019】(A1)は公知の方法で得られるものであ
り、例えば活性水素を2個以上有する化合物を開始剤と
して、プロピレンオキサイド(以後、POと略称する)
を有する環状エーテルを付加させて得られる。なお、エ
チレンオキサイド(以後、EOと略称する)やテトラヒ
ドロフラン等のプロピレンオキサイド以外の環状エーテ
ルを併用してもよい。開始剤としては、エチレングリコ
ール、1,2−プロパンジオール、1,3−プロパンジ
オール、2−メチル−1,3−プロパンジオール、1,
2−ブタンジオール、1,3−ブタンジオール、1,4
−ブタンジオール(以後、1,4−BDと略称する)、
1,5−ペンタンジオール、2−メチル−1,5−ペン
タンジオール、3−メチル−1,5−ペンタンジオー
ル、1,6−ヘキサンジオール、3−メチル−1,5−
ペンタンジオール、ネオペンチルグリコール(以後、N
PGと略称する)、1,8−オクタンジオール、1,9
−ノナンジオール、2,2−ジエチル−1,3−プロパ
ンジオール、2−n−ブチル−2−エチル−1,3−プ
ロパンジオール、2,2,4−トリメチル−1,3−ペ
ンタンジオール、2−エチル−1,3−ヘキサンジオー
ル、2−n−ヘキサデカン−1,2−エチレングリコー
ル、2−n−エイコサン−1,2−エチレングリコー
ル、2−n−オクタコサン−1,2−エチレングリコー
ル、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、
1,4−シクロヘキサンジメタノール、ビスフェノール
Aのアルキレンオキサイド付加物、水素添加ビスフェノ
ールA、水素添加ビスフェノールAのアルキレンオキサ
イド付加物、グリセリン、トリメチロールプロパン、ペ
ンタエリスリトール等の低分子ポリオール類、エチレン
ジアミン、トリレンジアミン等の低分子ポリアミン類、
モノエタノールアミン、ジプロパノールアミン等のアミ
ノアルコール類、アンモニア等が挙げられる。
【0020】(A2)としては、側鎖含有低分子ポリオ
ールを主成分としたポリオールと、ポリカルボン酸から
得られるポリエステルポリオール、前記(A1)を得る
際に開始剤として用いられる低分子ポリオールを開始剤
として側鎖を有する環状エステルモノマー又は環状エー
テルモノマーを開環付加させて得られるポリエステルポ
リオール等が挙げられる。なお、側鎖含有低分子ポリオ
ールとしては、1,2−プロパンジオール、2−メチル
−1,3−プロパンジオール、1,2−ブタンジオー
ル、1,3−ブタンジオール、2−メチル−1,5−ペ
ンタンジオール、3−メチル−1,5−ペンタンジオー
ル、3−メチル−1,5−ペンタンジオール、ネオペン
チルグリコール、2,2−ジエチル−1,3−プロパン
ジオール、2−n−ブチル−2−エチル−1,3−プロ
パンジオール、2,2,4−トリメチル−1,3−ペン
タンジオール、2−エチル−1,3−ヘキサンジオー
ル、2−n−ヘキサデカン−1,2−エチレングリコー
ル、2−n−エイコサン−1,2−エチレングリコー
ル、2−n−オクタコサン−1,2−エチレングリコー
ル、ジプロピレングリコール等が挙げられる。
【0021】本発明における好ましい(A1)は、オキ
シプロピレン基とオキシエチレン基の質量比が、オキシ
プロピレン基/オキシエチレン基=20/80〜100
/0のポリエーテルポリオールが好ましい。また、好ま
しい(A1)の平均官能基数は2である。
【0022】また、好ましい(A2)は、ポリオール成
分が側鎖含有低分子ジオールと側鎖を有さない低分子ジ
オールのモル比が側鎖含有低分子ジオール/側鎖非含有
低分子ジオール=7/3〜10/0、カルボン酸成分が
脂肪族ジカルボン酸と芳香族ジカルボン酸のモル比が脂
肪族ジカルボン酸/芳香族ジカルボン酸=3/7〜7/
3の、コポリエステルジオールである。
【0023】本発明において、好ましい(A1)と(A
2)の質量比は、(A1)/(A2)=3/7〜10/
0である。(A1)が少なすぎる場合は、得られる布地
用反応性ホットメルト接着剤の粘度が高くなりすぎて、
布地への塗布が困難になりやすい。
【0024】鎖延長剤(B)としては、前述の(A1)
を得る際に用いられる低分子ポリオール類、低分子ポリ
アミン類、低分子アミノアルコール類等が挙げられる。
本発明では、ウレア基が多く存在すると、得られる反応
性ホットメルトの粘度が高くなりすぎたり、接着性が低
下する場合があるので、低分子ポリオールが好ましく、
側鎖含有ジオールと側鎖非含有ジオールの併用が特に好
ましい。最も好ましい鎖延長剤は、NPGと1,4−B
Dである。これは、側鎖含有ジオールの側鎖が接着性に
寄与し、側鎖非含有ジオールはウレタンプレポリマーの
分子構造において、強固なハードセグメントを構成する
ため、樹脂強度向上に寄与すると考えられるためであ
る。
【0025】本発明で使用される有機ポリイソシアネー
ト(C)は液状MDIを含有するものである。ジフェニ
ルメタンジイソシアネート(以後、MDIと略称する)
単独では、接着強度が不十分となりやすい。
【0026】液状MDIは、公知の方法で得られるもの
であり、MDIにカルボジイミド化触媒を添加、加熱し
て反応させ、目標イソシアネート含量に達した時点で停
止剤を添加、冷却して得られるものである。その後更
に、MDIを添加してもよい。
【0027】カルボジイミド化触媒としては、1−フェ
ニル−3−メチル−3−ホスホレン−1−オキサイド、
1−フェニル−3−メチル−2−ホスホレン−1−オキ
サイド、1−フェニル−3−ホスホレン−1−オキサイ
ド、1−フェニル−2−ホスホレン−1−オキサイド等
のホスホレン系化合物、トリメチルホスフェート、トリ
エチルホスフェート、トリブチルホスフェート、トリス
(2−エチルヘキシル)ホスフェート、リン酸ジメチル
エステル、リン酸ジエチルエステル、リン酸ジブチルエ
ステル、リン酸ジ(2−エチルヘキシル)エステル等の
アルキルホスフェート系化合物が挙げられる。
【0028】本発明で用いられる液状MDIは、遊離の
MDIを含有するものであり、遊離のMDI含有量は3
0〜80質量%が好ましい。
【0029】本発明では、必要に応じて液状MDI以外
の有機ポリイソシアネートを併用できる。この液状MD
I以外の有機ポリイソシアネートとしては、ヘキサメチ
レンジイソシアネート、リジンジイソシアネート、イソ
ホロンジイソシアネート、シクロヘキシルジイソシアネ
ート、ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート、水素
添加キシリレンジイソシアネート、水素添加トリメチル
キシリレンジイソシアネート、2−メチルペンタン−
1,5−ジイソシアネート、3−メチルペンタン−1,
5−ジイソシアネート、2,2,4−トリメチルヘキサ
ヘチレン−1,6−ジイソシアネート、2,4,4−ト
リメチルヘキサヘチレン−1,6−ジイソシアネート等
の脂肪族、脂環族ジイソシアネート、ジメチルジフェニ
ルメタンジイソシアネート、ジベンジルジイソシアネー
ト、ナフチレンジイソシアネート、パラフェニレンジイ
ソシアネート、トリレンジイソシアネート、キシリレン
ジイソシアネート、、テトラメチルキシリレンジイソシ
アネート等の芳香族ジイソシアネートやこれらのビウレ
ット変成体、カルボジイミド変成体、ウレトンイミン変
成体、ウレトジオン変成体、イソシアヌレート変成体、
上記ポリイソシアネートの混合物が挙げられる。
【0030】本発明の布地用反応性ホットメルト接着剤
の製造方法は、上記の有機ポリイソシアネート(C)
に、高分子ポリオール(A)及び鎖延長剤(B)を反応
させるという方法である。具体的な反応手順としては、
少量ずつ有機ポリイソシアネート(C)以外の原料を反
