JP5157288B2 - 金庫筐体の閂構造および自動取引装置 - Google Patents

金庫筐体の閂構造および自動取引装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5157288B2
JP5157288B2 JP2007181601A JP2007181601A JP5157288B2 JP 5157288 B2 JP5157288 B2 JP 5157288B2 JP 2007181601 A JP2007181601 A JP 2007181601A JP 2007181601 A JP2007181601 A JP 2007181601A JP 5157288 B2 JP5157288 B2 JP 5157288B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
tip
insertion port
safe
obex
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007181601A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009019380A (ja
Inventor
卓呂 高島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP2007181601A priority Critical patent/JP5157288B2/ja
Publication of JP2009019380A publication Critical patent/JP2009019380A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5157288B2 publication Critical patent/JP5157288B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Description

本発明は、金庫筐体の扉の閂(かんぬき)構造に関する。
従来、自動取引装置等の金庫筐体の扉には、該扉を施錠するための施錠構造の他に、該扉を開閉するためのレバーを操作することにより該扉をロックまたはロックを解除するロック装置が設けられている。前記ロック装置は、前記扉の裏側に先端部の幅を一定とした板状の閂を設けており、金庫筐体の扉の開閉部分に閂との嵌合部を設けている。さらに、前記閂はリンク部材を介して前記レバーと支持され、該レバーの操作により該閂が移動し、金庫筐体の差込口に嵌合または嵌合を解除して、扉をロックまたはロックを解除する構成となっている。(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−200890号公報
しかしながら、扉の裏側に閂構造を適用する場合、その効果が出るよう閂の嵌合部分の差込量が十分に必要であるため、筐体幅が限られている金庫筐体では該閂構造を適用出来ないという課題があった。また、前記閂の先端部の幅が一定であるため、外部からバール等でこじ開けようとして該閂が折れた曲がった場合、引っ掛かりがないため、折れ曲がった閂が該閂の差込口から抜けて扉のロックが解除されてしまうことがあった。
本発明は、前述の課題を解決するために次の構成を採用する。すなわち、本発明は、支点を中心に開閉可能な扉を有し、前記扉の裏側に表側からのレバー操作により扉の端部方向に移動可能な閂を設け、前記扉を閉めたときに前記端部に対向する位置に閂受けを設け、前記閂受けの差込口と前記閂を嵌合させて前記扉をロックする金庫筐体において、前記閂は、前記移動方向先端側に閂先端部を備え、該閂先端部より手前に該先端部よりも幅の狭い幅狭部を備え前記閂受けは、前記金庫筐体の側壁と平行に備え、前記閂受けの差込口は、前記先端部の幅に合わせた大きさの差込口幅広部と、前記幅狭部に合わせた大きさで該差込口幅広部よりも扉を閉めたときの扉の裏側方向に配置された差込口幅狭部とからなるようにした
本発明の自動取引装置によれば、以上のように構成したので、外部から金庫の扉をこじ開けようとしても閂が変形して差込口幅狭部に引っかかり、解放を確実に防止することができる。
また、本構造を採用することにより、閂の嵌合部分の差込量を短くすることができるので、金庫を小型にすることもできる。
以下、本発明に係わる実施の形態例を、図面を用いて説明する。図面に共通する要素には同一の符号を付す。
(構成)
図1は、自動取引装置内に設置されている金庫筐体の扉を開いた状態の概略斜視図である。自動取引装置19の内部は上部と下部とに2段構成となっており、カードや通帳等を取り扱うユニットは図示する上部に配置され、紙幣の収納等を行う金庫筐体5は下部に配置されている。
そして、自動取引装置19の後側に金庫筐体5の前面に設けられた開閉可能な扉2を具備している。なお、扉2は一方の側端部に取り付けられた図示しないヒンジ部材等の支点を中心に開閉可能となっている。
扉2の裏側には扉2をロックするための閂1が取り付けられている。閂1は一枚の板状であり、扉2の開閉側すなわち、閂受け3への差込方向先端部を幅広の形状とした閂先端部1aと、閂先端部1aの手前に閂先端部1より幅の狭い幅狭部1bを設けている。
また、閂1は水平方向に長穴形状のガイド孔9を2箇所設けており、扉2の閂1側には、ガイド孔9と同数の突形状の上下ガイド8を設けている。上下ガイド8はガイド孔9に挿入されており、後述するレバー7の矢印B方向の動きと連動して上下方向の動きを規制しながら、閂1が矢印A方向に移動する際に、上下ガイド8に沿ってガイド孔9も移動することとなる。さらに、閂1を挟み込むよう、閂1の表側と裏側に図示しない固定部材により固定された前後ガイド14a、bを設け、閂1の前後方向への移動を規制している。
扉2の表側には破線で示すレバー7が設けられており、レバー7には連結部材10を介して扉2の裏側にリンク部材6が支持され、連結部材10を軸にレバー7およびリンク部材6が稼動する。リンク部材6の先端部の閂1側にはピン11が設けられ、閂1に設けられた垂直方向で長孔形状の閂可動孔12に挿入されている。
閂可動孔12は横方向にピン11の直径とほぼ同一の幅を持たせ、ピン11と密接するように設けた孔であり、レバー7の矢印B方向の動きと連動して、ピン11が閂可動孔12の内側壁を押圧することにより、閂1が矢印A方向に移動するようになっている。
一方、閂受け3は金庫筐体5の内側壁の扉2の開閉部分に溶接等により設置されており、厚さ数ミリメートルの一枚の強固な板状となっている。また、閂受け3には差込口4が2箇所設けられており、閂1の閂先端部1aと嵌合して扉2をロックする構成になっている。なお、差込口4は、閂先端部1aの幅に合わせた開口部である差し込口幅広部4bと、幅狭部1bの幅に合わせた開口部である差し込口幅狭部4aを具備した左右対称の形状となっている。
(動作)
以上の構成により、実施例の扉の閂構造は以下のように動作する。本動作を図2ないし図6を用いて以下詳細に説明する。
まず、扉2のロック動作について説明する。図2は閂の動作を説明する正面図であり、図3は閂の動作を説明する側面図である。図2および図3に示すように、扉2の表側のレバー7を矢印Bb方向に動かすと、連結部材10により支持されているリンク部材6およびピン11が連動し、ピン11が閂可動孔12内を矢印Bb方向に移動することにより、閂1は差込方向である矢印Aa方向に移動する。
そして、閂1の閂先端部1aは差込口4の差込口幅広部4bの位置に差し込まれ、扉2はロック状態となる。このとき、正常なロック状態では閂1が差込口幅狭部4aへ移動することはない。
次に、ロック状態の扉2をバール13を用いて外側からこじ開けられた場合の動作について、図4および図5を用いて説明する。図4は金庫筐体の動作を説明する上面図であり、図5は閂の動作を説明する上面拡大図である。
図4に示すように、扉2と金庫筐体5の閂1側の隙間よりバール13を挿入して矢印C方向に力を加えると、扉2が矢印D方向に押圧される。すると、図5に示すように、扉2に設けられた閂1はバール13の押圧力により扉2とともに矢印D方向へ移動する。そして、差込口幅広部4bの端部を力点E、前後ガイド14aの端部を支点F、前後ガイド14bの端部を作用点Gとして閂1が変形する。
このとき、図6に示すように、閂1の幅狭部1bが移動して差込口4の差込口幅狭部4aに嵌り、閂先端部1aが引っかかるため、閂1が差込口4より抜けることがない。
なお、以上の実施例の説明では閂先端部1aおよび差込口4を2箇所として説明したが、2箇所以上設けるようにしても良い。また、閂先端部1aの形状を矩形として説明したが、扉がこじ開けられたときに閂先端部1aの1点(図6のa点)に応力が集中しないように、図7に示す閂先端部15aのような幅狭部15bに向かって斜めの形状や、図8に示す幅狭部16bのように閂先端部16aより手前を湾曲させた形状や、図9に示す幅狭部17bのように閂先端部17aより手前の片側のみを部分的に切欠いた形状としても良い。
また、閂を1枚の強固な板状として説明したが、閂の稼動機構はやや複雑になるが、複数の板としても良い。また、差込口幅狭部4a、差込口幅広部4bを備えた差込口4の形状を左右対称の形状として説明したが、図10に示すように差込口18の一部分を切欠き、差込口幅狭部18aおよび差込口幅広部18bを設けた形状としても良い。
(実施例の効果)
以上詳細に述べたように実施例の扉の閂構造によれば、バール等により扉がこじ開けられた場合でも、閂の幅狭部が開口部である差込口幅狭部に嵌り、閂受けへの差込方向先端部を幅広の形状とした閂先端部が差込口幅狭部に引っかかるように作用するので、確実に扉の解放を防ぐことができる。
以上述べたように、本発明は、自動取引装置や自動販売機等の現金を取り扱う装置や、コインロッカー等の現金、貴重品等を保管する装置等の安全な保管を要求される装置に広く用いることができる。
実施例の金庫の扉を開いた状態の概略斜視図である。 実施例の閂の動作を説明する正面図である。 実施例の閂の動作を説明する側面図である。 実施例の金庫筐体の動作を説明する上面図である。 実施例の閂の動作を説明する上面拡大図である。 実施例の閂の動作を説明する側面図である。 閂先端部の変形例を説明する図である。 閂先端部の変形例を説明する図である。 閂先端部の変形例を説明する図である。 差込口の変形例を説明する図である。
符号の説明
1 閂
1a 閂先端部
1b 幅狭部
2 扉
3 閂受け
4 差込口
4a 差込口幅狭部
4b 差込口幅広部
5 金庫筐体
6 リンク部材
7 レバー
8 上下ガイド
9 ガイド孔
10 連結部材
11 ピン
12 閂可動孔
14a、b 前後ガイド
19 自動取引装置

Claims (3)

  1. 支点を中心に開閉可能な扉を有し、前記扉の裏側に表側からのレバー操作により扉の端部方向に移動可能な閂を設け、前記扉を閉めたときに前記端部に対向する位置に閂受けを設け、前記閂受けの差込口と前記閂を嵌合させて前記扉をロックする金庫筐体において、
    前記閂は、前記移動方向先端側に閂先端部を備え、該閂先端部より手前に該先端部よりも幅の狭い幅狭部を備え
    前記閂受けは、前記金庫筐体の側壁と平行に備え、前記閂受けの差込口は、前記先端部の幅に合わせた大きさの差込口幅広部と、前記幅狭部に合わせた大きさで該差込口幅広部よりも扉を閉めたときの扉の裏側方向に配置された差込口幅狭部とからなることを特徴とする金庫筐体の閂構造。
  2. 前記閂先端部および差込口を複数設けたことを特徴とする請求項1記載の金庫筐体の閂構造。
  3. 請求項1および請求項2記載の金庫筐体の構造を有することを特徴とする自動取引装置。
JP2007181601A 2007-07-11 2007-07-11 金庫筐体の閂構造および自動取引装置 Expired - Fee Related JP5157288B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007181601A JP5157288B2 (ja) 2007-07-11 2007-07-11 金庫筐体の閂構造および自動取引装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007181601A JP5157288B2 (ja) 2007-07-11 2007-07-11 金庫筐体の閂構造および自動取引装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009019380A JP2009019380A (ja) 2009-01-29
JP5157288B2 true JP5157288B2 (ja) 2013-03-06

Family

ID=40359256

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007181601A Expired - Fee Related JP5157288B2 (ja) 2007-07-11 2007-07-11 金庫筐体の閂構造および自動取引装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5157288B2 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102061859A (zh) * 2010-12-22 2011-05-18 宁波驰球安防设备有限公司 一种用于保险箱柜门板锁定的旋转机构
CN102094557B (zh) * 2010-12-28 2013-08-07 宁波永发集团有限公司 保险箱的防撬门闩结构
CN102108819B (zh) * 2011-01-24 2013-09-04 王勇军 一种具有防撬门闩的打闩结构
JP5287958B2 (ja) * 2011-09-22 2013-09-11 沖電気工業株式会社 ロック装置及び収納装置
KR101248230B1 (ko) 2011-12-20 2013-03-27 주식회사 엘지씨엔에스 도어 잠금 장치 및 이를 구비한 보관 장치
KR101372371B1 (ko) * 2012-10-19 2014-03-25 주식회사 엘지씨엔에스 도어 잠금 장치 및 이를 구비한 보관 장치
DE102012024864B4 (de) 2011-12-20 2021-07-08 Atec Ap Co., Ltd. Türverriegelungsvorrichtung
CN102587787A (zh) * 2012-03-15 2012-07-18 四川省永亨实业有限责任公司 一种增强型防撬保险柜及其使用方法
KR101306901B1 (ko) * 2012-05-03 2013-09-10 노틸러스효성 주식회사 도어용 잠금장치

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04100773U (ja) * 1991-01-28 1992-08-31
JPH1046919A (ja) * 1996-05-14 1998-02-17 Ykk Architect Prod Kk ド ア
JP2001227243A (ja) * 2000-02-17 2001-08-24 Kongo Co Ltd 収納庫
JP2002276211A (ja) * 2001-03-13 2002-09-25 King Kogyo Kk ロック構造
JP4033673B2 (ja) * 2001-12-28 2008-01-16 株式会社アルファ 錠装置
JP4262618B2 (ja) * 2004-03-10 2009-05-13 文化シヤッター株式会社 開閉装置
JP2009509069A (ja) * 2005-09-22 2009-03-05 ロカウェイ ピーティーワイ.エルティーディー. 揺動及び摺動ドア用金庫構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009019380A (ja) 2009-01-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5157288B2 (ja) 金庫筐体の閂構造および自動取引装置
EP2458125B1 (en) Cash box provided with self-locking mechanism
JPS60244720A (ja) 紙葉類収納装置
EP2963625B1 (en) Medium processing apparatus
RU2596940C1 (ru) Устройство обработки носителей
KR102165828B1 (ko) 카세트 커버 잠금장치
KR101170559B1 (ko) 지폐회수박스 잠금장치
KR101114634B1 (ko) 카세트의 도어 잠금 장치
EP3509043B1 (en) Self-locking cash deposit equipment and cashbox thereof
JP6891924B2 (ja) 媒体処理装置
JP4899673B2 (ja) 紙幣識別装置
JP4540440B2 (ja) 自動販売機の防盗構造
JPS5913076B2 (ja) 現金箱の受入口閉鎖装置
JP4387209B2 (ja) 紙幣識別装置
CN221485939U (zh) 一种钞箱及现金循环处理设备
KR20140148139A (ko) 금융자동화기기의 카세트 잠금장치
JP2011058187A (ja) 扉ロック機構
JP2005056349A (ja) ドロワ装置
JP5217915B2 (ja) 紙幣識別装置
JP5228814B2 (ja) 紙幣識別装置
KR101072163B1 (ko) 매체카세트박스의 해제장치
JP2004068429A (ja) 扉ロック装置およびこれを用いた自動販売機
JP3558850B2 (ja) 引抜防止装置
KR200302436Y1 (ko) 지폐류 저장박스
KR102563412B1 (ko) 매체저장장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100218

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120116

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120124

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120322

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121113

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121126

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5157288

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151221

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees