JP2003132184A - 公開文書決済支援装置 - Google Patents

公開文書決済支援装置

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JP2003132184A
JP2003132184A JP2001325619A JP2001325619A JP2003132184A JP 2003132184 A JP2003132184 A JP 2003132184A JP 2001325619 A JP2001325619 A JP 2001325619A JP 2001325619 A JP2001325619 A JP 2001325619A JP 2003132184 A JP2003132184 A JP 2003132184A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 決済結果を確実に反映した公開文書作成を支
援できる公開文書決済支援装置を提供する。 【解決手段】 公開文書作成支援装置1から受信した決
済用文書データを表示し、当該決済用文書データに含ま
れた掩蔽候補部分のうち、実際に掩蔽しないと指定され
た部分について強調表示の設定を削除し、決済を終了す
る指示を受けて、削除されずに残った掩蔽候補部分の強
調表示用の透明アノテーションを掩蔽アノテーションに
一括変換する公開文書決済支援装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文書データの一部
公開を支援する公開文書決済支援装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、行政機関の保有する情報の一層の
公開を通じて、行政機関に関係する諸活動に対する国民
の的確な理解等を促進し、公正な行政の推進に資するこ
とを目的として「行政機関の保有する情報の公開に関す
る法律」(以下、情報公開法)が施行されている。情報
公開法では、行政文書の開示を何人も求められるように
規定している一方で、行政機関に、個人に関する情報や
国の安全が害されるおそれのある情報等、一定の条件に
合致する情報(不開示情報)は開示請求者に対し開示義
務を負うことがないよう配慮している。
【0003】しかし、部分的に不開示情報が含まれる文
書については、その部分を容易に区分して除くことがで
きる場合、当該部分を除いて開示しなければならないと
も規定されている(いわゆる部分公開)。
【0004】かかる部分公開を実施するため、行政機関
では、開示請求を受け付けた後、次に示すような流れで
作業が行われているのが現状である。すなわち、開示情
報の行政側担当者がまず内容を調査して不開示情報に該
当すると思われる部分(掩蔽候補部分)をペンなどでマ
ークする。
【0005】次に、このマークした文書を行政の担当上
官が一々確認し、実際に掩蔽すべき部分(不開示情報で
あると認定した部分)を特定する「決済」を行う。そし
て担当官が当該決済の結果に基づき、元の行政文書の決
済該当箇所を墨塗りした公開文書を作成して、この文書
が公開に付される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の情報開示の流れでは、(1)掩蔽候補部分を特定す
る作業が大きな負担となり、迅速な公開を阻害する問題
があり、また(2)決済の結果を見ながら墨塗作業を行
うので、この段階でミスがあると、本来非開示とすべき
情報が漏洩することとなって好ましくない。従って、掩
蔽特定部分を特定する負荷を軽減し、決済結果を確実に
反映した公開文書作成を支援できる支援装置が望まれて
いる。
【0007】本発明は上記実情に鑑みて為されたもの
で、掩蔽特定部分を特定する負荷を軽減し、決済結果を
確実に反映した公開文書作成を支援できる公開文書作成
支援装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決するための本発明は、文書公開にあたり、公開される
文書のうち掩蔽されるべき部分の決済を支援する公開文
書決済支援装置であって、掩蔽候補部分が設定された決
済用文書データを受け付ける手段と、前記決済用文書デ
ータに対し、前記掩蔽候補部分の少なくとも一部につい
て、当該部分を実際の掩蔽部分とするか否かの操作を受
け付ける手段と、決済の完了の操作を受けて、前記操作
に基づき実際の掩蔽部分とする部分を墨塗り状態で公開
する指示を出力指示する手段と、を含むことを特徴とし
ている。ここで、前記決済用文書データを受け付ける手
段は、画像データの入力を受けると、当該画像データに
基づき、文字認識処理を行って決済用文書データを生成
することが好ましい。
【0009】上記従来例の問題点を解決するための本発
明は、文書を公開するために、当該公開の対象となる文
書のうち掩蔽されるべき部分の決済を支援する公開文書
決済支援装置であって、公開対象となる元文書データを
含んだ第1レイヤと、前記第1レイヤより上層に重ね合
わされ、当該元文書データのうち掩蔽候補となる部分に
重ね合わせて表示される部分に強調表示用の画像が設定
された第2レイヤとを含んでなる決済用文書データを受
け付ける手段と、決済担当者の指示により、前記決済用
文書データに対し、前記掩蔽候補部分に対応する強調表
示用画像を実際の掩蔽部分とするか否かの操作を受け付
ける手段と、前記受け付けた操作に基づき、実際の掩蔽
部分とすべき前記強調表示用画像を掩蔽画像に変換設定
する手段と、を含み、当該掩蔽画像の設定された部分を
墨塗り状態で公開する指示を出力指示することを特徴と
している。ここで、前記強調表示用画像を、第1レイヤ
の対応部分を視認可能に強調表示する画像とすることが
好ましい。
【0010】また、上記従来例の問題点を解決するため
の本発明は、文書を公開するために、当該公開の対象と
なる文書のうち掩蔽されるべき部分の決済を支援する公
開文書決済支援方法であって、掩蔽候補部分が設定され
た決済用文書データを受け付ける工程と、前記決済用文
書データに対し、前記掩蔽候補部分の少なくとも一部に
ついて、当該部分を実際の掩蔽部分とするか否かの操作
を受け付ける工程と、決済の完了の操作を受けて、前記
操作に基づき実際の掩蔽部分とする部分を墨塗り状態で
公開する指示を出力指示する工程と、を含み、当該実際
の掩蔽部分として設定された部分が、墨塗り状態で公開
に供されることを特徴としている。
【0011】さらに、上記従来例の問題点を解決するた
めの本発明は、文書を公開するために、当該公開の対象
となる文書のうち掩蔽されるべき部分の決済を支援する
公開文書決済支援プログラムであって、コンピュータ
に、掩蔽候補部分が設定された決済用文書データを受け
付ける手順と、前記決済用文書データに対し、前記掩蔽
候補部分の少なくとも一部について、当該部分を実際の
掩蔽部分とするか否かの操作を受け付ける手順と、決済
の完了の操作を受けて、前記操作に基づき実際の掩蔽部
分とする部分を墨塗り状態で公開する指示を出力指示す
る手順と、を実行させ、当該実際の掩蔽部分として設定
された部分が、墨塗り状態で公開に供されることを特徴
としている。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態に係る公開文
書の作成を支援するシステムについて図面を参照しなが
ら説明する。本実施の形態に係る公開文書の作成を支援
するシステムは、図1に示すように、公開文書作成支援
装置1と、決済支援装置2と、プリンタ3と、台帳デー
タベース4とを含んでおり、これらの各部はネットワー
クを介して相互に接続されている。また、公開文書作成
支援装置1と決済支援装置2とはいずれも一般的なコン
ピュータであり、公開文書作成支援装置1は、通信部1
1と、制御部12と、記憶部13と、ハードディスク1
4と、表示部15と、操作部16とを含んで構成されて
いる。また、決済支援装置2は、通信部21と、制御部
22と、記憶部23と、ハードディスク24と、表示部
25と、操作部26とを含んで構成されている。なお、
プリンタ3は、通常のレーザプリンタであり、その一般
的な構成は広く知られているのでここでの詳細な説明を
省略する。
【0013】台帳データベース4は、公開内容の履歴情
報を管理するものであり、複数の行政機関によって共用
されるため、ゲートウエイ(GW)を介してインターネ
ットを通じて通信可能に接続される。この台帳データベ
ース4は、図2に示すように、過去に行われた決済の内
容を履歴情報として格納している。具体的にここでは履
歴情報として、検索のキーとなる情報に対し、文書デー
タのファイル名と、文書データの形態(元の文書(原
本)が紙媒体であるか、電子情報であるかの別)と、1
つ以上の過去の公開請求の記録(公開請求日や公開日、
公開した文書データの格納場所を表す参照情報(例えば
そのURL;Uniform Resource Locators)などを含
む)とを関連づけて格納している。また、台帳データベ
ース4は、公開した文書データ自体を格納していてもよ
い。
【0014】決済担当者等は、この台帳データベース4
を参照することにより、各請求ごとにどの部分を掩蔽し
たかの情報が得られるようになっている。なお、ここで
検索のキーとなる情報としては、各文書に付与されてい
る、固有の識別番号等がある。以下、公開文書作成支援
装置1及び決済支援装置2の各部並びにそれらの動作に
ついて説明する。
【0015】[公開文書作成支援装置]公開文書作成支
援装置1の通信部11は、ネットワークを介して到来す
る種々のデータを受信して制御部12に出力する。ま
た、この通信部11は、制御部12から入力される指示
により、指示されたデータをネットワークを介して指示
された宛先に送信する。制御部12は、ハードディスク
14に格納されているプログラム(オペレーティングシ
ステムや各種のアプリケーションプログラム)を実行す
る。本実施の形態で特徴的なことは、この制御部12
が、ハードディスク14にインストールされた公開文書
作成支援プログラムを処理し、公開文書の作成支援処理
を実行することである。この処理については後に詳しく
述べる。
【0016】記憶部13は、制御部12のワークメモリ
として動作するRAM(Random Access Memory)を含
む。ハードディスク14は、制御部12によって処理さ
れる種々のプログラムや、制御部12の各種処理に用い
られるデータを格納している。本実施の形態では、この
ハードディスク14は、図3に示すような文字列検索条
件テーブルT1と、図4に示すような掩蔽候補画像領域
データテーブルT2とを保持している。
【0017】文字列検索条件テーブルT1は、図3に示
すように、非開示情報カテゴリごとに事前に定められた
検索対象の文字列を列挙したものである。ここでは非開
示情報のカテゴリとして「個人情報」と「国家安全保障
情報」等を示し、個人情報のカテゴリに「氏名」、「住
所」、「電話番号」などの文字列が関連づけて列挙され
ている状態を示している。また、具体的な氏名(例えば
「田中」や「鈴木」など)を文字列として指定してもよ
い。さらに、各カテゴリごとに、設定すべき強調表示の
態様の指定が含まれている(P)。ここで文字列の検索
条件には「任意の一文字に合致する」などの指定を可能
にするため、いわゆる正規表現(Regular Expression)
が利用できるようにしておくのも好ましい。
【0018】また掩蔽候補画像領域データテーブルT2
は、図4に示すように、原本種別を表す情報(A)に対
し、掩蔽候補となる領域の座標指定(B)と、設定すべ
き強調表示の態様(P)を関連づけたものである。ここ
で原本種別には、例えば「住民票の写し」や「印鑑証明
書」などがある。
【0019】表示部15は、ディスプレイであり、制御
部12から入力される指示に従い、情報を表示する。操
作部16は、キーボードやマウスなどであり、利用者の
操作内容を制御部12に伝達する。
【0020】ここで制御部12の動作について説明す
る。制御部12は、ネットワークを介して処理対象とな
る文書(公開しようとする元文書)を記憶部13に格納
する。そして制御部12は、掩蔽候補部分を特定する処
理として文字列検索による処理と、画像領域による処理
とを行う。まず、文字列検索による処理について図5を
参照しながら説明する。
【0021】制御部12は、記憶部13に格納した処理
対象の文書が画像データであるか否かを判断し(S
1)、画像データであれば(Yesならば)当該文書の
画像データに対し、光学的文字認識(OCR)処理を実
行して(S2)、文書データを生成し、記憶部13に格
納する。このOCR処理は広く知られた技術をそのまま
利用できる。
【0022】そしてハードディスク14に格納されてい
る文字列検索条件テーブルT1を参照し、記憶部13に
格納された文書データについて、当該文字列検索条件テ
ーブルT1に設定されている文字列の一つを選び出して
(S3)、選び出せたか否か(まだ選び出していない文
字列があったか)を調べ(S4)、選び出せた場合には
(Yesならば)当該文字列を検索する(S5)。そし
て検索の結果、各文字列に合致する部分があったか否か
を調べ(S6)、合致する部分があれば(Yesなら
ば)、その文字列の属するカテゴリについて指定された
態様で強調表示するよう設定し(S7)、さらに処理S
5に戻って当該文字列の検索を続行する(A)。
【0023】また、処理S6において合致する部分がな
ければ(Noならば)、処理S3に戻ってまだ選び出さ
れていない文字列を選び出し、処理を続ける。処理S4
において、選び出していない文字列がなくなった場合に
は(すべての文字列について検索が完了したときに
は)、処理を終了する。なお、処理S1において、記憶
部13に格納した文書が電子的データとして文字列検索
可能なものであれば(Noであれば)、当該データを文
書データとしてそのまま処理S3に移行して処理を続け
る。
【0024】ここで強調表示の処理については、例えば
図6に示すように、文書データに含めるべきデータ要素
を複数のレイヤ構造で管理し、最下層(第1レイヤ)に
元の文書データを配し、この上のレイヤ(第2レイヤ)
に当該強調表示用の画像を設定すればよい。この場合、
当該画像は最下層の文書データを掩蔽せず、強調表示さ
れている内容を視認できる状態としておく。さらに、こ
の場合の強調表示の態様とは、強調表示用の画像の形状
や表示状態(点滅など)、色調等の指定とすることがで
きる。このような文書管理の技術は、例えば特開平8−
171561号公報、「文書処理装置」に開示されてい
る。なお、以下の説明では、下層の文書データを視認で
きる状態で上位のレイヤに設定した強調表示用の画像デ
ータを「透明アノテーション」と呼び、下層の文書デー
タが視認できないよう掩蔽した状態で上位のレイヤに設
定した画像データ(掩蔽画像)を「掩蔽アノテーショ
ン」と呼ぶ。
【0025】また制御部12は、図7に示すように、画
像領域による処理を行う。制御部12は、操作部16か
ら入力された指示や罫線の状態などの画像認識、又はO
CR処理後の表題文字列の認識により、記憶部13に格
納した原本の種別を認識する(S11)。そして制御部
12は、ハードディスク14から、当該認識した種別の
原本に関連づけられた掩蔽画像領域テーブルT2を参照
し、当該種別の文書上の掩蔽候補部分を表す座標指定を
読み出す(S12)。
【0026】そして、当該座標指定された領域を、当該
領域について指定された態様で強調表示するよう処理し
(S13)、処理を終了する。さらに、本実施の形態に
おいては、例えば「氏名」などの文字列に隣接する部分
に非開示情報が記述されている場合が多いことに着目
し、文字列検索と画像領域による処理とを組み合わせて
もよい。具体的には、制御部12は、事前に定められた
文字列(「氏名」など)を検索し、当該検索の結果、当
該文字列の見いだされた領域に対し、事前にされた相対
的な座標指定(見いだされた領域から用紙のx軸
(横)、y軸(縦)方向にどれだけずらした位置を掩蔽
するかとして指定された座標の情報)に従って当該座標
指定された領域を掩蔽候補部分として強調表示するよう
処理する。この処理のためには、ハードディスク14等
に事前に対象文字列とその文字列の見いだされた座標か
らの相対的な座標指定とを関連づけて記憶しておく。こ
の関連づけされた各情報は、文書種別ごとに設定されて
いてもよい(文書種別により相対的座標指定が異なる場
合)。
【0027】このように、制御部12は、文字列検索に
よる処理と、画像領域を用いた処理とを行うのである
が、この両者を単独で用いてもよいし、これらを組み合
わせてもよい。例えば画像領域に基づく処理をまず行
い、認識された文書の種別に相当する掩蔽画像領域テー
ブルT2が設定されていなかった場合に文字列検索によ
る方法を用いるようにしてもよい。
【0028】さらに、制御部12は、この強調表示の結
果を表示部15に表示して、担当者の指示操作に応じ、
当該指示された画像領域を強調表示するよう処理しても
よい。また、制御部12は、図5,図7に示した処理を
行うことなく、担当者の手入力の指示操作により掩蔽候
補部分の特定(強調表示すべき部分の指定)を受けても
よい。
【0029】制御部12は、上記の各処理が完了する
と、又は操作部16から担当者の指示を受けると、記憶
部13に格納した処理後の文書データ(以下、「決済用
文書データ」と呼ぶ)を電子メールなどを利用してネッ
トワークを介して決済支援装置2へ送信する。
【0030】さらに、制御部12は、決済支援装置2か
らネットワークを介して決済後の文書データを受信する
と、当該決済後の文書データをプリンタ3に出力して印
刷する。この決済後文書データでは、決済用文書データ
に設定された強調表示(透明アノテーション)のうち、
掩蔽すべき部分として決済されたものが、墨塗り(掩蔽
アノテーション)に変換された状態となっている。ここ
で印刷の際は、正本と、公開提出用の副本2通とを印刷
する。そして制御部12は、決済後文書データを台帳デ
ータベース4に格納し、その格納場所の情報(URL)
と、文書データの形態と、公開請求日や公開日等の公開
請求記録の情報とを当該文書データに固有の識別番号に
関連づけて登録する。
【0031】なお、ここではプリンタ3に出力して印刷
することとしているが、決済後文書データ(レイヤ付き
の文書データ)をハードコピーと同様にして通常の画像
データに変換し、当該画像データを公開してもよい。こ
のように通常の画像データに変換することで、掩蔽アノ
テーションが付された部分が墨塗りされ、その下のレイ
ヤの情報は失われた状態となる。
【0032】[決済支援装置]次に、決済支援装置2の
動作について説明する。決済支援装置2の通信部21
は、ネットワークを介して到来する種々のデータを受信
して制御部22に出力する。また、この通信部21は、
制御部22から入力される指示により、指示されたデー
タをネットワークを介して指示された宛先に送信する。
【0033】制御部22は、ハードディスク24に格納
されたプログラムに従って動作し、通信部21にて決済
用文書データが受信されると、当該決済用文書データを
記憶部23に格納し、表示部25に決済用文書データが
受信されたことを知らせるメッセージを表示する。ま
た、この制御部22は、決済用文書データの内容を表示
部25に表示し、操作部26から入力される指示によ
り、強調表示された領域を公開対象とするか否かの設定
を受け付ける処理と、公開対象として設定された領域を
一括して墨塗りする処理とを実行する。これらの制御部
22の処理内容については後に述べる。
【0034】記憶部23は、制御部22のワークメモリ
として動作する。ハードディスク24は、制御部22に
よって実行されるプログラムを格納している。表示部2
5は、ディスプレイなどであり、制御部22から入力さ
れる指示に従い、画像データなどを表示する。操作部2
6は、キーボードやマウスなどであり、利用者によって
行われた操作内容を制御部22に伝達する。
【0035】ここで制御部22の動作について説明す
る。制御部22は、利用者の指示により記憶部23に格
納した決済用文書データを表示部25に表示する。この
とき、掩蔽候補部分が強調表示され、利用者は、当該強
調表示された箇所を参照して実際に墨塗りを行うか否か
(実際の掩蔽部分とするか否か)を決済して、その結果
を操作部26を操作して入力する。
【0036】具体的には、墨塗りをしない(公開する)
と決済した掩蔽候補部分については、利用者はその強調
表示の設定を削除する操作を行う。そして、制御部22
は、操作部26から利用者により決済の完了の指示を受
けて、文書データに含まれている各強調表示の設定(削
除されずに残った強調表示の設定)を一括して墨塗りに
する。つまり、文書データが図6に示したようなレイヤ
構造である場合に、文書データより上位層に設定された
強調表示用の画像データ(透明アノテーション)の色を
一括して黒色のような不透明の色に変換して設定し直す
ことで、透明アノテーションを掩蔽アノテーションへ変
換設定する。
【0037】こうして生成された決済後の掩蔽アノテー
ションを含んだ文書データ(決済後文書データ)は電子
メールなどにより、実際の掩蔽部分を墨塗状態で公開す
る指示として公開文書作成支援装置1に返信される。
【0038】さらに、本実施の形態の決済支援装置2の
制御部22は、台帳データベース4にアクセスして、過
去に行われた決済の内容(決済履歴)を取得して表示す
る処理を行う。具体的には、決済用文書データに固有の
識別番号をキーとして決済履歴の情報を台帳データベー
ス4から検索し、当該固有の識別番号に関連づけられ
た、文書データのファイル名と、その文書データの格納
場所を表す参照情報と、文書データの形態と、過去の公
開請求の記録と、当該請求の際にどの部分を掩蔽したか
の情報とを取得して、表示部25に表示させる。
【0039】また、本実施の形態の別の態様によれば、
この制御部22は、利用者の指示により記憶部23に格
納した決済用文書データを表示部25に表示する際に、
決済用文書データに関する決済履歴の情報を台帳データ
ベース4から取得し、当該決済履歴の情報に基づき、強
調表示の態様を変更する。つまり、過去に掩蔽されてい
ない部分であって、決済用文書データ上で強調表示設定
されている部分と、過去に掩蔽されていた情報が強調表
示設定されていない部分とをそれぞれ他の箇所と区別可
能な方法で強調表示する。例えば決済用文書データに掩
蔽候補部分が赤色でマークされている場合に、そのマー
クのうち、過去に掩蔽されていない部分についてのマー
クの色を青色に変更する。また、過去に掩蔽されていた
部分であって、今回掩蔽候補とされていない部分につい
ては、赤枠で表示する。この制御部22の処理は、決済
用文書データや決済履歴が電子データで保持されている
場合には、文字列検索等の方法により、また、これらが
画像データとして保持されている場合には、拡大縮小処
理により両者のサイズを一致させ、画像データ同士の差
分を演算する等の方法によって容易に実装できる。
【0040】[システム全体の動作フロー]次に、本実
施の形態に係る公開文書作成支援システムの動作フロー
について説明する。なお、以下の説明では行政機関にお
いて公開請求に対して情報公開を行う場合の動作につい
て説明する。また、ここで当該行政機関においては公開
請求の対象となり得る行政文書にそれぞれ一意に識別可
能な識別番号等が付与されているものとする。
【0041】担当者は、公開請求された行政文書が紙文
書であれば、これをスキャナにより電子的な画像データ
へ変換して文書データを作成し、公開文書作成支援装置
1に送信する。なお、当該行政文書が電子データであれ
ば、それをそのまま文書データとして、公開文書作成支
援装置1に送信する。
【0042】公開文書作成支援装置1は、掩蔽候補部分
を特定するため、文字列検索による処理と画像領域によ
る処理とを行い、掩蔽候補部分に相当する位置に透明ア
ノテーションを設定する。また、この公開文書作成支援
装置1は、これらの処理に代えて、又はこれらの処理と
ともに、担当者からの指示を受けて、当該指示された位
置に透明アノテーションを設定する。そして、公開文書
作成支援装置1は、当該透明アノテーションが設定され
た文書データを決済用文書データとして決済支援装置2
に送信する。
【0043】決済支援装置2では、決済担当者により、
当該透明アノテーションが付された位置に記述された情
報が検証され、掩蔽すべきでない旨の指示を受けて、当
該透明アノテーションを削除する。そして、決済が完了
した旨の指示を受けると、設定されている透明アノテー
ションを掩蔽アノテーションに変換し、当該変換後の文
書データを決済後文書データとして公開文書作成支援装
置1に送信する。
【0044】公開文書作成支援装置1では、この決済後
文書データを受信して、プリンタ3へ出力して公開用文
書データの印刷を行う。このとき、掩蔽アノテーション
が付された部分は黒く塗りつぶされた状態となる。さら
に、この公開文書作成支援装置1は、決済後文書データ
を台帳データベース4に格納し、その格納場所の情報
(URL)と、文書データの形態と、公開請求日や公開
日等の公開請求記録の情報とを当該文書データに固有の
識別番号に関連づけて登録する。ここで登録された情報
は、台帳データベース4により決済支援装置2から閲覧
可能に保持され、後に決済を行う際の参考に供される。
【0045】なお、ここでは公開文書作成支援装置1が
決済支援装置2から決済後文書データとしてレイヤ付き
の文書データを受信してから、これを印刷したり、単な
る画像データへ変換する等の処理により公開用の文書を
生成するようにしているが、決済支援装置2において決
済後文書データを単なる画像データへ変換し、当該変換
後の画像データを公開文書作成支援装置1へ送信して、
公開文書作成支援装置1でこの画像データを印刷し、ま
たは公開用文書データとしてネットワークを介しての公
開(Webサーバを用いた公開)に供するようにしても
よい。
【0046】[不開示情報の変遷]また、情報公開法な
どで規定される不開示情報は、法改正や運用の改正によ
り時間とともに変遷する可能性のあるものがあることに
配慮して、公開文書作成支援装置1の文字列検索条件テ
ーブルT1と、掩蔽候補画像領域データテーブルT2と
に含まれる検索対象の文字列や掩蔽候補となる画像領域
の座標指定について、法改正等により将来、不開示情報
でなくなる可能性のあるものと、そうでないもの(個人
情報等、改正後も不開示情報となると考えられるもの)
について、それぞれ異なる態様で強調表示することも好
ましい。具体的には、これらに対し、互いに異なる色の
透明アノテーションを設定する。これにより、過去の決
済履歴と照らし合わせる際など、決済の際に有効な情報
が提供される。
【0047】[民間企業での利用]さらに、ここまでの
説明では、公的機関において情報公開法に基づく文書デ
ータの公開を行う場合について説明したが、民間企業に
おいても外部に対して資料を提示する場合に、本実施の
形態の公開文書の作成を支援するシステムを利用でき
る。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、文書公開にあたり、公
的機関や民間企業において公開される文書のうち掩蔽さ
れるべき部分の決済を支援する公開文書決済支援装置で
あって、掩蔽候補部分が設定された決済用文書データを
受け付け、この決済用文書データに対し、掩蔽候補部分
の少なくとも一部について実際の掩蔽部分としない旨の
操作を受けて、当該部分に対する掩蔽候補としての設定
を削除し、決済の完了の操作を受けて、削除されなかっ
た掩蔽候補部分を実際の掩蔽部分として設定して、実際
の掩蔽部分として設定された部分を墨塗り状態で公開す
る指示を出力指示する公開文書決済支援装置としている
ので、決済結果を確実に反映した公開文書作成を支援で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る公開文書作成支援
システムの構成ブロック図である。
【図2】 台帳データベース4の内容の一例を表す説明
図である。
【図3】 検索条件テーブルT1の内容の一例を表す説
明図である。
【図4】 掩蔽画像領域テーブルT2の内容の一例を表
す説明図である。
【図5】 公開文書作成支援装置1の動作の一例を表す
フローチャート図である。
【図6】 文書データの構造の一例を表す説明図であ
る。
【図7】 決済支援装置2の動作の一例を表すフローチ
ャート図である。
【符号の説明】
1 公開文書作成支援装置、2 決済支援装置、3 プ
リンタ、4 台帳データベース、11,21 通信部、
12,22 制御部、13,23 記憶部、14,24
ハードディスク、15,25 表示部、16,26
操作部。
フロントページの続き (72)発明者 安田 和幸 東京都港区赤坂二丁目17番22号 富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 久保 博 東京都港区赤坂6丁目1番20号 富士ゼロ ックス株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文書公開にあたり、公開される文書のう
    ち掩蔽されるべき部分の決済を支援する公開文書決済支
    援装置であって、 掩蔽候補部分が設定された決済用文書データを受け付け
    る手段と、 前記決済用文書データに対し、前記掩蔽候補部分の少な
    くとも一部について、当該部分を実際の掩蔽部分とする
    か否かの操作を受け付ける手段と、 決済の完了の操作を受けて、前記操作に基づき実際の掩
    蔽部分とする部分を墨塗り状態で公開する指示を出力指
    示する手段と、 を含むことを特徴とする公開文書決済支援装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の公開文書決済支援装置
    であって、 前記決済用文書データを受け付ける手段は、画像データ
    の入力を受けると、当該画像データに基づき、文字認識
    処理を行って決済用文書データを生成することを特徴と
    する公開文書決済支援装置。
  3. 【請求項3】 文書を公開するために、当該公開の対象
    となる文書のうち掩蔽されるべき部分の決済を支援する
    公開文書決済支援装置であって、 公開対象となる元文書データを含んだ第1レイヤと、前
    記第1レイヤより上層に重ね合わされ、当該元文書デー
    タのうち掩蔽候補となる部分に重ね合わせて表示される
    部分に強調表示用の画像が設定された第2レイヤとを含
    んでなる決済用文書データを受け付ける手段と、 決済担当者の指示により、前記決済用文書データに対
    し、前記掩蔽候補部分に対応する強調表示用画像を実際
    の掩蔽部分とするか否かの操作を受け付ける手段と、 前記受け付けた操作に基づき、実際の掩蔽部分とすべき
    前記強調表示用画像を掩蔽画像に変換設定する手段と、 を含み、当該掩蔽画像の設定された部分を墨塗り状態で
    公開する指示を出力指示することを特徴とする公開文書
    決済支援装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の公開文書決済支援装置
    において、 前記強調表示用画像を、第1レイヤの対応部分を視認可
    能に強調表示する画像としたことを特徴とする公開文書
    決済支援装置。
  5. 【請求項5】 文書を公開するために、当該公開の対象
    となる文書のうち掩蔽されるべき部分の決済を支援する
    公開文書決済支援方法であって、 掩蔽候補部分が設定された決済用文書データを受け付け
    る工程と、 前記決済用文書データに対し、前記掩蔽候補部分の少な
    くとも一部について、当該部分を実際の掩蔽部分とする
    か否かの操作を受け付ける工程と、 決済の完了の操作を受けて、前記操作に基づき実際の掩
    蔽部分とする部分を墨塗り状態で公開する指示を出力指
    示する工程と、 を含み、当該実際の掩蔽部分として設定された部分が、
    墨塗り状態で公開に供されることを特徴とする公開文書
    決済支援方法。
  6. 【請求項6】 文書を公開するために、当該公開の対象
    となる文書のうち掩蔽されるべき部分の決済を支援する
    公開文書決済支援プログラムであって、コンピュータ
    に、 掩蔽候補部分が設定された決済用文書データを受け付け
    る手順と、 前記決済用文書データに対し、前記掩蔽候補部分の少な
    くとも一部について、当該部分を実際の掩蔽部分とする
    か否かの操作を受け付ける手順と、 決済の完了の操作を受けて、前記操作に基づき実際の掩
    蔽部分とする部分を墨塗り状態で公開する指示を出力指
    示する手順と、 を実行させ、当該実際の掩蔽部分として設定された部分
    が、墨塗り状態で公開に供されることを特徴とする公開
    文書決済支援プログラム。
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