応系内に仕込んで反応させてもよいし、有機ポリイソシ
アネート(C)以外の原料の全量を一度に反応系内に仕
込んで反応させてもよい。反応の際、公知のウレタン化
触媒を用いることができる。具体的には、ジオクチルチ
ンジラウレート等の有機金属化合物、トリエチレンジア
ミン等の有機アミンやその塩等が挙げられる。ウレタン
化反応の際、イソシアネート基と水酸基の最終仕込みモ
ル比は、イソシアネート基/水酸基=1.1〜5が好ま
しく、特に1.2〜3が好ましい。
【0031】このようにして得られるイソシアネート基
末端ウレタンプレポリマーのイソシアネート含量は1〜
3質量%が好ましく、特に1.2〜2.8質量%が最も
好ましい。イソシアネート含量が1質量%未満の場合
は、ウレタンプレポリマーの分子量が大きすぎるため粘
度が大きくなり作業性が悪化する。3質量%を越える場
合は、ウレタンプレポリマーの分子量が小さすぎて、機
械的強度が発現しない。
【0032】本発明に用いられるイソシアネート基末端
ウレタンプレポリマーのウレタン基濃度は0.5〜5m
mol/gが好ましく、特に0.8〜3mmol/gが
好ましい。ウレタン基濃度が0.5mmol/g未満の
場合は、接着強度が低下しやすい。5mmol/gを越
えると得られるホットメルト接着剤の120℃の粘度が
高くなりすぎる。
【0033】更に、本発明の反応性ホットメルト接着剤
は、粘着付与剤を添加することができる。粘着付与剤と
して、テルペン樹脂系、石油樹脂系、ロジン樹脂系、テ
ルペン−フェノール樹脂系、クマロン−インデン樹脂
系、スチレン樹脂系、イソプレン樹脂系、キシレン樹脂
系等が挙げられる。テルペン樹脂系の粘着付与剤として
は、ヤスハラケミカルのYSレジンシリーズ、ハーキュ
レス製のピッコライトシリーズ等が挙げられる。石油樹
脂系の粘着付与剤としては、東燃化学のエスコレッツ1
000シリーズ、三井化学のハイレッツシリーズ、荒川
化学工業のアルコンシリーズ等が挙げられる。ロジン樹
脂系の粘着付与剤としては、荒川化学工業のエステルガ
ムシリーズ、スーパーエステルシリーズ等が挙げられ
る。テルペン−フェノール樹脂系の粘着付与剤として
は、ヤスハラケミカルのYSポリスターシリーズ、マイ
ティエースシリーズ等が挙げられる。クマロン−インデ
ン樹脂系の粘着付与剤としては、新日鐵化学のクマロン
シリーズ等が挙げられる。スチレン樹脂系の粘着付与剤
としては、ハーキュレス製のピコラスティックシリーズ
等が挙げられる。イソプレン樹脂系の粘着付与剤として
は、東燃化学のエスコレッツ5000シリーズ等が挙げ
られる。キシレン樹脂系の粘着付与剤としては、三菱ガ
ス化学のニカノールシリーズ等が挙げられる。通常これ
らの添加量は質量比で、ウレタンプレポリマーに対して
200質量%以下であり、好ましくは150質量%以下
である。また、通常のホットメルト接着剤に使用されて
いる充填剤、ワックス、可塑剤、エラストマー、酸化防
止剤、紫外線吸収剤、触媒等を添加することができる。
【0034】次いで、本発明の布地用反応性ホットメル
ト接着剤の接着方法について説明する。本発明の布地用
反応性ホットメルト接着剤の接着方法は、離型性を有す
る支持体フィルム又はシートの少なくとも片面に、前述
の布地用反応性ホットメルト接着剤の接着剤層を設けた
後、接着剤層を布地に転写して貼り合わせることを特徴
とする。
【0035】離型性支持体フィルム又はシートから、接
着剤層を布地に転写するという操作のため、用いる布地
用反応性ホットメルト接着剤のプローブタックや粘度が
重要なファクターになる。前述したが、プローブタック
が下限未満の場合は、離型性支持体フィルム又はシート
から接着剤層の布地への転写や正確な固定が困難になる
(布地から接着剤がはみ出す)。また、120℃の粘度
が下限未満の場合、接着剤が布地に含浸しやすくなる。
