JP2003125931A - 電気ポット - Google Patents

電気ポット

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JP2003125931A
JP2003125931A JP2001324354A JP2001324354A JP2003125931A JP 2003125931 A JP2003125931 A JP 2003125931A JP 2001324354 A JP2001324354 A JP 2001324354A JP 2001324354 A JP2001324354 A JP 2001324354A JP 2003125931 A JP2003125931 A JP 2003125931A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通常保温時と魔法瓶保温時の何れの場合に
も、実湯温に近い適切な湯温を表示できるようにした電
気ポットを提供する。 【解決手段】 この発明の電気ポットは、湯沸しおよび
魔法瓶保温が可能な真空2重壁構造の内容器と、該内容
器内の湯の保温温度を設定する保温温度設定手段と、通
常保温時において上記内容器を加熱する保温加熱手段
と、通常保温時および魔法瓶保温時において上記内容器
の底部を介して上記内容器内の湯温を検出する湯温検出
手段と、通常保温時および魔法瓶保温時において上記湯
温検出手段で検出された内容器内の湯温を表示する湯温
表示手段と、上記内容器の通常保温状態と魔法瓶保温状
態とを任意に選択することができる保温選択手段とを備
え、上記湯温表示手段の湯温表示用の閾値を上記通常保
温時と上記魔法瓶保温時とで異ならせるようにし、通常
保温状態および魔法瓶保温状態の何れの場合にも適切な
湯温表示を可能にして、従来のような違和感をなくし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、湯温表示機能を
備え、保温時の湯温を表示するようにした電気ポットに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近の電気ポットでは湯温表示機能を備
え、特に保温中における湯温を所定の湯温表示部に表示
するようにしたものがある。
【0003】該構成の電気ポットは、例えば湯沸しを終
えてブザーによる「沸とう報知」を行った後に、湯沸ヒ
ータをOFFにして保温状態に移行し、以後は保温ヒー
タを制御してユーザーにより設定された所定の設定保温
温度(例えばカップ麺等用高温保温温度98℃、コーヒ
ー、紅茶等用低温保温温度90℃など)に維持するよう
になっている。
【0004】そして、その場合に、例えば内容器の底部
裏面側等に設けられた底センサ(サーミスタ)を使用し
て、内容器内の湯の温度を検出し、液晶パネル等よりな
る所定の湯温表示部に表示するようになっている。
【0005】これは、例えば上記内容器を保温性能の高
い真空2重壁構造等断熱構造のものとし、上記通常保温
時の保温ヒータの消費電力を可及的に小さくするように
した省エネ保温および保温ヒータそのものをもOFFに
するようにした魔法瓶保温をそれぞれ可能にしたものの
場合にも同様である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、後者のよう
な通常保温と魔法瓶保温とを可能とした電気ポットの場
合、上記保温ヒータがOFFの魔法瓶保温時、自然対流
により内容器内の湯温分布が上下方向の位置によって相
当に異なってくるにも拘わらず、一般に湯温検出手段で
ある底センサは、当該内容器底部の低い湯温を検出して
いるために、当該検出された湯温は実際の内容器内の平
均湯温よりも低くなる。
【0007】したがって、これをそのまま表示すると、
内容器内の実際の湯温よりも低い温度が表示され、ユー
ザーは当該魔法瓶保温時の保温性能自体に疑念を感じる
問題がある。
【0008】そこで、先ず本願発明者は、この問題を解
決するために、例えば図6に示すように、上記通常保温
時と魔法瓶保温時とで保温温度表示のための閾値を変え
るようにし、上記のような魔法瓶保温時には、上記通常
保温時に比べて保温温度表示のための閾値を下げて所定
温度高く表示するようにすることを考えた。そのように
すると、魔法瓶保温の場合にも、実際の湯温に近い適正
な湯温を表示することができる。
【0009】これら2種の閾値の関係は、例えば図7の
テーブルに示されるように、10℃レベルから100℃
までの範囲で、底センサの検出特性を考慮して設定され
る。
【0010】一方、上記のように通常保温時と魔法瓶保
温時とで、保温温度を表示するための閾値を異ならせる
ようにすると、保温ヒータがONの通常保温状態(保温
選択スイッチにより上述した98℃と90℃の2つの設
定保温温度の選択が可能)から魔法瓶保温状態に移行し
た場合、湯温表示の閾値が高い方から低い方に変わるた
めに、表示される湯温が上昇し、また魔法瓶保温状態か
ら通常保温状態に切り換えられると、その逆に湯温表示
の閾値が低い方から高い方に変わり、表示される湯温が
低下する新たな問題が生じる。
【0011】今例えば、図6に示すように、上記底セン
サによって検出される湯温Tが96℃であるとすると、
この状態は、通常保温状態では上記98℃,90℃何れ
の設定保温温度の場合にも表示温度幅95℃の範囲内に
あるので、保温温度は95℃と表示される。
【0012】ところが、この状態(例えば設定保温温度
は98℃の状態とする)から保温選択スイッチが、設定
保温温度90℃を経て魔法瓶保温状態に切り換えられた
とすると、実際に検出された湯温Tは上記96℃である
にも拘わらず、湯温表示部に表示される保温温度は95
℃→95℃→98℃となる。
【0013】また、逆に同魔法瓶保温状態(98℃表
示)から、順次98℃,90℃の通常保温状態に切換え
られたとすると、保温温度の表示は、上記とは逆に98
℃→95℃→95℃となり、本来保温ヒータがONにな
り、湯温が上昇する筈なのに表示温度としては低下する
ことになる。
【0014】その結果、上記通常保温状態から魔法瓶保
温状態、またその逆の状態の何れの切換時にも実際の湯
温と異なる表示湯温の変化を招いてユーザーが違和感を
感じ、特に本来保温ヒータがONになり、湯温が上昇す
る筈なのに表示温度が急に低下する後者の場合には、さ
らに当該電気ポットの保温性能自体に疑念を抱かせる難
点がある。
【0015】本願発明は、以上のような各問題を解決す
るためになされたもので、上述のような通常保温と魔法
瓶保温何れの場合にも適正な湯温の表示が可能で、しか
もそれら相互の移行時の場合にも適切な湯温の連続性を
持たせて、違和感なく表示できるようにした電気ポット
を提供することを目的とするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本願発明は、上記の目的
を達成するために、それぞれ次のような課題解決手段を
備えて構成されている。
【0017】(1) 請求項1の発明 この発明の電気ポットは、湯沸しおよび魔法瓶保温が可
能な断熱構造の内容器と、該内容器内の湯の保温温度を
設定する保温温度設定手段と、通常保温時において上記
内容器を加熱する保温加熱手段と、通常保温時および魔
法瓶保温時において上記内容器の底部を介して上記内容
器内の湯温を検出する湯温検出手段と、通常保温時およ
び魔法瓶保温時において上記湯温検出手段で検出された
内容器内の湯温を表示する湯温表示手段と、上記内容器
の通常保温状態と魔法瓶保温状態とを任意に選択するこ
とができる保温選択手段とを備え、上記湯温表示手段の
湯温表示用の閾値を上記通常保温時と上記魔法瓶保温時
とで異ならせるようにしたことを特徴としている。
【0018】したがって、このような構成では、通常保
温状態から魔法瓶保温状態に移行した時には、保温温度
表示のための閾値が適切に変更(高い状態から低い状態
に)され、湯温検出手段の検出値が適切に(所定値高
く)補正されて表示されるようになり、通常保温および
魔法瓶保温何れの場合にも、適切な保温温度の表示が可
能となる。
【0019】その結果、魔法瓶保温時の保温性能に対す
る信頼性も確保される。
【0020】(2) 請求項2の発明 この発明の電気ポットは、湯沸しおよび魔法瓶保温が可
能な断熱構造の内容器と、該内容器内の湯の保温温度を
設定する保温温度設定手段と、通常保温時において上記
内容器を加熱する保温加熱手段と、通常保温時および魔
法瓶保温時において上記内容器の底部を介して上記内容
器内の湯温を検出する湯温検出手段と、通常保温時およ
び魔法瓶保温時において上記湯温検出手段で検出された
内容器内の湯温を表示する湯温表示手段と、上記内容器
の通常保温状態と魔法瓶保温状態とを任意に選択するこ
とができる保温選択手段とを備え、上記湯温表示手段の
湯温表示用の閾値を上記通常保温時と上記魔法瓶保温時
とで異ならせてなる電気ポットであって、上記保温選択
手段により、上記内容器の保温状態が通常保温状態から
魔法瓶保温状態に切換えられた時には、同切換時から所
定時間内は、上記湯温表示手段が当該切換前の通常保温
状態における保温温度を表示するようにしたことを特徴
としている。
【0021】したがって、このような構成では、通常保
温状態から魔法瓶保温状態に移行し、保温温度表示のた
めの閾値が変更(高い状態から低い状態)になったとし
ても、直ちにではなく所定時間は、それまでの通常保温
状態における保温温度が表示されるようになり、保温選
択手段の上記通常保温から魔法瓶保温方向への切換操作
の度に保温表示温度が上昇する違和感をなくすことがで
きる。
【0022】(3) 請求項3の発明 この発明の電気ポットは、湯沸しおよび魔法瓶保温が可
能な断熱構造の内容器と、該内容器内の湯の保温温度を
設定する保温温度設定手段と、通常保温時において上記
内容器を加熱する保温加熱手段と、通常保温時および魔
法瓶保温時において上記内容器の底部を介して上記内容
器内の湯温を検出する湯温検出手段と、通常保温時およ
び魔法瓶保温時において上記湯温検出手段で検出された
内容器内の湯温を表示する湯温表示手段と、上記内容器
の通常保温状態と魔法瓶保温状態とを任意に選択するこ
とができる保温選択手段とを備え、上記湯温表示手段の
湯温表示用の閾値を上記通常保温時と上記魔法瓶保温時
とで異ならせてなる電気ポットであって、上記保温選択
手段により、上記内容器の保温状態が魔法瓶保温状態か
ら通常保温状態に切換えられた時には、同切換時から所
定時間内は、上記湯温表示手段が当該切換前の魔法瓶保
温状態における保温温度を表示するようにしたことを特
徴としている。
【0023】したがって、このような構成では、魔法瓶
保温状態から通常保温状態に移行し、保温温度表示のた
めの閾値が変更(低い状態から高い状態)になったとし
ても、直ちにではなく所定時間は、それまでの魔法瓶保
温状態における保温温度が表示されるようになり、保温
選択手段の魔法瓶保温から通常保温方向への切換操作の
度に保温表示温度が低下する違和感をなくすことができ
る。
【0024】また、その結果、湯温表示の急な低下によ
る保温性能に対する疑念も解消される。
【0025】(4) 請求項4の発明 この発明の電気ポットは、湯沸しおよび魔法瓶保温が可
能な断熱構造の内容器と、該内容器内の湯の保温温度を
設定する保温温度設定手段と、通常保温時において上記
内容器を加熱する保温加熱手段と、通常保温時および魔
法瓶保温時において上記内容器の底部を介して上記内容
器内の湯温を検出する湯温検出手段と、通常保温時およ
び魔法瓶保温時において上記湯温検出手段で検出された
内容器内の湯温を表示する湯温表示手段と、上記内容器
の通常保温状態と魔法瓶保温状態とを任意に選択するこ
とができる保温選択手段とを備え、上記湯温表示手段の
湯温表示用の閾値を上記通常保温時と上記魔法瓶保温時
とで異ならせてなる電気ポットであって、上記保温選択
手段により、上記内容器の保温状態が通常保温状態から
魔法瓶保温状態に切換えられた時には、同切換時から上
記湯温検出手段により検出される湯温が当該新たな魔法
瓶保温状態の湯温表示用の閾値を越えるまでの間は、上
記湯温表示手段が当該切換前の通常保温状態における保
温温度を表示するようにしたことを特徴としている。
【0026】したがって、該構成によると、保温状態が
通常保温状態から魔法瓶保温状態に移行し、保温温度表
示のための閾値が変更(高い状態から低い状態)になっ
たとしても、上記湯温検出手段により検出される実際の
湯温が、切換えられた新たな魔法瓶保温状態の閾値を越
えるまでの間の相当な時間は、それまでの通常保温状態
における保温温度が表示されるようになり、通常保温状
態から魔法瓶保温状態への保温選択手段の切換操作の度
に保温表示温度が上昇する違和感をなくすことができ
る。
【0027】(5) 請求項5の発明 この発明の電気ポットは、湯沸しおよび魔法瓶保温が可
能な断熱構造の内容器と、該内容器内の湯の保温温度を
設定する保温温度設定手段と、通常保温時において上記
内容器を加熱する保温加熱手段と、通常保温時および魔
法瓶保温時において上記内容器の底部を介して上記内容
器内の湯温を検出する湯温検出手段と、通常保温時およ
び魔法瓶保温時において上記湯温検出手段で検出された
内容器内の湯温を表示する湯温表示手段と、上記内容器
の通常保温状態と魔法瓶保温状態とを任意に選択するこ
とができる保温選択手段とを備え、上記湯温表示手段の
湯温表示用の閾値を上記通常保温時と上記魔法瓶保温時
とで異ならせてなる電気ポットであって、上記保温選択
手段により、上記内容器の保温状態が魔法瓶保温状態か
ら通常保温状態に切換えられた時には、同切換時から上
記湯温検出手段により検出される湯温が当該新たな通常
保温状態の湯温表示用の閾値を越えるまでの間は、上記
湯温表示手段が当該切換前の魔法瓶保温状態における保
温温度を表示するようにしたことを特徴としている。
【0028】したがって、該構成によると、保温状態が
魔法瓶保温状態から通常保温状態に移行し、保温温度表
示のための閾値が変更(低い状態から高い状態)になっ
たとしても、上記湯温検出手段により検出される実際の
湯温が、切換えられた新たな通常保温状態の閾値を越え
るまでの間の相当な時間は、それまでの魔法瓶保温状態
における保温温度が表示されるようになり、魔法瓶保温
状態から通常保温状態への保温選択手段の切換操作の度
に保温表示温度が低下する違和感をなくすことができ
る。
【0029】また、その結果、湯温表示の急な低下によ
る保温性能に対する疑念も解消される。
【0030】
【発明の効果】以上の結果、本願発明の電気ポットによ
ると、湯温が内容器上下位置によって相当に異なる魔法
瓶保温時とそうでない通常保温時の何れの場合にも適正
な実湯温を表示することができ、またそれら相互の保温
状態の切換えに際して、ユーザーに違和感を与えること
なく、かつ電気ポットの保温性能自体に疑念を抱かせる
こともなく、可及的に実際の湯温に近い保温温度の表示
を相互の連続性を持たせて行うことが可能となる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して、先
ず本願発明の電気ポットの、後に述べる各実施の形態に
共通な電気ポット本体部および制御装置部の構成と作用
について説明する。
【0032】(電気ポット本体部の構成)図1ないし図
3には、後述する本願発明の各実施の形態に共通な電気
ポットの本体および要部の構成が示されている。
【0033】この電気ポットは、先ず図1および図2に
示すように、貯湯用の内容器3を備えた容器本体1と、
該容器本体1の上部側開口部を開閉する蓋体2と、上記
内容器3を湯沸し時において加熱する加熱手段である湯
沸しヒータ4Aと、上記内容器3を保温時において加熱
する加熱手段である保温ヒータ4Bと、上記内容器3内
の湯を外部へ給湯するための給湯通路5と、該給湯通路
5の途中に設けられた実流量計測用の流量センサ80
と、AC電源が接続されている状態において上記給湯通
路5を介して上記内容器3内の湯を外部に送り出す電動
給湯ポンプ6と、AC電源が接続されていない状態にお
いて上記給湯通路5を介して内容器3内の湯を外部に送
り出すエア式の手動給湯ポンプ18とを備えて構成され
ている。
【0034】上記容器本体1は、外側面部を構成する合
成樹脂製の筒状の外ケース7と、内側面部を構成する上
記内容器3と、上記外ケース7と内容器3とを上部側で
一体に結合固定する合成樹脂製の環状の肩部材8と、底
面部を構成する合成樹脂製の皿状の底部材9とからなっ
ている。
【0035】上記内容器3は、ステンレス製の有底円筒
形状の内筒10と、同じくステンレス製の円筒形状の外
筒11との間に真空断熱空間を設けた保温性能の高い真
空二重壁構造の断熱構造体からなっており、その底部に
は、外周部を除いて上記内筒10の底面部のみにより構
成された1枚板部3aが形成されている。該1枚板部3
aは若干上方に高く突出して成形されていて、その下面
側には、上記湯沸しヒータ4Aと保温ヒータ4B(例え
ば雲母板にワット数の異なる2組の発熱体を保持させた
マイカヒータよりなる)が取り付けられている。
【0036】上記内容器3の上端部には、上記内筒10
側の上端部を中心軸方向に向けて絞り加工したヒートキ
ープ構造の小径の給水口3bが形成されている。また符
号12は、上記内容器3の温度(換言すれば、内容器3
内の湯の温度)を検出する湯温検出手段として作用する
底センサ(湯温センサ)であり、サーミスタよりなって
いる。さらに、符号13は上記内容器3の満水位WL2
を表示する凸状の満水位表示部である。また、WL1
低水位(1/2水位)を示している。
【0037】上記蓋体2は、合成樹脂製の上板14と該
上板14に対して外周縁が結合された合成樹脂製の下板
15とからなっており、上記肩部材8の後部に設けられ
たヒンジ受け16に対してヒンジピン17を介して上下
方向に開閉自在且つ着脱自在に支持されている。
【0038】この蓋体2には、AC電源が接続されてい
ない状態でも上記給湯通路5を介して外部への給湯が可
能なように、手動押圧操作により圧縮作動されるエア式
の手動給湯ポンプ18が配設されている。該手動給湯ポ
ンプ18は、上記蓋体2の略中央部に形成された円筒部
19内に配設されたベローズタイプのものとされてお
り、押圧カバー20Aと押圧板20Bを介して蛇腹構造
のベローズ20Cを下方に押圧操作することにより、ベ
ローズ20C内の加圧空気20Dが空気吹込口を介して
内容器3内に吹き込まれ、該加圧空気の吹き込み圧力に
よって内容器3内のお湯が給湯通路5を介して外部へ押
し出されるようになっている。また、20Eはベローズ
20Cの上方への復元バネ、15Aは下板15側のベロ
ーズ支持板である。なお、符号21a〜21dは、下方
から上方に向けて相互に連通した蓋体2の蒸気排出通
路、22は同蒸気排出通路21a〜21dの蒸気導出部
21a側途中に配設された転倒止水弁である。
【0039】上記蓋体2における下板15の下面には、
金属製の内カバー部材23が固定されており、該内カバ
ー部材23の外周縁には、上記蓋体2の閉蓋時において
上記内容器3の給水口3bの上面に圧接される耐熱ラバ
ー製のシールパッキン24が設けられている。
【0040】上記給湯通路5の上流端側である上記内容
器3の下部位置には、内容器3側湯導入筒6a、給湯ポ
ンプ側湯吸入口6bを介して直流型の電動給湯ポンプ6
が配設されており、この給湯通路5においては上記湯導
入筒6aを介して湯吸入口6bより吸入された湯が当該
電動給湯ポンプ6のポンピング作用により、その吐出口
6cから吐出され、同給湯通路5の直管部5bを経て、
上記流量センサ80内の流量検出通路を通り、転倒止水
弁側連結パイプ5cから外部への湯注出口5dに導かれ
る。
【0041】さらに、符号35は、後述する各種スイッ
チ類の操作面や液晶表示部の表示面を備えた操作パネル
部、51aは、マイコン制御部60や以下に述べる各種
スイッチ類38〜41,42,43、液晶表示装置(駆
動部)等を備えたマイコン基板、51は、液晶表示部4
7の支持部材、50は、上記電動給湯ポンプ6の駆動回
路や湯沸しヒータ4A、保温ヒータ4Bの加熱制御回
路、安定化直流電源回路等を備えた電源基板である。
【0042】上記操作パネル部35には、給湯スイッチ
38、給湯ロック解除スイッチ39、再沸騰/保温選択
スイッチ40、おやすみタイマースイッチ41、定量給
湯モード選択時における給湯量設定用アップダウンスイ
ッチ42,43、再沸騰表示用LED44、保温動作表
示用LED45、給湯ロック解除表示用LED46、液
晶表示部47等が設けられている。
【0043】上記液晶表示部47には、例えば時刻/時
間/湯温/作動状態等兼用表示部47a、保温設定温度
表示部47b、まほうびん保温表示部47cが設けられ
ており、各種の便利な情報表示がなされるようになって
いる。
【0044】この電動給湯型の電気ポットは、上記給湯
スイッチ38を押し続ける限り、連続的に上記電動給湯
ポンプ6を駆動して湯を注出できる連続給湯モードと、
給湯スイッチ38を押し続けても、予めアップダウンス
イッチ42,43で設定した所定量の湯を注出すると上
記電動給湯ポンプ6が停止する定量給湯モードとの2種
の給湯モードを備えて構成されている。
【0045】そして、それに使用される流量センサ80
は、例えば回転支軸81の外周に筒状のハブを介して螺
旋状の回転スクリュー羽根82を遊嵌し、それらを給湯
通路5の直管部5bの上端に嵌合筒83を介して嵌合固
定して構成されている。
【0046】(制御回路部の構成)次に図3は、上記構
成の電気ポット本体における制御回路部の構成を示すブ
ロック図である。
【0047】図3中、符号57は例えば平滑コンデンサ
および電源ICよりなり、マイコン制御部60および加
熱制御部54、ポンプ電源部55等に直流電源を供給す
る直流安定化電源部、また54は湯沸しヒータ4Aおよ
び保温ヒータ4BのON,OFF制御用の加熱制御部、
4A,4Bは上述した湯沸しヒータ4Aおよび保温ヒー
タ4Bよりなる加熱手段、38〜43は上述の給湯スイ
ッチ他のスイッチ、6は上述の直流型の電動給湯ポンプ
である。
【0048】上記湯沸しヒータ4Aは、例えば上記マイ
コン制御部60から、上記加熱制御部54に湯沸しヒー
タON信号が出力されると、例えば図示しないトランジ
スタを介して電源リレーを作動させ、それに対応して電
源スイッチがONになることにより、駆動される。
【0049】また、上記保温ヒータ4Bは、上記マイコ
ン制御部60から、上記加熱制御部54に保温ヒータO
N信号が出力されると、例えば図示しないトランジスタ
がONになることにより、トライアックを駆動させて駆
動される。
【0050】また、上記マイコン制御部60には、さら
に液晶表示部47、再沸騰表示用LED44、保温動作
表示用LED45、給湯ロック解除表示用LED46等
の各種LED表示部や給湯スイッチ38、再沸騰/保温
選択スイッチ40、給湯ロック解除スイッチ39、おや
すみタイマースイッチ41等の各種操作部や底センサ
(サーミスタ)12、流量センサ80などの各種センサ
ー部等が、各々図示しない入出力ポートを介して接続さ
れている。
【0051】そして、以上の電気ポットでは、湯沸時に
は上記湯沸しヒータ4Aを使用して高加熱出力で速やか
に沸とう状態まで加熱した後に、ブザー音による沸とう
報知(湯沸し完了報知)を行って湯沸しヒータ4AをO
FFにし、その後、保温工程に移行する。
【0052】そして、同保温工程では、上記底センサ
(湯温センサ)12により検出された実際の湯温Tが上
記保温選択スイッチ40およびマイコン制御部60を中
心とする保温温度設定手段によって設定された第1又は
第2の設定保温温度98℃,90℃に対応した温度にな
ると、上記液晶表示部47の湯温表示部に対応する湯温
を表示するが、本実施の形態の場合、上述のように内容
器3が保温性能の高い真空2重構造の魔法瓶タイプとな
っているので、例えば上記低温側第2の設定保温温度9
0℃が選択された場合、沸とう完了時の温度100℃か
ら同第2の設定保温温度90℃になるまでの湯温の低下
には相当の時間がかかる(例えば2時間強程度)。
【0053】したがって、それまで湯温を表示できない
となると、ユーザーは不安になる。
【0054】そこで、同問題に対し、本願発明では、例
えば図6、図7に示すように、上記保温ヒータ4BがO
N,OFF制御され、かつ上記第1の設定保温温度98
℃、第2の設定保温温度90℃の何れかに各々設定可能
な通常保温状態および上記保温ヒータ4BがOFFの魔
法瓶保温状態何れの場合にも、図示100℃,98℃,
95℃,90℃以下5℃間隔で、10℃までの多段階の
保温温度(湯温)の表示を可能とし、できるだけ細かい
湯温表示を行えるようにしている。
【0055】また、上記保温ヒータ4BがOFFの魔法
瓶保温の場合、自然対流により内容器内の湯温分布が上
下方向の位置によって相当に異なってくるにも拘わら
ず、一般に湯温検出手段である底センサ12は、当該内
容器3の底部の低い湯温を検出しているために、当該検
出された湯温が実際の平均湯温よりも低くなる。従っ
て、これをそのまま表示したのでは、ユーザーが違和感
を感じ、さらには当該電気ポットの保温性能自体に疑念
を抱く。
【0056】そこで、これを補正するために、例えば図
6に示すように、上記魔法瓶保温時には、上記通常保温
時の場合に比べて保温温度表示のための閾値を下げて、
実際の底センサ12の検出値よりも高く表示するように
している。これにより、上記実際の湯温との検出誤差が
補正され、適切な湯温を違和感なく表示でき、保温性能
の信頼性が維持される。
【0057】なお、これら2種の閾値の関係は、例えば
上記図7のテーブルに示されるように、10℃レベルか
ら100℃までの範囲で、上記底センサ12自体の検出
特性を考慮して適切に設定されている。
【0058】ところが、先にも述べたように、そのよう
にすると、今度は上記通常保温状態から魔法瓶保温状
態、またその逆の状態の何れの切換時にも実際の湯温と
異なる表示湯温の変化を招いてユーザーが違和感を感
じ、特に後者のように表示温度が急に低下する場合に
は、さらに当該電気ポットの保温性能自体に疑念を抱か
せる難点が生じる。そこで、本願発明は、これに対して
も以下の各実施の形態に示すような適切な対応を採って
いる。
【0059】なお、上記多段階の保温表示温度100
℃,98℃,95℃,90℃〜10℃各々の湯温表示
は、それぞれ上記2種の保温状態に応じて、図7に示さ
れるような所定の設定基準温度幅(上下温度幅)を有し
て表示されるようになっている。
【0060】そして、その上下温度範囲内の温度は、全
て同一温度で表示される。
【0061】(実施の形態1に係る保温中の湯温表示制
御)先ず、図4は、上述のように構成された電気ポット
本体に適用される本願発明の実施の形態1に係る電気ポ
ットの保温中における湯温表示制御の内容を示すフロー
チャートである。
【0062】すなわち、まず最初にステップS1で、現
在の状態が、湯沸しヒータ4AがOFFで、保温動作表
示用LED45が点灯している保温中(保温ヒータ4B
のみがON動作している時)であるか否かを判定する。
その結果、NOの同保温中でない時は、そのまま本制御
を終了する。他方、YESの保温中である時は、次にス
テップS2に進んで、上述の保温選択スイッチ40がO
N操作されたタイミングであるか否かを判定し、保温選
択スイッチ40がON操作されたタイミングのYESの
場合には、続くステップS3で、上述のタイマーをスタ
ートさせ、その後、ステップS4で保温温度を表示する
ための現在の湯温Tを測定する。
【0063】次にステップS5で、保温温度表示のため
の閾値(図6参照)が変更された否かを判定し、閾値が
変更されなかったNOの時は、その後、そのまま本制御
を終える。他方、YESの閾値が変更された時は、さら
にステップS6に進んで、上記タイマーの所定の設定カ
ウント値がカウントアップしたか否か、すなわち所定の
設定時間(例えば5分)が経過したか否かを判定し、同
時間が経過したYESの時に初めて、ステップS7に進
んで上記保温温度の表示を変更する。
【0064】この結果、例えば「通常保温状態から魔法
瓶保温状態」又はその逆の状態に移行し、図6に示す保
温温度表示のための閾値が変更(高い状態から低い状態
又は低い状態から高い状態)になったとしても、直ちに
ではなく所定時間(5分)は、それまでの保温状態にお
ける保温温度が表示されるようになり、保温選択スイッ
チ40の操作の度に保温温度が変わる違和感をなくすこ
とができる。また、その結果、湯温表示の急な低下によ
る保温性能に対する疑念も解消される。
【0065】(変形例)なお、以上の構成では、例えば
通常保温状態から魔法瓶保温状態又はその逆の状態の何
れの方向に移行した場合にも、同じ所定時間(5分)内
は、それまでの保温状態における保温温度が表示される
ようにした。
【0066】しかし、前者の通常保温状態から魔法瓶保
温状態へ移行される場合は、本来保温ヒータ4BがON
の状態からOFFの状態に移行し、実際の湯温Tが緩や
かに低下する場合であるのに対し、魔法瓶保温状態から
通常保温状態に切換えられる後者の場合には、保温ヒー
タ4BがOFFの状態からONの状態に移行し、実際の
湯温Tが所定の変化率で上昇する場合である。
【0067】したがって、余り長い時間内、上記低温状
態の湯温をそのまま表示していたのでは、実際の湯温T
と表示されている湯温との差が大きくなりすぎて、今度
は上記所定時間経過後の温度表示に違和感を招く問題も
考えられる。
【0068】そこで、上記後者の場合には、前者の場合
の所定時間(5分)に比較して短かい所定時間(例えば
3分)に設定して、当該問題を生じさせないようにする
構成も採用される。
【0069】(実施の形態2に係る保温中の湯温表示制
御)次に、図5および図6は、前述のように構成された
電気ポット本体に適用される本願発明の実施の形態2に
係る電気ポットの保温中における湯温表示制御の内容を
示すフローチャートである。
【0070】すなわち、まず最初にステップS1で、現
在の状態が、湯沸しヒータ4AがOFFであり、保温動
作表示用LED45が点灯している保温中(保温ヒータ
4BのみがON動作している時)であるか否かを判定す
る。その結果、NOの同保温中でない時は、そのまま本
制御を終了する。他方、YESの保温中である時は、次
にステップS2に進んで、上述の保温選択スイッチ40
により選択されている保温状態が上述の98℃設定保温
又は90℃設定保温何れかの通常保温状態であり、その
何れかの通常保温状態が、最終的なセット状態であると
考えても良いだけの十分な時間、例えば10分以上続い
ているか否かを判定し、同設定保温温度98℃又は90
℃の通常保温状態が10分以上続いているYESの場合
には、続くステップS3で、その保温温度(98℃又は
90℃)を基準温度としてセットし、その後は同保温温
度を表示するようにする。
【0071】次にステップS4で、上述の保温選択スイ
ッチ40がON操作されたか否か、つまり上記保温状態
の切換えが行われた否かを判定し、同保温選択スイッチ
40がONされた時は、さらにステップS5に進んで、
その都度上記基準値設定用タイマーのそれまでのカウン
ト値をリセットし、さらにステップS6に進んで現在の
湯温Tを測定する。
【0072】そして、続くステップS7で、同ステップ
6で測定された湯温Tが、上記保温選択スイッチ40
により切換えられた保温状態の保温温度表示用の閾値を
越えたか否かを判定し、閾値を越えているYESの時に
は、さらにステップS8に進んで上記それまでの保温温
度の表示を変更する。他方、同閾値を越えていないNO
の時は、そのまま本制御を終える。
【0073】この結果、例えば保温状態が「通常保温状
態から魔法瓶保温状態」に移行し、保温温度表示のため
の閾値が変更(高い状態から低い状態)になったとして
も、同切換時から上記湯温検出手段により検出される湯
温が当該新たな魔法瓶保温状態の湯温表示用の閾値を越
えるまでの間は、上記湯温表示手段には当該切換前の通
常保温状態におけるセットされた保温温度が表示される
ようになる。
【0074】また保温状態が「魔法瓶保温状態から通常
保温状態」に移行し、保温温度表示のための閾値が変更
(低い状態から高い状態)になったとしても、同切換時
から上記湯温検出手段により検出される湯温が当該新た
な通常保温状態の湯温表示用の閾値を越えるまでの間
は、上記湯温表示手段には当該切換前の魔法瓶保温状態
におけるセットされた保温温度が表示されるようにな
る。
【0075】そのため、上記保温選択スイッチ40の切
換操作の度に保温温度が変わる違和感をなくすことがで
きる。また、その結果、湯温表示の急な低下による保温
性能に対する疑念も解消される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の各実施の形態に共通な電気ポット本
体部分の構成を示す右側方から見た中央縦断面図であ
る。
【図2】同電気ポット本体部分の平面図である。
【図3】同電気ポット本体部分の制御ブロック回路図で
ある。
【図4】本願発明の実施の形態1に係る保温中の湯温表
示制御の内容を示すフローチャートである。
【図5】本願発明の実施の形態2に係る保温中の湯温表
示制御の内容を示すフローチャートである。
【図6】同制御で使用される湯温表示の閾値表である。
【図7】本願発明の前提となる電気ポットの保温状態と
保温温度表示用の閾値の関係を示す図である。
【符号の説明】
1は容器本体、2は蓋体、3は内容器、4Aは湯沸しヒ
ータ、4Bは保温ヒータ、5は給湯通路、6は電動給湯
ポンプ、7は外ケース、10内筒、11は外筒、12は
底センサ、18は手動給湯ポンプ、47は液晶表示部、
47bは保温設定温度表示部、60はマイコン制御部、
80は流量センサである。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 湯沸しおよび魔法瓶保温が可能な断熱構
    造の内容器と、該内容器内の湯の保温温度を設定する保
    温温度設定手段と、通常保温時において上記内容器を加
    熱する保温加熱手段と、通常保温時および魔法瓶保温時
    において上記内容器の底部を介して上記内容器内の湯温
    を検出する湯温検出手段と、通常保温時および魔法瓶保
    温時において上記湯温検出手段で検出された内容器内の
    湯温を表示する湯温表示手段と、上記内容器の通常保温
    状態と魔法瓶保温状態とを任意に選択することができる
    保温選択手段とを備え、上記湯温表示手段の湯温表示用
    の閾値を上記通常保温時と上記魔法瓶保温時とで異なら
    せたことを特徴とする電気ポット。
  2. 【請求項2】 湯沸しおよび魔法瓶保温が可能な断熱構
    造の内容器と、該内容器内の湯の保温温度を設定する保
    温温度設定手段と、通常保温時において上記内容器を加
    熱する保温加熱手段と、通常保温時および魔法瓶保温時
    において上記内容器の底部を介して上記内容器内の湯温
    を検出する湯温検出手段と、通常保温時および魔法瓶保
    温時において上記湯温検出手段で検出された内容器内の
    湯温を表示する湯温表示手段と、上記内容器の通常保温
    状態と魔法瓶保温状態とを任意に選択することができる
    保温選択手段とを備え、上記湯温表示手段の湯温表示用
    の閾値を上記通常保温時と上記魔法瓶保温時とで異なら
    せてなる電気ポットであって、上記保温選択手段によ
    り、上記内容器の保温状態が通常保温状態から魔法瓶保
    温状態に切換えられた時には、同切換時から所定時間内
    は、上記湯温表示手段が当該切換前の通常保温状態にお
    ける保温温度を表示するようにしたことを特徴とする電
    気ポット。
  3. 【請求項3】 湯沸しおよび魔法瓶保温が可能な断熱構
    造の内容器と、該内容器内の湯の保温温度を設定する保
    温温度設定手段と、通常保温時において上記内容器を加
    熱する保温加熱手段と、通常保温時および魔法瓶保温時
    において上記内容器の底部を介して上記内容器内の湯温
    を検出する湯温検出手段と、通常保温時および魔法瓶保
    温時において上記湯温検出手段で検出された内容器内の
    湯温を表示する湯温表示手段と、上記内容器の通常保温
    状態と魔法瓶保温状態とを任意に選択することができる
    保温選択手段とを備え、上記湯温表示手段の湯温表示用
    の閾値を上記通常保温時と上記魔法瓶保温時とで異なら
    せてなる電気ポットであって、上記保温選択手段によ
    り、上記内容器の保温状態が魔法瓶保温状態から通常保
    温状態に切換えられた時には、同切換時から所定時間内
    は、上記湯温表示手段が当該切換前の魔法瓶保温状態に
    おける保温温度を表示するようにしたことを特徴とする
    電気ポット。
  4. 【請求項4】 湯沸しおよび魔法瓶保温が可能な断熱構
    造の内容器と、該内容器内の湯の保温温度を設定する保
    温温度設定手段と、通常保温時において上記内容器を加
    熱する保温加熱手段と、通常保温時および魔法瓶保温時
    において上記内容器の底部を介して上記内容器内の湯温
    を検出する湯温検出手段と、通常保温時および魔法瓶保
    温時において上記湯温検出手段で検出された内容器内の
    湯温を表示する湯温表示手段と、上記内容器の通常保温
    状態と魔法瓶保温状態とを任意に選択することができる
    保温選択手段とを備え、上記湯温表示手段の湯温表示用
    の閾値を上記通常保温時と上記魔法瓶保温時とで異なら
    せてなる電気ポットであって、上記保温選択手段によ
    り、上記内容器の保温状態が通常保温状態から魔法瓶保
    温状態に切換えられた時には、同切換時から上記湯温検
    出手段により検出される湯温が当該新たな魔法瓶保温状
    態の湯温表示用の閾値を越えるまでの間は、上記湯温表
    示手段が当該切換前の通常保温状態における保温温度を
    表示するようにしたことを特徴とする電気ポット。
  5. 【請求項5】 湯沸しおよび魔法瓶保温が可能な断熱構
    造の内容器と、該内容器内の湯の保温温度を設定する保
    温温度設定手段と、通常保温時において上記内容器を加
    熱する保温加熱手段と、通常保温時および魔法瓶保温時
    において上記内容器の底部を介して上記内容器内の湯温
    を検出する湯温検出手段と、通常保温時および魔法瓶保
    温時において上記湯温検出手段で検出された内容器内の
    湯温を表示する湯温表示手段と、上記内容器の通常保温
    状態と魔法瓶保温状態とを任意に選択することができる
    保温選択手段とを備え、上記湯温表示手段の湯温表示用
    の閾値を上記通常保温時と上記魔法瓶保温時とで異なら
    せてなる電気ポットであって、上記保温選択手段によ
    り、上記内容器の保温状態が魔法瓶保温状態から通常保
    温状態に切換えられた時には、同切換時から上記湯温検
    出手段により検出される湯温が当該新たな通常保温状態
    の湯温表示用の閾値を越えるまでの間は、上記湯温表示
    手段が当該切換前の魔法瓶保温状態における保温温度を
    表示するようにしたことを特徴とする電気ポット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007118427A1 (fr) * 2006-04-17 2007-10-25 Eternal (Guangdong) Electric Holding Ltd. Contrôleur électrique pour contenant chauffant un liquide
JP2008104563A (ja) * 2006-10-24 2008-05-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電気湯沸かし器
JP2010088604A (ja) * 2008-10-07 2010-04-22 Panasonic Corp 電気湯沸かし器

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