JP2003137640A - セラミックボール素球及びその製造方法 - Google Patents
セラミックボール素球及びその製造方法Info
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Abstract
するとともに、セラミックボール素球自身の欠陥の発生
を防止することができるセラミックボール素球及びその
製造方法を提供すること。 【解決手段】 セラミックボール素球(1)は、直径1
0mmの球状基体(3)の表面の中央(中心軸に対する
最大の半径の円周上:赤道上)に、その円周方向に全体
にわたって、幅4mm×端部の高さh0.15mmの帯
状部(5)が形成されている。帯状部5は、その幅方向
(図2の左右方向)の両端に、エッジ部(7)が形成さ
れている。このエッジ部(7)は、半径rが0.1mm
以上となるように丸められている。
Description
ボールやチェックバルブ等に用いられるセラミックボー
ル素球及びその製造方法に関する。
型の中に配置した上下の擬半球状の金型プレス中に粉末
を入れ、上下方向に圧力を掛けてプレス成形し、その後
静水圧プレス(CIP)を行うことによりボール形状の
成形体を製作し、この成形体を焼結することにより製造
されていた。
機等を用いて砥石で挟んで研磨することにより、真球に
近い形状に加工され、研磨球としてベアリングボール等
に用いられていた。
造方法でセラミックボール素球を製造する場合には、プ
レス加工によりセラミックボール素球の成形体を作成す
るために、どうしても、上下のプレスの間にて、成形体
の周囲に、その円周方向にわたって外側に突出する帯状
部分が形成される。
ジ)は直角に角張っているので、即ち円周エッジは立っ
ているので、この成形体を焼成したセラミックボール素
球の(成形体の帯状部分に対応した)帯状部も、円周エ
ッジが立った形状となる。しかしながら、円周エッジが
立ったセラミックボール素球を、そのままボール研磨機
にかけると、セラミックボール素球が硬質であることか
ら、円周エッジが砥石の表面に当たって、砥石にキズや
摩耗を発生させるという問題があった。
エッジが砥石に当たって欠けることなどにより、製品で
ある研磨球にもキズ等の欠陥が発生するという問題があ
った。本発明は、前記課題を解決するためになされたも
のであり、研磨を行う砥石をの摩耗やキズの発生を防止
するとともに、セラミックボール素球自身の欠陥の発生
を防止することができるセラミックボール素球及びその
製造方法を提供することを目的とする。
求項1の発明は、焼結体である略球形のセラミックボー
ル素球において、砥石による研磨前のセラミックボール
素球の表面に、その中央の円周方向全体にわたって外側
に突出する帯状部を備えるとともに、前記帯状部の幅方
向の端部であるエッジ部を丸めたことを特徴とするセラ
ミックボール素球を要旨とする。
は、その中央(即ち中心軸に対する半径が最大となる外
周:赤道上)の円周方向全体にわたって外側に突出する
帯状部を備えており、特にこの帯状部の幅方向の端部で
あるエッジ部が丸められている。
用いた研磨機により研磨する際に、エッジ部が砥石に当
たっても、砥石にキズがついたり砥石に異常摩耗が発生
することが少ない。また、セラミックボール素球自身
も、欠け難くなるので、製品である研磨球にもキズ等の
欠陥が発生し難いという効果がある。更に、エッジ部が
丸くなっているので、研磨球にするための研磨時間が少
なくて済むという利点もある。
半径を、0.1mm以上としたことを特徴とする前記請
求項1に記載のセラミックボール素球を要旨とする。本
発明は、最も効果のあるエッジ部の半径を例示したもの
である。
らかにカーブしているので、上述した請求項1の効果が
一層顕著である。 (3)請求項3の発明は、前記セラミックボール素球は
窒化珪素質材料からなることを特徴とする前記請求項1
又は2に記載のセラミックボール素球を要旨とする。
例示したものである。この材料からなるセラミックボー
ル素球を研磨することにより、硬質で耐摩耗制等に優れ
た製品である研磨球(セラミックボール)を得ることが
できる。尚、前記窒化珪素質材料とは、窒化珪素を主成
分とする材料のことであり、この窒化珪素質材料以外
に、(ジルコニアを主成分とする)ジルコニア質材料、
(アルミナを主成分とする)アルミナ質材料を使用する
ことができる。
3のいずれかに記載のセラミックボール素球の製造方法
であって、丸いエッジ部に対応する形状を有する金型を
用いて成形体を形成し、その後焼成することにより、前
記丸めたエッジ部を有する帯状部を備えたセラミックボ
ール素球を製造することを特徴とするセラミックボール
素球の製造方法を要旨とする。
法を例示したものである。本発明では、金型の形状を予
めエッジ部を丸めるような形状にしておく。よって、こ
の金型を用いてプレス成形することにより(従って焼成
後も)エッジ部を丸めることができる。
3のいずれかに記載のセラミックボール素球の製造方法
であって、金型を用いて成形体を形成した後に焼成する
ことにより、前記丸めたエッジ部を有する帯状部を備え
たセラミックボール素球を形成し、その後、バレル研磨
により、更に前記エッジ部を丸めることを特徴とするセ
ラミックボール素球の製造方法を要旨とする。
法を例示したものである。本発明では、金型の形状を予
めエッジ部を丸めるような形状にしておくことにより、
プレス成形した際に(従って焼成後も)エッジ部を丸め
ることができるだけでなく、その後バレル研磨すること
により、一層エッジ部を丸めることができる。
3のいずれかに記載のセラミックボール素球の製造方法
であって、金型を用いて成形体を形成した後に焼成する
ことにより、前記エッジ部を有する帯状部を備えたセラ
ミックボール素球を形成し、その後、バレル研磨によ
り、前記エッジ部を丸めることを特徴とするセラミック
ボール素球の製造方法を要旨とする。
法を例示したものである。本発明では、金型の形状は、
特にエッジ部を丸めるような形状にしないので、プレス
成形した際に(従って焼成後も)エッジ部は丸くなって
いないが、その後バレル研磨することにより、エッジ部
を丸めることができる。
ル素球及びその製造方法の実施の形態の例(実施例)に
ついて説明する。 (実施例1)本実施例では、バレル研磨により、セラミ
ックボール素球のエッジ部を丸めるものである。
球について説明する。尚、図1はセラミックボール素球
の正面図、図2はセラミックボール素球の要部を拡大し
た断面図である。図1に示す様に、本実施例のセラミッ
クボール素球1は、例えば窒化珪素質材料による略球形
の焼結体であり、直径10mmの球状基体3の表面の中
央(中心軸に対する最大の半径の円周上:赤道上)に、
その円周方向に全体にわたって、幅4mm×端部の高さ
h0.15mmの帯状部5が形成されている。
(図2の左右方向)の両端に、エッジ部7が形成されて
いる。このエッジ部7は、半径rが0.1mm以上で滑
らかにカーブするように丸められている。 b)次に、本実施例のセラミックボール素球1の製造方
法について説明する。
の窒化珪素粉末を使用し、これに、焼結助剤として、希
土類元素、3A、4A、5A、3B及び4B族の元素群
から選ばれる少なくとも1種を、酸化物換算で1〜15
重量%、好ましくは2〜8重量%の割合で混合する。
物ほか、焼結により酸化物に転化しうる化合物、例えば
炭酸塩や水酸化物等で配合してもよい。 次に、上記の配合物に、水系溶媒を加えてアトライタ
ーなどの粉砕機により湿式混合(あるいは湿式混合・粉
砕)した泥しょうを、スプレードライなどによって乾燥
させ、成形用素地粉末を得る。
末を、図3に示す金型プレスによって予備成形体9とす
る。具体的には、成形ダイ11のダイ孔13に挿入され
る上下のプレスパンチ15、17の各先端面に、半球状
の凹部19、21をそれぞれ成形するとともに、凹部1
9、21の外周に同図の左右方向に平行な平面部23、
25を形成する。尚、この平面部23、25は、予備成
形体9の赤道近傍での加圧圧力を高めるためのものであ
る。
下方向に、一軸的に圧力を印加し、両パンチ15、17
間で原料粉末を圧縮する。これにより、図4に示す様
に、(後の帯状部5に対応した)帯状成形部27を備え
た予備成形体9が得られるが、その幅方向の(後のエッ
ジ部7に対応した)エッジ成形部29は丸まっていな
い。
形体9は、一軸的に圧力印加されるので、密度の高い部
分と低い部分とが生じるので、その密度差を小さくする
ために、図示しないゴム型を用いて乾式CIPを施す。
これにより、成形体の密度分布が略一定となり、緻密な
成形体が得られる。
り、球状の窒化珪素質焼結体とする。この焼成は、一次
焼成及び二次焼成の2段階焼成により行うことができ
る。例えば一次焼成は、窒素を含む0.1〜1MPa以
下の非酸化性雰囲気下において、1900℃以下で行
い、焼結体密度を78%以上、好ましくは90%以上と
する。また、二次焼成は、窒素を含む1〜100MPa
の非酸化性雰囲気下で、1600〜1950℃で行うこ
とができる。
示す様な形状の焼結体31が得られるが、金型プレスに
起因する(帯状部3に対応する)帯状焼結部33の(エ
ッジ部5に対応する)エッジ焼結部35は丸まっていな
い。 次に、焼結体31のバレル研磨を行う。
磨機(例えば回転研磨機)の研磨容器37の中に、多数
の焼結体31と、例えばGC粉末等の研磨剤(メディ
ア)39と水等を入れ、この状態で研磨容器37を例え
ば20rpmの回転速度で70時間回転させて、焼結体
31の表面の研磨を行う。
部35が研磨されて、半径rが0.1mm以上と丸くな
る。上述した工程により、前記図2に示す様な本実施例
の丸いエッジ部7を有する帯状部5を備えたセラミック
ボール素球1が得られる。
てもよい。 その後、このセラミックボール素球1を、周知のボー
ル研磨機を用いて研磨を行う。つまり、上下一対の(上
方側が回転する)砥石の間にセラミックボール素球1を
供給するとともに、そのセラミックボール素球1を循環
させて、必要な真円に近い形状にまで研磨を行って、研
磨球を得る。
る。本実施例では、セラミックボール素球1の帯状部5
のエッジ部7は、半径rが0.1mm以上と丸くなって
いるので、その後(砥石を用いた)ボール研磨機による
研磨を行う際に、エッジ部7が砥石に当たっても、砥石
にキズがついたり砥石に異常摩耗が発生することが少な
い。
け難くなるので、製品である研磨球にもキズ等の欠陥が
発生し難いという効果がある。更に、エッジ部7が丸く
なっているので、ボール研磨機による研磨時間が少なく
て済むという利点もある。 (実施例2)次に、実施例2について説明するが、前記
実施例1と同様な箇所の説明は省略する。
成形によりエッジ部を丸めた後に、更にバレル研磨によ
りエッジ部を丸めたものである。ここでは、製造方法に
特徴があるので、製造方法について説明する。尚、セラ
ミックボール素球の番号としては、同じ番号を用いた。
のを使用し、同様な手法により、成形用素地粉末を得
る。 次に、この成型用素地粉末を、図7に示す金型プレス
によって予備成形体41とする。
5の半球状の凹部47、49の外周に、セラミックボー
ル素球1の丸いエッジ部7に対応して、それぞれ湾曲部
51、53を形成した。この湾曲部51、53とは、パ
ンチ43、45の外側に行くほど互いの距離が近接する
ように外側に凸となるようにカーブしたものである。
力を印加し、両パンチ43、45間で原料粉末を圧縮す
る。これにより、図8に示す様に、(後の帯状部5に対
応した)帯状成形部55を備えた予備成形体57が得ら
れるが、その幅方向のエッジ成形部59は丸まってい
る。
す。これにより、成形体の密度分布が略一定となり、緻
密な成形体が得られる。 次に、上記成形体を焼成することにより、球状の窒化
珪素質焼結体を得る。これにより、前記実施例1と類似
の形状の焼結体が得られるが、(エッジ部5に相当す
る)エッジ焼結部(図示せず)は、半径rが0.08m
m程度に丸まっている。
より、前記実施例1と同様に、半径rが0.1mm以上
の丸いエッジ部7を有する帯状部5を備えたセラミック
ボール素球1が得られる。 その後、このセラミックボール素球1を、周知のボー
ル研磨機を用いて研磨し、研磨球を得る。
な効果を奏するとともに、金型プレスによりある程度
(エッジ部7)に相当するエッジ形成部59が丸まって
いるので、その後のバレル研磨を短時間で済ますことが
できるという利点がある。 (実施例3)次に、実施例3について説明するが、前記
実施例1と同様な箇所の説明は省略する。
成形によりエッジ部を丸めたものである。本実施例は、
製造方法に特徴があるので、製造方法について説明す
る。尚、セラミック素球の番号としては、同じ番号を用
いた。
のを使用し、同様な手法により、成形用素地粉末を得
る。 次に、この成型用素地粉末を、図9に示す様に、金型
プレスによって予備成形体61とする。
パンチを用いるが、湾曲部63、65の形状を変更し、
バレル研磨が不要なように、大きく湾曲させておく。そ
して、両パンチ67、69に一軸的に圧力を印加し、両
パンチ67、69間で原料粉末を圧縮する。
状部5に対応した)帯状成形部71を備えた予備成形体
61が得られ、その幅方向のエッジ成形部73は丸まっ
ている。 次に、ゴム型を用いて乾式CIPを施す。これによ
り、成形体の密度分布が略一定となり、緻密な成形体が
得られる。
り、球状の窒化珪素質焼結体を得る。これにより、前記
実施例1と類似の形状の焼結体が得られるが、(エッジ
部7に対応する)エッジ焼結部(図示せず)は、半径r
が0.1mm以上と大きく丸まっているので、後のバレ
ル研磨は省略する。
を、周知のボール研磨機を用いて研磨し、研磨球を得
る。本実施例によっても、前記実施例1と同様な効果を
奏するとともに、金型プレスによりエッジ形成部73を
丸めてしまうので、その後のバレル研磨を省略できると
いう利点がある。
実施例の効果を確認するために行った実験例について説
明する。 a)まず、各種のセラミックボール素球を製造し、その
帯状部のエッジ部の形状を調べた。
mm(図11参照)及び直径10mm(図14参照)の
セラミックボール素球をほぼ中央で切断し、16倍に拡
大してエッジ部の形状を調べたところ、エッジ部はほぼ
直角であった。また、前記実施例1の製造方法、具体的
には、約70時間のバレル研磨を行って製造した直径9
mm(図12参照)及び直径10mm(図15参照)の
セラミックボール素球をほぼ中央で切断し、16倍に拡
大してエッジ部の形状を調べたところ、エッジ部は滑ら
かにカーブしていた。
は、金型でエッジ成型部を丸め、更に約40時間のバレ
ル研磨を行って製造した直径9mm(図13参照)及び
直径10mm(図16参照)のセラミックボール素球を
ほぼ中央で切断し、16倍に拡大してエッジ部の形状を
調べたところ、エッジ部は極めて滑らかにカーブしてお
り、殆どエッジ部の形状は観察されなかった。
や製品に及ぼす影響を調べた。具体的には、従来のエッ
ジ部が立ったもの(試料No.1)と、実施例2の方法で
短時間バレル研磨(約70時間)を行ったもの(試料N
o.2)と、実施例2の方法で長時間バレル研磨(約14
0時間)を行ったもの(試料No.3)と、実施例4の方
法で金型にてエッジ部を丸めたもの(試料No.4)と
を、それぞれ1000個製造した。
て研磨を行う際に、帯状部が消滅するまでの研磨時間
(4種のグループの平均の研磨時間)を求め、その比
(4種のグループ間の比)を求めた。その結果を下記表
1に記す。また、研磨途中のセラミックボール素球(粗
研球)のキズ等の欠陥の状態と、研磨後の研磨球におけ
るキズ等の欠陥の状態を調べた。この結果も、同じく下
記表1に記すが、目視により明らかにキズが発生したと
認められたものを、キズ有りとした。
の試料No.2〜4のものは、バレル研磨の時間が短く、
またキズ等の欠陥の発生が少なく好適であった。それに
対して従来技術では、バレル研磨の時間が長く、また欠
陥が多く好ましくない。
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲におい
て種々の態様で実施しうることはいうまでもない。例え
ばセラミックボール素球の材料としては、窒化珪素質材
料以外に、ジルコニア質材料、アルミナ質材料を使用す
ることができる。
ある。
周辺を破断し拡大して示す断面図である。
ある。
ある。
る。
ある。
ある。
ある。
ある。
である。
の断面を拡大して示す拡大鏡写真である。
素球の断面を拡大して示す拡大鏡写真である。
素球の断面を拡大して示す拡大鏡写真である。
球の断面を拡大して示す拡大鏡写真である。
ル素球の断面を拡大して示す拡大鏡写真である。
ル素球の断面を拡大して示す拡大鏡写真である。
Claims (6)
- 【請求項1】 焼結体である略球形のセラミックボール
素球において、 砥石による研磨前のセラミックボール素球の表面に、そ
の中央の円周方向全体にわたって外側に突出する帯状部
を備えるとともに、前記帯状部の幅方向の端部であるエ
ッジ部を丸めたことを特徴とするセラミックボール素
球。 - 【請求項2】 前記エッジ部の半径を、0.1mm以上
としたことを特徴とする前記請求項1に記載のセラミッ
クボール素球。 - 【請求項3】 前記セラミックボール素球は窒化珪素質
材料からなることを特徴とする前記請求項1又は2に記
載のセラミックボール素球。 - 【請求項4】 前記請求項1〜3のいずれかに記載のセ
ラミックボール素球の製造方法であって、 丸いエッジ部に対応する形状を有する金型を用いて成形
体を形成し、その後焼成することにより、前記丸めたエ
ッジ部を有する帯状部を備えたセラミックボール素球を
製造することを特徴とするセラミックボール素球の製造
方法。 - 【請求項5】 前記請求項1〜3のいずれかに記載のセ
ラミックボール素球の製造方法であって、 金型を用いて成形体を形成した後に焼成することによ
り、前記丸めたエッジ部を有する帯状部を備えたセラミ
ックボール素球を形成し、その後、バレル研磨により、
更に前記エッジ部を丸めることを特徴とするセラミック
ボール素球の製造方法。 - 【請求項6】 前記請求項1〜3のいずれかに記載のセ
ラミックボール素球の製造方法であって、 金型を用いて成形体を形成した後に焼成することによ
り、前記エッジ部を有する帯状部を備えたセラミックボ
ール素球を形成し、その後、バレル研磨により、前記エ
ッジ部を丸めることを特徴とするセラミックボール素球
の製造方法。
Priority Applications (1)
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- 2001-10-31 JP JP2001335021A patent/JP3853197B2/ja not_active Expired - Fee Related
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