JP2003137249A - ブロー成形容器 - Google Patents

ブロー成形容器

Info

Publication number
JP2003137249A
JP2003137249A JP2001335631A JP2001335631A JP2003137249A JP 2003137249 A JP2003137249 A JP 2003137249A JP 2001335631 A JP2001335631 A JP 2001335631A JP 2001335631 A JP2001335631 A JP 2001335631A JP 2003137249 A JP2003137249 A JP 2003137249A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outer layer
inner layer
blow
adhesive
container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001335631A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3871114B2 (ja
Inventor
Masashi Yoneyama
正史 米山
Hiroyuki Nakamura
弘幸 中村
Masato Seguchi
昌人 瀬口
Takayuki Goto
孝之 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2001335631A priority Critical patent/JP3871114B2/ja
Application filed by Yoshino Kogyosho Co Ltd filed Critical Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority to PCT/JP2002/011356 priority patent/WO2003037726A1/ja
Priority to CNB02803337XA priority patent/CN1247414C/zh
Priority to AU2002343802A priority patent/AU2002343802B2/en
Priority to DE60237304T priority patent/DE60237304D1/de
Priority to EP02775444A priority patent/EP1449779B1/en
Priority to US10/432,961 priority patent/US6976600B2/en
Priority to KR1020037008849A priority patent/KR100915728B1/ko
Priority to CA2433407A priority patent/CA2433407C/en
Priority to TW091133628A priority patent/TWI238803B/zh
Publication of JP2003137249A publication Critical patent/JP2003137249A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3871114B2 publication Critical patent/JP3871114B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 底シール部の体積を増大させることなく、底
シール部における内層と外層の強固な結合を達成するこ
とを技術的課題とし、もって生産効率を高くし、強度お
よび経済性に優れた、積層剥離合成樹脂製ブロー成形容
器を提供することを目的とする。 【解決手段】 ブロー成形により、定形の外殻を形成す
る合成樹脂製の外層と、外層と剥離自在に積層され、内
袋を形成する可撓性合成樹脂製の内層と、外層と内層と
を、全高さ範囲に亘って接着固定し、容器の中心軸に関
して略対称に、かつ前記外層に形成された、外層と内層
との間に外気を侵入させる吸気孔を避けて位置した縦細
帯状の2対、計4本の接着帯とから構成すること、接着
帯の2本づつを、パーティングラインを境として、互い
に反対側に位置させると共に、ブロー割金型のピンチオ
フ部により偏平に押し潰されて成形される底部の底シー
ル部における各接着帯の下端縁全幅を、反対側の接着帯
の下端縁と一対一で突き合わせ状に対向位置させるこ
と、にある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、定形の外殻を形成する
外層内に、変形自在な内袋を形成する内層を剥離自在に
積層形成し、外観形状を変化させることなく、内容液の
注出使用を可能とした積層剥離合成樹脂製ブロー成形容
器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】定形の外殻を形成する外層内に、変形自
在な内袋を形成する内層を剥離自在に積層して構成し
た、一般にデラミボトルと称されるブロー成形壜体であ
る積層剥離合成樹脂製容器が知られている。