布地からはみ出た接着剤や含浸した接着剤は外観不良や
触感不良等の原因となる。
【0036】離型性支持体フィルム又はシートとして
は、離型紙、離型フィルム、離型剤を塗布した紙やフィ
ルム、シート等が挙げられる。
【0037】離型性支持体フィルム又はシートへの接着
剤塗布は、一般的にはTダイ押出機を用いて塗布する。
その他、グラビアコータ、ロールコータ、バーコータ等
による方法も可能である。接着剤の塗布厚は、500μ
m以下が好ましく、特に20〜300μmが好ましい。
接着剤の塗布厚が厚すぎる場合は、接着剤が布地に含浸
したり、はみ出たりして、外観や触感が損なわれやす
い。
【0038】接着剤が塗布された離型性支持体フィルム
又はシートの接着剤塗布面を、布地に貼り合わせてか
ら、離型性支持体フィルム又はシートを除去して、接着
剤層を布地に転写し、熱圧して貼り合わせる。貼り合わ
せ条件は、温度:50〜100℃、好ましくは60〜8
0℃、圧力:0.01〜1MPa、好ましくは0.05
〜0.5MPa、時間:1〜60秒、好ましくは1〜3
0秒である。
【0039】貼り合わせに用いられる布地は、特に制限
はなく、フェルト、木綿、絹、化繊、不織布等が挙げら
れる。更に、貼り合わせ温度の下限が従来のホットメル
ト接着剤より低くすることができるので、これまでにで
きなかった、比較的耐熱性のない布地にも適用できる。
【0040】本発明の接着方法は、単なる布地にホット
メルト接着剤を塗布、貼り合わせる方法と比較すると、
以下に示すような利点を有する。 1.接着剤の塗布ムラがない。このため、接着強度にバ
ラツキが少なくなり、不良率が減少する。 2.特殊形状にプレカット可能である。このため、特異
形状部品や部分の接着が可能となる。 3.従来のホットメルト接着剤より貼り合わせ温度が低
く設定できる。このため、コスト面で有利なだけでな
く、毛皮、毛糸等従来ホットメルト接着剤が使用できな
かった被着体にも適用できる。
【0041】
【実施例】次に、本発明の実施例について詳細に説明す
るが、本発明はこれら実施例により限定して解釈される
ものではない。特に断りのない限り、実施例及び比較例
中の「%」は「質量%」を意味する。
【0042】〔反応性ホットメルト接着剤の製造〕 実施例1 攪拌機、温度計、窒素シール管、冷却器のついた、容
量:1Lの反応器に、ポリオール−1を615.4g、
NPGを32.0g、1,4−BDを5.5g仕込み、
70℃に加熱しながら均一に攪拌した。70℃にて均一
に混合した。次いでMDIを127.0g、液状MDI
を220.0g仕込み、90℃で3時間反応させて、イ
ソシアネート基末端ウレタンプレポリマーからなる反応
性ホットメルト接着剤HM−1を得た。HM−1のイソ
シアネート含量は2.4%、120℃の粘度は10,0
00mPa・s、プローブタックは5.1kPaであっ
た。また、原料仕込みから算出したウレタン基濃度は
2.0mmol/gであった。
【0043】実施例2〜5、比較例1〜4 実施例1と同様な方法で、表1に示す原料、配合でイソ
シアネート基末端プレポリマーからなる反応性ホットメ
ルト接着剤HM−2〜9を得た。
【0044】
【表1】
【0045】実施例1〜5、比較例1〜4、表1におい
て ポリオール−1:1,2−プロピレングリコールを開始
剤としたポリ(オキシプロピレン)ジオール 数平均分子量=1,000 ポリオール−2:1,2−プロピレングリコールを開始
剤としたポリ(オキシプロピレン)ジオール 数平均分子量=2,000 ポリオール−3:1,2−プロピレングリコールを開始
剤として、プロピレンオキサイド/エチレンオキサイド
=20/80の混合物を負荷させて得られるたポリエー
テルポリオール 数平均分子量=2,000 ポリオール−4:イソフタル酸(iPA)、アジピン酸
(AA)、エチレングリコール(EG)、ネオペンチル
グリコール(NPG)から得られるポリエステルジオー
ル iPA/AA=1/1、EG/NPG=1/9(モル
比) 数平均分子量=2,000 ポリオール−5:1,4−ブタンジオールを開始剤とし
たポリ(オキシテトラメチレン)ジオール 数平均分子量=1,000 DSCによる融解熱=102mJ/mg DSCによる融解開始温度=21℃ ポリオール−6:1,6−ヘキサンジオールとアジピン
酸から得られるポリエステルジオール 数平均分子量=5,000 DSCによる融解熱=80mJ/mg DSCによる融解開始温度=50℃ NPG :ネオペンチルグリコール 1,4−BD :1,4−ブタンジオール MDI :4,4′−ジフェニルメタンジイソシ
アネート イソシアネート含量=33.6% 液状MDI :上記MDIをカルボジイミド(ウレト
ンイミン)変性して得られるポリイソシアネート イソシアネート含量=29.1% 未反応MDI含有量=71% ※融解熱、融解開始温度測定条件:昇温速度=10℃/
分 ※ポリオール−1〜4は、DSCによる融解状態が確認
されなかった。 プローブタック測定方法:ASTM D2979に規定
している「倒立プローブ試験機による接着剤の感圧タッ
ク試験法」に準じて測定した。 測定条件 測定サンプル:120℃で溶解させたホットメルト接着
剤を厚さ100μmのフィルムに成型して、室温で5分
静置した後測定 試験雰囲気 :25℃、50±5%RH プローブ直径:5mm 荷重条件 :10MPa 接触時間 :5秒 離脱速度 :1cm/秒
【0046】〔接着試験〕 実施例6 HM−1を120℃にて溶解させた後、厚さ50μmに
なるように離型紙に塗布した。室温にて1分放置後、ポ
リエステル繊維の布地に塗布面を接触させ、離型紙を取
り除いて、HM−1を離型紙から布地に転写させた。次
に別のポリエステル繊維の布地を重ね合わせ、60℃×
0.2MPa×5秒にてプレスし、25℃×24時間放
置した。その後、サンプルの外観、触感を評価し、25
mm幅に裁断して、180゜剥離強度を測定した。結果
を表2に示す。
【0047】実施例7〜10、比較例5〜8 HM−1の代わりにHM−2〜9を用いて、実施例6と
同様な方法で評価した。結果を表2に示す。
【0048】
【表2】
【0049】表2において 外観:接着剤が布地からしみ出ていないか、又は布地か
らはみ出ていないかを確認する。 評価 ○→接着剤のしみ出しやはみ出しが確認されない。 ×→接着剤のしみ出しやはみ出しが確認される。 触感:接着サンプルを触って評価する。
【0050】HM−6は120℃の粘度が低くため、布
地に深く含浸してしまい、布地の裏面に接着剤のしみ出
しが確認された。また、触感も悪かった。HM−7は、
外観や触感は良好であったが、液状MDIを用いていな
いため、接着強度が小さかった。HM−8は、25℃の
プローブタックが小さいため、フィルム状接着剤の固定
がうまくいかず、接着剤のはみ出しが確認された。ま
た、接着強度も小さかった。HM−9は、接着しなかっ
たため、接着試験の評価はしなかった。一方、本発明の
布地用反応性ホットメルト接着剤は、接着サンプルの外
観や触感が良好であり、また、60℃という低温におい
ても良好な接着強度を示した。
【0051】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明の布地用反応
性ホットメルト接着剤は、従来の布地用接着剤にはない
性能を有している。また、本発明の接着方法は良好な外
観を有する布地接着物が得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4J004 AA14 AB03 AB04 CB02 CC02 DB03 FA08 4J040 EF131 EF321 JA09 JB01 LA01 LA06 MB02 NA10 PA23 PA27

