JP2003130229A - 差動排気シール装置 - Google Patents
差動排気シール装置Info
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Abstract
ている時でも該差動排気シール機構でシールされている
空間を停止前の状態、例えば清浄空間を清浄状態に維持
できる差動排気シール装置を提供すること。 【解決手段】 第1の空間である清浄空間領域1と第2
の空間である大気領域2とを非接触状態でシールする差
動排気シール機構5を備えた差動排気シール装置におい
て、第1の空間である清浄空間領域1と第2の空間であ
る大気領域2の間を接触状態でシールする非定常時シー
ル機構7を設け、該非定常時シール機構7は差動排気シ
ール機構5が停止した時又は停止している時のみ作動し
第1の空間である清浄空間領域1と第2の空間である大
気領域2とをシールする。
Description
用いられるある空間と空間の間を非接触でシールする差
動排気シール機構を具備する差動排気シール装置に関す
るものである。
米国特許第4,118,042号明細書、米国特許第
4,191,385号明細書及び米国特許第4,42
5,508号明細書に開示されたものがあり、これらは
半導体製造装置に適用した状態で紹介されている。これ
らは真空空間に代表される清浄空間内で、物の移動(回
転運動、直線運動)をさせるにあたって、清浄な空間を
汚染させないで高速に又は滑らかにシールを実現したい
場合に用いられている。
なくとも2つの方向性があり、1つは移動の駆動源やガ
イド機構等を清浄空間外に配置し、最小限の構造体と被
移動試料のみを清浄空間内に入れるために用いる場合で
あり、2つめは、静圧流体軸受(例えば、エアベアリン
グ)を用いる場合である。この2つめの場合は2つの空
間として、(1)軸受を清浄空間内で用い、軸受の流体
空間と清浄空間とをシールする場合、(2)軸受は清浄
空間外で用い、清浄空間とその外とをシールする場合が
ある。
間を分離できる。この特徴は十分に利点として理解さ
れ,具体的装置へ適用される傾向にある。差動排気シー
ル機構が機能している定常状態では、確かに非接触シー
ルという機能が突出した利点として理解されがちであ
る。しかしながら、具体的な装置の信頼性や寿命、清浄
度などトータル的な視点で考えると、差動排気シールが
機能していない状態、即ち非定常な状態での影響(特
徴)を十分理解する必要がある。
機能が継続不能になった場合(緊急停止時等)や装置全
体が運休する場合等である。この時、非接触シールゆえ
のデメリットがある。それは2つの空間を分離していた
見えない壁が無くなるわけであるから、そのデメリット
を想像することは容易である。例えば、清浄な空間=真
空中とその外の空間=大気中とを非接触に分離していた
差動排気シール機構が急に停止した場合、瞬く間に大気
中の空気が清浄であった真空空間を満たしてしまう。
のある物質が水分であり、大気中の湿度がそれである。
通常のクリーンルーム内湿度は、40〜55%程度であ
り、多くの水分を含んでいる。この水分を差動排気シー
ル機構の停止毎に吸い込んでしまう装置構成では、清浄
化した真空チャンバー内の真空度を向上させるには困難
を伴う。通常の真空チャンバーを備えた装置では、真空
チャンバー内に大気を入れることは無く、入れるガスの
湿度は極めて低くしている。また、差動排気シール機構
の停止毎に大気が浸入するということは、大気中のパー
ティクルが真空チャンバー内に混入するということも否
定できない。
気シール機構がその機能を停止した状態では、大きな亀
裂のある真空チャンバーと同じで、従来の真空装置分野
の常識的見解では「素性の悪い装置」ということにな
る。
みてなされたもので、上記非接触シールである差動排気
シール機構のデメリットを解消でき、差動排気シール機
構の停止した時又は停止している時でも該差動排気シー
ル機構でシールされている空間を停止前の状態、例えば
清浄空間を清浄状態に維持できる差動排気シール装置を
提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、第1の空間と第2の空間とを
非接触状態でシールする差動排気シール機構を備えた差
動排気シール装置において、第1の空間と第2の空間の
間を接触状態でシールする非定常時シール機構を設け、
該非定常時シール機構は差動排気シール機構が停止した
時又は停止している時のみ作動し第1の空間と第2の空
間とをシールすることを特徴とする。
該非定常時シール機構は差動排気シール機構が停止した
時又は停止している時のみ作動し第1の空間と第2の空
間とをシールするので、第1の空間と第2の空間は差動
排気シール機構が停止した時又は停止している時でも作
動している状態と略同じ状態を維持することができる。
の差動排気シール装置において、非定常時シール機構は
第1の空間と第2の空間をシールするシール部材を具備
し、該シール部材は差動排気シール機構の作動時は発生
する流体流力又は外部力で非接触状態を維持してシール
機能を停止し、該差動排気シール機構の停止時は自身の
弾性力又は外部力で接触状態を維持してシール機能を発
揮するように構成されていることを特徴とする。
機構の作動時は発生する流体流力又は外部力で非接触状
態を維持してシール機能を停止し、該差動排気シール機
構の停止時は自身の弾性力又は外部力で接触状態を維持
してシール機能を発揮するように構成されているので、
非定常時シール機構を簡素に構成できる。
2の空間を仕切る仕切壁を貫通する可動体を有すると共
に、該第1の空間と第2の空間とを非接触状態でシール
する差動排気シール機構を備えた差動排気シール装置に
おいて、仕切壁と可動体の間を接触状態で遮蔽して第1
の空間と第2の空間とをシールする非定常時シール機構
を設け、該非定常時シール機構は差動排気シール機構が
停止した時又は停止している時のみ作動し第1の空間と
第2の空間とをシールすることを特徴とする。
該非定常時シール機構は差動排気シール機構が停止した
時又は停止している時のみ作動し第1の空間と第2の空
間とをシールするので、請求項1に記載の発明と同様、
第1の空間と第2の空間は差動排気シール機構が停止し
た時又は停止している時でも作動している状態と略同じ
状態を維持することができる。
の差動排気シール装置において、非定常時シール機構は
仕切壁と可動体の間を開閉するシャッター機構を具備
し、差動排気シール機構が停止した時又は停止している
時のみ該シャッター機構を作動し第1の空間と第2の空
間とをシールすることを特徴とする。
た時又は停止している時のみ仕切壁と可動体の間を閉じ
るシャッター機構を具備するので、非定常時シール機構
を簡素に構成できる。
の差動排気シール装置において、非定常時シール機構は
仕切壁又は可動体に設けられたシール部材を具備し、該
シール部材は差動排気シール機構が停止している時は自
身の弾性力で該仕切壁又は可動体に接触してシール機能
を発揮し、該差動排気シール機構が動作しているときは
発生する流体流力により非接触状態を維持しシール機能
を停止するように構成されていることを特徴とする。
部材は差動排気シール機構が停止している時は自身の弾
性力で該仕切壁又は可動体に接触してシール機能を発揮
し、該差動排気シール機構が動作しているときは発生す
る流体流力により非接触状態を維持しシール機能を停止
するように構成されているので、非定常時シール機構を
作動させるために格別な作動手段を設けることがなく、
非定常時シール機構を更に簡素に構成できる。
面に基づいて説明する。本発明に係る差動排気シール装
置をわかり易くするために簡略化した差動排気シール機
構と静圧軸受を具備する差動排気シール装置の構成例を
図1及び図2に示す。図示するように、第1の空間であ
る清浄空間領域1、第2の空間である大気領域2があ
り、その間に仕切壁3が配設されている。この仕切壁3
を貫通して可動体4が設けられている。図示しない駆動
源を第2の空間である大気領域2側に備え、可動体4に
よって第1の空間である清浄空間領域1側にある図示し
ない試料片などを移動させることができるようになって
いる。
空間である大気領域2を分離するために、差動排気シー
ル機構5を備え、更に可動体4を支持するため静圧軸受
6を備えている。このように差動排気シール機構5及び
静圧軸受6を具備することにより、可動体4は摺動抵抗
を受けることなく、滑らかに動くことができる。差動排
気シール機構5は複数の排気溝5−1、5−2、5−3
を具備し、該排気溝5−1、5−2、5−3のそれぞれ
の排気ポートは図示しないバルブを通して真空排気系に
接続されるようになっている。
では、静圧軸受6の作動流体の作動流体供給ポート6−
1は図示しないバルブを介して作動流体供給源に接続さ
れ、該作動流体供給ポート6−1の圧力はP1となって
いる。また、差動排気シール機構5の排気溝5−1、5
−2、5−3の各排気ポートは真空排気系に接続され、
該各排気ポートの圧力はV2、V3、V4となっている。
また、清浄空間領域1は図示しないバルブを介して真空
排気系に接続されて、該清浄空間領域1の圧力はV1と
なっている。
近い部分には非定常時シール機構7を配置している。該
非定常時シール機構7は仕切壁3の可動体4との対向面
に出没自在に設けたシール部材8を具備する。図1は差
動排気シール機構5が作動している状態を、図2は差動
排気シール機構5が停止している状態をそれぞれ示す。
差動排気シール機構5が作動している状態では、静圧軸
受6から出る作動流体は矢印に示すように第2の空間で
ある大気領域2側と差動排気シール機構5側に流れる。
差動排気シール機構5側に流れた作動流体は、排気溝5
−3、5−2、5−1から順次排気され、ほんの僅かな
量が清浄空間領域1に流入する。
1、5−2、5−3の内、清浄空間領域1側の排気溝5
−1をパージガスポートとして用いることもある。図1
に示す差動排気シール機構5が作動している状態では、
見えない壁(非接触シール機構=差動排気シール機構)
で分離されている。
は、差動排気シール機構5の3個の排気溝5−1、5−
2、5−3の各排気ポートは図示しないバルブによって
真空排気系から遮断されている。また、静圧軸受6用の
作動流体の作動流体供給ポート6−1は図示しないバル
ブによって遮断されている。また、第1の空間である清
浄空間領域1は図示しないバルブによって遮断されてい
る。このとき非定常時シール機構7の作動流体供給ポー
ト7−1に作動流体を供給することにより、シール部材
8が突出し、その端部が可動体4に密接してシール機能
を開始し、第1の空間である清浄空間領域1と第2の空
間である大気領域2を分離するので、第1の空間である
清浄空間領域1の圧力V1は多少悪化するがV1’程度
(V1<V1’)で維持される。
し、非定常時シール機構7のシール部材8がシール機能
を開始した後、第1の空間である清浄空間領域1内は清
浄度の高いガスで満たしてもよい。
静圧軸受を具備する差動排気シール装置の動作を説明す
るための図で、図3(a)は差動排気シール機構が作動
している状態を、図3(b)は差動排気シール機構が停
止している状態をそれぞれ示す。図3において、8’は
非定常時シール機構7’のシール部材であり、該シール
部材8’は弾性体材からなり、先端部は細いリップ状に
なっている。
態、即ち静圧軸受6から出る作動流体が図3(a)の矢
印に示すように第2の空間である大気領域2側と差動排
気シール機構5側に流れている状態で、第1の空間であ
る清浄空間領域1の圧力V1、第2の空間である大気領
域2の圧力P0、静圧軸受6の作動流体供給ポート6−
1の圧力P1、排気溝5−1、5−2、5−3のそれぞ
れの排気ポートの圧力V2、V3、V4の関係が、P0<P
1>V4>V3>V2>V1となっている場合、非定常時シ
ール機構7’のシール部材8’の先端(リップ)部は静
圧軸受6からの作動流体の流力によって、可動体4と非
接触状態になる。即ち、非定常時シール機構7’はシー
ル機能が停止した状態である。
態、即ち静圧軸受6から作動流体が流出していない状態
(遮断状態)で、第2の空間である大気領域2の圧力P
0と第1の空間である清浄空間領域1の圧力V1’の関係
がP0>V1’の関係にある場合は、非定常時シール機構
7’のシール部材8’の先端(リップ)部は可動体4に
密接に接触した状態になる。即ち、静圧軸受6の作動流
体の流れから受けていた力が無くなるので、シール部材
8’の先端(リップ)部はその弾性力により可動体4に
密接する。これによって、第2の空間である大気領域2
の大気が、第1の空間である清浄空間領域1に流入する
のを防止することができる。なお、シール部材8’の材
質には、フッ素系樹脂材やゴム材を用いている。
静圧軸受を具備する差動排気シール装置の動作を説明す
るための図で、図4(a)は差動排気シール機構が作動
している状態を、図4(b)は差動排気シール機構が停
止している状態を示す。図4において、8は非定常時シ
ール機構7のシール部材であり、該シール部材8は仕切
壁3の可動体4の対向面に設けた作動流体供給ポート7
−1に出没自在に設けられている。該作動流体供給ポー
ト7−1を図示しないバルブを介して真空排気系に接続
した場合、シール部材8は図4(a)に示すように作動
流体供給ポート7−1内に没する(格納される)。ま
た、図4(b)に示すように、該作動流体供給ポート7
−1を図示しないバルブを介して加圧作動流体供給源に
接続し、加圧作動流体を供給した場合、シール部材8は
該作動流体供給ポート7−1から突出し、可動体4に密
接する。
態、即ち定常状態の場合は、非定常時シール機構7の作
動流体供給ポート7−1を真空排気系に接続し、その圧
力をV 5とすることにより、上述のようにシール部材8
は作動流体供給ポート7−1内に没する(格納され
る)。この作動流体供給ポート7−1は、差動排気シー
ル機構5の排気溝5−3を圧力V4にする真空排気系と
同じ真空排気系に接続して排気してもよい。この時、作
動流体供給ポート7−1の圧力V5と第2の空間である
大気領域2の圧力P0と静圧軸受6の作動流体供給ポー
ト6−1の圧力P1の関係はV5<P0<P1となる。
停止している状態では、上記のように非定常時シール機
構7の作動流体供給ポート7−1に作動流体を供給し、
その圧力をP3(P3>P0)とし、シール部材8を突出
させ、その端部を可動体に密接させる。また、この場
合、作動流体供給ポート7−1の圧力を第2の空間であ
る大気領域2の圧力P0と同じに(P3=P0)してシー
ル部材8を突出させてもよい。また、静圧軸受6の作動
流体供給ポート6−1に作動流体を供給している作動流
体供給源に図示しない切替バルブを介して作動流体供給
ポート7−1を接続し、該切替バルブを切り替え作動流
体を供給することによりシール部材8を突出させるよう
にしてもよい。
答性からいえば、作動流体供給ポート7−1に静圧軸受
6の作動流体供給ポート6−1に作動流体を供給してい
た作動流体供給源から上記切替バルブを切り替えて作動
流体を供給し、シール部材8を突出させるのがよい。な
お、シール部材8の材質としては、フッ素系の樹脂材や
ゴム材を用いる。
間領域1と第2の空間である大気領域2の間に仕切壁
3、該仕切壁3を貫通する可動体4及び該可動体4を具
備する静圧軸受6を具備する装置を例に説明したが、本
発明は、これに限定されるものではなく、例えば、仕切
壁3、可動体4及び静圧軸受6が無く、第1の空間であ
る清浄空間領域1と第2の空間である大気領域2を非接
触状態でシールする差動排気シール機構を備えた差動排
気シール装置においても本発明(請求項1又は2に記載
の発明)は適用できることは当然である。
発明によれば下記のような優れた効果が得られる。
シール機構を設け、該非定常時シール機構は差動排気シ
ール機構が停止した時又は停止している時のみ作動し第
1の空間と第2の空間とをシールするので、第1の空間
と第2の空間は差動排気シール機構が停止した時又は停
止している時でも作動している状態と略同じ状態を維持
することができる。
材は差動排気シール機構の作動時は発生する流体流力又
は外部力で非接触状態を維持してシール機能を停止し、
該差動排気シール機構の停止時は自身の弾性力又は外部
力で接触状態を維持してシール機能を発揮するように構
成されているので、非定常時シール機構を簡素に構成で
きる。
シール機構を設け、該非定常時シール機構は差動排気シ
ール機構が停止した時又は停止している時のみ作動し第
1の空間と第2の空間とをシールするので、請求項1に
記載の発明と同様、第1の空間と第2の空間は差動排気
シール機構が停止した時又は停止している時でも作動し
ている状態と略同じ状態を維持することができる。
シール機構が停止した時又は停止している時のみ仕切壁
と可動体の間を閉じるシャッター機構を具備するので、
非定常時シール機構を簡素に構成できる。
シール機構のシール部材は差動排気シール機構が停止し
ている時は自身の弾性力で該仕切壁又は可動体に接触し
てシール機能を発揮し、該差動排気シール機構が動作し
ているときは発生する流体流力により非接触状態を維持
しシール機能を停止するように構成されているので、非
定常時シール機構を作動させるために格別な作動手段を
設けることがなく、非定常時シール機構を更に簡素に構
成できる。
す図である。
す図である。
するための図で、図3(a)は差動排気シール機構が作
動している状態を、図3(b)は差動排気シール機構が
停止している状態を示す。
するための図で、図4(a)は差動排気シール機構が作
動している状態を、図4(b)は差動排気シール機構が
停止している状態を示す。
Claims (5)
- 【請求項1】 第1の空間と第2の空間とを非接触状態
でシールする差動排気シール機構を備えた差動排気シー
ル装置において、 前記第1の空間と第2の空間の間を接触状態でシールす
る非定常時シール機構を設け、該非定常時シール機構は
前記差動排気シール機構が停止した時又は停止している
時のみ作動し前記第1の空間と第2の空間とをシールす
ることを特徴とする差動排気シール装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の差動排気シール装置に
おいて、 前記非定常時シール機構は前記第1の空間と第2の空間
をシールするシール部材を具備し、該シール部材は前記
差動排気シール機構の作動時は発生する流体流力又は外
部力で非接触状態を維持してシール機能を停止し、該差
動排気シール機構の停止時は自身の弾性力又は外部力で
接触状態を維持してシール機能を発揮するように構成さ
れていることを特徴とする差動排気シール装置。 - 【請求項3】 第1の空間と第2の空間を仕切る仕切壁
を貫通する可動体を有すると共に、該第1の空間と第2
の空間とを非接触状態でシールする差動排気シール機構
を備えた差動排気シール装置において、 前記仕切壁と可動体の間を接触状態で遮蔽して前記第1
の空間と第2の空間とをシールする非定常時シール機構
を設け、該非定常時シール機構は前記差動排気シール機
構が停止した時又は停止している時のみ作動し前記第1
の空間と第2の空間とをシールすることを特徴とする差
動排気シール装置。 - 【請求項4】 請求項3に記載の差動排気シール装置に
おいて、 前記非定常時シール機構は前記仕切壁と可動体の間を開
閉するシャッター機構を具備し、前記差動排気シール機
構が停止した時又は停止している時のみ該シャッター機
構を作動し前記第1の空間と第2の空間とをシールする
ことを特徴とする差動排気シール装置。 - 【請求項5】 請求項3に記載の差動排気シール装置に
おいて、 前記非定常時シール機構は前記仕切壁又は可動体に設け
られたシール部材を具備し、該シール部材は前記差動排
気シール機構が停止している時は自身の弾性力で該仕切
壁又は可動体に接触してシール機能を発揮し、該差動排
気シール機構が動作しているときは発生する流体流力に
より非接触状態を維持しシール機能を停止するように構
成されていることを特徴とする差動排気シール装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2001326738A JP3883836B2 (ja) | 2001-10-24 | 2001-10-24 | 差動排気シール装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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- 2001-10-24 JP JP2001326738A patent/JP3883836B2/ja not_active Expired - Fee Related
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