JP2003129331A - ポリアミドフィラメント及びそれを用いた編物 - Google Patents
ポリアミドフィラメント及びそれを用いた編物Info
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Abstract
も、加工時の操業性を維持でき、さらには製品の引裂、
破裂強度を確保し、製品耐久性を確保できる編物用ポリ
アミドフィラメントとそれからなる編物を提供する 【解決手段】相対粘度3.0以上、破断強度4.2〜6.
0cN/dtex、破断伸度 51%以上64%以下であることを
特徴とする編物用ポリアミドフィラメントからなる編
地、ストッキングトを提供する。
Description
上、製品引裂強度、製品破裂強度、製品耐久性に優れた
編物用ポリアミドフィラメントおよびそれらを用いた織
編物に関するものであり、さらに詳しくは糸条の強伸度
特性の改善された、特にレース地の地糸やカバリング糸
の鞘糸さらには薄地織物に好適なポリアミドフィラメン
トに関する。
ポリアミドフィラメントの強度を上げる手段としては特
開平11−247022号報に記載があり、延伸倍率を
上げ高強度のポリアミドフィラメントを得る方法が開示
されている。しかし、破断伸度を低くして破断強度を向
上させる為、編物の準備工程や編工程以降で原糸に高張
力が掛ると工程通過性が著しく悪くなるという問題があ
る。特に、伸度が不足している原糸では編成工程での編
針の上下運動や製織工程での筬の開口運動で発生する張
力変化を緩和しきれず、断糸頻度が増加し工程通過性が
悪化する傾向が強い。
目的として、特開平3−104938号報には伸度が8
0%以下のポリアミドフィラメントを熱延伸してカバリ
ング糸の鞘糸を製造する方法が開示されている。伸度が
80%以下の延伸しないポリアミドフィラメントは強度
や弾性率が低く、そのまま製編織すると加工テンション
の変化に対して糸斑やひいては糸切れが発生しやすい為
取り扱いにくい。その対策として熱延伸されたポリアミ
ドフィラメントを所望の伸度に設定することは可能であ
るが、延伸倍率が低いものは強度が充分なものとならな
い。
強伸度バランスを適正化するための紡糸条件が開示され
ているが、編み工程でかかる張力が高いことや織工程で
の筬とのこすれによる摩擦にたいしては、相対粘度が
2.52〜2.58と低い為、強伸度バランスを調整し
ても、毛羽の発生を押さえることは困難であった。
術の問題を解決し、ポリアミドフィラメントを製編する
に際し現状より更に負荷の掛る条件下において加工する
場合や、従来製品より低繊度化、多フィラメント化する
場合等の毛羽や糸切れが発生しやすい条件下において
も、加工時の操業性を維持でき、さらには製品の引裂、
破裂強度を確保し、製品耐久性を確保できる編物用ポリ
アミドフィラメントとそれからなる織編物を提供するこ
とを目的とする。
いて鋭意検討した結果、上記課題を解決するためには次
の構成を有するポリアミドフィラメントが有効であるこ
とを見いだした。すなわち相対粘度3.0以上、破断強度
4.2〜6.0cN/dtex、破断伸度 51%以上64%以下
であることを特徴とする編物用ポリアミドフィラメント
である。
なわち糸条繊度が19〜44dtexであり、フィラメント
数が3〜44である相対粘度3.0以上、破断強度4.
2〜6.5cN/dtex、破断伸度 51%以上64%以下のポ
リアミドフィラメントをエンブロイダルレース、ラッセ
ルレース、リバースレース等のレース地の地糸に用いた
編物である。
する。すなわち糸条繊度が8〜13dtexであり、フィラ
メント数が3〜10である相対粘度3.0以上、破断強
度4.2〜6.5cN/dtex、破断伸度 51%以上64%以
下のポリアミドフィラメントをカバーリング弾性糸の鞘
糸として少なくともレッグ部及び/又は爪先部に用いた
ストッキングである。
0以上が必要である。相対粘度が3.0未満であると破
断強度不足による製品引裂、破裂強度低下、破断伸度不
足による加工操業性の悪化、製品耐久性の悪化という問
題が生じる。この場合強伸度バランスを調整しても、相
対粘度の低い繊維はその分子量の低さが意味するように
分子鎖末端の数が多く、それゆえ分子鎖の乱れや繊維軸
方向の結合力が相対的に低いため、高張力下や高摩擦下
において毛羽や糸切れが発生しやすくなる。また相対粘
度が4.5を超えると高粘度対応の重合設備や紡糸設備
が必要となるだけでなく、高粘度化する事で生産性が著
しく低下し、原糸コストが上がり消費者への安価で高機
能な製品を供給出来なくなるという問題が生じる。相対
粘度は好ましくは3.3以上4.5以下であり、さらに
好ましくは3.5以上4.0以下である。
度は、4.2cN/dtex以上が必要である。破断強度が
4.2cN/dtex未満であると破断強度不足による毛羽や
糸切れが発生し、操業性が著しく悪化するだけでなく、
製品引裂、破裂強度低下という品質低下の問題が生じ
る。特に強度の低下は初期弾性率が低くなることと相関
しており、それ故強度の低いつまり初期弾性率の低いポ
リアミドフィラメントは製編織時のテンション変動の影
響を受けやすく、品質安定の観点から好ましくない。さ
らに本発明のポリアミドフィラメントの破断強度が6.
5cN/dtex以下であることが必要である。破断強度が
6.5cN/dtexより大きくなると破断伸度が50%より
小さくなり、後述する問題が発生するため望ましくな
い。破断伸度は好ましくは4.5cN/dtex以上6.0cN/
dtex以下であり、さらに好ましくは5.0cN/dtex以上
5.5cN/dtex以下である。
度は、50%以上64%以下が望ましい。破断伸度が5
0%未満であると織物では高速化、高密度化、低繊度化
に伴う各種接糸部品との摩擦抵抗や張力変化に原糸が追
従出来ず、断糸の発生頻度が増加する問題が発生しやす
い。又編物でも、高速化、高密度化、低繊度化した場合
同様の問題が発生しやすいばかりでなく、編成時に発生
するロービングバック現象を有効に活用出来ず、編成張
力の増加をポリアミドフィラメントが緩和しきれないた
め断糸の発生頻度が顕著に増加するという問題が生じ
る。また、本発明のポリアミドフィラメントの破断伸度
は64%を超えると製品の寸法安定性が不安定となり製
品ロスが多くなるという問題が生じる為望ましくない。
好ましくは破断伸度54%以上58%以下である。
例えばエンブロイダルレース、ラッセルレース、リバー
スレース等のレース地の地糸に好適に用いられる。ポリ
アミドフィラメントの糸条繊度が19〜44dtexで
フィラメント数が3〜44本のような細繊度のマルチフ
ィラメントの場合、製編織時の毛羽が発生しやすいが、
本発明のポリアミドフィラメントであればレース地の地
糸に使用してもその問題が発生せず、引き裂き強度に関
して難しいとされていたレース編地用地糸として非常に
好適なものである。
キング、さらに具体的にはレッグ部及び/又は爪先部に
用いるカバーリング弾性糸の鞘糸として好適に用いられ
る。ポリアミドフィラメントの糸条繊度が8〜13dt
exでフィラメント数が3〜10本のような細繊度のマ
ルチフィラメントの場合、ストッキングの摩擦特性が要
求されるレッグ部や爪先部において望まれる耐久性が満
足できるものがなかったが、本発明のポリアミドフィラ
メントであれば充分耐久性に優れているため従来難しい
とされていた該部分に好適に使用することができる。
ン6、ナイロン46、ナイロン66で代表され、それら
を主体とする共重合体や混合物であってもよい。吸湿性
を改善するために吸湿性モノマーを共重合することや、
あるいは吸湿性樹脂を芯部に閉じこめた芯鞘型複合繊維
であっても差し支えない。柔らかさとコストの観点から
ナイロン6が好ましく採用される。
定されず丸型、三角型、中空型、十字型で代表され、異
なる断面の集合体であってもよい。またその異形度や中
空率は特に限定されない。
加剤も特に限定されず、吸湿性物質、酸化防止剤、つや
消し剤、紫外線吸収剤、抗菌剤等を単独又は、複合して
添加しても良い。
撚等の捲縮加工が施されていても構わない。
なお本発明で用いた評価方法は以下の通りである。
%試薬特級濃硫酸中に重合体濃度が10mg/mlにな
るように試料を溶解させてサンプル溶液を調整し、20
℃±0.05℃の温度で水落下秒数6〜7秒のオストワ
ルド粘度計を用い、溶液相対粘度を測定する。測定に際
し、同一の粘度計を用い、サンプル溶液を調整したとき
と同じ硫酸20mlの落下時間T0(秒)と、サンプル
溶液20mlの落下時間T1(秒)の比より、相対粘度
RVを下記の式を用いて算出する。 RV=T1/T0
インストロンジャパン(株) 4310型を用いて測定す
る。初荷重として糸条繊度(dtex.)に対し1/33グラ
ムを加え、糸長20cm、引張速度20cm/ min
の条件で1試料に対しn=3で測定し、破断強度、破断
伸度のそれぞれの平均値を求める。
機台1日当たりの断糸件数として、次の基準で表示し
た。 ○:0.0件/機台.日以上0.1件/機台.日未満 △:0.1件/機台.日以上0.3件/機台.日未満 ×:0.3件/機台.日以上
生地一反(80)当たりの断糸件数として、次の基準で表示
した。 ○:0件以上10件未満 △:10件以上20件未満 ×:20件以上30件未満
とのコントラストを肉眼にて相対評価して、次の基準で
表示した。 ○:地糸部と柄部が明確に区別でき、柄部が鮮明であ
る。地糸部のネットの大きさが均一である。 △:地糸部と柄部の区別はできるが、地糸部のネットの大
きさに乱れがある。 ×:地糸部と柄部の区別が難しい。柄糸がぼやけてい
る。
による破裂強さ試験方法により破裂強度を測定し その
水準により、次の基準で表示した。 ◎:1.2kg/cm2以上、 ○:1.0kg/ cm2以上1.2kg/ cm2未満、 △:0.8kg/ cm2以上1.0kg/ cm2未満、 ×:0.8kg/ cm2未満
長形法)による破裂強さ試験方法により破裂強度を測定
しその水準により、次の基準で表示した。 ◎:7.0kg以上、 ○:6.8kg以上7.0kg未満、 △:6.6kg以上6.8kg未満、 ×:6.4kg未満
置した光源(Aルクス)からの試料スットキンク゛大腿部透過後の他
方の光度(Bルクス)を測定し Bルクス×100/Aルクスの値よ
り、次の基準で表示した。 ○:80以上、 △:70以上80未満、 ×:70未満
ナイロン6ポリマーを紡糸温度280℃で丸孔を6個有
する口金から溶融紡糸して紡糸速度2500m/min,延
伸速度3700m/min 延伸ローラ 温度160℃、巻取り速度
3600m/minで巻取り28dtex.6フィラメントのマルチフィラメントを得
た。得られた マルチフィラメントの破断強度は5.5cN/dtex. 破断
伸度は55%であった。又原糸生産時の操業性は糸切れも
なく良好であった。
のハ゛ック側の糸としてランナー長21.0cm、更に、地糸のフロント側
の糸としてもランナー長 100.0cm、柄糸235〜330dtex.とと
もに製編した。つぎに生機を精練、染色、仕上げセットす
ることでインナー レース用布帛を得た。
感があり柄糸の柄が従来品より鮮明に表現されたレース
布帛となった。布帛の破裂強度も製品スヘ゜ック内で合格。
編成時の断糸回数も少なく、編成操業性も良好であり、
布帛の破裂強度も実用に耐えうるものであった。評価結
果を表1に示す。
ナイロン6ポリマを紡糸温度280℃で丸孔を 5個有
する口金から溶融紡糸して紡糸速度3200m/min,延
伸速度4000m/min延伸ローラ 温度160℃、巻取り速度3
950m/minで巻取り11dtex.5フィラメントのマルチフィラメントを得
た。得られた マルチフィラメントの破断強度は5.2cN/dtex. 破断
伸度は57%であった。又、原糸生産時の操業性は糸切れ
もなく良好であった。
に用い、22Tのホ゜リウレタン弾性糸を芯糸とし、ト゛ラフト3.2倍、
撚数1800t/mでシンク゛ルカハ゛リンク゛して、シンク゛ルカハ゛リンク゛糸(SCY)
を製造した。
4編機(針本数360本)で、編機の給糸口に供給しレック゛部か
ら爪先部までが同一のSCYのみで編成されハ゜ンティーストキンク゛
とし、通常の方法にて染色、仕上げ、ファイナルセットしたハ゜ンテ
ィイストッキンク゛を製品化した。
実用に耐え得るものである上に、透明性が格段に向上し
た結果となった。製品評価結果を表2に示す。
件、口金を用い紡糸速度1800m/min,延伸速度37
00m/min 延伸ローラ温度160℃、巻取り速度3600m/mi
nで巻取り28dtex.6フィラメントのマルチフィラメントを得た。得られた
マルチフィラメントの破断強度は6.0cN/dtex. 破断伸度は48%で
あった。又、原糸生産時の操業性は実施例1に比べると
断糸回数が増加した。
編成時の断糸回数が多発した為、製品化を断念した。評
価結果を合わせて表1に示す。
度、口金を用い紡糸速度2700m/min,延伸速度37
00m/min 延伸ローラ温度160℃、巻取り速度3600m/mi
nで巻取り28dtex.6フィラメントのマルチフィラメントを得た。得られた
マルチフィラメントの破断強度は5.0cN/dtex. 破断伸度は65%
であった。又、原糸生産時の操業性は特に問題なかっ
た。
編成時の断糸回数は問題なかったが、製品の寸法にハ゛ラツ
キが発生し、地糸のネット部の大きさが乱れて透明感が不均
一で柄の大きさやホ゛リューム感にもハ゛ラツキが発生した。評価
結果を合わせて表1に示す。
ナイロン6ポリマを、実施例1の溶融条件、口金、製
糸条件を用い28dtex.6フィラメントのマルチフィラメントを得た。得ら
れたマルチフィラメントの破断強度は4.1cN/dtex. 破断伸度は
53%であった。又、原糸生産時の操業性は特に問題なか
った。
編成時の断糸回数が若干増加し、製品破裂強度が実用に
耐えうるレベル以下であった。更にホ゜リマの相対粘度が低
下することでナイロン原糸の末端基数が増加し地糸を染色し
た製品で地糸側が濃染化してしまい柄糸の柄がぼやけて
しまう結果となった。評価結果を合わせて表1に示す。
ナイロン6ポリマーを、紡糸温度270℃、実施例1の
口金条件、製糸条件を用い28dtex.6フィラメントのマルチフィラメント
を得た。得られたマルチフィラメントの破断強度は5.0cN/dtex.
破断伸度は51%であった。又、原糸生産時の操業性は実
施例1に比べると断糸回数が若干増加した。
編成時の断糸回数は問題ないが、製品破裂強度がスッヘ゜クア
ウトとなった。更に比較例4同様に製品で地糸側が濃染化
してしまい柄糸の柄がぼやけてしまう結果となった。評
価結果を合わせて表1に示す。
度、口金を用い紡糸速度2800m/min,延伸速度40
00m/min 延伸ローラ温度160℃、巻取り速度3950m/mi
nで巻取り11dtex.5フィラメントのマルチフィラメントを得た。得られた
マルチフィラメントの破断強度は5.5cN/dtex. 破断伸度は48%で
あった。又、原糸生産時の操業性は実施例2に比べると
断糸回数が増加した。
工条件で製品化評価した。透明性は向上するが、爪先部
の耐久性が劣る結果となった。評価結果を合わせて表2
に示す。
件、口金を用い紡糸速度3500m/min,延伸速度40
00m/min 延伸ローラ温度160℃、巻取り速度3950m/mi
nで巻取り11dtex.5フィラメントのマルチフィラメントを得た。得られた
マルチフィラメントの破断強度は5.2cN/dtex. 破断伸度は65%
であった。又、原糸生産時の操業性は特に問題なかっ
た。
工条件で製品化評価した。透明性は向上するが、レック゛部
の耐久性が劣る結果となった。評価結果を合わせて表2
に示す。
ナイロン6ポリマーを、実施例2の紡糸温度、口金を用
い紡糸速度3200m/min,延伸速度4000m/min 延
伸ローラ温度160℃、巻取り速度3950m/minで巻取り11d
tex.5フィラメントのマルチフィラメントを得た。得られたマルチフィラメントの
破断強度は4.1cN/dtex. 破断伸度は52%であった。
又、原糸生産時の操業性は特に問題なかった。
工条件で製品化評価した。透明性はホ゜リマの末端基数が、
増加した為濃染化し透明感が損なわれた結果となった。
又、レック゛部及び爪先部の耐久性が劣る結果となった。評
価結果を合わせて表2に示す。
のナイロン6ポリマーを、紡糸温度270℃、実施例2
の口金を用い紡糸速度3200m/min,延伸速度400
0m/min 延伸ローラ温度160℃、巻取り速度3950m/min
で巻取り11dtex.5フィラメントのマルチフィラメントを得た。得られたマ
ルチフィラメントの破断強度は5.0cN/dtex. 破断伸度は50%であ
った。又、原糸生産時の操業性は実施例2に比べると断
糸回数が若干増加した。
工条件で製品化評価した。透明性はホ゜リマ―の末端基数
が、増加した為濃染化し透明感が損なわれた結果となっ
た。又、レック゛部及び爪先部の耐久性が劣る結果となっ
た。評価結果を合わせて表2に示す。得たれたマルチフィラメン
トを実施例2と同様の加工条件で製品化評価した。透明
性は向上するが、レック゛部及び爪先部の耐久性が劣る結果
となった。評価結果を合わせて表2に示す。
延伸糸を製編する際に更に負荷の掛る条件下において加
工する場合や、従来製品より低繊度化、多フィラメント
化する場合等の毛羽や糸切れが発生しやすい条件下にお
いても、加工時の操業性を維持でき、さらには製品の引
裂、破裂強度を確保し、製品耐久性を確保できる編物用
ポリアミドフィラメントとそれからなる編物を提供でき
る。
Claims (3)
- 【請求項1】相対粘度3.0以上、破断強度4.2〜
6.5cN/dtex、破断伸度 51%以上64%以下であるこ
とを特徴とする編物用ポリアミドフィラメント。 - 【請求項2】糸条繊度が19〜44dtexであり、フィラ
メント数が3〜44である請求項1に記載のポリアミド
フィラメントをレース地の地糸に用いたことを特徴とす
る編物。 - 【請求項3】糸条繊度が8〜13dtexであり、フィラメン
ト数が3〜10である請求項1に記載のポリアミドフィラ
メントをカバーリング弾性糸の鞘糸として少なくともレ
ッグ部及び/又は爪先部に用いたことを特徴とするスト
ッキング。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2001320737A JP4013110B2 (ja) | 2001-10-18 | 2001-10-18 | レース編物 |
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JP2001320737A JP4013110B2 (ja) | 2001-10-18 | 2001-10-18 | レース編物 |
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---|---|---|---|---|
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KR20190032373A (ko) | 2016-07-26 | 2019-03-27 | 도레이 카부시키가이샤 | 폴리아미드 멀티필라멘트 및 그것을 사용한 레이스 편물, 스타킹 |
CN111005147A (zh) * | 2019-12-27 | 2020-04-14 | 厦门福励织造有限公司 | 一种蕾丝花边面料及其生产方法 |
KR20200106904A (ko) * | 2018-01-25 | 2020-09-15 | 도레이 카부시키가이샤 | 폴리아미드 멀티필라멘트 및 그것을 사용한 레이스 편물 |
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2001
- 2001-10-18 JP JP2001320737A patent/JP4013110B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH11229228A (ja) | 中空マルチフィラメントおよび織物 |
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