JP2003131738A - 搬送台車の非常停止方法および非常停止システム - Google Patents
搬送台車の非常停止方法および非常停止システムInfo
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Abstract
せることができる搬送台車の非常停止方法および非常停
止システムを提供する。 【解決手段】 搬送台車1の走行速度を検出し、その検
出された速度が所定速度を超えている場合、搬送台車1
の進行方向前方に配設されている非常停止指示板21を
路面上に起立させ、その起立させられた非常停止指示板
21を前記搬送台車1に設けられた非常停止指示板検知
手段50により検知させ、その検知信号に基づいて搬送
台車1を非常停止させるものである。
Description
止方法および非常停止システムに関する。さらに詳しく
は、例えば製鉄所構内やコンテナターミナルにおいて使
用される無軌道無人搬送台車の非常停止方法および非常
停止システムに関する。
構内においては、コンテナ、コイル、スラブ、鋼塊等の
重量物を搬送するのにトラックなどの無軌道搬送台車が
使用されている(例えば、特開平10−6794号公報
参照)。
的とした無軌道無人搬送台車が種々提案され(例えば、
特開平10−6843号公報、特開平10−28717
1号公報、特開2000−72026号公報、特許第3
022503号、特許第2623456号参照)、また
その導入が検討されている。
搬送台車に所望のルートを走行させるための走行制御方
法および走行制御装置も重要となるが、それ以上に重要
なのは、無人搬送台車が何らかの原因により暴走した場
合に、作業者に対する安全性をいかにして確保するかと
いう点である。
るための方式や方法が種々提案されている。
には、同一軌道上を走行する他の搬送台車との相対距離
を検出する相対距離検出手段と、相対距離検出手段の検
出結果に基づいて、他の搬送台車との相対関係が安全制
動領域内か否か判断し、相対関係が安全制動領域外に移
行した場合、ただちに搬送台車の緊急減速停止制御を行
うコントローラとを備えた搬送台車の衝突防止装置が提
案されている。
終端停止位置よりも上手側において搬送台車の速度を検
出し、検出速度に基づいて搬送台車が暴走状態であるか
否か判断し、暴走状態であると判断されれば非常停止を
かけるように制御する搬送台車の暴走防止制御方法が提
案されている。
いる搬送台車の緊急減速停止装置および暴走防止制御方
法においては、コントローラやマイクロコンピュータと
いった走行制御装置が非常停止制御を行うこととされて
いるため、搬送台車の暴走が走行制御装置の故障に起因
している場合、例えば走行制御装置が加速指令を出力し
続けているために搬送台車が暴走している場合には、非
常停止制御がなし得ない。
も、搬送台車の走行速度が低速であったり、積載重量が
軽量であれば、作業者の安全性が問題となることはほと
んどない。というのは、一般に無人搬送台車が導入され
る施設は、作業者が作業を行う有人域と、無人搬送台車
の走行する無人域とに区画され、有人域と無人域との境
界には安全柵が設置されているため、非常停止制御がな
し得なくても、搬送台車は安全柵に衝突して停止するか
らである。また、仮に安全柵を突き破ったとしても、低
速であれば人身事故が発生するおそれはほとんどないと
考えられるからである。
て使用される無人搬送台車は、最高25km/h程度の
速度で走行し、しかもコンテナ積載時の重量が最大80
トンにも達するため、安全柵に直角に近い角度で衝突す
ると安全柵を突き破って、かなりの速度で有人域に進入
し人身事故を引き起こすおそれがある。
術の課題に鑑みなされたものであって、搬送台車の安全
性、特に対人安全性を向上させることができる搬送台車
の非常停止方法および非常停止システムを提供すること
を目的としている。
停止方法の第1形態は、搬送台車の走行速度を検出し、
その検出された速度が所定速度を超えている場合、搬送
台車の進行方向前方に配設されている非常停止指示板を
路面上に起立させ、その起立させられた非常停止指示板
を前記搬送台車に設けられた非常停止指示板検知手段に
より検知させ、その検知信号に基づいて搬送台車を非常
停止させることを特徴とする。
態は、搬送台車の走行速度を検出し、その検出された速
度が所定速度を超えている場合、搬送台車の進行方向前
方に配設されている非常停止指示板を路面上に起立さ
せ、その起立させられた非常停止指示板に前記搬送台車
を当接させ、その当接を同搬送台車に設けられた当接検
知手段により検知させ、その検知信号に基づいて搬送台
車を非常停止させることを特徴とする。
態は、前記第1形態および第2形態の搬送台車の非常停
止方法を組み合わさせてなることを特徴とする。
は、非常停止指示板をそれが搬送台車と当接した後、初
期位置に復帰させるのが好ましい。
おいては、搬送台車が非常停止指示板に当接した場合、
例えば警告灯を点灯させたり、警報ブザーを吹奏させた
りしてそれを周囲に知らせるのが好ましい。
1形態は、搬送台車の走行経路の所定位置に配設された
搬送台車の走行速度を検出する速度検出手段と、前記速
度検出手段の搬送台車の進行方向前方所定位置に埋設さ
れた非常停止機構作動機構と、搬送台車に配設された非
常停止機構とを備え、前記速度検出手段により検出され
た搬送台車の速度が所定速度を超えている場合、前記非
常停止機構作動機構がそれに備えられた非常停止指示板
を路面上に起立させるよう構成され、前記非常停止機構
がそれに備えられた非常停止指示板検知手段により前記
非常停止指示板が検知された場合、非常停止動作をなす
よう構成されてなることを特徴とする。
2形態は、搬送台車の走行経路の所定位置に配設された
搬送台車の走行速度を検出する速度検出手段と、前記速
度検出手段の搬送台車の進行方向前方所定位置に埋設さ
れた非常停止機構作動機構と、搬送台車に配設された非
常停止機構とを備え、前記速度検出手段により検出され
た搬送台車の速度が所定速度を超えている場合、前記非
常停止機構作動機構が、それに備えられた非常停止指示
板を路面上に起立させるよう構成され、前記非常停止機
構が、それに備えられた当接検知手段により前記非常停
止指示板と当接したことが検知された場合、非常停止動
作をなすよう構成されてなることを特徴とする。
3形態は、搬送台車の走行経路の所定位置に配設された
搬送台車の走行速度を検出する速度検出手段と、前記速
度検出手段の搬送台車の進行方向前方所定位置に埋設さ
れた非常停止機構作動機構と、搬送台車に配設された非
常停止機構とを備え、前記速度検出手段により検出され
た搬送台車の速度が、所定速度を超えている場合、前記
非常停止機構作動機構がそれに備えられた非常停止指示
板を路面上に起立させるよう構成され、前記非常停止機
構が、第1の非常停止機構と第2の非常停止機構とから
なり、前記第1の非常停止機構が、それに備えられた非
常停止指示板検知手段により前記非常停止指示板が検知
された場合、非常停止動作をなすよう構成され、前記第
2の非常停止機構が、それに備えられた当接検知手段に
より前記非常停止指示板と当接したことが検知された場
合、非常停止動作をなすよう構成されてなることを特徴
とする。
いては、搬送台車が警報装置を備えてなるのが好まし
い。
ムにおいては、非常停止指示板が、搬送台車と当接後に
初期位置に復帰するよう構成されてなるのが好ましい。
テムにおいては、非常停止指示板検知手段が、搬送台車
の前後に配設されてなるのが好ましい。
テムにおいては、当接検知手段が、搬送台車の前後に配
設されてなるのが好ましい。
テムにおいては、当接検知手段が、例えば、可動式バン
パと、その可動式バンパの変位を検出する変位検出手段
とからなるものとされる。
テムにおいては、安全柵が搬送台車の衝突に耐える強度
を有するものとされてなるのが好ましい。
車の進行方向前方所定位置に埋設される非常停止機構作
動機構であって、起立自在とされかつ初期位置に復帰自
在とされた非常停止指示板を備えてなることを特徴とす
る。
は、非常停止指示板が、搬送台車と当接した際に初期位
置に復帰するよう構成されてなるのが好ましい。
送台車が安全柵に衝突するなどの事故が防止される。
常停止指示板検知手段による非常停止指示板の検知によ
る非常停止と、当接検知手段による非常停止指示板の当
接検知による非常停止とがなされるので、搬送台車の非
常停止が確実になされる。
ば、安全柵が搬送台車の衝突に耐える強度を有するもの
とされているので、有人域への搬送台車の進入を確実に
防止できる。
発明を実施形態に基づいて説明するが、本発明はかかる
実施形態のみに限定されるものではない。
常停止方法が適用されている搬送台車の非常停止システ
ム(以下、単に非常停止システムという)を図1および
図2に示す。
ーミナルを走行する無人搬送台車を例に採り説明する。
ここで、このコンテナターミナルTは、図2に示すよう
に、無人搬送台車1によりコンテナが搬送され集積され
る無人域T1と作業者が各種作業を行う有人域T2とに区
画され、無人域T1と有人域T2との境界には安全柵Aが
設置されている。また、無人域T1には、無人搬送台車
1に位置情報を与えるIDタグBが、全域にわたって例
えば碁盤目状に埋設されている。
備えられた非常停止機構Kと、搬送台車1の走行経路上
またはその延長線上に埋設され非常停止機構Kを作動さ
せる非常停止機構作動機構(以下、単に作動機構とい
う)20と、搬送台車1の走行速度を検出する速度検出
手段30と、速度検出手段30の出力信号に基づいて作
動機構20を制御する地上制御装置40とを備えてなる
ものとされる。
装置を介して非常停止を行う第1非常停止機構K1と、
走行制御装置を介さずに非常停止を行う第2非常停止機
構K2とからなる。
行方向前方に存在する非常停止指示板を検知して非常停
止を行うものとされ、非常停止指示板を検知する非常停
止指示板センサ(非常停止指示板検知手段)50と、非
常停止指示板センサ50からの非常停止指示板検知信号
に基づいて非常停止制御を行うとともに、搬送台車1の
通常時の走行制御を行う走行制御装置60とから構成さ
れる。
は、搬送台車1の進行方向前方に存在する障害物を検知
するセンサとしても機能する。
常停止指示板への当接を検知して非常停止を行うものと
され、非常停止指示板への当接を検知する当接検知手段
70と、当接検知手段70からの当接検知信号により作
動する非常駆動停止機構80、非常制動機構90および
通常走行制御停止機構100とから構成される。
1、K2が設けられる搬送台車1についてその駆動系を
主に説明する。
に、前輪3Aおよび後輪3Bを有する台車本体2と、前
輪3Aおよび後輪3Bをそれぞれ回転駆動する油圧モー
タ4A、4Bと、前輪3Aおよび後輪3Bをそれぞれ操
舵する油圧シリンダ方式の操舵機構5A、5Bと、前輪
3Aおよび後輪3Bをそれぞれ制動する油圧ブレーキ
(制動機構)6A、6Bと、これら油圧モータ4、操舵
機構5および油圧ブレーキ6に作動油を供給する油圧ポ
ンプ7と、発電機8と、バッテリ9と、油圧ポンプ7お
よび発電機8を駆動する駆動源としてのディーゼルエン
ジン10とを有する。
圧モータ4、操舵機構5および油圧ブレーキ6に作動油
を供給する、制御弁ユニット12を有する油圧管路11
を備え、この油圧管路11を介して油圧モータ4、操舵
機構5および油圧ブレーキ6に供給される作動油の供給
量を制御弁ユニット12によって調節する。
に作動油を供給する油圧モータ用供給管11aと、各操
舵機構5に作動油を供給する操舵機構用供給管11b
と、各油圧ブレーキ6に作動油を供給する油圧ブレーキ
用供給管11cとから構成される。また、油圧ブレーキ
用供給管11cは、その途中位置において第1分岐路1
1c1と第2分岐路11c2とに分岐した後、再び第
1、第2分岐路11c1、11c2が合流して油圧ブレ
ーキ6に接続されている。
管11aに設けられた速度制御弁12a1と、操舵機構
用供給管11bに設けられた操舵角制御弁12a2と、
油圧ブレーキ用供給管11cの第1分岐路11c1に設
けられた油圧ブレーキ制御弁12a3とを含む。また、
制御弁ユニット12は、当接検知手段70からの当接検
知信号によって直接的に作動する、油圧モータ用供給管
11aに設けられた油圧モータ停止制御弁12b1と、
油圧ブレーキ用供給管11cの第2分岐路11c2に設
けられた油圧ブレーキ作動制御弁12b2とを有する。
じめ設定された走行経路通りに走行させるものである。
すなわち、走行制御装置60は、ジャイロ15および検
知アンテナ13に受信される埋設IDタグBからの位置
情報に基づいて搬送台車1の位置を検出する位置検出装
置61を含み、ジャイロ15および検出装置61により
検出された位置に応じて制御弁ユニット12の速度制御
弁12a1、操舵角制御弁12a2および油圧ブレーキ
制御弁12a3を操作する走行制御コントローラCSに
制御信号を送出するようにして、搬送台車1をあらかじ
め設定された走行経路通りに走行させる。
ンコーダ14から得られる前輪3Aおよび後輪3Bの回
転数情報およびジャイロ15から得られる方位情報に基
づいて搬送台車1の位置を算出し、さらに位置検出装置
61の検出結果に基づいて算出位置を逐次補正し、つい
でこの補正された位置情報と、あらかじめ格納されてい
る走行経路情報とに基づいて、前記各制御弁12a1、
12a2、12a3を制御して搬送台車1を設定経路通
りに走行させる。
より詳細に説明する。
の前後両端に設置されており、搬送台車1の進行方向前
方に存在する非常停止指示板を検知し、走行制御装置6
0に非常停止指示板検知信号を送出するものとされる。
具体的には、非常停止指示板センサ50は、進行方向前
方6m〜30mの遠方に存在する非常停止指示板を検知
する遠距離センサ51と、進行方向前方1.5m〜6m
の中間距離に存在する非常停止指示板を検知する中距離
センサ52と、進行方向前方1.5m以内の近距離に存
在する非常停止指示板を検知する近距離センサ53とか
らなる。
サ50からの非常停止指示板検知信号を受け取った場合
に、非常減速停止制御を行うものとされる。例えば、走
行制御装置60は、遠距離センサ51からの検知信号を
受け取ると速度制御弁12a1の開度を小さくして1段
階目の減速を行い、ついで中距離センサ52からの検知
信号を受け取ると速度制御弁12a1を閉じて2段階目
の減速を行い、さらに近距離センサ53からの検知信号
を受け取ると油圧ブレーキ制御弁12a3を開放し搬送
台車1を停止させる。
より詳細に説明する。
車1の前後両端に設置された可動式バンパ70Aにより
構成される。
に、バンパ本体71と、バンパ本体71を台車本体2に
支持させるための一対の支持アーム72、72と、バン
パ本体71を台車本体2から離れる方向に付勢する一対
の付勢部材73、73と、バンパ本体71と台車本体2
との間の距離を規制する一対のチェーン74、74と、
バンパ本体71への非常停止指示板の当接を検知する一
対の当接検知センサ75、75とを備えてなる。
1アーム部材72aおよび第2アーム部材72bの一端
同士を回動自在に接合し、第1アーム部材72aの他端
をバンパ本体71に回動自在に接合し、第2アーム部材
72bの他端を台車本体2に回動自在に接合するように
して、バンパ本体71を水平面内において進退自在に支
持する平面リンク機構を構成してなるものとされる。
リンク部材72a1、72a2が上下に平行に配設され
た構造とされて、支持部における鉛直方向の剛性が高め
られている。また、第2アーム部材72bも同様に、棒
状のリンク部材72b1、72b2が上下に平行に配設
された構造とされて、支持部における鉛直方向の剛性が
高められている。
よび第2アーム部材73bの一端同士を第1弾性部材
(例えば、ゴム式ばね)73cを介して連結し、第1ア
ーム部材73aの他端を第2弾性部材(例えば、ゴム式
ばね)73dを介してバンパ本体71に接合し、第2ア
ーム部材73bの他端を第3弾性部材(例えば、ゴム式
ばね)73eを介して台車本体2に接合するようにし
て、バンパ本体71を台車本体2から離れる方向に付勢
するものとされる。
下に平行に配設された水平部材、つまり上水平部材73
a1および下水平部材73a1と、上水平部材73a1
および下水平部材73a1の端部を連結する垂直部材7
3a2、73a3とを備え、また第2アーム部材73b
は、上下に平行に配設された水平部材、つまり上水平部
材73b1および下水平部材73b1と、上水平部材7
3b1および下水平部材73b1の端部を連結する垂直
部材73b2、73b3とを備えてなるものとされる。
直部材73a2および第2アーム部材73bの一方の垂
直部材73b2の中央部に第1弾性部材73cが固着さ
れて、両アーム部材73a、73bが連結されている。
また、第1アーム部材73aの他方の垂直部材73a3
中央部に第2弾性部材73d固着するとともに、この第
2弾性部材73dをバンパ本体71に固定することによ
り、付勢部材73がバンパ本体71に接合されている。
さらに、第2アーム部材73bの他方の垂直部材73b
3中央部に第3弾性部材73eを固着するとともに、こ
の第3弾性部材73eを台車本体2に固定することによ
り、付勢部材73が台車本体2に接合されている。
バンパ本体71に押圧力が作用すると、第1、第2、第
3弾性部材73c、73d、73eが弾性変形して、バ
ンパ本体71が台車本体2へ向けて変位することとな
る。
1に固定され、他端が台車本体2に固定されて、通常時
におけるバンパ本体71と台車本体2との間の距離を規
制するものとされる。チェーン74の長さは、通常時に
バンパ本体71が付勢部材73から若干の付勢力を受け
た状態となるよう調整されている。
に、台車本体2に支持される近接スイッチ75aと、支
持部材75cによってバンパ本体71において近接スイ
ッチ75aと対向する位置に支持される受側端子75b
とからなる。
位して受側端子75bを認識できなくなると、非常駆動
停止機構80、非常制動機構90および通常走行制御停
止機構100に当接検知信号を送出するものとされる。
また、近接スイッチ75a、75aは、台車本体2の幅
方向に離隔して配設されるとともに、それぞれ個別に前
記各機構80、90および100に接続されて、いずれ
か一方の近接スイッチ75aが当接検知信号を送出すれ
ば、非常停止動作が開始されるようにされている。これ
により、バンパ本体71の幅方向一端部に非常停止指示
板が当接し、一端側のみが偏って変位した場合にも、そ
の当接を確実に検知して非常停止を行うことが可能とな
る。なお、当接検知センサ75は、近接スイッチに限定
されるものではなく、例えば光電センサや磁気センサな
どとされてもよい。
御弁ユニット12の油圧モータ停止制御弁12b1によ
り構成される。この油圧モータ停止制御弁12b1は、
例えば電磁弁とされ、近接スイッチ75aからの当接検
知信号を受け取ると、閉動作を行い、油圧モータ4を停
止させるものとされる。
ユニット12の油圧ブレーキ作動制御弁12b2により
構成される。この油圧ブレーキ作動制御弁12b2は、
例えば電磁弁とされ、近接スイッチ75aからの当接検
知信号を受け取ると、開動作を行い、油圧ブレーキ6を
作動させるものとされる。
は、PLC(Programmable Logic Controller)100A
により構成される。このPLC100Aは、近接スイッ
チ75aからの当接検知信号を受け取ると、走行制御装
置60をオフするとともに、エンジンコントローラCE
にディーゼルエンジン10を非常停止モードで操作する
ための操作信号を送出する。また、PLC100Aは油
圧ブレーキ6の作動を確実なものとするため、油圧ブレ
ーキ作動制御弁12b2へ開信号を発するとともに、警
告灯16aや警報器16bなどの警告装置16を作動さ
せる。
合に安全柵Aに衝突する可能性のある場所に埋設され
て、非常停止機構Kを作動させるものとされる。例え
ば、図2に示すように、安全柵Aに向かって伸びる走行
経路が安全柵Aの手前で安全柵Aと平行な方向にカーブ
している場合に、カーブ進入位置またはカーブ進入手前
位置に埋設される。また、作動機構20と安全柵Aとの
間には、搬送台車1が最大重量かつ最高速度で走行して
いる場合の制動距離以上の距離が確保される。
と面一な待機位置から垂直な停止指示位置へ立ち上がり
非常停止機構Kを作動させる非常停止指示板(以下、単
に指示板という)21と、指示板21を停止指示位置へ
立ち上がらせる立上げ機構22と、指示板21の下方に
配設され指示板21の立ち上げ時に立上げ機構22を支
持する支持板23と、指示板21を待機位置に保持する
指示板ストッパ24と、支持板23を待機位置とされた
指示板21と平行な支持位置に保持する支持板ストッパ
25と、支持板23を支持位置まで復帰させる復帰機構
26と、指示板21への搬送台車1の当接を感知する当
接感知スイッチ27とを備えてなる。そして、これらの
構成要素のうち、指示板21、立上げ機構22、支持板
23、指示板ストッパ24、支持板ストッパ25および
復帰機構26は、埋設体28内に配設される。
収納可能に開口させて形成された指示板収納部28b
と、指示板収納部28b底面の所定範囲に支持板23を
収納可能に開口させて形成された支持板収納部28c
と、支持板収納部28c下方に連続的に支持板23を退
避可能に開口させて形成された支持板退避部28dと、
支持板退避部28dから埋設体28の前方に向けて一体
的に形成された洞窟状の復帰機構収納部28eと、支持
板退避部28d両側および復帰機構収納部28eの開口
端部両側に連続的に形成されたガイドローラ誘導溝28
f、28fとを有してなるものとされ、その上面28a
が路面と面一となるようにして地中に埋設される。な
お、各収納部28b,28c,28d,28eおよびガ
イドローラ誘導溝28f、28fは、理解の容易のため
に点線にて図示されている。
に、指示板21より若干大きめな長方形状体とされ、上
面28aの中心線上にその中心線を一致させて一端(前
端)28b1をほぼ中央に位置させるとともに、他端
(後端)を後部近傍に位置させて形成されている。
に、支持板23より若干大きめな長方形状体とされ、指
示板収納部28b底面の一側側において、一端(前端)
28c1を指示板収納部28bの前端28b1近傍に位
置させるとともに、他端(後端)を指示板収納部28b
の後端近傍に位置させて形成されている。このように、
支持板収納部28cを指示板収納部28b底面の一側側
に設けるのは、指示板ストッパ24との干渉を排して支
持板ストッパ25を設けるためである。
に、支持板収納部28cにその回動中心を支持板収納部
28cの前端部に位置させて収納されている支持板23
の下方への退避を確保するためのものであって、支持板
収納部28cの前端28c1から垂下される前面28d
1と、支持板収納部28cの後端から円弧状に垂下され
る後面と、支持板収納部28cの両側から垂下される側
面とからなる扇状体とされる。
に、支持板退避部28dの前面下部から埋設体28の前
方に向けて洞窟状に形成された先細の横台形状体とさ
れ、その底面は支持板退避部28dの前面の下端から水
平に延伸されている。また、上面の傾斜角度は、復帰機
構26の復帰動作に支障のないようにされている。
うに、後述する復帰機構26の復帰動作をガイドするよ
うに支持板退避部28dの両側面から復帰機構収納部2
8eの両側面の後端部にかけて円弧状に形成されてい
る。
においては、指示板収納部28bに前面21aが埋設体
上面28aと面一となるように収納されている。また、
指示板21は、その長手方向一端部、具体的には前記指
示板収納部28bの前面28b1側の端部(基端部)
が、支軸21bによって指示板収納部28b側壁に回動
自在に支持され、待機位置と停止指示位置との間を回動
自在とされる一方、指示板21の長手方向他端面(先端
面)には指示板ストッパ24のストッパ部材24aが係
止される係止穴21cが設けられている。
ね機構とされる。具体的には、立上げ機構22は、支軸
21bの中央部に外嵌するようにして指示板21に配設
されたねじりコイルばね本体22aと、ねじりコイルば
ね本体22aの両端から一体的に延伸形成された棒状部
22b、22cとからなる。ここで、棒状部22bは指
示板21に長手方向を一致させて配設されて指示板係合
部とされる一方、棒状部22cは指示板21の背面21
dから突出させられて支持板当接部とされている。ま
た、自然状態における指示板係合部22bと支持板当接
部22cとのなす角は、支持板係合部22cを支持板2
3に支持させて指示板21を立ち上げた際に、指示板2
1が停止指示位置となるよう調整されている。
体28の支持板収納部28cに待機状態とされた指示板
21と平行に収納されて支持位置とされる。また、支持
板23は、その長手方向一端部(基端部)が支軸23a
によって支軸21bの直下方位置に回動自在に支持され
て、支持位置と退避位置との間を回動自在とされている
一方、長手方向他端部(先端部)端面中央には、支持板
ストッパ25のストッパ部材25aが係止される係止穴
23bが設けられている。なお、支持板23の基端部は
指示板21の基端部と同一側に設けられている。
指示板21の係止穴21cと対向する位置に配設される
ストッパ部材24aと、ストッパ部材24aを進退駆動
する油圧シリンダ24bとを備えてなる。
支持板23の係止穴23bと対向する位置に配設される
ストッパ部材25aと、ストッパ部材25aを進退駆動
する油圧シリンダ25bとを備えてなる。
納部28e底部に回動自在に支持された油圧シリンダ2
6aと、油圧シリンダ26aのピストンロッド先端に回
動自在に取り付けられた当接部材26bと、当接部材2
6b両側部に回転自在に取り付けられたガイドローラ2
6c、26cとからなり、このガイドローラ26c、2
6cは埋設体28のガイドローラ誘導溝28f、28f
に転動可能に嵌め込まれている。
イッチとされ、埋設体28の上面28aにおいて、停止
指示位置における指示板前面21aに当接するように配
設される。この当接感知スイッチ27は、指示板21に
搬送台車1が当接し、指示板21が当接感知スイッチ2
7から離れると地上制御装置40に当接感知信号を送出
するものとされる。
とにより、指示板21を立ち上げた状態で支持板ストッ
パ25による保持を解除すると、立上げ機構22の支持
板係合部22cおよび支持板23がともに退避位置まで
回動し、それに伴い指示板21が指示板収納部28bに
収納されて待機位置となる。また、支持板23が退避位
置にある状態で油圧シリンダ26aを前進駆動すると、
当接部材26bがガイドローラ26cに誘導されて支持
板退避部28d上端部まで進出し、これにより支持板2
3が当接部材26bによって支持位置まで押し戻される
こととなる。
センサ31、31により構成され、作動機構20よりも
上流側でかつカーブ進入のための減速制御が行われてい
る位置において、走行経路に沿って設置される。搬送台
車検出センサ31は、搬送台車1の通過を検出し、地上
制御装置40に検出信号を出力するもの、例えば超音波
センサとされる。この場合、各搬送台車検出センサ31
が搬送台車を検出した際の時間差および搬送台車検出セ
ンサ31、31間の距離から搬送台車1の通過速度が算
出されることとなる。
7および搬送台車検出センサ31、31からの出力信号
に基づいて、作動機構20の油圧シリンダ24b、25
b、26aに後述する各種作業を指令するものである。
されている非常停止システムSの動作について説明す
る。なお、図9においては、理解の容易のために指示板
21の大きさは誇張されている。
送台車1の通過を検出し、地上制御装置40に検出信号
を送出する(図9(a)参照)。
づいて搬送台車1の速度を算出し、算出速度が設定速度
を超えているか否か判定する。
ば、地上制御装置40は、油圧シリンダ24bを後退駆
動し、指示板ストッパ24による指示板21の保持を解
除する(図9(b)参照)。
板21が停止指示位置へ立ち上がる。
板21を検知し走行制御装置60に非常停止指示板検知
信号を送出する。
には、走行制御装置60が前述した非常減速・停止制御
を行い、搬送台車1が非常停止する。
合には、搬送台車1はそのまま走行を継続し、可動式バ
ンパ70Aが指示板21に当接する(図9(c)参
照)。
に当接した後の動作については、作動機構20側の動作
と搬送台車1側の動作を別々に説明する。まず、作動機
構20側の動作について説明する。
知し、地上制御装置40に当接検知信号を送出する。
ダ25bを後退駆動し支持板ストッパ25による支持板
23の保持を解除する。
るとともに、指示板21が待機位置へ戻る(図9(d)
参照)。
ンダ24bを前進駆動し、指示板ストッパ24により指
示板21を待機位置に保持する。
ンダ26aを前進駆動し、支持板23を支持位置に復帰
させた状態で油圧シリンダ25bを前進駆動し、支持板
ストッパ25により支持板23を支持位置に保持する
(図9(e)参照)。
る。
し、油圧モータ停止制御弁12b1、油圧ブレーキ作動
制御弁12b2およびPLC100Aに当接検知信号を
送出する。
油圧ブレーキ作動制御弁12b2およびPLC100A
が、前述した各動作を行う。これにより、搬送台車1が
急制動され、搬送台車1は指示板21上を走行した後、
安全柵Aの手前で非常停止する(図9(d)、(e)参
照)。この場合、前記(8A)〜(11A)で説明した
ように、指示板21は搬送台車1との当接後ただちに待
機位置に戻され保持されるため、搬送台車1が指示板2
1上を通過しても、搬送台車1の底部に設置された装置
類が指示板21と接触接して損傷することはない。
御装置60の故障に起因して搬送台車1が暴走している
場合にも、搬送台車1を安全柵Aへの衝突前に停止させ
ることができる。そのため、無人搬送台車1が安全柵A
を突き破って有人域に進入するおそれがなくなるため、
無人搬送台車の対人安全性が著しく向上する。
てきたが、本発明はかかる実施形態のみに限定されるも
のではなく、種々改変が可能である。例えば、本実施形
態においては、無人搬送台車を例に採り説明されている
が、本発明は有人搬送台車についても適用できる。ま
た、非常停止指示板検知センサを障害物センサに兼用し
て、無人搬送台車の進行方向前方に障害物がある場合に
ついても非常停止させるようにしてもよい。さらに、本
実施形態では、第1非常停止機構および第2非常停止機
構の両機構が備えられているが、搬送台車が使用される
状況に応じて第1非常停止機構および第2非常停止機構
のいずれかのみとされてもよい。さらにまた、警告灯な
どの警報装置を作動機構の近傍に設けてもよい。
れもが故障して搬送台車を安全柵の手前で停止させるこ
とができない事態を想定して、安全柵を橋梁用ガードレ
ールのような、搬送台車の衝突に耐える強度のものとす
るのが好ましい。
搬送台車が安全柵に衝突するなどの事故が防止されると
いう優れた効果が得られる。
常停止指示板検知手段による非常停止指示板の検知によ
る非常停止と、当接検知手段による非常停止指示板の当
接検知による非常停止とがなされるので、搬送台車の非
常停止が確実になされるという優れた効果が得られる。
ば、安全柵が搬送台車の衝突に耐える強度とされている
ので、搬送台車の有人域への進入が確実に防止されると
いう優れた効果が得られる。
止方法が適用される非常停止システムのブロック図であ
る。
ける信号の流れを説明するための図である。
(a)は幅方向一端側の拡大平面図を示し、同(b)は
支持アームの拡大側面図を示し、同(c)は付勢部材の
拡大側面図を示す。
る。
面図を示し、同(b)は概略側面図を示す。
段) 60 走行制御装置 70 当接検知手段 80 非常駆動停止機構 90 非常制動機構 100 通常走行制御停止機構 K 非常停止機構 S 搬送台車の非常停止システム
Claims (17)
- 【請求項1】 搬送台車の走行速度を検出し、その検出
された速度が所定速度を超えている場合、搬送台車の進
行方向前方に配設されている非常停止指示板を路面上に
起立させ、その起立させられた非常停止指示板を前記搬
送台車に設けられた非常停止指示板検知手段により検知
させ、その検知信号に基づいて搬送台車を非常停止させ
ることを特徴とする搬送台車の非常停止方法。 - 【請求項2】 搬送台車の走行速度を検出し、その検出
された速度が所定速度を超えている場合、搬送台車の進
行方向前方に配設されている非常停止指示板を路面上に
起立させ、その起立させられた非常停止指示板に前記搬
送台車を当接させ、その当接を同搬送台車に設けられた
当接検知手段により検知させ、その検知信号に基づいて
搬送台車を非常停止させることを特徴とする搬送台車の
非常停止方法。 - 【請求項3】 請求項1の搬送台車の非常停止方法と、
請求項2の搬送台車の非常停止方法とを組み合わさせて
なることを特徴とする搬送台車の非常停止方法。 - 【請求項4】 非常停止指示板をそれが搬送台車と当接
した後、初期位置に復帰させることを特徴とする請求項
2または3記載の搬送台車の非常停止方法。 - 【請求項5】 搬送台車が非常停止指示板に当接した場
合、それを周囲に知らせることを特徴とする請求項2、
3または4記載の搬送台車の非常停止方法。 - 【請求項6】 警告灯を点灯させ、または警報ブザーを
吹奏することを特徴とする請求項5記載の搬送台車の非
常停止方法。 - 【請求項7】 搬送台車の走行経路の所定位置に配設さ
れた搬送台車の走行速度を検出する速度検出手段と、前
記速度検出手段の搬送台車の進行方向前方所定位置に埋
設された非常停止機構作動機構と、搬送台車に配設され
た非常停止機構とを備え、 前記速度検出手段により検出された搬送台車の速度が、
所定速度を超えている場合、前記非常停止機構作動機構
が、それに備えられた非常停止指示板を路面上に起立さ
せるよう構成され、 前記非常停止機構が、それに備えられた非常停止指示板
検知手段により前記非常停止指示板が検知された場合、
非常停止動作をなすよう構成されてなることを特徴とす
る搬送台車の非常停止システム。 - 【請求項8】 搬送台車の走行経路の所定位置に配設さ
れた搬送台車の走行速度を検出する速度検出手段と、前
記速度検出手段の搬送台車の進行方向前方所定位置に埋
設された非常停止機構作動機構と、搬送台車に配設され
た非常停止機構とを備え、 前記速度検出手段により検出された搬送台車の速度が、
所定速度を超えている場合、前記非常停止機構作動機構
が、それに備えられた非常停止指示板を路面上に起立さ
せるよう構成され、 前記非常停止機構が、それに備えられた当接検知手段に
より前記非常停止指示板と当接したことが検知された場
合、非常停止動作をなすよう構成されてなることを特徴
とする搬送台車の非常停止システム。 - 【請求項9】 搬送台車の走行経路の所定位置に配設さ
れた搬送台車の走行速度を検出する速度検出手段と、前
記速度検出手段の搬送台車の進行方向前方所定位置に埋
設された非常停止機構作動機構と、搬送台車に配設され
た非常停止機構とを備え、 前記速度検出手段により検出された搬送台車の速度が、
所定速度を超えている場合、前記非常停止機構作動機構
がそれに備えられた非常停止指示板を路面上に起立させ
るよう構成され、 前記非常停止機構が、第1の非常停止機構と第2の非常
停止機構とからなり、 前記第1の非常停止機構が、それに備えられた非常停止
指示板検知手段により前記非常停止指示板が検知された
場合、非常停止動作をなすよう構成され、 前記第2の非常停止機構が、それに備えられた当接検知
手段により前記非常停止指示板と当接したことが検知さ
れた場合、非常停止動作をなすよう構成されてなること
を特徴とする搬送台車の非常停止システム。 - 【請求項10】 搬送台車が警報装置を備えてなること
を特徴とする請求項7、8または9記載の搬送台車の非
常停止システム。 - 【請求項11】 非常停止指示板が、搬送台車と当接後
に初期位置に復帰するようにされてなることを特徴とす
る請求項7、8または9記載の搬送台車の非常停止シス
テム。 - 【請求項12】 非常停止指示板検知手段が搬送台車の
前後に配設されてなることを特徴とする請求項7、8ま
たは9記載の搬送台車の非常停止システム。 - 【請求項13】 当接検知手段が、搬送台車の前後に配
設されてなることを特徴とする請求項7、8または9記
載の搬送台車の非常停止システム。 - 【請求項14】 当接検知手段が、可動式バンパと、そ
の可動式バンパの変位を検出する変位検出手段とからな
ることを特徴とする請求項13記載の搬送台車の非常停
止システム。 - 【請求項15】 搬送台車の進行方向前方所定位置に埋
設される非常停止機構作動機構であって、起立自在とさ
れかつ初期位置に復帰自在とされた非常停止指示板を備
えてなることを特徴とする非常停止機構作動機構。 - 【請求項16】 非常停止指示板が、搬送台車と当接し
た際に初期位置に復帰するよう構成されてなることを特
徴とする請求項15記載の非常停止機構作動機構。 - 【請求項17】 安全柵が搬送台車の衝突に耐える強度
を有するものとされてなることを特徴とする請求項7な
いし請求項14のいずれかに記載の非常停止システム。
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