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 25℃のプローブタックが1kPa以
    上、120℃の粘度が5,000〜100,000mP
    a・sであることを特徴とする、布地用反応性ホットメ
    ルト接着剤。
  2. 【請求項2】 高分子ポリオール(A)、鎖延長剤
    (B)、及び有機ポリイソシアネート(C)を反応させ
    て得られるイソシアネート基末端ウレタンプレポリマー
    からなり、前記(A)が数平均分子量が500〜5,0
    00のポリプロピレングリコール系ポリポール(A1)
    を含有し、前記(C)がカルボジイミド及び/又はウレ
    トンイミン変性ジフェニルメタンジイソシアネートを含
    有すること、を特徴とする請求項1記載の布地用反応性
    ホットメルト接着剤。
  3. 【請求項3】 高分子ポリオール(A)、鎖延長剤
    (B)、及び有機ポリイソシアネート(C)を反応させ
    て得られるイソシアネート基末端ウレタンプレポリマー
    からなり、前記(A)が数平均分子量が500〜5,0
    00のポリプロピレングリコール系ポリポール(A
    1)、及び数平均分子量が500〜5,000の非結晶
    性ポリエステルポリオール(A2)を含有し、前記
    (C)がカルボジイミド及び/又はウレトンイミン変性
    ジフェニルメタンジイソシアネートを含有すること、を
    特徴とする請求項1記載の布地用反応性ホットメルト接
    着剤。
  4. 【請求項4】 離型性を有する支持体フィルム又はシー
    トの少なくとも片面に、請求項1から3のいずれかに記
    載の布地用反応性ホットメルト接着剤の接着剤層を設け
    た後、接着剤層を布地に転写して貼り合わせることを特
    徴とする、布地の接着方法。
JP2001335389A 2001-10-31 2001-10-31 布地用反応性ホットメルト接着剤及び布地の接着方法 Expired - Fee Related JP4147571B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001335389A JP4147571B2 (ja) 2001-10-31 2001-10-31 布地用反応性ホットメルト接着剤及び布地の接着方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001335389A JP4147571B2 (ja) 2001-10-31 2001-10-31 布地用反応性ホットメルト接着剤及び布地の接着方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003138243A true JP2003138243A (ja) 2003-05-14
JP4147571B2 JP4147571B2 (ja) 2008-09-10

Family

ID=19150383

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001335389A Expired - Fee Related JP4147571B2 (ja) 2001-10-31 2001-10-31 布地用反応性ホットメルト接着剤及び布地の接着方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4147571B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101758739B1 (ko) * 2015-09-08 2017-07-31 서울시립대학교 산학협력단 폴리우레탄 수지 조성물 및 이의 제조방법
JP2017186695A (ja) * 2016-04-05 2017-10-12 グンゼ株式会社 衣類
JP2018159166A (ja) * 2018-05-29 2018-10-11 グンゼ株式会社 衣類
WO2019131507A1 (ja) * 2017-12-25 2019-07-04 株式会社イノアックコーポレーション 積層体および車両用内装材の表皮材
JP2020076018A (ja) * 2018-11-08 2020-05-21 株式会社イノアックコーポレーション 低アウトガス性ウレタンホットメルト接着剤組成物
JP2020190073A (ja) * 2020-08-27 2020-11-26 グンゼ株式会社 衣類の接合方法及び衣類の製造方法
JP7484480B2 (ja) 2020-06-19 2024-05-16 株式会社レゾナック 貼合方法及び貼合システム

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021199339A1 (ja) * 2020-03-31 2021-10-07 昭和電工マテリアルズ株式会社 反応性ホットメルト接着剤、接着体及びその製造方法、並びに衣類

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101758739B1 (ko) * 2015-09-08 2017-07-31 서울시립대학교 산학협력단 폴리우레탄 수지 조성물 및 이의 제조방법
JP2017186695A (ja) * 2016-04-05 2017-10-12 グンゼ株式会社 衣類
CN108882766A (zh) * 2016-04-05 2018-11-23 郡是株式会社 服装
JP7088624B2 (ja) 2016-04-05 2022-06-21 グンゼ株式会社 衣類
WO2019131507A1 (ja) * 2017-12-25 2019-07-04 株式会社イノアックコーポレーション 積層体および車両用内装材の表皮材
US11440286B2 (en) 2017-12-25 2022-09-13 Inoac Corporation Laminate and skin material for vehicle interior member
JP2018159166A (ja) * 2018-05-29 2018-10-11 グンゼ株式会社 衣類
JP2020076018A (ja) * 2018-11-08 2020-05-21 株式会社イノアックコーポレーション 低アウトガス性ウレタンホットメルト接着剤組成物
JP7231383B2 (ja) 2018-11-08 2023-03-01 株式会社イノアックコーポレーション 低アウトガス性ウレタンホットメルト接着剤組成物
JP7484480B2 (ja) 2020-06-19 2024-05-16 株式会社レゾナック 貼合方法及び貼合システム
JP2020190073A (ja) * 2020-08-27 2020-11-26 グンゼ株式会社 衣類の接合方法及び衣類の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4147571B2 (ja) 2008-09-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5889887B2 (ja) Tpu貼合せ用接着剤
KR101252883B1 (ko) 이소시아네이트기 말단 우레탄 예비중합체 및 그의 제조방법, 및 상기 우레탄 예비중합체를 포함하는 접착제
US7025853B2 (en) Reactive hot-melt adhesive compositions with improved green strength
WO2008065921A1 (en) Moisture-curable polyurethane hot melt adhesive and multilayer sheet using the same
JP5682565B2 (ja) 反応性ホットメルト接着剤組成物
CA2655855A1 (en) Humidity reactive hot melt adhesive with increased open time
US7074297B2 (en) Method for forming a hot melt adhesive
JP2003138243A (ja) 布地用反応性ホットメルト接着剤及び布地の接着方法
JP7425977B2 (ja) 湿気硬化型ホットメルト接着剤組成物、接着体、及び衣類
JPS59230076A (ja) ウレタン系粘着剤組成物及びその使用方法
TWI794284B (zh) 合成皮革之製造方法
WO2019176941A1 (ja) 湿気硬化型ホットメルト接着剤及び接着体
US6872770B2 (en) Moisture-curing adhesives
US7217459B2 (en) Moisture-curing adhesives
JP6485726B1 (ja) 合成皮革の製造方法
JPH09123331A (ja) 湿気硬化型接着剤を用いた積層体の製造方法
JP2000103830A (ja) ウレタン系プレポリマー組成物
JP3066062B2 (ja) 座席シートの接着加工法
JP2001107014A (ja) 湿気硬化型ホットメルト接着剤組成物
JP7275622B2 (ja) 湿気硬化型ホットメルト接着剤及び接着体
WO2023181287A1 (ja) 湿気硬化性1液型接着剤組成物
WO2024084730A1 (ja) 湿気硬化型ポリウレタンホットメルト樹脂組成物、硬化物、積層体、及び、表皮材
JPH09241605A (ja) 反応性ホットメルト接着剤
JP2023001004A (ja) 積層体、及び、車輛シート用表皮材
JP2000218224A (ja) 積層シート及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040831

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071024

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071105

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080212

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080402

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080602

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080615

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110704

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees