JP2003125678A - スピニングリールのロータ - Google Patents

スピニングリールのロータ

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スピニングリールのロータにおいて、釣り糸
が引っ掛かりにくくかつ比強度を維持して回転バランス
を補正できるようにする。 【解決手段】 スピニングリールのロータ3は、リール
本体の前部に回転自在に装着され、リール本体に前後移
動自在に装着されたスプールに釣り糸を巻き付けるため
のものであって、ロータ本体15と、ベールアーム16
とを備えている、ロータ本体は、リール本体の前部に回
転自在に装着され後端部にリング状の鍔部20aを有し
スプールの内周側に配置され得る円筒部20と、鍔部か
ら円筒部と間隔を隔てて前方に延びる第1及び第2ロー
タアーム21,22と、鍔部に他の部分より前後いずれ
かに突出して設けられた回転バランス補正用の重り部2
0bとを有している。ベールアームは、両ロータアーム
の先端に糸巻取姿勢と糸開放姿勢とに揺動自在に装着さ
れ、釣り糸をスプールに案内するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロータ、特に、リ
ール本体の前部に回転自在に装着され、リール本体に前
後移動自在に装着されたスプールに釣り糸を巻き付ける
ためのロータに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、スピニングリールのロータは、
リール本体に回転自在に装着された円筒部及び円筒部の
後部に対向して一体で形成された第1及び第2ロータア
ームを有するロータ本体と、ロータアームの先端に糸開
放姿勢と糸巻取姿勢とに揺動自在に装着された釣り糸案
内用のベールアームとを備えている。円筒部の後部に
は、リング状の鍔部が形成されており、鍔部から両ロー
タアームが前方に延びている。第1ロータアームの内部
には、糸開放姿勢に揺動したベールアームを糸巻取姿勢
に戻すためのベール反転機構が設けられている。
【0003】ベールアームは、第1ロータアームに揺動
自在に設けられた第1ベール支持部材と、第2ロータア
ームの先端に揺動自在に設けられた第2ベール支持部材
と、両ベール支持部材を連結するベールとを有してい
る。第1ベール支持部材の先端には、釣り糸を案内する
ためのラインローラと、ラインローラを支持するための
固定軸カバーとが装着されており、ベールの一端は固定
軸カバーに、他端は第2ベール支持部材にそれぞれ固定
されている。
【0004】このような構成のロータでは、第1ロータ
アームにベール反転機構が設けられているため、第1ロ
ータアーム側が第2ロータアーム側より重くなる。ま
た、第1ベール支持部材にはラインローラなどが装着さ
れているため、ベールアームの重心が第1ロータアーム
側に片寄り、さらに第1ロータアーム側が重くなる。こ
のため、ロータの回転バランスを考慮して第2ロータア
ームや円筒部に回転バランス補正用の重りを装着するこ
とがある。円筒部に重りを装着する場合、従来は、たと
えば鉛製の重りを円筒部の鍔部に径方向外方に突出して
設けたり、鍔部のロータアームの付け根に設けたりして
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の重りを設け
たロータでは、鍔部の外周に突出して重りを設けると、
重りに釣り糸が引っ掛かり、糸絡みを生じるおそれがあ
る。また、ロータアームの付け根に重りを設けると、重
りを装着する分だけロータアームの付け根が薄くなり、
最も力が作用するロータアームの付け根部分の比強度が
低下するおそれがある。
【0006】本発明の課題は、スピニングリールのロー
タにおいて、釣り糸が引っ掛かりにくくかつ比強度を維
持して回転バランスを補正できるようにすることにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】発明1に係るスピニング
リールのロータは、リール本体の前部に回転自在に装着
され、リール本体に前後移動自在に装着されたスプール
に釣り糸を巻き付けるためのものであって、ロータ本体
と、ベールアームとを備えている、ロータ本体は、リー
ル本体の前部に回転自在に装着され後端部にリング状の
鍔部を有しスプールの内周側に配置され得る円筒部と、
鍔部から円筒部と間隔を隔てて前方に延びる第1及び第
2ロータアームと、鍔部に他の部分より前後いずれかに
突出して設けられた回転バランス補正用の重り部とを有
している。ベールアームは、両ロータアームの先端に糸
巻取姿勢と糸開放姿勢とに揺動自在に装着され、釣り糸
をスプールに案内するものである。
【0008】このスピニングリールのロータでは、ロー
タが回転すると、ベールアームに案内された釣り糸がス
プールに巻き付けられる。この回転時に回転バランス補
正用の重り部により回転バランスが補正された状態でス
ムーズに回転する。この重り部は、鍔部に前後のいずれ
かに突出して設けられており、径方向外方には突出して
いないので、釣り糸が引っ掛かりにくくなり糸絡みも生
じにくくなる。また、ロータアームの付け根以外に重り
部を設けることができるので、ロータアームの比強度を
高く維持することができる。
【0009】発明2に係るスピニングリールのロータ
は、発明1に記載のロータにおいて、重り部は、鍔部の
前面に設けられている。この場合には、重り部が鍔部の
前面に突出して設けられているので、リール本体との干
渉を防止でき、コンパクトなロータを実現できる。発明
3に係るスピニングリールのロータは、発明1又は2に
記載のロータにおいて、重り部は、鍔部と一体形成され
ている。この場合には、鍔部と重り部とが一体形成され
ているので、重り部を装着する手間を省ける。
【0010】発明4に係るスピニングリールのロータ
は、発明1又は2に記載のロータにおいて、重り部は、
鍔部に別体で装着されている。この場合には、重り部の
別体であるので、ロータ本体より比重が大きいものを採
用すればコンパクトな重り部を実現できる。発明5に係
るスピニングリールのロータは、発明1から4のいずれ
かに記載のロータにおいて、重り部は、第1ロータアー
ムから第2ロータアームにわたって鍔部から突出して設
けられている。この場合には、両ロータアームにわたっ
て重り部が形成されているので、バランサとして機能す
る突出した重り部に釣り糸が絡むのをより防止できる。
【0011】発明6に係るスピニングリールのロータ
は、発明1から5のいずれかに記載のロータにおいて、
第1ロータアームに設けられ、糸開放姿勢にあるベール
アームをロータの糸巻取方向の回転に連動して糸巻取姿
勢に戻すベール反転機構をさらに備える。この場合に
は、ベール反転機構によりさらに回転バランスが乱れて
も重り部により回転バランスを補正しやすい。
【0012】発明7に係るスピニングリールのロータ
は、発明1から6のいずれかに記載のロータにおいて、
両ロータアームの外側面及び鍔部の後面をカバーするロ
ータカバーをさらに備える。この場合には、ロータカバ
ーを設けロータ本体との隙間が小さくなっても重り部を
設けることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1において、本発明の一実施形
態が採用されたスピニングリールは、ロータを制動する
レバーブレーキ式のスピニングリールであり、ハンドル
1を有し釣竿に装着されるリール本体2と、リール本体
2の前方に配置されたロータ3と、ロータ3の前方に配
置されたスプール4とを備えている。ロータ3は、リー
ル本体2に回転自在に装着されている。スプール4は、
リール本体2に前後移動自在に装着されている。
【0014】リール本体2は、たとえはアルミニウム合
金製であり、リールボディ2aと、リールボディ2aの
図1上方に延びる概ねT状の竿装着部2bとを有してい
る。リールボディ2aの内部には、図2に示すように、
ハンドル1の回転をロータ3に伝達するための回転伝達
機構5と、ハンドル1のロータ3の回転に同期してスプ
ール4を前後移動させるためのオシレーティング機構6
と、ロータ3の糸繰り出し方向の回転を制動するロータ
制動機構7とが設けられている。リールボディ2aの後
端下部は、オシレーティング機構6を収納するために後
方に突出する突出部となっている。この突出部には、傷
つきを防止するためにプレス成形された、たとえばステ
ンレス合金製等の硬質金属製のカバープレート10が装
着されている。カバープレート10とリールボディ2a
との間にはリール本体2殿間の隙間を埋めるために合成
樹脂製の絶縁部材(図示せず)が介装されている。
【0015】ロータ3は、図2及び図3に示すように、
リール本体2に回転自在に装着されたロータ本体15
と、ロータ本体の先端に糸開放姿勢と糸巻取姿勢とに揺
動自在に装着されたベールアーム16と、ロータ本体1
5の後部外側面に着脱自在に装着されたロータカバー1
7とを有している。ロータ本体15は、たとえばマグネ
シウム合金製又はアルミニウム合金製のものであり、図
3に示すように、円筒部20と、円筒部20と一体形成
された1対の第1ロータアーム21及び第2ロータアー
ム22とを有している。円筒部20は、リール本体2に
回転自在に装着され、後端部に他の部分より大径のリン
グ状の鍔部20aを有している。鍔部20aの糸巻取姿
勢にあるベールアーム16が配置される側には、前方に
突出する重り部20bが鍔部20aと一体で形成されて
いる。重り部20bは、ベールアーム16や後述するベ
ール反転機構等に起因する回転バランスを補正するため
に設けられている。重り部20bは、図4にHハッチン
グで示すように、第1ロータアーム21及び第2ロータ
アーム22の付け根(後述する接続部21a,22a)
を除く部分に周方向に向けて形成されている。このよう
に配置された重り部20bは、径方向外方には突出して
いないので、釣り糸が引っ掛かりにくくなり糸絡みも生
じにくくなる。また、ロータアーム21,22の接続部
21a,22a(付け根)ではない場所に設けたので、
接続部21a,22aの肉厚を薄くする必要がなくな
り、第1ロータアーム及び第2ロータアーム21,22
の比強度を高く維持することができる。また、前方に突
出して設けているので、リール本体2との干渉を防止で
き、コンパクトなロータ3を実現できる。
【0016】第1ロータアーム21及び第2ロータアー
ム22は鍔部20aの外周面の対向する位置に一体形成
されている。第1ロータアーム21及び第2ロータアー
ム22は、鍔部20aの外周面の対向する位置で鍔部2
0aから径方向外方に延びる1対の第1接続部21a及
び第2接続部22aと、1対の第1接続部21a及び第
2接続部22aから屈曲し円筒部20と間隔を隔ててそ
れぞれ前方に延びる1対の第1アーム部21b及び第2
アーム部22bとを含んでいる。第1接続部21a及び
第2接続部22aは、鍔部20aの外周面から先細りに
径方向外方に突出した後、湾曲して第1アーム部21b
及び第2アーム部22bに連続している。これらの第1
接続部21a及び第2接続部22aと第1アーム部21
b及び第2アーム部22bとの外側面には外側に突出す
る縁取りがなされており、縁取り部分で囲まれた外側部
分に空間が形成されている。そして、第1ロータアーム
21側の外側空間には、ベールアーム16を糸巻取姿勢
と糸開放姿勢とに保持するとともに、糸開放姿勢から糸
巻取姿勢に復帰させるベール反転機構30(図3参照)
が設けられている。
【0017】ベールアーム16は釣り糸をスプール4に
案内するためのものである。ベールアーム16は、図1
〜図3に示すように、1対の第1ロータアーム21及び
第2ロータアーム22の先端にそれぞれ揺動自在に装着
された第1ベール支持部材25及び第2ベール支持部材
26と、第1ベール支持部材25の先端に回転自在に装
着されたラインローラ27と、第1ベール支持部材25
とラインローラ27を挟んで対向して配置された固定軸
カバー28と、第2ベール支持部材26と固定軸カバー
28とを連結する線材製の湾曲したベール29とを有し
ている。
【0018】ロータカバー17は、1対の第1ロータア
ーム21及び第2ロータアーム22の外側空間を覆うよ
うに後方(図2右側)からロータ本体15に装着可能な
カバーである。ロータカバー17は、端部をロータ本体
15の端端部に突き合わせた状態でロータ本体15に装
着されている。ロータカバー17は、たとえば、PVC
等の弾性を有する合成樹脂製の部材であり、傷つきにく
くなっている。ロータカバー17は、ロータ3の他のも
のに接触しやすい部分を覆ってロータ3を保護して傷つ
きにくくするとともに、ロータ本体15の外側空間を覆
うために設けられている。ロータカバー17は、図2及
び図3に示すように、鍔部20aの外周面及びその後面
及び1対の第1接続部21a及び第2接続部22aの外
側面をカバーする第1カバー部17aと、第1カバー部
17aの両端に滑らかに接続され前方に延びて1対の第
1アーム部21b及び第2アーム部22bの外側面をそ
れぞれカバーする1対の第2カバー部17b、17cと
の3つの部分に分割されている。第1カバー部17aの
中心には、円筒部20の後端面に嵌め込まれる円形の開
口17dが形成されている。第1カバー部17aは、鍔
部20aの後面にはめ込み固定されている。第2カバー
部17b,17cは、第1アーム部21b及び第2アー
ム部にそれぞれ形成されたボス部31a(第1アーム部
21b側のみ図示)が形成されており、ボス部31aに
挿入された小ねじ32a、32bによりロータ本体15
に締結されている。
【0019】ベール反転機構30は、図3に示すよう
に、第1ベール支持部材25の揺動に連動して前後に移
動する移動部材50と、第1ベール支持部材25を介し
てベールアームを糸巻取姿勢と糸開放姿勢とに付勢する
トグルばね機構51と、リール本体2の前部に固定され
た戻し部(図示せず)とを有している。ベール反転機構
30は、ベールアーム16が糸開放姿勢に揺動すると、
移動部材50が後方に移動し、戻し部に接触する位置に
移動する。これにより、ロータ3が糸巻取方向に回転す
ると戻し部に移動部材50が接触して前方に移動し、ベ
ールアーム16を糸巻取姿勢に戻す。
【0020】スプール4は、外周に釣り糸が巻き付けら
れる鍔付き円筒状の部材である。スプール4は、ロータ
3の回転に同期して前後移動し、ベールアーム16によ
り案内された釣り糸を外周面に略均一に巻き取る。スプ
ール4は、リール本体2に前後移動自在に装着されたス
プール軸15に回転不能かつ着脱自在に装着されてい
る。スプール4は、スプール軸15に装着される糸巻胴
部4aと、糸巻胴部4aと一体形成されたスカート部4
bと、糸巻胴部4aの前方に設けられたフランジ部4c
とを有している。ロータ3の円筒部20は、スカート部
4bの内方に位置している。
【0021】ロータ制動機構7は、図2に示すように、
ロータ3の糸巻取方向の回転に連動して回転する制動円
筒60と、制動円筒60に接触してロータ3の制動操作
を行うための制動レバー61と、制動円筒60を所定制
動状態で制動するとともに制動解除するための補助レバ
ー62とを有している。ロータ制動機構7は、制動レバ
ー61を釣り竿接近する方向に操作すると制動力が徐々
に強くなる。また、補助レバー62を釣り竿から離反す
る方向に操作すると、補助レバー62はその位置で保持
され、所定制動状態でロータ3を制動し続ける。
【0022】このように構成されたスピニングリールで
は、ロータカバー17が第1接続部21a及び第2接続
部22aの屈曲部分だけでなく、円筒部20の鍔部20
aの外側面もカバーしているので、リールを硬いものの
上に置いても、ロータ3の外側露出部分がカバーされて
傷つきにくくなる。また、ロータ3の鍔部20aに前方
に突出した回転バランス補正用の重り部20bを一体形
成したので、重り部20bを装着する手間を省くことが
できるとともに、釣り糸が引っ掛かりにくくなり糸絡み
も生じにくくなる。また、ロータアーム21,22の付
け根以外に重り部20bを設けているので、ロータアー
ム21,22の比強度を高く維持することができる。特
に後面側にロータ3の傷付きを防止するためにロータカ
バー17を設けた場合、後面側に重り部を設ける空間を
確保しにくくなる。このような場合でも、鍔部20aの
前方に重り部20bを設けることにより回転バランスの
補正を行える。
【0023】〔他の実施形態〕 (a)前記実施形態では、ロータを制動するレバーブレ
ーキ式のスピニングリールを例に説明したが、フロント
ドラグ式やリアドラグ式のスプールを制動するスピニン
グリールにも本発明を適用できる。 (b)前記実施形態では、重り部20bを鍔部に一体形
成したが、図5に示すように重り部120bを鍔部20
aと別体で形成してもよい。
【0024】(c)前記実施形態では、ロータカバー1
7を有するロータ3を例に説明したが、ロータカバー1
7、特にロータ背面側のロータカバーを有さないロータ
にも本発明を適用できる。 (d)前記実施形態では、重り部20bを第1ロータア
ーム21と第2ロータアーム22との付け根を除く部分
でベールアーム16が配置される側に設けたが、図6に
ハッチングで示すように、第1ロータアーム21の付け
根(接続部21a)と第2ロータアーム22の付け根
(接続部22a)とを含んで第1ロータアーム21から
第2ロータアーム22にわたって重り部220bを形成
してもよい。この場合には、バランサそのもの又はバラ
ンサとして機能する突出した重り部220bに釣り糸が
絡むのをより防止できる。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、重り部が鍔部に前後の
いずれかに突出して設けられており、径方向外方には突
出していないので、釣り糸が引っ掛かりにくくなり糸絡
みも生じにくくなる。また、ロータアームの付け根以外
に重り部を設けることができるので、ロータアームの比
強度を高く維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を採用したスピニングリー
ルの側面図。
【図2】その側面断面図。
【図3】ロータの分解斜視図。
【図4】ロータ本体の正面図。
【図5】他の実施形態の図3に相当する図。
【図6】他の実施形態の図4に相当する図。
【符号の説明】
2 リール本体 3 ロータ 4 スプール 15 ロータ本体 16 ベールアーム 17 ロータカバー 20 円筒部 20a 鍔部 20b,120b,220b 重り部 21,22 第1及び第2ロータアーム 30 ベール反転機構

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リール本体の前部に回転自在に装着され、
    前記リール本体に前後移動自在に装着されたスプールに
    釣り糸を巻き付けるためのロータであって、 前記リール本体の前部に回転自在に装着され後端部にリ
    ング状の鍔部を有し前記スプールの内周側に配置され得
    る円筒部と、前記鍔部から前記円筒部と間隔を隔てて前
    方に延びる第1及び第2ロータアームと、前記鍔部に他
    の部分より前後いずれかに突出して設けられた回転バラ
    ンス補正用の重り部とを有するロータ本体と、 前記両ロータアームの先端に糸巻取姿勢と糸開放姿勢と
    に揺動自在に装着され、釣り糸を前記スプールに案内す
    るベールアームと、を備えたスピニングリールのロー
    タ。
  2. 【請求項2】前記重り部は、前記鍔部の前面に設けられ
    ている、請求項1に記載のスピニングリールのロータ。
  3. 【請求項3】前記重り部は、前記鍔部と一体形成されて
    いる、請求項1又は2に記載のスピニングリールのロー
    タ。
  4. 【請求項4】前記重り部は、前記鍔部に別体で装着され
    ている、請求項1又は2に記載のスピニングリールのロ
    ータ。
  5. 【請求項5】前記重り部は、前記第1ロータアームから
    前記第2ロータアームにわたって前記鍔部から突出して
    設けられている、請求項1から4のいずれかに記載のス
    ピニングリールのロータ。
  6. 【請求項6】前記第1ロータアームに設けられ、前記糸
    開放姿勢にあるベールアームを前記ロータの糸巻取方向
    の回転に連動して前記糸巻取姿勢に戻すベール反転機構
    をさらに備える、請求項1から5のいずれかに記載のロ
    ータ。
  7. 【請求項7】前記両ロータアームの外側面及び前記鍔部
    の後面をカバーするロータカバーをさらに備える、請求
    項1から6のいずれかに記載のスピニングリールのロー
    タ。
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