JP2003130360A - 調理支援システム、調理支援装置、調理支援プログラム - Google Patents

調理支援システム、調理支援装置、調理支援プログラム

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JP2003130360A
JP2003130360A JP2001330462A JP2001330462A JP2003130360A JP 2003130360 A JP2003130360 A JP 2003130360A JP 2001330462 A JP2001330462 A JP 2001330462A JP 2001330462 A JP2001330462 A JP 2001330462A JP 2003130360 A JP2003130360 A JP 2003130360A
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cooking
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Mineko Suehiro
峰子 末廣
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 料理本を見たり料理用のタイマーを使わない
で、調理機器だけで工程の多い複雑な料理を簡単に調理
することができない。 【解決手段】 調理工程管理手段4が調理工程を管理
し、調理情報記録媒体3に格納されている動画情報や静
止画情報、文字情報、音声情報の中から、調理する料理
の各工程に対応した情報を選択して、表示手段5で表示
させたり、音声出力手段7から出力させるとともに、加
熱が必要な工程では調理手段1に最適な加熱を行わせる
ことで、調理作業を支援する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、調理するメニュー
の調理工程を管理し、各工程の時間管理や各工程に必要
な加熱調理を行うとともに各工程に応じた情報を表示す
ることで、調理を簡単にする調理支援システム及び調理
支援装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、動作制御のために調理機器にマイ
クロコンピュータを搭載することが広く行われており、
料理に応じた最適の条件で動作するように、料理ごとの
動作プログラムを格納した調理機器が数多くある。例え
ば、電子レンジでは、マイクロ波の照射強度と照射時間
の設定を手動で行う基本的な機能に加えて、各料理に応
じてマイクロ波の照射強度と照射時間がそれぞれ最適に
設定された照射プログラムを複数記憶し、キー操作1つ
で望みの料理を選択し調理できる機能が備えられてい
る。
【0003】これらの照射プログラムは調理機器メーカ
ーが最良の仕上がりが得られるように、あらかじめ各料
理ごとに決められた材料の種類や量を考慮して設定した
ものであり、必要な食材を調理容器に入れて、つくりた
い料理に対応したキーを押すだけで、使用者は目的とす
る料理を失敗なく調理することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の構成では、食材を調理容器に入れて加熱するだけで
出来上がるような料理にしか対応しておらず、調理の下
ごしらえなどの調理工程に対しては、使用者が各工程に
必要な時間管理を自分で行い、各工程での食材の状態を
経験から判断したり、あるいは料理本を読みながら行う
ということが必要であり、工程の多い複雑な料理を簡単
に調理できるようにはなっていなかった。
【0005】本発明は、前記従来の課題を解決するもの
で、調理工程を管理し、加熱が必要な工程で自動的に最
適な加熱を行うだけでなく、食材の状態を判断すべき工
程では、判断材料となる動画再生や静止画表示を自動的
に行ったり、また、時間を管理すべき工程ではその時間
を自動的に使用者に知らせることによって、料理解説書
を見たり、料理用のタイマーを使わなくても、工程の多
い複雑な料理を簡単に調理することができる調理支援シ
ステム及び調理支援装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記従来の課題を解決す
るために、本発明の調理支援システム及び調理支援装置
は、食材を調理する調理手段と、操作を指示するための
操作入力手段と、画像や文字を表示する表示手段と、音
声を出力する音声出力手段と、複数の調理メニューの各
調理工程に対応した情報が格納された調理情報記録媒体
と、前記調理情報記録媒体に格納されている情報の中か
ら指定された調理工程の情報を選択する調理情報選択手
段と、調理工程の進行を管理する調理工程管理手段とを
備え、前記調理工程管理手段が各工程の進行に応じて前
記調理手段を制御するとともにその工程に関係する情報
を前記表示手段や前記音声手段に供給するように前記調
理情報選択手段を制御するものである。
【0007】これによって、調理工程を管理し、加熱が
必要な工程で自動的に最適な加熱を行うだけでなく、食
材の状態を判断すべき工程では、判断材料となる動画の
再生、静止画の表示、説明文字の表示のいずれかもしく
は全てを自動的に行ったり、また時間を管理すべき工程
ではその時間を自動的に使用者に知らせることによっ
て、料理本を見たり、料理用のタイマーを使わなくて
も、工程の多い複雑な料理を簡単に調理することが可能
となる。
【0008】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、食材を
調理する調理手段と、操作を指示するための操作入力手
段と、画像や文字を表示する表示手段と、音声を出力す
る音声出力手段と、複数の調理メニューの各調理工程に
対応した情報が格納された調理情報記録媒体と、前記調
理情報記録媒体に格納されている情報の中から指定され
た調理工程の情報を選択する調理情報選択手段と、調理
工程の進行を管理する調理工程管理手段とを備える調理
支援システムにより、調理工程管理手段が調理工程を監
視して、加熱が必要な工程では調理手段に最適な加熱を
行わせ、時間を管理すべき工程ではその時間を自動的に
使用者に知らせることができる。
【0009】請求項2に記載の発明は、特に、調理情報
記録媒体には調理メニューの各工程の調理方法を説明す
る動画情報、静止画情報、文字情報、音声情報のいずれ
か又は任意の組み合わせ又はすべてが格納されることを
特徴とした調理支援システムにより、食材の状態を判断
すべき工程では、判断材料となる動画の再生、静止画の
表示、説明文字の表示のいずれかもしくは全を自動的に
行うことによって、料理用のタイマーを使ったり、料理
本を見なくても、工程の多い料理を簡単に調理すること
ができる。
【0010】請求項3に記載の発明は、特に、調理工程
管理手段は調理工程の時間管理を行い、使用者に時間の
経過を音声と表示のいずれかもしくは両方で知らせるこ
とを特徴とした調理支援システムにより、食材の状態を
判断すべき工程では、判断材料となる動画の再生、静止
画の表示、説明文字の表示のいずれかもしくは全を自動
的に行うことによって、料理用のタイマーを使ったり、
料理本を見なくても、工程の多い料理を簡単に調理する
ことができる。
【0011】請求項4に記載の発明は、食材を調理する
調理機能と、操作を指示するための操作入力機能と、画
像や文字を表示する表示機能と、音声を出力する音声出
力機能と、複数の調理メニューの各調理工程に対応した
情報が格納された調理情報記録媒体と、前記調理情報記
録媒体に格納されている情報の中から指定された調理工
程の情報を選択する調理情報選択機能と、調理工程の進
行を管理する調理工程管理機能とを備える調理支援装置
により、調理工程管理機能が調理工程を監視して、加熱
が必要な工程では調理機能に最適な加熱を行わせ、時間
を管理すべき工程ではその時間を自動的に使用者に知ら
せることができる。
【0012】請求項5に記載の発明は、特に、調理情報
記録媒体には調理メニューの各工程の調理方法を説明す
る動画情報、静止画情報、文字情報、音声情報のいずれ
か又は任意の組み合わせ又はすべてが格納されることを
特徴とした調理支援装置により、食材の状態を判断すべ
き工程では、判断材料となる動画の再生、静止画の表
示、説明文字の表示のいずれかもしくは全を自動的に行
うことによって、料理用のタイマーを使ったり、料理本
を見なくても、工程の多い料理を簡単に調理することが
できる。
【0013】請求項6に記載の発明は、特に、調理工程
管理機能は調理工程の時間管理を行い、使用者に時間の
経過を音声と表示のいずれかもしくは両方で知らせるこ
とを特徴とした調理支援装置により、食材の状態を判断
すべき工程では、判断材料となる動画の再生、静止画の
表示、説明文字の表示のいずれかもしくは全を自動的に
行うことによって、料理用のタイマーを使ったり、料理
本を見なくても、工程の多い料理を簡単に調理すること
ができる。
【0014】請求項7に記載の発明は、食材を調理する
調理機能と、操作を指示するための操作入力機能と、画
像や文字を表示する表示機能と、音声を出力する音声出
力機能と、複数の調理メニューの各調理工程に対応した
情報が格納された調理情報記録媒体と、前記調理情報記
録媒体に格納されている情報の中から指定された調理工
程の情報を選択する調理情報選択機能と、調理工程の進
行を管理する調理工程管理機能とを備える調理支援プロ
グラムにより、調理工程管理機能が調理工程を監視し
て、加熱が必要な工程では調理機能に最適な加熱を行わ
せ、時間を管理すべき工程ではその時間を自動的に使用
者に知らせることができる。
【0015】請求項8に記載の発明は、特に、調理情報
記録媒体には調理メニューの各工程の調理方法を説明す
る動画情報、静止画情報、文字情報、音声情報のいずれ
か又は任意の組み合わせ又はすべてが格納されることを
特徴とした調理支援プログラムにより、食材の状態を判
断すべき工程では、判断材料となる動画の再生、静止画
の表示、説明文字の表示のいずれかもしくは全を自動的
に行うことによって、料理用のタイマーを使ったり、料
理本を見なくても、工程の多い料理を簡単に調理するこ
とができる。
【0016】請求項9に記載の発明は、特に、調理工程
管理機能は調理工程の時間管理を行い、使用者に時間の
経過を音声と表示のいずれかもしくは両方で知らせるこ
とを特徴とした調理支援プログラムにより、食材の状態
を判断すべき工程では、判断材料となる動画の再生、静
止画の表示、説明文字の表示のいずれかもしくは全を自
動的に行うことによって、料理用のタイマーを使った
り、料理本を見なくても、工程の多い料理を簡単に調理
することができる。
【0017】
【実施例】以下本発明の実施例について、図面を参照し
ながら説明する。
【0018】(実施例1)図1は、本発明の実施例1に
おける調理支援システム及び装置のブロック図であり、
図2はクッキーを調理する場合の動作を示すフローチャ
ートであり、図3はマカロニグラタンを調理する場合の
動作を示すフローチャートであり、図4はオーブンレン
ジの外観を示した図であり、図5,図6は表示手段の表
示内容の一例を示した図である。
【0019】図1において、1は食材を調理する調理手
段であり、2は調理メニューの選択や調理の開始、調理
工程を進める指示を行うための操作入力手段であり、3
は複数の調理メニューの各調理工程に対応した静止画情
報や動画情報、文字情報、音声情報が格納された調理情
報記録媒体であり、4は調理工程の進行を管理し、各工
程の進行に応じて調理情報記録媒体から選択する情報を
判断し、また、調理手段1に調理司令を送る調理工程管
理手段であり、5は各調理工程に関係する情報を表示す
る表示手段であり、6は調理工程管理手段から指示され
た工程に対応する情報を調理情報記録媒体から取りだし
て表示手段5や音声出力手段7に供給する調理情報選択
手段である。
【0020】以上のように構成された調理支援システム
及び装置について、以下にその動作、作用を説明する。
【0021】まず、調理したい料理を操作入力手段2で
入力する。調理工程管理手段4は操作入力手段2で入力
された料理の最初の工程に関係する情報を選択し、表示
手段5に供給するように調理情報選択手段6を制御す
る。調理情報選択手段6は調理情報記録媒体3から対応
する情報を選択し、その情報を表示手段5又は音声出力
手段7に供給する。表示手段5は供給された情報を表示
する。このとき供給された情報が動画情報の場合には動
画を再生表示し、静止画情報や文字情報の場合にはそれ
ぞれ静止画表示、文字表示を行う。音声出力手段7は供
給された音声情報を音声として出力する。
【0022】また、調理工程管理手段4はその調理工程
で加熱処理が必要な場合には調理手段1にその工程で必
要な加熱処理を行ったり、時間管理が必要な場合には時
間の計測を行う。
【0023】使用者は表示手段5に表示された内容をも
とに調理工程に応じた作業を行い、その工程での作業が
終わると、操作入力手段2を介して次工程に進むように
調理工程管理手段4に指示する。
【0024】以下同様にして、調理工程管理手段4は次
の工程に関係する情報を選択し、表示手段5もしくは音
声出力手段に供給するように調理情報選択手段6を制御
するとともに、加熱処理が必要な場合には調理手段1に
その工程で必要な加熱処理を行ったり、時間管理が必要
な場合には時間の計測を行うという動作を調理の最終工
程が終了するまで繰り返すことで調理を完了する。
【0025】具体的な例として、調理支援システム及び
装置がオーブンレンジでクッキーを作る場合について、
図2のフローチャートを用いて説明する。図2ではクッ
キーを作る場合の各調理工程と操作手順および各工程で
表示手段5が表示する内容を示している。図4はオーブ
ンレンジの外観を示した図であり、図4で図1の構成要
素に対応した部分については同じ番号をつけている。
【0026】調理を開始するために処理ブロック200
で操作入力手段2を介して調理開始入力を行う。操作入
力手段2から調理開始指示が調理工程管理手段4に供給
されると、処理ブロック201で調理工程管理手段4は
調理メニューの一覧を表示手段5に表示するために、調
理情報選択手段6に調理メニュー一覧情報を表示するよ
うに指示し、調理情報選択手段6は調理情報記録媒体3
に格納された調理メニュー一覧情報を読み出して表示手
段5に供給し、表示手段5が調理メニューの一覧を表示
する。
【0027】処理ブロック202で使用者が表示手段5
に表示された調理メニューの中からクッキーを選択する
ために操作入力手段2でクッキーを選択入力すると、表
示手段5にクッキーが選択されたことが表示される。
【0028】クッキーが選択されると、処理ブロック2
03で調理工程管理手段4はクッキーの調理に必要な調
理器具と食材の一覧情報を表示手段5に表示するため
に、調理情報選択手段6にクッキー調理に必要な調理器
具と食材を表示するように指示し、調理情報選択手段6
は調理情報記録媒体3に格納されたクッキー調理に必要
な調理器具と食材一覧情報を読み出して表示手段5に供
給する。表示手段5は調理情報選択手段6からクッキー
調理に必要な調理器具と食材の文字情報とそれぞれの静
止画像情報が供給され、図5に示すように、”バター1
40g”、”砂糖140g”、”卵1個”、”バニラエ
ッセンス少々”、”薄力粉340g”、”ベーキングパ
ウダー小さじ1”などの文字を表示するとともに、各材
料の静止画像を表示する。
【0029】処理ブロック204で使用者が操作入力手
段2を介して調理工程の開始入力を行うと、最初の調理
工程であるバターを練る工程作業を説明するための処理
ブロック205に移行する。処理ブロック205で、調
理工程管理手段4は調理器具を使ったバターの練り方と
どれぐらいまで練る必要があるかを説明する動画を表示
手段5に表示するために、調理情報選択手段6にバター
を練る工程作業の動画を表示するように指示し、調理情
報選択手段6は調理情報記録媒体3に格納されたバター
を練る工程作業の動画情報を読み出して表示手段5に供
給し、表示手段5はこのバターを練る工程作業の動画情
報を再生表示する。
【0030】使用者が表示手段5に表示されるバターを
練る工程作業の動画再生表示を参考にしてバターを練る
工程作業を終了し、次工程に進むように操作入力手段2
に入力を行うと、処理ブロック206に移行し、調理工
程管理手段4は砂糖と卵を加えて練る工程の動画を表示
するように調理情報選択手段6に指示し、調理情報選択
手段6は調理情報記録媒体3に格納された砂糖と卵を加
えて練る工程作業の動画情報を読み出して表示手段5に
供給し、表示手段5が砂糖と卵を加えて練る工程の動画
情報を再生表示する。使用者が砂糖と卵を加えて練る工
程作業を終了し、次工程に進むように操作入力手段2に
入力を行うと、処理ブロック207に移行し、処理ブロ
ック205や処理ブロック206の場合と同様にして3
番目の工程となる粉を加えて混ぜる工程作業を説明する
動画情報が表示手段5に再生表示される。
【0031】使用者が粉を加えて混ぜる工程作業を終了
し、次工程に進むように操作入力手段2に入力を行う
と、処理ブロック208に移行し、調理工程管理手段4
はこれまでと同様にして、生地の休ませかたを示す動画
を表示手段5に再生表示させるとともに、生地を休ませ
る時間を表示する。使用者が再生された動画を参考にし
て、生地を休ませる作業ができ、操作入力手段2を介し
て休ませる時間の計測開始を指示すると、処理ブロック
209に移行し、調理工程管理手段4は生地を休ませる
時間の計測を開始するとともに、表示手段5にあとどれ
ぐらい休ませる必要があるかを示す残り時間を表示させ
る。処理ブロック209で調理工程管理手段4は生地を
休ませる時間が経過するまで時間を計測し、生地を休ま
せる残り時間の変化に応じて表示手段5に表示している
残り時間の表示を変更させる。生地を休ませる時間が終
了すると処理ブロック210に移行し、調理工程管理手
段4は使用者に生地を休ませる時間が終了したことを示
すために、音声出力手段7に音声出力を指示するととも
に、表示手段5に現在の工程の終了表示をさせる。
【0032】使用者が操作入力手段2を介して次工程に
