JPH105124A - 電気おかゆ鍋 - Google Patents

電気おかゆ鍋

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JPH105124A
JPH105124A JP16340596A JP16340596A JPH105124A JP H105124 A JPH105124 A JP H105124A JP 16340596 A JP16340596 A JP 16340596A JP 16340596 A JP16340596 A JP 16340596A JP H105124 A JPH105124 A JP H105124A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 合数判定を不要とした電気おかゆ鍋を提供す
る。 【解決手段】 米と水とを収容する内鍋と、この内鍋を
加熱する加熱手段と、上記内鍋の温度を検出する温度セ
ンサと、この温度センサの温度検出値に応じて所定の炊
き上げ特性で上記加熱手段の加熱量制御を行う加熱量制
御手段とを備えてなる電気おかゆ鍋において、上記温度
センサにより検出された内鍋の温度が沸とう温度を超え
たときに所定の沸とう維持時間を設定する沸とうタイマ
を設け、上記加熱量制御手段が、上記沸とうタイマによ
り設定された沸とう維持時間内、上記沸とう温度と該沸
とう温度よりも所定温度低い温度との間で上記加熱手段
の加熱量を増減制御するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、おかゆ炊き上げ
機能を備えた電気おかゆ鍋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、ヒータ又はワークコイル等内
鍋加熱手段への給電状態を例えばマイクロコンピュータ
により制御し、内鍋の温度が所定の基準温度曲線(加熱
曲線)に従って変化するように加熱制御を行うようにし
た電気炊飯器が広く用いられている。上記の基準温度曲
線は、炊飯量によって異なるので、上述のようなマイコ
ン制御型の電気炊飯器では、例えば吸水工程後の加熱過
程Δtの期間内の温度変化To−T1を複数の周期で積算
判定することによって先ず内鍋内の米および水の量(合
数)の判定が行われ、次に、その判定結果に基づいて以
後の炊き上げ過程における加熱手段への給電状態の制御
が行われるのが一般的である。
【0003】一方、最近では、例えば御飯の炊き上げ状
態を、例えば炊き上げ過程における吸水時間、むらし温
度その他をコントロールすることにより、「柔らめ」、
「普通」、「硬め」等の複数の段階に直接水加減を変えるこ
となく炊き分ける炊き分け機能を具備させた電気炊飯器
も提供されるようになっている。このような炊き分け機
能を具備させた電気炊飯器では、上述のような「柔ら
め」、「普通」、「硬め」などの各種炊き分け状態を、例え
ば選択キーをON操作するだけで炊き分けることができ
るようになるので、極めて便利であり、従来の方法だと
水加減が難しかった「おかゆ」なども比較的容易に炊き
上げることができるようになるメリットがある。
【0004】そこで、このようなマイコン制御型の電気
炊飯器では、上記のような炊き分け機能を活用して、さ
らに炊飯メニューとして「おかゆ」メニューを設けた広
義の電気おかゆ鍋も提供されるようになっている。
【0005】また、一方このような電気炊飯器とは別に
おかゆ自体の炊き上げを中心とする狭義の電気おかゆ鍋
も既に提供されている。
【0006】さらに、また該狭義の電気おかゆ鍋の中に
は、上記おかゆ自体の炊き上げ機能とともに通常の御飯
の炊き上げ機能を併せ持ったものもある。
【0007】そして、これら狭義の電気おかゆ鍋の場合
にも、上記広義の電気おかゆ鍋である電気炊飯器の場合
と同様に合数判定機能を備えたマイコン制御型のものが
多くなっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のよう
に、現在提供されているおかゆ炊き上げ機能を有した電
気炊飯器を含む各種の電気おかゆ鍋の場合、その何れに
も次のような問題がある。
【0009】(1) 合数判定された米および水の量を
前提として、以後の炊き上げ過程における加熱制御パタ
ーンを決定するようになっているが、上記の方法でなさ
れる合数判定の判定値は必ずしも正確でなく、合数判定
値に誤りがあると、炊き込み過ぎ又は炊き込み不足など
の現象を招来し、所望通りのとろみ具合の「おかゆ」を
炊き上げることができない。
【0010】(2) 合数判定を前提とした「おかゆ」
炊き上げシステムの場合、炊き上りまでの時間が合数に
よって変動するので、タイマーセットされた炊き上り時
間通りに炊き上げることができない。そのため、セット
された炊き上り時間に炊き立ての「おかゆ」を得ること
ができないケースも生じる。
【0011】(3) 「おかゆ」のとろみ具合は、人に
よって好みの差があるが、単に合数のみを基準として加
熱パターンを制御したのでは、そのような要求に対応す
ることができない。
【0012】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1〜3の各
発明は、それぞれ上記のような問題を解決することを目
的としてなされたものであって、各々次のような課題解
決手段を備えて構成されている。
【0013】(1) 請求項1の発明 該発明は、内鍋を加熱する加熱手段と、上記内鍋の温度
を検出する温度センサと、この温度センサの温度検出値
に応じて上記加熱手段の加熱量制御を行う加熱量制御手
段とを備えてなる電気おかゆ鍋において、上記温度セン
サにより検出された内鍋の温度が沸とう温度を超えたと
きに所定の沸とう維持時間を設定する沸とうタイマを設
け、上記加熱量制御手段は上記沸とうタイマにより設定
された沸とう維持時間内、上記沸とう温度と該沸とう温
度よりも所定温度低い所定の温度との間で上記加熱手段
の加熱量を可変制御するように構成されている。そし
て、該加熱量の可変回数は、内鍋内の米および水の量が
多いほど多くなり、可変回数が多いとトータルの実効加
熱量も大きくなる。従って、結局合数判定を行うまでも
なく「おかゆ」の炊き上げ量に対応して有効な加熱量制
御を可能とすることができる。
【0014】したがって、上記内鍋内の米および水は上
記沸とうタイマにより設定された沸とう維持時間内、そ
れらの量に応じた回数だけ加熱手段の加熱量が増減制御
され、おかゆの炊き上げ量に応じて適切に炊き上げられ
るようになる。
【0015】(2) 請求項2の発明 該発明は、内鍋を加熱する加熱手段と、上記内鍋の温度
を検出する温度センサと、この温度センサの温度検出値
に応じて上記加熱手段の加熱量制御を行う加熱量制御手
段とを備えてなる電気おかゆ鍋において、複数の炊飯メ
ニューを選択するメニュー選択手段と、該メニュー選択
手段によるおかゆメニュー選択時において上記温度セン
サにより検出された内鍋の温度が沸とう温度を超えたと
きに所定の沸とう維持時間を設定する沸とうタイマを設
け、上記加熱量制御手段は上記沸とうタイマにより設定
された沸とう維持時間内、上記沸とう温度と該沸とう温
度よりも所定温度低い所定の温度との間で上記加熱手段
の加熱量を可変制御するように構成されている。そし
て、該加熱量の可変回数は、内鍋内の米および水の量が
多いほど多くなり、可変回数が多いとトータルの実効加
熱量も大きくなる。従って、結局合数判定を行うまでも
なく「おかゆ」の炊き上げ量に対応して有効な加熱量制
御を可能とすることができる。
【0016】したがって、上記内鍋内の米および水は上
記沸とうタイマにより設定された沸とう維持時間内、そ
れらの量に応じた回数だけ加熱手段の加熱量が増減制御
され、おかゆの炊き上げ量に応じて適切に炊き上げられ
るようになる。
【0017】(3) 請求項3の発明 該発明の構成では、上記請求項1又は2の発明の構成に
おいて、上記沸とうタイマの沸とう維持時間が、米およ
び水の量の多少に関係なく一定の時間に設定されてい
る。
【0018】上記のように、上記沸とう維持時間内にお
ける加熱量の可変回数は、合数判定を行うまでもなく内
鍋内の米および水の量に対応したものとなる。従って、
沸とうタイマの沸とう維持時間は一定時間に設定するこ
とができる。
【0019】(4) 請求項4の発明 該発明は、上記請求項1又は2の発明の構成において、
おかゆのとろみ具合を設定するとろみ具合設定手段を設
け、沸とうタイマにより設定される沸とう維持時間が、
該とろみ具合設定手段により設定されたとろみ具合に応
じて可変設定されるようになっている。
【0020】上記のように、沸とうタイマにより設定さ
れた沸とう維持時間を一定にした時も、その間の加熱量
の可変回数は内鍋内の米および水の量に対応したものと
なり、トータルの有効加熱量が実質的に内鍋内の米およ
び水の量に対応したものとなる。従って、従来のような
合数判定を行わずとも常に内鍋内の米および水の量に対
応した一定の炊き上りレベルを実現することができる。
【0021】ところが、それではユーザの好みに応じた
おかゆのとろみ具合を実現することが難しい。
【0022】そこで、上記合数判定が不要となる「おか
ゆ」の炊き上げ機能を維持しながら、しかも任意のとろ
み具合を実現するために、上記沸とうタイマの沸とう維
持時間をユーザの好みに応じたとろみ具合に応じて可変
する。すると、ユーザの所望のとろみ具合を実現するこ
とができる。
【0023】
【発明の効果】以上の結果、本願の請求項1〜3の各発
明によると、それぞれ次のような有益な効果を得ること
ができる。
【0024】(1) 請求項1の発明の効果 合数判定が不要となり、誤った合数判定による炊き上り
不良(炊き込みすぎ、炊き込み不足)を防ぐことができ
る。
【0025】(2) 請求項2の発明の効果 炊飯量に関係なく、炊飯時間が一定となるので、タイマ
炊飯時にはセットされた炊き上り予定時間直前に炊き上
る。従って、炊き立てのおかゆを食べることができる。
【0026】(3) 請求項3の発明 白米炊飯の炊き分け機能と同様のとろみレベルを異にす
るおかゆの炊き分け機能を適切に実現することができ
る。
【0027】
【実施の形態】
(本願発明の各実施の形態に共通する電気おかゆ鍋の一
例としての電気炊飯器本体部および制御回路部の構成) 以下、添付の図面を参照して、先ず後述する本願発明の
実施の形態1および2に共通な電気おかゆ鍋の一例であ
る電気炊飯器の本体部および制御回路部の構成および作
用を説明する。
【0028】先ず図1には、おかゆの炊き上げ機能を備
えた同電気炊飯器の本体部の構造が示されている。
【0029】本実施の形態の電気炊飯器は、例えば加熱
手段がヒータ式のものにより形成され、かつ通常の炊飯
とおかゆの炊き上げ並びにそれらの保温とを兼用するも
のとされている。そして、該電気炊飯器は内部に内鍋
(飯器)3をセットし得るように構成された有底筒状の外
ケース1と、該外ケース1の上部を覆蓋する蓋ユニット
2とからなる炊飯器本体を備えている。
【0030】前記外ケース1は、合成樹脂からなる有底
筒状のカバー部材4と、該カバー部材4の上端部に結合
された合成樹脂製の肩部材5とによって構成されてお
り、その内部には、前記内鍋3を取り出し可能にセット
するための有底筒状の内ケース(保護枠)6が設けられ
ている。
【0031】前記内ケース6は、有底筒状の薄金属板よ
りなり、前記肩部材5に対してその上端が係合されてい
る。そして、該内ケース6の底壁部6bの中央部には、
前記内鍋3の底面中央部に対して後述するようにそのセ
ンサー部7aが接触するセンタセンサ7が設けられてい
る。
【0032】該センタセンサ7には、前記内鍋3の温
度、すなわち御飯又はおかゆの温度を検知する温度検知
センサとしてのサーミスタTHm、並びに内鍋3がセッ
トされているか否かを検知する内鍋セットセンサとして
の内鍋検知センサ8などを収納したセンサー部7aが昇
降可能に内蔵されている。
【0033】前記内ケースの底壁部6bの上面側には、
前記センタセンサ7のセンサー部7aを包囲するよう
に、下部側に炊飯加熱手段としての炊飯ヒータMHを、
また側部側に保温ヒーターSHを各々備えたヒータプレ
ート9が設置されている。該ヒータプレート9は上記内
ケース6内にセットされた内鍋3の底面に対応して密着
され、内鍋3の底部3aおよびその外周囲を伝熱性良く
加熱する。
【0034】一方前記蓋ユニット2は、その外周面を構
成する合成樹脂製の外カバー10と、該外カバー10の
内周面における外周環状枠部を構成する合成樹脂製の内
カバー(ポリカバー)11と、該内カバー11における
半径方向内側の開口部を断面くの字状のポリカバーパッ
キン12を介して着脱可能に覆蓋する放熱板13とによ
って図示のような内蓋のない中空構造に形成されてい
る。そして、この蓋ユニット2は、前記肩部材5の後端
側に対してヒンジ機構14を介して上下方向に回動自在
に取り付けられており、その開放端側には、該蓋ユニッ
ト2の所定位置に対して係合して該蓋ユニット2の閉塞
状態を維持するロック機構15が設けられている。
【0035】また、符号16は蒸気逃がし通路、20は
該蒸気逃がし通路16に嵌合された蒸気放出パイプ、F
Hは放熱板加熱手段としての蓋ヒータである。上記蓋ヒ
ータFHは上記放熱板13の上面側に対して、放熱カバ
ーによりカバーして密接に固定することによって伝熱性
良く取付けられている。
【0036】さらに、上記炊飯器本体前面側の内ケース
6と外ケース1との間には、炊飯ヒータMH、蓋ヒータ
FH、保温ヒータSH等への通電量および電源電圧監視
制御を行うためのマイクロコンピュータよりなる制御ユ
ニット(以下、マイコン制御ユニットという)を具備し
た制御基盤29が収容されている。また、前記肩部材5
における前面側は、斜めに下降せしめられて図示のよう
に幅広の操作パネル30が設けられている。この操作パ
ネル30部分には、図3に示すように、炊飯に必要な各
種のスイッチ、例えば炊飯スタートスイッチ31、取消
スイッチ32、保温スイッチ33、予約スイッチ34、
タイマーセットスイッチ35、時間セットスイッチ3
6、分セットスイッチ37、メニュースイッチ38など
と、それらの各スイッチによって選択された炊飯メニュ
ー、スイッチ操作レベル、タイマー設定時刻等を表示し
て使用者に視認せしめるための液晶表示器21とが設け
られている。
【0037】液晶表示器21は、図3に示すように、例
えば(A)白米、新米等の表示に加えて、(B)すしめ
し、炊き込み・おこわ、玄米、おかゆ等の御飯の硬さを
異にする炊飯メニューの表示、(C)おかゆメニューが
選択された時のとろみ具合の表示、(D)タイマー設定
時刻等の各種の表示が行われるようになっている。各種
のメニューおよびとろみ具合(弱・中・強)の表示は、
それぞれ矢印39,40で、またタイマー設定時刻の表
示は数字41で各々行われる。
【0038】メニュースイッチ38によって「おかゆ」
メニューが選択されると、続いて「とろみ具合」弱・中
・強の選択が可能となっている。
【0039】次に、図2に示す電気回路図に基づいて、
本実施の形態の電気炊飯器における電気的な制御回路部
の構成を説明する。なお、図1に示された各部に対応す
る部分には同一の参照符号を付して示している。
【0040】図中、AC100Vは一般家庭用の交流1
00Vの商用電源である。使用者は上記炊飯器本体側の
電源プラグを家庭電源コンセントに接続して使用する。
【0041】この100V電源回路に接続されているト
ライアックTRcと保温ヒータSHとの直列回路は、保
温ヒータSHの加熱回路を形成している。保温ヒータS
Hは、炊飯器本体の内鍋3の側面より内鍋3を加熱し、
炊飯又は保温工程の各工程において上記マイコン制御ユ
ニット100からのトライアック制御信号の出力値に応
じて発熱する。すなわち、上記マイコン制御ユニット1
00のP1端子からはトライアック制御信号が出力さ
れ、該P1端子の制御信号電位が「L」になると、該
「L」信号出力が抵抗R4を通してトライアック駆動ト
ランジスタQ1のベースに印加され、同トランジスタQ1
がONする。そして、トライアックTRcのゲートに接
続されている抵抗R3を通してトライアックTRcのゲ
ートに電流(ゲート電流)が流れ、トライアックTRc
がONして保温ヒーターSHが所望の設定温度に発熱す
る。
【0042】また、同時に上記電源回路には、リレーR
の開閉接点(常開接点)であるRS1と炊飯ヒータMH
とが直列に接続された炊飯ヒータMHの加熱回路が並列
に接続されている。この炊飯ヒータ加熱回路の炊飯ヒー
タMHも、上記マイコン制御ユニット100からの制御
信号の出力値(P2端子からの出力)により制御され
る。すなわち、P2端子からの制御信号電位が「H」に
なれば、該H電位の信号出力が抵抗R5を介して抵抗R
19に供給され、該抵抗R19の両端に生じる電位によりト
ランジスタQ2はONする。そうすると、同トランジス
タQ2のコレクタに接続されている上記リレーRのリレ
ーコイルRLが励磁されて、上記リレーRの開閉接点R
1をメークする。その結果、炊飯ヒータMHに通電さ
れて、加熱動作が開始される。
【0043】尚、リレーコイルRLに並列接続されてい
るダイオードD1は、当該リレーコイルRLより発生す
る逆起電圧を吸収して、上記トランジスタQ2を保護す
るためのものである。
【0044】また、抵抗R6は、上記AC電源ラインを
介してリセット回路41に電源電圧を印加するためのも
のである。リセット回路41は、上記マイコン制御ユニ
ット100への供給電源電圧が当該マイコン制御ユニッ
ト100の定格動作電圧以下に低下した時に、当該マイ
コン制御ユニット100のプログラムをリセットし、マ
イコン部分の動作を全て停止させるものである。
【0045】また、コンデンサC1は、上記マイコン制
御ユニット100への入力電源電圧を平滑化するもので
あり、同コンデンサC1と並列なツェナーダイオードD4
は上記マイコン制御ユニット100への入力電源電圧を
上記一定の定格動作電圧にする目的で設けられている。
また、整流ダイオードD2は上記AC100Vの交流電
源を直流に整流するためのものであり、この抵抗R1
AC100Vを直流に整流した電圧を所定設定電圧値に
降下させて、上記マイコン制御ユニット100の動作電
圧に対応したものとする目的のものである。
【0046】また抵抗R2は、その一端を上記AC10
0Vの電源回路に接続されているとともに、他端をトラ
ンジスタQ3のベースに接続されており、トランジスタ
3によって上記AC100V電源の正弦波電圧を方形
波電圧に変換し、抵抗R7を介して上記マイコン制御ユ
ニット100の電源電圧監視入力端子Kに入力するよう
にしている。トランジスタQ3のベースとエミッタ間を
接続したダイオードD3はトランジスタQ3保護用のバイ
パスダイオードである。これら、抵抗R2、トランジス
タQ3、抵抗、ダイオードD3は、上記マイコン制御ユニ
ット100の電源電圧判定機能とのコンビネーションで
電源電圧監視手段を構成する。
【0047】さらに、図示符号21は前述の炊飯器本体
の操作パネル30部におけるメニュー表示や時刻表示な
どを行う液晶表示器、また22は同操作パネル30部に
おける炊飯や保温、予約、取消、タイマー等の各種スイ
ッチの作動状態を示す各種発光ダイオード群である。
【0048】上記液晶表示器21は、前述のように、
(A)白米、新米等の表示に加えて、(B)すしめし、
炊き込み・おこわ、玄米、おかゆ等の御飯の硬さを異に
する炊飯メニューの表示、(C)おかゆメニューが選択
された時のとろみ具合の表示、(D)タイマー設定時刻
等の各種の表示が行われるようになっている。各種のメ
ニューおよびとろみ具合(弱・中・強)の表示は、それ
ぞれ矢印39,40で、またタイマー設定時刻の表示は
数字41で各々行われる。
【0049】メニュースイッチ38によって「おかゆ」
メニューが選択されると、続いて「とろみ具合」弱・中
・強の選択が可能となる。
【0050】また23は、同じく操作パネル30部に設
けられた当該炊飯器を使う上で必要な各種操作スイッチ
類である。該スイッチ類23は、前述のように炊飯スタ
ートスイッチ31、取消スイッチ32、保温スイッチ3
3、予約スイッチ34、タイマーセットスイッチ35、
時間セットスイッチ36、分セットスイッチ37、メニ
ュースイッチ38などを有している。一方、24はマイ
コンを動作させるためのシステムクロック信号を作るた
めの発振回路であり、例えばセラミック振動子、コンデ
ンサ等で構成されている。
【0051】以上の制御回路によって、上記内鍋3の底
部中央に対抗して設けられた上記センターセンサ7部分
の温度検出センサであるサーミスタTHmと分圧抵抗R
8,R9,R10で決定される電圧値が内鍋3の温度検出値
としてマイコン制御ユニット100の温度データ入力端
子(A/D)に入力されることにより、御飯およびおか
ゆ等の炊き上げ過程に応じた炊飯ヒータMH、保温ヒー
タSHそれぞれの吸水、炊き上げ、沸とう、むらし、保
温各工程における適切な加熱量制御が行われ、適切な炊
き上げが行われる。
【0052】次に、上記構成の電気炊飯器本体および制
御回路を使用して構成される本願発明の実施の形態1お
よび2に係る各電気炊飯器のおかゆ炊き上げ制御の内容
について説明する。
【0053】(実施の形態1)先ず、図4〜図7は、本
願発明の実施の形態1にかかる「おかゆ」炊き上げ制御
の内容を示している。
【0054】該制御では、炊き上げ工程の完了によっ
て、上記サーミスタTHmにより検出される内鍋3の温
度が一旦沸とう温度T3℃を超えると、該沸とう温度T3
℃を超えた時点で内鍋3内の米および水の量(合数)の
多少に関係なく常に一定の設定沸とう維持時間t2を有
する沸とうタイマのタイマ動作をスタートさせ、該沸と
うタイマの設定沸とう維持時間t2期間内上記沸とう温
度(第1の基準温度)T3℃と該沸とう温度T3℃よりも
若干低いパワーアップ温度(第2の基準温度)T2℃と
の間で、上記炊飯ヒータMHの出力を増減させることに
より、トータルの内鍋加熱量を可変制御して、従来のよ
うな合数判定を行うことなく内鍋3内の米および水の量
に対応した適切な「おかゆ」の炊き上げを行えるように
なっている。
【0055】すなわち、先ずステップS1で上述した操
作パネル部30の各種スイッチ類の操作データを読み込
む。しそて、ステップS2で、現在選択されているメニ
ューが「おかゆ」であるか否かを判定する。
【0056】その結果、YESの時はステップS3に進
んで、上記炊飯ヒータMHを所定の出力値に通電制御
し、上記内鍋3の温度を図5〜図7の吸水温度T1℃ま
で上昇させて予じめ設定された吸水時間t1内の吸水を
行う(吸水工程)。
【0057】そして、該吸水工程における吸水が完了す
ると、続いてステップS4に進み、上記炊飯ヒータMH
の出力値を14/14のフルパワー状態に設定して通電
制御し、図5〜図7に示すように沸とう温度T3℃まで
一気に炊き上げる。この間、従来のような合数判定は、
全く行われない。
【0058】その後、ステップS5に進み、上記フルパ
ワーでの加熱の結果、上記内鍋3の温度が沸とう温度
(沸とう直前温度)T3℃を超えたか、又はフルパワー
での加熱は行っているが未だ同温度T3℃以下であるか
を判定する。
【0059】その結果、未だ沸とう温度T3℃以下であ
る時(YES)はステップS4にリターンし、同温度T3
℃を超えるようになるまで、上記フルパワー14/14
での炊飯ヒータMHの通電制御を継続する(炊き上げ継
続)。他方、内鍋3の温度が上記沸とう温度T3℃を超
えて沸とうが開始したことが検知判定されると(ステッ
プS5でNO)、次にステップS6に進み、当該沸とう開
始判定時より沸とう状態を維持するための上記沸とうタ
イマt2のタイマ動作(デクリメント動作)をスタート
させる。該沸とうタイマt2の設定時間t2は、図5(少
量時)、図6(中量時)、図7(大量時)のそれぞれに
示されるように、内鍋3内の米および水の量の多少に関
係なく一定の値に設定されている。
【0060】そして、上記のように一旦内鍋温度が沸と
う温度T3℃を超えると、次にステップS7に進み、それ
をトリガーとして上記炊飯ヒータMHの出力値を2/1
4に下げて通電制御することによって上記内鍋3の温度
を強制的に所定温度ΔT低下させる。
【0061】次に、その上でステップS8に進み、上記
沸とうタイマt2の設定沸とう維持時間t2の経過(t2
=0)を判定し、上記沸とうタイマt2の設定沸とう維
持時間t2が経過していない時(NO)は、さらにステ
ップS9に進んで、上記炊飯ヒータMHの出力値の低下
により内鍋3の温度が上記沸とう温度T3℃よりも所定
値ΔTだけ低いパワーアップ温度T2℃以下まで低下し
たか否かを判定する。その結果、NOの時は上記ステッ
プS7にリターンして上記低出力(2/14)での内鍋
温度の低下制御を続ける一方、YESの時は再び上記ス
テップS4にリターンして上記炊飯ヒータMHの出力値
を14/14のフルパワーにアップして再び上記沸とう
温度T3℃以上となるまで内鍋3の温度を上昇させる。
このようにして、図5〜図7の各々に示すように内鍋3
内の米および水の量(合数)に関係なく、上記沸とうタ
イマt2の設定沸とう維持時間t2期間内は、上記沸とう
温度T3℃とパワーアップ温度T2℃との間での炊飯ヒー
タMHの出力の増減制御(可変制御)が繰り返される。
【0062】この時、内鍋3内の米および水の量が少な
い時は、同量が多い時に比べて上記内鍋温度の変化(低
下又は上昇)が小さいから、上記設定時間t2内におけ
る炊飯ヒータMHの出力の増減回数は少ないが、同量が
多くなると該増減回数は多くなり、トータルの加熱量が
増大される(図5〜図7参照)。従って、上記沸とうタ
イマt2の設定時間t2内の実効加熱量は、合数判定を行
うまでまでもなく結局内鍋3内の米および水の量に対応
したものとなる。
【0063】そして、以上のようにして上記沸とうタイ
マt2の設定沸とう維持時間t2が経過して沸とう維持工
程が終了すると、ステップS10で上記炊飯ヒータMHを
OFFにして所定時間t3内のむらし工程を実行し、同
むらし時間t3が経過すると、ステップS11で炊き上り
表示を行う。
【0064】したがって、以上の構成によると、合数判
定が不要となり、誤った合数判定による炊き上り不良
(炊き込みすぎ、炊き込み不足)を防ぐことができる。
【0065】また内鍋3内の米および水の量(合数)に
関係なく、炊き上がる時間が一定となるので、タイマ炊
き上げ時にはセットされた炊き上り予定時間直前に炊き
上る。従って、炊き立てのおかゆを食べることができ
る。
【0066】(実施の形態2)次に、図8〜図11は、
本願発明の実施の形態2にかかる「おかゆ」炊き上げ制
御の内容を示している。
【0067】該制御では、上述の実施の形態1における
合数判定を不要とした「おかゆ」炊き上げ制御システム
において、上記メニュースイッチ38により「おかゆ」
メニュー選択後にとろみ具合(弱)、(中)、(強)の
何れかが選択された場合に、それに対応して上記沸とう
タイマt2の設定時間t2を例えば図9(とろみ具合:弱
の時t21)、図10(とろみ具合:中の時t22)、図1
1(とろみ具合:強の時t23)のようにとろみ具合の要
求レベルに応じて長くなるように可変制御することによ
り(t21<t22<t23)ユーザの好みに応じたとろみ具
合のおかゆを提供するようにしたものである。
【0068】すなわち、先ずステップS1で上述した操
作パネル部30のメニュースイッチ38を含む各種スイ
ッチ類の操作データを読み込む。しそて、ステップS2
で、現在選択されているメニューが「おかゆ」であるか
否かを判定する。
【0069】その結果、YESの時はステップS3に進
んで、上記炊飯ヒータMHを所定の出力値に通電制御
し、上記内鍋3の温度を図9〜図11の吸水温度T1
まで上昇させて予じめ設定された吸水時間t1内の吸水
を行う(吸水工程)。
【0070】そして、該吸水工程における吸水が完了す
ると、続いてステップS4に進み、上記炊飯ヒータMH
の出力値を14/14のフルパワー状態に設定して通電
制御し、図9〜図11の各々に示すように選ばれたとろ
み具合の如何に関係なく沸とう温度T3℃まで一気に炊
き上げる。この間、上記実施の形態1の場合と同じく従
来のような合数判定は、全く行われない。
【0071】そして、それに続いてステップS5,S
7で、上記メニュースイッチ38により設定されている
とろみ具合が、とろみ弱か、とろみ中か、とろみ強かを
順次判定して行き、各々判定されたとろみ具合弱・中・
強のそれぞれに対応して各々ステップS6,S8,S9
上記沸とうタイマt2の設定沸とう維持時間t2を弱の時
2=t21、中の時t2=t22、強の時t2=t23に先ず
設定する(t21<t22<t23)。
【0072】その後、ステップS10に進み、上記フルパ
ワーでの加熱の結果、上記内鍋3の温度が沸とう温度
(沸とう直前温度)T3℃を超えたか、又はフルパワー
での加熱は行っているが未だ同温度T3℃以下であるか
を判定する。
【0073】その結果、未だ沸とう温度T3℃以下であ
る時(YES)はステップS4にリターンし、同温度T3
℃を超えるようになるまで、上記フルパワー14/14
での炊飯ヒータMHの通電制御を継続する(炊き上げ継
続)。他方、内鍋3の温度が上記沸とう温度T3℃を超
えて沸とうが開始したことが検知判定されると(ステッ
プS10でNO)、次にステップS11に進み、当該沸とう
開始判定時より沸とう状態を維持するための上記沸とう
タイマt2のタイマ動作(デクリメント動作)をスター
トさせる。該沸とうタイマt2の設定沸とう維持時間t2
は、図9(とろみ弱の時)、図10(とろみ中の時)、
図11(とろみ強の時)のそれぞれに示されるように、
内鍋3内の米および水の量(合数)の多少には関係なく
ユーザによって選ばれたとろみ具合のみに対応して設定
されている。
【0074】そして、上記のように一旦内鍋温度が沸と
う温度T3℃を超えると、次にステップS12に進み、そ
れをトリガーとして上記炊飯ヒータMHの出力値を2/
14に下げて通電制御することによって上記内鍋3の温
度を強制的に所定温度ΔT低下させる。
【0075】次に、その上でステップS13に進み、上記
設定とろみ具合に対応した沸とうタイマt2の設定時間
21,t22,t23の経過(t2=0)を判定し、上記沸
とうタイマt2の設定時間t21,t22,t23が経過して
いない時(NO)は、さらにステップS14に進んで、上
記炊飯ヒータMHの出力値の低下により内鍋3の温度が
上記沸とう温度T3℃よりも出力値だけ低いパワーアッ
プ温度T2℃以下まで低下したか否かを判定する。その
結果、NOの時は上記ステップS12にリターンして上記
低出力での内鍋温度の低下制御を続ける一方、YESの
時は再び上記ステップS4にリターンして上記炊飯ヒー
タMHの出力値を14/14のフルパワーにアップして
再び上記沸とう温度T3℃以上となるまで内鍋3の温度
を上昇させる。このようにして、図9〜図11の各々に
示すように内鍋3内の米および水の量(合数)に関係な
く、ユーザが選んだとろみ具合に対応した上記沸とうタ
イマt2の設定時間t21,t22,t23期間内は、上記沸
とう温度T3℃とパワーアップ温度T2℃との間での炊飯
ヒータMHの出力の増減制御(可変制御)が繰り返され
る。
【0076】この時、t21,t22,t23何れの場合にも
内鍋3内の米および水の量が少ない時は、同量が多い時
に比べて上記内鍋温度の変化(低下又は上昇)が小さい
から、上記設定時間t2内における炊飯ヒータMHの出
力の増減回数は少ないが、同量が多くなると該増減回数
は多くなり、トータルの加熱量が増大される(図9〜図
11参照)。従って、上記沸とうタイマt2の設定時間
2(t2=t21,t22,t23)内の実効加熱量は、合数
判定を行うまでまでもなく結局内鍋3内の米および水の
量(合数)に対応したものとなる。
【0077】一方、それでいながら設定された沸とう維
持時間t2は、上記のように設定されたとろみ具合が強
レベルであるほどt21→t22→t23と長くなるように制
御されるから、所望のとろみ具合の「おかゆ」を炊き上
げることができる。
【0078】そして、以上のようにして上記沸とうタイ
マt2の設定された沸とう維持時間t2(t21,t22,t
23)が経過して沸とう維持工程が終了すると、ステップ
15で上記炊飯ヒータMHをOFFにして所定時間t3
内のむらし工程を実行し、同むらし時間t3が経過する
と、ステップS16で炊き上り表示を行う。
【0079】したがって、以上の構成によると、白米炊
飯の炊き分け機能と同様のとろみレベルを異にするおか
ゆの炊き分け機能を適切に実現することができる。
【0080】(変形例1)なお、以上の説明では、電気
おかゆ鍋の一例として例えば「おかゆ」炊き上げ機能を
備えたヒータ式の電気炊飯器に適用した場合について説
明したが、本願各発明は例えば「おかゆ」炊き上げ機能
を備えたワークコイル式の電気炊飯器の場合にも全く同
様に適用しうることはもちろんである。
【0081】(変形例2)なお、以上の説明では、電気
おかゆ鍋の一例として「おかゆ」炊き上げ機能を備えた
電気炊飯器に適用した場合について説明したが、本願各
発明は、おかゆの炊き上げを専用とする狭義の電気おか
ゆ鍋又は同電気おかゆ鍋において通常の御飯の炊き上げ
機能を付加したものにも全く同様に適用することができ
ることも言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本願発明の各実施の形態に共通する電
気おかゆ鍋の一例としての電気炊飯器の炊飯器本体部の
構造を示す断面図である。
【図2】図2は、同電気炊飯器の制御回路部の構成を示
す電気回路図である。
【図3】図3は、同電気炊飯器本体の操作パネル部の平
面図である。
【図4】図4は、同電気炊飯器の内鍋内の米および水の
量に応じたおかゆ炊き上げ制御の内容を示すフローチャ
ートである。
【図5】図5は、図4のおかゆ炊き上げ制御における
「少量」炊き上げ時の炊き上げ特性を示す図である。
【図6】図6は、図4のおかゆ炊き上げ制御における
「中量」炊き上げ時の炊き上げ特性を示す図である。
【図7】図7は、図4のおかゆ炊き上げ制御における
「大量」炊き上げ時の炊き上げ特性を示す図である。
【図8】図8は、本願発明の実施の形態2に係る電気お
かゆ鍋の一例としての電気炊飯器のおかゆ炊き上げ制御
の内容を示すフローチャートである。
【図9】図9は、図8のおかゆ炊き上げ制御における
「とろみ弱」炊き上げ時の炊き上げ特性を示す図であ
る。
【図10】図10は、図8のおかゆ炊き上げ制御におけ
る「とろみ中」炊き上げ時の炊き上げ特性を示す図であ
る。
【図11】図11は、図8のおかゆ炊き上げ制御におけ
る「とろみ強」炊き上げ時の炊き上げ特性を示す図であ
る。
【符号の説明】
1は外ケース、2は蓋ユニット、3は内鍋、4はカバー
部材、5は肩部材、6は内ケース、21は液晶表示器、
38はメニュースイッチ、100はマイコン制御ユニッ
ト、MHは炊飯ヒータである。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内鍋を加熱する加熱手段と、上記内鍋の
    温度を検出する温度センサと、この温度センサの温度検
    出値に応じて上記加熱手段の加熱量制御を行う加熱量制
    御手段とを備えてなる電気おかゆ鍋において、上記温度
    センサにより検出された内鍋の温度が沸とう温度を超え
    たときに所定の沸とう維持時間を設定する沸とうタイマ
    を設け、上記加熱量制御手段は上記沸とうタイマにより
    設定された沸とう維持時間内、上記沸とう温度と該沸と
    う温度よりも所定温度低い温度との間で上記加熱手段の
    加熱量を可変制御するように構成したことを特徴とする
    電気おかゆ鍋。
  2. 【請求項2】 内鍋を加熱する加熱手段と、上記内鍋の
    温度を検出する温度センサと、この温度センサの温度検
    出値に応じて上記加熱手段の加熱量制御を行う加熱量制
    御手段とを備えてなる電気おかゆ鍋において、複数の炊
    飯メニューを選択するメニュー選択手段と、該メニュー
    選択手段によるおかゆメニュー選択時において上記温度
    センサにより検出された内鍋の温度が沸とう温度を超え
    たときに所定の沸とう維持時間を設定する沸とうタイマ
    を設け、上記加熱量制御手段は上記沸とうタイマにより
    設定された沸とう維持時間内、上記沸とう温度と該沸と
    う温度よりも所定温度低い温度との間で上記加熱手段の
    加熱量を可変制御するように構成したことを特徴とする
    電気おかゆ鍋。
  3. 【請求項3】 沸とう維持時間は、米および水の量の多
    少に関係なく一定の時間に設定されていることを特徴と
    する請求項1又は2記載の電気おかゆ鍋。
  4. 【請求項4】 おかゆのとろみ具合を設定するとろみ具
    合設定手段を設け、沸とうタイマにより設定される沸と
    う維持時間が、該とろみ具合設定手段により設定された
    とろみ具合に応じて可変設定されるようになっているこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載の電気おかゆ鍋。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014113281A (ja) * 2012-12-10 2014-06-26 Hitachi Appliances Inc 炊飯器
WO2014148873A1 (ko) * 2013-03-22 2014-09-25 Kim Kyung-Hee 요리 완료를 경보하는 자동 요리 냄비
JP2018149069A (ja) * 2017-03-13 2018-09-27 東芝ホームテクノ株式会社 炊飯器

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US11147408B2 (en) 2013-03-22 2021-10-19 Kyung-Hee Kim Automatic cooking pot notifying completion of cooking and having a power switch in sync with a closing wing or knob protrusion for selectively waterproofing a sound passage hole
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