JP2003136157A - パンチ組立体 - Google Patents
パンチ組立体Info
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- JP2003136157A JP2003136157A JP2001329486A JP2001329486A JP2003136157A JP 2003136157 A JP2003136157 A JP 2003136157A JP 2001329486 A JP2001329486 A JP 2001329486A JP 2001329486 A JP2001329486 A JP 2001329486A JP 2003136157 A JP2003136157 A JP 2003136157A
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Abstract
できるパンチ組立体を提供する。 【解決手段】 パンチガイド3内に、切刃部5Aを下端
部に備えたパンチドライバ5を上下動可能に設け、パン
チドライバ5の上端部に形成した雄ねじ部5Bに螺合し
たパンチヘッド7に、雄ねじ部5Bに螺合した筒状ねじ
部9を備えると共にフランジ部11を備え、かつ筒状ね
じ部9の外周面にテーパ部9Tを設けると共に筒状ねじ
部9の内周面からフランジ部11の外周面に至るスリッ
トをパンチヘッド7に設け、筒状ねじ部9のテーパ部9
Tと嵌合離脱自在のリング部材15とパンチガイド3の
上部に着脱可能のリテーナカラー23との間にストリッ
パ用の弾性部材25を弾装した構成のパンチ組立体1に
おいて、パンチヘッド7のスリット内に、当該スリット
を広げるためのスリット広げ部材21を備えた構成であ
る。
Description
用するパンチ組立体に係り、さらに詳細には、例えばハ
イト調整等を容易に行うことのできるパンチ組立体に関
する。
平7−50024号公報がある。上記先行例に係るパン
チ組立体101は次のごとき構成である。すなわち、図
3に示すように、円筒形状のパンチガイド103内に、
下端部に切刃部105Aを備えたパンチドライバ105
を上下動可能に嵌合して設け、前記パンチガイド103
から上方向へ突出した前記パンチドライバ105の上端
部に形成した雄ねじ部105Bにパンチヘッド107が
螺合してある。
105Bに螺合した筒状ねじ部107Aの上部にフラン
ジ部107Bを備えた構成である。そして、上記筒状ね
じ部107Aの外周面にテーパ部107Cが形成してあ
り、かつ前記筒状ねじ部107Aの内周面から前記フラ
ンジ部107Bの外周面に至るスリット(図示省略)が
形成してある。
7Aには、前記テーパ部107Cに嵌合離脱自在のリン
グ部材109が設けてあり、このリング部材109と止
めねじ111を介して前記パンチガイド103の上部に
取付けたリテーナカラー113との間には、極めて強力
なストリッパスプリング115が弾装してある。
成においては、ストリッパスプリング115の作用によ
ってパンチヘッド107のテーパ部107Cにリング部
材109が強力に嵌合され、パンチヘッド107に形成
したスリットの間隔が狭くなるように挟圧されるので、
パンチドライバ105の上端部の雄ねじ部105Bとパ
ンチヘッド107の筒状ねじ部107Aとの螺合状態が
固くなって緩みが生じ難くなるという効果がある。
05Aに摩耗が生じ、再研磨のために分解する場合や、
ハイト調整のためにパンチドライバ105とパンチヘッ
ド107との上下位置関係を微調整しようとする場合、
パンチドライバ105に対してパンチヘッド107を回
転することが中々厄介であるという問題がある。
場合には、止めねじ111を弛めてパンチドライバ10
5等をパンチガイド103から上方向に抜き出した後、
パンチヘッド107におけるフランジ部107Bの複数
箇所に設けたねじ孔107Dにボルトを螺入し、この複
数のボルトによってリング部材109を押し下げ、パン
チヘッド107のテーパ部107Cとリング部材109
との嵌合を解除する。または適宜の治具を用いて前記テ
ーパ部107Cとリング部材109との嵌合を解除す
る。その後、パンチドライバ105に対してパンチヘッ
ド107を回すことにより、パンチドライバ105から
パンチヘッド107を取り外すものである。
パンチヘッド107を取り外すとき、テーパ部107C
とリング部材109との嵌合を解除した状態にあるもの
の、パンチドライバ105に対してパンチヘッド107
を手等によって容易に回すことができないという問題が
ある。
従来の問題に鑑みてなされたもので、請求項1に係る発
明は、筒状のパンチガイド内に、切刃部を下端部に備え
たパンチドライバを上下動可能に設け、このパンチドラ
イバの上端部に形成した雄ねじ部に螺合したパンチヘッ
ドに、前記雄ねじ部に螺合した筒状ねじ部を備えると共
にフランジ部を備え、かつ前記筒状ねじ部の外周面にテ
ーパ部を設けると共に前記筒状ねじ部の内周面から前記
フランジ部の外周面に至るスリットを前記パンチヘッド
に設け、前記筒状ねじ部の前記テーパ部と嵌合離脱自在
のリング部材と前記パンチガイドの上部に着脱可能のリ
テーナカラーとの間にストリッパ用弾性部材を弾装した
構成のパンチ組立体において、前記パンチヘッドの前記
スリット内に、当該スリットを広げるためのスリット広
げ部材を備えた構成である。
パンチ組立体において、前記スリット広げ部材は前記リ
ング部材に連結してあり、かつ下部側よりも上部側が大
きくなる錐体の形状である。
記載のパンチ組立体において、前記パンチヘッドと前記
リテーナカラーとを所定の間隔に保持可能の間隔保持部
材を備えているものである。
の形態に係るパンチ組立体1は、円筒形状のパンチガイ
ド3内に、下端部に切刃部5Aを備えたパンチドライバ
5が上下動可能に嵌入してあり、パンチガイド3から上
方向に突出したパンチドライバ5の上端部には雄ねじ部
5Bが形成してある。そして、上記雄ねじ部5Bにはパ
ンチヘッド7が着脱可能に螺合してある。
Bに螺合した筒状ねじ部9が形成してあると共にフラン
ジ部11が形成してあり、上記筒状ねじ部9の外周面に
は従来の構成と同様にテーパ部9Tが形成してある。ま
た、前記パンチヘッド7には、前記筒状ねじ部9の内周
面から前記フランジ部11の外周面に至るスリット13
(図2参照)が形成してあると共に、前記テーパ部9T
に嵌合離脱自在のリング部材15を下方向へ相対的に押
し下げ可能の複数の押下げねじ17がフランジ部11の
複数箇所に上下動可能に下側から螺入してある。
側が狭くなるテーパ孔等のごとき係合孔19が形成して
あり、この係合孔19内には、パンチヘッド7に対して
相対的に下降することによって前記スリット13の幅を
拡げる作用をなすスリット広げ部材21が係合してあ
る。
パピン等のごとく下部側よりも上部側が大きくなる錐体
よりなるものであって、本実施の形態においては、スリ
ット広げ部材21は止めねじを介して前記リング部材1
5と一体的に連結してある。
前記パンチガイド3の上部に着脱可能に取付けたリテー
ナカラー23と前記リング部材15との間には、極めて
強力なストリッパスプリング等のごとき弾性部材25が
弾装してある。前記リテーナカラー23は、当該リテー
ナカラー23の下側小径部分に嵌合したOリング27を
介して前記パンチガイド3に着脱可能に設けられてい
る。
記弾性部材25等を内包する態様の筒状体29の下端部
が適宜の止め具31によって固定してあり、この筒状体
29の上端部内周面に内方向へ突出して形成した係止部
33は、前記パンチヘッド7のフランジ部11の上面外
周側に形成した係合部35と係合してある。上記筒状体
29は、弾性部材25に抗してパンチヘッド7を下降す
ることは許容するものの、上記弾性部材25の作用によ
って上昇することを規制し、前記パンチヘッド7とリテ
ーナカラー23との間隔を所定の間隔に保持する間隔保
持部材として機能すると共に安全カバーの機能を奏する
ものである。
1をパンチプレスに装着し、パンチプレスにおいて上下
動自在のストライカによってパンチヘッド7を打圧する
と、先ず、パンチ組立体1を上下動可能に支持したリフ
タースプリング(図示省略)が圧縮され、パンチガイド
3の下部が打抜き加工すべきワークの上面に当接し、下
側に配置してあるダイとの間にワークを挟圧すると、次
に、弾性部材25に抗してパンチヘッド7、パンチドラ
イバ5が下降され、前記ワークの打抜き加工が行われる
ものである。
抜き加工を行う作用は、例えば前記先行例のパンチ組立
体と同様であるので、より詳細な説明は省略する。
ける切刃部5Aの再研磨を行うべく分解する場合には、
パンチガイド3からリテーナカラー23を上方向へ引き
抜いた後、パンチヘッド7の複数箇所に螺着した押下げ
ねじ17を弾性部材25に抗して下降せしめ、当該押下
げねじ17によってリング部材15を押し下げると、パ
ンチヘッド7における筒状ねじ部9のテーパ部9Tから
リング部材15が下方向に離脱する。
部材15を下降すると、テーパ部9Tからリング部材1
5が離脱されて、弾性部材25の付勢力に起因する筒状
ねじ部9の締付力が解除されることになる。そして、前
記リング部材15の下降に従ってスリット広げ部材21
が一体的に下降し、スリット13を広げるので、パンチ
ドライバ5の雄ねじ部5Bと筒状ねじ部9との噛み合が
緩められることとなり、前記雄ねじ部5Bに対して筒状
ねじ部9を回転して取り外すことがより容易になるもの
である。
25の付勢力はパンチヘッド7の係合部35を介して筒
状体29の係止部33で受けることとなり、筒状ねじ部
9とパンチドライバ5の雄ねじ部5Bとの螺合部分に
は、前記弾性部材25の付勢力が作用することがないの
で、パンチヘッド7に対してパンチドライバ5をさらに
容易に回転することができ、パンチヘッド7からパンチ
ドライバ5を下方向へ容易に取り外すことができるもの
である。
ためにパンチヘッド7からパンチドライバ5を取り外す
ことが容易であり、また、再研磨後に、ハイト調整のた
めにパンチドライバ5とパンチヘッド7との上下位置を
微調整する場合、ハイト調整を容易に行い得るものであ
る。
に、本発明によれば、パンチヘッドに形成したスリット
を広げることによって、パンチドライバの雄ねじ部とパ
ンチヘッドとの螺合部の噛み合を緩めることができる。
したがって、パンチヘッドに対してパンチドライバを容
易に回すことができ、パンチ組立体の組立分解及びハイ
ト調整を容易に行うことができ、前述したごとき従来の
問題を解消し得るものである。
を示す断面説明図である。
る。
ある。
Claims (3)
- 【請求項1】 筒状のパンチガイド内に、切刃部を下端
部に備えたパンチドライバを上下動可能に設け、このパ
ンチドライバの上端部に形成した雄ねじ部に螺合したパ
ンチヘッドに、前記雄ねじ部に螺合した筒状ねじ部を備
えると共にフランジ部を備え、かつ前記筒状ねじ部の外
周面にテーパ部を設けると共に前記筒状ねじ部の内周面
から前記フランジ部の外周面に至るスリットを前記パン
チヘッドに設け、前記筒状ねじ部の前記テーパ部と嵌合
離脱自在のリング部材と前記パンチガイドの上部に着脱
可能のリテーナカラーとの間にストリッパ用弾性部材を
弾装した構成のパンチ組立体において、前記パンチヘッ
ドの前記スリット内に、当該スリットを広げるためのス
リット広げ部材を備えたことを特徴とするパンチ組立
体。 - 【請求項2】 請求項1に記載のパンチ組立体におい
て、前記スリット広げ部材は前記リング部材に連結して
あり、かつ下部側よりも上部側が大きくなる錐体の形状
であることを特徴とするパンチ組立体。 - 【請求項3】 請求項1又は2に記載のパンチ組立体に
おいて、前記パンチヘッドと前記リテーナカラーとを所
定の間隔に保持可能の間隔保持部材を備えていることを
特徴とするパンチ組立体。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2001329486A JP4002089B2 (ja) | 2001-10-26 | 2001-10-26 | パンチ組立体 |
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Publications (2)
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JP4002089B2 JP4002089B2 (ja) | 2007-10-31 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2001329486A Expired - Fee Related JP4002089B2 (ja) | 2001-10-26 | 2001-10-26 | パンチ組立体 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP4002089B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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CN109201871A (zh) * | 2018-11-28 | 2019-01-15 | 重庆长江电工工业集团有限公司 | 一种弹壳冲孔装置 |
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2001
- 2001-10-26 JP JP2001329486A patent/JP4002089B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN109201871A (zh) * | 2018-11-28 | 2019-01-15 | 重庆长江电工工业集团有限公司 | 一种弹壳冲孔装置 |
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