進むように入力を行うと、処理ブロック211に移行
し、調理工程管理手段4が5番目の工程である生地を型
で抜く工程作業を説明する動画情報を表示手段5に再生
表示させる。使用者が表示手段5に表示される動画再生
を参考にして、生地を型で抜く工程を終了し、操作入力
手段2を介して次工程に進むように入力を行うと、処理
ブロック212に移行し、最後の工程である焼く工程の
準備作業を説明する動画情報が表示手段5に再生表示さ
れる。表示手段5に再生表示される動画を参考にして、
焼く工程の準備作業である調理器具に型抜きした生地を
並べて、調理手段1に入れる作業が終了し、使用者が操
作入力手段2を介して準備完了の入力を行うと、処理ブ
ロック213に移行し、調理工程管理手段4は調理手段
にクッキーを焼き上げるための加熱温度と加熱時間を設
定し、ヒーターの加熱を開始する。
【0033】処理ブロック213で調理手段1がクッキ
ーの焼き上げを終了すると、処理ブロック214に移行
し、調理工程管理手段4は調理が終了したことを示すた
めに、音声出力手段7に音声出力を指示するとともに、
表示手段5に調理の終了表示をさせる。以上のようにし
てクッキーの調理が終了する。
【0034】次に具体的な例として、調理支援装置がオ
ーブンレンジでマカロニグラタンを作る場合について、
図3のフローチャートを用いて説明する。
【0035】クッキーの調理の場合と同様に調理を開始
するために処理ブロック300で操作入力手段2を介し
て調理開始入力を行う。操作入力手段2から調理開始指
示が調理工程管理手段4に供給されると、処理ブロック
301で調理工程管理手段4は調理メニューの一覧を表
示手段5に表示するために、調理情報選択手段6に調理
メニュー一覧情報を表示するように指示し、調理情報選
択手段6は調理情報記録媒体3に格納された調理メニュ
ー一覧情報を読み出して表示手段5に供給し、表示手段
5が調理メニューの一覧を表示する。
【0036】処理ブロック302で使用者が表示手段5
に表示された調理メニューの中からマカロニグラタンを
選択するために操作入力手段2でマカロニグラタンを選
択入力すると、表示手段5にマカロニグラタンが選択さ
れたことが表示される。
【0037】マカロニグラタンが選択されると、処理ブ
ロック303で調理工程管理手段4はマカロニグラタン
の調理に必要な調理器具と食材の一覧情報を表示手段5
に表示するために、調理情報選択手段6にマカロニグラ
タン調理に必要な調理器具と食材を表示するように指示
し、調理情報選択手段6は調理情報記録媒体3に格納さ
れたマカロニグラタン調理に必要な調理器具と食材一覧
情報を読み出して表示手段5に供給する。表示手段5は
調理情報選択手段6からマカロニグラタン調理に必要な
調理器具と食材の文字情報とそれぞれの静止画像情報が
供給され、図6に示すように、”マカロニ80g”、”
サラダ油少々”、”塩、こしょう少々”、”鶏もも肉1
00g”、”マッシュルーム40g”などの文字を表示
するとともに、各材料の静止画像を表示する。
【0038】処理ブロック304で使用者が操作入力手
段2を介して調理工程の開始入力を行うと、最初の調理
工程であるマカロニをゆでる工程作業を説明するための
処理ブロック305に移行する。処理ブロック305
で、調理工程管理手段4はマカロニをゆでて、サラダ油
をふり、塩コショウをするといった手順を説明する動画
を表示手段5に表示するために、調理情報選択手段6に
マカロニをゆでる工程作業の動画を表示するように指示
し、調理情報選択手段6は調理情報記録媒体3に格納さ
れたマカロニをゆでる工程作業の動画情報を読み出して
表示手段5に供給し、表示手段5はこのマカロニをゆで
る工程作業の動画情報を再生表示する。
【0039】使用者が表示手段5に表示されるマカロニ
をゆでる工程作業の動画再生表示を参考にしてマカロニ
をゆでる工程作業を終了し、次工程に進むように操作入
力手段2に入力を行うと、処理ブロック306に移行
し、調理工程管理手段4は具の下ごしらえの工程の動画
を表示するように調理情報選択手段6に指示し、調理情
報選択手段6は調理情報記録媒体3に格納された具の下
ごしらえの工程作業の動画情報を読み出して表示手段5
に供給し、表示手段5が具の下ごしらえの工程の動画情
報を再生表示する。使用者が具の下ごしらえの準備作業
を終了し、具を入れた調理容器を調理手段1に入れて操
作入力手段2を介して準備完了の入力を行うと、処理ブ
ロック307に移行し、調理工程管理手段4は具の下ご
しらえのために必要なマイクロ波の照射強度と照射時間
を調理手段1に設定し、電子レンジ加熱を開始する。処
理ブロック307で調理手段1が電子レンジ加熱中は、
調理工程管理手段4が加熱の残り時間を表示手段5に表
示させる。処理ブロック307で調理手段1が具の下ご
しらえに必要な電子レンジ加熱を終了すると、処理ブロ
ック308に移行する。処理ブロック308では処理ブ
ロック305や処理ブロック306の場合と同様にして
3番目の工程となるホワイトソース作成工程作業を説明
する動画情報が表示手段5に再生表示される。
【0040】使用者がホワイトソース作成工程作業を終
了し、次工程に進むように操作入力手段2に入力を行う
と、処理ブロック309に移行し、調理工程管理手段4
はこれまでと同様にして、具をあえる工程作業を示す動
画を表示手段5に再生表示させる。具をあえる工程作業
が終了し、使用者が操作入力手段2を介して次工程に進
むように入力を行うと、処理ブロック310に移行し、
最後の工程である焼く工程の準備作業を説明する動画情
報が表示手段5に再生表示される。表示手段5に再生表
示される動画を参考にして、焼く工程の準備作業である
グラタン皿に具を入れてチーズをのせ、グラタン皿を調
理手段1に入れる作業が終了し、使用者が操作入力手段
2を介して準備完了の入力を行うと、処理ブロック31
1に移行し、調理工程管理手段4は調理手段1にグラタ
ンを焼き上げるための加熱温度と加熱時間を設定し、ヒ
ーターの加熱を開始する。
【0041】処理ブロック311で調理手段1がグラタ
ンの焼き上げを終了すると、処理ブロック312に移行
し、調理工程管理手段4は調理が終了したことを示すた
めに、音声出力手段7に音声出力を指示するとともに、
表示手段5に調理の終了表示をさせる。以上のようにし
てグラタンの調理が終了する。
【0042】以上のように、本実施例においては調理工
程管理手段4が調理する料理に応じてその料理の調理工
程を管理し、調理情報記録媒体3に格納されている動画
情報や静止画情報、文字情報、音声情報の中から、調理
する料理の各工程に対応した情報を選択して、表示手段
5で表示させたり、音声出力手段から出力させるととも
に、加熱が必要な工程では調理手段1に最適な加熱を行
わせることで、料理解説書を見たり、料理用のタイマー
を使わなくても、工程の多い複雑な料理を簡単に調理す
ることができる。
【0043】なお、実施例では動画表示することで調理
工程の作業手順がわかるという場合を説明しているが、
料理解説書などの書籍では判断しにくい状態、たとえ
ば、バターロールの生地の発酵状態を判断するための生
地の柔らかさや弾力なども、動画表示することによって
よりわかりやすくなり、誰でも容易に判断できるという
効果も得られる。
【0044】また、実施例では調理支援システム及び装
置がオーブンレンジの場合について説明しているが、調
理支援システム及び装置が電気炊飯器など他のあらゆる
調理機器の場合でも各調理機器で可能な料理の範囲で全
く同様の効果が得られるものである。
【0045】また、実施例ではクッキーとマカロニグラ
タンを作る場合について説明したが、クッキーやマカロ
ニグラタン以外のすべての料理に対しても全く同様にし
て、調理工程の管理と各工程での作業内容を説明表示す
ることができる。
【0046】
【発明の効果】以上のように、請求項1〜9に記載の発
明によれば、調理工程管理手段が調理する料理に応じて
その料理の調理工程を管理し、調理情報記録媒体に格納
されている動画情報や静止画情報、文字情報、音声情報
の中から、調理する料理の各工程に対応した情報を選択
して、表示手段で表示させたり、音声出力手段から出力
させるとともに、加熱が必要な工程では調理手段に最適
な加熱を行わせることで、料理本を見たり、料理用のタ
イマーを使わなくても、工程の多い複雑な料理を簡単に
調理することがができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における調理支援システムの
ブロック図
【図2】本発明の実施例1におけるクッキーを調理する
動作を示すフローチャート
【図3】本発明の実施例1におけるマカロニグラタンを
調理する動作を示すフローチャート
【図4】本発明の実施例1におけるオーブンレンジの外
観図
【図5】本発明の実施例1におけるクッキー調理に必要
な食材と調理器具の表示を示した図
【図6】本発明の実施例1におけるマカロニグラタン調
理に必要な食材と調理器具の表示を示した図
【符号の説明】
1 調理手段(調理機能) 2 操作入力手段(操作入力機能) 3 調理情報記録媒体 4 調理工程管理手段(調理工程管理機能) 5 表示手段(表示機能) 6 調理情報選択手段(調理情報選択機能) 7 音声出力手段(音声出力機能)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F24C 7/04 301 F24C 7/04 301Z 15/00 15/00 H

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食材を調理する調理手段と、操作を指示
    するための操作入力手段と、画像や文字を表示する表示
    手段と、音声を出力する音声出力手段と、複数の調理メ
    ニューの各調理工程に対応した情報が格納された調理情
    報記録媒体と、前記調理情報記録媒体に格納されている
    情報の中から指定された調理工程の情報を選択する調理
    情報選択手段と、調理工程の進行を管理する調理工程管
    理手段とを備え、前記調理工程管理手段は各工程の進行
    に応じて前記調理手段を制御するとともにその工程に関
    係する情報を前記表示手段や前記音声手段に供給するよ
    うに前記調理情報選択手段を制御することを特徴とする
    調理支援システム。
  2. 【請求項2】 調理情報記録媒体には調理メニューの各
    工程の調理方法を説明する動画情報、静止画情報、文字
    情報、音声情報のいずれか又は任意の組み合わせ又はす
    べてが格納されることを特徴とする請求項1に記載の調
    理支援システム。
  3. 【請求項3】 調理工程管理手段は調理工程の時間管理
    を行い、使用者に時間の経過を音声と表示のいずれかも
    しくは両方で知らせることを特徴とする請求項1に記載
    の調理支援システム。
  4. 【請求項4】 食材を調理する調理機能と、操作を指示
    するための操作入力機能と、画像や文字を表示する表示
    機能と、音声を出力する音声出力機能と、複数の調理メ
    ニューの各調理工程に対応した情報が格納された調理情
    報記録媒体と、前記調理情報記録媒体に格納されている
    情報の中から指定された調理工程の情報を選択する調理
    情報選択機能と、調理工程の進行を管理する調理工程管
    理機能とを備え、前記調理工程管理機能は各工程の進行
    に応じて前記調理機能を制御するとともにその工程に関
    係する情報を前記表示機能や前記音声機能に供給するよ
    うに前記調理情報選択機能を制御することを特徴とする
    調理支援装置。
  5. 【請求項5】 調理情報記録媒体には調理メニューの各
    工程の調理方法を説明する動画情報、静止画情報、文字
    情報、音声情報のいずれか又は任意の組み合わせ又はす
    べてが格納されることを特徴とする請求項4に記載の調
    理支援装置。
  6. 【請求項6】 調理工程管理機能は調理工程の時間管理
    を行い、使用者に時間の経過を音声と表示のいずれかも
    しくは両方で知らせることを特徴とする請求項4に記載
    の調理支援装置。
  7. 【請求項7】 食材を調理する調理機能と、操作を指示
    するための操作入力機能と、画像や文字を表示する表示
    機能と、音声を出力する音声出力機能と、複数の調理メ
    ニューの各調理工程に対応した情報が格納された調理情
    報記録媒体と、前記調理情報記録媒体に格納されている
    情報の中から指定された調理工程の情報を選択する調理
    情報選択機能と、調理工程の進行を管理する調理工程管
    理機能とを備え、前記調理工程管理機能は各工程の進行
    に応じて前記調理機能を制御するとともにその工程に関
    係する情報を前記表示機能や前記音声機能に供給するよ
    うに前記調理情報選択機能を制御することを特徴とする
    調理支援プログラム。
  8. 【請求項8】 調理情報記録媒体には調理メニューの各
    工程の調理方法を説明する動画情報、静止画情報、文字
    情報、音声情報のいずれか又は任意の組み合わせ又はす
    べてが格納されることを特徴とする請求項7に記載の調
    理支援プログラム。
  9. 【請求項9】 調理工程管理機能は調理工程の時間管理
    を行い、使用者に時間の経過を音声と表示のいずれかも
    しくは両方で知らせることを特徴とする請求項7に記載
    の調理支援プログラム。
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