JP2644133B2 - パンチング金型 - Google Patents
パンチング金型Info
- Publication number
- JP2644133B2 JP2644133B2 JP4083633A JP8363392A JP2644133B2 JP 2644133 B2 JP2644133 B2 JP 2644133B2 JP 4083633 A JP4083633 A JP 4083633A JP 8363392 A JP8363392 A JP 8363392A JP 2644133 B2 JP2644133 B2 JP 2644133B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stripper plate
- punch
- groove
- punch guide
- guide
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、ワークにパンチング
加工を行なうパンチング金型に関する。
加工を行なうパンチング金型に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、ワークにパンチング加工を行なう
パンチング金型としては、パンチガイド内に上下動自在
なパンチとしてのパンチボディが装着されている。しか
も、パンチガイドの先端にはストリッパプレートが設け
られている。このストリッパプレートはパンチガイドに
例えばスナップリングなどのリテーナーリングで取付け
られている。
パンチング金型としては、パンチガイド内に上下動自在
なパンチとしてのパンチボディが装着されている。しか
も、パンチガイドの先端にはストリッパプレートが設け
られている。このストリッパプレートはパンチガイドに
例えばスナップリングなどのリテーナーリングで取付け
られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のパンチガイドに対するストリッパプレートの取付け
にリテーナーリングを用いているため、パンチガイドか
らストリッパプレートを脱着する際には工具でもってリ
テーナーリングを取外さなければならず非常に面倒であ
るという問題があった。
来のパンチガイドに対するストリッパプレートの取付け
にリテーナーリングを用いているため、パンチガイドか
らストリッパプレートを脱着する際には工具でもってリ
テーナーリングを取外さなければならず非常に面倒であ
るという問題があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前述のごとき従来の問題
に鑑みて、請求項１に記載の発明は、パンチガイド内に
パンチボディを上下動可能に内装してなるパンチング金
型において、前記パンチガイドの先端部に側方に開いた
Ｕ字形状の溝を設け、この溝に沿ってのみ着脱交換可能
なストリッパプレートを設け、前記溝の開口部に、前記
ストリッパプレートの抜け止防止用の抜け止部材を設
け、かつ前記パンチボディの先端の刃先部を前記ストリ
ッパプレートに係合してなるものである。
に鑑みて、請求項１に記載の発明は、パンチガイド内に
パンチボディを上下動可能に内装してなるパンチング金
型において、前記パンチガイドの先端部に側方に開いた
Ｕ字形状の溝を設け、この溝に沿ってのみ着脱交換可能
なストリッパプレートを設け、前記溝の開口部に、前記
ストリッパプレートの抜け止防止用の抜け止部材を設
け、かつ前記パンチボディの先端の刃先部を前記ストリ
ッパプレートに係合してなるものである。
【０００５】請求項２に記載の発明は、請求項１に記載
の発明において、パンチガイドの先端部に設けたＵ字形
状の溝に、ストリッパプレートの位置決めを行う位置決
め部材を設け、かつストリッパプレートに、上記位置決
め部材と係合可能の溝を設けてなるものである。
の発明において、パンチガイドの先端部に設けたＵ字形
状の溝に、ストリッパプレートの位置決めを行う位置決
め部材を設け、かつストリッパプレートに、上記位置決
め部材と係合可能の溝を設けてなるものである。
【０００６】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。
細に説明する。
【０００７】図１を参照するに、パンチング金型１はパ
ンチガイド３を備えており、このパンチガイド３は例え
ばタレットパンチプレスにおける上部タレットの円周上
の適宜な位置に設けられた装着穴に上下動自在に装着さ
れる。このパンチガイド３内にパンチボディ５が上下動
自在に装着されている。
ンチガイド３を備えており、このパンチガイド３は例え
ばタレットパンチプレスにおける上部タレットの円周上
の適宜な位置に設けられた装着穴に上下動自在に装着さ
れる。このパンチガイド３内にパンチボディ５が上下動
自在に装着されている。
【０００８】このパンチボディ５の上部には上下方向へ
延伸したパンチシャンク７が一体に設けらている。この
パンチシャンク７の上部には複数のボルト９でパンチヘ
ッド１１が取付けられている。
延伸したパンチシャンク７が一体に設けらている。この
パンチシャンク７の上部には複数のボルト９でパンチヘ
ッド１１が取付けられている。
【０００９】パンチヘッド１１と前記パンチガイド３の
フランジ部３Ｆとの間にはスプリングカバー１３が設け
られており、このスプリングカバー１３内にはスプリン
グ１５が介在されている。前記パンチガイド３における
図１において右側にはキー溝１７が上下方向へ形成され
ており、このキー溝１７にはパンチボディ５に設けられ
たキー１９が係合されている。前記パンチボディ５の先
端には刃先部２１が設けてある。
フランジ部３Ｆとの間にはスプリングカバー１３が設け
られており、このスプリングカバー１３内にはスプリン
グ１５が介在されている。前記パンチガイド３における
図１において右側にはキー溝１７が上下方向へ形成され
ており、このキー溝１７にはパンチボディ５に設けられ
たキー１９が係合されている。前記パンチボディ５の先
端には刃先部２１が設けてある。
【００１０】前記パンチガイド３の下部には、図２，図
３および図４に示されているように、側方に開いたＵ字
形状の溝２３が形成されていると共に、溝２３の周縁部
（図４において上下部）には凹部状の係止溝２５が形成
されている。また、パンチガイド３の下面で溝２３の最
奥部には位置決め部材としての位置決めピン２７が設け
てあり、溝２３の開口部にはボールプランジャ２９（抜
け止め部材）が設けられている。
３および図４に示されているように、側方に開いたＵ字
形状の溝２３が形成されていると共に、溝２３の周縁部
（図４において上下部）には凹部状の係止溝２５が形成
されている。また、パンチガイド３の下面で溝２３の最
奥部には位置決め部材としての位置決めピン２７が設け
てあり、溝２３の開口部にはボールプランジャ２９（抜
け止め部材）が設けられている。
【００１１】前記パンチガイド３における先端に形成さ
れたＵ字形状の溝２３に、ストリッパプレート３１を水
平方向（側方向）からスライドさせて嵌合せしめるよう
にしている。すなわち、ストリッパプレート３１がパン
チガイド３の溝２３に沿ってのみ着脱自在に交換され
る。
れたＵ字形状の溝２３に、ストリッパプレート３１を水
平方向（側方向）からスライドさせて嵌合せしめるよう
にしている。すなわち、ストリッパプレート３１がパン
チガイド３の溝２３に沿ってのみ着脱自在に交換され
る。
【００１２】ストリッパプレート３１の周囲には、前記
係止溝２５に係合する係合凸部３３が形成されている。
さらに、ストリッパプレート３１には前記位置決めピン
２７に係合する係合溝３５が設けられている。
係止溝２５に係合する係合凸部３３が形成されている。
さらに、ストリッパプレート３１には前記位置決めピン
２７に係合する係合溝３５が設けられている。
【００１３】上記構成により、ストリッパプレート３１
をパンチガイド３の先端に取付ける際には、ストリッパ
プレート３１を指にて水平方向から図４に矢印で示した
ごとくスライドさせ、係合凸部３３を係止溝２５に嵌合
せしめて、係合溝３５を位置決めピン２７に合わせると
共に、ボールプランジャ２９のボールが見えるまで押し
込むことによってストリッパプレート３１がパンチガイ
ド３の先端に工具などを用いることなく取付けられる。
その後、パンチボディ５がパンチガイド３内に取付けら
れる。
をパンチガイド３の先端に取付ける際には、ストリッパ
プレート３１を指にて水平方向から図４に矢印で示した
ごとくスライドさせ、係合凸部３３を係止溝２５に嵌合
せしめて、係合溝３５を位置決めピン２７に合わせると
共に、ボールプランジャ２９のボールが見えるまで押し
込むことによってストリッパプレート３１がパンチガイ
ド３の先端に工具などを用いることなく取付けられる。
その後、パンチボディ５がパンチガイド３内に取付けら
れる。
【００１４】ストリッパプレート３１をパンチガイド３
から取外す際には、まずパンチボディ５をパンチガイド
３より抜き取り、ストリッパプレート３１をパンチガイ
ド３の横からスライドさせると、係合溝３５が位置決め
ピン２７から外れと共に、係合凸部３３が係止溝２５か
ら外れることによって、ストリッパプレート３１がパン
チガイド３より容易に取外されることになる。
から取外す際には、まずパンチボディ５をパンチガイド
３より抜き取り、ストリッパプレート３１をパンチガイ
ド３の横からスライドさせると、係合溝３５が位置決め
ピン２７から外れと共に、係合凸部３３が係止溝２５か
ら外れることによって、ストリッパプレート３１がパン
チガイド３より容易に取外されることになる。
【００１５】ストリッパプレート３１の抜け止めはパン
チボディ５の刃先部２１がストリッパプレート３１内に
収まっていることと、ボールプランジャ２９の機能との
２重構造で行なわれているものである。
チボディ５の刃先部２１がストリッパプレート３１内に
収まっていることと、ボールプランジャ２９の機能との
２重構造で行なわれているものである。
【００１６】このように、パンチガイド３に対するスト
リッパプレート３１の交換は、従来のような工具を必要
とせず、非常に面倒な作業が解消され、容易に行なうこ
とができる。
リッパプレート３１の交換は、従来のような工具を必要
とせず、非常に面倒な作業が解消され、容易に行なうこ
とができる。
【００１７】なお、この発明は、前述した実施に限定さ
れることなく、適宜な変更を行なうことなく、その他の
態様で実施例し得るものである。
れることなく、適宜な変更を行なうことなく、その他の
態様で実施例し得るものである。
【００１８】
【発明の効果】以上のごとき実施例の説明より理解され
るように、請求項１に係る発明においては、ストリッパ
プレート３１はパンチガイド３の先端部に設けたＵ字形
状の溝２３に沿ってのみ着脱交換可能であって、上記溝
２３の開口部には抜け止め部材が設けてあり、常態にお
いてはパンチボディ１５の刃先部がストリッパプレート
３１に係合した状態にあるから、パンチング加工時の激
しい振動によっても脱落するようなことがないものであ
る。また、ストリッパプレート３１の交換は、パンチガ
イド３からパンチボディ１５を取り外し、溝２３に沿っ
てストリッパプレート３１の取り外し及び新しいストリ
ッパプレートの取付けを行えば良いものであり、ストリ
ッパプレートの着脱交換は工具を用いることなく容易に
行い得るものである。
るように、請求項１に係る発明においては、ストリッパ
プレート３１はパンチガイド３の先端部に設けたＵ字形
状の溝２３に沿ってのみ着脱交換可能であって、上記溝
２３の開口部には抜け止め部材が設けてあり、常態にお
いてはパンチボディ１５の刃先部がストリッパプレート
３１に係合した状態にあるから、パンチング加工時の激
しい振動によっても脱落するようなことがないものであ
る。また、ストリッパプレート３１の交換は、パンチガ
イド３からパンチボディ１５を取り外し、溝２３に沿っ
てストリッパプレート３１の取り外し及び新しいストリ
ッパプレートの取付けを行えば良いものであり、ストリ
ッパプレートの着脱交換は工具を用いることなく容易に
行い得るものである。
【００１９】請求項２に係る発明においては、Ｕ字形状
の溝２３には位置決め部材が設けてあり、ストリッパプ
レート３１には上記位置決め部材に係合可能の溝３５が
設けてあるから、方向性を有するストリッパプレート３
１であっても、その方向性の位置決めが容易なものであ
る。
の溝２３には位置決め部材が設けてあり、ストリッパプ
レート３１には上記位置決め部材に係合可能の溝３５が
設けてあるから、方向性を有するストリッパプレート３
１であっても、その方向性の位置決めが容易なものであ
る。
【図１】この発明に係る一例のパンチング金型の正面断
面図である。
面図である。
【図２】図１におけるI 矢視部の拡大図である。
【図３】図２における底面図である。
【図４】パンチガイドからストリッパプレートを着脱せ
しめる作用説明図である。
しめる作用説明図である。
１ パンチング金型 ３ パンチガイド ５ パンチボディ ２１ 刃先部 ２３ 溝 ２７ 位置決めピン ２９ ボールプランジャ ３１ ストリッパプレート ３３ 係合凸部
Claims (2)
- 【請求項１】 パンチガイド（３）内にパンチボディ
（５）を上下動可能に内装してなるパンチング金型にお
いて、前記パンチガイド（３）の先端部に側方に開いた
Ｕ字形状の溝（２３）を設け、この溝（２３）に沿って
のみ着脱交換可能なストリッパプレート（３１）を設
け、前記溝（２３）の開口部に、前記ストリッパプレー
ト（３１）の抜け止防止用の抜け止部材を設け、かつ前
記パンチボディ（１５）の先端の刃先部を前記ストリッ
パプレート（３１）に係合してなることを特徴とするパ
ンチング金型。 - 【請求項２】 請求項１に記載の発明において、パンチ
ガイド（３）の先端部に設けたＵ字形状の溝（２３）
に、ストリッパプレート（３１）の位置決めを行う位置
決め部材を設け、かつストリッパプレート（３１）に、
上記位置決め部材と係合可能の溝（３５）を設けてなる
ことを特徴とするパンチング金型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4083633A JP2644133B2 (ja) | 1992-04-06 | 1992-04-06 | パンチング金型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4083633A JP2644133B2 (ja) | 1992-04-06 | 1992-04-06 | パンチング金型 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05285560A JPH05285560A (ja) | 1993-11-02 |
| JP2644133B2 true JP2644133B2 (ja) | 1997-08-25 |
Family
ID=13807876
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4083633A Expired - Fee Related JP2644133B2 (ja) | 1992-04-06 | 1992-04-06 | パンチング金型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2644133B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016078079A (ja) * | 2014-10-16 | 2016-05-16 | 株式会社コニック | パンチ金型 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4583528B2 (ja) * | 1999-10-05 | 2010-11-17 | 株式会社アマダ | 金型装置 |
| JP4598209B2 (ja) * | 1999-10-07 | 2010-12-15 | 株式会社アマダ | 金型 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5910176A (ja) * | 1982-07-09 | 1984-01-19 | Hitachi Ltd | トランジスタの駆動回路 |
| JPH01181926A (ja) * | 1988-01-14 | 1989-07-19 | Shiroki Corp | パンチ装置 |
-
1992
- 1992-04-06 JP JP4083633A patent/JP2644133B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5910176A (ja) * | 1982-07-09 | 1984-01-19 | Hitachi Ltd | トランジスタの駆動回路 |
| JPH01181926A (ja) * | 1988-01-14 | 1989-07-19 | Shiroki Corp | パンチ装置 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016078079A (ja) * | 2014-10-16 | 2016-05-16 | 株式会社コニック | パンチ金型 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05285560A (ja) | 1993-11-02 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090502 Year of fee payment: 12 |
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| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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