JP2003123510A - ヘッドランプ - Google Patents

ヘッドランプ

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JP2003123510A
JP2003123510A JP2001310758A JP2001310758A JP2003123510A JP 2003123510 A JP2003123510 A JP 2003123510A JP 2001310758 A JP2001310758 A JP 2001310758A JP 2001310758 A JP2001310758 A JP 2001310758A JP 2003123510 A JP2003123510 A JP 2003123510A
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    • F21V7/00Reflectors for light sources
    • F21V7/04Optical design
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21SNON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
    • F21S41/00Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
    • F21S41/10Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by the light source
    • F21S41/14Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by the light source characterised by the type of light source
    • F21S41/17Discharge light sources
    • F21S41/172High-intensity discharge light sources
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21SNON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
    • F21S41/00Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
    • F21S41/30Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by reflectors
    • F21S41/32Optical layout thereof
    • F21S41/33Multi-surface reflectors, e.g. reflectors with facets or reflectors with portions of different curvature
    • F21S41/338Multi-surface reflectors, e.g. reflectors with facets or reflectors with portions of different curvature the reflector having surface portions added to its general concavity

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンパクト化すること。良好な拡散タイプの
配光パターンが得られること。 【解決手段】 縦長形状のメインリフレクタ2の左側お
よび右側に左側のサブリフレクタ3Lおよび右側のサブ
リフレクタ3Rを光軸ZF−ZBとほぼ平行にそれぞれ
立設する。この結果、正面から見て縦長にコンパクト化
することができる。正面から見て縦長にコンパクト化す
ることにより、左側のサブリフレクタ3Lおよび右側の
サブリフレクタ3Rが放電灯1に近づく。この結果、さ
らに良好な拡散タイプの配光パターンが得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、リフレクタで配
光パターンを制御するヘッドランプにおいて、固定式の
リフレクタであって、所定のすれ違い用の配光パターン
が得られるメインリフレクタと、拡散タイプの配光パタ
ーン(コーナリングの配光パターン)が得られるサブリ
フレクタとから構成されているヘッドランプにかかるも
のである。特に、この発明は、正面から見て縦長にコン
パクト化することができ、しかも、正面から見て縦長に
コンパクト化することにより、さらに良好な拡散タイプ
の配光パターンが得られるヘッドランプに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】ヘッドランプは、一般に、光源と、自由
曲面の反射面が複合的に組み合わせられてなるリフレク
タとを備えるものである。このヘッドランプにおいて
は、光源を点灯すると、光源からの光がリフレクタで反
射されて外部に所定の配光パターンで照射されるもので
ある。すなわち、このヘッドランプは、リフレクタで配
光パターンを制御するものである。
【0003】また、車両用灯具においては、固定式のリ
フレクタであって、メインの配光パターン(所定の配光
パターン)が得られるメインリフレクタと、サブの配光
パターン(拡散タイプの配光パターン)が得られるサブ
リフレクタとから構成されている車両用灯具がある。こ
の車両用灯具としては、たとえば、特開平10−380
6号公報に記載の車両用灯具がある。
【0004】前記公報に記載の車両用灯具は、ヘッドラ
ンプではないが、フォグランプであって、メインリフレ
クタでフォグランプとしての機能を確保する所定の配光
パターンが得られ、サブリフレクタでコーナリングラン
プとしての機能を確保する拡散タイプの配光パターンが
得られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のこの
種のヘッドランプ(もしくは、車両用灯具)は、正面か
ら見て横長形状をなし、コンパクトな形状をなしていな
いなどの課題がある。
【0006】この発明は、正面から見て縦長にコンパク
ト化することができ、しかも、正面から見て縦長にコン
パクト化することにより、さらに良好な拡散タイプの配
光パターンが得られるヘッドランプを提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1にかかる発明は、メインリフレクタが、
光軸近辺の幅が最高光度が得られる程度の幅を有し、長
さが所定の配光パターンが得られる程度の長さを有する
縦長形状の構造をなし、サブリフレクタが、前記メイン
リフレクタの左側または右側に立設され、前記所定の配
光パターンの右側または左側に拡散タイプの配光パター
ンが得られる立壁形状の構造をなす、ことを特徴とす
る。
【0008】この結果、請求項1にかかる発明は、光源
を点灯すると、光源からの光がメインリフレクタで反射
されて最高光度を有する所定の配光パターンが得られ
る。また、光源からの光がサブリフレクタで反射されて
拡散タイプの配光パターンが得られる。この所定の配光
パターンの右側または左側に拡散タイプの配光パターン
が合成されて外部に照射される。
【0009】また、請求項1にかかる発明は、メインリ
フレクタの左側にサブリフレクタが立設されたヘッドラ
ンプを自動車の右側に搭載し、また、メインリフレクタ
の右側にサブリフレクタが立設されたヘッドランプを自
動車の左側に搭載することにより、トータル的には、所
定の配光パターンの右側および左側に拡散タイプの配光
パターンがそれぞれ合成されることとなる。
【0010】このように、請求項1にかかる発明は、縦
長形状のメインリフレクタの左側または右側にサブリフ
レクタを光軸とほぼ平行に立設するので、正面から見て
縦長にコンパクト化することができる。また、請求項1
にかかる発明は、正面から見て縦長にコンパクト化する
ことにより、サブリフレクタが光源に近づき、光源から
の光を有効に利用することができ、さらに良好な拡散タ
イプの配光パターンが得られる。
【0011】また、請求項1にかかる発明は、サブリフ
レクタがコンパクトなメインリフレクタに固定されてい
る固定式であるから、コンパクトな範囲内にサブリフレ
クタを配置することができる。このために、請求項1に
かかる発明は、ヘッドランプ全体を縦長にコンパクト化
することができ、斬新なデザインのヘッドランプの設計
の自由度が大となる。
【0012】さらに、請求項1にかかる発明は、左側の
サブリフレクタまたは右側のサブリフレクタを光軸とほ
ぼ平行に立設すると、所定のすれ違い用の配光パターン
の左側または右側に拡散タイプの配光パターンが形成さ
れる。また、左側のサブリフレクタまたは右側のサブリ
フレクタを前に行くにしたがって外側に開くように立設
すると、所定の配光パターンの左側または右側に拡散タ
イプの配光パターンが形成されると共に、所定の配光パ
ターンの中央寄りにサブリフレクタからの光を配分する
ことができる。このように、左側のサブリフレクタまた
は右側のサブリフレクタの立設する角度を調整すること
により、サブリフレクタからの光の配分を任意に制御す
ることができる。すなわち、光度が大きい部分を配光パ
ターン中に、任意の位置にまた任意の大きさにさらに任
意の形状に、制御することができる。
【0013】また、請求項2にかかる発明は、メインリ
フレクタが、光軸近辺の幅が最高光度が得られる程度の
幅を有し、長さが所定の配光パターンが得られる程度の
長さを有する縦長形状であって、光源の発光部を覆う構
造をなし、サブリフレクタが、前記メインリフレクタの
左側および右側にそれぞれ立設され、前記所定の配光パ
ターンの右側および左側に拡散タイプの配光パターンが
それぞれ得られ、かつ、一方のサブリフレクタからの反
射光が他方のサブリフレクタにより遮られない程度の奥
行きを有する立壁形状の構造をなす、ことを特徴とす
る。
【0014】この結果、請求項2にかかる発明は、前記
請求項1にかかる発明とほぼ同様に、光源を点灯する
と、光源からの光がメインリフレクタで反射されて最高
光度を有する所定のすれ違い用の配光パターンが得られ
る。また、光源からの光がサブリフレクタで反射されて
拡散タイプの配光パターンが得られる。この所定の配光
パターンの右側および左側に拡散タイプの配光パターン
がそれぞれ合成されて外部に照射される。
【0015】また、請求項2にかかる発明は、メインリ
フレクタの左側および右側にサブリフレクタがそれぞれ
立設されているので、自動車の左右両側にそれぞれ搭載
されているヘッドランプのいずれか一方が故障したとし
ても、光度は低下するが、配光パターンの大きな抜けは
なく、トータル的な配光パターンは維持される。
【0016】このように、請求項2にかかる発明は、前
記請求項1にかかる発明と同様に、縦長形状のメインリ
フレクタの左側または右側にサブリフレクタを光軸とほ
ぼ平行に立設するので、正面から見て縦長にコンパクト
化することができる。また、請求項2にかかる発明は、
正面から見て縦長にコンパクト化することにより、サブ
リフレクタが光源に近づくので、さらに良好な拡散タイ
プの配光パターンが得られる。
【0017】また、請求項2にかかる発明は、前記請求
項1にかかる発明と同様に、サブリフレクタがコンパク
トなメインリフレクタに固定されている固定式であるか
ら、コンパクトな範囲内にサブリフレクタを配置するこ
とができる。このために、請求項2にかかる発明は、ヘ
ッドランプ全体を縦長にコンパクト化することができ、
斬新なデザインのヘッドランプの設計の自由度が大とな
る。
【0018】さらに、請求項2にかかる発明は、メイン
リフレクタの左側および右側にサブリフレクタがそれぞ
れ立設されていても、一方のサブリフレクタからの反射
光が他方のサブリフレクタにより遮られないので、サブ
リフレクタからの反射光を無駄なく有効に利用すること
ができる。
【0019】さらにまた、請求項2にかかる発明は、左
側のサブリフレクタおよび右側のサブリフレクタを光軸
とほぼ平行に立設すると、所定の配光パターンの左側お
よび右側に拡散タイプの配光パターンが形成される。ま
た、左側のサブリフレクタおよび右側のサブリフレクタ
を前に行くにしたがって外側に開くように立設すると、
所定の配光パターンの左側および右側に拡散タイプの配
光パターンが形成されると共に、所定の配光パターンの
中央寄りにサブリフレクタからの光を配分することがで
きる。このように、左側のサブリフレクタおよび右側の
サブリフレクタの立設する角度を調整することにより、
サブリフレクタからの光の配分を任意に制御することが
できる。すなわち、光度が大きい部分を配光パターン中
に、任意の位置にまた任意の大きさにさらに任意の形状
に、制御することができる。
【0020】また、請求項3にかかる発明は、メインリ
フレクタが、光源の有効発光範囲から照射される光を反
射させる構造をなす、ことを特徴とする。
【0021】この結果、請求項3にかかる発明は、メイ
ンリフレクタがコンパクト化されても、光源からの光を
ほとんど無駄なく最大限に有効利用することができる。
【0022】また、請求項4にかかる発明は、光源が放
電灯であり、メインリフレクタが、下端が光軸近辺であ
る縦長形状の構造をなす、ことを特徴とする。
【0023】この結果、請求項4にかかる発明は、光源
として放電灯を使用するので、メインリフレクタが上半
分の縦長であっても、十分な光量光度が得られる。この
ために、請求項4にかかる発明は、正面から見て縦長に
コンパクト化することができ、しかも、縦の長さがほぼ
半分にすることができるので、さらに、コンパクト化が
図られる。
【0024】また、請求項5にかかる発明は、光源が放
電灯であり、メインリフレクタが、光軸近辺がほぼ中央
である縦長形状の構造をなし、かつ、光軸近辺から下端
までにおいて得られる配光パターンが上端から光軸近辺
までにおいて得られる配光パターン中に含まれる反射面
から構成されている、ことを特徴とする。
【0025】この結果、請求項5にかかる発明は、光源
として放電灯を使用するので、さらに十分な光量光度が
得られる。また、請求項5にかかる発明は、光軸近辺か
ら下端までにおいて得られる配光パターンが上端から光
軸近辺までにおいて得られる配光パターン中に含まれ
る。このために、請求項5にかかる発明は、経時的に放
電灯中に残留物が生じ、その残留物を透過した光の色が
残留物を透過しない光の色と異なっていても、残留物を
透過した小部分の光が残留物を透過しない大部分の光の
中に含まれ、配光パターンにおいては残留物を透過した
光の色による影響はほとんどない。
【0026】また、請求項6にかかる発明は、メインリ
フレクタが主に左右に複数に分割された縦長のセグメン
トから構成されている、ことを特徴とする。
【0027】この結果、請求項6にかかる発明は、縦長
のメインリフレクタが縦長のセグメントから構成される
ことにより、所定の配光パターンの設計が簡単であり、
かつ、配光パターン設計の自由度が大となる。
【0028】また、請求項7にかかる発明は、サブリフ
レクタが上下に複数に分割された横長のセグメントから
構成されている、ことを特徴とする。
【0029】この結果、請求項7にかかる発明は、サブ
リフレクタが横長(光軸方向)のセグメントから構成さ
れることにより、サブリフレクタがメインリフレクタの
左側またはおよび右側に光軸方向に立設されていても、
スライド金型を使用せずに、メインリフレクタおよびサ
ブリフレクタの成形金型を光軸方向に抜くことができ
る。
【0030】また、請求項8にかかる発明は、サブリフ
レクタが上または上下に行くにしたがって前方に突出し
ている構造をなす、ことを特徴とする。
【0031】この結果、請求項8にかかる発明は、光源
からの光をサブリフレクタでさらに無駄なく有効に利用
することができる。特に、上下に複数に分割されている
サブリフレクタが正面から見て段々形状をなす場合に
は、光源からの光を有効利用するのに適している。
【0032】また、請求項9にかかる発明は、サブリフ
レクタが、拡散タイプの配光パターンの下部をメインリ
フレクタにおいて得られるすれ違い用の配光パターンの
下部よりも下方に拡散させる反射面から構成されてい
る、ことを特徴とする。
【0033】この結果、請求項9にかかる発明は、下方
に広範囲に伸びた拡散タイプの配光パターンが得られる
ので、路面上では手前側が照明され、コーナリングラン
プの配光パターンとして最適である。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、この発明にかかるヘッドラ
ンプの実施の形態の1例を添付図面を参照して説明す
る。なお、この実施の形態によりこの発明が限定される
ものではない。また、この実施の形態にかかるヘッドラ
ンプは、左側通行区分の自動車に取り付けられるもので
ある。したがって、右側通行区分の自動車に取り付けら
れるヘッドランプは、この実施の形態にかかるヘッドラ
ンプと左右逆となる。さらに、この実施の形態おいて、
メインリフレクタにより得られる所定の配光パターン
は、すれ違い用の配光パターンである。
【0035】図において、符号「F」は、自動車の進行
方向であって、ドライバー側から見た前方を示す。符号
「B」は、自動車の進行方向と逆方向であって、ドライ
バー側から見た後方を示す。符号「U」は、ドライバー
側から見た上側を示す。符号「D」は、ドライバー側か
ら見た下側を示す。符号「L」は、ドライバー側から前
方を見た場合の左側を示す。符号「R」は、ドライバー
側から前方を見た場合の右側を示す。符号「Z−Z」
は、光軸(疑似光軸)のことを示す。符号「H−H」
は、水平線(水平軸)のことを示す。符号「V−V」
は、垂直線(垂直軸)のことを示す。符号「ZF−Z
B」は、前後光軸、または、光軸のことを示す。符号
「HL−HR」は、左右水平線のことを示す。符号「V
U−VD」は、上下垂直線のことを示す。
【0036】(実施の形態の光源(放電灯)の説明)図
1および図3において、符号1は、光源としての放電灯
(メタルハライドランプなどの高圧金属蒸気放電灯、高
輝度放電灯(HID)など)である。
【0037】前記放電灯1は、メインリフレクタ2の光
軸ZF−ZB上に着脱可能に配置されている。また、前
記放電灯1の発光部(図示せず)は、メインリフレクタ
2の焦点(疑似焦点)F近傍に配置されている。
【0038】(実施の形態のメインリフレクタの説明)
前記メインリフレクタ2は、固定式であって、光軸ZF
−ZBを有し、所定のすれ違い用の配光パターンが得ら
れる(図5を参照)。また、前記メインリフレクタ2の
ほぼ中央には、前記光軸ZF−ZBを中心とする円形の
透孔20が設けられている。前記透孔20を通して、前
記放電灯1が所定の位置に配置されている。
【0039】前記メインリフレクタ2は、前記光軸ZF
−ZB近辺の幅が最高光度が得られる程度の幅、たとえ
ば、約70〜100mm、好ましくは約80mmの幅を
有し、長さが所定のすれ違い用の配光パターンが得られ
る程度の長さを有する縦長形状の構造をなす。すなわ
ち、前記メインリフレクタ2は、図1に示すように、前
記光軸ZF−ZB近辺がほぼ中央で、正面から見て縦長
のほぼ長方形形状をなす。また、前記メインリフレクタ
2は、図3に示すように、前記放電灯1の有効発光範囲
から照射される光を反射させる構造をなす。すなわち、
前記メインリフレクタ2の上下部は、前方にせり出てい
る。
【0040】前記メインリフレクタ2は、主に、左右に
複数に分割された縦長のセグメントから構成されてい
る。この例において、前記メインリフレクタ2は、図1
および図4に示すように、上下に3〜4段(上段、中段
(一部がさらに上下2段となっている)、下段)に分割
されており、かつ、左右に6段に分割されている。
【0041】すなわち、前記メインリフレクタ2は、上
段の6個の縦長のセグメントU1、U2、U3、U4、
U5、U6と、中段の8個の主に縦長のセグメントM
1、M2、M3、M4、M5、M6、M7、M8と、下
段の6個の縦長のセグメントD1、D2、D3、D4、
D5、D6とから構成されている。
【0042】前記メインリフレクタ2は、前記光軸ZF
−ZB近辺から下端まで、すなわち、前記下段のセグメ
ントD1〜D6において得られる配光パターンが、上端
から前記光軸ZF−ZB近辺まで、すなわち、上段のセ
グメントU1〜U6および中段のセグメントM1〜M8
において得られる配光パターン中に含まれる反射面から
構成されている(図14〜図23を参照)。
【0043】(実施の形態のサブリフレクタの説明)前
記メインリフレクタ2の左右両側には、左側のサブリフ
レクタ3Lおよび右側のサブリフレクタ3Rがそれぞれ
光軸ZF−ZB方向に立設されている。前記左側のサブ
リフレクタ3Lおよび前記右側のサブリフレクタ3R
は、固定式であって、立壁形状の構造をなす。
【0044】前記左側のサブリフレクタ3Lおよび前記
右側のサブリフレクタ3Rは、前記メインリフレクタ2
により形成されるすれ違い用の配光パターンの右側およ
び左側に拡散タイプの配光パターンがそれぞれ得られる
ものである(図5および図6を参照)。
【0045】前記左側のサブリフレクタ3Lおよび前記
右側のサブリフレクタ3Rは、一方のサブリフレクタ3
Lまたは3Rからの反射光が他方のサブリフレクタ3R
または3Lにより遮られない程度の奥行きを有する。す
なわち、図2に示すように、一方のサブリフレクタ3L
または3Rの放電灯1に最も近い箇所(メインリフレク
タ2との境)において反射された反射光(図2中、実線
矢印にて示す)に対して、他方のサブリフレクタ3Rま
たは3Lの先端を後方に配置する。なお、図2において
は、上から6番目のセグメントR6、L6について説明
しているが、その他のセグメントについても同様であ
る。
【0046】前記左側のサブリフレクタ3Lおよび前記
右側のサブリフレクタ3Rは、図1、図3および図4に
示すように、上下に13段に分割された横長のセグメン
トL1、L2、L3、L4、L5、L6、L7、L8、
L9、L10、L11、L12、L13、R1、R2、
R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9、R10、
R11、R12、R13から構成されている。
【0047】前記左側のサブリフレクタ3Lおよび前記
右側のサブリフレクタ3Rは、図3及ぶ図4に示すよう
に、上下に行くにしたがって前方に突出している構造を
なす。また、前記左側のサブリフレクタ3Lおよび前記
右側のサブリフレクタ3Rは、拡散タイプの配光パター
ンの下部を、前記メインリフレクタ2において得られる
すれ違い用の配光パターンの下部よりも下方に拡散タイ
プされる反射面から構成されている(図5(A)を参
照)。
【0048】(実施の形態のヘッドランプの説明)前記
放電灯1、前記メインリフレクタ2、前記左側のサブリ
フレクタ3Lおよび前記右側のサブリフレクタ3Rは、
ランプレンズ、いわゆる、アウターカバー(図示せず)
およびランプハウジング(図示せず)により区画された
灯室内に配置される。これにより、ヘッドランプが構成
される。前記ヘッドランプは、自動車の前部の左右両側
に搭載される。
【0049】(実施の形態のメインリフレクタおよびサ
ブリフレクタの反射面の説明)前記メインリフレクタ
2、前記左側のサブリフレクタ3Lおよび前記右側のサ
ブリフレクタ3Rは、自由曲面の反射面が複合的に組み
合わせられてなる。前記メインリフレクタ2、前記左側
のサブリフレクタ3Lおよび前記右側のサブリフレクタ
3Rの反射面は、アルミ蒸着や銀塗装などにより形成さ
れている。
【0050】前記メインリフレクタ2は、主に、縦長の
20個のセグメント(反射面ブロック)U1〜U6、M
1〜M8、D1〜D6からなる。また、前記左側のサブ
リフレクタ3Lおよび前記右側のサブリフレクタ3R
は、横長の13個のセグメント(反射面ブロック)L1
〜L13およびR1〜R13からなる。なお、前記メイ
ンリフレクタ2、前記左側のサブリフレクタ3Lおよび
前記右側のサブリフレクタ3Rにおいては、図示のよう
に、セグメントの境界線が見えているが、一連のセグメ
ントの場合(セグメントが連続的に成形されている場
合)、セグメントの境界線が見えない場合がある。
【0051】自由曲面からなる前記メインリフレクタ
2、前記左側のサブリフレクタ3Lおよび前記右側のサ
ブリフレクタ3Rの詳細については、たとえば、「Math
ematical Elemennts for Computer Graphics」(Devid
F. Rogers、J Alan Adams)に記載されている。ここ
で、概要を説明する。前記メインリフレクタ2、前記左
側のサブリフレクタ3Lおよび前記右側のサブリフレク
タ3Rの反射面は、下記数式(1)の一般式で求められ
る。下記数式(1)の一般式のパラメトリック関数とし
て、下記数式(2)に示す。下記数式(2)のパラメト
リック関数に、具体的な数値、たとえば、放物面上のポ
イントなどを代入することにより、前記メインリフレク
タ2、前記左側のサブリフレクタ3Lおよび前記右側の
サブリフレクタ3Rの具体的な反射面が得られる。
【0052】
【数1】
【0053】
【数2】
【0054】前記メインリフレクタ2、前記左側のサブ
リフレクタ3Lおよび前記右側のサブリフレクタ3Rの
焦点Fにおいては、厳密な意味での単一の焦点を有して
いないが、複数の反射面相互の焦点距離の差異が僅少で
あり、ほぼ同一の焦点を共有している。このために、こ
のほぼ同一の焦点をこの明細書および図面においては、
疑似焦点(もしくは、ただ単に焦点)Fと言う。同様
に、前記メインリフレクタ2(前記左側のサブリフレク
タ3Lおよび前記右側のサブリフレクタ3R)の光軸Z
−Zにおいては、厳密な意味での単一の光軸を有してい
ないが、複数の反射面相互の光軸の差異が僅少であり、
ほぼ同一の光軸を共有している。このために、このほぼ
同一の光軸をこの明細書および図面においては、疑似光
軸(もしくは、ただ単に光軸)Z−Zと言う。
【0055】自由曲面からなる前記メインリフレクタ
2、前記左側のサブリフレクタ3Lおよび前記右側のサ
ブリフレクタ3Rにより、希望とする配光パターンが得
られる。すなわち、前記メインリフレクタ2は、図5
(B)に示す所定のすれ違い用の配光パターンが得られ
る。この配光パターンは、規格類を満足するすれ違い用
の配光パターンである。
【0056】前記左側のサブリフレクタ3Lおよび前記
右側のサブリフレクタ3Rは、図6(A)および(B)
に示す拡散タイプの配光パターン、いわゆる、コーナリ
ングの配光パターンが得られる。
【0057】(実施の形態の配光パターンの説明)図5
(A)は、この実施の形態のヘッドランプにより得られ
る配光パターンであって、スクリーン上に照射された配
光パターンのイメージ図である。この図5(A)に示す
配光パターンは、図5(B)に示す所定のすれ違い用の
配光パターンの左右両側に、図6(A)および(B)に
示す左側の拡散タイプの配光パタンおよび右側の拡散タ
イプの配光パターンがそれぞれ合成された配光パターン
である。
【0058】図5(B)、この実施の形態のメインリフ
レクタ2により得られる配光パターンであって、スクリ
ーン上に照射された配光パターンのイメージ図である。
この配光パターンは、規格類を満足する配光パターンで
あって、すれ違いモードの配光パターンである。すなわ
ち、水平線HL−HRのやや下方でかつ垂直線VU−V
Dのやや左側に最高光度を有し、また、ほぼ水平線HL
−HRに沿ったカットラインを有し、さらに、その水平
カットラインの垂直線VU−VDのやや左側に三角形の
カットラインを有する。この配光パターンにおいて、中
央の曲線は、30000cdを示し、その他の曲線は、
外に行くにしたがって、20000cd、10000c
d、5000cd、2500cd、1000cd、50
0cd、100cd、50cdをそれぞれ示す。
【0059】図6(A)は、この実施の形態の右側のサ
ブリフレクタ3Rにより得られる配光パターンであっ
て、スクリーン上に照射された配光パターンのイメージ
図である。この配光パターンは、左側の拡散タイプの配
光パターン、いわゆる左側のコーナリングの配光パター
ンである。すなわち、垂直線VU−VDの左側約20°
〜68°に、かつ、水平線HL−HRの約0°から下側
に18°に拡散タイプされている。また、水平線HL−
HRの近くは光度が大であり、下側に行くにしたがって
光度が小さくなる。この結果、この拡散タイプの配光パ
ターンが路面に実際に照射されると、路面の手前(イメ
ージ図では、下方)の明るさと、路面の遠方(イメージ
図では、上方、水平線HL−HR近傍)の明るさとがほ
ぼ同等となり、コーナリングの配光パターンとして最適
である。この配光パターンにおいて、中央の曲線は、1
0000cdを示し、その他の曲線は、外に行くにした
がって、5000cd、2500cd、1000cd、
500cd、100cd、50cdをそれぞれ示す。
【0060】図6(B)は、この実施の形態の左側のサ
ブリフレクタ3Lにより得られる配光パターンであっ
て、スクリーン上に照射された配光パターンのイメージ
図である。この配光パターンは、右側の拡散タイプの配
光パターン、いわゆる右側のコーナリングの配光パター
ンである。すなわち、垂直線VU−VDの右側約20°
〜68°に、かつ、水平線HL−HRの約0°から下側
に18°に拡散タイプされている。また、水平線HL−
HRの近くは光度が大であり、下側に行くにしたがって
光度が小さくなる。この結果、この拡散タイプの配光パ
ターンが路面に実際に照射されると、路面の手前(イメ
ージ図では、下方)の明るさと、路面の遠方(イメージ
図では、上方、水平線HL−HR近傍)の明るさとがほ
ぼ同等となり、コーナリングの配光パターンとして最適
である。この配光パターンにおいて、中央の曲線は、1
0000cdを示し、その他の曲線は、外に行くにした
がって、5000cd、2500cd、1000cd、
500cd、100cd、50cdをそれぞれ示す。
【0061】(実施の形態の各セグメントの配光パター
ンの説明)図7〜図23は、コンピュータのシュミレー
ションで得られた各セグメントの配光パターン(小四角
形の光源の像が集合された配光パターン)を簡略化して
示す説明図である。
【0062】図7(A)は、右側のサブリフレクタ3R
の上から1段目のセグメントR1の配光パターンを示
す。以下同様に、図7(B)は、右側のサブリフレクタ
3Rの上から2段目のセグメントR2の配光パターンを
示す。図8(A)は、右側のサブリフレクタ3Rの上か
ら3段目のセグメントR3の配光パターンを示す。図8
(B)は、右側のサブリフレクタ3Rの上から4段目の
セグメントR4の配光パターンを示す。図9(A)は、
右側のサブリフレクタ3Rの上から5段目のセグメント
R5の配光パターンを示す。図9(B)は、右側のサブ
リフレクタ3Rの上から6段目のセグメントR6の配光
パターンを示す。図10(A)は、右側のサブリフレク
タ3Rの上から7段目のセグメントR7の配光パターン
を示す。図10(B)は、右側のサブリフレクタ3Rの
上から8段目のセグメントR8の配光パターンを示す。
図11(A)は、右側のサブリフレクタ3Rの上から9
段目のセグメントR9の配光パターンを示す。図11
(B)は、右側のサブリフレクタ3Rの上から10段目
のセグメントR10の配光パターンを示す。図12
(A)は、右側のサブリフレクタ3Rの上から11段目
のセグメントR11の配光パターンを示す。図12
(B)は、右側のサブリフレクタ3Rの上から12段目
のセグメントR12の配光パターンを示す。図13は、
右側のサブリフレクタ3Rの上から13段目のセグメン
トR13の配光パターンを示す。
【0063】図7〜図13に示すように、右側のサブリ
フレクタ3Rの各セグメントR1〜R13により得られ
る配光パターンは、垂直線VU−VDの左側に、かつ、
水平線HL−HRの下側にそれぞれ拡散タイプされてい
る。なお、左側のサブリフレクタ3Lの各セグメントL
1〜L13の配光パターンは、前記右側のサブリフレク
タ3Rの各セグメントR1〜R13の配光パターンの左
右逆(左右対称)となる。したがって、左側のサブリフ
レクタ3Lの各セグメントL1〜L13の配光パターン
の図示および説明は、省略する。
【0064】図14(A)は、メインリフレクタ2の上
段の右から1段目のセグメントU1の配光パターンを示
す。以下同様に、図14(B)は、メインリフレクタ2
の上段の右から2段目のセグメントU2の配光パターン
を示す。図15(A)は、メインリフレクタ2の上段の
右から3段目のセグメントU3の配光パターンを示す。
図15(B)は、メインリフレクタ2の上段の右から4
段目のセグメントU4の配光パターンを示す。図16
(A)は、メインリフレクタ2の上段の右から5段目の
セグメントU5の配光パターンを示す。図16(B)
は、メインリフレクタ2の上段の右から6段目のセグメ
ントU6の配光パターンを示す。
【0065】図14〜図16に示すように、メインリフ
レクタ2の上段の各セグメントU1〜U6により得られ
る配光パターンは、水平線HL−HRに沿うカットライ
ンが得られる。
【0066】図17(A)は、メインリフレクタ2の中
段の右から上1段目のセグメントM1の配光パターンを
示す。以下同様に、図17(B)は、メインリフレクタ
2の中段の右から上2段目のセグメントM2の配光パタ
ーンを示す。図18(A)は、メインリフレクタ2の中
段の右から3段目のセグメントM3の配光パターンを示
す。図18(B)は、メインリフレクタ2の中段の右か
ら4段目のセグメントM4の配光パターンを示す。図1
9(A)は、メインリフレクタ2の中段の右から5段目
のセグメントM5の配光パターンを示す。図19(B)
は、メインリフレクタ2の中段の右から6段目のセグメ
ントM6の配光パターンを示す。図20(A)は、メイ
ンリフレクタ2の中段の右から下1段目のセグメントM
7の配光パターンを示す。図20(B)は、メインリフ
レクタ2の中段の右から下2段目のセグメントM8の配
光パターンを示す。
【0067】図17〜図20に示すように、メインリフ
レクタ2の中段の各セグメントM1〜M8により得られ
る配光パターンは、最高光度と、三角形のカットライン
と、水平線HL−HRに沿うカットラインとがそれぞれ
得られる。
【0068】図21(A)は、メインリフレクタ2の下
段の右から1段目のセグメントD1の配光パターンを示
す。以下同様に、図21(B)は、メインリフレクタ2
の下段の右から2段目のセグメントD2の配光パターン
を示す。図22(A)は、メインリフレクタ2の下段の
右から3段目のセグメントD3の配光パターンを示す。
図22(B)は、メインリフレクタ2の下段の右から4
段目のセグメントD4の配光パターンを示す。図23
(A)は、メインリフレクタ2の下段の右から5段目の
セグメントD5の配光パターンを示す。図23(B)
は、メインリフレクタ2の下段の右から6段目のセグメ
ントD6の配光パターンを示す。
【0069】図21〜図23に示すように、メインリフ
レクタ2の下段の各セグメントD1〜D6により得られ
る配光パターンは、水平線HL−HRに沿うカットライ
ンが得られる。また、メインリフレクタ2の下段の各セ
グメントD1〜D6により得られる配光パターンは、メ
インリフレクタ2の上段および中段の各セグメントU1
〜U6およびM1〜M8により得られる配光パターン中
に含まれる。
【0070】(実施の形態の作用効果の説明)このよう
に、この実施の形態にかかるヘッドランプは、放電灯1
を点灯すると、放電灯1からの光がメインリフレクタ2
で反射されて最高光度を有する所定のすれ違い用の配光
パターンが得られる。また、放電灯1からの光が左側の
サブリフレクタ3Lおよび右側のサブリフレクタ3Rで
反射されて拡散タイプの配光パターンが得られる。この
所定のすれ違い用の配光パターンの右側および左側に拡
散タイプの配光パターンがそれぞれ合成されて外部に照
射される。
【0071】また、この実施の形態にかかるヘッドラン
プは、メインリフレクタ2の左側および右側に左側のサ
ブリフレクタ3Lおよび右側のサブリフレクタ3Rがそ
れぞれ立設されているので、自動車の左右両側にそれぞ
れ搭載されているヘッドランプのいずれか一方が故障し
たとしても、光度は低下するが、配光パターンの大きな
抜けはなく、トータル的な配光パターンは維持される。
【0072】このように、この実施の形態にかかるヘッ
ドランプは、縦長形状のメインリフレクタ2の左側およ
び右側に左側のサブリフレクタ3Lおよび右側のサブリ
フレクタ3Rを光軸ZF−ZBとほぼ平行に立設するの
で、正面から見て縦長にコンパクト化することができ
る。
【0073】また、この実施の形態にかかるヘッドラン
プは、正面から見て縦長にコンパクト化することによ
り、左側のサブリフレクタ3Lおよび右側のサブリフレ
クタ3Rが放電灯1に近づくので、さらに良好な拡散タ
イプの配光パターンが得られる。
【0074】さらに、この実施の形態にかかるヘッドラ
ンプは、メインリフレクタ2が放電灯1の有効発光範囲
から照射される光を反射させる構造からなるので、メイ
ンリフレクタ2がコンパクト化されても、放電灯1から
の光をほとんど無駄なく最大限に有効利用することがで
きる。
【0075】さらにまた、この実施の形態にかかるヘッ
ドランプは、左側のサブリフレクタ3Lおよび右側のサ
ブリフレクタ3Rがコンパクトなメインリフレクタ2に
固定されている固定式であるから、コンパクトな範囲内
に左側のサブリフレクタ3Lおよび右側のサブリフレク
タ3Rを配置することができる。このために、この実施
の形態にかかるヘッドランプは、ヘッドランプ全体を縦
長にコンパクト化することができ、斬新なデザインのヘ
ッドランプの設計の自由度が大となる。
【0076】さらにまた、この実施の形態にかかるヘッ
ドランプは、メインリフレクタ2の左側および右側に左
側のサブリフレクタ3Lおよび右側のサブリフレクタ3
Rがそれぞれ立設されていても、一方のサブリフレクタ
3Lまたは3Rからの反射光が他方のサブリフレクタ3
Rまたは3Lにより遮られないので、左側のサブリフレ
クタ3Lおよび右側のサブリフレクタ3Rからの反射光
を無駄なく有効に利用することができる。
【0077】また、この実施の形態にかかるヘッドラン
プは、光源として放電灯1を使用するので、さらに十分
な光量光度が得られる。しかも、この実施の形態にかか
るヘッドランプは、メインリフレクタ2が、光軸ZF−
ZB近辺がほぼ中央である縦長形状の構造をなし、か
つ、光軸ZF−ZB近辺から下端までにおいて得られる
配光パターンが上端から光軸ZF−ZB近辺までにおい
て得られる配光パターン中に含まれる反射面から構成さ
れている。
【0078】この結果、この実施の形態にかかるヘッド
ランプは、経時的に放電灯1中に残留物が生じ、その残
留物を透過した光の色が残留物を透過しない光の色と異
なっていても、残留物を透過した小部分の光が残留物を
透過しない大部分の光の中に含まれる。このために、配
光パターンにおいては、残留物を透過した光の色による
影響はほとんどない。
【0079】また、この実施の形態にかかるヘッドラン
プは、メインリフレクタ2が主に左右に複数に分割され
た縦長のセグメントU1〜U6、M1〜M8、D1〜D
6から構成されているので、所定の配光パターンの設計
が簡単であり、かつ、配光パターン設計の自由度が大と
なる。
【0080】また、この実施の形態にかかるヘッドラン
プは、左側のサブリフレクタ3Lおよび右側のサブリフ
レクタ3Rが上下に複数に分割された横長(光軸ZF−
ZB方向)のセグメントL1〜L13およびR1〜R1
3から構成されている。
【0081】この結果、この実施の形態にかかるヘッド
ランプは、左側のサブリフレクタ3Lおよび右側のサブ
リフレクタ3Rがメインリフレクタ2の左側および右側
に光軸ZF−ZB方向にそれぞれ立設されていても、ス
ライド金型を使用せずに、メインリフレクタ2および左
側のサブリフレクタ3Lおよび右側のサブリフレクタ3
Rの成形金型を光軸方向に抜くことができる。
【0082】また、この実施の形態にかかるヘッドラン
プは、左側のサブリフレクタ3Lおよび右側のサブリフ
レクタ3Rが上下に行くにしたがって前方に突出してい
る構造をなす。
【0083】この結果、この実施の形態にかかるヘッド
ランプは、放電灯1からの光を左側のサブリフレクタ3
Lおよび右側のサブリフレクタ3Rでさらに無駄なく有
効に利用することができる。特に、この実施の形態のよ
うに、上下に複数に分割されている左側のサブリフレク
タ3Lおよび右側のサブリフレクタ3Rが正面から見て
段々形状をなす場合には、放電灯1からの光を有効利用
するのに適している。
【0084】また、この実施の形態にかかるヘッドラン
プは、左側のサブリフレクタ3Lおよび右側のサブリフ
レクタ3Rが、拡散タイプの配光パターンの下部をメイ
ンリフレクタ2において得られるすれ違い用の配光パタ
ーンの下部よりも下方に拡散させる反射面から構成され
ている。
【0085】この結果、この実施の形態にかかるヘッド
ランプは、下方に広範囲に伸びた拡散タイプの配光パタ
ーンが得られるので、路面上では手前側が照明され、コ
ーナリングランプの配光パターンとして最適である。
【0086】(実施の形態以外の例の説明)なお、前記
実施の形態においては、メインリフレクタ2が、光軸Z
F−ZB近辺がほぼ中央である縦長形状の構造をなして
いる。ところが、この発明は、光源が放電灯1の場合、
メインリフレクタが、下端が光軸ZF−ZB近辺である
縦長形状、すなわち、図示の上半分の構造をなすもので
あっても良い。
【0087】この場合においては、光源として放電灯1
を使用するので、メインリフレクタが上半分の縦長であ
っても、十分な光量光度が得られる。また、正面から見
て縦長が上反部となるので、さらにコンパクト化するこ
とができる。
【0088】また、前記実施の形態においては、メイン
リフレクタ2が、ほぼ長方形形状の縦長形状の構造をな
しているが、この発明は、長方形形状以外の形状、たと
えば、流線形形状(雫形状)のメインリフレクタであっ
ても良い。
【0089】また、前記実施の形態において、光源とし
て放電灯1を使用するが、この発明においては、その他
の光源、たとえば、ハロゲンランプや白熱灯などであっ
ても良い。なお、この場合においては、光軸ZF−ZB
近辺がほぼ中央である縦長形状の構造をなしているメイ
ンリフレクタ2が必要である。
【0090】さらに、前記実施の形態において、光源と
して放電灯1を使用するので、メインリフレクタ2中の
最高光度を形成する部分は、放電灯1の水平方向の左右
に位置する部分である。前記実施の形態においては、中
段のセグメントM1、M7、M8である。なお、放電灯
1以外のたとえば、C6タイプの光源の場合において、
最高光度を形成する部分は、C6タイプの光源の斜めに
位置する部分である。
【0091】さらにまた、前記実施の形態において、左
側のサブリフレクタ3Lおよび右側のサブリフレクタ3
Rがメインリフレクタ2の左側および右側にそれぞれ立
設されているものである。ところが、この発明は、左側
のサブリフレクタ3Lまたは右側のサブリフレクタ3R
がメインリフレクタ2の左側または右側にそれぞれ別個
に立設されていても良い。
【0092】この場合においては、メインリフレクタの
左側にサブリフレクタが立設されたヘッドランプを自動
車の右側に搭載し、また、メインリフレクタの右側にサ
ブリフレクタが立設されたヘッドランプを自動車の左側
に搭載することにより、トータル的には、所定のすれ違
い用の配光パターンの右側および左側に拡散タイプの配
光パターンがそれぞれ合成されることとなる。
【0093】なお、前記実施の形態においては、上下に
複数に分割されている左側のサブリフレクタ3Lおよび
右側のサブリフレクタ3Rが正面から見て段々形状をな
すものであるが、この発明は、段々形状でなく、1本の
線で結ばれているサブリフレクタであっても良い。
【0094】また、前記実施の形態においては、左側の
サブリフレクタ3Lおよび右側のサブリフレクタ3Rが
上下に行くにしたがって前方に突出しているが、この発
明は、上に行くにしたがって前方に突出するサブリフレ
クタ、下に行くにしたがって前方に突出するサブリフレ
クタ、前端がほぼ垂直のサブリフレクタなどであっても
良い。
【0095】さらに、前記実施の形態においては、メイ
ンリフレクタ2により得られる配光パターンは、すれ違
い用の配光パターンであるが、この発明は、メインリフ
レクタ2で得られる配光パターンをすれ違い用以外の配
光パターンであっても良い。たとえば、走行用の配光パ
ターンなどであっても良い。
【0096】さらにまた、前記実施の形態において、サ
ブリフレクタ3L、3Rが光軸ZF−ZBとほぼ平行に
立設されているが、この発明は、図2中の2点鎖線にて
示すように、サブリフレクタ3L、3Rが前に行くにし
たがって外側に開くように立設しても良い。
【0097】この場合、所定の配光パターンの左側およ
び右側に拡散タイプの配光パターンが形成されると共
に、所定の配光パターンの中央寄りにサブリフレクタか
らの光を配分することができる。このように、サブリフ
レクタ3L、3Rの立設する角度を調整することによ
り、サブリフレクタ3L、3Rからの光の配分を任意に
制御することができる。すなわち、光度が大きい部分を
配光パターン中に、任意の位置にまた任意の大きさにさ
らに任意の形状に、制御することができる。
【0098】
【発明の効果】以上から明らかなように、この発明にか
かるヘッドランプ(請求項1)は、縦長形状のメインリ
フレクタの左側または右側にサブリフレクタを光軸とほ
ぼ平行に立設するので、正面から見て縦長にコンパクト
化することができる。
【0099】また、この発明にかかるヘッドランプ(請
求項1)は、正面から見て縦長にコンパクト化すること
により、サブリフレクタが光源に近づき、光源からの光
を有効に利用することができ、さらに良好な拡散タイプ
の配光パターンが得られる。
【0100】さらに、この発明にかかるヘッドランプ
(請求項1)は、サブリフレクタがコンパクトなメイン
リフレクタに固定されている固定式であるから、コンパ
クトな範囲内にサブリフレクタを配置することができ
る。このために、この発明にかかるヘッドランプ(請求
項1)は、ヘッドランプ全体を縦長にコンパクト化する
ことができ、斬新なデザインのヘッドランプの設計の自
由度が大となる。
【0101】さらにまた、この発明にかかるヘッドラン
プ(請求項1)は、左側のサブリフレクタまたは右側の
サブリフレクタを光軸とほぼ平行に立設すると、所定の
配光パターンの左側または右側に拡散タイプの配光パタ
ーンが形成される。また、左側のサブリフレクタまたは
右側のサブリフレクタを前に行くにしたがって外側に開
くように立設すると、所定の配光パターンの左側または
右側に拡散タイプの配光パターンが形成されると共に、
所定の配光パターンの中央寄りにサブリフレクタからの
光を配分することができる。このように、左側のサブリ
フレクタまたは右側のサブリフレクタの立設する角度を
調整することにより、サブリフレクタからの光の配分を
任意に制御することができる。すなわち、光度が大きい
部分を配光パターン中に、任意の位置にまた任意の大き
さにさらに任意の形状に、制御することができる。
【0102】特に、この発明にかかるヘッドランプ(請
求項1)は、メインリフレクタの左側にサブリフレクタ
が立設されたヘッドランプを自動車の右側に搭載し、ま
た、メインリフレクタの右側にサブリフレクタが立設さ
れたヘッドランプを自動車の左側に搭載することによ
り、トータル的には、所定の配光パターンの右側および
左側に拡散タイプの配光パターンがそれぞれ合成される
こととなる。
【0103】この発明にかかるヘッドランプ(請求項
2)は、前記請求項1にかかる発明と同様に、縦長形状
のメインリフレクタの左側または右側にサブリフレクタ
を光軸とほぼ平行に立設するので、正面から見て縦長に
コンパクト化することができる。
【0104】また、この発明にかかるヘッドランプ(請
求項2)は、前記請求項1にかかる発明と同様に、正面
から見て縦長にコンパクト化することにより、サブリフ
レクタが光源に近づくので、さらに良好な拡散タイプの
配光パターンが得られる。
【0105】さらに、この発明にかかるヘッドランプ
(請求項2)は、前記請求項1にかかる発明と同様に、
サブリフレクタがコンパクトなメインリフレクタに固定
されている固定式であるから、コンパクトな範囲内にサ
ブリフレクタを配置することができる。このために、こ
の発明にかかるヘッドランプ(請求項2)は、ヘッドラ
ンプ全体を縦長にコンパクト化することができ、斬新な
デザインのヘッドランプの設計の自由度が大となる。
【0106】さらに、この発明にかかるヘッドランプ
(請求項2)は、左側のサブリフレクタおよび右側のサ
ブリフレクタを光軸とほぼ平行に立設すると、所定の配
光パターンの左側および右側に拡散タイプの配光パター
ンが形成される。また、左側のサブリフレクタおよび右
側のサブリフレクタを前に行くにしたがって外側に開く
ように立設すると、所定の配光パターンの左側および右
側に拡散タイプの配光パターンが形成されると共に、所
定の配光パターンの中央寄りにサブリフレクタからの光
を配分することができる。このように、左側のサブリフ
レクタおよび右側のサブリフレクタの立設する角度を調
整することにより、サブリフレクタからの光の配分を任
意に制御することができる。すなわち、光度が大きい部
分を配光パターン中に、任意の位置にまた任意の大きさ
にさらに任意の形状に、制御することができる。
【0107】特に、この発明にかかるヘッドランプ(請
求項2)は、メインリフレクタの左側および右側にサブ
リフレクタがそれぞれ立設されていても、一方のサブリ
フレクタからの反射光が他方のサブリフレクタにより遮
られないので、サブリフレクタからの反射光を無駄なく
有効に利用することができる。
【0108】また、この発明にかかるヘッドランプ(請
求項2)は、メインリフレクタの左側および右側にサブ
リフレクタがそれぞれ立設されているので、自動車の左
右両側にそれぞれ搭載されているヘッドランプのいずれ
か一方が故障したとしても、光度は低下するが、配光パ
ターンの大きな抜けはなく、トータル的な配光パターン
は維持される。
【0109】また、この発明にかかるヘッドランプ(請
求項3)は、メインリフレクタが、光源の有効発光範囲
から照射される光を反射させる構造をなすものであるか
ら、メインリフレクタがコンパクト化されても、光源か
らの光をほとんど無駄なく最大限に有効利用することが
できる。
【0110】この発明にかかるヘッドランプ(請求項
4)は、光源として放電灯を使用するので、メインリフ
レクタが上半分の縦長であっても、十分な光量光度が得
られる。このために、この発明にかかるヘッドランプ
(請求項4)は、正面から見て縦長にコンパクト化する
ことができ、しかも、縦の長さがほぼ半分にすることが
できるので、さらに、コンパクト化が図られる。
【0111】この発明にかかるヘッドランプ(請求項
5)は、光源として放電灯を使用するので、さらに十分
な光量光度が得られる。
【0112】また、この発明にかかるヘッドランプ(請
求項5)は、光軸近辺から下端までにおいて得られる配
光パターンが上端から光軸近辺までにおいて得られる配
光パターン中に含まれる。このために、この発明にかか
るヘッドランプ(請求項5)は、経時的に放電灯中に残
留物が生じ、その残留物を透過した光の色が残留物を透
過しない光の色と異なっていても、残留物を透過した小
部分の光が残留物を透過しない大部分の光の中に含まれ
る。この結果、配光パターンにおいては、残留物を透過
した光の色による影響はほとんどない。
【0113】この発明にかかるヘッドランプ(請求項
6)は、縦長のメインリフレクタが縦長のセグメントか
ら構成されることにより、所定の配光パターンの設計が
簡単であり、かつ、配光パターン設計の自由度が大とな
る。
【0114】この発明にかかるヘッドランプ(請求項
7)は、サブリフレクタが横長(光軸方向)のセグメン
トから構成されることにより、サブリフレクタがメイン
リフレクタの左側またはおよび右側に光軸方向に立設さ
れていても、スライド金型を使用せずに、メインリフレ
クタおよびサブリフレクタの成形金型を光軸方向に抜く
ことができる。
【0115】この発明にかかるヘッドランプ(請求項
8)は、サブリフレクタが上または上下に行くにしたが
って前方に突出している構造をなすので、光源からの光
をサブリフレクタでさらに無駄なく有効に利用すること
ができる。特に、上下に複数に分割されているサブリフ
レクタが正面から見て段々形状をなす場合には、光源か
らの光を有効利用するのに適している。
【0116】この発明にかかるヘッドランプ(請求項
9)は、サブリフレクタが、拡散タイプの配光パターン
の下部をメインリフレクタにおいて得られる所定の配光
パターンの下部よりも下方に拡散させる反射面から構成
されている。この結果、この発明にかかるヘッドランプ
(請求項9)は、下方に広範囲に伸びた拡散タイプの配
光パターンが得られるので、路面上では手前側が照明さ
れ、コーナリングランプの配光パターンとして最適であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この実施の形態にかかるヘッドランプのメイン
リフレクタと左側のサブリフレクタおよび右側のサブリ
フレクタを示す概略の正面図である。
【図2】図1におけるII−II線断面図である。
【図3】図1におけるIII−III線断面図である。
【図4】メインリフレクタの各セグメントと左側のサブ
リフレクタおよび右側のサブリフレクタの各セグメント
を示す展開図であって、図2におけるIVR矢視図およ
びIVC矢視図およびIVL矢視図である。
【図5】(A)は、所定のすれ違い用の配光パターンと
左側および右側の拡散タイプの配光パタンとが合成され
た配光パターンであって、スクリーン上に照射された配
光パターンを示すイメージ図、(B)は、スクリーン上
に照射された所定のすれ違い用の配光パターンを示すイ
メージ図である。
【図6】(A)は、スクリーン上に照射された左側の拡
散タイプの配光パターンを示すイメージ図、(B)は、
スクリーン上に照射された右側の拡散タイプの配光パタ
ーンを示すイメージ図である。
【図7】(A)は、コンピュータのシュミレーションで
得られた配光パターンであって、右側のサブリフレクタ
のセグメントR1の配光パターンを簡略化して示す説明
図、(B)は、コンピュータのシュミレーションで得ら
れた配光パターンであって、右側のサブリフレクタのセ
グメントR2の配光パターンを簡略化して示す説明図で
ある。
【図8】(A)は、コンピュータのシュミレーションで
得られた配光パターンであって、右側のサブリフレクタ
のセグメントR3の配光パターンを簡略化して示す説明
図、(B)は、コンピュータのシュミレーションで得ら
れた配光パターンであって、右側のサブリフレクタのセ
グメントR4の配光パターンを簡略化して示す説明図で
ある。
【図9】(A)は、コンピュータのシュミレーションで
得られた配光パターンであって、右側のサブリフレクタ
のセグメントR5の配光パターンを簡略化して示す説明
図、(B)は、コンピュータのシュミレーションで得ら
れた配光パターンであって、右側のサブリフレクタのセ
グメントR6の配光パターンを簡略化して示す説明図で
ある。
【図10】(A)は、コンピュータのシュミレーション
で得られた配光パターンであって、右側のサブリフレク
タのセグメントR7の配光パターンを簡略化して示す説
明図、(B)は、コンピュータのシュミレーションで得
られた配光パターンであって、右側のサブリフレクタの
セグメントR8の配光パターンを簡略化して示す説明図
である。
【図11】(A)は、コンピュータのシュミレーション
で得られた配光パターンであって、右側のサブリフレク
タのセグメントR9の配光パターンを簡略化して示す説
明図、(B)は、コンピュータのシュミレーションで得
られた配光パターンであって、右側のサブリフレクタの
セグメントR10の配光パターンを簡略化して示す説明
図である。
【図12】(A)は、コンピュータのシュミレーション
で得られた配光パターンであって、右側のサブリフレク
タのセグメントR11の配光パターンを簡略化して示す
説明図、(B)は、コンピュータのシュミレーションで
得られた配光パターンであって、右側のサブリフレクタ
のセグメントR12の配光パターンを簡略化して示す説
明図である。
【図13】コンピュータのシュミレーションで得られた
配光パターンであって、右側のサブリフレクタのセグメ
ントR13の配光パターンを簡略化して示す説明図であ
る。
【図14】(A)は、コンピュータのシュミレーション
で得られた配光パターンであって、メインリフレクタの
上段のセグメントU1の配光パターンを簡略化して示す
説明図、(B)は、コンピュータのシュミレーションで
得られた配光パターンであって、メインリフレクタの上
段のセグメントU2の配光パターンを簡略化して示す説
明図である。
【図15】(A)は、コンピュータのシュミレーション
で得られた配光パターンであって、メインリフレクタの
上段のセグメントU3の配光パターンを簡略化して示す
説明図、(B)は、コンピュータのシュミレーションで
得られた配光パターンであって、メインリフレクタの上
段のセグメントU4の配光パターンを簡略化して示す説
明図である。
【図16】(A)は、コンピュータのシュミレーション
で得られた配光パターンであって、メインリフレクタの
上段のセグメントU5の配光パターンを簡略化して示す
説明図、(B)は、コンピュータのシュミレーションで
得られた配光パターンであって、メインリフレクタの上
段のセグメントU6の配光パターンを簡略化して示す説
明図である。
【図17】(A)は、コンピュータのシュミレーション
で得られた配光パターンであって、メインリフレクタの
中段のセグメントM1の配光パターンを簡略化して示す
説明図、(B)は、コンピュータのシュミレーションで
得られた配光パターンであって、メインリフレクタの中
段のセグメントM2の配光パターンを簡略化して示す説
明図である。
【図18】(A)は、コンピュータのシュミレーション
で得られた配光パターンであって、メインリフレクタの
中段のセグメントM3の配光パターンを簡略化して示す
説明図、(B)は、コンピュータのシュミレーションで
得られた配光パターンであって、メインリフレクタの中
段のセグメントM4の配光パターンを簡略化して示す説
明図である。
【図19】(A)は、コンピュータのシュミレーション
で得られた配光パターンであって、メインリフレクタの
中段のセグメントM5の配光パターンを簡略化して示す
説明図、(B)は、コンピュータのシュミレーションで
得られた配光パターンであって、メインリフレクタの中
段のセグメントM6の配光パターンを簡略化して示す説
明図である。
【図20】(A)は、コンピュータのシュミレーション
で得られた配光パターンであって、メインリフレクタの
中段のセグメントM7の配光パターンを簡略化して示す
説明図、(B)は、コンピュータのシュミレーションで
得られた配光パターンであって、メインリフレクタの中
段のセグメントM8の配光パターンを簡略化して示す説
明図である。
【図21】(A)は、コンピュータのシュミレーション
で得られた配光パターンであって、メインリフレクタの
下段のセグメントD1の配光パターンを簡略化して示す
説明図、(B)は、コンピュータのシュミレーションで
得られた配光パターンであって、メインリフレクタの下
段のセグメントD2の配光パターンを簡略化して示す説
明図である。
【図22】(A)は、コンピュータのシュミレーション
で得られた配光パターンであって、メインリフレクタの
下段のセグメントD3の配光パターンを簡略化して示す
説明図、(B)は、コンピュータのシュミレーションで
得られた配光パターンであって、メインリフレクタの下
段のセグメントD4の配光パターンを簡略化して示す説
明図である。
【図23】(A)は、コンピュータのシュミレーション
で得られた配光パターンであって、メインリフレクタの
下段のセグメントD5の配光パターンを簡略化して示す
説明図、(B)は、コンピュータのシュミレーションで
得られた配光パターンであって、メインリフレクタの下
段のセグメントD6の配光パターンを簡略化して示す説
明図である。
【符号の説明】
1 放電灯(光源) 2 メインサブリフレクタ 20 透孔 3L 左側のサブリフレクタ 3R 右側のサブリフレクタ L1〜L13 左側のサブリフレクタの各セグメント R1〜R13 右側のサブリフレクタの各セグメント U1〜U6 メインリフレクタの上段の各セグメント M1〜M8 メインリフレクタの中段の各セグメント D1〜D6 メインリフレクタの下段の各セグメント

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源と、自由曲面の反射面が複合的に組
    み合わせられてなるリフレクタとを備え、前記光源を点
    灯すると、前記光源からの光が前記リフレクタで反射さ
    れて外部に所定の配光パターンで照射されるヘッドラン
    プにおいて、 前記リフレクタは、固定式であって、光軸を有して所定
    の配光パターンが得られるメインリフレクタと、拡散タ
    イプの配光パターンが得られるサブリフレクタとから構
    成されており、 前記光源は、前記光軸上に配置されており、 前記メインリフレクタは、前記光軸近辺の幅が最高光度
    が得られる程度の幅を有し、長さが所定の配光パターン
    が得られる程度の長さを有する縦長形状の構造をなし、 前記サブリフレクタは、前記メインリフレクタの左側ま
    たは右側に立設され、前記所定の配光パターンの右側ま
    たは左側に拡散タイプの配光パターンが得られる立壁形
    状の構造をなす、 ことを特徴とするヘッドランプ。
  2. 【請求項2】 光源と、自由曲面の反射面が複合的に組
    み合わせられてなるリフレクタとを備え、前記光源を点
    灯すると、前記光源からの光が前記リフレクタで反射さ
    れて外部に所定の配光パターンで照射されるヘッドラン
    プにおいて、 前記リフレクタは、固定式であって、光軸を有して所定
    の配光パターンが得られるメインリフレクタと、拡散タ
    イプの配光パターンが得られるサブリフレクタとから構
    成されており、 前記光源は、前記光軸上に配置されており、 前記メインリフレクタは、前記光軸近辺の幅が最高光度
    が得られる程度の幅を有し、長さが所定の配光パターン
    が得られる程度の長さを有する縦長形状の構造をなし、 前記サブリフレクタは、前記メインリフレクタの左側お
    よび右側にそれぞれ立設され、前記所定の配光パターン
    の右側および左側に拡散タイプの配光パターンがそれぞ
    れ得られ、かつ、一方のサブリフレクタからの反射光が
    他方のサブリフレクタにより遮られない程度の奥行きを
    有する立壁形状の構造をなす、 ことを特徴とするヘッドランプ。
  3. 【請求項3】 前記メインリフレクタは、前記光源の有
    効発光範囲から照射される光を反射させる構造をなす、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のヘッドラン
    プ。
  4. 【請求項4】 前記光源は、放電灯であり、 前記メインリフレクタは、下端が前記光軸近辺である縦
    長形状の構造をなす、ことを特徴とする請求項1または
    2に記載のヘッドランプ。
  5. 【請求項5】 前記光源は、放電灯であり、 前記メインリフレクタは、前記光軸近辺がほぼ中央であ
    る縦長形状の構造をなし、かつ、前記光軸近辺から下端
    までにおいて得られる配光パターンが上端から前記光軸
    近辺までにおいて得られる配光パターン中に含まれる反
    射面から構成されている、ことを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載のヘッドランプ。
  6. 【請求項6】 前記メインリフレクタは、主に、左右に
    複数に分割された縦長のセグメントから構成されてい
    る、ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記
    載のヘッドランプ。
  7. 【請求項7】 前記サブリフレクタは、上下に複数に分
    割された横長のセグメントから構成されている、ことを
    特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載のヘッド
    ランプ。
  8. 【請求項8】 前記サブリフレクタは、上または上下に
    行くにしたがって前方に突出している構造をなす、こと
    を特徴とする請求項1〜7のいずれか1つに記載のヘッ
    ドランプ。
  9. 【請求項9】 前記サブリフレクタは、拡散タイプの配
    光パターンの下部を、前記メインリフレクタにおいて得
    られる所定の配光パターンの下部よりも下方に拡散させ
    る反射面から構成されている、ことを特徴とする請求項
    1〜8のいずれか1つに記載のヘッドランプ。
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