JP2003133925A - 過熱保護機能付きスイッチング回路及びこれを備えた半導体リレー - Google Patents

過熱保護機能付きスイッチング回路及びこれを備えた半導体リレー

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JP2003133925A
JP2003133925A JP2001327159A JP2001327159A JP2003133925A JP 2003133925 A JP2003133925 A JP 2003133925A JP 2001327159 A JP2001327159 A JP 2001327159A JP 2001327159 A JP2001327159 A JP 2001327159A JP 2003133925 A JP2003133925 A JP 2003133925A
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overheat protection
circuit
mosfet
temperature
switching circuit
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Takuya Sunada
卓也 砂田
Takeshi Nobe
武 野辺
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 出力端子間に所定値以上の電流が流れるなど
して所定温度を超えると出力側がオフする過熱保護機能
付きスイッチング回路及びこれを備えた半導体リレー
を、比較的簡単な回路構成で提供すること。 【解決手段】 本発明の半導体リレー1にあっては、負
の温度係数をもつ温度依存性回路32と、固定インピー
ダンス素子33と、過熱保護用MOSFET31とから
構成した、所定温度を超えると高インピーダンス状態か
ら低インピーダンス状態に変化する過熱保護回路3を、
出力用MOSFET4のゲート・ソース間に設け、出力
用MOSFET4のゲート・ソース間を入力側とし、ド
レイン・ソース間を出力側とした過熱保護機能付きスイ
ッチング回路2の入力側に、入力信号に応じて光信号を
発生する発光素子8と、光起電力を発生する受光素子9
と、制御回路10と、を有した入力回路を接続して構成
したことを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定温度を超える
と出力側がオフする過熱保護機能付きスイッチング回
路、及びこれを備えた半導体リレーに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の半導体リレーとして、例
えば図5に示すような、本出願人により提案され特開平
11−17214として開示されている、光結合方式の
半導体リレー100がある。
【0003】この半導体リレー100は、半導体リレー
100そのものの過大な温度上昇を抑えて、損傷しにく
いようにする過熱保護機能を有しているものであって、
半導体リレー100の入力回路を構成する発光ダイオー
ド(発光素子)101、及びフォトダイオードアレイ
(受光素子)102と、出力用MOSFET103と、
第1の抵抗104、第2の抵抗105、第3の抵抗10
6、ツェナーダイオード107、加熱保護用トランジス
タ108による過熱保護回路と、制御用MOSFET
(制御用トランジスタ)109、制御用抵抗110によ
る制御回路140とを備えて構成されている。
【0004】上記構成による半導体リレー100の過熱
保護機能は、信号入力によってこの出力端子120c,
120d間が導通しているときに、半導体リレー100
の周囲温度が著しく上昇するなどして、半導体リレー1
00の温度が所定値以上に上昇した場合に発現される。
【0005】半導体リレー100の温度が上昇すると、
第1の抵抗104は、その抵抗値の温度係数が正の符号
を有しているので、温度上昇に伴って抵抗値が増大し、
第2の抵抗105は、その抵抗値の温度係数が負の符号
を有しているので、温度上昇に伴って抵抗値が減少す
る。このとき、第1の抵抗104と第2の抵抗105を
直列に接続した直列回路130は、ツェナーダイオード
107と並列接続されているので、両端電圧が一定であ
る。その結果、第1の抵抗104と第2の抵抗105の
接続点は、温度が上昇するにつれて、電位が上昇するよ
うになる。
【0006】そして、半導体リレー100が所定温度を
超えたときには、第1の抵抗104と第2の抵抗105
の接続点が、加熱保護用トランジスタ108のしきい値
以上の電位になって、加熱保護用トランジスタ108が
低インピーダンスに変化する。すると、出力用MOSF
ET103のゲートに充電された電荷が、加熱保護用ト
ランジスタ108を通じて放電するので、出力用MOS
FET103のゲート・ソース間の電位がしきい値以下
になる。その結果、出力用MOSFET103のドレイ
ン・ソース間が、低インピーダンス状態から高インピー
ダンス状態に変化する。
【0007】したがって、出力端子間が導通していると
きに、半導体リレー100の温度が所定値以上に上昇し
た場合には、半導体リレー100の出力端子120c,
120d間に電流が流れなくなるので、半導体リレー1
00そのものの過大な温度上昇が抑えられる。
【0008】また、従来、出力端子間に過電流が流れに
くくするように構成された半導体リレーとして、例えば
図6に示すような、過電流保護回路150を備えた半導
体リレーAがある。
【0009】この半導体リレーAは、出力端子120
c,120d間に所定値以上の電流が流れないようにし
て、損傷しにくいようにする過電流保護機能を有してい
るものであって、半導体リレーAの入力回路を構成する
発光ダイオード101、及びフォトダイオードアレイ1
02と、出力用MOSFET103と、バイポーラトラ
ンジスタ111、抵抗112による過電流保護回路と、
制御用MOSFET109、制御用抵抗110による制
御回路140とを備えて構成されている。
【0010】上記構成による半導体リレーAの過電流保
護機能は、信号入力によってこの出力端子120c,1
20d間が導通しているときに、半導体リレーAの出力
端子120c,120d間に所定値以上の電流が流れた
場合に発現される。
【0011】半導体リレーAの出力端子120c,12
0d間に所定値以上の電流が流れようとした場合には、
抵抗112の両端に電位差が発生して、バイポーラトラ
ンジスタ111のコレクタ電流が増大する。すると、出
力用MOSFET103のゲートに充電された電荷が、
バイポーラトランジスタ111のコレクタ・エミッタ間
を通じて放電するので、出力用MOSFET103のゲ
ート・ソース間の電位が、しきい値以下になる。その結
果、出力用MOSFET103のドレイン・ソース間
が、低インピーダンス状態から高インピーダンス状態に
変化する。したがって、半導体リレーAの出力端子12
0c,120d間に所定値以上の過電流が流れにくくな
って、半導体リレーAの過大な温度上昇が抑えられる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、半導
体リレー100は、過熱保護機能を備えているので、出
力端子間に所定値以上の電流が流れるなどして発熱した
場合や、半導体リレー100の周囲温度が著しく上昇す
るなどして、半導体リレー100の温度が所定値以上に
上昇した場合には、過大な温度上昇が抑えられ、損傷し
にくいように構成されている。
【0013】しかしながら、半導体リレー100にあっ
ては、上記の如く第1の抵抗104と第2の抵抗105
とは、第1の抵抗104が抵抗値の温度係数が正の符号
を有し、第2の抵抗105が抵抗値の温度係数が負の符
号を有し、すなわちその抵抗値の温度係数の符号が互い
に異なるように形成されているので、例えば半導体プロ
セスを用いて半導体リレー100を構成する際におい
て、その作製工程がやや複雑になることが懸念されてい
た。なお、ディスクリート回路素子を用いて構成する際
においても、当然、部品点数が増加することとなる。
【0014】また、上述したように、半導体リレーA
は、過電流保護機能を備えているので、出力端子120
c,120d間に所定値以上の電流が流れようとした場
合には、出力端子120c,120d間が、低インピー
ダンス状態から高インピーダンス状態に変化して、半導
体リレーAの過大な温度上昇が抑えられる。
【0015】しかしながら、この半導体リレーAは、半
導体リレーAの周囲温度が著しく上昇することによって
半導体リレーAの温度が上昇した場合であっても、出力
端子120c,120d間に所定値を超える過電流が流
れなければ、過電流保護回路150による保護機能が発
現されることがなかった。
【0016】本発明は、上記事由に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、比較的簡単な回路構成
で、出力端子間に所定値以上の電流が流れるなどして所
定温度を超えると出力側がオフする過熱保護機能付きス
イッチング回路及びこれを備えた半導体リレーを提供す
ることにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る発明の過熱保護機能付きスイッチン
グ回路にあっては、エンハンスメント型の出力用MOS
FETのゲート・ソース間に、所定温度を超えると高イ
ンピーダンス状態から低インピーダンス状態に変化する
過熱保護回路を設け、同出力用MOSFETのゲート・
ソース間を入力側とし、同出力用MOSFETのドレイ
ン・ソース間を出力側とした過熱保護機能付きスイッチ
ング回路であって、前記過熱保護回路を、エンハンスメ
ント型の過熱保護用MOSFETと、同過熱保護用MO
SFETのドレイン・ゲート間に接続した負の温度係数
をもつ温度依存性回路と、同過熱保護用MOSFETの
ゲート・ソース間に接続した固定インピーダンス素子
と、から構成したことを特徴としている。
【0018】これにより、温度上昇に伴って温度依存性
回路のインピーダンスが減少するので、温度依存性回路
と固定インピーダンス素子の接続点の電位、すなわち過
熱保護用MOSFETのゲート電位が増大し、やがて熱
保護用MOSFETのしきい値を超え、過熱保護用MO
SFETのドレイン・ソース間が高インピーダンス状態
から低インピーダンス状態に変化する。すると、出力用
MOSFETのゲートに充電されていた電荷が、過熱保
護用MOSFETを介して放電し、ゲート・ソース間の
電位がしきい値以下になる。その結果、出力用MOSF
ETのドレイン・ソース間が低インピーダンス状態から
高インピーダンス状態に変化して電流が流れにくくな
る。
【0019】また、請求項2に係る発明の過熱保護機能
付きスイッチング回路にあっては、エンハンスメント型
の過熱保護用MOSFETと、同過熱保護用MOSFE
Tのドレイン・ゲート間に接続した負の温度係数をもつ
温度依存性回路と、同過熱保護用MOSFETのゲート
・ソース間に接続した固定インピーダンス素子と、から
構成した過熱保護回路を、バイポーラトランジスタのコ
レクタ・エミッタ間に接続し、同バイポーラトランジス
タのベース・エミッタ間に抵抗を接続し、同バイポーラ
トランジスタのコレクタを出力用MOSFETのゲート
に接続し、同バイポーラトランジスタのベースを前記出
力用MOSFETのソースに接続して、同バイポーラト
ランジスタのコレクタ・エミッタ間を入力側とし、前記
出力用MOSFETのドレインと前記バイポーラトラン
ジスタのエミッタとの間を出力側としている。
【0020】これにより、出力用MOSFETのドレイ
ン・ソース間に過大な電流が流れたときに、バイポーラ
トランジスタのベース・エミッタ間に接続した抵抗に電
流が流れて、このバイポーラトランジスタが駆動するの
で、出力用MOSFETのゲートに充電されていた電荷
が、バイポーラトランジスタを介して放電される。
【0021】また、請求項3に係る発明の過熱保護機能
付きスイッチング回路にあっては、請求項1又は2の構
成において、温度依存性回路を、ダイオードにて形成し
たものとしている。
【0022】こうすると、温度上昇に伴って、ダイオー
ドの両端の電圧が減少するので、温度依存性回路と固定
インピーダンス素子との接続点の電位、すなわち過熱保
護用MOSFETのゲート電位が増大するようになる。
【0023】また、請求項4に係る発明の過熱保護機能
付きスイッチング回路にあっては、請求項1又は2の構
成において、温度依存性回路を、可変インピーダンス素
子にて形成したものとしている。
【0024】こうすると、温度上昇に伴って、可変イン
ピーダンス素子のインピーダンスが減少するので、可変
インピーダンス素子と固定インピーダンス素子との接続
点の電位、すなわち過熱保護用MOSFETのゲート電
位が増大するようになる。
【0025】また、請求項5に係る発明の過熱保護機能
付きスイッチング回路にあっては、請求項1又は2の構
成において、温度依存性回路を、可変インピーダンス素
子とダイオードとを直列接続して構成したものとしてい
る。
【0026】こうすると、温度上昇に伴って、可変イン
ピーダンス素子のインピーダンスが減少するとともにダ
イオードの両端の電圧が減少するので、温度依存性回路
と固定インピーダンス素子との接続点の電位、すなわち
過熱保護用MOSFETのゲート電位が増大するように
なる。
【0027】また、請求項6に係る発明の過熱保護機能
付きスイッチング回路にあっては、請求項4又は5の構
成において、可変インピーダンス素子を、ポリシリコン
にて形成したものとしている。
【0028】こうすると、温度上昇に伴ってポリシリコ
ンのインピーダンスが減少するので、温度依存性回路と
固定インピーダンス素子との接続点の電位、すなわち過
熱保護用MOSFETのゲート電位が増大するようにな
る。
【0029】そして、請求項7に係る発明の半導体リレ
ーにあっては、請求項1乃至6のいずれか一つの請求項
に記載の過熱保護機能付きスイッチング回路の入力側
に、入力信号に応じて光信号を発生する発光素子と、同
発光素子からの光信号を受信して光起電力を発生する受
光素子と、同受光素子の両端に接続して光起電力による
前記入力側への充放電を制御する制御回路と、を有した
入力回路を接続して構成したことを特徴としている。
【0030】これにより、入力装置からの入力信号によ
って、半導体リレーの出力端子間が導通しているとき
に、出力端子間に所定値以上の電流が流れて過度に発熱
すると、出力端子間が高インピーダンスに変化して、出
力端子間に電流が流れにくくなる。
【0031】
【発明の実施の形態】本発明の過熱保護機能付きスイッ
チング回路及びこれを備えた半導体リレーは、所定温度
を超えると出力側がオフするような機能を備える目的
を、比較的簡単な回路構成で、下記のように実現した。
【0032】以下、図面に沿って、本発明の過熱保護機
能付きスイッチング回路及びこれを備えた半導体リレー
について説明する。
【0033】図1は、本発明の実施の形態1に係る過熱
保護機能付きスイッチング回路を備えた半導体リレーを
示した回路図である。
【0034】半導体リレー1は、出力端子1c,1d間
が導通しているときに、所定温度を超えた場合には、出
力端子間に電流が流れにくくなるようにして、半導体リ
レー1そのものの過大な温度上昇を抑え、損傷しにくい
ようにしているものであって、過熱保護機能付きスイッ
チング回路2の入力側2a,2bに、入力信号に応じて
光信号を発生する発光ダイオード(発光素子)8と、発
光ダイオード8からの光信号を受信して光起電力を発生
するフォトダイオードアレイ(受光素子)9と、フォト
ダイオードアレイ9の両端に接続して光起電力による前
記入力側2a,2bへの充放電を制御する充放電制御回
路(制御回路)10と、を有した入力回路7を接続して
構成している。
【0035】過熱保護機能付きスイッチング回路2は、
所定温度を超えると出力側2c,2dがオフするもので
あって、エンハンスメント型の出力用MOSFET4の
ゲート・ソース間に、所定温度を超えると高インピーダ
ンス状態から低インピーダンス状態に変化する過熱保護
回路3を設け、出力用MOSFET4のゲート・ソース
間を入力側2a,2bとし、出力用MOSFET4のド
レイン・ソース間を出力側2c,2dとしている。
【0036】過熱保護回路3は、所定温度を超えたとき
に、出力用MOSFET4のゲートに充電されていた電
荷を放電するものであって、エンハンスメント型の過熱
保護用MOSFET31と、過熱保護用MOSFET3
1のドレイン・ゲート間に接続した負の温度係数をもつ
温度依存性回路32と、過熱保護用MOSFET31の
ゲート・ソース間に接続した抵抗(固定インピーダンス
素子)33と、から構成している。
【0037】過熱保護用MOSFET31は、過熱時
に、出力用MOSFET4のゲート・ソース間を短絡し
て、出力用MOSFET4のゲートに充電されていた電
荷を放電するものであって、この実施の形態では、しき
い値が約3V程度のNチャンネル型エンハンスメントモ
ードのものにて形成している。
【0038】温度依存性回路32は、温度の上昇に伴っ
てインピーダンスが低下する、負の温度係数をもつ回路
であって、この実施の形態では、25℃で約4MΩ程度
のインピーダンスを示し、温度係数が約−0.5%/℃
程度である可変インピーダンス素子にて形成している。
【0039】抵抗33は、所定温度を超えたときに、両
端の電位差が増大することにより、過熱保護用MOSF
ET31のゲート電位を増大させるものであって、この
実施の形態では、約3MΩ程度のインピーダンスを示す
拡散抵抗にて形成している。
【0040】出力用MOSFET4は、ドレイン及びソ
ースがそれぞれ出力端子1c及び1dを構成するもので
あって、この実施の形態では、Nチャンネル型エンハン
スメントモードのものにて形成している。そして、その
ゲート及びソースが、入力側2a,2bを構成し、入力
回路7の充放電制御回路10に接続されている。
【0041】入力回路7は、過熱保護機能付きスイッチ
ング回路2の入力側2a,2bに接続して、入力信号に
より過熱保護機能付きスイッチング回路2の出力側2
c,2dを制御するものであって、発光素子8と、受光
素子9と、充放電制御回路(制御回路)10から構成し
ている。
【0042】発光素子8は、入力端子1a,1bの間に
入力される入力信号に応じて光信号を発生させるもの
で、この実施の形態では、発光ダイオードにより形成し
ている。
【0043】受光素子9は、発光ダイオード8からの光
信号を受信して光起電力を発生させるもので、この実施
の形態では、複数個のフォトダイオード9aを直列に接
続したフォトダイオードアレイにて形成している。
【0044】充放電制御回路10は、受光素子9に発生
した光起電力による充放電を制御するものであり、光起
電力が印加されているときには、出力用MOSFET4
のゲートに電荷を充電し、光起電力が印加されていない
ときには、出力用MOSFET4のゲートに充電されて
いた電荷を放電する。
【0045】次に、上記構成による半導体リレー1の出
力端子1c,1d間を、入力端子1a,1bに印加する
入力信号によって導通、開放させる動作を説明する。
【0046】発光素子8が入力信号に応じて光信号を発
生させると、受光素子9がこの光信号を受信して光起電
力を発生させる。この光起電力は、充放電制御回路10
を介して、過熱保護機能付きスイッチング回路2の入力
側2a,2bに印加される。半導体リレー1の温度が約
25℃程度のときには、前述した通り、可変インピーダ
ンス素子32のインピーダンスは約4MΩ程度、抵抗3
3のインピーダンスは約3MΩ程度である。このとき、
光起電力を約5V程度にすると、可変インピーダンス素
子32と抵抗33の接続点の電位、すなわち過熱保護用
MOSFET31のゲートの電位は、約2V程度となっ
て、過熱保護用MOSFET31のしきい値(約3V程
度)を超えていない。よって、過熱保護用MOSFET
31のドレイン・ソース間は高インピーダンス状態であ
る。したがって、出力用MOSFET4のゲート・ソー
ス間は、受光素子9が発生させる光起電力によって充電
されることとなる。そして、出力用MOSFET4のゲ
ート・ソース間電圧がしきい値電圧を超えると、そのド
レイン・ソース間が、高インピーダンス状態から低イン
ピーダンス状態へ変化する。その結果、半導体リレー1
の出力端子1c,1d間が導通する。
【0047】また、発光素子8に入力信号が入力されな
くなって発光しなくなると、受光素子9が光起電力を発
生しなくなる。すると、出力用MOSFET4のゲート
・ソース間に充電された電荷が、充放電制御回路10を
通って速やかに放電され、出力用MOSFET4のドレ
イン・ソース間が低インピーダンス状態から高インピー
ダンス状態へ変化して、半導体リレー1の出力端子1
c,1d間が開放する。
【0048】次に、信号入力によってこの半導体リレー
1の出力端子1c,1d間が導通しているときに、出力
端子1c,1d間に過電流が流れるなどして、半導体リ
レー1の温度が過度に上昇したときの動作について説明
する。
【0049】半導体リレー1の温度が上昇すると、可変
インピーダンス素子32は、約−0.5%/℃程度の温
度係数に従ってインピーダンスが低下する。よって、可
変インピーダンス素子32と抵抗33の接続点の電位、
すなわち過熱保護用MOSFET31のゲートの電位が
上昇する。
【0050】そして、半導体リレー1が約125℃程度
になったときには、可変インピーダンス素子32は、イ
ンピーダンスが約2MΩ程度になるが、抵抗33はイン
ピーダンスがあまり変化せず約3MΩ程度である。この
とき、フォトダイオードアレイ9による光起電力が約5
V程度であれば、可変インピーダンス素子32と抵抗3
3の接続点の電位、すなわち過熱保護用MOSFET3
1のゲートの電位は、約3V程度であり、しきい値(約
3V程度)になるので、過熱保護用MOSFET31の
ドレイン・ソース間は低インピーダンス状態になる。そ
うすると、出力用MOSFET4のゲート電荷が、過熱
保護用MOSFET31を介して放電するので、出力用
MOSFET4のドレイン・ソース間が低インピーダン
ス状態から高インピーダンス状態に変化して電流が流れ
なくなる。これにより、半導体リレー1の出力端子1
c,1d間に電流が流れなくなって、半導体リレー1そ
のものの過大な温度上昇を抑えることができるので、半
導体リレー1が損傷しにくいようにすることができる。
【0051】上記構成によると、半導体リレー1が過度
に発熱した際に出力用MOSFET4のゲートに充電し
ていた電荷を放電する過熱保護回路3は、過熱保護用M
OSFET31と、可変インピーダンス素子32と、抵
抗33とから形成したものとしているので、従来例と比
べると、回路構成が比較的簡単で、しかも、温度依存性
回路32は、負の温度係数をもつものだけ形成すれば良
いので、半導体プロセスによる場合に作製が容易にな
る。
【0052】図2は、本発明の実施の形態2に係る過熱
保護機能付きスイッチング回路を備えた半導体リレーを
示した回路図である。
【0053】この半導体リレー1は、上述した図1に示
すものとは、過熱保護機能付きスイッチング回路2の過
熱保護回路3を形成する温度依存性回路32の構成が異
なっている。すなわち、温度依存性回路32は、可変イ
ンピーダンス素子322と、ダイオード321aを2
個、直列に接続した直列接続321とを、更に直列に接
続したものにて形成している。
【0054】上記構成によると、半導体リレー1の過熱
保護機能付きスイッチング回路2が過度に発熱したとき
は、ダイオード321aの順方向電圧は、約−2.5m
V/℃程度の割合で低下するので、温度上昇に伴う可変
インピーダンス素子322のインピーダンスの減少と相
俟って、温度依存性回路32の両端の電圧が低下する。
すると、温度依存性回路32と抵抗33の接続点の電
位、すなわち過熱保護用MOSFET31のゲートの電
位が速やかに上昇する。そうすると、前述したように、
過熱保護用MOSFET31のドレイン・ソース間はよ
り素早く低インピーダンス状態になって、出力用MOS
FET4のゲート電荷を放電する。その結果、出力用M
OSFET4のドレイン・ソース間が低インピーダンス
状態から高インピーダンス状態に変化して電流が流れな
くなり、過大な温度上昇を抑えることができる。
【0055】ダイオード321aは、負の温度係数をも
つ可変インピーダンス素子と比べると、半導体チップに
占める素子面積を比較的小さくして形成することができ
るので、図2に示したように、温度依存性回路32の一
部をダイオード321aにて構成すると、温度依存性回
路32を少ない素子面積にて形成することができる。そ
の結果、過熱保護回路3を小さく形成することができる
ので、過熱保護機能付きスイッチング回路2の素子面積
を縮小することができ、以って、低コスト化が図れる。
【0056】なお、図1に示した実施の形態1に係る可
変インピーダンス素子32、及び図2に示した実施の形
態2に係る可変インピーダンス素子322を、例えば2
5℃における単位面積当たりの抵抗値が約7.5kΩ程
度であるポリシリコンの薄膜にて形成してもよい。この
ポリシリコンの薄膜にて形成した可変インピーダンス素
子は、負の温度係数をもつ素子として、約−0.5%/
℃程度の温度係数によってインピーダンスが低下する。
【0057】このように構成した場合、ポリシリコン
は、出力用MOSFET4のゲート電極や過熱保護用M
OSFET31のゲート電極を形成するときに、同時に
形成することができるので、過熱保護回路3の作製が一
層容易になる。
【0058】図3は、本発明の実施の形態3に係る過熱
保護機能付きスイッチング回路を備えた半導体リレーを
示した回路図である。
【0059】この半導体リレー1は、上述した図1及び
図2に示すものとは、過熱保護機能付きスイッチング回
路2の過熱保護回路3を形成する温度依存性回路32の
構成が異なっている。すなわち、温度依存性回路32
は、ダイオード321aを4個、直列に接続したダイオ
ードの直列接続321にて形成している。
【0060】前述した通り、ダイオード321aは、可
変インピーダンス素子と比べると、半導体チップに占め
る素子面積を比較的小さくして形成することができる。
そうすると、図2に示した実施形態と比べて、温度依存
性回路32をより小さい素子面積にて形成することがで
きる。その結果、過熱保護回路3が占める素子面積を更
に小さくすることができるので、過熱保護機能付きスイ
ッチング回路2の素子面積を更に小さくすることがで
き、以って、一層低コスト化が図れる。
【0061】なお、上述した図2に示す実施の形態2で
は、ダイオード321aを2個、直列に接続して温度依
存性回路32を構成し、また、図3に示す実施の形態3
では、ダイオード321aを4個、直列に接続して温度
依存性回路32を構成しているが、ダイオード321a
を接続する個数は、これに限られず、少なくとも1個以
上接続して温度依存性回路32を構成すれば、本発明の
効果が得られることは、言うまでもない。
【0062】図4は、本発明の実施の形態4に係る過熱
保護機能付きスイッチング回路を備えた半導体リレーを
示した回路図である。
【0063】この実施の形態の半導体リレー1は、上述
した図1乃至図3に示すものとは、過熱保護機能付きス
イッチング回路2の構成が異なっている。すなわち、過
熱保護機能付きスイッチング回路2は、過熱保護回路3
を、バイポーラトランジスタ5のコレクタ・エミッタ間
に接続し、バイポーラトランジスタ5のベース・エミッ
タ間に抵抗6を接続し、バイポーラトランジスタ5のコ
レクタを出力用MOSFET4のゲートに接続し、バイ
ポーラトランジスタ5のベースを出力用MOSFET4
のソースに接続して、バイポーラトランジスタ5のコレ
クタ・エミッタ間を入力側2a,2bとし、出力用MO
SFET4のドレインとバイポーラトランジスタ5のエ
ミッタとの間を出力側2c,2dとして構成している。
【0064】バイポーラトランジスタ5は、出力端子1
c,1d間に所定値以上の電流が流れたときに、出力用
MOSFET4のゲート・ソース間を短絡するものであ
って、NPN型のバイポーラトランジスタにて形成して
いる。
【0065】抵抗6は、出力端子1c,1d間に所定値
以上の電流が流れたときに、この抵抗6の両端に発生す
る電圧によって、バイポーラトランジスタ5を駆動する
ためのものである。例えば、出力端子1c,1d間に流
れる電流をおよそ100mA程度以下に制限するには、
抵抗6は、およそ2〜3Ω程度のインピーダンスを有す
る拡散抵抗にて形成し、また、出力端子1c,1d間に
流れる電流をおよそ1A程度以下に制限するには、抵抗
6は、およそ0.2〜0.3Ω程度のインピーダンスを
有する拡散抵抗にて形成すればよい。
【0066】この構成によれば、出力端子1c,1d間
に所定値以上の電流が流れると、出力用MOSFET4
のドレイン・ソースを介して抵抗6に所定値以上の電流
が流れて、その両端に電位差が発生する。そして、その
電位差がおよそ0.7V程度になると、バイポーラトラ
ンジスタ5が駆動する。すると、出力用MOSFET4
のゲートに充電されていた電荷は、バイポーラトランジ
スタ5を介して、速やかに放電する。その結果、出力用
MOSFET4のドレイン・ソース間が低インピーダン
ス状態から高インピーダンス状態に変化するので、出力
端子1c,1d間に電流が流れなくなる。すなわち、バ
イポーラトランジスタ5及び抵抗6により形成した回路
は、出力端子1c,1d間に過電流が流れないようにす
る、過電流保護回路としての機能を果たす。
【0067】これにより、半導体リレー1は、出力端子
間電流が急激に増大しようとしても、過電流保護回路が
働いて、出力端子間電流を所定値以下に抑えるので、一
層損傷しにくいものにすることができる。また、半導体
リレー1は、過熱保護回路3による過熱保護機能を備え
ているので、出力端子間に長時間、電流が流れて発熱し
た場合や、周囲温度が著しく上昇して、半導体リレー1
の温度が所定値以上に上昇した場合には、出力端子間電
流が流れなくなって過大な温度上昇が抑えられ、損傷し
にくいように構成されていることには、変わりがない。
【0068】なお、上述した実施の形態1乃至4におい
ては、過熱保護機能付きスイッチング回路を半導体リレ
ーに備えた実施の形態を示したが、これに限らず、勿
論、それ以外の半導体装置、その他の回路に備えても、
本発明の効果が得られることは言うまでもない。
【0069】
【発明の効果】請求項1に係る発明の過熱保護機能付き
スイッチング回路は、過熱保護回路を、過熱保護用MO
SFETと、負の温度係数をもつ温度依存性回路と、固
定インピーダンス素子とから形成したものとしているの
で、過熱保護回路の構成が比較的簡単になる。
【0070】請求項2に係る発明の過熱保護機能付きス
イッチング回路は、過熱保護回路とともに過電流保護回
路を備えているので、出力端子間電流を所定値以下に抑
えることができて、一層損傷しにくいものにできる。
【0071】請求項3に係る発明の過熱保護機能付きス
イッチング回路は、請求項1又は2の構成において、温
度依存性回路を、ダイオードにて形成したものとしてい
るので、温度依存性回路の素子面積を縮小することがで
き、以って、低コスト化が図れる。
【0072】請求項4に係る発明の過熱保護機能付きス
イッチング回路は、請求項1又は2の構成において、温
度依存性回路を、可変インピーダンス素子にて形成した
ものとしているので、負の温度係数をもつ温度依存性回
路の形成が一層容易になる。
【0073】請求項5に係る発明の過熱保護機能付きス
イッチング回路は、請求項1又は2の構成において、温
度依存性回路を、可変インピーダンス素子とダイオード
とを直列接続して構成したものとしているので、温度上
昇に伴って、可変インピーダンス素子のインピーダンス
が減少するとともにダイオードの両端の電圧が減少す
る。その結果、過熱保護用MOSFETのゲート電位が
より素早く増大するようになって、過熱保護機能がより
速やかに働くようになる。
【0074】請求項6に係る発明の過熱保護機能付きス
イッチング回路にあっては、請求項4又は5の構成にお
いて、可変インピーダンス素子は、ポリシリコンにて形
成したものとしているので、出力用MOSFETのゲー
ト電極や過熱保護用MOSFETのゲート電極を形成す
るときに、同時にポリシリコンが形成できて、温度依存
性回路の作製が一層容易になる。
【0075】請求項7に係る発明の半導体リレーは、請
求項1乃至6のいずれか一つの請求項に記載の過熱保護
機能付きスイッチング回路を備えているので、半導体リ
レーを損傷しにくいものにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る過熱保護機能付き
スイッチング回路を備えた半導体リレーを示した回路図
である。
【図2】本発明の実施の形態2に係る過熱保護機能付き
スイッチング回路を備えた半導体リレーを示した回路図
である。
【図3】本発明の実施の形態3に係る過熱保護機能付き
スイッチング回路を備えた半導体リレーを示した回路図
である。
【図4】本発明の実施の形態4に係る過熱保護機能付き
スイッチング回路を備えた半導体リレーを示した回路図
である。
【図5】従来例の過熱保護機能を備えた半導体リレーを
示した回路図である。
【図6】従来例の過電流保護機能を備えた半導体リレー
を示した回路図である。
【符号の説明】
1 過熱保護機能付きスイッチング回路を備え
た半導体リレー 2 過熱保護機能付きスイッチング回路 2a,2b 過熱保護機能付きスイッチング回路の入力
側 2c,2d 過熱保護機能付きスイッチング回路の出力
側 3 過熱保護回路 31 過熱保護用MOSFET 32 温度依存性回路(可変インピーダンス素
子) 321 ダイオードの直列接続 321a ダイオード 322 可変インピーダンス素子 33 固定インピーダンス素子(抵抗) 4 出力用MOSFET 5 バイポーラトランジスタ 6 抵抗 7 入力回路 8 発光素子(発光ダイオード) 9 受光素子(フォトダイオードアレイ) 10 制御回路(充放電制御回路)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F089 CA21 FA10 5J055 AX15 AX32 AX44 AX64 BX16 CX00 DX13 DX15 DX22 DX52 EX30 EY01 EY14 EY17 EY23 EY28 EZ61 GX01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンハンスメント型の出力用MOSFE
    Tのゲート・ソース間に、所定温度を超えると高インピ
    ーダンス状態から低インピーダンス状態に変化する過熱
    保護回路を設け、同出力用MOSFETのゲート・ソー
    ス間を入力側とし、同出力用MOSFETのドレイン・
    ソース間を出力側とした過熱保護機能付きスイッチング
    回路であって、 前記過熱保護回路を、エンハンスメント型の過熱保護用
    MOSFETと、同過熱保護用MOSFETのドレイン
    ・ゲート間に接続した負の温度係数をもつ温度依存性回
    路と、同過熱保護用MOSFETのゲート・ソース間に
    接続した固定インピーダンス素子と、から構成したこと
    を特徴とする過熱保護機能付きスイッチング回路。
  2. 【請求項2】 エンハンスメント型の過熱保護用MOS
    FETと、同過熱保護用MOSFETのドレイン・ゲー
    ト間に接続した負の温度係数をもつ温度依存性回路と、
    同過熱保護用MOSFETのゲート・ソース間に接続し
    た固定インピーダンス素子と、から構成した過熱保護回
    路を、バイポーラトランジスタのコレクタ・エミッタ間
    に接続し、同バイポーラトランジスタのベース・エミッ
    タ間に抵抗を接続し、同バイポーラトランジスタのコレ
    クタを出力用MOSFETのゲートに接続し、同バイポ
    ーラトランジスタのベースを前記出力用MOSFETの
    ソースに接続して、同バイポーラトランジスタのコレク
    タ・エミッタ間を入力側とし、前記出力用MOSFET
    のドレインと前記バイポーラトランジスタのエミッタと
    の間を出力側とした過熱保護機能付きスイッチング回
    路。
  3. 【請求項3】 前記温度依存性回路を、ダイオードにて
    形成した請求項1又は2記載の過熱保護機能付きスイッ
    チング回路。
  4. 【請求項4】 前記温度依存性回路を、可変インピーダ
    ンス素子にて形成した請求項1又は2記載の過熱保護機
    能付きスイッチング回路。
  5. 【請求項5】 前記温度依存性回路を、可変インピーダ
    ンス素子とダイオードとを直列接続して構成した請求項
    1又は2記載の過熱保護機能付きスイッチング回路。
  6. 【請求項6】 前記可変インピーダンス素子を、ポリシ
    リコンにて形成した請求項4又は5記載の過熱保護機能
    付きスイッチング回路。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれか一つの請求項
    に記載の過熱保護機能付きスイッチング回路の入力側
    に、入力信号に応じて光信号を発生する発光素子と、同
    発光素子からの光信号を受信して光起電力を発生する受
    光素子と、同受光素子の両端に接続して光起電力による
    前記入力側への充放電を制御する制御回路と、を有した
    入力回路を接続して構成したことを特徴とする半導体リ
    レー。
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