【0003】このブロー成形された積層剥離合成樹脂製
容器は、相溶性の殆どない外層パリソンと内層パリソン
とを共押出しで積層パリソンに押出し成形し、この積層
パリソンをブロー成形して得られるが、ブロー金型のピ
ンチオフ部で押し潰し成形される底シール部分は、基本
的には相溶性の殆どない外層部分と内層部分との積層構
造となるため、外層部分に容易に底割れが発生すると云
う不満があった。
【0004】この不満を解消する従来技術として、ブロ
ー金型のピンチオフ部により偏平に押し潰されて成形さ
れる底シール部を、一対のリブ片を重合圧着してパーテ
ィングラインに沿った突条状に成形し、この突条状物
に、一対のリブ片の一方から他方に食い込む食い込み部
を複数設けて構成した技術(特開平8−216238号
公報参照)がある。
【0005】この従来技術は、底シール部を高さ幅を有
する突条状とすることにより、底シール部における外層
と内層との圧着面積を大きくし、また複数の食い込み部
を設けることにより、外層と内層との圧着面積をさらに
増大させるばかりでなく、圧着面に平行する剪断力に対
する抗力を飛躍的に高め、これにより底割れの発生し難
い、機械的強度の高い底シール部を得ることを可能とし
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来技術にあっては、容器のブロー成形完了後におけ
る底部の経時収縮の影響により、底シール部に底割れが
発生する場合があり、特に大型の容器にあっては、内容
液を充填した状態で落としたり、衝撃を与えたりすると、
底割れがしばしば発生する、と云う問題があった。
【0007】それゆえ、この種のブロー成形容器は、金
型内で収縮、すなわち冷却収縮を完了させる必要がある
が、底シール部は大きな高さ幅と厚みとを有するので、
その体積が大きなものとなり、このため冷却に長時間を
要し、容器の生産効率をきわめて低いものとしてしま
う、と云う問題があった。
【0008】そこで、本発明は、上記した従来技術にお
ける問題点を解消すべく創案されたもので、底シール部
の体積を増大させることなく、底シール部における内層
と外層の強固な結合を達成することを技術的課題とし、
もって生産効率を高くし、強度および経済性に優れた、
積層剥離合成樹脂製ブロー成形容器を提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
る本発明の手段の内、請求項1記載の発明の手段は、ブ
ロー成形により、定形の外殻を形成する合成樹脂製の外
層と、外層と剥離自在に積層され、内袋を形成する可撓
性合成樹脂製の内層と、外層と内層とを、全高さ範囲に
亘って接着固定し、容器の中心軸に関して略対称に、か
つ前記外層に形成された、外層と内層との間に外気を侵
入させる吸気孔を避けて位置した縦細帯状の2対、計4
本の接着帯とから構成すること、接着帯の2本づつを、
パーティングラインを境として、互いに反対側に位置さ
せると共に、ブロー割金型のピンチオフ部により偏平に
押し潰されて成形される底部の底シール部における各接
着帯の下端縁全幅を、反対側の接着帯の下端縁と一対一
で突き合わせ状に対向位置させること、にある。
【0010】容器は、通常のピンチオフ部構造を有する
ブロー金型、すなわちブロー成形割り金型でブロー成形
されるので、底部に形成される喰い切り部である底シー
ル部は、通常のブロー成形品と同様に、低い突出高さの
突条状となる。
【0011】このように、この底シール部の体積は、通
常のブロー成形品の底シール部と同様に、充分に小さい
ので、容器の離型に際しての、底シール部に対する冷却
は、速やかにかつ充分に達成できることになる。
【0012】接着帯の2本づつを、パーティングライン
を境として、互いに反対側に位置させると共に、底シー
ル部における各接着帯の下端縁全幅を、反対側の接着帯
の下端縁と一対一で突き合わせ状に位置させており、こ
の2箇所の突き合わせ部分では、パーティングラインの
両側の外層とこの両外層に挟まれる内層は、接着帯の下
端縁の幅の範囲で、接着帯を介して強固に接着固定され
た状態となる。
【0013】また、2箇所の接着帯の突き合わせ状部分
の間の領域は接着帯は存在しないが、その両側において
外層と内層が接着帯を介して強固に接着されているの
で、外層と内層は一体となった変形を示し、その結果、
両接着帯の幅と接着帯間部分の幅を合わせた幅広い領域
で外層と内層が強固に接着した接着固定部分とすること
ができる。
【0014】上記のような接着固定部と底シ−ル部の左
右端部の3ヶ所が、外層と内層からなる積層体の底シー
ル部における変形に対して結節点の機能を果たし、底シ
ール部の、接着固定部分以外の部分においても、外層お
よび内層単独での変形は抑制され、その結果、底シール
部になんらかの力が負荷された状態でも、この力に対抗
することができ、底シール部の割れを防止することが可
能となるが、接着帯間部分の幅も含めて広い範囲を接着
固定部とすることが可能であり、結節点としての機能が
確実に発揮され、外層および内層単独での変形を効果的
に抑制するので、充分な割れ防止効果を得ることができ
る。
【0015】上記のように、両接着帯幅と接着帯間部分
の幅を合わせた幅広い領域で外層と内層が一体化した挙
動を示すので、接着帯の幅自体は狭く設定することが可
能であり、材料コストの高い接着性材料の使用量を少な
くすることが可能である。
【0016】全高さ範囲に亘って位置した接着帯は、内
層の萎み変形を規制する機能を果たし、内容物の注出を
スムーズに達成することが可能となる。
【0017】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明の構成に、容器の中心軸に関して略軸対称に、パーテ
ィングライン近傍の2箇所の外層部分に設けたことを加
えたものである。
【0018】上記請求項2の構成により、パーティング
ラインを境として同方向に位置する2本の接着帯の間の
領域では、外気の浸入がないので、外層と内層の剥離が
進行することがなく、底シール部の2箇所の接着帯の突
き合わせ状部分の間の領域の外層と内層の一体化をより
確実に保持することが可能となる。
【0019】また、2本の接着帯幅と、接着帯の間の幅
を加えた領域が内層の萎み変形を規制する機能を果たす
ので、接着帯の幅自体を狭くすることが可能である。
【0020】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明の構成に、パーティングラインを境として、同方向に
位置する2本の接着帯間の幅を、萎み変形可能な内層の
部分が、内容物を使い切った段階で、容器の胴部の平断
面をちょうど塞ぐことができるように設定したものであ
る。
【0021】上記請求項3の構成により、内容物がまだ
残存した状態での胴部平断面の完全な潰れ変形を防ぐこ
とができ、また内容物を略使い切った状態で、胴部平断
面が完全に潰れるので、内容物の流動通路を確保し、良
好な注出性を保持しながら、内容物のほぼ全量使い切る
ことが可能となる。
【0022】請求項4記載の発明は、請求項1、2また
は3記載の発明の構成に、吸気孔を、口筒部の外層部分
に設けた、ことを加えたものである。
【0023】この請求項4記載の発明においては、吸気
孔を、キャップで覆われる口筒部に開設するので、この
吸気孔が容器の外観を劣化させることがなく、またこの
吸気孔を後加工で切り取り成形するに際して、口筒部に
おける内層部分の肉厚が大きいので、この吸気孔の切り
取り成形を、内層部分に穴を開けることなく、容易に行
うことができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を、図面を
参照しながら説明する。図1ないし図7は、本発明によ
る容器1の一実施例を示すもので、この容器1は、ポリ
エチレン、ポリプロピレン等の合成樹脂材料で、必要と
する自己形状保持能力を持たせた外殻体として成形され
た外層2と、ナイロン、エチレンビニルアルコール共重
合体、ポリエチレンテレフタレート等の外層2に対して
相溶性の低い合成樹脂材料で、撓み変形が自在な袋状に
成形された内層3と、外層2および内層3に対して充分
な接着性を発揮する接着性樹脂で成形され、容器1の全
高さ範囲に亘って設けられた縦細帯状の2対、計4本の
接着帯4とを積層させたブロー成形容器である。
【0025】この容器1の胴部6は円筒形状をしてお
り、胴部6の上端に起立連設され、外周面に螺条を刻設
した口筒部7の左右のパーティングライン5の位置の外
層2部分には、外気を外層2と内層3との間に導入する
ための吸気孔9が開設されている。
【0026】上記吸気孔9に対して略中心角90°変位
した位置を挟んで、接着帯4が4本(4a1、4a2、
4b1、4b2)位置しており、このうち4a1と4b
2および4a2と4b1は軸対称の位置にあり、胴部6
においてパーティングライン5を境に同じ側にある2本
の接着帯4(4a1と4b1および4a2と4b2)と
この2本の接着帯4に挟まれた部分を合わせた領域(以
下、固定帯13と記す。)の幅が(1/4)(L−2
D)となるように設定している。(L;胴部平断面の周
長、D;胴部平断面の直径)
【0027】胴部6の下端には、球弧状に陥没した底壁
を有する底部8が連設されており、この底部8(図3、
図4参照)は、底壁の周囲に、容器1の脚部を形成し、
この底壁の下面中央に、パーティングライン5上に位置
して底壁を略横断する、ブロー金型のピンチオフ部で押
し潰し喰い切り成形された、底シール部10を形成した
構成となっている。
【0028】容器1のブロー成形は、外層2となる外筒
と、この外筒の内側に位置する内層3となる内筒と、外
筒と内筒との間の、対称位置に2対設けられた縦細帯状
の接着帯4とを共押出ししてパリソンを押出し成形し、
このパリソンをブロー成形割り金型で容器1にブロー成
形する。
【0029】この容器1のブロー成形に際して、パリソ
ンは、その中心軸からブロー成形割り金型の型締め方向
近傍に、2対、計4本の接着帯4を、位置させるよう
に、ブロー成形割り金型に対する姿勢が設定されおり、
図3に示すように、接着帯4は、底部8のパーティング
ライン5上に位置する底シール部10まで達する。
【0030】また、パーティングライン5を境として反
対側に位置する、接着帯4の4a1と4a2、および4
b1と4b2は、図3および図6に示すように底シール
部10において、その一方の下端縁の全幅が反対側の下
端縁に一対一で突き合わせ状に位置する。(以下この2
本の接着体が突き合わせ状に位置する部分を突き合わせ
部12と記す。)
【0031】このため図5および図6に示すように、喰
い切り部である底シール部10の、突き合わせ部12が
位置する部分におけるパーティングライン5の両側の外
層2とこの両外層2に挟まれる内層3とは、接着帯4に
より強固に接着固定され、さらに、この両突き合わせ部
12の間の接着帯間部分14についても、その両側が突
き合わせ部分12で固定されており、内層あるいは外層
の単独の変形は抑制され、その結果、両接着帯4の幅と
接着帯間部分14の幅を合わせた幅広い領域で、外層2
と内層3との強固な結合が達成さる。
【0032】また本実施例では、吸気孔9を口筒部7の
パーティングライン5上に位置しているので、内圧の減
少、内容物15の減少等による内層3の萎み変形は、パ
ーティングライン5に対して略中心角90°変位した位
置に形成される一対の固定帯13が変形を規制する機能
を果たしながら、接着帯4a1と接着帯4a2の間、お
よび接着帯4b1と接着帯4b2の間に位置する、2つ
の内層変形部11で進行する。
【0033】内容物15の注出の進行にしたがって、胴
部6の平断面で内層変形部11の変形の進行をみると、
まずこの左右の内層変形部11の中央部が扁平状に変形
し、さらに変形が進行し、略中央部で接触、さらに内容
物15を周方向、固定帯13が形成された部分に押し付
けるようにこの接触部が伸展しながら理想的には左右対
称な形で、萎み変形が進行する。(図7参照)
【0034】さらに内容物15の注出が進み、萎み変形
が進むと、内容物15がほとんど無くなった状態で、平
断面が略完全に潰れた状態に近づくが、ここで、内層変
形部11の長さを胴部6平断面の径Dと固定帯13の幅
との和に等しく、すなわち固定帯13の幅を(1/4)
(L−2D)に等しくなるよう設定することにより内容
物15の流動通路を確保しながら内容物15を略使い切
ることが可能となる。
【0035】なお、上記した実施例においては、容器1
を外層2と内層3との二層構造として説明したが、内層
3は単層構造に特定されるものではなく、例えば外側に
外層2との剥離性を有する合成樹脂製の層を、そして内
側に耐内容液性に優れた合成樹脂製の層を積層したもの
としても良いことは云うまでもない。
【0036】
【発明の効果】本発明は、上記した構成としたので、以
下に示す効果を奏する。請求項1記載の発明にあって
は、容器の底部の底シール部に対する冷却を、速やかに
かつ充分に達成できるので、容器の生産サイクルを、通
常のブロー成形製品と同程度まで高めることができる。
【0037】また、金型冷却効率を考慮した、特殊な金
型を用いる必要がなく、通常の金型を使用することがで
きるので、設備費の大幅な低減を達成できる。
【0038】また、底シール部の外層と内層とを、2本
の接着帯の幅と、この接着帯間の幅を合わせた幅広い領
域で強固に結合することができるので、外層と内層とを
剥離自在な合成樹脂材料で成形したことによる、底シー
ル部の機械的強度の低下を確実にそして充分に防止する
ことができる。
【0039】さらに、計4本の接着帯を配置するが、上
記のように接着帯間の幅も含めて強固な結合を達成する
構成であり、接着帯の幅自体は狭く設定することが可能
であり、材料コストの高い接着性材料の使用量を少なく
することができる。
【0040】請求項2記載の発明にあっては、固定帯部
分では内層の外層からの剥離が無いので、底シール部の
2箇所の接着帯の突き合わせ状部分の間の領域の外層と
内層の一体化をより確実に保持することが可能となる。
【0041】請求項3記載の発明にあっては、内容物の
流動通路を確保し、良好な注出性を保持しながら、内容
物のほぼ全量使い切ることが可能となる。
【0042】請求項4記載の発明にあっては、容器の外
観体裁に悪影響を与えることなく、吸気孔を開設するこ
とができると共に、この吸気孔を安全にかつ簡単に、後
加工により開設成形することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す、一部破断した全体斜
視図。
【図2】図1に示した実施例の、平断面図。
【図3】図1に示した実施例の、底面図。
【図4】図1に示した実施例の、底部拡大縦断面図。
【図5】図4中の、底シール部の拡大図。
【図6】図3中の、底シール部の拡大図。
【図7】図2に示した平断面図で、内層の変形の推移を
示した説明図。
【符号の説明】
1 ; 容器 2 : 外層 3 ; 内層 4 ; 接着帯 4a1;接着帯 4a2;接着帯 4b1;接着帯 4b2;接着帯 5 ; パーティングライン 6 ; 胴部 7 ; 口筒部 8 ; 底部 9 ; 吸気孔 10; 底シール部 11; 内層変形部 12; 突き合わせ部分 13; 固定帯 14; 接着帯間部 15; 内容物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 瀬口 昌人 福岡県豊前市大字記岸井480 吉野プラス チックス株式会社福岡工場内 (72)発明者 後藤 孝之 東京都江東区大島3丁目2番6号 株式会 社吉野工業所内 Fターム(参考) 3E033 AA02 BA15 BA16 BA18 BA21 BB08 DB01 DD02 DE05 FA03 4F208 AG03 AG07 AG23 AG28 AH55 LA01 LB01 LB22 LG14 LG15 LG26 LW02 LW25

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブロー成形により、定形の外殻を形成す
    る合成樹脂製の外層(2)と、該外層(2)と剥離自在に積層
    され、内袋を形成する可撓性合成樹脂製の内層(3)と、
    前記外層(2)と内層(3)とを、全高さ範囲に亘って接着固
    定し、容器(1)の中心軸に関して略対称に、かつ前記外
    層(2)に形成された、該外層(2)と内層(3)との間に外気
    を侵入させる吸気孔(9)を避けて位置した縦細帯状の2
    対、計4本の接着帯(4)とから構成され、該接着帯(4)の
    2本づつを、パーティングライン(5)を境として、互い
    に反対側に位置させると共に、ブロー割金型のピンチオ
    フ部により偏平に押し潰されて成形される底部(8)の底
    シール部(10)における各接着帯(4)の下端縁全幅を、反
    対側の接着帯(4)の下端縁と一対一で突き合わせ状に対
    向位置させた、ブロー成形容器。
  2. 【請求項2】 吸気孔(9)を、容器(1)の中心軸に関して
    略軸対称に、パーティングライン(5)近傍の2箇所の外
    層(2)部分に設けた請求項1記載のブロー成形容器。
  3. 【請求項3】 胴部(6)において、パーティングライン
    (5)を境として同方向に位置する2本の接着帯(4)間の幅
    を、萎み変形可能な内層(3)の部分が、内容物(15)を使
    い切った段階で、容器(1)の胴部(6)の平断面をちょうど
    塞ぐことができるように設定した、請求項2記載のブロ
    ー成形容器。
  4. 【請求項4】 吸気孔(9)を、口筒部(7)の外層(2)部分
    に設けた請求項1、2または3記載のブロー成形容器。
JP2001335631A 2001-10-31 2001-10-31 ブロー成形容器 Expired - Fee Related JP3871114B2 (ja)

Priority Applications (10)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001335631A JP3871114B2 (ja) 2001-10-31 2001-10-31 ブロー成形容器
CA2433407A CA2433407C (en) 2001-10-31 2002-10-31 Blow-molded container
AU2002343802A AU2002343802B2 (en) 2001-10-31 2002-10-31 Blow-molded container
DE60237304T DE60237304D1 (de) 2001-10-31 2002-10-31 Blasgeformter behälter
EP02775444A EP1449779B1 (en) 2001-10-31 2002-10-31 Blow-moulded container
US10/432,961 US6976600B2 (en) 2001-10-31 2002-10-31 Blow-molded container that is peelably laminated
PCT/JP2002/011356 WO2003037726A1 (fr) 2001-10-31 2002-10-31 Contenant moule par soufflage
CNB02803337XA CN1247414C (zh) 2001-10-31 2002-10-31 吹塑成形容器
KR1020037008849A KR100915728B1 (ko) 2001-10-31 2002-10-31 블로우성형 용기
TW091133628A TWI238803B (en) 2001-10-31 2002-11-18 Blow-molded container

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001335631A JP3871114B2 (ja) 2001-10-31 2001-10-31 ブロー成形容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003137249A true JP2003137249A (ja) 2003-05-14
JP3871114B2 JP3871114B2 (ja) 2007-01-24

Family

ID=19150593

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001335631A Expired - Fee Related JP3871114B2 (ja) 2001-10-31 2001-10-31 ブロー成形容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3871114B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015048115A (ja) * 2013-08-30 2015-03-16 株式会社吉野工業所 ブロー成形二重容器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015048115A (ja) * 2013-08-30 2015-03-16 株式会社吉野工業所 ブロー成形二重容器

Also Published As

Publication number Publication date
JP3871114B2 (ja) 2007-01-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI262843B (en) Blow-molded container
EP1279613B1 (en) Zippered bag and a method for manufacturing same
JP3896524B2 (ja) 合成樹脂製2軸延伸ブロー成形壜体成形用プリフォーム
JP4228362B2 (ja) 合成樹脂製容器
US9809370B2 (en) Barrier spout for a flexible bag and a flexible bag having a barrier spout
JPH04267727A (ja) 多層成形容器及びその製造方法
AU2002343802B2 (en) Blow-molded container
BR112012032653B1 (pt) contêiner tendo uma bolsa interna
JP2000016459A (ja) スクイズ容器
KR102227322B1 (ko) 이중 용기 및 그 제조 방법
JP2003137249A (ja) ブロー成形容器
JP4224842B2 (ja) ブロー成形容器およびその製造方法ならびに多層押出し成形装置
JP2003137241A (ja) ブロー成形容器
JP3907186B2 (ja) ブロー成形容器とその成形方法
JP4846642B2 (ja) 積層剥離予備容器並びに積層剥離容器の製造方法および積層剥離容器
JP2003137248A (ja) ブロー成形容器
JP2002264974A (ja) スクイズ容器
JP3336351B2 (ja) 壜体およびその成形方法
JP2003137344A (ja) ブロー成形容器
CN211732454U (zh) 纸制包装盒
JP2003072864A (ja) 注出容器
JP2004231270A (ja) 合成樹脂製容器
JP4051411B2 (ja) 合成樹脂製容器
JP3406997B2 (ja) 合成樹脂製壜体とその成形方法
JP7391480B2 (ja) 積層剥離容器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041027

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060808

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060810

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061011

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3871114

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091027

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101027

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111027

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111027

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121027

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121027

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131027

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees