JP2003125533A - 給電回路の制御方法及び装置 - Google Patents

給電回路の制御方法及び装置

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JP2003125533A
JP2003125533A JP2001317056A JP2001317056A JP2003125533A JP 2003125533 A JP2003125533 A JP 2003125533A JP 2001317056 A JP2001317056 A JP 2001317056A JP 2001317056 A JP2001317056 A JP 2001317056A JP 2003125533 A JP2003125533 A JP 2003125533A
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power supply
circuit
switch
power
load
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Yoshihiro Ishikawa
嘉洋 石川
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 給電をオフしたときの負荷回路の残留電荷に
よる誤動作を防ぐ。 【解決手段】 DC/DCコンバータ18からの主給電
路30に主スイッチS1を設ける。主給電路30から給
電路30a〜30eを分岐させる。給電路30aに負荷
回路L1、給電路30b〜30eに、給電スイッチS2
〜S5と負荷回路L2,L3,A1,A2を接続する。
給電オフ処理の実行時、主スイッチS1をオフさせる前
に、給電スイッチS4又はS5をオンさせておく。負荷
回路A1,A2は相対的に負荷回路L1〜L3よりも容
量成分が小さい。主スイッチS1をオフさせさたとき、
負荷回路L1〜L3の容量成分C1〜C3による残留電
荷は、給電スイッチS4,S5を通して負荷回路A1,
A2で消費される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主給電路から複数
に分岐した給電路にそれぞれ負荷回路が接続された給電
回路の制御方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】デジタルカメラ,デジタルビデオカメ
ラ,携帯型情報端末(PDA),携帯電話,ボイスメ
モ,携帯型オーディオプレイヤー等の電子機器では、時
計機能や、各種の設定を記憶しておくためのメモリ機能
を備えている他、使用しない状態が例えば3分以上継続
すると、メインスイッチを電気的にカットオフして、電
源電池(例えばリチウムイオン電池や単三型電池等)の
無駄な消耗を防ぐスリープ機能を備えているものが多
い。
【0003】このような機能は、周知のようにマイクロ
コンピュータを用いた給電制御装置によって実現されて
いる。給電制御装置は、電源電池からの供給電圧を昇圧
して各種の回路負荷に応じた駆動電圧を生成し、それぞ
れ回路負荷ごとに設けられたスイッチング素子を通して
給電を行っている。そして、スリープ機能の作動時に
は、その時点で作動している負荷回路のスイッチング素
子をオフさせ、またメインスイッチをオフして各種の負
荷回路への給電を断つようにしている。
【0004】ところが、負荷回路にはそれ自体が比較的
大きな容量成分をもっているものや、ノイズカット用の
コンデンサを含むものがある。このような負荷回路で
は、給電を断った直後には電荷が残留しており、引き続
き給電を開始したときに残留電荷がノイズ源となって誤
動作を生じさせることがある。特に、CPUやDRA
M、あるいはDRAMやロジック回路などのデジタル回
路では、給電の開始時に初期リセットを必要とするもの
が多く、初期リセット時に残留電荷による電圧が瞬間的
に印加されることによって誤動作が生じやすい。このた
め、例えば特開平5−83119号公報で知られるよう
に、負荷回路に放電回路を併設して電源オフ時に残存電
荷の放電を行ったり、あるいは電源オフした直後は、残
存電荷が消失するまでは電源の再投入を禁止するなどの
手法が採られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
デジタルカメラなどの機器では、撮像用,液晶モニタの
駆動用,ストロボ用,画像データの記録用、メモリ制御
用など、様々な種類の負荷回路があるため、上記公報記
載のように各々の負荷回路に放電回路を併設すること
は、プリント基板に実装する部品点数が増えサイズの大
型化やコストアップを避けることができない。また、残
存電荷が放出されるまでの間、電源の再投入操作を禁止
するものは操作性に難がありタイマーも必要になる。
【0006】本発明は上記背景を考慮してなされたもの
で、コスト負担もほとんどなく、簡便かつ確実に給電開
始時の誤動作を防ぐことができるようにした給電回路の
制御方法及び装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明方法では、主スイッチが設けられた主給電路
を複数に分岐させ、分岐した各々の給電路にはそれぞれ
給電スイッチを介して容量成分が大きな第1の負荷回路
と容量成分が小さな第2の負荷回路とが接続された給電
回路について、主スイッチをオフさせる前に、前記第2
の負荷回路が接続された給電スイッチをオンさせてお
き、主スイッチがオフしたときに前記第1の負荷回路に
残留する電荷を第2の負荷回路で消費させるようにして
ある。
【0008】本発明装置では、上記主スイッチ及び給電
スイッチが半導体スイッチング素子で構成され、各負荷
回路への給電を断つための給電オフ信号の入力に応答
し、容量成分が小さい負荷回路の給電スイッチをオンさ
せた状態で主スイッチをオフさせる制御手段が用いられ
る。さらに、制御手段により、主スイッチをオフさせた
後にそれぞれの給電スイッチをオフさせるのがよく、ま
た容量成分が小さい負荷回路としては、アンプなどのア
ナログ回路を利用するのが好適である。
【0009】
【発明の実施の形態】デジタルカメラの電気的構成の概
略を示す図1において、システムコントローラ2は、信
号の入力に応じてデジタルカメラに含まれる各種の負荷
回路の作動を制御する。システムコントローラ2は、制
御用シーケンスのプログラムやパラメータ等が格納され
ているROMと、このプログラムにしたがってシーケン
スを実行するCPUと、各種シーケンスの遂行に必要な
データを一時的に格納するワークエリアとなるRAMと
で構成されている。また、システムコントローラ2は電
源ボタン4,操作ボタン群5からの信号を一定周期でモ
ニタしている。
【0010】撮影レンズ6は、図示しないオートフォー
カス機構によってピント合わせが行われる。撮影レンズ
6の背後にはCCDイメージセンサ7が配置されてお
り、CCDイメージセンサ7は、CCDドライバ8で駆
動され、光学的な被写体画像を電気的な撮像信号に変換
して出力する。CCDイメージセンサ7の受光面には
R,G,Bの微小なマイクロカラーフィルタがマトリク
ス状に配列され、色ごとの撮像信号がシリアルに出力さ
れる。CDS/AD回路9は、CCDイメージセンサ7
から入力された撮像信号に対してノイズ低減、レベル調
整などの各処理を行った後、デジタル変換して赤色、緑
色、青色の各画像データを得る。
【0011】画像データ処理回路10は、CDS/AD
回路9からの画像データに対し、ホワイトバランス調
節、ガンマ補正を行う他、赤色,緑色,青色の各画像デ
ータに対して補間処理等を行い、アナログ信号に変換し
てLCDドライバ11に出力する。また、画像データ処
理回路10は、システムコントローラ2から転送されて
くる画像データについても同様の処理を行ってLCDド
ライバ11に出力する。LCDドライバ11は、画像デ
ータ処理回路10からの信号に基づいてLCDパネル1
2に画像表示を行う。
【0012】このデジタルカメラをカメラモードにセッ
トして撮影を行うと、システムコントローラ2が画像デ
ータの記録処理を実行し、得られた画像データは内蔵メ
モリ14に書き込まれ、さらに外部メモリ14が装着さ
れているときにはその画像データが外部メモリ14に転
送して書き込まれる。また、再生モードで使用するとき
には、システムコントローラ2は内蔵メモリ13あるい
は外部メモリ14に記録された画像データを読み出し、
画像データ処理回路10,LCDドライバ11を介して
LCDパネル12に画像表示を行う。なお、画像データ
とともに音声データが記録されているときには、音声ド
ライバ15,スピーカ16により音声も再生される。
【0013】DC/DCコンバータ(昇圧回路)18は
電池17からの給電を受けて所定レベルの駆動電圧(複
数種類であってもよい)を生成し、負荷回路に供給す
る。負荷回路への給電は、それぞれスイッチング素子が
オンすることによって行われ、スイッチング素子のオン
/オフ制御はシステムコントローラ2を含む給電制御装
置によって行われる。
【0014】給電制御装置は、図2に示すようにシステ
ムコントローラ2のCPU22及びROM22aからな
る制御手段と、DC/DCコンバータ18からの主給電
路30に設けられた主スイッチS1と、主給電路から分
岐した給電路30b〜30eに接続された給電スイッチ
S2〜S5とからなる。給電路30aには負荷回路L1
が直接に接続され、主スイッチS1のオンにより給電が
行われる。給電スイッチS2〜S5にはそれぞれ負荷回
路L2,L3,A1,A2が接続され、主スイッチS1
がオンしているとき、それぞれ対応する給電スイッチS
2〜S5がオンすることによって給電が行われる。
【0015】主スイッチS1及び給電スイッチS2〜S
5は、それぞれスイッチングトランジスタなどの半導体
スイッチング素子で構成されている。電源ボタン4のオ
フ操作が行われたときや、スリープモードに移行すると
きにはシステムコントローラ2に給電オフ信号が入力さ
れ、これに応答して前記制御手段が給電オフ処理を実行
する。そして、主スイッチS1及び給電スイッチS2〜
S5は、ROM22aに格納されたプログラムにしたが
ってCPU22からのスイッチングコマンドによりオン
/オフ制御される。なお、負荷回路L1にも同様に給電
スイッチを設けることも可能である。
【0016】負荷回路L1,L2,L3は、例えばサブ
CPUやゲートアレイ、また撮影時や再生時におけるシ
ーケンス実行上のフラグやデータ類を一時的に保存する
DRAMなどのメモリ、さらにはロジック回路などのデ
ジタル回路であり、これらの負荷回路L1〜L3は電源
投入時にシステムコントローラ2によって初期リセット
が行われる。また、これらの負荷回路L1〜L3には、
高周波ノイズや電源供給時のチャタリングノイズの影響
を除去するためのノイズカット用コンデンサや、負荷回
路自体がもつ浮遊容量などによる容量成分C1〜C3が
含まれ、これらの容量成分C1〜C3は等価的にそれぞ
れの負荷回路に並列に接続された形となっている。
【0017】負荷回路A1,A2は、例えばLCDドラ
イバ11や音声ドライバ15に用いられているアナログ
系のアンプ回路であり、電源投入時にリセット処理など
を要しない回路である。これらの負荷回路A1,A2
は、他方の負荷回路L1〜L3と比較して耐圧も高く、
ノイズカット用のコンデンサC1〜C3に蓄えられた電
荷によって電圧が印加されてもほとんど問題のない回路
となっている。
【0018】DC/DCコンバータ18は、電源ボタン
4がオン操作されず、カメラが不使用状態であっても電
池17からの給電により待機モードで動作しており、例
えば6Vの電源電圧は常時CPU22に供給されてい
る。電源ボタン4をオン操作してカメラが作動モードに
入ると、システムコントローラ2がDC/DCコンバー
タ18に昇圧信号を送り、カメラに内蔵された各種の負
荷回路を動作させるための駆動電圧が生成される。
【0019】このデジタルカメラにはスリープモードが
用意されており、電源ボタン4がオン操作された後であ
っても、各種の操作ボタン群5から何らの操作入力もな
い状態が一定時間(例えば5分間)経過すると、カメラ
の電源が自動的にカットオフされスリープモードに移行
する。このときCPU22は、詳しくは後述するよう
に、図2に示す主スイッチS1及び負荷回路ごとの給電
スイッチS2〜S5のオン/オフ制御を行う。なお、ス
リープモード中に操作ボタン群5から何らかの操作入力
があるとカメラは通常の動作モードに移行し、また電源
ボタン4がオフ操作されたときにはオフ状態に移行す
る。
【0020】以下、上記給電制御装置の作用について説
明する。デジタルカメラが通常のカメラモードあるいは
再生モードにあるときには主スイッチS1がオンしてお
り、例えばサブCPUに相当する負荷回路L1には常に
給電が行われている。給電スイッチS2〜S5は、カメ
ラモード/再生モードの設定状態やその時点での操作状
況に応じ、負荷回路L2,L3,A1,A2のうちで駆
動を必要とするものに給電が行われるように選択的にオ
ンしている。例えば、再生モード時にLCDパネル12
のメニュー表示にしたがって初期設定操作を行っている
場合には、給電スイッチS4がオン状態にあり、LCD
ドライバ11に組み込まれたアンプに相当する負荷回路
A1が動作状態となっている。また、操作入力データの
保存のために給電スイッチS2がオン状態であり、DR
AMに相当する負荷回路L2が動作状態となっている。
【0021】初期設定操作の後、選択した1コマの画像
をLCDパネル12に表示する通常の再生モードで使用
するときには、システムコントローラ2からのコマンド
にしたがって給電スイッチS2〜S5が適宜にオン/オ
フ制御され、必要とする負荷回路に給電が行われる。ま
た、操作ボタン群5を操作して画像データの編集や消去
などを行うときや、アクセス対象を内部メモリ13と外
部メモリ14との間で切り換えたり、画像データの転送
を行うときなどにも、システムコントローラ2からのコ
マンドにより適宜の負荷回路に給電が行われる。
【0022】なお、デジタルカメラには、カメラモード
で使用するときに有効化されるオートフォーカス装置,
ストロボ装置,ズームレンズの変倍装置など、図2には
示していない他の負荷回路も内蔵されている。これらの
負荷回路には、DC/DCコンバータ18の他の出力端
子から駆動電圧が供給されるようになっている。そし
て、これらの負荷回路に対しても、撮影シーケンスの実
行過程に応じて選択的に給電が行われる。
【0023】電源ボタン4をオフ操作したとき、あるい
はスリープモードに移行するときには、CPU22がR
OM22aから給電オフ処理プログラムを読み込み、図
3に示すフローチャートにしたがって処理を開始する。
給電オフ処理が行われる前には主スイッチS1はオンし
ているが、給電スイッチS2〜S5は、給電オフ処理が
開始されるときのタイミングに応じてそのオン/オフ状
態は一定していない。そこで、まず電源投入時にアナロ
グ系のアンプからなる負荷回路A1,A2の給電スイッ
チS4,S5の双方がオフしているか否かの確認が行わ
れる。
【0024】これらの給電スイッチS4,S5の少なく
ともいずれかがオンしているときには、給電スイッチS
2〜S3のオン/オフ切替えを行わずに、そのまま主ス
イッチS1をオフする。主スイッチS1がオフすること
によって、負荷回路L1〜L3及び負荷回路A1,A2
の全てが給電路から切り離される。この状態で、図2に
示すように給電スイッチS2がオン状態、S3がオフ状
態であったとすると、負荷回路L3の容量成分C3に蓄
えられた電荷はすでに自然放電により消失しているが、
負荷回路L1,L3については、それぞれの容量成分C
1,C3に電荷が残留している。
【0025】ところがこれらの残留電荷は、主スイッチ
S1をオフにした瞬間に、給電スイッチS4を通して負
荷回路A1によって即座に消費される。負荷回路A1
は、例えばLCDドライバ11に用いられているアナロ
グ系のアンプであるため、残留電荷を消費するときの電
流によってLCDパネル12上にノイズ画像が現れる可
能性があるが、給電オフ処理に先立ってLCDパネル1
2のバックライトを消灯しておけば何ら問題はない。
【0026】給電オフ処理の開始時に、給電スイッチS
4,S5の双方がオフしているときには、主スイッチS
1をオフさせる前に、給電スイッチS5をオンさせる。
給電スイッチS5がオンすることによって、容量成分C
1,C3による残留電荷は負荷回路A2で消費されるよ
うになる。負荷回路A2は、例えば音声ドライバ15の
アナログ系のアンプで構成されているから、残留電荷の
消費時にスピーカからわずかなノイズ音が出るだけで、
回路的には全く問題はない。負荷回路A2のアンプが複
数段で構成されている場合には、スピーカ16からノイ
ズ音が出ることを防ぐために最終段のアンプはオフさせ
ておけばよい。
【0027】なお、給電スイッチS4,S5の双方がオ
フしているときに、主スイッチS1をオフさせる前に給
電スイッチS5をオンさせる代わりに、給電スイッチS
4をオンさせるようにしたり、あるいは給電スイッチS
4,S5の双方をオンさせるようにしてもよい。また、
給電オフ処理時に給電スイッチS3がオンしている場合
にも全く同様の処理が行われ、容量成分C3の残留電荷
は負荷回路A1,A2で消費されることになる。
【0028】こうして負荷回路A1,A2を利用して残
留電荷を消失させた後、給電スイッチS2〜S5が全て
オフに切替えられ、給電オフ処理が終了する。これによ
り、主スイッチS1の下流側で複数に分岐した給電路中
の負荷回路L1〜L3、A1,A2にはほとんど残留電
荷がない状態になっているから、次に電源ボタン4をオ
ン操作し、あるいはスリープモードの解除により主スイ
ッチS1がオンしたときに、残留電荷による誤動作は生
じることがなく、システムコントローラ2による負荷回
路L1〜L3の初期リセット処理も正常に行われるよう
になる。
【0029】以上、図示した実施形態にしたがって説明
してきたが、電源電池としては一次電池だけでなく二次
電池も利用可能であり、必ずしもDC/DCコンバータ
による昇圧も必須のものではない。また、本発明の適用
機器としてもスチル画像用のデジタルカメラの他にデジ
タルムービーカメラであってもよく、さらに携帯電話や
その他の携帯型情報端末機器であってもよい。そして、
DC/DCコンバータに出力電圧が異なる複数の端子が
あるものでは、それぞれの端子から引き出された主給電
路ごとに主スイッチを設けるとともに、その各々の下流
側に複数に分岐した給電路を設け、給電スイッチを介し
て負荷回路を接続した給電回路についても、主給電路ご
とに本発明を適用することができる。
【0030】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、主給電
路に設けられた主スイッチをオフさせる前に、主給電路
から複数に分岐した給電路に接続された負荷回路のう
ち、相対的に容量成分が小さい負荷回路に接続された給
電スイッチをオンさせておくようにしたから、主スイッ
チの切断時には容量成分が大きい負荷回路の残留電荷を
他方の負荷回路で瞬間的に消費することができ、放電回
路を併設したり、自然放電のための待ち時間を用意する
必要がない。また、本発明は、主スイッチ及び給電スイ
ッチとして半導体スイッチング素子を用い、制御手段と
してCPUを用いることによって装置構成が簡単にな
り、また特別なハードを追加せずにソフト的な処理で対
応することが可能となるので、コスト面での負担もほと
んどないという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を用いたデジタルカメラの概略を示すブ
ロック図である。
【図2】本発明の給電制御装置の概略を示すブロック図
である。
【図3】図2に示す給電制御装置による給電オフ処理を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
2 システムコントローラ 4 電源ボタン 5 操作ボタン群 17 電池 18 DC/DCコンバータ 22 CPU 22a ROM S1 主スイッチ S2〜S5 給電スイッチ C1〜C3 容量成分

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主スイッチが設けられた主給電路から分
    岐した複数の給電路を有し、各々の給電路に相対的に容
    量成分が大きな第1の負荷回路と容量成分が小さな第2
    の負荷回路とがそれぞれ給電スイッチを介して接続され
    た給電回路の制御方法において、 主スイッチをオフさせる前に、前記第2の負荷回路が接
    続された給電スイッチをオンさせておき、主スイッチが
    オフしたときに前記第1の負荷回路に残留する電荷を第
    2の負荷回路で消費させることを特徴とする給電回路の
    制御方法。
  2. 【請求項2】 主スイッチが設けられた主給電路から分
    岐した複数の給電路を有し、各々の給電路に相対的に容
    量成分が大きな第1の負荷回路と容量成分が小さな第2
    の負荷回路とがそれぞれ給電スイッチを介して接続され
    た給電回路の制御装置において、 前記主スイッチ及び給電スイッチを半導体スイッチング
    素子で構成するとともに、給電オフ信号を受けて前記第
    2の負荷回路に接続された給電スイッチをオンさせた後
    に主スイッチをオフさせるスイッチング制御手段を備え
    たことを特徴とする給電回路の制御装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、主スイッチをオフさせ
    た後に第1及び第2の負荷回路に接続された給電スイッ
    チをオフさせることを特徴とする請求項2記載の給電回
    路の制御装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の負荷回路がデジタル回路であ
    り、第2の負荷回路がアナログ回路であることを特徴と
    する請求項3記載の給電回路の制御装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006311747A (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Canon Inc 電源装置および機器
JP2021045018A (ja) * 2019-09-13 2021-03-18 矢崎総業株式会社 車載電源装置

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