JP2003124817A - データ圧縮方法、伸長方法およびその画像形成装置 - Google Patents

データ圧縮方法、伸長方法およびその画像形成装置

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JP2003124817A
JP2003124817A JP2001321838A JP2001321838A JP2003124817A JP 2003124817 A JP2003124817 A JP 2003124817A JP 2001321838 A JP2001321838 A JP 2001321838A JP 2001321838 A JP2001321838 A JP 2001321838A JP 2003124817 A JP2003124817 A JP 2003124817A
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packbits
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JP2001321838A
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Yuji Kuroda
裕二 黒田
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  • Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 Packbits圧縮において、非連続して
出現するデータの圧縮効率を向上させ、記憶媒体の使用
量、機器内外のデータ転送量を削減することが可能なデ
ータ圧縮及び伸長方法とその装置を提供することを目的
とする。 【解決手段】 プリンタ制御装置内のCPUが、画像発
生に必要なPackbitsオブジェクトを生成する
際、非連続データ内から出現回数の多いデータを判別し
て、選別された8bitのデータを4bitのコマンド
に変換する(max16byte)。8bitの実デー
タは画像処理の起動前に画像発生部内のPackbit
s伸長装置に格納する。画像処理起動後、Packbi
ts伸長装置は前記CPUから入力される4bitデー
タから、対応する8bitのデータを順次読み出し、イ
メージデータを出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パックビッツ圧縮
法によりデータを圧縮、伸長するデータ圧縮方法、伸長
方法およびその画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ホストコンピュータやプリンタ等
の画像形成装置の機器がPackBits圧縮法を用い
て符号化する方法は、連続byteもしくは非連続by
teを回数指定してコード化している。
【0003】連続して出現するコードをバイト単位でそ
の回数(制御部)とデータとして2バイト単位で表現す
る。また、データが非連続で出現する場合は、その長さ
を繰り返して指定することで対応する。
【0004】この場合、非連続データの長さによりコー
ドの長さが異なる。
【0005】図6にその構造図を示す。
【0006】同図において、最初に2byte連続デー
タ41H、次に一回繰り返しデータの52H、3回繰り
返しデータ20H、3回非連続データ01H 20H
22Hといった順列のデータがある。
【0007】41Hのデータは二回連続であるため、F
FHのコードがその先頭にヘッダリングされる。また、
52Hデータは00H、20HデータはFEHの制御コ
ードが同じように配置される。次の01H 20H 2
2Hは3回非連続なので、02Hの制御コードである。
連続データ、非連続データそれぞれ、最大128(回)
byteまで制御部での指定が可能である。尚、80H
はPackBitsデータの終了コードであり、データ
の最終byteである事を示している。
【0008】以上がPackBits圧縮法の従来例で
ある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た技術では次の問題があった。
【0010】従来例のようなPackBits圧縮法で
あると、連続データの場合はデータ数の長さに関係な
く、全て2byteで構成出来るため圧縮率は高いが、
非連続データが膨大に連続しているデータ等はその連続
しているbyte分のデータ数が必要なため、データは
圧縮されておらず、逆に制御コードの1byte分デー
タが増加している。
【0011】これにより、Packbitsで符号化し
て、機器内の記憶媒体に格納する場合、膨大なデータ量
となり、記憶媒体の使用量を増大させている。またDM
A(ダイレクトメモリアクセス)等の際はデータ転送量
が多く、システムバスの混雑を引き起こしている。
【0012】従って本発明は、上記従来例に鑑みてなさ
れたもので、非連続して出現するデータの圧縮効率を向
上させ、記憶媒体の使用量、機器内のデータ転送量を削
減することが可能なデータ圧縮及び伸長方法とその装置
を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のデータ圧縮工程は以下のような構成を備え
る。即ち、パックビッツ圧縮によりデータを圧縮するデ
ータ圧縮工程であって、一つのオブジェクトデータ中に
含まれる非連続byteデータの出現回数を測定する測
定工程と、前記測定工程により測定された出現回数の多
い、最大16個の異種byteデータを4bitデータ
にコード化する変換工程と、前記変換工程により変換さ
れた4bitデータコードに対応したbyteデータを
伸張装置に格納する格納工程と制御コードに連続かby
te非連続、又は4bit非連続データなのかを識別さ
せる識別工程とを有することを特徴とする。
【0014】また、上記目的を達成するために本発明の
データ伸長装置は以下のような構成を備える。即ち、パ
ックビッツ圧縮法により圧縮されたデータを伸張するデ
ータ伸長装置であって、パックビッツ圧縮された制御コ
ードより、データが連続かbyte非連続、又は4bi
t非連続データなのかを判別する判別手段と、前記格納
工程により指定されたbyteデータを格納する格納手
段と前記4bitデータコードを8bitに変換する変
換手段とを有することを特徴とする。
【0015】以上、本発明を整理して要約すれば以下の
構成に集約できる。
【0016】(1)パックビッツ圧縮によりデータを圧
縮するデータ圧縮工程であって、一つのオブジェクトデ
ータ中に含まれる非連続byteデータの出現回数を測
定する測定工程と、前記測定工程により測定された出現
回数の多い、最大16個の異種byteデータを4bi
tデータにコード化する変換工程と、前記変換工程によ
り変換された4bitデータコードに対応したbyte
データを伸張装置に格納する格納工程と制御コードに連
続かbyte非連続、又は4bit非連続データなのか
を識別させる識別工程とを有することを特徴とするデー
タ圧縮方法。
【0017】(2)パックビッツ圧縮法により圧縮され
たデータを伸張するデータ伸長工程であって、パックビ
ッツ圧縮された制御コードより、データが連続かbyt
e非連続、又は4bit非連続データなのかを判別する
判別工程と、前記格納工程により指定されたbyteデ
ータを格納する格納手段と前記4bitデータコードを
8bitに変換する変換工程とを有することを特徴とす
るデータ伸長方法。
【0018】(3)パックビッツ圧縮法により圧縮され
たデータを伸張するデータ伸長装置であって、パックビ
ッツ圧縮された制御コードより、データが連続かbyt
e非連続、又は4bit非連続データなのかを判別する
判別手段と、前記格納工程により指定されたbyteデ
ータを格納する格納手段と前記4bitデータコードを
8bitに変換する変換手段とを有することを特徴とす
る画像形成装置。
【0019】(4)前記画像制御装置がプリンタ、複写
機、ファクシミリ等の制御装置であることを特徴とする
前記(3)記載の画像形成装置。
【0020】
【発明の実施の形態】(第一の実施例)以下、図面を参
照して本発明に係る実施の形態について詳細に説明す
る。
【0021】まず、本発明に適用される出力装置とし
て、レーザービームプリンタについて説明する。尚、本
発明は光ビーム走査装置がついていればレーザービーム
プリンタに限るものでなく、複写機、FAX等の画像形
成装置でも良いことは言うまでもない。
【0022】図1は、本実施例に適用されるレーザービ
ームプリンタ(以下、LBPと略す)の内部構造を示す
断面図で、このLBPは不図示のデータ源から文字パタ
ーンの登録や定型書式(フォームデータ)などの登録が
行える。同図において、100はLBP本体であり、外
部に接続されているホストコンピュータ(図示せず)か
ら供給される文字情報(文字コード)やフォーム情報あ
るいはマクロ命令などを入力して記憶するとともに、そ
れらの情報に従って対応する文字パターンやフォームパ
ターンなどを作成し、記録媒体である記録紙上に像を形
成する。112は操作のためのスイッチおよびLED表
示器などが配されている操作パネル、101はLBP1
00全体の制御およびホストコンピュータから供給され
る文字情報などを解析するプリンタ制御ユニットであ
る。この制御ユニット101は、主に文字情報を対応す
る文字パターンのビデオ信号に変換してレーザドライバ
102に出力する。レーザドライバ102は半導体レー
ザ103を駆動するための回路であり、入力されたビデ
オ信号に応じて半導体レーザ103から発射されるレー
ザ光1504をオンオフ切り替えする。レーザ1504
は回転多面鏡104で左右方向に振られ静電ドラム10
6上を走査する。これにより、静電ドラム106上には
文字パターンの静電潜像が形成される。この潜像は、静
電ドラム106周囲の現像ユニット107により現像さ
れた後、記録紙に転送される。この記録紙にはカットシ
ートを用い、カットシート記録紙はLBP100に装着
した用紙カセット108に収納され、給紙ローラ109
および搬送ローラ110と111とにより装置内に取り
込まれて、静電ドラム106に供給される。
【0023】まず本発明に係る第一の実施形態における
プリンタ制御装置について詳細に説明する。ここでは、
プリンタとしてレーザービームプリンタを例に説明す
る。
【0024】図2は本発明の実施例におけるプリンタ制
御装置30(ビデオコントローラ)の概略構成を示すブ
ロック図である。
【0025】同図において、30はプリンタ制御装置で
あり、306は図示していないデータソースであるホス
トコンピュータとのデータのやり取りを行うホストI/
F部、本装置全体を制御する主制御手段として301に
示すCPUを備えている。307はそれぞれ構成要素に
対してコントロール信号を発生するコントローラであ
り、このコントローラ307にはROM303,メイン
メモリ302、プリンタエンジンのVideo I/F
部308、I/Oコントローラ310、及び画像発生部
304がデータバス、アドレスバス、制御バスからなる
システムバスを介して接続される。メインメモリ302
の使用用途としてはCPU301が使用するシステム領
域、データテーブルとして使用するオブジェクト領域、
受信した印字データ格納用のバッファ領域等がある。R
OM303は制御用プログラムや印字用各種フォントデ
ータ等を格納しており、画像発生部304,CPU30
1はROM303内に記憶された制御プログラムに基づ
いてVideo I/F部308を介してPrinte
r Engine309へプリンタデータの出力等を制
御する。311はHDD等の外部機器I/F部、310
はその制御部である。
【0026】画像発生部304はバスから供給されるデ
ータ(具体的には後述のアプリケーション、およびオブ
ジェクトデータ)に応じてビットマップを生成し、画像
メモリ305上に展開する。
【0027】ここで、プリンタにおける画像処理から印
字出力までの過程を詳細に説明する。
【0028】図7は、従来の画像発生処理を示してお
り、図中、はアプリケーションの構成、はメインメ
モリ302上に構成されたアプリケーションリスト40
1、〜は種々のオブジェクトデータを示し、はビ
ットマップオブジェクト402、は圧縮オブジェクト
403、はイメージオブジェクト404、は線・図
形オブジェクト405、はメインメモリ302上に構
成されたオブジェクトデータ406、は画像メモリ3
05上にアプリケーションの情報をもとに描画される画
像を示している。
【0029】ここでアプリケーションとは、に示され
るように、ビットマップフォントやイメージなど、種々
のオブジェクトデータの描画位置、オブジェクトデータ
を識別するためのオブジェクト番号、オブジェクトの重
ね合せの際の論理である描画論理、拡大や回転などの属
性データから構成される。このようなアプリケーション
データは、に符号401で示されるようなリスト(テ
ーブル)形式でメインメモリ302の所定アドレスに記
憶される。
【0030】オブジェクトデータ406は、種々の異な
る形式で記述されたデータであり、ビットマップフォン
トオブジェクト402、圧縮オブジェクト403、任意
の形状、あるいは色を持つビットマップデータから成る
イメージ404、所定の基本形状を持つ線・図形オブジ
ェクト405などがある。これらは、に示されるよう
にメインメモリ302の所定のオブジェクトデータ領域
に記憶され、各オブジェクトデータ406はアプリケー
ションリストのオブジェクト番号408により識別され
る。
【0031】インターフェース306を介してホストコ
ンピュータから文字コードや、プリンタ制御言語などの
形式で記述された記録コマンド、記録データを受信する
と、この受信データに基づきCPU301、コントロー
ラ307が図6のような格納形式で対応するデータがメ
インメモリ302上に蓄積される。
【0032】すなわち、CPU301はメインメモリ3
02上にたくわえられたコマンドやデータを解析し、記
録コマンドから、文字やイメージ等、描画単位毎に、記
録位置、描画論理、拡大、回転の有無等を判断し、の
ような構成を有するアプリケーションデータを発生し、
メインメモリ302上にの様なアプリケーションリス
ト401を構成する。また、そのアプリケーションを描
画する画像データをメインメモリ302上の所定の領域
にのようにオブジェクトデータ406として構成す
る。
【0033】前述のように、のアプリケーション中の
オブジェクト番号は、前記オブジェクト群中の描画する
オブジェクトの番号を示す。そして、前記アプリケーシ
ョンリスト401と、オブジェクト群406が1記録バ
ンド分生成されると、アプリケーションリスト401の
先頭アドレスを与えて、画像発生部304を起動する。
【0034】画像発生部304が上記アプリケーション
リスト401から1つのアプリケーションを302のメ
インメモリ上から読み出し、上記アプリケーションリス
ト401中のオブジェクト番号408から、必要とする
描画データとしてのオブジェクトデータを特定して読み
出し、圧縮データの伸張、回転、拡大等の加工を加え、
画像メモリ305の描画位置に対応するアドレスに、書
き込む。これにより、のように画像メモリ上にアプリ
ケーションの情報をもとに描画された画像を示してい
る。オブジェクトは通常その所定位置が指定された描画
位置に整合するように配置される。これをアプリケーシ
ョンリスト中の全てのアプリケーションに対して、次々
に実行する。アプリケーションが全て実行されると、3
05の画像メモリ上に、1記録バンド分の画像が描画さ
れたことになる。
【0035】図2のPrinter Engine30
9は、水平同期信号を発生し、Video I/F部3
08は、前記水平同期信号に同期してのビデオクロック
を発振し、ビデオクロックに同期して、画像メモリ30
5から記録位置に一致した所定の画像データを読み出
し、シリアルデータに変換後、ビデオクロックに同期し
て、Printer Engine309に転送し、記
録が行われる。
【0036】以上が画像処理から印字出力までの基本シ
ーケンスである。
【0037】図3、図4は本発明の特徴を最も表す図
で、図3は本発明で改善したPackbits圧縮法の
方法、工程図、図4は図2における画像発生部304内
のPackbits伸長装置のブロック図を示したもの
である。
【0038】インターフェース306を介してホストコ
ンピュータから入力される文字コードや、プリンタ制御
言語などの形式で記述された記録コマンド、記録データ
はメインメモリ302に格納され、前述したように一つ
の文字あるいは図形毎の中間コード(アプリケーション
リストやオブジェクトデータ)に変換する。図3におい
て、(A)はある一つのアプリケーションのイメージデ
ータで、9wordのデータからなり、CPU301は
このデータからオブジェクトデータを作成する。
【0039】まず、36byteのデータから連続デー
タ、終了データ、非連続データの判別を行う。更に、非
連続データのそれぞれのbyteデータの出現回数をカ
ウントし、出現回数の多いデータ(最大16種類)を4
bitのデータへ変換する。例えば、図3の(A)にお
いて最初の30hデータは2回連続なので、圧縮データ
は従来通り、[FF 30]である。次に、非連続デー
タが[12 F7 01 12 01 00]と並んで
いるが、それら全て出現回数が上位16までに入ってい
るため、4bit非連続データへと変換される。圧縮後
のデータは、4bit非連続の6回出現で、(D)の制
御部構造により、制御部は45hとなる。その直後のデ
ータは12hで、これが対応している4bitコードは
0hとなり、更に次のデータはF7hから8hになり、
新しい圧縮法では80hのデータに変換される。同様
に、それ以降のデータに対してもこの圧縮方法をあては
め、このデータのPackbitsオブジェクトは最終
的に(C)のデータ構造になる。
【0040】オブジェクトデータ、アプリケーションリ
ストが全て準備されると、前述したようにハードウエア
の画像発生部304に対し、描画開始のkickを行う
が、その前に、4bit変換した0h〜Fhに対応する
実byteデータを、後述する画像発生部304内のP
ackbits伸長装置にあるバッファ(メモリまたは
レジスタ)へダウンロードする。0h〜Fhまでの必要
とするデータを0h〜Fhに対応したアドレスに対し、
順次格納する。
【0041】次に図4のPackbits伸長装置につ
いて説明する。
【0042】図4において、601はPackbits
のオブジェクトデータをDMA(ダイレクトメモリアク
セス)で、メインメモリ302から読み込む際の入力段
レジスタである。602は次処理を行うための8bit
シフタ、603は制御コマンドが連続、終了、byte
非連続、4bit非連続のどのモードなのかを解析する
制御部解析、609は連続もしくは非連続データの回数
をカウントするカウンタ、610はPackbits伸
長装置全体の制御を司るシーケンサである。
【0043】本発明の特徴となる604,605である
が、604はCPU301からの4bitコードを次段
のデータ格納部605に格納されている16個のレジス
タのイネーブル信号として出力するための4 to 1
6デコーダ部である。前記605は8bit×16のレ
ジスタで、CPU301から、Packbitsオブジ
ェクト内の出現回数の多い16異種byteデータを格
納するためのものである。606,607はセレクタ
で、606は16異種データのどのbyteデータかを
選択するブロックで、607は従来パスで伸長されたイ
メージデータの任意のbyteと前記選択されたbyt
eデータの選択切換を行っているブロックである。
【0044】また、608は最終段レジスタで、1wo
rdのイメージデータが揃った時点で、次段のブロック
への転送を行う。
【0045】以上、図3、図4の工程、構成により本発
明の主な流れを図5のフローチャートを参照して説明す
る。
【0046】まず、STEP1において、ホストコンピ
ュータ等の外部機器からプリンタ制御コード、もしくは
イメージデータを入力し、メインメモリ302へ格納す
る。CPU301はそのデータからPackbits符
号化を行う(STEP2〜4)。STEP2ではデータ
が連続、終了、もしくは非連続の判別を行い、非連続デ
ータでなければ、従来符号化法を用いて、連続データの
符号化を行う。
【0047】STEP2で非連続データと判別すると、
1アプリケーションの全データの中から出現回数の最も
多い16個の異種byteデータを抽出し、それぞれ4
bitのデータへ変換する。STEP4では非連続デー
タを従来仕様のbyte符号法と前記4bit符号法の
2通りで符号化を行う。
【0048】Byte符号法と4bit符号法の切り分
けは、制御部(8bit)の7bit目のbitで行
い、‘0’がByte符号、‘1’が4bit符号であ
る。
【0049】以上のように、CPU301がPackb
its符号化を行い、1オブジェクトを生成する。
【0050】次にCPU301は出現回数の多い、つま
り4bitデータコードに変換された元のbyteデー
タをデータ格納部605の所定のアドレス(0h〜F
h)へライトする(STEP6)。データ格納部605
はイネーブル付ラッチレジスタ(8bit×16)で、
それぞれのイネーブル信号は、604で4bitのデー
タを16bitに変換した信号である。
【0051】これにより、描画に必要なデータが準備さ
れ、CPU301は画像発生部304へ起動をかける
(STEP7)。STEP8では各種ブロックがイメー
ジデータの生成を行う。
【0052】Packbits伸長装置(図4)でもP
ackbitsで符号化されたデータをイメージデータ
に伸長する作業を行う。
【0053】Packbits伸長装置において、オブ
ジェクト入力部601が符号化されたPackbits
オブジェクトを入力し、シーケンサ610からの信号に
よりシフタ602へデータを出力する。シフタ602で
は制御部の解析、または繰り返しデータのための8bi
tシフトをシーケンサ610からのタイミングに応じて
行う。制御部解析603では8bitの制御コマンドか
ら、連続、終了、byte非連続、4bit非連続なの
かをデコードし、シーケンサ610へ出力すると共に、
byte回数(連続がmax128回、byte非連続
max64回、4bit非連続max64回)をカウン
タ609へ送る。シーケンサ610は入力した信号か
ら、次データが4bit非連続モードだと識別すると、
4bitのコマンドからセレクタ606へ、所望のby
teデータを選択するための信号を出力する。出力され
たbyteデータはセレクタ607で1word内の一
つのbyteへ切り換えられる。以降の4bitデータ
もbyte回数分カウンタ609でカウントされ、上記
同様に所望の実byteデータがセレクタ606から出
力される。
【0054】イメージ出力部608で1word分のイ
メージデータが揃うと、次段のブロックへシーケンサ6
10のデータイネーブル信号に同期して出力される(S
TEP9)。
【0055】以上が本実施例の詳細な流れである。本実
施形態において、PackBits伸長方法をハードウ
エアにて行っているが、この処理をソフトウエアにて処
理する事も可能である。
【0056】(他の実施例)上述した実施例ではホスト
コンピュータから入力されるデータが文字コードや、プ
リンタ制御言語などの形式で記述された記録コマンド、
記録データで説明したが、ホストコンピュータ上で、本
発明の符号化方法を用いてPackbits符号化し、
プリンタへ出力するような構成も適用できる。
【0057】その場合、ホストコンピュータは4bit
データに変換した際の実byteデータへの対応を示す
情報をプリンタへ送る必要がある。この構成では機器間
のデータ転送量を削減する事も実現できる。
【0058】また、上述の実施例の他に、本発明は、次
のような変形が可能である。
【0059】本発明は複数の機器(例えばホストコンピ
ュータ、インターフェース機器、リーダ、プリンタ等)
から構成されるシステムに適用しても、一つの機器から
なる装置(複写機、ファクシミリ装置等)に適用しても
よい。
【0060】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(CPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出
し、実行することによっても達成される事は言うまでも
ない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラム
コード自体が前述した実施形態の機能を実現することに
なり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発
明を構成することになる。プログラムコードを供給する
ための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディス
ク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、C
D−ROM、磁気テープ、不揮発性メモリカード、RO
M等を用いることが出来る。
【0061】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行する事により、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレ
ーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部
を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実
現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0062】以上、本発明を実施例により説明したが、
本発明の主旨の範囲内で種々の変形が可能であり、これ
らを本発明の範囲から除外するのものではない。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
次の効果を奏する。
【0064】Packbits符号化において、非連続
して出現するデータの圧縮効率を向上させることで、記
憶媒体の使用量、機器内外のデータ転送量を削減するこ
とが可能になり、省メモリかつ高速画像処理といった効
果をもたらす。
【図面の簡単な説明】
【図1】 レーザービームプリンタの構成を示す断面図
【図2】 本実施例におけるプリンタ制御装置の概略構
成を示すブロック図
【図3】(A)(B)(C)(D) 本実施例における
PackBits符号化方法と概略図
【図4】 本実施例におけるPackBits伸長装置
の概略構成を示すブロック図
【図5】 本実施例における実施例の動作の流れを示す
フローチャート
【図6】 従来例におけるPackBits符号化方法
の概略構成を示す図
【図7】 従来の画像発生処理を表す図
【符号の説明】
30 プリンタ制御装置 301 CPU 302 メインメモリ 303 ROM 304 画像発生部 305 画像メモリ 306 ホストI/F部 307 コントローラ 308 Video I/F部 309 Printer Engine 310 I/Oコントローラ 311 外部機器I/F部 401 アプリケーションリスト 402 ビットマップオブジェクト 403 圧縮オブジェクト 404 イメージオブジェクト 405 線・図形オブジェクト 406 オブジェクトデータ 601 オブジェクト入力部 602 シフタ 603 制御部解析 604 4 to 16デコーダ部 605 データ格納部 606 セレクタ 607 セレクタ 608 イメージ出力部 609 カウンタ 610 シーケンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C087 AA03 AA09 AB05 AC08 BA01 BA03 BA05 BC01 BD06 BD40 5B021 AA01 BB02 CC08 5C078 AA01 BA22 CA27 DA00 DA01 EA08 5J064 AA02 AA04 BC14 BC25 BC27 BD06 BD07

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パックビッツ圧縮によりデータを圧縮す
    るデータ圧縮工程であって、一つのオブジェクトデータ
    中に含まれる非連続byteデータの出現回数を測定す
    る測定工程と、前記測定工程により測定された出現回数
    の多い、最大16個の異種byteデータを4bitデ
    ータにコード化する変換工程と、前記変換工程により変
    換された4bitデータコードに対応したbyteデー
    タを伸張装置に格納する格納工程と制御コードに連続か
    byte非連続、又は4bit非連続データなのかを識
    別させる識別工程とを有することを特徴とするデータ圧
    縮方法。
  2. 【請求項2】 パックビッツ圧縮法により圧縮されたデ
    ータを伸張するデータ伸長工程であって、パックビッツ
    圧縮された制御コードより、データが連続かbyte非
    連続、又は4bit非連続データなのかを判別する判別
    工程と、前記格納工程により指定されたbyteデータ
    を格納する格納手段と前記4bitデータコードを8b
    itに変換する変換工程とを有することを特徴とするデ
    ータ伸長方法。
  3. 【請求項3】 パックビッツ圧縮法により圧縮されたデ
    ータを伸張するデータ伸長装置であって、パックビッツ
    圧縮された制御コードより、データが連続かbyte非
    連続、又は4bit非連続データなのかを判別する判別
    手段と、前記格納工程により指定されたbyteデータ
    を格納する格納手段と前記4bitデータコードを8b
    itに変換する変換手段とを有することを特徴とする画
    像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記画像制御装置がプリンタ、複写機、
    ファクシミリ等の制御装置であることを特徴とする請求
    項3記載の画像形成装置。
JP2001321838A 2001-10-19 2001-10-19 データ圧縮方法、伸長方法およびその画像形成装置 Withdrawn JP2003124817A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015056725A (ja) * 2013-09-11 2015-03-23 株式会社Screenホールディングス データ圧縮方法及びその装置並びにそのプログラム

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