JP6433751B2 - パンチ金型 - Google Patents

パンチ金型 Download PDF

Info

Publication number
JP6433751B2
JP6433751B2 JP2014212061A JP2014212061A JP6433751B2 JP 6433751 B2 JP6433751 B2 JP 6433751B2 JP 2014212061 A JP2014212061 A JP 2014212061A JP 2014212061 A JP2014212061 A JP 2014212061A JP 6433751 B2 JP6433751 B2 JP 6433751B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
punch
punch guide
axial direction
stripper plate
ripper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2014212061A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016078079A (ja
JP2016078079A5 (ja
Inventor
茂 朝霧
茂 朝霧
山本 伸一
伸一 山本
Original Assignee
株式会社コニック
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社コニック filed Critical 株式会社コニック
Priority to JP2014212061A priority Critical patent/JP6433751B2/ja
Publication of JP2016078079A publication Critical patent/JP2016078079A/ja
Publication of JP2016078079A5 publication Critical patent/JP2016078079A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6433751B2 publication Critical patent/JP6433751B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Punching Or Piercing (AREA)

Description

本発明は、板金の打ち抜き加工などを行うパンチプレス機に採用され、パンチガイドに対して着脱自在なスリッパプレートを有するパンチ金型に関する。
従来、この種のパンチ金型として、パンチガイドの先端部に、側方に開いたU字形状の溝を、前記パンチガイドと交差する水平方向へ設け、前記溝に沿ってのみ着脱交換可能で且つスライド自在なストリッパプレートを設け、前記溝の開口部に、前記ストリッパプレートの抜け止防止用の抜け止部材を設け、かつ前記パンチガイド内に上下動可能に内装されるパンチボディの先端の刃先部を、前記ストリッパプレートに係合してなるパンチング金型がある(例えば、特許文献1参照)。
詳しく説明すると、前記パンチガイドの下部において前記溝の周縁部には、凹部状の係止溝が形成され、ストリッパプレートの周囲には、前記係止溝に係合する係合凸部が形成されている。前記溝の開口部には、ボールプランジャ(抜け止め部材)が設けられている。前記ストリッパプレートを前記パンチガイドの先端に取付ける際には、前記ストリッパプレートを指にてスライドさせ、前記係合凸部を前記係止溝に嵌合されるとともに、前記ボールプランジャのボールが見えるまで押し込むことによって、前記ストリッパプレートが前記パンチガイドの先端に工具などを用いることなく取付けられる。
特許第2644133号公報
ところで、パンチガイドの溝及び係止溝に対してストリッパプレートの係合凸部を確実にスライドさせるには、これら溝及び係止溝と係合凸部との間に若干でもクリアランスが必要になる。
しかし乍ら、このような従来のパンチング金型では、パンチガイドの溝に沿ってストリッパプレートがスライドされ、パンチガイドの係止溝にストリッパプレートの係合凸部を嵌合させた取り付け位置で、パンチガイドに対しストリッパプレートが軸方向へ位置決めされずフリー状態であるいため、パンチガイドの係止溝とストリッパプレートの係合凸部が軸方向へガタ付く。
特に、ストリッパプレートのスムーズなスライド移動を可能にするために、クリアランスを大きくした場合には、パンチガイドの係止溝に対するストリッパプレートの係合凸部の軸方向へのガタ付きも大きくなる。
それにより、打ち抜き加工などの作動時に異常音(チャタリング音)や異常振動が生じて、作動環境を低下させるなどの問題があった。
本発明は、このような問題に対処することを課題とするものであり、スリッパプレートをスムーズにスライド移動可能にしつつ、取り付け位置でパンチガイドに対するスリッパプレートのガタ付きを防止すること、などを目的とするものである。
このような目的を達成するために本発明に係るパンチ金型は、スライド溝を有する円筒形状のパンチガイドと、前記パンチガイドの内部に前記パンチガイドの軸方向へ往復動自在に支持されてパンチ刃部を有するパンチボディと、前記パンチガイドの前記スライド溝に沿って前記パンチガイドの軸方向と交差する方向へスライド自在な係合凸部を有するストリッパプレートと、前記スライド溝に沿ってスライド移動した前記ストリッパプレートと逆移動不能に係止するように前記パンチガイドから突出して設けられる抜け止め部材と、前記抜け止め部材でスライド移動完了位置に係止された前記ストリッパプレートに向けて前記パンチガイドから突出して設けられる突出部材と、を備え、前記ストリッパプレートは、前記パンチボディの前記パンチ刃部の形状と同形状で貫通する貫通孔を有し、前記突出部材は、前記パンチガイドに前記パンチガイドの軸方向と交差する方向へ開穿された通孔に挿着され、前記ストリッパプレートの前記係合凸部と前記パンチガイドの前記スライド溝とが前記パンチガイドの軸方向へ圧接するように前記ストリッパプレートに対して前記パンチガイドの軸方向へ接触する押圧部を有することを特徴とする。
前述した特徴を有する本発明は、抜け止め部材によりスリッパプレートがスライド完了位置に係止された取り付け状態で、突出部材の押圧部によって、スリッパプレートの係合凸部とパンチガイドのスライド溝とを軸方向へ圧接させている。それにより、スリッパプレートがスムーズにスライド移動するように、パンチガイドのスライド溝とスリッパプレートの係合凸部との間のクリアランスを大きくしても、パンチガイドのスライド溝に対し、スリッパプレートの係合凸部が突出部材の押圧部で軸方向へ移動不能に固定される。
したがって、スリッパプレートをスムーズにスライド移動可能にしつつ、取り付け位置でパンチガイドに対するスリッパプレートのガタ付きを防止することができる。
その結果、取り付け位置でパンチガイドに対しストリッパプレートが軸方向へ位置決めされていない従来のものに比べ、打ち抜き加工などの作動時には発生する異常音(チャタリング音)や異常振動を大幅に減少できて、作動環境などの向上が図れる。
本発明の実施形態に係るパンチ金型の全体構成を示す説明図であり、部分的な縦断正面図である。 リッパプレートを除いて縦断した一部切欠側面図である。 図1の(3)−(3)線に沿える横断平面図であり、スリッパプレートが外された状態を実線で示している。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
本発明の実施形態に係るパンチ金型Aは、タレットパンチプレスなどのようなパンチプレス機に装着して使用されるものである。
詳しく説明すると、本発明の実施形態に係るパンチ金型Aは、図1〜図3に示すように、パンチガイド1と、パンチガイド1の内部に軸方向へ往復動自在に支持されてパンチ刃部21を有するパンチボディ2と、パンチガイド1に対してスライド自在に設けられるスリッパプレート3と、パンチガイド1に対してスライド移動したスリッパプレート3と逆移動不能に係止するように設けられる抜け止め部材4と、抜け止め部材4でスライド移動完了位置に係止されたスリッパプレート3に向けて設けられる突出部材5と、を主要な構成要素として備えている。
パンチガイド1は、図1及び図2に示されるように、パンチボディ2を保持してガイドするため円筒形状に形成される。パンチガイド1においてその軸方向の一端(基端)には、リテーナ6が着脱自在に設けられ、リテーナ6を介してパンチヘッド7がパンチボディ2と連係するように取り付けられる。
具体例としてタレットパンチプレス(図示しない)に装着する場合には、上タレット(図示しない)にパンチガイド1を挿入することでパンチ金型Aが保持され、プレス機本体(図示しない)のストライカ(図示しない)で駆動力をパンチヘッド7に伝達することにより、パンチボディ2が往復動して、パンチ刃部21とダイ(図示しない)でワーク(図示しない)を打ち抜くように構成される。なお、パンチボディ2が往復動する方向を以下「Z方向」という。
なお、図1において符号8は、パンチガイド1とリテーナ6との間に設けられてパンチボディ2を復帰動させるための例えばスプリングなどからなる弾性部材であり、符号9は、弾性部材8の外周を覆うカバーである。
さらに、パンチガイド1においてその軸線方向の他端(先端)には、後述するスリッパプレート3を着脱自在に取り付けるためのスライド溝11が、パンチガイド1の軸線方向(Z方向)と交差するX方向へ形成される。
スライド溝11は、図3に示されるように、Y方向へ略平行な一対の対向溝11aと、これらに連続する半円形状の係止溝11bとにより、Z方向から見てU字形状に形成されている。
また、パンチガイド1の軸線方向他端に配置される先端面1aには、後述する抜け止め部材4が設けられる。パンチガイド1の軸線方向他端の近傍には、後述する突出部材5を設けるために通孔1bを開設することが好ましい。
リッパプレート3は、パンチガイド1の先端開口を覆う大きさの円板状に形成され、パンチガイド1の先端面1aに沿ってX方向へスライド自在に配置されている。
リッパプレート3の外周には、スライド溝11の対向溝11a及び係止溝11bと係合する係合凸部31を形成している。スリッパプレート3の係合凸部31は、対向溝11a及び係止溝11bに沿ってX方向へ往復移動自在に支持される。
詳しく説明すると、図3に実線で示されるパンチガイド1からスリッパプレート3を外した分離状態において、スリッパプレート3をスライド溝11に向けて矢印方向(X方向)に移動することにより、スリッパプレート3の係合凸部31が先ず略平行な対向溝11aと係合する。その後のスライドによって、係合凸部31が半円形状の係止溝11bとも係合する。最後には、図3に二点鎖線で示されるように、係合凸部31が係止溝11bの円弧中間部位に突き当たり両者が嵌合して、スリッパプレート3のスライドが完了する。
さらに、スリッパプレート3には、後述する突出部材5と接触する係合溝32aを設けることが好ましい。
また、スリッパプレート3の中央には、パンチボディ2のパンチ刃部21の形状と同形状の貫通孔33が開穿されている。
抜け止め部材4は、パンチガイド1の先端面1aに、スライド溝11に沿ってスライド移動し前記スライド完了位置まで移動したスリッパプレート3の外周と逆方向へ移動不能に係止するように設けられている。
抜け止め部材4の具体例としては、ボールなどからなる従動子41aが出没動自在に具備されたプランジャ41を用いることか好ましい。プランジャ41は、内蔵したスプリングなどの付勢部材(図示しない)で従動子41aを、パンチガイド1の先端面1aから突出する上限位置と、パンチガイド1の先端面1aと同等又はそれよりも沈み込む下限位置とに亘って往復動自在に支持している。
図示された例の場合には、抜け止め部材4となるプランジャ41の従動子41aを、パンチガイド1の先端面1aから突出させて、スライド完了位置まで移動したスリッパプレート3の係合凸部31に突き当てることにより、スリッパプレート3が対向溝11aに向けて逆移動しないように位置決めしている。この取り付け状態で、従動子41aをパンチガイド1の先端面1aと同等又はそれよりも沈み込む下限位置まで押し込むと、スリッパプレート3の逆移動が可能になる。
また、その他の例として図示しないが、抜け止め部材4としてプランジャ41に代え、前述した抜き止め機能がある別部品を用いることも可能である。
突出部材5は、パンチガイド1の軸線方向他端の近傍に、前記スライド完了位置まで移動したスリッパプレート3とZ方向へ対向するように設けられ、スリッパプレート3とZ方向へ接触する押圧部51aを有している。
押圧部51aは、スリッパプレート3とZ方向へ接触した状態で、スリッパプレート3の係合凸部31と、パンチガイド1のスライド溝11の係止溝11bとをZ方向へ圧接させるように配置されている。
突出部材5の具体例としては、図1〜図3に示される場合、パンチガイド1の先端面1aと接するスリッパプレート3において上方の内側端面32とZ方向へ対向するように突出部材5が配置され、押圧部51aをスリッパプレート3の内側端面32とZ方向へ接触させることにより、スリッパプレート3の係合凸部31が下向きに押圧されて、パンチガイド1のスライド溝11の係止溝11bにZ方向へ圧接している。
また、その他の例として図示しないが、スリッパプレート3の係合凸部31が上向きに押圧されて、パンチガイド1の先端面1aやパンチガイド1のスライド溝11の係止溝11bにZ方向へ圧接するように突出部材5を配置することも可能である。
さらに、突出部材5は、スリッパプレート3の係合溝32aと軸方向と交差するX方向へ嵌入する位置決め部52を有することが好ましい。
突出部材5の具体例としては、円柱状又は角柱状に形成されたピン51を用い、パンチガイド1の先端にX方向へ開穿された通孔1bにピン51を挿着し、ピン51の先端部に押圧部51aが部分的に形成されている。位置決め部52としてピン51の先端部を、スリッパプレート3の係合溝32aに嵌入することで、スリッパプレート3がY方向へ回転不能に固定している。
図示された例の場合には、突出部材5となるピン51を一本のみ配置している。スリッパプレート3の内側端面32に係合溝32aが形成されている。
また、その他の例として図示しないが、突出部材5となるピン51を複数本配置したり、突出部材5としてピン51に代え、前述した押圧機能や位置決め機能がある別部品を用いたり、スリッパプレート3において内側端面32以外の箇所に係合溝32aを形成することも可能である。
このような本発明の実施形態に係るパンチ金型Aによると、図1及び図2に示されるように、抜け止め部材4によりスリッパプレート3がスライド完了位置に係止された取り付け状態では、突出部材5の押圧部51aによって、スリッパプレート3の係合凸部31とパンチガイド1のスライド溝11の係止溝11bとを軸方向(Z方向)へ圧接させている。
それにより、パンチガイド1に対してスリッパプレート3がスムーズにスライド移動するように、パンチガイド1のスライド溝11の対向溝11a及び係止溝11bと、スリッパプレート3の係合凸部31との間のクリアランスを大きくしても、パンチガイド1のスライド溝11の係止溝11bに対し、スリッパプレート3の係合凸部31が突出部材5の押圧部51aで軸方向(Z方向)へ移動不能に固定される。
したがって、スリッパプレート3をスムーズにスライド移動可能にしつつ、取り付け位置でパンチガイド1に対するスリッパプレート3のガタ付きを防止することができる。
その結果、打ち抜き加工などの作動時には発生する異常音(チャタリング音)や異常振動を大幅に減少できて、作動環境などの向上が図れる。
特に、スリッパプレート3が、突出部材5と接触する係合溝32aと、パンチボディ2のパンチ刃部21の形状と同形状の貫通孔33と、を有し、突出部材5が、スリッパプレート3の係合溝32aと軸方向と交差する方向(X方向)へ嵌入する位置決め部52を有することが好ましい。
この場合には、パンチガイド1のスライド溝11(係止溝11b)に対し、スリッパプレート3の係合凸部31が軸方向と交差する方向(Y方向)へ回転自在に支持されても、スリッパプレート3(内側端面32)の係合溝32aに突出部材5の位置決め部52を、スリッパプレート3の係合溝32aに軸方向と交差するX方向へ嵌入させることにより、スリッパプレート3が回転不能に位置決めされる。
したがって、パンチボディ2のパンチ刃部21とスリッパプレート3の貫通孔33を位置合わせすることができる。
その結果、スリッパプレート3の貫通孔33を、パンチボディ2のパンチ刃部21の形状に合わせて調整する必要がなく、作業性に優れる。
次に、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
この実施例は、図1〜図3に示すように、パンチガイド1の先端にスライド溝11を軸方向(Z方向)へ複数形成するとともに、スリッパプレート3の外周に係合凸部31を軸方向(Z方向)へ複数形成して、それぞれスライド自在に係合させたものである。
図1〜図3に示される例では、パンチガイド1においてスライド溝11が形成される先端部を、スリッパプレート3の外側端面34の同一平面近くまで延長することにより、スライド溝11の対向溝11aと係止溝11bをZ方向へそれぞれ二つずつ形成している。つまり、パンチガイド1において二つの対向溝11a及び係止溝11bとの間に、係止突起11cを形成している。
リッパプレート3の外周には、二つの係合凸部31が係合凹部35を挟んで形成されている。
このような本発明の実施例に係るパンチ金型Aによると、パンチガイド1の複数のスライド溝11(対向溝11a及び係止溝11b)と、スリッパプレート3の複数の係合凸部31とがそれぞれスライド自在に係合するため、突出部材5の押圧部51aによって軸方向へ圧接する面積が、単数のスライド溝11と係合凸部31が係合するものに比べて増大する。
したがって、スリッパプレート3をスムーズにスライド移動可能にしつつ、取り付け位置におけるパンチガイド1に対するスリッパプレート3のガタ付きをより確実に防止することができる。
その結果、打ち抜き加工などの作動時に異常音(チャタリング音)や異常振動が発生しなくなって、作動環境などの更なる向上が図れる。
さらに、スリッパプレート3がスムーズにスライド移動するように、パンチガイド1のスライド溝11とスリッパプレート3の係合凸部31との間のクリアランスを大きくしても、パンチガイド1に対しスリッパプレート3が傾斜することなく、高精度に取り付けることできる。
そして、図1に示される例では、パンチヘッド7や弾性部材8などが一体的に組み付けられたリテーナ6に対し、パンチガイド1を軸方向(Z方向)へ工具無しで容易に着脱し分離可能に構成している。
それにより、パンチボディ2のパンチ刃部21に沿ってスリッパプレート3の貫通孔33がZ方向へ移動自在となるため、リテーナ6やパンチボディ2などからパンチガイド1をZ方向へ抜き取ることができる。
その結果、パンチボディ2から分離されたパンチガイド1に対し、スリッパプレート3をスライドさせて交換することができる。
リテーナ6とパンチガイド1の着脱機構の具体例としては、図1に示される場合、リテーナ6は、パンチガイド1の基端内周面1cに沿って挿入嵌合される筒状部6aと、筒状部6aの外周面に形成される着脱用凹部6bと、を有している。パンチガイド1には、ロック片12がY方向へ往復動自在に設けられている。ロック片12は、Y方向への往復動に伴ってリテーナ6の着脱用凹部6bとZ方向へ移動不能に係合するロック部12aと、着脱用凹部6bとの係合を解除してZ方向へ移動可能なロック解除部(図示しない)とを、有している。
それにより、図1に示されるように、パンチガイド1の基端内周面1cに沿ってリテーナ6の筒状部6aが挿入嵌合された状態で、ロック片12のロック部12aをリテーナ6の着脱用凹部6bに係合させると、リテーナ6の筒状部6aがパンチガイド1に対してZ方向へ移動不能に連結される。また、この連結状態でロック片12のロック部12aをY方向へ移動して、ロック片12のロック解除部をリテーナ6の着脱用凹部6bに係合させると、ロック部12aとの係合が解除されて、パンチガイド1からリテーナ6をZ方向へ取り外し可能にしている。
また、図1において符号13は、ハイト調整用の回転防止機構であり、ハイト調整中においてパンチガイド1とリテーナ6が分離されることを防止している。
なお、図示例では、スライド溝11の対向溝11aと係止溝11bをZ方向へそれぞれ二つずつ形成したが、これに限定されず、パンチガイド1のスライド溝11と、スリッパプレート3の係合凸部31をそれぞれZ方向へ三つ以上形成することも可能である。
さらに、リテーナ6とパンチガイド1の着脱機構も図示例に限定されず、他の構造を用いることも可能である。
1 パンチガイド 11 スライド溝
2 パンチボディ 21 パンチ刃部
3 スリッパプレート 31 係合凸部
32a 係合溝 33 貫通孔
4 抜け止め部材 5 突出部材
51a 押圧部 52 位置決め部

Claims (3)

  1. スライド溝を有する円筒形状のパンチガイドと、
    前記パンチガイドの内部に前記パンチガイドの軸方向へ往復動自在に支持されてパンチ刃部を有するパンチボディと、
    前記パンチガイドの前記スライド溝に沿って前記パンチガイドの軸方向と交差する方向へスライド自在な係合凸部を有するストリッパプレートと、
    前記スライド溝に沿ってスライド移動した前記ストリッパプレートと逆移動不能に係止するように前記パンチガイドから突出して設けられる抜け止め部材と、
    前記抜け止め部材でスライド移動完了位置に係止された前記ストリッパプレートに向けて前記パンチガイドから突出して設けられる突出部材と、を備え、
    前記ストリッパプレートは、前記パンチボディの前記パンチ刃部の形状と同形状で貫通する貫通孔を有し、
    前記突出部材は、前記パンチガイドに前記パンチガイドの軸方向と交差する方向へ開穿された通孔に挿着され、前記ストリッパプレートの前記係合凸部と前記パンチガイドの前記スライド溝とが前記パンチガイドの軸方向へ圧接するように前記ストリッパプレートに対して前記パンチガイドの軸方向へ接触する押圧部を有することを特徴とするパンチ金型。
  2. 前記ストリッパプレートが、前記突出部材と接触する係合溝を有し、
    前記突出部材が、前記ストリッパプレートの前記係合溝と前記パンチガイドの軸方向と交差する方向へ嵌入する位置決め部を有することを特徴とする請求項1記載のパンチ金型。
  3. 前記パンチガイドに前記スライド溝を前記パンチガイドの軸方向へ複数形成するとともに、前記ストリッパプレートに前記係合凸部を前記パンチガイドの軸方向へ複数形成して、それぞれスライド自在に係合させることを特徴とする請求項1又は2記載のパンチ金型。
JP2014212061A 2014-10-16 2014-10-16 パンチ金型 Expired - Fee Related JP6433751B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014212061A JP6433751B2 (ja) 2014-10-16 2014-10-16 パンチ金型

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014212061A JP6433751B2 (ja) 2014-10-16 2014-10-16 パンチ金型

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2016078079A JP2016078079A (ja) 2016-05-16
JP2016078079A5 JP2016078079A5 (ja) 2017-10-12
JP6433751B2 true JP6433751B2 (ja) 2018-12-05

Family

ID=55957092

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014212061A Expired - Fee Related JP6433751B2 (ja) 2014-10-16 2014-10-16 パンチ金型

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6433751B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102025090B1 (ko) * 2019-02-12 2019-09-25 이정수 펀치프레스용 펀치가이드

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4248111A (en) * 1979-07-16 1981-02-03 Wilson Tool Company Punch guide assembly
JPS60195120U (ja) * 1984-06-01 1985-12-26 宮城精機株式会社 タレツトパンチプレス用パンチのストリツパ−
US4843931A (en) * 1987-09-01 1989-07-04 S.B. Whistler & Sons, Inc. Punch and die system
JP2644133B2 (ja) * 1992-04-06 1997-08-25 株式会社アマダメトレックス パンチング金型
JPH0661319U (ja) * 1993-01-21 1994-08-30 タケダ精機株式会社 孔あけパンチ工具セット
US5410927A (en) * 1993-07-16 1995-05-02 Amada Compmany, Limited Low noise punch tool
US5992285A (en) * 1994-11-21 1999-11-30 Talarico; Joe Floating punch holder
JP2000051979A (ja) * 1998-08-04 2000-02-22 Amada Metrecs Co Ltd パンチガイド装置およびそれに用いるストリッパプレート
JP3208104B2 (ja) * 1997-11-20 2001-09-10 株式会社アマダ 上金型装置及び金型ホルダ並びに金型ユニット

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016078079A (ja) 2016-05-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5230743B2 (ja) スライダ受け手段を備えたくさび駆動装置
JP3540308B2 (ja) スライドカム型
EP3584019B1 (en) Stripping device for press mold
JP2013086149A (ja) 上型ホルダ
JP6433751B2 (ja) パンチ金型
JP2016078079A5 (ja)
CA3010420C (en) Forming tool
JP2014161882A (ja) カム装置および加工装置
JP5650494B2 (ja) パンチ金型
WO2020162107A1 (ja) ユニット取付構造および電子機器
KR20170136948A (ko) 보조리턴장치를 구비한 금형용 캠 유니트
JP4861904B2 (ja) 突き上げカム装置
EP3590621A1 (en) Die cam unit provided with auxiliary return device
KR20170136947A (ko) 보조리턴장치를 구비한 금형용 캠 유니트
CN210172391U (zh) 冲压模具中的自调板件定位器
JP5311923B2 (ja) ベンドピアス加工装置
JP6575297B2 (ja) パンチ金型
JP4871609B2 (ja) ストリッパープレート装着装置
JP6292286B1 (ja) 穴あけ加工装置
JP4451372B2 (ja) 上金型
KR101832660B1 (ko) 프레스 금형용 스트리핑 장치
JP2644133B2 (ja) パンチング金型
JP6482931B2 (ja) カム装置
JP6769606B2 (ja) パンチ金型
JP2019171479A (ja) パンチ金型

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170901

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170901

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180531

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180619

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180820

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181016

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181107

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6433751

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees