JP2003127355A - インクジェット方式によるパターン形成方法およびインクジェット装置 - Google Patents

インクジェット方式によるパターン形成方法およびインクジェット装置

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JP2003127355A
JP2003127355A JP2001321487A JP2001321487A JP2003127355A JP 2003127355 A JP2003127355 A JP 2003127355A JP 2001321487 A JP2001321487 A JP 2001321487A JP 2001321487 A JP2001321487 A JP 2001321487A JP 2003127355 A JP2003127355 A JP 2003127355A
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Takayuki Tazaki
貴之 田崎
Manabu Yamamoto
学 山本
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ヘッドから吐出する液滴の量を少量とし、かつ
飛沫を防止して安定したインクの吐出を実現する。 【解決手段】インクジェット装置は、ピエゾ駆動型ヘッ
ド500と、台形波のメインパルスAを発生させるメイ
ンパルス発生回路200と、立ち上がりエッジの波形の
傾きが連続的に単調減少するサブパルスBを、メインパ
ルスAから所定時間が経過した後に発生させるサブパル
ス発生回路300と、メインパルスAとサブパルスBと
を合成して駆動パルスCを得て、これをピエゾ駆動型ヘ
ッド500に供給する供給回路400とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高精細なパターン
の形成を行うことが可能なインクジェット方式によるパ
ターン形成方法およびインクジェット装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】カラー液晶表示装置は、各画素毎に表示
すべき色に対応したカラーフィルタを備えている。カラ
ーフィルタの製造方法としては、従来より、フォトリソ
グラフィー工程を複数回繰り返す顔料分散法等が用いら
れてきたが、近年、コストダウンを主たる目的として、
インクジェット装置を用いる方法が注目されている。
【0003】カラーフィルタのパターンピッチは、カラ
ー液晶表示装置の高精細化に伴って、益々微細化する傾
向にある。高精細なパターンをインクジェット方式によ
り形成しようとすると、インクジェット装置のヘッドか
らのインクの吐出量を、少量でかつ均一となるように高
い精度で制御する必要がある。カラーフィルタを構成す
る着色層等の極めて細い線幅のライン等を形成するため
には、各液滴のインクの量が小さいことが好ましいから
である。
【0004】インクジェット装置におけるヘッドから吐
出する液滴の量を少量化する方法として、ダブルパルス
法が知られている。ダブルパルス法はピエゾ駆動型ヘッ
ドから一つの液滴を吐出するために、メインパルスおよ
びサブパルスの2回のパルスを加えるものである。メイ
ンパルスとサブパルスの波形は、一般に、同一形状(主
として矩形波)をしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たダブルパルス法には、液滴を安定して吐出することが
できず、液滴量を制御しにくいといった問題がある。特
に、液滴の吐出が不安定になると、本来の液滴の他に、
飛沫と呼ばれる微小のインクが飛散するといった現象が
発生する。
【0006】図8は、カラーフィルタのパターンと飛沫
とを示す模式図である。この例では、ストライプ状のカ
ラーフィルタを形成するものとする。また、図中の白丸
は液滴の着弾地点を示しており、黒丸は飛沫を示してし
ている。図に示される通り、飛沫は、液滴の着弾地点の
周辺に飛散する。例えば、液滴の着弾地点の列がG色に
対応しており、その左側の列がR色に対応しており、さ
らに、その右側の列がB色に対応しているとする。G色
の飛沫X1はR色のカラーフィルタY1上に着弾してお
り、また、飛沫X2はB色のカラーフィルタY2に着弾
している。このため、カラーフィルタY1およびY2で
は混色が発生し、対応する画素で表示される色が本来表
示すべき色からずれてしまう。
【0007】くわえて、各ヘッドには機械的・電気的に
ばらつきがあるので、同一の駆動パルスを用いて駆動し
ても液滴量は、ヘッド間で相違する。しかし、ダブルパ
ルス法では液滴量の制御が困難であることから、各ヘッ
ドのインクの吐出量を制御することができない。よっ
て、カラーフィルタ等のパターンにムラが生じることに
なり、製品の歩留まりを低下させるといった問題があっ
た。
【0008】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、ヘッドから吐出する液滴の量を少量でかつ飛
沫を無くし、さらに液滴の量を制御可能とするインクジ
ェット方式によるパターン形成方法およびインクジェッ
ト装置を提供する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、請求項1に記載するように、ピエゾ駆動
型ヘッドを用い、前記ピエゾ駆動型ヘッドに対し、メイ
ンパルスとメインパルスから所定の間隔で加えられるサ
ブパルスとを印加して液滴を吐出するダブルパルス法を
用いたインクジェット方式によるパターン形成方法にお
いて、前記メインパルスと前記サブパルスとを、前記ピ
エゾ駆動型ヘッドの通常状態における駆動電圧強度を基
準として正極性のパルスとして生成し、前記サブパルス
の立ち上がりエッジの波形の傾きを連続的に単調減少さ
せることを特徴とするパターン形成方法を提供する。
【0010】メインパルスとサブパルスとを、ピエゾ駆
動型ヘッドの通常状態における駆動電圧強度を基準とし
て正極性のパルスとして生成する場合、メインパルスの
立ち下がりエッジに同期してインクがノズルから吐出さ
れる一方、サブパルスの立ち上がりエッジに同期して吐
出したインクがノズル内に吸引される。インクの吸引
は、吐出したインクをノズル内に戻すものであるから、
液滴量を小さくするために重要であるが、吸引を急激に
行うと飛沫が発生する。本発明によれば、サブパルスの
立ち上がりエッジの波形の傾きを連続的に単調減少させ
るので、サブパルスの波形は曲線形状、かつ、波形の傾
きが次第に緩やかになる。第1に、サブパルスの波形を
曲線形状にすることによって、インクの吸引を緩やかに
行って飛沫を防止することができる。第2に、サブパル
スの波形の傾きが次第に緩やかにするから、吸引開始時
には比較的早い速度でインクを吸引して液滴量を小さく
することができ、さらに、吸引終了時には比較的遅い速
度でインクを吸引することにより、飛沫を防止してイン
クを安定して吐出することが可能となる。
【0011】また、請求項2に記載された発明は、ピエ
ゾ駆動型ヘッドを用い、前記ピエゾ駆動型ヘッドに対
し、メインパルスとメインパルスから所定の間隔で加え
られるサブパルスとを印加して液滴を吐出するダブルパ
ルス法を用いたインクジェット方式によるパターン形成
方法において、前記メインパルスと前記サブパルスと
を、前記ピエゾ駆動型ヘッドの通常状態における駆動電
圧強度を基準として負極性のパルスとして生成し、前記
サブパルスの立ち下がりエッジの波形の傾きを連続的に
単調増加させることを特徴とするパターン形成方法を提
供する。
【0012】この発明は、メインパルスとサブパルスと
を、ピエゾ駆動型ヘッドの通常状態における駆動電圧強
度を基準として負極性のパルスとして生成する場合に対
応するものであり、パルスの極性が請求項1に記載した
発明と相違する。この発明によれば、サブパルスの立ち
下がりエッジの波形の傾きを連続的に単調増加させるの
で、インクの吸引を緩やかに行って飛沫を防止すること
ができ、かつ、飛沫を防止してインクを安定して吐出す
ることが可能となる。
【0013】請求項1または請求項2に記載された発明
においては、請求項3に記載するようにサブパルスは矩
形波を積分して生成することが好ましい。積分は、例え
ば、RC回路のように簡易な構成で実現できる。 さら
に、請求項4に記載するように矩形波のパルス幅を変化
させることにより、前記サブパルスの電圧強度を制御す
ることが好ましい。サブパルスの電圧強度はインクの吸
引に関わるため、サブパルスのパルス幅を制御すること
によって、液滴量を小さくし、かつインクを安定して吐
出することが可能となる。くわえて、請求項1から請求
項4までのいずれかに記載した発明にあっては、請求項
5に記載するようにメインパルスは台形波であることが
好ましい。
【0014】次に、請求項6に記載した発明は、駆動パ
ルスの立ち上がりエッジでインクを吸引し、前記駆動パ
ルスの立ち下がりエッジでインクを吐出するピエゾ駆動
型ヘッドと、波形が台形波であり、かつ、正極性のメイ
ンパルスを発生させるメインパルス発生手段と、パルス
の極性が正極性であり、かつ、立ち上がりエッジの波形
の傾きが連続的に単調減少するサブパルスを、前記メイ
ンパルスから所定時間が経過した後に発生させるサブパ
ルス発生手段と、前記メインパルスと前記サブパルスと
を合成して前記駆動パルスを得て、前記駆動パルスを前
記ピエゾ駆動型ヘッドに供給する供給手段とを備えるイ
ンクジェット装置を提供するものである。
【0015】本発明によれば、ピエゾ駆動型ヘッドは駆
動パルスの立ち下がりエッジでインクを吐出するから、
液滴はメインパルスの立ち下がりエッジに同期して吐出
される。一方、ピエゾ駆動型ヘッドは駆動パルスの立ち
上がりエッジでインクを吸引するから、吐出されたイン
クはサブパルスの立ち上がりエッジに同期して吸引され
ることになる。インクの吸引は、吐出したインクをノズ
ル内に戻すものであるから、液滴量を小さくするために
重要である。しかし、吸引を急激に行うと飛沫が発生す
る。サブパルス発生手段は、サブパルスの生成におい
て、サブパルスの立ち上がりエッジの傾きを連続的に単
調減少させるから、サブパルスの立ち上がりエッジの波
形は曲線形状、かつ、波形の傾きが次第に緩やかにな
る。第1に、サブパルスの波形を曲線形状にすることに
よって、インクの吸引を緩やかに行って飛沫を防止する
ことができる。第2に、サブパルスの波形の傾きが次第
に緩やかにするから、吸引開始時には比較的早い速度で
インクを吸引して液滴量を小さくすることができ、さら
に、吸引終了時には比較的遅い速度でインクを吸引する
ことにより、飛沫を防止してインクを安定して吐出する
ことが可能となる。
【0016】また、請求項7に記載した発明は、駆動パ
ルスの立ち下がりエッジでインクを吸引し、前記駆動パ
ルスの立ち上がりエッジでインクを吐出するピエゾ駆動
型ヘッドと、波形が台形波であり、かつ、負極性のメイ
ンパルスを発生させるメインパルス発生手段と、パルス
の極性が負極性であり、かつ、立ち下がりエッジの波形
の傾きが連続的に単調増加するサブパルスを、前記メイ
ンパルスから所定時間が経過した後に発生させるサブパ
ルス発生手段と、前記メインパルスと前記サブパルスと
を合成して前記駆動パルスを得て、前記駆動パルスを前
記ピエゾ駆動型ヘッドに供給する供給手段とを備えるイ
ンクジェット装置を提供する。
【0017】この発明は、駆動パルスの立ち下がりエッ
ジでインクを吸引し、前記駆動パルスの立ち上がりエッ
ジでインクを吐出するピエゾ駆動型ヘッドを前提とする
ものであって、駆動パルスの極性とインクの吐出・吸引
との関係が請求項6に記載した発明と相違する。この発
明によれば、サブパルスの立ち下がりエッジの波形の傾
きを連続的に単調増加させるので、インクの吸引を緩や
かに行って飛沫を防止することができ、かつ、飛沫を防
止してインクを安定して吐出することが可能となる。
【0018】請求項6または請求項7に記載した発明に
おいては、請求項8に記載するように前記サブパルス発
生手段は、矩形波を積分する積分回路を備えることが好
ましい。さらに、請求項10に記載するように前記積分
回路はRC回路であることが好ましい。くわえて、請求
項8に記載した発明において、前記サブパルス発生手段
は、前記矩形波のパルス幅を変化させることにより、前
記サブパルスの電圧強度を制御することが好ましい。サ
ブパルスの電圧強度はインクの吸引に関わるため、サブ
パルスのパルス幅を制御することによって、液滴量を小
さくし、かつインクを安定して吐出することが可能とな
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係わるインクジェ
ット装置の一実施形態について図面を参照しつつ説明す
る。
【0020】A.インクジェット装置の構成 まず、インクジェット装置の構成について説明する。こ
のインクジェット装置は、一つの液滴を吐出するために
2回のパルスを加えるダブルパルス法を適用したインク
ジェット方式を採用する。以下の説明では、2回のパル
スのうち先行するパルスをメインパルスA、後行するパ
ルスをサブパルスBと称する。
【0021】図1はインクジェット装置の構成を示すブ
ロック図であり、図2は、インクジェット装置の動作を
示すタイミングチャートである。図1に示すようにイン
クジェット装置は、制御回路100、メインパルス発生
回路200、サブパルス発生回路300、供給回路40
0、およびピエゾ駆動型ヘッド500を備える。
【0022】制御回路100は、第1メインパルス制御
信号MC1と第2メインパルス制御信号MC2を生成し
てメインパルス発生回路200に供給する一方、サブパ
ルス制御信号SCを生成してサブパルス発生回路300
に供給する。
【0023】第1メインパルス制御信号MC1と第2メ
インパルス制御信号MC2とは、図2に示すように正極
性のパルスを有し、この例では、ハイレベルの期間が等
しい。また、サブパルス制御信号SCの波形は、図2に
示すように矩形波である。制御回路100は、サブパル
ス制御信号SCのハイレベル期間(パルス幅)を必要に
応じて調整することが可能である。
【0024】メインパルス発生回路200は、第1メイ
ンパルス制御信号MC1と第2メインパルス制御信号M
C2とに基づいてメインパルスAを発生する。メインパ
ルス発生回路200は、図1に示すように第1定電流源
210、第1スイッチ220、第2定電流源230、第
2スイッチ240、キャパシタ250、およびオペアン
プ260を備える。
【0025】第1スイッチ220は、第1メインパルス
制御信号MC1がハイレベルの期間にのみオン状態とな
る一方、第2スイッチ240は、第2メインパルス制御
信号MC2がハイレベルの期間にのみオン状態となる。
【0026】キャパシタ250の一端は接地されてお
り、その他端は接続点Wにおいてオペアンプ260の正
入力端子に接続されている。オペアンプ260はボルテ
ージフォロアを構成しており、入力インピーダンスはハ
イインピーダンスである一方、出力インピーダンスはロ
ーインピーダンスである。したがって、キャパシタ25
0に蓄積された電荷がオペアンプ260に流れ込むこと
はなく、接続点Wの電位は、第1スイッチ220を介し
て供給される電流と第2スイッチ240を介して流れ出
る電流によってのみ定まる。
【0027】第1定電流源210は、第1スイッチ22
0がオン状態のときに、一定の電流をキャパシタ250
に流し込む。キャパシタ250の容量値をC、電流値を
i、第1スイッチ220がオン状態となってからの経過
時間をtとすれば、接地電位を基準としたキャパシタ2
50の接続点Wの電圧Vは、V=i・t/Cとなる。ま
た、第1メインパルス制御信号MC1がハイレベルの期
間におけるメインパルスAの傾きは、dV/dt=i/
Cで与えられる。ここで、電流値iは固定であるから、
傾きも一定となる。
【0028】したがって、図2に示すように時刻t1に
おいて、第1メインパルス制御信号MC1がローレベル
からハイレベルになると、キャパシタ250の充電が開
始され、メインパルスAの電圧は一定の傾きで増加す
る。そして、時刻t2において第1メインパルス制御信
号MC1がハイレベルからローレベルになると、キャパ
シタ250の充電が終了する。これにより、立ち上がり
エッジARが発生する。
【0029】そして、時刻t2から時刻t3までの期間
は、第1および第2メインパルス制御信号MC1および
MC2がともにローレベルになるから、第1および第2
スイッチ220および240がともにオフ状態となっ
て、キャパシタ250に蓄積された電荷はそのまま保持
される。この結果、時刻t2から時刻t3までの期間に
おけるメインパルスAの電位は一定となる。
【0030】次に、第2定電流源230は、第2スイッ
チ240がオン状態のときに、一定の電流をキャパシタ
250から吸い出す。この例の電流値は−iである。し
たがって、第2スイッチ240がオン状態になると、メ
インパルスAは傾きdV/dt=−i/Cで立ち下が
る。
【0031】したがって、図2に示すように時刻t3に
おいて、第2メインパルス制御信号MC2がハイレベル
になると、キャパシタ250の放電が開始され、メイン
パルスAの電圧は一定の傾きで減少する。そして、時刻
t4において第2メインパルス制御信号MC2がローレ
ベルになると、キャパシタ250の放電が終了する。こ
れにより、立ち下がりエッジAFが発生する。
【0032】このようにして、メインパルス発生回路2
00は、台形波のメインパルスAを発生する。なお、メ
インパルスAの波形は、第1メインパルス制御信号MC
1および第2メインパルス制御信号MC2の各パルス
幅、第1定電流源210および第2定電流源230の各
電流値を上述した制御回路100によって制御すること
によって制御可能である。
【0033】サブパルス発生回路300は、サブパルス
制御信号SCに基づいて、サブパルスBを生成する。サ
ブパルス発生回路300は、抵抗310、キャパシタ3
20、およびオペアンプ330を備える。抵抗310と
キャパシタ320とは積分回路として機能し、オペアン
プ330はバッファ回路として機能する。
【0034】したがって、矩形波のサブパルス制御信号
SCがサブパルス発生回路300に供給されると、矩形
波の立ち上げエッジと立ち下がりエッジは鈍って、図2
に示すようなサブパルスBが得られる。サブパルスBの
立ち上がりエッジBRは、サブパルス制御信号SCがハ
イレベルとなる時刻t5から時刻t6までの期間に発生
し、サブパルスBの立ち下がりエッジBFは、サブパル
ス制御信号SCがハイレベルからローレベルに遷移する
時刻t6以降に発生する。
【0035】ここで、立ち上がりエッジBRの傾きにつ
いて検討する。サブパルス制御信号SCのハイレベルの
電圧をE、サブパルス制御信号SCがローレベルからハ
イレベルに遷移する時刻t5をt=0、抵抗310の抵
抗値をR、キャパシタ320の容量値をCとする。この
場合、立ち上がりエッジBRの電圧Vは、V=E[1−
EXP{−t/(RC)}]となる。これを時間tて微分し
て傾きを求めると、dV/dt={1/(RC)}・EXP
{−t/(RC)}となる。したがって、立ち上がりエッジ
BRの傾きは、時間tの経過とともに連続的に単調減少
することになる。このように連続的に傾きが変化する
と、立ち上がりエッジBRは曲線となる。また、傾きが
単調減少すると、立ち上がりエッジBRの開始点P1と
立ち上がりエッジBRの終了点P2を結ぶ線分Lに対し
て、立ち上がりエッジBRの波形は凸形状になる。
【0036】なお、制御回路100において、サブパル
ス制御信号SCのパルス幅を制御すると、立ち上がりエ
ッジBRの期間を変更することができるから、サブパル
スBの最大電圧強度を制御することが可能となる。ま
た、サブパルスBの波形は、抵抗310の代わりにFE
Tを用いた電子ボリュームを使用して、その抵抗値を制
御回路100からの信号によって制御することによって
も変更することができる。
【0037】次に、供給回路400は、メインパルスA
とサブパルスBとを加算(合成)して、駆動パルスCを
生成し、これをピエゾ駆動型ヘッド500に供給する。
図3はピエゾ駆動型ヘッド500の機械的構成を示す断
面図である。この図に示すようにピエゾ駆動型ヘッド5
00は、ピエゾ素子(圧電素子)510がインク室52
0の上部に張り合わせて構成されており、インク室51
0には図示せぬインク供給部からインクKが供給される
ようになっている。また、ピエゾ素子510に対応する
インク室510の壁は、他の部分に比較して厚さが薄く
なっており、板バネのように作用する。ピエゾ素子51
0は通常状態では図示するように変形が無いが、駆動パ
ルスCの電圧強度が大きくなると図中矢印の方向に変形
するようになっている。そして、駆動パルスCによって
ピエゾ素子510が屈曲し、インク室520のインクK
が、ノズル530の吐出面540から吐出する。
【0038】なお、上述したインクジェット装置におい
ては、説明を簡略化するために単一のピエゾ駆動型ヘッ
ド500を用いるものとしたが、実際のインクジェット
装置にあっては、複数のピエゾ駆動型ヘッド500を用
いることが多い。そのような場合には、メインパルス発
生回路200、サブパルス発生回路300および供給回
路400を各ピエゾ駆動型ヘッド500毎に設ければよ
い。さらに、各ピエゾ駆動型ヘッド500の一つの液滴
量には、バラツキがあることが多い。そのような場合に
は、制御回路100からの各種制御信号を用いて、メイ
ンパルスAおよびサブパルスBの波形を変更することに
よって、各液滴量を調整して、各液滴量を均一にするこ
とが好ましい。
【0039】B.液滴吐出動作 次に、インクジェット装置を用いた液滴の吐出動作につ
いて図3および図4を参照して詳細に説明する。図4
は、ピエゾ駆動型ヘッド500の状態を示す模式図であ
る。
【0040】まず、駆動パルスCの電圧強度が0Vとな
っている時刻t1以前にあっては、図4(A)に示すよ
うにピエゾ素子510の上面と下面は並行である。この
とき、インク室520のインクKは吐出面540まで満
たされている。
【0041】次に、時刻t1から時刻t2までの期間に
おいて、メインパルスAが立ち上がると、これに同期し
てピエゾ素子510は上方向に膨らむ。これにより、イ
ンク室520の内圧が下がると、ピエゾ駆動型ヘッド5
00の状態は、図4(B)に示すようにインクKがノズ
ル530の内部に吸引される。
【0042】次に、時刻t3から時刻t4までの期間に
おいて、メインパルスAが立ち下がると、これに同期し
てピエゾ素子510は元の状態に戻る。この時、インク
室520の内圧が上がり、ピエゾ駆動型ヘッド500の
状態は、図4(C)に示すようになって、インクKが吐
出面540から吐出される。時刻t4において吐出され
たインクKは、ノズル530の内部にあるインクKとい
まだ分離されておらず、くびれZを介して繋がってい
る。
【0043】次に、時刻t5から時刻t6までの期間に
おいて、サブパルスBの立ち上がりエッジBRが発生す
ると、これに同期してピエゾ素子510は上方向に膨ら
んで、インク室520の内圧が低下する。この時、ピエ
ゾ駆動型ヘッド500の状態は、図4(D)に示すよう
になって、吐出面540から吐出されたインクKの一部
がノズル530の内部に引き戻される。以下、引き戻さ
れるインクKを吸引インクK’と称することにする。こ
れにより、吐出面540から吐出したインクKは、外部
に放出される液滴Gと吸引インクK’に分離される。
【0044】ダブルパルス法の利点は吸引インクK’に
よって、液滴Gのインク量を減少させことができる点に
ある。一方、ダブルパルス法には、飛沫が発生し、吐出
が不安定になるといった欠点があることは解決課題の欄
で説明した通りである。これらの原因について、全てが
つまびらかになったわけではないが、本発明者らは、各
種の実験や考察を重ねた結果、飛沫および不安定吐出の
主原因として以下の知見を得た。
【0045】吐出したインクKが液滴Gと吸引インク
K’に分離した瞬間は、図5に示すように吸引インク
K’の形状は先端が尖っており、非常に不安定な状態に
ある。この不安定な状態で大きな吸引力が加わると、先
端部分が上下左右にぶれて飛沫が発生し吐出が不安定に
なる。従来のダブルパルス法にあっては、メインパルス
AおよびサブパルスBに矩形波を用いるため、吸引イン
クK’の吸引過程で大きな吸引力が作用して飛沫および
不安定吐出を招いていたのである。
【0046】したがって、吸引インクK’に加える吸引
力を小さくすれば、飛沫および不安定吐出を防止するこ
とができると考えられる。しかし、小さな吸引力では吸
引インクK’の量を多くすることができないため、液滴
Gのインク量を減少させるには一定の限界がある。換言
すれば、液滴Gのインク量と飛沫防止や吐出安定とはト
レードオフの関係にあるといえる。
【0047】そこで、液滴Gのインク量の減少させ、か
つ、飛沫を防止し吐出を安定させるべく、サブパルスB
の立ち上がりエッジBRについて、その傾きを連続的に
単調減少させるようにしたのである。
【0048】この点について、詳細に説明すると、吸引
力はインク室520の内圧の変化量に応じて作用するか
ら、ピエゾ素子510の上方向に対する単位時間当たり
の変位が大きいほど、吸引力は大きくなる。ピエゾ素子
510の変位は立ち上がりエッジBRの電圧強度によっ
て定まり、その変位の単位時間あたりの大きさは、立ち
上がりエッジBRの傾きに応じたものとなる。つまり、
立ち上がりエッジBRの傾きに基づいて吸引力が変化す
ることになる。上述したように立ち上がりエッジBRの
傾きは単調減少するから、吸引力は吸引開始時点(図3
の時刻t5)において最大であり、その後、次第に小さ
くなる。
【0049】まず、吸引開始時点においては、吐出され
たインクKは、液滴Gと吸引インクK’に分離されてい
ない。この状態は特に不安定な状態ではないので、大き
な吸引力を吐出されたインクKに作用させても問題はな
く、逆に大きな吸引力を作用させることによって、液滴
Gのインク量を減少させることができる。
【0050】そして、吐出されたインクKが液滴Gと吸
引インクK’に分離した時、吸引インクK’は上述した
ように不安定な状態となる。このような状態では、吸引
力は飛沫が発生しない程度の小さい力であることが好ま
しい。吸引開始時点からこの状態に至る時点までには、
相当な時間が経過しているので、立ち上がりエッジBR
の傾きは緩やかになっている。したがって、分離時の吸
引力を十分小さいものにすることができる。以上がサブ
パルスBの立ち上がりエッジBRにおける液滴Gと吸引
インクK’の挙動である。
【0051】次に、時刻t6以降において、サブパルス
Bの立ち下がりエッジBFが発生すると、これに同期し
てピエゾ素子510は上方向に膨らんだ状態から元に戻
る。この時、ピエゾ駆動型ヘッド500の状態は、図4
(E)に示すようになって、吐出面540までインクK
が満たされることになる。これにより、インクKの状態
を定常状態に戻すことができる。
【0052】以上、説明したように本実施形態のインク
ジェット装置によれば、サブパルスBの立ち上がりエッ
ジBRを、その傾きが連続的に単調減少するように生成
したので、吐出されたインクKの吸引開始時点では吸引
力を最大とし、その後、吸引力を次第に小さくすること
ができ、液滴Gのインク量の減少と飛沫防止および吐出
の安定を同時に実現することができる。この結果、高精
細なパターンの形成が必要とされるカラーフィルタを、
ダブルパルス法を用いたインクジェット装置を用いて容
易に製造することができ、コストダウンを図りつつカラ
ーフィルタの品質を飛躍的に向上させることができる。
【0053】くわえて、本実施形態のインクジェット装
置によれば、小さな液滴Gを安定して吐出させることが
できるので、液滴Gのインク量を精度よく制御すること
が可能となる。この結果、複数のピエゾ駆動型ヘッド5
00を用いて、パターンを形成する場合に各ヘッド間の
液滴Gのインク量を均一にすることができ、パターンの
ムラを無くすことが可能となる。
【0054】C.変形例 本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、
上記実施形態は例示であり、例えば、以下に述べる変形
が可能である。また、本発明の特許請求の範囲に記載さ
れた技術的思想と実質的に同一な構成を有し、同様な作
用効果を奏するものは、いかなるものであっても本発明
の技術的範囲に包含される。
【0055】(1)上述した実施形態のインクジェット
装置は、カラーフィルタの製造装置の一部として説明し
たが、本発明はこれに限定されるものではなく、紙等の
記録媒体にインクを吐出して印刷を行うプリンタ装置に
適用可能であることは勿論である。
【0056】(2)上述した実施形態のインクジェット
装置においては、サブパルスBを発生する積分回路とし
てRC回路を用いたがLR回路を用いて構成してもよい
ことは勿論であり、さらに2次以上をローパスフィルタ
を用いて構成してもよい。
【0057】(3)上述した実施形態にあっては、駆動
パルスCは、ピエゾ駆動型ヘッド500の通常状態にお
ける駆動電圧強度を基準として正極性のパルスを生成し
た。これは、ピエゾ駆動型ヘッド500が駆動パルスC
の立ち上がりエッジでインクを吸引し、駆動パルスCの
立ち下がりエッジでインクを吐出するタイプのものだか
らである。これに対して、本発明は、このようなピエゾ
駆動型ヘッド500に限定されるものではなく、駆動パ
ルスCの立ち下がりエッジでインクを吸引し、駆動パル
スCの立ち上がりエッジでインクを吐出するタイプのも
のに適用してしてもよい。図6は変形例に係わるピエゾ
駆動型ヘッド500’の断面図であり、同図(A)は、
通常の状態におけるピエゾ駆動型ヘッド500’の挙動
を示すものである一方、同図(B)は、インクKの吸引
時におけるピエゾ駆動型ヘッド500’の挙動を示すも
のである。
【0058】この変形例にあっては、通常状態でピエゾ
素子510が変形しているので、変形時に駆動パルスC
の電圧強度は大きくなる。このため、駆動パルスCは、
図7に示すものとなり、サブパルスBの立ち下がりエッ
ジBFにおいて、液滴Gと吸引インクK’の分離が行わ
れる。ここで、立ち下がりエッジBFは、その傾きが連
続的に単調増加するものであればよい。
【0059】なお、メインパルスAを生成するには、図
1に示す実施形態のインクジェット装置において、第1
スイッチ220に第2メインパルス制御信号MC2を供
給する一方、第2スイッチ240に第1メインパルス制
御信号MC1を供給し、キャパシタ250の一端を接地
する代わりに、当該端子に通常状態で必要とされるピエ
ゾ素子510の変位が得られるだけの電圧を給電すれば
よい。
【0060】また、サブパルスBを生成するには、サブ
パルス制御信号SCの極性を負極性とし、キャパシタ2
50の一端を接地する代わりに、当該端子に通常状態で
必要とされるピエゾ素子510の変位が得られるだけの
電圧を給電すればよい。
【0061】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、ダブルパルス法によりヘッドから吐出する液滴の量
を少量とし、かつ飛沫を防止して安定したインクの吐出
を実現することができる。したがって、高精細なパター
ンを高品質で安定して形成することが可能となり、さら
に、液滴量を精度良く制御することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係わるインクジェット装
置の構成を示すブロック図である。
【図2】同装置の動作を示すタイミングチャートであ
る。
【図3】ピエゾ駆動型ヘッドの機械的構成を示す断面図
である。
【図4】同装置に用いるピエゾ駆動型ヘッドの状態を示
す模式図である。
【図5】液滴と吸引インクとに分離した瞬間におけるイ
ンクの状態を示す模式図である。
【図6】変形例に係わるピエゾ駆動型ヘッドの断面図で
ある。
【図7】変形例に係わる駆動パルスの波形図である。
【図8】カラーフィルタのパターンと飛沫とを示す模式
図である。
【符号の説明】
A … メインパルス B … サブパルス C … 駆動パルス K … インク 500 … ピエゾ駆動型ヘッド 200 … メインパルス発生回路 300 … サブパルス発生回路 400 … 供給回路

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピエゾ駆動型ヘッドを用い、前記ピエゾ
    駆動型ヘッドに対し、メインパルスとメインパルスから
    所定の間隔で加えられるサブパルスとを印加して液滴を
    吐出するダブルパルス法を用いたインクジェット方式に
    よるパターン形成方法において、 前記メインパルスと前記サブパルスとを、前記ピエゾ駆
    動型ヘッドの通常状態における駆動電圧強度を基準とし
    て正極性のパルスとして生成し、 前記サブパルスの立ち上がりエッジの波形の傾きを連続
    的に単調減少させることを特徴とするインクジェット方
    式によるパターン形成方法。
  2. 【請求項2】 ピエゾ駆動型ヘッドを用い、前記ピエゾ
    駆動型ヘッドに対し、メインパルスとメインパルスから
    所定の間隔で加えられるサブパルスとを印加して液滴を
    吐出するダブルパルス法を用いたインクジェット方式に
    よるパターン形成方法において、 前記メインパルスと前記サブパルスとを、前記ピエゾ駆
    動型ヘッドの通常状態における駆動電圧強度を基準とし
    て負極性のパルスとして生成し、 前記サブパルスの立ち下がりエッジの波形の傾きを連続
    的に単調増加させることを特徴とするインクジェット方
    式によるパターン形成方法。
  3. 【請求項3】 前記サブパルスは矩形波を積分して生成
    することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の
    インクジェット方式によるパターン形成方法。
  4. 【請求項4】 前記矩形波のパルス幅を変化させること
    により、前記サブパルスの電圧強度を制御することを特
    徴とする請求項3に記載のインクジェット方式によるパ
    ターン形成方法。
  5. 【請求項5】 前記メインパルスは台形波であることを
    特徴とする請求項1から請求項4までのいずれかの請求
    項に記載のインクジェット方式によるパターン形成方
    法。
  6. 【請求項6】 駆動パルスの立ち上がりエッジでインク
    を吸引し、前記駆動パルスの立ち下がりエッジでインク
    を吐出するピエゾ駆動型ヘッドと、 波形が台形波であり、かつ、正極性のメインパルスを発
    生させるメインパルス発生手段と、 パルスの極性が正極性であり、かつ、立ち上がりエッジ
    の波形の傾きが連続的に単調減少するサブパルスを、前
    記メインパルスから所定時間が経過した後に発生させる
    サブパルス発生手段と、 前記メインパルスと前記サブパルスとを合成して前記駆
    動パルスを得て、前記駆動パルスを前記ピエゾ駆動型ヘ
    ッドに供給する供給手段とを備えることを特徴とするイ
    ンクジェット装置。
  7. 【請求項7】 駆動パルスの立ち下がりエッジでインク
    を吸引し、前記駆動パルスの立ち上がりエッジでインク
    を吐出するピエゾ駆動型ヘッドと、 波形が台形波であり、かつ、負極性のメインパルスを発
    生させるメインパルス発生手段と、 パルスの極性が負極性であり、かつ、立ち下がりエッジ
    の波形の傾きが連続的に単調増加するサブパルスを、前
    記メインパルスから所定時間が経過した後に発生させる
    サブパルス発生手段と、 前記メインパルスと前記サブパルスとを合成して前記駆
    動パルスを得て、前記駆動パルスを前記ピエゾ駆動型ヘ
    ッドに供給する供給手段とを備えることを特徴とするイ
    ンクジェット装置。
  8. 【請求項8】 前記サブパルス発生手段は、矩形波を積
    分する積分回路を備えることを特徴とする請求項6また
    は請求項7に記載のインクジェット装置。
  9. 【請求項9】 前記積分回路はRC回路であることを特
    徴とする請求項8に記載のインクジェット装置。
  10. 【請求項10】 前記サブパルス発生手段は、前記矩形
    波のパルス幅を変化させることにより、前記サブパルス
    の電圧強度を制御することを特徴とする請求項8に記載
    のインクジェット装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006272907A (ja) * 2005-03-30 2006-10-12 Seiko Epson Corp 液体吐出装置、及び、液体吐出方法
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JP2016055508A (ja) * 2014-09-09 2016-04-21 株式会社リコー 画像形成装置及びヘッド駆動制御方法

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