JP2003126115A - 内視鏡手術システム - Google Patents

内視鏡手術システム

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JP2003126115A JP2001325318A JP2001325318A JP2003126115A JP 2003126115 A JP2003126115 A JP 2003126115A JP 2001325318 A JP2001325318 A JP 2001325318A JP 2001325318 A JP2001325318 A JP 2001325318A JP 2003126115 A JP2003126115 A JP 2003126115A
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Koji Yasunaga
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Abstract

(57)【要約】 【課題】内視鏡の接触について注意を払う必要がなく、
内視鏡の移動すなわち視野の移動が容易に行える簡便な
内視鏡手術システムを提供する。 【解決手段】術部を観察するための内視鏡3と、体表か
ら体内に挿入される筒状のシース4と、内視鏡3を移動
可能に支持する移動支持装置2と、内視鏡3とシース4
の相対位置を検出し、このときの検出結果に基づいて、
移動支持装置2が内視鏡3を移動させる動作を制御する
コントロールボックス5とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は内視鏡手術システム
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、外科分野特に脳神経外科等で
は、手術をより低侵襲に行なうために、内視鏡による観
察が行なわれている。
【0003】また、頭蓋内で術部を処置するための作業
空間を確保するために、図15に示すようなシースを用
いた内視鏡手術が行なわれている。この手術では、頭蓋
骨に開けた小さな穴を通して、円筒状のシース100を
頭蓋内に挿入し、このシース100内の空間に内視鏡1
01や術具102を挿入して手術するものである。この
ようなシース100を用いた内視鏡手術において、内視
鏡は一般的には、内視鏡支持装置に接続して使用されて
いる。この内視鏡支持装置の例は、例えば実用新案登録
第3005400号や米国特許第5695500号に開
示されている。
【0004】実用新案登録第3005400号では、内
視鏡支持装置の固定、解除をおこない、内視鏡を自在に
移動、固定可能にするものである。また、米国特許第5
695500号では、術部に対して規定した位置以上に
術具が移動すると、ブレーキをロックし当該術具を固定
するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実用新
案登録第3005400号においては、シースを組み合
せて使用する場合、内視鏡の挿入部は、光学系が内蔵さ
れているため、内視鏡をシースに強く接触させると光学
系が破損し、光学性能の劣化を招くという問題があっ
た。また、内視鏡の先端が術部に接触すると、光学系に
血液等が付着し観察性能を低下させてしまう問題があっ
た。
【0006】これにより術者は、内視鏡とシースおよび
内視鏡の先端と術部の位置関係に常に注意を払う必要が
あり、大きな疲労を招くとともに、手術時間の延長につ
ながっていた。
【0007】一方、米国特許第5695500号におい
ては、患者の術部生体の情報により内視鏡の移動範囲を
制御するため、システムが大掛かりであり、内視鏡の移
動を容易に行なえない。
【0008】本発明はこのような課題に着目してなされ
たものであり、その目的とするところは、内視鏡の接触
について注意を払う必要がなく、内視鏡の移動すなわち
視野の移動が容易に行える簡便な内視鏡手術システムを
提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、第1の発明に係る内視鏡手術システムは、術部を
