JP3276174B2 - ビデオカメラ - Google Patents

ビデオカメラ

Info

Publication number
JP3276174B2
JP3276174B2 JP23631392A JP23631392A JP3276174B2 JP 3276174 B2 JP3276174 B2 JP 3276174B2 JP 23631392 A JP23631392 A JP 23631392A JP 23631392 A JP23631392 A JP 23631392A JP 3276174 B2 JP3276174 B2 JP 3276174B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
signal
supply circuit
camera body
converter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP23631392A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0662292A (ja
Inventor
信博 谷
Original Assignee
旭光学工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 旭光学工業株式会社 filed Critical 旭光学工業株式会社
Priority to JP23631392A priority Critical patent/JP3276174B2/ja
Publication of JPH0662292A publication Critical patent/JPH0662292A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3276174B2 publication Critical patent/JP3276174B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばスチルビデオカ
メラに設けられる電源回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来スチルビデオカメラとして、固体撮
像素子(CCD)を介して得られた動画をモニタ装置に
よって表示する(以下、モニタスルーという)ように構
成されたものが知られている。このようなカメラ本体内
には、CCDを駆動するための電源回路、およびCCD
から出力された映像信号に所定の処理を施す信号処理回
路等が内蔵されているが、カメラ本体はコンパクトに設
計されており、各回路は相互に近接した状態でカメラ本
体内に配設されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】CCDを駆動するため
の電源回路および信号処理回路等は大きな熱源となり、
したがってモニタスルー時には熱が発生してカメラ本体
内にこもりやすい。このように熱がこもった状態では、
CCDに暗電流が発生しやすいため、このような状態で
映像を記録媒体に記録すると、記録画像の画質が著しく
劣化するという問題が生じる。
【0004】本発明は、モニタスルー時におけるカメラ
本体内の発熱を防止することにより、CCDにおける暗
電流の発生を抑え、記録画像の画質を向上させることを
目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るビデオカメ
ラは、撮像素子を内蔵するカメラ本体と、カメラ本体の
外部に設けられ、少なくとも撮像素子を駆動するための
電源回路を内蔵する電源装置と、この電源装置内に設け
られ、撮像素子を介して得られた動画の信号をモニタ装
置に出力する手段とを備えたことを特徴としている。
【0006】
【実施例】以下図示実施例により本発明を説明する。図
1および図2は、本発明の一実施例を適用したスチルビ
デオカメラの記録系およびこのスチルビデオカメラの本
体10に接続されたACアダプタ30を示す。
【0007】レンズ11を通った光線は、絞り兼用シャ
ッタ12を通過し、CCD13に到達する。CCD13
は、駆動回路14から出力されるパルス信号によって駆
動され、輝度信号と色信号を出力する。駆動回路14
は、電源回路15またはACアダプタ30に内蔵された
電源回路31から電源を供給され、制御回路(MPU)
16により制御されて、CCD13を駆動するためのク
ロックパルスを一定の周期で出力する。駆動回路14と
電源回路15、31との間にはスイッチ17が設けられ
ており、このスイッチ17はMPU16によって切り換
え制御され、これにより駆動回路14は、電源回路1
5、31のいずれかに接続される。
【0008】CCD13の出力信号は、アンプ18によ
って増幅された後、AD変換器19によってデジタル信
号に変換され、デジタル信号処理回路(DSP)21と
ACアダプタ30に内蔵されたDSP32に、それぞれ
入力される。アンプ18およびAD変換器19は、電源
回路15またはACアダプタ30に内蔵された電源回路
31から電源を供給される。アンプ18およびAD変換
器19と、電源回路15、31との間には、スイッチ2
2設けられている。このスイッチ22はMPU16によ
って切り換え制御され、これによりアンプ18およびA
D変換器19は、電源回路15、31のいずれかに接続
される。
【0009】DSP21は、AD変換器19から出力さ
れた輝度信号と色信号に、同期信号を付加する等の所定
の処理を施し、輝度信号(Y)および色差信号(R−
Y、B−Y)を出力する。なお、このDSP21による
処理において、輝度信号と色信号を一時的に格納してお
くため、メモリコントローラ23とフレームメモリ24
が設けられる。輝度信号(Y)および色差信号(R−
Y、B−Y)は、シャッターレリーズ時、記録制御回路
25に入力されて所定の処理を施され、メモリカード等
の記録媒体Mに記録される。
【0010】DSP21、メモリコントローラ23およ
び記録制御回路25は、電源回路15から電源を供給さ
れ、またMPU16によって制御される。映像信号を記
録媒体Mに記録する時(すなわちシャッターレリーズ
時)を除いて、DSP21、メモリコントローラ23お
よび記録制御回路25と、電源回路15との間は、電気
的に遮断されており、これらDSP21等は停止してい
る。
【0011】ACアダプタ30は、電源回路31、AC
/DCコンバータ32、DSP33、メモリコントロー
ラ34、フレームメモリ35、DA変換器36、エンコ
ーダ37およびMPU38を有しており、MPU38に
はスイッチ39が接続される。AC/DCコンバータ3
2にはAC100Vの電源が供給され、AC/DCコン
バータ32は所定の直流電圧を、電源回路31およびカ
メラ本体10内の電源回路15に出力する。
【0012】DSP33、メモリコントローラ34およ
びフレームメモリ35は、カメラ本体10内に設けられ
たものと同様に、輝度信号と色信号を一時的に格納して
おくために設けられる。すなわち、カメラ本体10内の
AD変換器19から出力された輝度信号と色信号は、D
SP33によって所定の処理を施され、輝度信号(Y)
および色差信号(R−Y、B−Y)としてDA変換器3
6に供給される。DA変換器36の出力信号は、エンコ
ーダ37においてNTSC方式のビデオ信号に変換さ
れ、ディスプレイ装置に出力される。
【0013】MPU38は、DSP33およびメモリコ
ントローラ34等を制御するために設けられ、またカメ
ラ本体10のMPU16とデータ通信する。スイッチ3
9は、モニタスルーの状態およびシャッターレリーズが
可能な状態(REC待機)の切り換えのために設けられ
る。
【0014】次に本実施例の作用を説明する。ACアダ
プタ30のスイッチ39がオン状態にセットされること
により、モニタスルー状態が設定される。この結果、図
3に示されるようにMPU38の指令信号S1は「ハイ
レベル(H)」となり、これによりカメラ本体10内の
MPU16からスイッチ17、22に出力される指令信
号P1、P2は、ともに「H」となる。したがって、ス
イッチ17、22はACアダプタ30側に切り換えられ
る。またこのモニタスルー状態において、ACアダプタ
30のAC/DCコンバータ32からカメラ本体10に
供給される電源V3はオフ状態となり、また電源回路3
1から供給される電源V1、V2はオン状態となる。
【0015】したがってカメラ本体10内において、電
源回路15は作用せず、またDSP21、メモリコント
ローラ23、フレームメモリ24および記録制御回路2
5は停止している。一方、ACアダプタ30内の電源回
路31は作動しており、駆動回路14、アンプ18およ
びAD変換器19には、電源回路31から電源が供給さ
れる。なお、ACアダプタ30内のDSP33、メモリ
コントローラ34、フレームメモリ35、DA変換器3
6およびエンコーダ37は、常時作動している。
【0016】すなわちモニタスルー時、CCD13の駆
動回路14、アンプ18およびAD変換器19はACア
ダプタ30から供給される電源によって作動し、CCD
13を介して得られる映像は、ACアダプタ30内のD
SP33等によって処理され、ディスプレイ装置によっ
てモニタされる。
【0017】映像信号を記録媒体Mに記録する時、まず
ACアダプタ30のスイッチ39がオフ状態に切り換え
られ、REC待機状態が設定される。これにより、図3
に示されるようにMPU38の指令信号S1は「ローレ
ベル(L)」となり、これによりカメラ本体10内のM
PU16からスイッチ17、22に出力される指令信号
P1、P2は、ともに「L」となる。これによりスイッ
チ17、22は、電源回路15側に切り換えられる。ま
たこの時、AC/DCコンバータ32からカメラ本体1
0に供給される電源V3はオン状態となり、また電源回
路31から供給される電源V1、V2はオフ状態とな
る。
【0018】したがってカメラ本体10内では、電源回
路15が作動し、これによりDSP21、メモリコント
ローラ23、フレームメモリ24および記録制御回路2
5が作動する。また駆動回路14、アンプ18およびA
D変換器19には、電源回路15から電源が供給され
る。この状態でシャッターレリーズが行われると、CC
D13を介して得られた映像信号は、DSP21等を介
して記録媒体Mに記録される。
【0019】このようにモニタスルー時、カメラ本体1
0内の駆動回路14等はACアダプタ30の電源回路3
1から供給される電源によって作動し、CCD13を介
して得られた映像信号は、ACアダプタ30内のDSP
33等によって処理されてディスプレイ装置に出力され
る。したがって、カメラ本体10の内部の消費電流は充
分に小さく抑えられており、カメラ本体10の内部の回
路からの発熱量は少なく、CCD13における暗電流の
発生が抑制される。このため、記録媒体に記録される映
像は暗電流の影響が少なく、画質の劣化が防止される。
【0020】なお、モニタスルー状態においてシャッタ
ーレリーズを行うことも可能であり、この場合シャッタ
ーレリーズによって、まず電源回路15が作動してDS
P21、メモリコントローラ23、フレームメモリ24
および記録制御回路25に電源が供給される。そして、
記録媒体Mに映像信号が記録される。
【0021】なお、上記実施例は本発明をスチルビデオ
カメラに適用した例であったが、本発明はムービービデ
オカメラにも適用できる。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、モニタス
ルー時におけるカメラ本体内の発熱を防止することによ
り、CCDにおける暗電流の発生を抑え、記録画像の画
質を向上させることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るスチルビデオカメラの
回路構成を示すブロック図である。
【図2】ACアダプタ内の回路構成を示す図である。
【図3】モニタスルー状態とREC待機状態における指
令信号等の状態を示す図である。
【符号の説明】
13 CCD 15、31 電源回路 17、22 スイッチ 30 ACアダプタ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像素子を内蔵するカメラ本体と、カメ
    ラ本体の外部に設けられ、少なくとも前記撮像素子を駆
    動するための電源回路を内蔵する電源装置と、この電源
    装置内に設けられ、前記撮像素子を介して得られた動画
    の信号をモニタ装置に出力する手段とを備えたことを特
    徴とするビデオカメラ。
JP23631392A 1992-08-13 1992-08-13 ビデオカメラ Expired - Fee Related JP3276174B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23631392A JP3276174B2 (ja) 1992-08-13 1992-08-13 ビデオカメラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23631392A JP3276174B2 (ja) 1992-08-13 1992-08-13 ビデオカメラ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0662292A JPH0662292A (ja) 1994-03-04
JP3276174B2 true JP3276174B2 (ja) 2002-04-22

Family

ID=16998952

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23631392A Expired - Fee Related JP3276174B2 (ja) 1992-08-13 1992-08-13 ビデオカメラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3276174B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6927795B1 (en) * 2000-06-09 2005-08-09 Hewlett-Packard Development Company, Lp Dark signal closed loop thermal control for digital imaging systems
KR101681788B1 (ko) 2011-03-29 2016-12-01 아론카세이 가부시키가이샤 관이음매
EP2508783B1 (en) 2011-04-08 2014-05-14 Aronkasei CO., LTD. Pipe coupling

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0662292A (ja) 1994-03-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20030011704A1 (en) Digital camera and system thereof
US8872965B2 (en) Image pickup apparatus that can reduce power consumption
US5170262A (en) Electronic camera
JP2007104364A (ja) カメラシステム及びデジタルカメラ
US4901160A (en) Electronic camera
JPH1023303A (ja) カメラ一体型vtr
US20080211944A1 (en) Imaging device, image recording/playback apparatus, and power supply control method for imaging device
JP3276174B2 (ja) ビデオカメラ
JPH09219806A (ja) 撮影装置
JP2000125210A (ja) ビデオカメラ
JP2001136425A (ja) 画像表示装置及び電子カメラ
JP2525385B2 (ja) 撮像装置
JPH10136252A (ja) 撮像装置
JP3244085B2 (ja) ディジタル画像データ通信装置およびその動作方法
KR100215307B1 (ko) 프로그레시브 씨씨디를 메모리로 활용한 디지탈 스틸 카메라
JP4163297B2 (ja) 電子スチルカメラ
JP3341183B2 (ja) ビデオカメラとアクセサリー
JPH10271365A (ja) テレビジョンカメラ装置
JPH077640A (ja) 電子ビューファインダ付きビデオカメラ
JPH03191685A (ja) ビデオカメラ
JP3658002B2 (ja) 撮像装置
JP2004194010A (ja) 撮像装置
JPH07298187A (ja) ビデオカメラ
JP4000287B2 (ja) 撮影装置
JP2000013673A (ja) 電子スチルカメラ

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090208

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100208

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110208

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120208

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120208

Year of fee payment: 10

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120208

Year of fee payment: 10

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees