JP2003123121A - 紙幣収納装置のロック装置 - Google Patents

紙幣収納装置のロック装置

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JP2003123121A
JP2003123121A JP2001318227A JP2001318227A JP2003123121A JP 2003123121 A JP2003123121 A JP 2003123121A JP 2001318227 A JP2001318227 A JP 2001318227A JP 2001318227 A JP2001318227 A JP 2001318227A JP 2003123121 A JP2003123121 A JP 2003123121A
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JP
Japan
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storage device
lock
bill
lock lever
grip handle
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Application number
JP2001318227A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Abe
寛 安部
Takehito Yamamiya
毅人 山宮
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Asahi Seiko Co Ltd
Original Assignee
Asahi Seiko Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、紙幣収納装置のロック装置の操作片
を誤操作しないようにすることを目的とする。 【解決手段】この目的を達成するため本発明は、収納部
1aと、収納部1aに着脱可能な紙幣収納装置3と、前記紙
幣収納装置3に固定したチャンネル形の握りハンドル3h
と、紙幣収納装置3に取り付けたロックレバー6と、前記
握りハンドル3hと紙幣収納装置3に囲まれた空間aに配置
したロックレバー6の操作片6pとにより紙幣収納装置の
ロック装置を構成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、例えば自動販売機
などに装着し、受け入れ或いは払い出す紙幣を収納する
紙幣収納装置のロック装置に関する。特に、紙幣収納装
置の収納部への着脱作業を容易にした紙幣収納装置のロ
ック装置に関する。なお、本明細書で使用する「紙幣」
は、紙幣の他、小切手、証券、クーポン券、商品券、等
紙幣に類するものを含む。
【0002】
【従来の技術】紙幣収納装置のロック装置として、紙幣
収納装置に握りハンドルを固定し、このハンドルの上側
近くにロック装置の操作片を配置したロック装置が知ら
れている。例えば、特開平8−63636号公報参照。
【0003】この構造は、握りハンドルを握った手の親
指で操作片を操作することによりロックを外すことがで
きるので、片手で紙幣収納装置を着脱できる利点があ
る。しかし、操作片が露出しているので、誤って操作片
が操作され、ロックが外れることがあった。また、前記
従来装置は、紙幣収納装置を装置本体に装着する際にも
ロック装置の操作片を操作せねばならず、作業が煩雑で
あった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の第1の目的
は、紙幣収納装置のロック装置の操作片が誤って操作さ
れないようにすることである。第2の目的は、紙幣収納
装置を装置本体に装着する際に、ロック装置の操作片を
操作しなくともよいようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明は、収納部1aと、収納部1aに着脱可能な紙幣収納
装置3と、前記紙幣収納装置3に固定した握りハンドル3h
と、紙幣収納装置3に取り付けたロックレバー6と、前記
握りハンドル3hと紙幣収納装置3に囲まれた空間aに配置
したロックレバー6の操作片6pとにより、紙幣収納装置3
のロック装置5を構成したものである。
【0006】この構成において、作業者は握りハンドル
3hを緩く握った手を上方にスライドさせる。スライドに
よって操作片6pを人差し指の根元で押し上げた時、ロッ
クレバー6は回動してピン1Ls、1Rsから外れる。この状
態で握りハンドル3hを強く握り、紙幣収納装置3を移動
させて収納部1aから取り外す。
【0007】したがって、握りハンドル3hを握った片手
の操作のみで紙幣収納装置3を収納部1aから取り外すこ
とができる。また、操作片6pは、握りハンドル3hと紙幣
収納装置3に囲まれた空間aに配置されるので、握りハン
ドル3hによりガードされ、誤って操作されることがな
い。
【0008】本発明は、収納部1aに突出したピン1Ls、1
Rsと、ロックレバー6に形成した斜面6Ls、6Rsと、斜面
に続いて形成したu形溝6Lu、6Ruを備えることが好まし
い。
【0009】この構成において、握りハンドル3hを握っ
て紙幣収納装置3を収納部1aにスライドして装着する
際、斜面6Ls、6Rsがピン1Ls、1Rsに接触してロックレバ
ー6が回動され、u形溝6Lu、6Ruにピン1Ls、1Rsが嵌りこ
んでロックされる。したがって、紙幣収納装置3を収納
部1aに装着するときも片手で作業することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、実施例のロック装置を装
着した紙幣受入収納装置の斜視図である。図2は、実施
例のロック装置を装着した紙幣受入収納装置の左サイド
カバーを除去した状態の左側面図である。図3は、実施
例のロック装置を装着した紙幣受入収納装置の右サイド
カバーを除去した状態の右側面図である。図4は、実施
例のロック装置を装着した紙幣収納装置の斜視図であ
る。
【0011】紙幣受入収納装置1の構造を説明する。(図
1参照)紙幣受入収納装置1は、紙幣の真贋を判別する紙
幣鑑別装置2と、紙幣収納装置3と、搬送装置4を含んで
いる。すなわち、紙幣受入口2eから受け入れた紙幣b
は、紙幣鑑別装置2で鑑別される。この鑑別で真券であ
ると判別された紙幣は、搬送装置4のベルト4b(図2参照)
により紙幣収納装置3へ運ばれた後、内蔵された紙幣収
納箱に収納される。
【0012】紙幣収納装置3の構造を説明する。(図2〜
図4参照) 紙幣収納装置3は、搬送装置4の下方の縦長矩形の収納部
1aに着脱可能に装着され、ロック装置5で固定される。
【0013】ロック装置5は、右サイドカバー1Rに固定
したピン1Rs、左サイドカバー1Lに固定したピン1Ls及び
紙幣収納装置3のアウターカバー3cの両サイドから突出
する軸3Ls、3Rsにスイング可能に枢着したチャンネル形
のロックレバー6を含む。ピン1Rsは右サイドカバー1Rか
ら左サイドカバー1Lに向けて突出する。ピン1Lsは左サ
イドカバー1Lから右サイドカバー1Rに向けて突出する。
【0014】ロックレバー6のアウターカバー3cの両側
に位置するフック部6L、6Rにはそれぞれ傾面6Ls、6Rsと
u形溝6Lu、6Ruが形成される。ロックレバー6は、スプリ
ング(図示せず)により図2において時計方向にスイング
されるが、アウターカバー3cによりストップされる。紙
幣収納装置3が収納部1aの所定位置に装着されたとき、u
形溝6Lu、6Ruとピン1Ls、1Rsがそれぞれ係合し、所定位
置に保持される。
【0015】この状態において、紙幣収納装置3の受入
口13(図4参照)が、搬送装置4の出口と相対する。紙幣受
入口2e側に、紙幣収納装置3のチャンネル形の握りハン
ドル3hの握り部3gが上下方向に延びる状態で固定され
る。この握り部3gを握って紙幣収納装置3の着脱を行
う。
【0016】握りハンドル3hとアウターカバー3cに囲ま
れた空間aにロックレバー6から突出する操作片6pが位置
する。操作片6pがこの位置にある場合、握りハンドル3h
によりカバーされるので、誤操作されない。
【0017】この構成は、ハンドル3hを緩く握った手を
上方へ移動させることにより、操作片6pを人差し指の付
け根で押し上げ、u形溝6Lu、6Ruをピン1Ls、1Rsから外
すことにより、ロック装置5のロックを解除することが
できる。この紙幣受入収納装置1は、例えば自動販売機
に内蔵される。
【0018】次に本実施例の作用を説明する。まず、握
りハンドル3hを握って紙幣収納装置3を支え、収納部1a
に挿入して紙幣受入収納装置1に取り付ける。
【0019】紙幣収納装置3を最奥部へ押し込める途中
において、フック部6R、6Lの斜面6Rs、6Lsがピン1Rs、1
Lsに係合するので、ロックレバー6は軸3Rs、3Lsを支点
にスイングされる。
【0020】u形溝6Ru、6Luとピン1Rs、1Lsがそれぞれ
相対した位置でロックレバー6がスプリング(図示せず)
によりスイングされ、ピン1Rs、1Lsにu形溝6Ru、6Luが
係合してロック装置5がロックされる。結果として、紙
幣収納装置3をロックするとき、操作片6pを操作する必
要がない。
【0021】次に紙幣収納装置3を紙幣受入収納装置1か
ら取り外す際の操作を説明する。最初に、握りハンドル
3hを緩く握った手を上方へ移動することにより、操作片
6pを人差し指の付け根で押し上げ、ロックレバー6を図2
において反時計方向へスイングさせる。
【0022】これにより、u形溝6Lu、6Ruがピン1Ls、1R
sから外れるので、握りハンドル3hを握って収納部1aか
ら引き出す。結果として、紙幣収納装置3を紙幣受入収
納装置1から片手で取り外すことができる。
【0023】なお、握りハンドル3hは、クランク形であ
ってもよい。クランク形の場合も、ハンドルと紙幣収納
装置に囲まれた空間にロックレバーの操作片を配置す
る。
【0024】
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、実施例のロック装置を装着した紙幣受
入収納装置の斜視図である。
【図2】図2は、実施例のロック装置を装着した紙幣受
入収納装置の左サイドカバーを除去した状態の左側面図
である。
【図3】図3は、実施例のロック装置を装着した紙幣受
入収納装置の右サイドカバーを除去した状態の右側面図
である。
【図4】図4は、実施例のロック装置を装着した紙幣収
納装置の斜視図である。
【符号の説明】
a 空間 1a 収納部 1Ls、1Rs ピン 3 紙幣収納装置 3h 握りハンドル 6 ロックレバー 6p 操作片 6Ls、6Rs 斜面 6Lu、6Ru u形溝

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】収納部(1a)と、収納部(1a)に着脱可能な紙
    幣収納装置(3)と、前記紙幣収納装置(3)に固定した握り
    ハンドル(3h)と、紙幣収納装置(3)に取り付けたロック
    レバー(6)と、前記握りハンドル(3h)と紙幣収納装置(3)
    に囲まれた空間(a)に配置したロックレバー(6)の操作片
    (6p)と、を備える紙幣収納装置のロック装置。
  2. 【請求項2】収納部(1a)に突出したピン(1Ls、1Rs)と、
    ロックレバー(6)に形成した斜面(6Ls、6Rs)と、斜面(6L
    s、6Rs)に続いて形成したu形溝(6Lu、6Ru)と、を備える
    請求項1の紙幣収納装置のロック装置。
JP2001318227A 2001-10-16 2001-10-16 紙幣収納装置のロック装置 Pending JP2003123121A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7188836B2 (en) * 2002-09-09 2007-03-13 Asahi Seiko Co., Ltd. Compact driving unit for an automatic banknote receiving and storing device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7188836B2 (en) * 2002-09-09 2007-03-13 Asahi Seiko Co., Ltd. Compact driving unit for an automatic banknote receiving and storing device

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