観察するための内視鏡と、体表から体内に挿入される筒
状のシースと、前記内視鏡を移動可能に支持する移動支
持装置と、前記内視鏡と前記シースの相対位置を検出す
る相対位置検出手段と、前記相対位置検出手段での検出
結果に基づいて、前記移動支持装置が前記内視鏡を移動
させる動作を制御する制御手段とを備える。
【0010】また、第2の発明は、第1の発明に係る内
視鏡手術システムにおいて、前記移動支持装置は、各々
が固定、解除可能な少なくとも1つの関節を備え、この
関節を介して前記内視鏡を移動または固定する。
【0011】また、第3の発明は、第1の発明に係る内
視鏡手術システムにおいて、前記移動支持装置は、少な
くとも1つの駆動手段を備え、前記駆動手段の動作によ
り、前記内視鏡を移動または停止させる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を詳細に説明する。
【0013】(第1実施形態) (構成)図1は第1実施形態の構成を示す概略図であ
る。患者50はベッド1により支持されている。ベッド
サイド1aには本実施形態の移動支持装置2が接続され
ている。この移動支持装置2の先端には内視鏡3が接続
されている。患者50の頭部にはシース4が挿入されて
いる。前記移動支持装置2にはコントロールボックス5
が電気的に接続されている。
【0014】図2は上記した移動支持装置2の具体的な
構成を説明するための図である。6はベッドサイド1a
のレールに固定可能なベッド固定部であり、その上方に
は、順に、関節7、支柱8、関節9、アーム10、関節
11、アーム12が接続されている。関節7はベッド固
定部6に対し支柱8を鉛直軸O1まわりに回動可能、か
つ固定可能に電磁ブレーキ13aを備えている。関節9
は支柱8に対し、アーム10を紙面に垂直な軸O2まわ
りに回動可能、かつ固定可能に電磁ブレーキ13bを備
えている。関節11はアーム10に対し、アーム12を
紙面に垂直な軸O3まわりに回動可能、かつ固定可能に
電磁ブレーキ13cを備えている。
【0015】回転軸O2,O3は鉛直軸O1と直交しか
つ互いに平行である。
【0016】各電磁ブレーキ13a,13b,13cは
通電時に固定が解除される負作動式ブレーキであり、後
述のブレーキ駆動回路15に接続されている。
【0017】アーム12の先端にはブロック体16が一
体的に接続されている。17は球体であり、ブロック体
16に対し転動可能に保持されかつ、ブロック体16に
一体的に接続されたソレノイド18の動作により固定、
解除可能である。ソレノイド18は通電時に球体17の
固定を解除する構成であり、後述のソレノイド駆動回路
30に接続されている。
【0018】19は球体17の下方に一体的に接続され
内視鏡3を保持する保持筒である。保持筒19の外周に
は、押しボタン式のスイッチ20が配設されている。ス
イッチ20は後述のスイッチ入力回路に接続されてい
る。
【0019】内視鏡3は先端に図示しない対物レンズ、
CCD(固体撮像素子)、照明光学系を備え、術部を撮
像し図示しないTVモニターに表示する。内視鏡3の挿
入部3aには、挿入部3aに対し距離Q1の間隔を保ち
2個のTVカメラ21a,21bが支持腕22により接
続されている。図中R1はTVカメラ21aとTVカメ
ラ21bを結ぶ直線に対する内視鏡3の先端の距離であ
る。
【0020】シース4は軸O21を中心とした円筒状を
しており、円筒状のフランジ4aを備えている。フラン
ジ4aには、4つのLED23a〜23dが所定の位置
関係で設置されている。この位置関係は図3に示すよう
に中心軸O21を中心とした半径T1をもつ円の円周を
4等分した位置である。図3中D1はシース4の内径、
S1はLED23a〜23d設置面からのシース4の長
さを示している。D2は軸O21を中心とするD1より
小径の円の直径である。CはD1とD2をそれぞれ外
径、内径とする長さS1の円筒状の領域である。
【0021】図4は、上記したコントロールボックス5
の電気的構成について説明するための図である。
【0022】TVカメラ21a,21bは各々TVコン
トロールユニット24a,24bを介し、位置検出手段
である計測回路26に接続される。LED23a〜23
dはLED駆動装置25を介して計測回路26に接続さ
れる。
【0023】ブレーキ駆動回路15は、前述の電磁ブレ
ーキ13a,13b,13cに接続される。また、ソレ
ノイド18はソレノイド駆動回路30に接続される。
【0024】演算回路27は、前記計測回路26、ブレ
ーキ駆動回路15、ソレノイド駆動回路30、およびス
イッチ入力回路28に接続されている。スイッチ入力回
路28は前記スイッチ20に接続されている。
【0025】ここで演算回路27は、メモリを備え、以
下の3つの情報が記憶されている。
【0026】シース4のLED23a〜23dを基準
とした、シース4の中心O21の位置、シース4の内径
D1、長さS1。
【0027】TVカメラ21a,21bの位置を基準
とした、内視鏡挿入部3aの中心軸O20の位置および
内視鏡の挿入部3aの外径d、TVカメラ21a,21
bと内視鏡先端間の距離R1。
【0028】図3に示す、シース4の内径D1とD2
をそれぞれ外径、内径とする長さS1の円筒領域Cの立
体的情報。(D2は図示しない入力装置により任意に設
定可能である)31はリセットスイッチであり、入力回
路32を介して演算回路27に接続されている。
【0029】(作用)スイッチ20が押されていない状
態では、各電磁ブレーキ13a〜13cおよびソレノイ
ド18が固定されており、関節7,9,11および球体
17も固定されている。すなわち内視鏡3は移動支持装
置2により空間的に固定支持されている。
【0030】術者がスイッチ20を押すと、スイッチ入
力回路28を介して演算回路27に信号を出力する。こ
れにより演算回路27は、計測回路26からの情報を入
力し、演算を行い所定の信号をブレーキ駆動回路15に
出力する。
【0031】このときの作用を以下に説明する。計測回
路26からの指示により、LED駆動回路25からの信
号を受けて所定のタイミングでLED23a〜23dが
発光する。TVカメラ21a,21bはLED23a〜
23dを撮像し、TVカメラコントローラ24a,24
bを介し計測回路26に映像信号を出力する。計測回路
26は、この情報をもとに、TVカメラ21a,21b
に対するLED23a〜23bの空間的位置を算出し、
演算回路27に情報を出力する。
【0032】演算回路27はこの情報をもとに図5に従
った処理を行なう。すなわち、演算回路27は、TVカ
メラ21a,21bとLED23a〜23dの位置情報
と、予め記憶されている前述の内視鏡3、シース4の情
報により、シース4に対する内視鏡3の位置を演算し
(ステップS1)、内視鏡3の先端がシース4の先端か
ら突出しているか否かを判断する(ステップS3)。こ
こでの判断結果がNOの場合にはさらに、少なくとも内
視鏡3の一部が図3に示す設定範囲である領域Cに含ま
れるか否かを判断する(ステップS5)。
【0033】ステップS3において、内視鏡3の先端が
シース4の先端から突出していないと判断され(ステッ
プS3の判断がNO)、かつ、少なくとも内視鏡3の一
部が図3に示す設定範囲である領域Cに含まれない(ス
テップS5の判断がNO)と判断された場合、演算回路
27はブレーキ駆動回路15およびソレノイド駆動回路
30に信号を出力し、各電磁ブレーキ13a〜13cお
よびソレノイド18の制動を解除する(ステップS
7)。
【0034】これにより関節7,9,11および球体1
7が可動となり、内視鏡3は3次元的に移動、傾斜可能
となる。
【0035】一方、内視鏡3をシース4内で移動させる
ことにより、内視鏡3の先端がシース4の先端より突出
する場合(ステップS3の判断がYES)、または、少
なくとも内視鏡3の一部が図3に示す設定範囲である領
域Cに含まれる場合(ステップS5の判断がYES)、
演算回路27はブレーキ駆動回路15およびソレノイド
駆動回路30への信号出力を停止し(ステップS4、S
6)、各電磁ブレーキ13a〜13cおよびソレノイド
18を固定する。
【0036】これにより関節7,9,11および球体1
7が固定され、内視鏡3が移動支持装置2により空間的
に固定される。
【0037】この作用により、内視鏡3をシース4内で
移動させる時、内視鏡3がシース4の内径D1に近接す
る領域であるCに入ると、移動支持装置2により内視鏡
3の移動が強制的に停止される。
【0038】この内視鏡3の強制的な固定状態を解除す
る場合は、リセットスイッチ31を押す。これにより入
力回路32を介して演算回路27に信号が出力され、内
視鏡3が領域Cから外れるまでの間、演算回路27はブ
レーキ駆動回路15およびソレノイド駆動回路30への
信号を出力し、各電磁ブレーキ13a〜13cおよびソ
レノイド18の制動を解除する。これにより関節7,
9,11および球体17が可動となり、内視鏡3は一時
的に3次元的に移動、傾斜可能となる。
【0039】(効果)上記した第1実施形態によれば、
スイッチ20を押すことにより、関節7,9,11およ
び球体17が可動となり、内視鏡3を手動で操作できる
ため、目的位置にすばやく内視鏡3が移動できる。
【0040】また、内視鏡3がシース4に接近すると強
制的に内視鏡3の移動を停止するため、シース4への内
視鏡3の接触を確実に防止できる。
【0041】(第2実施形態) (構成)図6は、本発明の第2実施形態の構成を説明す
るための図である。架台40は、床面に対してキャスタ
ー41により移動可能である。上下伸縮アーム42は、
架台40に対して鉛直軸O30と平行にアクチュエータ
46aより伸縮可能である。旋回アーム43は、上下伸
縮アーム42に対して、アクチュエータ46bにより鉛
直軸O30まわりに旋回可能である。屈曲アーム44
は、旋回アーム43上部に一体的に接続されL字形状を
したアームである。水平伸縮アーム45は、屈曲アーム
44に対して、アクチュエータ46cにより水平軸O3
2と平行に伸縮可能である。
【0042】水平移動手段47は、水平伸縮アーム45
の先端に一体的に接続され、内視鏡3を水平面内で移動
可能である。この水平移動手段47は、水平伸縮アーム
45の先端に一体的に接続されたガイド体47aと、前
記ガイド体47aに対し図中矢印A方向(紙面左右方
向)にアクチュエータ47bの駆動により移動可能な第
1移動体47cと、前記第1移動体47cに対し図中矢
印B方向(紙面垂直方向)にアクチュエータ47dの駆
動により移動可能な第2移動体47eとからなる。
【0043】接続体48は、第2移動体47eの下部に
一体的に接続され、下方に球体49を転動可能に保持し
ている。球体49の下部には、第1実施形態と同様の内
視鏡3が接続筒50を介して一体的に接続されている。
【0044】内視鏡3の挿入部3aには、挿入部3aに
対し所定の間隔を保ち2個の超音波受信手段51a,5
1bが支持腕22により接続されている。図中R1は超
音波受信手段51a,51bを結ぶ直線に対する内視鏡
3の先端の距離である。超音波受信手段51a,51b
は後述の超音波計測装置55に接続されている。
【0045】ジョイスティック153は、前記水平移動
手段47および、上下伸縮アーム42を動作させるため
の入力手段であり、図中の矢印の6方向の入力が可能で
ある。ジョイスティック153は後述の入力回路59に
接続されている。
【0046】以下に図7を参照してシース52の詳細な
構成について説明する。シース52は中心軸O21を中
心とした円筒状をしており、円筒状のフランジ52aを
備えている。フランジ52aには、4つの超音波発信手
段53a〜53dが所定の位置関係で設置されている。
この位置関係は中心軸O21を中心とし半径T1をもつ
円の円周を4等分した位置である。支持腕61は、シー
ス52の内周に延出しており、先端に球体62を転動可
能に支持している。球体62には、貫通穴62aが形成
され、内視鏡3が嵌挿されている。
【0047】図8はシース52の内部空間を表した図で
ある。図中D1はシース4の内径、S1は超音波発信手
段53a〜53d設置面からのシース52の長さを示し
ている。D2は軸O21を中心とするD1より小径の円
の直径である。D3は軸O21を中心とするD2より小
径の円の直径である。CはD1とD2をそれぞれ外径、
内径とする長さS1の円筒状の領域である。EはD2と
D3をそれぞれ外径、内径とする長さS1の円筒状の領
域である。
【0048】次に図9を参照して入力回路54を含めた
電気的構成について説明する。2個の超音波受信手段5
1a,51bが接続された超音波計測装置55は、演算
回路57に接続されている。また、4つの超音波発信手
段53a〜53dが接続された超音波駆動装置56は、
演算回路57に接続されている。
【0049】アクチュエータ46a,47b,47d
は、それぞれアクチュエータ駆動回路58a〜58cを
介し、演算回路57に接続されている。
【0050】演算回路57は各アクチュエータ駆動回路
58a〜58cに駆動(2種)、停止の信号を出力す
る。
【0051】アクチュエータ駆動回路58a〜58c
は、演算回路57からの信号に従い、アクチュエータ4
6a,47b,47dの駆動速度を高速、低速2段階に
切り換えて出力が可能である。
【0052】ジョイスティック153は、入力回路54
を介して演算回路57に接続されている。
【0053】前述の全てのアクチュエータはモータであ
る。
【0054】演算回路57はメモリを備え、以下の3つ
の情報が記憶されている。
【0055】シース52の超音波発信手段53a〜5
3dを基準とした、シース52の中心O21の位置、シ
ース52の内径D1、長さS1。
【0056】超音波受信手段51a,51bの位置を
基準とした、内視鏡挿入部3aの中心軸O20の位置お
よび内視鏡挿入部3aの外径d、超音波受信手段a,b
と内視鏡先端間の距離R1。
【0057】図8に示す、シース4の内径D1とD2
をそれぞれ外径、内径とする長さS1の円筒領域Cの立
体的情報。(D2は任意に設定可能) 図8に示す、D2とD3をそれぞれ外径、内径とする
長さS1の円筒領域Eの立体的情報。(D3は任意に設
定可能)(作用)術者がジョイスティック153を操作
すると、操作方向に応じた信号が入力回路54から演算
回路57に出力される。これにより演算回路57からの
指示により超音波駆動装置56からの信号を受けて超音
波発信手段53a〜53dが超音波を発する。超音波受
信手段51a,51bは超音波発信手段53a〜53d
による超音波を受信し超音波計測装置55に信号を出力
する。超音波計測装置55は、この情報をもとに、超音
波受信手段51a,51bに対する超音波発信手段53
a〜53dの空間的位置を算出し、演算回路57に情報
を出力する。
【0058】演算回路57は、この情報に基づき図10
に従った処理を行なう。すなわち、演算回路57は、超
音波受信手段51a,51bに対する超音波発信手段5
3a〜53dの位置情報と、予め記憶されている前述の
内視鏡3、シース52の情報により、シース52に対す
る内視鏡3の位置を演算し(ステップS20)、内視鏡
3の先端がシース4の先端から突出しているか否かを判
断する(ステップS22)。ここでの判断結果がNOの
場合にはさらに、少なくとも、少なくとも内視鏡3の一
部が図8に示す設定範囲である領域CおよびEに含まれ
る否かを判断する(ステップS24、S26)。
【0059】ステップS22において、内視鏡3の先端
がシースから突出していないと判断され(ステップS2
2の判断がNO)、かつ、少なくとも内視鏡3の一部が
図8に示す設定範囲である領域CおよびEに含まれない
(ステップS24、S26の判断がNO)と判断された
場合、演算回路57は各アクチュエータ駆動回路58a
〜58cに信号を出力し、各アクチュエータ46a,4
7b,47dを高速で駆動させる(ステップS28)。
【0060】ここでジョイスティック153の操作によ
る具体的な動作を説明する。ジョイスティック153の
傾斜および、押し引きにより、この入力に対応したアク
チュエータが所定の方向に駆動する。
【0061】例えばアクチュエータ46aが駆動される
と上下伸縮アーム42が上下動し、内視鏡3がシース5
2に対し進退する。
【0062】また、アクチュエータ47bが駆動される
と、アクチュエータ47aに対しアクチュエータ47c
が紙面左右方向に移動する。これにより内視鏡3がシー
ス52の球体62の中心点を支点として球体49を中心
に傾斜する。
【0063】また、アクチュエータ47dが駆動される
と、アクチュエータ47cに対しアクチュエータ47e
が紙面垂直方向に移動する。
【0064】同様に内視鏡3がシース52の球体62の
中心点を支点として球体49を中心に傾斜する。
【0065】さらに内視鏡3をシース52内で移動させ
ることにより、内視鏡3の先端がシース52の先端から
術部側に突出していない場合(ステップS22の判断が
NO)で、かつ、少なくとも内視鏡3の一部が図8に示
す設定範囲である領域Eのみに含まれる場合(ステップ
S24の判断がNO、ステップS26の判断がYE
S)、演算回路57は各アクチュエータ駆動回路58a
〜58cに信号を出力し、各アクチュエータ46a,4
7b,46dを低速で駆動する(ステップS27)。
【0066】さらに内視鏡3の移動を続け、内視鏡3の
先端がシース52の先端から術部側に突出している場合
(ステップS22の判断がYES)、または、少なくと
も内視鏡3の一部が図8に示す設定範囲である領域Cに
含まれる場合(ステップS24の判断がYES)、演算
回路57は各アクチュエータ駆動回路58a〜58cへ
の信号出力を停止し、各アクチュエータ46a,47
b,46dを強制的に停止させる(ステップS23、S
25)。これにより内視鏡3の移動が停止する。
【0067】この内視鏡3の強制的な固定状態を解除す
る場合は、図示しないリセットスイッチを押すと、第一
実施形態と同様に内視鏡3が領域Cから外れるまでの
間、一時的に内視鏡3が移動可能となる。
【0068】(効果)上記した第2実施形態によれば、
内視鏡3がジョイスティック153により操作可能であ
るため、術者は内視鏡3を直接手で把持して操作する必
要がない。例えばジョイスティック153を足で操作す
るフットスイッチに搭載すれば、術者は手術作業を中断
することなく内視鏡3の移動が可能となる。
【0069】また、内視鏡3がシース52に接近したこ
とを内視鏡3の移動速度を変化させて術者に知らせるた
め、術者は予め意識しながら内視鏡3を操作可能とな
り、内視鏡3が急に移動停止し、手術が中断することが
ない。
【0070】(第3実施形態) (構成)本実施形態は第1実施形態と電気的構成のみが
異なり、これに関して説明する。同様の部分は同一の番
号を付して、説明は省略する。
【0071】図11に従い電気的構成を説明する。図中
70は演算回路であり、第1実施形態に加えて以下の点
が異なる。
【0072】第2実施形態の図8に示す、D2とD3
をそれぞれ外径、内径とする長さS1の円筒領域Eの立
体的情報を記憶している。(D3は任意に設定可能) 演算回路70はブレーキ駆動回路71およびソレノイ
ド駆動回路72に接続されており、固定、解除、半固定
の3つの情報を出力する。
【0073】ブレーキ駆動回路71およびソレノイド
駆動回路72は、半固定状態では、電磁ブレーキ13a
〜13c及びソレノイド18に図12に示すようなパル
ス状の電圧を供給する。これにより電磁ブレーキ13a
〜13c、ソレノイド18は半固定状態となる。
【0074】(作用)第1実施形態と異なる部分につい
てのみ図13を参照してその作用を説明する。ここで
は、第1実施形態と比較してステップS5’及び6’が
追加されている。内視鏡3をシース4内で移動させるこ
とにより、少なくとも内視鏡3の一部が図8に示す設定
範囲である領域Eのみに含まれる場合(ステップS5’
の判断がYES)、演算回路70はブレーキ駆動回路7
1、ソレノイド駆動回路72に半固定の信号を出力す
る。これによりブレーキ駆動回路71、ソレノイド駆動
回路72はそれぞれ電磁ブレーキ13a〜13cおよび
ソレノイド18にパルス状の電圧を供給し、半固定状態
にする(ステップS6’)。これにより関節7,9,1
1および球体17が半固定状態となり、内視鏡3の移動
力量が重くなる。
【0075】さらに内視鏡3の移動を続け、内視鏡3の
先端がシース4より突出する場合(ステップS3の判断
がYES)、または、少なくとも内視鏡3の一部が図8
に示す設定範囲である領域Cに含まれる場合(ステップ
S5の判断がYES)には、演算回路70はブレーキ駆
動回路71、ソレノイド駆動回路72への信号出力を停
止し、電磁ブレーキ13a〜13cおよびソレノイド1
8を強制的に固定させる(ステップS4)。これにより
内視鏡3の移動が固定される。
【0076】(効果)上記した第3実施形態によれば、
第1実施形態に対して、内視鏡3がシース4に接近する
と、内視鏡3を移動させる操作力を変化させて術者に知
らせるため、術者は予め意識しながら内視鏡3を操作可
能となり、内視鏡が急に移動停止し、手術が中断するこ
とがない。
【0077】(第4実施形態) (構成)本実施形態は第1実施形態と電気的構成のみ異
なり、これに関して説明する。同様の部分は同一の番号
を付して、説明は省略する。
【0078】図14に従い電気的構成を説明する。図中
74は演算回路であり、第1実施形態に加えて以下の点
が異なる。
【0079】第2実施形態の図8に示す、D2とD3
をそれぞれ外径、内径とする長さS1の円筒領域Eの立
体的情報を記憶している。(D3は任意に設定可能) 演算回路74は、スピーカー75にスピーカ駆動回路
76を介して接続され、計測回路26からの情報によ
り、スピーカ駆動回路76に信号を出力する。
【0080】(作用)第1実施形態と異なる作用につい
てのみ説明する。本作用は、図13のフローチャートの
「ブレーキ、ソレノイド半固定」の処理(ステップS
6’)を「スピーカーから発音」の処理に変更したもの
である。
【0081】内視鏡3をシース内で移動させることによ
り、少なくとも内視鏡3の一部が図8に示す設定範囲で
ある領域Eのみに含まれる場合(ステップS5’の判断
がYES)、演算回路74は、スピーカ駆動回路76に
信号を出力し、スピーカー75から音を発生させる。
【0082】さらに内視鏡3の移動を続け、内視鏡3の
先端がシース4より突出する場合(ステップS3の判断
がYES)、または、少なくとも内視鏡3の一部が図8
に示す設定範囲である領域Cに含まれる場合(ステップ
S5の判断がYES)は、第1実施形態と同様に電磁ブ
レーキ13a〜13cおよびソレノイド18を強制的に
固定し(ステップS4)、内視鏡3の移動を固定する。
【0083】(効果)上記した第4実施形態によれば、
第3実施形態に対して、内視鏡3のシース4に対する接
近を音にて術者に知らせるため、簡単な構成で実現でき
る。
【0084】なお、上記した具体的実施形態から以下の
ような構成の発明が抽出される。
【0085】[付記項] (1)術部を観察するための内視鏡と、体表から体内に
挿入される筒状のシースと、前記内視鏡を移動可能に支
持する移動支持装置と、前記内視鏡と前記シースの相対
位置を検出する相対位置検出手段と、前記相対位置検出
手段での検出結果に基づいて所定の演算を行い、前記移
動支持装置の動作状態を変化させる演算手段とを備えた
ことを特徴とする内視鏡手術システム。
【0086】(2)前記移動支持装置は、各々が固定、
解除が可能な少なくとも1つの関節を備え、この関節を
介して前記内視鏡を移動または固定することを特徴とす
る(1)記載の内視鏡手術システム。
【0087】(3)前記移動支持装置は、少なくとも1
つの駆動手段を備え、前記駆動手段の動作により、前記
内視鏡を移動または停止させることを特徴とする(1)
記載の内視鏡手術システム。
【0088】(4)前記相対位置検出手段は、光学的位
置計測手段であることを特徴とする(1)〜(3)記載
の内視鏡手術システム。
【0089】(5)前記相対位置検出手段は超音波を用
いて位置検出を行なうことを特徴とする(1)〜(3)
記載の内視鏡手術システム。
【0090】(6)前記演算手段は、前記シース内の所
定の空間領域に対する内視鏡の位置を演算し、前記関節
の固定、解除状態を変化させることを特徴とする(2)
記載の内視鏡手術装置。
【0091】(7)前記演算手段は、前記シース内の所
定の空間領域に対する内視鏡の位置を演算し、前記駆動
手段の駆動状態を変化させることを特徴とする(3)記
載の内視鏡手術システム。
【0092】(8)前記演算手段は、前記シース内の所
定の空間領域に対する内視鏡の位置を演算し、音を発す
ることを特徴とする(1)〜(5)記載の内視鏡手術シ
ステム。
【0093】(9)前記所定の空間領域は複数であるこ
とを特徴とする(6)〜(8)記載の内視鏡手術システ
ム。
【0094】(10)前記演算手段は(6)〜(8)の
少なくとも2つの構成を組合せたことを特徴とする
(6)〜(8)記載の内視鏡手術システム。
【0095】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、内視鏡
と組み合わせて使用されるシースを基準として、内視鏡
の位置を検出し、移動支持装置の動作状態を変化させる
ため、システムが簡便でありながら、内視鏡がシースや
術部に接触することを防止することが可能になる。これ
により、術者は内視鏡の位置を気にせず操作が可能とな
り、手術中の疲労軽減、手術時間の短縮につながる。
【0096】また、請求項2に記載の発明によれば、内
視鏡を手動で移動固定が可能であり、目的位置にすばや
く内視鏡が移動できる。請求項1に記載の発明の効果に
加えて、さらに手術時間の短縮が図れる。
【0097】また、請求項3に記載の発明によれば、電
動で内視鏡を移動させるため、請求項1に記載の発明の
効果に加えて、さらに術者の疲労軽減が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の構成を示す概略図であ
る。
【図2】図1に示す移動支持装置2の具体的な構成を説
明するための図である。
【図3】4つのLED23a〜23dが所定の位置関係
で設置されているようすを示す図である。
【図4】コントロールボックス5の電気的構成について
説明するための図である。
【図5】本発明の第1実施形態の作用を説明するための
フローチャートである。
【図6】本発明の第2実施形態の構成を説明するための
図である。
【図7】シース52の詳細な構成について説明するため
の図である。
【図8】シース52の内部空間を表した図である。
【図9】コントロールボックス54を含めた電気的構成
について説明するための図である。
【図10】本発明の第2実施形態の作用を説明するため
のフローチャートである。
【図11】本発明の第3実施形態の構成を説明するため
の図である。
【図12】電磁ブレーキ13a〜13c及びソレノイド
18に供給されるパルス状の電圧を示す図である。
【図13】本発明の第3実施形態の作用を説明するため
のフローチャートである。
【図14】本発明の第4実施形態の構成を説明するため
の図である。
【図15】従来の内視鏡手術について説明するための図
である。
【符号の説明】
1 ベッド 1a ベッドサイド 2 移動支持装置 3 内視鏡 3a 挿入部 4 シース 4a フランジ 5 コントロールボックス 6 ベッド固定部 7 関節 8 支柱 9 関節 10 アーム 11 関節 12 アーム 13a 電磁ブレーキ 13b 電磁ブレーキ 13c 電気ブレーキ 15 ブレーキ駆動回路 16 ブロック体 17 球体 18 ソレノイド 19 保持筒 20 スイッチ 21a、21b TVカメラ 22 支持腕 23a〜23d LED 24a〜24b TVコントロールユニット 25 LED駆動装置 26 計測回路 27 演算回路 28 スイッチ入力回路 30 ソレノイド駆動回路 31 リセットスイッチ 32 入力回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 術部を観察するための内視鏡と、 体表から体内に挿入される筒状のシースと、 前記内視鏡を移動可能に支持する移動支持装置と、 前記内視鏡と前記シースの相対位置を検出する相対位置
    検出手段と、 前記相対位置検出手段での検出結果に基づいて、前記移
    動支持装置が前記内視鏡を移動させる動作を制御する制
    御手段とを備えたことを特徴とする内視鏡手術システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記移動支持装置は、各々が固定、解除
    可能な少なくとも1つの関節を備え、この関節を介して
    前記内視鏡を移動または固定することを特徴とする請求
    項1記載の内視鏡手術システム。
  3. 【請求項3】 前記移動支持装置は、少なくとも1つの
    駆動手段を備え、前記駆動手段の動作により、前記内視
    鏡を移動または停止させることを特徴とする請求項1記
    載の内視鏡手術システム。
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