JP2003137585A - 光ファイバ用コアガラス母材の製造方法 - Google Patents

光ファイバ用コアガラス母材の製造方法

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JP2003137585A
JP2003137585A JP2001338939A JP2001338939A JP2003137585A JP 2003137585 A JP2003137585 A JP 2003137585A JP 2001338939 A JP2001338939 A JP 2001338939A JP 2001338939 A JP2001338939 A JP 2001338939A JP 2003137585 A JP2003137585 A JP 2003137585A
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porous glass
gas
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optical fiber
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Yusuke Kubo
祐介 久保
Tomohiro Ishihara
朋浩 石原
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドーパントの濃度分布むらが小さく、α乗の
制御が可能で、割れが発生しにくく、多孔質ガラス母材
の外周面にドーパンド材の再付着を抑制した光ファイバ
用コアガラス母材の製造方法を提供する。 【解決手段】 回転する石英種棒2の下方から、ガラス
原料ガスとドーパント原料ガスと燃焼用ガスとを第1の
バーナー5で吹き付け、火炎加水分解反応により生成さ
れるガラス微粒子を軸方向に堆積させて多孔質ガラス母
材1を形成し、この後、脱水焼結して透明ガラス化する
光ファイバ用のコアガラス母材の製造方法であって、第
1のバーナー5の中心軸Z1と前記多孔質ガラス母材の
軸線Yが交わる角度を10°以下とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、気相軸付け法(V
AD法)を用いた光ファイバ用のコアガラス母材の製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】VAD法でガラス母材を製造する場合、
回転する石英種棒の下方にバーナーを配して、ガラス原
料ガスと燃焼用ガスを吹き付け、火炎加水分解反応によ
り生成されるガラス微粒子を軸方向に堆積させて多孔質
ガラス母材を形成し、これを脱水・焼結することにより
透明ガラス化する製造方法が知られている。光ファイバ
用のコアガラス母材の製造では、ガラス原料にSiCl
4 ガスが用いられ、屈折率を上げるためにドーパント原
料にGeCl4 ガスが用いられる。燃焼用ガスにはO2
ガスとH2 ガスが用いられ、この他、O2 ガスとH2
スとのバーナー出口での遮蔽およびキャリアガスとして
Arガスが用いられる。
【0003】図11は、従来のガラス母材を製造する一
例を示す概略図である。図中、1は多孔質ガラス母材、
2は石英種棒、3は堆積基準点、4はバーナー、θはバ
ーナー角を示す。多孔質ガラス母材1は、回転する石英
種棒2の先端からガラス微粒子を堆積させ、軸方向に多
孔質ガラスを生成させて形成される。多孔質ガラス母材
1の生成には、先端位置の堆積基準点3にレーザ光を当
てて監視し、バーナー4との相対移動速度等が制御され
る。
【0004】バーナー角θは、例えば、多孔質ガラス母
材の軸線Yに対して、30°〜45℃位で配置されてい
る。また、バーナー中心軸Zが、多孔質ガラス母材1の
先端部がほぼ球状であるとして、球状の法線方向に向か
うように配置する例(特開平5−319849号公報参
照)も知られている。
【0005】光ファイバのコア用多孔質ガラス母材を形
成する場合、ガラス原料にドーパント原料を加えてガラ
スの屈折率を上げるようにしている。一般に、ガラス原
料にはSiCl4 ガスが用いられ、ドーパント原料にG
eCl4 ガスが用いられるが、これらの原料の供給比
率、堆積面の温度、バーナー4の形状や配置等によっ
て、ドーパントの濃度分布を制御することが可能であ
る。ドーパントの濃度とガラス屈折率は比例関係にあ
り、所定のドーパント濃度分布を有する多孔質ガラス母
材を透明ガラス化したとき、ドーパント濃度分布に比例
した所定の屈折率分布が得られる。ガラスの屈折率分布
は、今までに径方向に均一な分布のステップインデック
ス(SI)形から、径方向に緩やかな分布を成すグレー
テッドインデックス(GI)形まで各種のものが得られ
ている。
【0006】しかし、従来の図11の製造方法でドーパ
ント濃度を高くすると、コア用多孔質ガラス母材の径方
向および軸方向にドーパントの濃度分布むらが生じ、透
明ガラス化したときに径方向の屈折率分布が正確に測定
ができなくなるという問題があった。この原因として
は、バーナー角θで、SiCl4 、GeCl4 、O2
2 等のガスをコア用多孔質ガラス母材に吹き付けた場
合、火炎の中心部分と火炎が回り込む外側部分のバーナ
ー手前側および反対側で、火炎中で生成されるGeO2
の濃度にある程度の差が生じる。すなわち、火炎の径方
向でドーパント材(GeO2 )の濃度差が生じる。VA
D法では、多孔質ガラス母材1は回転しながら、GeO
2 を捕捉してガラス微粒子のSiO2 を堆積させていく
ため、堆積面はGeO2 に濃度差のある火炎の径方向の
全て面を通過していくので、回転の周期に合ったドーパ
ントの濃度分布むらが生じると考えられる。
【0007】また、ドーパントの濃度分布または屈折率
分布を表す指標の一つにα乗がある。このα乗は、SI
形光ファイバでは無限大に近い値となり、GI形光ファ
イバでは2乗に近い値となる。図11のようなバーナー
角θで、多孔質ガラス母材1を回転させながら、ガラス
微粒子とドーパントを軸方向に堆積させていくと、VA
D条件を変えてもα乗の細かな制御までは行なうことが
できなかった。
【0008】また、多孔質ガラス母材1の堆積中に反応
容器内では、堆積面に堆積されなかったSiO2 および
GeO2 が浮遊している。この浮遊SiO2 およびGe
2は、堆積の終えた多孔質ガラス部分の外周面に再付
着する。多孔質ガラス母材1は、嵩密度が0.1〜0.
2g/cm3 と非常に柔らかく、最外層に高濃度のGe
2 が堆積すると割れやすいと言う問題がある。さら
に、多孔質ガラス母材1の外周面に再付着されたGeO
2 は、多孔質ガラス母材を透明ガラス化する際に、飛散
される場合もあるが、そのまま残っている場合もある。
外周面に再付着された、高濃度のドーパントは、図11
に示すように屈折率分布の外側に屈折率の高い角状に突
出したピーク部分を生じ、屈折率分布の測定を困難にす
ることがある。
【0009】ドーパント濃度を高くするためにドーパン
ト原料の供給量を増やすと、GeO 2 の生成も多くなる
ので、ドーパントの濃度分布むらの発生、多孔質ガラス
母材の割れ発生、角状のピーク部分が生じやすくなる。
また、屈折率を所望の分布に精度よく制御する必要があ
り、このためには、ドーパントの濃度分布むらの発生が
なく、屈折率分布が正しく測定できるような多孔質ガラ
ス母材を製造する必要がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたもので、ドーパントの濃度分布のα
乗の制御が可能で、ドーパントの濃度分布むらが小さ
く、割れが発生しにくく、多孔質ガラス母材の外周面に
ドーパンド材の再付着を抑制した光ファイバ用コアガラ
ス母材の製造方法の提供を課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の光ファイバ用コ
アガラス母材の製造方法は、回転する石英種棒の下方か
ら、ガラス原料ガスとドーパント原料ガスと燃焼用ガス
とを第1のバーナーで吹き付け、火炎加水分解反応によ
り生成されるガラス微粒子を軸方向に堆積させて多孔質
ガラス母材を形成し、この後、脱水焼結して透明ガラス
化する光ファイバ用のコアガラス母材の製造方法であっ
て、第1のバーナーの中心軸と多孔質ガラス母材の軸線
が交わる角度を10°以下とすることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】図1の光ファイバ用コアガラス母
材製造の概略図により、本発明の実施の形態を説明す
る。図中、1は多孔質ガラス母材、1’は球状の多孔質
ガラス、2は石英種棒、3は堆積基準点、5は第1のバ
ーナー、6は第2のバーナーを示す。
【0013】多孔質ガラス母材1は、回転する石英種棒
2の先端からガラス微粒子を堆積させ、軸方向に多孔質
ガラスを堆積生成させて形成する。多孔質ガラス母材1
の生成には、先端位置の堆積基準点3にレーザ光を当て
て監視し、第1バーナー5(以下、第1バーナーとい
う)および第の2バーナー6(以下、第2バーナーとい
う)との相対移動速度等が制御される。第1のバーナー
5および第2バーナー6は、多数のポートを同軸状に配
した同軸多重管(図示せず)で形成され、各ポートから
所定量の原料ガスが供給される。
【0014】第1バーナー5は、中心軸Z1が多孔質ガ
ラス母材1の軸線Yと交わる角度θ1を10°以内(±
10°)とし、多孔質ガラス母材1の真下で軸線Yと一
致させるか、ほぼ並行状態とする。第1バーナー5の中
心軸Z1は、堆積基準点3に当てられたレーザ光点に向
かうように配置し、また、第1バーナー5の水平方向の
ずれ量Xは、多孔質ガラス母材1の軸線Yから±30m
m以内とするのが好ましい。多孔質ガラス母材1の堆積
面と第1バーナー5とは、所定の距離L1で維持される
ように、多孔質ガラス母材1の堆積に伴って、多孔質ガ
ラス母材1または第1バーナー5のいずれかが移動され
る。なお、所定の距離L1は、100±30mm位が望
ましい。この第1バーナー5の配置によれば、多孔質ガ
ラス母材1の真下の堆積基準点3に火炎の中心部が当た
ることとなる。
【0015】また、本発明では、第1バーナー5とは別
に第2バーナー6を設けることができる。第2バーナー
6は、第1バーナー5とは異なる配置で、多孔質ガラス
母材1の側方に配され、第2バーナー6の中心軸Z2が
多孔質ガラス母材1の軸線Yと交わる角度θ2を70°
±10°(すなわち、60°〜80°)の範囲内に設定
する。第2バーナー6の中心軸Z2は、堆積開始時には
石英種棒2の先端に向けられ、球状の多孔質ガラス1’
の堆積面からの距離L2は、第1バーナー5と同程度の
100±30mm位とするのが望ましい。また、多孔質
ガラス母材1の堆積に伴って、第1バーナー5と同様
に、多孔質ガラス母材1または第2バーナー5のいずれ
かが移動される。
【0016】第1バーナー5からは、ガラス微粒子(S
iO2 )のガラス原料としてSiCl4 ガスを供給し、
屈折率を高めるためのドーパント材をゲルマニア(Ge
2)とし、その原料としてGeCl4 を供給すること
ができる。ドーパント濃度を高めるために、ドーパント
原料ガスのGeCl4 は、5wt%以上添加することが
好ましい。第2バーナー6からは、ガラス微粒子(Si
2 )のガラス原料としてSiCl4 ガスを供給し、ド
ーパント原料ガスは供給しない。燃焼用ガスとしては、
第1バーナー5および第2バーナー6とも、水素ガス
(H2 )と酸素ガス(O2 )が供給され、この他に、キ
ャリアガスおよびバーナー出口のガス遮蔽用にArガス
が供給される。
【0017】以上のように第1バーナー5および第2バ
ーナー6を配置し、所定の原料ガスを準備した後、多孔
質ガラス母材1の生成に先立って、石英種棒2の先端
に、第2バーナー6により出発基材となる球状の多孔質
ガラス1’を堆積させる。このときは、第1バーナー5
からのガス供給を停止しておく。球状の多孔質ガラス
1’が形成された後は、第2バーナー6は、ガスの供給
を全部停止するか、または燃焼用ガスを最小限にして最
小の火炎が出ている状態にする。
【0018】第2バーナー6により、球状の多孔質ガラ
ス1’を形成した後は、第1バーナー5の停止を解除
し、ドーパント原料ガスを加えたガラス原料ガスで多孔
質ガラス母材1を軸方向に堆積生成する。第2バーナー
6で球状の多孔質ガラス1’を形成する理由は、第1バ
ーナー5の中心軸Z1を軸線Yに一致させて石英種棒2
の真下に当てて、出発基材となる球状の多孔質ガラス
1’の堆積形成することが難いということによる。な
お、石英種棒2に予め出発基材となる球状の多孔質ガラ
ス1’を形成したものを用いる場合は、第2バーナー6
を省略し、第1バーナー5だけを用いるようにしてもよ
い。
【0019】上述した図1のバーナー構成では、第1バ
ーナー5から噴出されるガラス原料ガス、ドーパント原
料ガスおよび燃焼用ガスは、多孔質ガラス母材1の真下
から軸線Y方向に向けられる。この結果、火炎の中心
は、回転する多孔質ガラス母材1の中心の堆積基準点3
に当てられ、火炎の外側部分は、多孔質ガラス母材1の
堆積基準点3から周縁側にほぼ均一に回り込む。したが
って、火炎の径方向でドーパントに濃度差があっても、
円周方向における濃度は均一であり、回転しながら軸方
向に堆積されていくとき、多孔質ガラス母材の中心から
外側に向けて一定のドーパント濃度分布となり、濃度分
布むらは生じない。
【0020】また、図1のバーナー構成で、第1バーナ
ー5の燃焼用のH2 ガスとO2 ガスの流量比H2 /O2
を変えることにより、ドーパント濃度分布のα乗が制御
できることが判明した。図10のように、バーナー角が
所定値以上あると、燃焼用ガスの流量比H2 /O2 を変
えることによりα乗は変化するが、これらの間での相関
関係は不明で制御が不可能であった。しかし、前述した
ように、図1のバーナー構成とすることにより、火炎の
径方向でドーパントに濃度差があっても、円周方向にお
ける濃度は均一となり、多孔質ガラス母材中心から外側
に向けては、一定のドーパント濃度分布となる。この結
果、燃焼用ガスの流量比H2 /O2 とα乗との間で、一
定の相関関係が生じるものと思われる。
【0021】また、第1バーナー5により軸方向に生成
された多孔質ガラス母材1の表面に、反応容器内を浮遊
する堆積面に堆積されなかったガラス微粒子(Si
2 )とともにドーパント材(GeO2 )が再付着し、
高濃度のドーパントが堆積されることがある。この再付
着されたGeO2 は、多孔質ガラス母材を焼結・脱水し
て透明ガラス化する際に飛散される場合もあるが、その
まま残って、屈折率分布の外側に屈折率の高い角状に突
出したピーク部分を生じ、屈折率分布の測定を困難にす
ることがある。さらに、第1バーナー5により形成され
た多孔質ガラス母材1は、嵩密度が0.1〜0.2g/
cm3 と非常に柔らかく、前記のように最外層に高濃度
でGeO2 が堆積すると、一層割れやすい状態となる。
【0022】第2バーナー6は、石英種棒2の先端に球
状の多孔質ガラス1’を形成する以外に、上述の点を改
善するために用いることができる。多孔質ガラス母材1
を所定の大きさに形成した後、第2バーナー6は、燃焼
用ガスのみを供給する状態にして、多孔質ガラス母材1
の表面全体を高温(600〜1000℃程度)で炙るの
に使用することができる。多孔質ガラス母材1の生成後
の表面を高温で炙ることにより、表面に再付着した高濃
度のドーパント堆積層を火炎により吹き飛ばすとともに
ガラス母材1の割れやすい表層を硬質化して、割れの発
生を防止することができる。
【0023】また、多孔質ガラス母材1を所定の大きさ
に形成した後、第2バーナー6は、ガラス原料ガスと燃
焼用ガスを供給する状態にして、多孔質ガラス母材1の
表面全体にガラス微粒子(SiO2 )の薄い堆積層を形
成するのに使用することができる。多孔質ガラス母材1
の生成後の表面に、ガラス微粒子(SiO2 )の薄い堆
積層を形成することによって、多孔質ガラス母材1の割
れやすい表面を覆い、割れの発生を防止することができ
る。なお、SiO2 の薄い堆積層は、0.1mm〜20
mmまたは多孔質ガラス母材の20%以下で形成するの
が望ましい。
【0024】また、多孔質ガラス母材1の堆積生成中
に、第2バーナー6は、ガラス原料ガスの供給を停止
し、燃焼用ガスのみを供給する状態にし、堆積を終えた
多孔質ガラス部分の外周面を、順次、高温(600〜1
000℃程度)で炙るのに使用することができる。堆積
生成中に堆積を終えた多孔質ガラス部分の外周面を炙る
ことにより、浮遊ガラス微粒子(SiO2 )および浮遊
ドーパント材(GeO2 )が、多孔質ガラス母材1の外
周面に再付着するのを抑えることができる。また、多孔
質ガラス母材1の表面を炙ることにより、表面を平滑に
することもできる。なお、第2バーナー6で炙る位置
は、基準堆積点3から10mm〜40mmの範囲が好ま
しい。
【0025】また、多孔質ガラス母材1の堆積生成中
に、第2バーナー6は、ガラス原料ガスと燃焼用ガスを
供給する状態にして、堆積の終えた多孔質ガラス部分の
外周面に、順次、ガラス微粒子(SiO2 )の堆積層を
薄く形成するのに使用することができる。堆積生成中に
堆積を終えた多孔質ガラス部分の外周面に、ガラス微粒
子(SiO2 )の薄い堆積層を形成することにより、浮
遊ドーパント材(GeO 2 )が再付着するのを抑えるこ
とができる。この結果、多孔質ガラス母材1を透明ガラ
ス化した後に、屈折率分布を測定する場合に、浮遊ドー
パント材の再付着による屈折率分布の外側に屈折率の高
い角状のピーク部分がなくなり、屈折率分布の測定が不
能になるのを防止することができる。また、多孔質ガラ
ス母材1の割れの発生を防ぐこともできる。なお、Si
2 の薄い堆積層は、0.1mm〜20mmまたは多孔
質ガラス母材の20%以下で形成するのが望ましい。
【0026】さらに、前記の多孔質ガラス母材1の堆積
生成中に、堆積の終えた多孔質ガラス部分の外周面に、
順次、ガラス微粒子(SiO2 )の堆積層を薄く形成す
るのに、第2バーナー6を用いずに、第1バーナー5に
よっても実施することができる。この場合は、第1バー
ナー5の外側ポートに、ガラス微粒子(SiO2 )の堆
積層を薄く形成するガラス原料ガスを追加することによ
り実施することができる。
【0027】次に本発明の具体例について説明する。第
1バーナー5および第2バーナー6は、8つのポートを
同軸円筒状に配した形状のものを用い、それぞれ図1の
角度と位置になるように配置した。第1および第2バー
ナーのポート番号を内側から順に1,2,3・・・・8
とし、各ポートから所定のガスを所定量供給した。図2
は、第2バーナー6のガス供給量を示し、図3は、第1
バーナー5のガス供給量を示す図である。
【0028】先ず、石英種棒2の先端に球状の多孔質ガ
ラス1’を形成するために、第1バーナー5は、ガス供
給を停止した状態にする。石英種棒2の回転速度は40
±30rpmとして、第2バーナー6の中心軸Z2を石
英種棒2に向け、所定のガスを供給した。ガス供給流量
は、図2に示すようにポート1からガラス微粒子を生成
するためのSiCl4 ガスを0.1(SLM)供給し、
ポート2,6からH2ガス、ポート4,8からO2
ス、ポート3,5,7からArガスを所定流量供給し
た。なお、H2 ガスおよびO2 ガスは火炎を生じさせる
ためのものであり、Arガスはバーナー出口付近でH2
ガスとO2 ガスを遮断し、また、ガラス微粒子等のキャ
リア用とするためのものである。第2バーナー6によ
り、石英種棒2の先端に所定の大きさの球状の多孔質ガ
ラス1’が形成された後、第2バーナー6のガス供給を
停止した。
【0029】次いで、ドーパント材を添加した多孔質ガ
ラス母材1を形成するために、球状の多孔質ガラス1’
の中心下端を堆積基準点3とし、この堆積基準点3に第
1バーナー5の中心軸Z1を向けて所定のガスを供給し
た。ガス供給量は、図3に示すように、ポート1からガ
ラス微粒子を生成するためのSiCl4 ガスを0.5
(SLM)とドーパント材を生成するためのGeCl4
ガスを0.6(SLM)供給し、ポート2,6からH2
ガス、ポート4,8からO2 ガスポート3,5,Si
Cl4 ガスのみ供給を停止し、7からArガスを所定流
量供給した。
【0030】また、一旦停止させた第2バーナー6にS
iCl4 ガスの供給をゼロとし、燃焼用ガスを図2の流
量で供給し、堆積進行中であるが堆積を終えた部分の多
孔質ガラス母材1の外周面を、順次、第2バーナー6で
炙った。所定の大きさの多孔質ガラス母材1が得られた
後、多孔質ガラス母材1を脱水・焼結して透明ガラス化
した。
【0031】図4は、図1〜図3の構成で製造した多孔
質ガラス母材1を透明ガラス化し、その屈折率分布を測
定した図である。屈折率分布は、左右対称なスムーズな
曲線となっていることから、多孔質ガラス母材1のドー
パントの濃度分布むらの程度が少なく、屈折率分布の測
定には支障がない程度であった。また、測定が正常に行
なわれたことから、多孔質ガラス母材1の外周面に、浮
遊GeO2 による角状の高屈折率ピーク部分の発生がな
かったと考える。
【0032】なお、多孔質ガラス母材1を所定の大きさ
に形成した後、または、多孔質ガラス母材1の堆積生成
中に、堆積の終えた多孔質ガラス部分の外周面に、第2
バーナー6によりガラス微粒子(SiO2 )の堆積層を
薄く形成する場合、第2バーナー6のガス供給量は、図
2で示した供給量で行なうことができる。また、多孔質
ガラス母材1の堆積生成中に、堆積の終えた多孔質ガラ
ス部分の外周面に、第1バーナー5によりガラス微粒子
(SiO2 )の堆積層を薄く形成する場合は、図3のガ
ス供給量を図6のガス供給量で実施することができる。
図5では、ポート6にガラス微粒子(SiO2 )の堆積
層を薄く形成するためのGeCl4 ガスを0.5(SL
M)追加して使用する例を示している。
【0033】比較例として、図11に示したバーナー4
の配置で、石英種棒2の回転速度は40±30rpmと
して、多孔質ガラス母材1を形成した。なお、バーナー
4には、具体例と同じ8つのポートを同軸円筒状に配し
た形状のものを用い、バーナー角θを25°±10°と
し、バーナー中心軸Zのずれ量Xを±30mmとし、堆
積面とバーナー間の距離Lを100±30mmとした。
バーナー4からのガス供給は、図6に示す流量で行なっ
た。所定の大きさの多孔質ガラス母材1が得られた後、
多孔質ガラス母材1を脱水・焼結して透明ガラス化し
た。
【0034】図7は、図11と図6の構成で製造した多
孔質ガラス母材1を透明ガラス化し、その屈折率分布を
測定した図である。屈折率分布は、左右非対称で中央に
谷部が生じるなどして、通常得られる屈折率分布から大
きくかけ離れている。これは、ドーパントの濃度分布む
らによるものか、図12の多孔質ガラス母材1の外周面
に、浮遊GeO2 による角の発生によるものか、あるい
は、その両方であるのかは確かではないが、測定が正確
に行なえない状態であった。
【0035】図8は、上述した本発明の具体例(図1の
バーナー配置)で形成した光ファイバ用コアガラス母材
を、光ファイバのコア径に換算して屈折率差の分布で示
した図である。このときの屈折率差分布は、ΔNのピー
ク値が2.39%、平均値は1.5%で、α乗は、1.
8乗であった。この図8の光ファイバ用コアガラス母材
を形成する条件で、第1バーナー5(図1)の燃焼用で
あるH2 ガスとO2 ガス流量の供給比率を種々変えてみ
ると、流量比H2 /O2 と屈折率差分布のα乗に一定の
相関関係が生じることが明らかになった。これらの相関
関係を予め求め、これに基づいて流量比H2 /O2 を調
整することにより、α乗を容易に制御することが可能と
なる。
【0036】図9は、ドーパントを加えて多孔質ガラス
母材を堆積生成する第1バーナー5の内側に位置するポ
ート2のH2 ガスと、ポート4のO2 ガスとの流量比H
2 /O2 を、変化させたときのα乗との関係を調べた一
例を示す図である。図に示すように、内側に位置するポ
ート2,4における流量比H2 /O2 を0.4〜1.8
の範囲で変化させたとき、α乗は4.4〜1.3でほぼ
直線状に変化する。なお、外側に位置するポート6,8
における流量比H2 /O2 を0.5を一定とした。
【0037】この場合の相関関係は、αをy軸、流量比
2 /O2 をx軸にとり、a,bを常数とすると、例え
ば、y=−ax+bの関係式で表すことができる。ま
た、外側に位置するポート6,8における流量比H2
2 を変化させることによってもα乗を変化するが、全
体のα乗はポート2,4の流量比H2 /O2 によるα乗
が支配的である。したがって、ポート6,8の流量比H
2 /O2 を異ならせた幾つかのポート2,側の相関式を
もとめておくとよい。
【0038】比較のため、上述した比較例(図11のバ
ーナー配置)で形成した光ファイバ用コアガラス母材の
外周面の浮遊GeO2 による角状の高屈折率ピーク部分
を除去し、屈折率分布を測定した。これを光ファイバの
コア径に換算して屈折率差分布を求めると、図8とほぼ
同じ、ΔNのピーク値が2.39%、平均値は1.5%
で、α乗は1.8乗であった。この比較例の光ファイバ
用コアガラス母材を形成する条件で、バーナー4(図1
1)の燃焼用のH2 ガスとO2 ガスの供給比率を種々変
えて、図9と同様に屈折率差分布のα乗を測定してみ
た。
【0039】図10は、この測定結果を示し、図10
(A)は、内側に位置するポート2のH2 ガスとポート
4のO2 ガスとの流量比H2 /O2 を変化させたときの
α乗の変化を示す図であり、図10(B)は、外側に位
置するポート6のH2 ガスとポート8のO2 ガスとの流
量比H2 /O2 を変化させたときのα乗の変化を示す図
である。この図から明らかなように、流量比H2 /O2
を変えることによりα乗が変化するが、これらの間で一
定の相関関係があることは見出せなかった。このため、
図11のバーナー配置では、流量比H2 /O2 を変える
ことでα乗を制御することは不可能ある。
【0040】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、第1バ
ーナー中心軸と多孔質ガラス母材の軸線が交わる角度を
10°以下とすることにより、ドーパントの濃度分布む
らの程度小さくすることができるとともに、α乗の制御
を行なうことが可能となる。また、第2バーナーを用い
て多孔質ガラス母材の外周面を処理することにより、多
孔質ガラス母材の割れの発生を防止し、また、ドーパン
ト材の再付着を防止し透明ガラス化後の屈折率分布の測
定を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を説明する図である。
【図2】本発明に用いる第2バーナーのガス流量を示す
図である。
【図3】本発明に用いる第1バーナーのガス流量を示す
図である。
【図4】本発明により製造したコアガラス母材の屈折率
分布を示す図である。
【図5】本発明に用いる第1バーナーの他の例のガス流
量を示す図である。
【図6】比較例のバーナーのガス流量を示す図である。
【図7】比較例で製造したコアガラス母材の屈折率分布
を示す図である。
【図8】本発明により製造したコアガラスの屈折率差分
布を示す図である。
【図9】本発明の水素ガスと酸素ガスの流量比率とα乗
の相関関係を示す図である。
【図10】比較例の水素ガスと酸素ガスの流量比率とα
乗の相関関係を示す図である。
【図11】従来の多孔質ガラス母材の製造方法を説明す
る図である。
【図12】多孔質ガラス母材の外周面に再付着により角
状の高屈折率ピーク部分が形成された状態を説明する図
である。
【符号の説明】
1…多孔質ガラス母材、1’…球状の多孔質ガラス、2
…石英種棒、3…堆積基準点、4…バーナー、5…第1
のバーナー、6…第2のバーナー。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転する石英種棒の下方から、ガラス原
    料ガスとドーパント原料ガスと燃焼用ガスとを第1のバ
    ーナーで吹き付け、火炎加水分解反応により生成される
    ガラス微粒子を軸方向に堆積させて多孔質ガラス母材を
    形成し、この後、脱水焼結して透明ガラス化する光ファ
    イバ用のコアガラス母材の製造方法であって、前記第1
    のバーナーの中心軸と前記多孔質ガラス母材の軸線が交
    わる角度を10°以下とすることを特徴とする光ファイ
    バ用コアガラス母材の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記第1のバーナーの中心軸の水平方向
    のずれを30mm以下とすることを特徴とする請求項1
    に記載の光ファイバ用コアガラス母材の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記第1のバーナーとは別に第2のバー
    ナーを配置し、前記第2のバーナーの中心軸と前記多孔
    質ガラス母材の軸線が交わる角度を60°〜80°とす
    ることを特徴とする請求項1に記載の光ファイバ用コア
    ガラス母材の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記第2のバーナーで前記石英種棒の先
    端に、出発基材となる球状の多孔質ガラスを形成し、こ
    の後、前記第1のバーナーで前記多孔質ガラス母材を形
    成することを特徴とする請求項3に記載の光ファイバ用
    コアガラス母材の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記多孔質ガラス母材の形成後、前記第
    2のバーナーを用いて前記多孔質ガラス母材の表面全体
    を炙ることを特徴とする請求項3に記載の光ファイバ用
    コアガラス母材の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記多孔質ガラス母材の形成後、前記第
    2のバーナーを用いて前記多孔質ガラス母材の表面全体
    にSiO2 の薄層を形成することを特徴とする請求項3
    に記載の光ファイバ用コアガラス母材の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記多孔質ガラス母材の生成中に、前記
    第2のバーナーを用いて堆積を終えた部分の前記多孔質
    ガラス母材の外周面を、順次、炙ることを特徴とする請
    求項3に記載の光ファイバ用コアガラス母材の製造方
    法。
  8. 【請求項8】 前記多孔質ガラス母材の生成中に、前記
    第2のバーナーを用いて堆積の終えた部分の前記多孔質
    ガラス母材の外周面にSiO2 の薄層を形成することを
    特徴とする請求項3に記載の光ファイバ用コアガラス母
    材の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記多孔質ガラス母材の生成中に、前記
    第1のバーナーの外側ポートにSiCl4 ガスを追加供
    給して、堆積の終えた部分の前記多孔質ガラス母材の外
    周面にSiO2 の薄層を形成することを特徴とする請求
    項1に記載の光ファイバ用コアガラス母材の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記第1のバーナーの燃焼用の酸素ガ
    スと水素ガスの流量比率を変えることにより、α乗を制
    御することを特徴とする請求項1に記載の光ファイバ用
    コアガラス母材の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記第1のバーナーの燃焼用の酸素ガ
    スと水素ガスの流量比率と前記α乗の相関関係を予め求
    め、前記相関関係に基づいて酸素ガスと水素ガスの流量
    および流量比率を決定することを特徴とする請求項10
    に記載の光ファイバ用コアガラス母材の製造方法。
  12. 【請求項12】 前記流量比率は、第1のバーナーの同
    軸円筒状に配された内側のポートにおける前記酸素ガス
    と水素ガスで求めることを特徴とする請求項11に記載
    の光ファイバ用コアガラス母材の製造方法。
  13. 【請求項13】 前記ドーパント原料ガスがGeCl4
    で、5wt%以上添加されることを特徴とする請求項1
    〜12のいずれか1項に記載の光ファイバ用コアガラス
    母材の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011102232A (ja) * 2009-10-15 2011-05-26 Asahi Glass Co Ltd 石英ガラス母材の製造方法
JP2014201475A (ja) * 2013-04-03 2014-10-27 株式会社フジクラ 光ファイバ母材の製造方法及び製造装置
WO2023219116A1 (ja) * 2022-05-10 2023-11-16 信越化学工業株式会社 光ファイバ母材及び光ファイバ母材の製造方法

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