JP2003122452A - 電子機器 - Google Patents
電子機器Info
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- JP2003122452A JP2003122452A JP2001319567A JP2001319567A JP2003122452A JP 2003122452 A JP2003122452 A JP 2003122452A JP 2001319567 A JP2001319567 A JP 2001319567A JP 2001319567 A JP2001319567 A JP 2001319567A JP 2003122452 A JP2003122452 A JP 2003122452A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 カード状記録媒体を利用する電子機器におい
て、電子機器を外部機器に装着する際に誤動作すること
なく円滑に行う。 【解決手段】 電子機器1は、半導体メモリカード2を
装着自在とし、装着した半導体メモリカード2の制御を
含む動作を制御するための操作ボタン17、21を有す
る本体10を備える構成であって、本体10は外部機器
3に対して着脱自在であり、外部機器3に装着した状態
において外部機器側コネクタと電気的に接続する接続端
子を少なくとも何れか一つの面に備え、この接続端子を
通して外部機器との間でデータを交換する構成とし、さ
らに、本体10は外部機器3に装着した状態において少
なくとも外部機器3から露出する面に操作ボタン21を
備える。
て、電子機器を外部機器に装着する際に誤動作すること
なく円滑に行う。 【解決手段】 電子機器1は、半導体メモリカード2を
装着自在とし、装着した半導体メモリカード2の制御を
含む動作を制御するための操作ボタン17、21を有す
る本体10を備える構成であって、本体10は外部機器
3に対して着脱自在であり、外部機器3に装着した状態
において外部機器側コネクタと電気的に接続する接続端
子を少なくとも何れか一つの面に備え、この接続端子を
通して外部機器との間でデータを交換する構成とし、さ
らに、本体10は外部機器3に装着した状態において少
なくとも外部機器3から露出する面に操作ボタン21を
備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器に関し、
半導体メモリカード等のカード状記録媒体を装着すると
共に外部機器に装着自在とする電子機器に関する。
半導体メモリカード等のカード状記録媒体を装着すると
共に外部機器に装着自在とする電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】記憶機能、表示機能、通信機能、データ
処理機能等の種々の機能を実現する電子機器が開発さ
れ、カード型の携帯性に富む機器も提案されている。こ
のカード型電子機器は、カード状の本体内にバッテリー
や各機能を実現する素子を実装すると共に、半導体メモ
リカード等のカード状記録媒体を装着自在とし、装着し
たカード状記録媒体に格納されたデータを用いて音楽の
再生や種々の情報の表示を行うことができる。
処理機能等の種々の機能を実現する電子機器が開発さ
れ、カード型の携帯性に富む機器も提案されている。こ
のカード型電子機器は、カード状の本体内にバッテリー
や各機能を実現する素子を実装すると共に、半導体メモ
リカード等のカード状記録媒体を装着自在とし、装着し
たカード状記録媒体に格納されたデータを用いて音楽の
再生や種々の情報の表示を行うことができる。
【0003】また、パソコン等の情報機器にアダプター
を介してあるいは直接にカード状記録媒体を接続し、情
報機器とカード状記録媒体との間でデータ交換を行うこ
とも知られている。
を介してあるいは直接にカード状記録媒体を接続し、情
報機器とカード状記録媒体との間でデータ交換を行うこ
とも知られている。
【0004】半導体メモリカード等のカード状記録媒体
の利用において、携帯型の電子機器やパソコン等の情報
機器の各機器で使用するだけでなく、記憶媒体を装着し
た電子機器を情報機器に装着することによって、記憶媒
体を各機器の間で入れ換えるといった操作を行うことな
く、携帯型電子機器と情報機器の両機器で協働して使用
し利便性を高めるものも提案されている。
の利用において、携帯型の電子機器やパソコン等の情報
機器の各機器で使用するだけでなく、記憶媒体を装着し
た電子機器を情報機器に装着することによって、記憶媒
体を各機器の間で入れ換えるといった操作を行うことな
く、携帯型電子機器と情報機器の両機器で協働して使用
し利便性を高めるものも提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】半導体メモリカード等
のカード状記録媒体を電子機器に装着した状態のままで
外部機器においても利用可能とするには、カード状記録
媒体の挿入及び取り出し操作と電子機器のボタン操作の
両操作を、電子機器を外部機器に装着した状態において
も行える必要がある。このためには、電子機器の操作ボ
タンとカード状記録媒体の挿入口を、電子機器を外部機
器に装着した状態において露出する端面に配置する必要
がある。
のカード状記録媒体を電子機器に装着した状態のままで
外部機器においても利用可能とするには、カード状記録
媒体の挿入及び取り出し操作と電子機器のボタン操作の
両操作を、電子機器を外部機器に装着した状態において
も行える必要がある。このためには、電子機器の操作ボ
タンとカード状記録媒体の挿入口を、電子機器を外部機
器に装着した状態において露出する端面に配置する必要
がある。
【0006】このような構成においては、操作ボタンと
挿入口に挿入されたカード状記録媒体とは同一の端面に
並んで配置されることになり、特に、小型化や薄型化が
求められる電子機器においては、操作ボタンとカード状
記録媒体は極めて接近した状態で配置されることにな
る。
挿入口に挿入されたカード状記録媒体とは同一の端面に
並んで配置されることになり、特に、小型化や薄型化が
求められる電子機器においては、操作ボタンとカード状
記録媒体は極めて接近した状態で配置されることにな
る。
【0007】このように操作ボタンとカード状記録媒体
が接近した配置では、操作ボタンの操作時においてカー
ド状記録媒体に誤って触れてしまい、電子機器の動作中
にカード状記録媒体が取り出される事態が生じるおそれ
がある。カード状記録媒体が操作中に取り出されると、
電子機器の動作が中断したり、データが消失するといっ
た問題が発生するおそれがある。
が接近した配置では、操作ボタンの操作時においてカー
ド状記録媒体に誤って触れてしまい、電子機器の動作中
にカード状記録媒体が取り出される事態が生じるおそれ
がある。カード状記録媒体が操作中に取り出されると、
電子機器の動作が中断したり、データが消失するといっ
た問題が発生するおそれがある。
【0008】また、電子機器を外部機器に装着する動作
においても、同様な問題が生じる。電子機器を外部機器
に装着するには、装着状態で露出する電子機器の端面を
押す必要があるが、この端面には前記したように操作ボ
タンやカード状記録媒体が接近して配置されているた
め、端面を押して電子機器を外部機器内に挿入する際
に、操作ボタンやカード状記録媒体に誤って触れ、誤操
作したりカード状記録媒体が取り出されるおそれがあ
る。また、動作中のモードを固定するためにホールドボ
タンを備える電子機器においては、電子機器を外部機器
に装着する際、このホールドボタンに誤って触れて誤動
作するおそれがある。
においても、同様な問題が生じる。電子機器を外部機器
に装着するには、装着状態で露出する電子機器の端面を
押す必要があるが、この端面には前記したように操作ボ
タンやカード状記録媒体が接近して配置されているた
め、端面を押して電子機器を外部機器内に挿入する際
に、操作ボタンやカード状記録媒体に誤って触れ、誤操
作したりカード状記録媒体が取り出されるおそれがあ
る。また、動作中のモードを固定するためにホールドボ
タンを備える電子機器においては、電子機器を外部機器
に装着する際、このホールドボタンに誤って触れて誤動
作するおそれがある。
【0009】さらに、電子機器を携帯するためにストラ
ップを取り付ける場合があるが、小型化や薄型化が求め
られ電子機器において、前記したように、端面に操作ボ
タンとカード状記録媒体が極めて接近した状態で配置さ
れる構成では、電子機器を外部機器に装着する際にスト
ラップが外部機器に当たり、装着動作に支障が生じるお
それがある。
ップを取り付ける場合があるが、小型化や薄型化が求め
られ電子機器において、前記したように、端面に操作ボ
タンとカード状記録媒体が極めて接近した状態で配置さ
れる構成では、電子機器を外部機器に装着する際にスト
ラップが外部機器に当たり、装着動作に支障が生じるお
それがある。
【0010】また、カード状記録媒体に記録される音楽
情報の音データ等をヘッドホンやイヤホンで再生させる
には、電子機器にヘッドホンやイヤホンを接続する必要
があるが、小型化や薄型化が求められ、かつ端面に操作
ボタンとカード状記録媒体が極めて接近した状態で配置
される構成では、通常使用されるコネクタを適用するこ
とは困難である。
情報の音データ等をヘッドホンやイヤホンで再生させる
には、電子機器にヘッドホンやイヤホンを接続する必要
があるが、小型化や薄型化が求められ、かつ端面に操作
ボタンとカード状記録媒体が極めて接近した状態で配置
される構成では、通常使用されるコネクタを適用するこ
とは困難である。
【0011】このように、カード状記録媒体を電子機器
に装着した状態のままで外部機器においても利用可能と
するには、操作ボタンとカード状記録媒体及びその挿入
口の配置の他、ホールドボタンやストラップや外部端子
用コネクタ等の配置において、電子機器を外部機器に装
着する際に生じる問題を解決する必要がある。そこで、
本発明は、従来の課題を解決して、カード状記録媒体を
利用する電子機器において、電子機器を外部機器に装着
する際に誤動作することなく円滑に行うことを目的とす
る。
に装着した状態のままで外部機器においても利用可能と
するには、操作ボタンとカード状記録媒体及びその挿入
口の配置の他、ホールドボタンやストラップや外部端子
用コネクタ等の配置において、電子機器を外部機器に装
着する際に生じる問題を解決する必要がある。そこで、
本発明は、従来の課題を解決して、カード状記録媒体を
利用する電子機器において、電子機器を外部機器に装着
する際に誤動作することなく円滑に行うことを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の電子機器は、半
導体メモリカード等のカード状記録媒体を装着自在と
し、装着したカード状記録媒体の制御を含む動作を制御
するための操作ボタンを有する本体を備える構成であっ
て、本体は外部機器に対して着脱自在であり、外部機器
に装着した状態において外部機器側コネクタと電気的に
接続する接続端子を少なくとも何れか一つの面に備え、
この接続端子を通して外部機器との間でデータを交換す
る構成を備える。この構成によって、電子機器はカード
状記録媒体を装着すると共に外部機器に装着し、電子機
器と外部機器はカード状記録媒体を電子機器に装着した
状態のままでカード状記録媒体を共用することができ
る。
導体メモリカード等のカード状記録媒体を装着自在と
し、装着したカード状記録媒体の制御を含む動作を制御
するための操作ボタンを有する本体を備える構成であっ
て、本体は外部機器に対して着脱自在であり、外部機器
に装着した状態において外部機器側コネクタと電気的に
接続する接続端子を少なくとも何れか一つの面に備え、
この接続端子を通して外部機器との間でデータを交換す
る構成を備える。この構成によって、電子機器はカード
状記録媒体を装着すると共に外部機器に装着し、電子機
器と外部機器はカード状記録媒体を電子機器に装着した
状態のままでカード状記録媒体を共用することができ
る。
【0013】本発明の電子機器は、上記構成に加えて、
カード状記録媒体を電子機器に装着した状態のままで外
部機器においても利用可能とする構成として、操作ボタ
ンにおける構成に係わる第1の態様、操作ボタンの機能
を保持するホールドボタンの構成に係わる第2の態様、
ジャックの構成に係わる第3の態様、ストラップの構成
に係わる第4の態様等の各構成の態様とすることができ
る。
カード状記録媒体を電子機器に装着した状態のままで外
部機器においても利用可能とする構成として、操作ボタ
ンにおける構成に係わる第1の態様、操作ボタンの機能
を保持するホールドボタンの構成に係わる第2の態様、
ジャックの構成に係わる第3の態様、ストラップの構成
に係わる第4の態様等の各構成の態様とすることができ
る。
【0014】本発明の電子機器の第1の態様は、外部機
器に対して着脱自在であり、本体の少なくとも何れか一
つの面に外部機器への装着状態において外部機器と電気
的に接続するための接続端子を備えると共に、本体の少
なくとも何れか一つの面に装着自在なカード状記録媒体
を挿抜する挿入口とカード状記録媒体の制御を含む動作
を制御するための少なくとも1個の操作ボタンと近接し
て備える構成とする。これによって、電子機器の本体を
外部機器に装着して使用する状態と電子機器を単独で使
用する状態の両利用状態において電子機器を操作するこ
とができる。
器に対して着脱自在であり、本体の少なくとも何れか一
つの面に外部機器への装着状態において外部機器と電気
的に接続するための接続端子を備えると共に、本体の少
なくとも何れか一つの面に装着自在なカード状記録媒体
を挿抜する挿入口とカード状記録媒体の制御を含む動作
を制御するための少なくとも1個の操作ボタンと近接し
て備える構成とする。これによって、電子機器の本体を
外部機器に装着して使用する状態と電子機器を単独で使
用する状態の両利用状態において電子機器を操作するこ
とができる。
【0015】また、この構成において、操作ボタンの頭
部先端が本体に装着したカード状記録媒体の頭部先端よ
り突出する構成とし、さらに、操作ボタンの押圧時にお
ける頭部先端位置が本体に装着したカード状記録媒体の
頭部先端より突出する構成とする。この構成によって、
本体の所持時や操作ボタンの操作時において、カード状
記録媒体を誤って押すことによる誤動作を防ぐことがで
きる。また、第1の態様は以下の各形態とすることがで
きる。
部先端が本体に装着したカード状記録媒体の頭部先端よ
り突出する構成とし、さらに、操作ボタンの押圧時にお
ける頭部先端位置が本体に装着したカード状記録媒体の
頭部先端より突出する構成とする。この構成によって、
本体の所持時や操作ボタンの操作時において、カード状
記録媒体を誤って押すことによる誤動作を防ぐことがで
きる。また、第1の態様は以下の各形態とすることがで
きる。
【0016】一つの形態によれば、操作ボタンが配設さ
れる面は凸部と凹部を有し、操作ボタンは凹部であっ
て、頭部先端が凸部より突出しない位置に設ける。この
構成によれば、頭部先端よりも本体の凸部に先に接触す
るため、操作ボタンを誤って押さ下げるといった誤操作
を防ぐことができる。
れる面は凸部と凹部を有し、操作ボタンは凹部であっ
て、頭部先端が凸部より突出しない位置に設ける。この
構成によれば、頭部先端よりも本体の凸部に先に接触す
るため、操作ボタンを誤って押さ下げるといった誤操作
を防ぐことができる。
【0017】また、カード状記録媒体の排出は、カード
状記録媒体を挿入口方向へ押し込む動作により行う構成
とすることができる。この構成では、操作ボタンの押し
下げ動作とカード状記録媒体の押し込む動作は同方向の
動作となるが、前記した操作ボタンの頭部先端をカード
状記録媒体の頭部先端より突出する構成とすることで、
常に、カード状記録媒体への接触を操作ボタンへの接触
よりも後とし、誤動作における重度がより高いカード状
記録媒体の排出動作に対する安全性を高めることができ
る。
状記録媒体を挿入口方向へ押し込む動作により行う構成
とすることができる。この構成では、操作ボタンの押し
下げ動作とカード状記録媒体の押し込む動作は同方向の
動作となるが、前記した操作ボタンの頭部先端をカード
状記録媒体の頭部先端より突出する構成とすることで、
常に、カード状記録媒体への接触を操作ボタンへの接触
よりも後とし、誤動作における重度がより高いカード状
記録媒体の排出動作に対する安全性を高めることができ
る。
【0018】また、挿入口の周囲の少なくとも一部が操
作ボタンが設けられた面より凹とし、また、操作ボタン
は、挿入口の短手方向であって、挿入口と重なるように
設ける構成とする。なお、挿入口はカード状記録媒体を
電子機器本体内に挿入する開口部であり、カード状記録
媒体の端面の幅方向及び厚み方向に対応した長手方向及
び短手方向を有している。したがって、本体の端面に
は、操作ボタンと挿入口の短手方向とが厚み方向に並べ
られた構成となる。なお、この挿入口の長手方向及び短
手方向は、電子機器本体の端面における幅方向及び厚み
方向と対応させることができる。これらの構成によっ
て、操作ボタンの良好な操作性を得ると共に、操作ボタ
ンの誤操作を防止することができる。
作ボタンが設けられた面より凹とし、また、操作ボタン
は、挿入口の短手方向であって、挿入口と重なるように
設ける構成とする。なお、挿入口はカード状記録媒体を
電子機器本体内に挿入する開口部であり、カード状記録
媒体の端面の幅方向及び厚み方向に対応した長手方向及
び短手方向を有している。したがって、本体の端面に
は、操作ボタンと挿入口の短手方向とが厚み方向に並べ
られた構成となる。なお、この挿入口の長手方向及び短
手方向は、電子機器本体の端面における幅方向及び厚み
方向と対応させることができる。これらの構成によっ
て、操作ボタンの良好な操作性を得ると共に、操作ボタ
ンの誤操作を防止することができる。
【0019】別の形態は、外部機器への装着動作時にお
いて、接続端子に先立って外部機器に電気的に接続し、
この電気的接続に基づいて操作ボタンの機能を制御する
端子を備える。この構成によって、操作ボタンが設けら
れる面を押すことによって電子機器の本体を外部機器に
装着する際に、操作ボタンを誤って操作したとしても、
端子が外部機器と電気的接続した時点で、操作ボタンの
機能を制御し、動作が途中で変更されることを防止す
る。なお、機能を制御する操作ボタンは、カード状記録
媒体と併設される操作ボタンに限らず、表示面等の他の
面に設けられる操作ボタンとすることもできる。また、
機能の制御は、操作ボタンが行う動作を無効とする制御
とすることができ、この制御によって操作ボタンが誤動
作した場合であっても電子機器の動作を不変とすること
ができる。
いて、接続端子に先立って外部機器に電気的に接続し、
この電気的接続に基づいて操作ボタンの機能を制御する
端子を備える。この構成によって、操作ボタンが設けら
れる面を押すことによって電子機器の本体を外部機器に
装着する際に、操作ボタンを誤って操作したとしても、
端子が外部機器と電気的接続した時点で、操作ボタンの
機能を制御し、動作が途中で変更されることを防止す
る。なお、機能を制御する操作ボタンは、カード状記録
媒体と併設される操作ボタンに限らず、表示面等の他の
面に設けられる操作ボタンとすることもできる。また、
機能の制御は、操作ボタンが行う動作を無効とする制御
とすることができ、この制御によって操作ボタンが誤動
作した場合であっても電子機器の動作を不変とすること
ができる。
【0020】上記形態の端子は、本体に設けた接地端子
あるいは専用の端子とすることができる。接地端子ある
いは専用の端子には、本体の外部機器への装着時におい
て端子の電位変化を検出し、この電位変化に基づいて操
作ボタンの動作変更を停止させ、接続端子と外部機器側
コネクタとの接触に基づいて操作ボタンの動作変更停止
を解除する。
あるいは専用の端子とすることができる。接地端子ある
いは専用の端子には、本体の外部機器への装着時におい
て端子の電位変化を検出し、この電位変化に基づいて操
作ボタンの動作変更を停止させ、接続端子と外部機器側
コネクタとの接触に基づいて操作ボタンの動作変更停止
を解除する。
【0021】また、同形態において、本体は、外部機器
への挿入方向と平行する面に、外部機器に接触して挿入
方向に平行に摺動するスライド部材を備え、スライド部
材に位置に基づいて操作ボタンの機能を制御する。本体
の外部機器への装着時において、スライド部材と外部機
器との摩擦接触によるスイッチ動作に基づいて、操作ボ
タンの動作変更を停止させ、接続端子と外部機器側コネ
クタとの接触に基づいて操作ボタンの動作変更停止を解
除する。また、同形態において、外部機器への装着を、
少なくとも操作ボタンが露出する状態で本体を外部機器
に挿入して行う。
への挿入方向と平行する面に、外部機器に接触して挿入
方向に平行に摺動するスライド部材を備え、スライド部
材に位置に基づいて操作ボタンの機能を制御する。本体
の外部機器への装着時において、スライド部材と外部機
器との摩擦接触によるスイッチ動作に基づいて、操作ボ
タンの動作変更を停止させ、接続端子と外部機器側コネ
クタとの接触に基づいて操作ボタンの動作変更停止を解
除する。また、同形態において、外部機器への装着を、
少なくとも操作ボタンが露出する状態で本体を外部機器
に挿入して行う。
【0022】他の形態では、本体は表示面を備え、この
表示面と同一面上に更に他の操作ボタンを設ける。この
構成によれば、本体は、表示面と同一面及び露出面に操
作ボタンを備えることができ、外部機器に装着した状態
においても操作が可能となる。
表示面と同一面上に更に他の操作ボタンを設ける。この
構成によれば、本体は、表示面と同一面及び露出面に操
作ボタンを備えることができ、外部機器に装着した状態
においても操作が可能となる。
【0023】さらに、本体は、回路基板と、表示面に表
示する表示装置とを備え、回路基板は表示装置と電気的
に接続されると共に他の操作ボタンによって作動する操
作ボタンスイッチを備える。回路基板に操作ボタンスイ
ッチを設けることによって、操作ボタンスイッチをフレ
キシブル基板上に一体に形成する構成よりも製作が容易
となり安価とすることができる。
示する表示装置とを備え、回路基板は表示装置と電気的
に接続されると共に他の操作ボタンによって作動する操
作ボタンスイッチを備える。回路基板に操作ボタンスイ
ッチを設けることによって、操作ボタンスイッチをフレ
キシブル基板上に一体に形成する構成よりも製作が容易
となり安価とすることができる。
【0024】この構成において、回路基板と前記表示装
置とを電気的に接続するフレキシブル基板に孔部を形成
し、この孔部を通して、その他の操作ボタンの少なくと
も一つ、又はその他の操作ボタンと連動する部材の少な
くとも一つが操作ボタンスイッチと機械的に当接させ、
その他の操作ボタンの押圧動作によって孔部を通して操
作ボタンスイッチを押圧する。この構成によって、回路
基板上に設けた操作ボタンスイッチを表示面側に設けた
操作ボタンによって作動させることができ、その他の操
作ボタン及び操作ボタンスイッチの配置に空間的な余裕
をもたせると共に、フレキシブル基板の湾曲の曲率の余
裕をもたせることによって、電子機器の幅方向及び厚み
方向の寸法を小さくすることができる。また、その他の
操作ボタンと連動する部材は、本体の一部で形成される
ことができる。
置とを電気的に接続するフレキシブル基板に孔部を形成
し、この孔部を通して、その他の操作ボタンの少なくと
も一つ、又はその他の操作ボタンと連動する部材の少な
くとも一つが操作ボタンスイッチと機械的に当接させ、
その他の操作ボタンの押圧動作によって孔部を通して操
作ボタンスイッチを押圧する。この構成によって、回路
基板上に設けた操作ボタンスイッチを表示面側に設けた
操作ボタンによって作動させることができ、その他の操
作ボタン及び操作ボタンスイッチの配置に空間的な余裕
をもたせると共に、フレキシブル基板の湾曲の曲率の余
裕をもたせることによって、電子機器の幅方向及び厚み
方向の寸法を小さくすることができる。また、その他の
操作ボタンと連動する部材は、本体の一部で形成される
ことができる。
【0025】また、表示装置は回路基板の上方に配置さ
れ、フレキシブル基板の一端は表示装置に接続し、フレ
キシブル基板の他端は湾曲して、表示装置の下方に配置
される回路基板の表示装置と対向しない側で接続し、孔
部は湾曲部と表示装置側端部との間に形成する。孔部は
湾曲部と表示装置側端部との間に形成することによっ
て、操作ボタンを表示面と本体の縁部との間に配置する
ことができる。
れ、フレキシブル基板の一端は表示装置に接続し、フレ
キシブル基板の他端は湾曲して、表示装置の下方に配置
される回路基板の表示装置と対向しない側で接続し、孔
部は湾曲部と表示装置側端部との間に形成する。孔部は
湾曲部と表示装置側端部との間に形成することによっ
て、操作ボタンを表示面と本体の縁部との間に配置する
ことができる。
【0026】上記の形態の他に、接続端子が設けられる
面と操作ボタンが設けられる少なくとも一つの面の両面
は、本体において互いに対向する両端面とする形態、本
体は外部機器に装着した状態において前記外部機器から
露出する面にカード状記録媒体を挿抜する挿入口を備
え、この挿入口の少なくとも一部は操作ボタンと本体の
厚み方向で重なる形態等の各形態とすることもできる。
上記した本発明の電子機器の第1の態様が備える操作ボ
タンの構成によって、電子機器を外部機器に装着する際
に誤動作することなく円滑に装着することができる。
面と操作ボタンが設けられる少なくとも一つの面の両面
は、本体において互いに対向する両端面とする形態、本
体は外部機器に装着した状態において前記外部機器から
露出する面にカード状記録媒体を挿抜する挿入口を備
え、この挿入口の少なくとも一部は操作ボタンと本体の
厚み方向で重なる形態等の各形態とすることもできる。
上記した本発明の電子機器の第1の態様が備える操作ボ
タンの構成によって、電子機器を外部機器に装着する際
に誤動作することなく円滑に装着することができる。
【0027】本発明の電子機器の第2の態様は、操作ボ
タンと表示装置と回路基板とを有する本体を備え、本体
は外部機器に対して着脱自在であり、本体は一方の面に
表示装置と操作ボタンとを備え、他方の面に動作状態を
維持するためのホールドボタンを備え、ホールドボタン
は本体の外部機器への挿抜方向に対して直交する面方向
にスライド自在である。
タンと表示装置と回路基板とを有する本体を備え、本体
は外部機器に対して着脱自在であり、本体は一方の面に
表示装置と操作ボタンとを備え、他方の面に動作状態を
維持するためのホールドボタンを備え、ホールドボタン
は本体の外部機器への挿抜方向に対して直交する面方向
にスライド自在である。
【0028】ホールドボタンは、本体の厚み方向におい
て表示装置と重ならない位置に配置する。また、本体は
上下カバーを有し、ホールドボタンは下カバーに配設さ
れる。下カバーと回路基板との間には、ホールドボタン
の操作による下カバーの変形を防ぐ補強部材を備える。
て表示装置と重ならない位置に配置する。また、本体は
上下カバーを有し、ホールドボタンは下カバーに配設さ
れる。下カバーと回路基板との間には、ホールドボタン
の操作による下カバーの変形を防ぐ補強部材を備える。
【0029】本発明が備える第2の態様のホールドボタ
ンの構成によって、電子機器の本体を外部機器に対して
着脱する際のホールドボタンが動作することを防止し、
電子機器を単独で使用する状態と電子機器の本体を外部
機器に装着して使用する状態との両利用状態間における
電子機器の利用モードが変化することを防いで、カード
状記録媒体の円滑な利用を可能とすることができる。
ンの構成によって、電子機器の本体を外部機器に対して
着脱する際のホールドボタンが動作することを防止し、
電子機器を単独で使用する状態と電子機器の本体を外部
機器に装着して使用する状態との両利用状態間における
電子機器の利用モードが変化することを防いで、カード
状記録媒体の円滑な利用を可能とすることができる。
【0030】本発明の電子機器の第3の態様は、回路基
板と、回路基板にプラグを接続するためのジャックと、
ジャックを回路基板に固定するためのジャック用カバー
とを備えた構成とし、ジャック用カバーは回路基板を切
り欠いて形成した開口に係合保持させることによってジ
ャックを回路基板に対して所定の高さ位置に間接的に固
定する。また、ジャック用カバーは接続片を備え、接続
片を本体が備えるカバーに内面で接触して接地を行う。
本発明が備える第3の態様のジャックの構成によって、
電子機器本体の厚みが増すことを抑制し、薄型が求める
外部機器内に電子機器の本体を挿入する形態での装着を
可能とすることができる。
板と、回路基板にプラグを接続するためのジャックと、
ジャックを回路基板に固定するためのジャック用カバー
とを備えた構成とし、ジャック用カバーは回路基板を切
り欠いて形成した開口に係合保持させることによってジ
ャックを回路基板に対して所定の高さ位置に間接的に固
定する。また、ジャック用カバーは接続片を備え、接続
片を本体が備えるカバーに内面で接触して接地を行う。
本発明が備える第3の態様のジャックの構成によって、
電子機器本体の厚みが増すことを抑制し、薄型が求める
外部機器内に電子機器の本体を挿入する形態での装着を
可能とすることができる。
【0031】本発明の電子機器の第4の態様は、外部機
器に対して挿抜動作によって着脱自在とする本体を備
え、本体は外部機器に装着された状態において外部機器
から露出する端部面にストラップを係止するための係止
部を備える。係止部は、端部面において本体の縁から間
隔を開けた位置にストラップを巻き付ける係止用柱状部
材を備える構成とする。また、係止部は本体の外部機器
への挿入方向に対して直交する係止用柱状部材を備え、
係止用柱状部材と本体の縁との間の端部面は間隙を有す
る構成とする。
器に対して挿抜動作によって着脱自在とする本体を備
え、本体は外部機器に装着された状態において外部機器
から露出する端部面にストラップを係止するための係止
部を備える。係止部は、端部面において本体の縁から間
隔を開けた位置にストラップを巻き付ける係止用柱状部
材を備える構成とする。また、係止部は本体の外部機器
への挿入方向に対して直交する係止用柱状部材を備え、
係止用柱状部材と本体の縁との間の端部面は間隙を有す
る構成とする。
【0032】ストラップは係止用柱状部材に巻き付ける
ことによって取り付けられ、係止部に係止される。係止
部に係止したストラップは、本体を外部機器に装着時に
おいて、外部機器の内面や縁部と接触によって係止用柱
状部材の回りで回動することによって外部機器との干渉
が回避され、本体を外部機器に円滑に装着することがで
きる。本発明が備える第4の態様のストラップの構成に
よって、電子機器の本体を外部機器に装着する際に本体
に取り付けたストラップが外部機器と干渉することを防
止し、電子機器の本体の外部機器内への円滑な装着を可
能とすることができる。
ことによって取り付けられ、係止部に係止される。係止
部に係止したストラップは、本体を外部機器に装着時に
おいて、外部機器の内面や縁部と接触によって係止用柱
状部材の回りで回動することによって外部機器との干渉
が回避され、本体を外部機器に円滑に装着することがで
きる。本発明が備える第4の態様のストラップの構成に
よって、電子機器の本体を外部機器に装着する際に本体
に取り付けたストラップが外部機器と干渉することを防
止し、電子機器の本体の外部機器内への円滑な装着を可
能とすることができる。
【0033】上記の各態様において、本体は内部に回路
基板及びバッテリーを備える。回路基板はバッテリーを
挟んで接続端子とフレキシブル基板によって電気的に接
続される。この接続において、フレキシブル基板は回路
基板と接続する側の端部を折り返し、回路基板に設けた
コネクタに対して接続端子と反対側から接続する。この
構成によってバッテリーと回路基板の配置間隔を狭める
ことができ、本体内の限られた空間内へにバッテリー及
び回路基板を効率よく配置することができる。また、本
発明が備える各態様において、本体はカード状の形状と
することができる。
基板及びバッテリーを備える。回路基板はバッテリーを
挟んで接続端子とフレキシブル基板によって電気的に接
続される。この接続において、フレキシブル基板は回路
基板と接続する側の端部を折り返し、回路基板に設けた
コネクタに対して接続端子と反対側から接続する。この
構成によってバッテリーと回路基板の配置間隔を狭める
ことができ、本体内の限られた空間内へにバッテリー及
び回路基板を効率よく配置することができる。また、本
発明が備える各態様において、本体はカード状の形状と
することができる。
【0034】さらに、本発明は上記した電子機器を装着
する外部機器を含む態様とすることができ、電子機器の
本体を装着自在とする凹部と、装着された凹部内に本体
の接続端子と電気的に接続するコネクタと、本体の少な
くとも一つの面の少なくとも一部を透視する窓部とを備
える。電子機器の本体を凹部に挿入し、凹部内に備える
コネクタ本体の接続端子と電気的に接続し、外部機器か
ら露出する端面の設けた操作ボタンを操作することによ
って、カード状記録媒体を電子機器と外部機器の両方で
利用可能とする。また、窓部を通して電子機器の表示面
を見ることができる。
する外部機器を含む態様とすることができ、電子機器の
本体を装着自在とする凹部と、装着された凹部内に本体
の接続端子と電気的に接続するコネクタと、本体の少な
くとも一つの面の少なくとも一部を透視する窓部とを備
える。電子機器の本体を凹部に挿入し、凹部内に備える
コネクタ本体の接続端子と電気的に接続し、外部機器か
ら露出する端面の設けた操作ボタンを操作することによ
って、カード状記録媒体を電子機器と外部機器の両方で
利用可能とする。また、窓部を通して電子機器の表示面
を見ることができる。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図を
参照しながら詳細に説明する。図1は本発明の電子機器
の概略を説明するための図である。図1は本発明の電子
機器1と半導体メモリカード2と外部機器3の関係を概
略的に示し、図1(a)は半導体メモリカード2を電子
機器1に装着する前の状態、及び電子機器1を外部機器
3に装着する前の状態を示している。なお、以下では、
カード状記録媒体として半導体メモリカードを例として
説明する。この半導体メモリカードとしてはフラッシュ
メモリやフラッシュEEPROMカードで構成すること
ができる、例えば、「SD CARD(株)東芝、松下
電器産業(株)、米国サンディスク社の共同開発」、
「Compact Flash(サンディスク社の登録
商標)」、「Small PC Card(松下電池工
業(株)、(社)日本電子工業振興協会、PCMCIA
が提唱)」、「Minituare Card(Min
ituare Card Implementers
Form、PCMCIAが提唱)」、「SmartMe
dia(登録商標)((株)東芝の登録商標)」、「M
MC(Multimedia Card Associ
ationが提唱)」、「メモリースティック(ソニー
(株)の商標)」等がある。
参照しながら詳細に説明する。図1は本発明の電子機器
の概略を説明するための図である。図1は本発明の電子
機器1と半導体メモリカード2と外部機器3の関係を概
略的に示し、図1(a)は半導体メモリカード2を電子
機器1に装着する前の状態、及び電子機器1を外部機器
3に装着する前の状態を示している。なお、以下では、
カード状記録媒体として半導体メモリカードを例として
説明する。この半導体メモリカードとしてはフラッシュ
メモリやフラッシュEEPROMカードで構成すること
ができる、例えば、「SD CARD(株)東芝、松下
電器産業(株)、米国サンディスク社の共同開発」、
「Compact Flash(サンディスク社の登録
商標)」、「Small PC Card(松下電池工
業(株)、(社)日本電子工業振興協会、PCMCIA
が提唱)」、「Minituare Card(Min
ituare Card Implementers
Form、PCMCIAが提唱)」、「SmartMe
dia(登録商標)((株)東芝の登録商標)」、「M
MC(Multimedia Card Associ
ationが提唱)」、「メモリースティック(ソニー
(株)の商標)」等がある。
【0036】図1において、電子機器1は本体10の一
方の端面に設けた開口内に半導体メモリカード2を挿入
自在とし、当該端面には第一操作ボタン21を備える。
また、本体10の第一操作ボタン21が設けられる端面
と反対側の端面には、外部機器側のコネクタと電気的に
接続する接続端子24を備える。
方の端面に設けた開口内に半導体メモリカード2を挿入
自在とし、当該端面には第一操作ボタン21を備える。
また、本体10の第一操作ボタン21が設けられる端面
と反対側の端面には、外部機器側のコネクタと電気的に
接続する接続端子24を備える。
【0037】一方、外部機器3は、本体10を挿入する
挿入口4、及び挿入口4に続く凹部を備え、凹部の奥部
には本体10の接続端子24と接続するコネクタが設け
られる。本体10は、外部機器3の凹部内に挿入される
と、半導体メモリカード2を挿抜する開口部及び第一操
作ボタン21が設けられた一端面のみが露出した状態と
なる。これによって、電子機器1を外部機器3に装着し
た状態のままで、第一操作ボタン21の操作や半導体メ
モリカード2の装着及び取り出しの操作を行うことがで
きる。
挿入口4、及び挿入口4に続く凹部を備え、凹部の奥部
には本体10の接続端子24と接続するコネクタが設け
られる。本体10は、外部機器3の凹部内に挿入される
と、半導体メモリカード2を挿抜する開口部及び第一操
作ボタン21が設けられた一端面のみが露出した状態と
なる。これによって、電子機器1を外部機器3に装着し
た状態のままで、第一操作ボタン21の操作や半導体メ
モリカード2の装着及び取り出しの操作を行うことがで
きる。
【0038】また、外部機器3の操作面には、挿入され
た電子機器の本体10の表示面12と対面する位置に窓
5を備える。図1(b)に示すように、電子機器1を外
部機器3に装着した状態のままで、窓5を通すことによ
って本体10の表示面12を見ることができる。
た電子機器の本体10の表示面12と対面する位置に窓
5を備える。図1(b)に示すように、電子機器1を外
部機器3に装着した状態のままで、窓5を通すことによ
って本体10の表示面12を見ることができる。
【0039】なお、半導体メモリカードに対するデータ
の書き込み及び読み出しは、本体10が備える操作ボタ
ン(第一操作ボタン21及び第二操作ボタン17(後述
する)の他、外部機器が備える入力手段を用いて行うこ
とができ、何れを優先するかを設定することもできる。
の書き込み及び読み出しは、本体10が備える操作ボタ
ン(第一操作ボタン21及び第二操作ボタン17(後述
する)の他、外部機器が備える入力手段を用いて行うこ
とができ、何れを優先するかを設定することもできる。
【0040】以下、図2を用いて電子機器の本体の外観
構成を説明し、図3を用いて電子機器が備える概略構成
を説明し、図4を用いて電子機器の本体の上面及び断面
構造を説明する。さらに、本発明の電子機器が備える各
構成について、図5,図6を用いて回路基板の構成を説
明し、図7〜図9、及び図10を用いて端面部分の構成
を説明し、図11,図12を用いてヘッド用カバーの構
成を説明し、さらに図13〜図16を用いて電子機器の
外部機器への挿入時の動作について説明する。はじめ
に、電子機器の本体の外観の構成について図2を用いて
説明する。図2(a)、(c)は本体の側面を示し、図
2(b)は本体の上面を示し、図2(d)は本体の下面
をそれぞれ示している。
構成を説明し、図3を用いて電子機器が備える概略構成
を説明し、図4を用いて電子機器の本体の上面及び断面
構造を説明する。さらに、本発明の電子機器が備える各
構成について、図5,図6を用いて回路基板の構成を説
明し、図7〜図9、及び図10を用いて端面部分の構成
を説明し、図11,図12を用いてヘッド用カバーの構
成を説明し、さらに図13〜図16を用いて電子機器の
外部機器への挿入時の動作について説明する。はじめ
に、電子機器の本体の外観の構成について図2を用いて
説明する。図2(a)、(c)は本体の側面を示し、図
2(b)は本体の上面を示し、図2(d)は本体の下面
をそれぞれ示している。
【0041】本体10は、それぞれ対向する上面11a
及び下面11b、側面11c及び11d、端面11e及
び11fの各面を備える。上面11aには、電子機器1
の動作制御を入力するための操作部12a、及び電子機
器1の動作状態や情報内容を表す表示部12bが設けら
れ(図2(b))、一方、下面11bには、電子機器1
の動作モードを保持するためのホールドボタン33、及
びリセットスイッチ用の孔51が設けられている。な
お、下面11b側からは、端面11e側に第一操作ボタ
ン21の一部及び装着された半導体メモリカード2の一
部が見えている(図2(d))。ホールドボタン33
は、本体10を外部機器3に対して挿入あるいは抜き取
る方向に対して直交する面方向にスライド自在とする。
この構成によって、本体10を外部機器3に対して挿抜
する際に、ホールドボタン33が外部機器3と接触して
動作モードが変更するという誤動作を防ぐことができ
る。
及び下面11b、側面11c及び11d、端面11e及
び11fの各面を備える。上面11aには、電子機器1
の動作制御を入力するための操作部12a、及び電子機
器1の動作状態や情報内容を表す表示部12bが設けら
れ(図2(b))、一方、下面11bには、電子機器1
の動作モードを保持するためのホールドボタン33、及
びリセットスイッチ用の孔51が設けられている。な
お、下面11b側からは、端面11e側に第一操作ボタ
ン21の一部及び装着された半導体メモリカード2の一
部が見えている(図2(d))。ホールドボタン33
は、本体10を外部機器3に対して挿入あるいは抜き取
る方向に対して直交する面方向にスライド自在とする。
この構成によって、本体10を外部機器3に対して挿抜
する際に、ホールドボタン33が外部機器3と接触して
動作モードが変更するという誤動作を防ぐことができ
る。
【0042】また、一方の側面11c(あるいは側面1
1d)には、ジャック18の開口部が開けられると共
に、接地端子34の電極部分が露出している。なお、接
地端子34は、後述するジャック用カバー19を介して
上カバー13と電気的に接続すると共に下カバー20と
電気的に接続することによって、電子機器のアースが形
成されている(図2(a))。
1d)には、ジャック18の開口部が開けられると共
に、接地端子34の電極部分が露出している。なお、接
地端子34は、後述するジャック用カバー19を介して
上カバー13と電気的に接続すると共に下カバー20と
電気的に接続することによって、電子機器のアースが形
成されている(図2(a))。
【0043】なお、ジャック18及び接地端子34は、
側面11c,11dの何れの側面に設けることも、ま
た、それぞれ異なる側面に設けることもできる。また、
両側面11c,11dの端面11f側には、外部機器に
挿入する際のガイドとなる溝11i,11jが形成され
ている。
側面11c,11dの何れの側面に設けることも、ま
た、それぞれ異なる側面に設けることもできる。また、
両側面11c,11dの端面11f側には、外部機器に
挿入する際のガイドとなる溝11i,11jが形成され
ている。
【0044】一方の端面11eには、第一操作ボタン2
1及び半導体メモリカード2を挿入するための挿入口
(図2では見えていない)が設けられ、他方の端面11
fには、外部機器側のコネクタと接続するための接続端
子(図2では見えていない)や充電用の電極が設けられ
ている。図3は電子機器を構成する各部分の斜視図であ
り、図4は電子機器の上面図及び断面図である。電子機
器1の本体10は、実装部品を内部に組み込む枠体14
と、この枠体14を上下方向からカバーする上カバー1
3及び下カバー20を備える。
1及び半導体メモリカード2を挿入するための挿入口
(図2では見えていない)が設けられ、他方の端面11
fには、外部機器側のコネクタと接続するための接続端
子(図2では見えていない)や充電用の電極が設けられ
ている。図3は電子機器を構成する各部分の斜視図であ
り、図4は電子機器の上面図及び断面図である。電子機
器1の本体10は、実装部品を内部に組み込む枠体14
と、この枠体14を上下方向からカバーする上カバー1
3及び下カバー20を備える。
【0045】枠体14は樹脂等で形成することができ、
内部に回路基板15、液晶表示装置16、第二操作ボタ
ン17、バッテリー23、接続端子24等の各実装部品
が組み込まれる。回路基板15には、回路素子(裏面側
に実装されているため図示していない)や配線パターン
(図示していない)の他、ジャック用カバー19を介し
て固定されるジャック18、第一操作ボタン21、操作
ボタン用スイッチ22、半導体メモリカードコネクタ2
9等の各実装部品が取り付けられる。
内部に回路基板15、液晶表示装置16、第二操作ボタ
ン17、バッテリー23、接続端子24等の各実装部品
が組み込まれる。回路基板15には、回路素子(裏面側
に実装されているため図示していない)や配線パターン
(図示していない)の他、ジャック用カバー19を介し
て固定されるジャック18、第一操作ボタン21、操作
ボタン用スイッチ22、半導体メモリカードコネクタ2
9等の各実装部品が取り付けられる。
【0046】第一操作ボタン21は、モード切換用ボタ
ン21aと制御用ボタン21bがあり、モード切換用ボ
タン21aは電子機器の動作モードを切換を行い、制御
用ボタン21bは各動作モードにおいて選択や調整を行
うものである。この第一操作ボタン21は、一端を本体
10の端面側から露出させて配置し、電子機器1を外部
機器に装着した状態でボタン制御を可能としている。な
お、制御用ボタン21bは、回転動作や押圧動作による
スイッチ素子等の任意のスイッチ素子を適用することが
できる。これによって、機能選択や音量調整等を制御部
に指示することができる。
ン21aと制御用ボタン21bがあり、モード切換用ボ
タン21aは電子機器の動作モードを切換を行い、制御
用ボタン21bは各動作モードにおいて選択や調整を行
うものである。この第一操作ボタン21は、一端を本体
10の端面側から露出させて配置し、電子機器1を外部
機器に装着した状態でボタン制御を可能としている。な
お、制御用ボタン21bは、回転動作や押圧動作による
スイッチ素子等の任意のスイッチ素子を適用することが
できる。これによって、機能選択や音量調整等を制御部
に指示することができる。
【0047】また、操作ボタン用スイッチ22は、上面
11aに設けられた操作部12aに対応して設けられ、
上カバー13に形成される開口部13bに設けられた第
二操作ボタン17によって駆動される。図3において、
半導体メモリカードコネクタ29は回路基板15の裏面
側に取り付けられ、半導体メモリカード2を挿入するた
めの挿入口(図示していない)を第一操作ボタン21が
設けられる端面11eと同じ側に向けて配置する。
11aに設けられた操作部12aに対応して設けられ、
上カバー13に形成される開口部13bに設けられた第
二操作ボタン17によって駆動される。図3において、
半導体メモリカードコネクタ29は回路基板15の裏面
側に取り付けられ、半導体メモリカード2を挿入するた
めの挿入口(図示していない)を第一操作ボタン21が
設けられる端面11eと同じ側に向けて配置する。
【0048】バッテリー23は、回路基板15と枠体1
4の端面11fとの間に配置され、端面11fに設けら
れる接続端子24が備える電極を介して外部から充電さ
れる。接続端子24は、バッテリー23を充電する電極
の他に外部機器との間でデータの授受を行う端子を備え
る。接続端子24と回路基板15との間の接続は、フレ
キシブル配線25を回路基板15に取り付けられたフレ
キシブル配線用コネクタ26に接続することによって行
う。接続端子24と回路基板15との間にはバッテリー
23が配置されているため、フレキシブル配線25はバ
ッテリーの上面を跨ぐようにしてフレキシブル配線用コ
ネクタ26に接続される。なお、回路基板25は、枠体
14に形成した係合部に一部を係合させたり、取り付け
ねじ52によって枠体14にねじ止めすることで取り付
けられる。
4の端面11fとの間に配置され、端面11fに設けら
れる接続端子24が備える電極を介して外部から充電さ
れる。接続端子24は、バッテリー23を充電する電極
の他に外部機器との間でデータの授受を行う端子を備え
る。接続端子24と回路基板15との間の接続は、フレ
キシブル配線25を回路基板15に取り付けられたフレ
キシブル配線用コネクタ26に接続することによって行
う。接続端子24と回路基板15との間にはバッテリー
23が配置されているため、フレキシブル配線25はバ
ッテリーの上面を跨ぐようにしてフレキシブル配線用コ
ネクタ26に接続される。なお、回路基板25は、枠体
14に形成した係合部に一部を係合させたり、取り付け
ねじ52によって枠体14にねじ止めすることで取り付
けられる。
【0049】実装部品を組み込んだ枠体14の両面には
上カバー13及び下カバー20が嵌め込み、あるいは取
り付けねじ53によって取り付けられ、これによって内
部が保護される。なお、枠体14には上カバー13を嵌
め込むための溝が形成され、また、下カバー20を取り
付ける取り付けねじ53は本体10の四隅や側辺の任意
の位置(例えば、ホールドボタン33の取り付け位置の
近傍)に取り付けることができる。
上カバー13及び下カバー20が嵌め込み、あるいは取
り付けねじ53によって取り付けられ、これによって内
部が保護される。なお、枠体14には上カバー13を嵌
め込むための溝が形成され、また、下カバー20を取り
付ける取り付けねじ53は本体10の四隅や側辺の任意
の位置(例えば、ホールドボタン33の取り付け位置の
近傍)に取り付けることができる。
【0050】上カバー13は、本体10の上面11aを
形成する部材であり、液晶表示装置16を観察するため
の開口部13aが開けられ、また、第二操作ボタン17
を露出させるための開口部13aが開けられている。一
方、下カバー20には、ホールドボタン33を取り付け
るための開口部が形成される他、下カバー20の変形を
防止するために補強部材54が取り付けられる。この補
強部材54は、下カバー20と回路基板15との間の間
隔を一定に保持する部材であり、下カバー20に力が加
わる頻度が高い位置(例えば、ホールドボタン33の近
傍位置)に取り付け、下カバー20に加えられた力を補
強部材54を介して回路基板15に伝えることによっ
て、下カバー20が変形することを防止する。また、ホ
ールドボタン33の近傍位置での下カバー20の変形を
防止することによって、ホールドボタン33の操作性を
保持することができる。また、下カバー20には、リセ
ットスイッチ(図示する回路基板の裏面側に設置されて
いるため示されていない)を駆動させるためのリセット
用孔51が設けられている。
形成する部材であり、液晶表示装置16を観察するため
の開口部13aが開けられ、また、第二操作ボタン17
を露出させるための開口部13aが開けられている。一
方、下カバー20には、ホールドボタン33を取り付け
るための開口部が形成される他、下カバー20の変形を
防止するために補強部材54が取り付けられる。この補
強部材54は、下カバー20と回路基板15との間の間
隔を一定に保持する部材であり、下カバー20に力が加
わる頻度が高い位置(例えば、ホールドボタン33の近
傍位置)に取り付け、下カバー20に加えられた力を補
強部材54を介して回路基板15に伝えることによっ
て、下カバー20が変形することを防止する。また、ホ
ールドボタン33の近傍位置での下カバー20の変形を
防止することによって、ホールドボタン33の操作性を
保持することができる。また、下カバー20には、リセ
ットスイッチ(図示する回路基板の裏面側に設置されて
いるため示されていない)を駆動させるためのリセット
用孔51が設けられている。
【0051】また、下カバー20の端面11e側の端部
は、カバーを形成する金属材を折り曲げることによっ
て、下カバー20に剛性を与えると共に、端部を接触し
た場合の安全性を高めている。また、下カバー20の内
側面(図3中の斜線部分)は絶縁シートであり、下カバ
ー20と内蔵する回路素子との短絡を防止している。
は、カバーを形成する金属材を折り曲げることによっ
て、下カバー20に剛性を与えると共に、端部を接触し
た場合の安全性を高めている。また、下カバー20の内
側面(図3中の斜線部分)は絶縁シートであり、下カバ
ー20と内蔵する回路素子との短絡を防止している。
【0052】図4(b)は、図4(a)に示す上面部分
のA−Aで示す位置の断面を示している。断面図におい
て、回路基板15を挟んで上カバー13側には液晶表示
装置16とジャック18及びジャック用カバー19、制
御用ボタン21bが設けられ、下カバー13側には半導
体メモリカードコネクタ29、ホールドボタン33及び
このホールドボタンで駆動されるスライドスイッチ32
が設けられる。半導体メモリカードコネクタ29は、端
面11e側に設けた挿入口4から半導体メモリカード2
を挿抜自在とし、回路基板15との間で電気的に接続
し、データの授受を行う。
のA−Aで示す位置の断面を示している。断面図におい
て、回路基板15を挟んで上カバー13側には液晶表示
装置16とジャック18及びジャック用カバー19、制
御用ボタン21bが設けられ、下カバー13側には半導
体メモリカードコネクタ29、ホールドボタン33及び
このホールドボタンで駆動されるスライドスイッチ32
が設けられる。半導体メモリカードコネクタ29は、端
面11e側に設けた挿入口4から半導体メモリカード2
を挿抜自在とし、回路基板15との間で電気的に接続
し、データの授受を行う。
【0053】また、他方の端面11f側には接続端子2
4が設けられる。接続端子24は接続端子用基板24a
を備え、フレキシブル配線25を介して回路基板15と
接続する。接続端子24と回路基板15との間には、バ
ッテリー23が配置される。次に、図5を用いて回路基
板の構成について説明する。図5(a)は上カバー側の
回路基板面を示し、図5(b)は下カバー側の回路基板
面を示し、図5(c)は端面11e側から見た回路基板
の端面部分を示している。
4が設けられる。接続端子24は接続端子用基板24a
を備え、フレキシブル配線25を介して回路基板15と
接続する。接続端子24と回路基板15との間には、バ
ッテリー23が配置される。次に、図5を用いて回路基
板の構成について説明する。図5(a)は上カバー側の
回路基板面を示し、図5(b)は下カバー側の回路基板
面を示し、図5(c)は端面11e側から見た回路基板
の端面部分を示している。
【0054】図5(a)において、回路基板15の一方
の面には、モード切換用ボタン21a及び制御用ボタン
21b等の第一操作ボタン21、ジャック18、操作ボ
タン用スイッチ22が取り付けられる他、図示しない回
路パターンが形成される。なお、第一操作ボタン21は
電子機器を外部機器に装着した状態において、操作部分
が本体の端面から露出するよう配置することによって、
電子機器を単独で操作する場合のみならず、外部機器の
装着した状態でも操作可能としている。また、操作ボタ
ン用スイッチ22は、本体の上面から操作によって駆動
するものである。第一操作ボタン21と操作ボタン用ス
イッチ22は同一の操作内容とすることも、あるいは異
なる操作内容とすることもできる。なお、第一操作ボタ
ン21はモード切換用ボタン21aや制御用ボタン21
bに限らず、電子機器を操作する他の任意のボタンとす
ることができる。
の面には、モード切換用ボタン21a及び制御用ボタン
21b等の第一操作ボタン21、ジャック18、操作ボ
タン用スイッチ22が取り付けられる他、図示しない回
路パターンが形成される。なお、第一操作ボタン21は
電子機器を外部機器に装着した状態において、操作部分
が本体の端面から露出するよう配置することによって、
電子機器を単独で操作する場合のみならず、外部機器の
装着した状態でも操作可能としている。また、操作ボタ
ン用スイッチ22は、本体の上面から操作によって駆動
するものである。第一操作ボタン21と操作ボタン用ス
イッチ22は同一の操作内容とすることも、あるいは異
なる操作内容とすることもできる。なお、第一操作ボタ
ン21はモード切換用ボタン21aや制御用ボタン21
bに限らず、電子機器を操作する他の任意のボタンとす
ることができる。
【0055】図5(b)において、回路基板15の他方
の面には、ジャック18を回路基板15に固定するため
のジャック用カバー19、接続端子からのフレキシブル
配線(共に図示していない)を接続するためのフレキシ
ブル配線用コネクタ26、バッテリーからの配線(共に
図示していない)を接続するためのバッテリーコネクタ
27、液晶表示装置と接続するためのフレキシブル基板
用コネクタ28、半導体メモリカードコネクタ29等の
各コネクタ、リセットスイッチ31、ホールドボタン
(図示していない)によって駆動されるスライドスイッ
チ32等の各スイッチ等の他、図示しない回路素子が取
り付けられる。なお、リセットスイッチ31はリセット
用孔51を通して下カバー20の外側から押すことによ
ってリセット操作を行うことができる。
の面には、ジャック18を回路基板15に固定するため
のジャック用カバー19、接続端子からのフレキシブル
配線(共に図示していない)を接続するためのフレキシ
ブル配線用コネクタ26、バッテリーからの配線(共に
図示していない)を接続するためのバッテリーコネクタ
27、液晶表示装置と接続するためのフレキシブル基板
用コネクタ28、半導体メモリカードコネクタ29等の
各コネクタ、リセットスイッチ31、ホールドボタン
(図示していない)によって駆動されるスライドスイッ
チ32等の各スイッチ等の他、図示しない回路素子が取
り付けられる。なお、リセットスイッチ31はリセット
用孔51を通して下カバー20の外側から押すことによ
ってリセット操作を行うことができる。
【0056】また、図5(c)において、回路基板15
の一方の端面11eには、モード切換用ボタン21a及
び制御用ボタン21b等の第一操作ボタン21の端部、
及び半導体メモリカードコネクタ29の挿入口4及びこ
の挿入口4に装着した半導体メモリカード2の端部が現
れる。上記回路基板の構成において、図6を用いてフレ
キシブル配線25の接続状態を説明する。なお、図6
(a)は本発明によるフレキシブル配線の接続方法を示
し、図6(b)は従来の接続方法を示している。
の一方の端面11eには、モード切換用ボタン21a及
び制御用ボタン21b等の第一操作ボタン21の端部、
及び半導体メモリカードコネクタ29の挿入口4及びこ
の挿入口4に装着した半導体メモリカード2の端部が現
れる。上記回路基板の構成において、図6を用いてフレ
キシブル配線25の接続状態を説明する。なお、図6
(a)は本発明によるフレキシブル配線の接続方法を示
し、図6(b)は従来の接続方法を示している。
【0057】図6(a)において、本発明においては、
フレキシブル配線用コネクタ26の挿入側を接続端子2
4と反対側に向けて回路基板15上に配置しておき、フ
レキシブル配線25をフレキシブル配線用コネクタ26
に接続する際に、フレキシブル配線25の端部を折り曲
げ、折り曲げた端部を端面11e側からフレキシブル配
線用コネクタ26に挿入して取り付ける。この取り付け
によって、バッテリー23と回路基板15との配置間隔
(図6(a)中のd)を縮め、電子機器のサイズを縮小
することができる。
フレキシブル配線用コネクタ26の挿入側を接続端子2
4と反対側に向けて回路基板15上に配置しておき、フ
レキシブル配線25をフレキシブル配線用コネクタ26
に接続する際に、フレキシブル配線25の端部を折り曲
げ、折り曲げた端部を端面11e側からフレキシブル配
線用コネクタ26に挿入して取り付ける。この取り付け
によって、バッテリー23と回路基板15との配置間隔
(図6(a)中のd)を縮め、電子機器のサイズを縮小
することができる。
【0058】図6(b)は、フレキシブル配線用コネク
タ26の挿入側を接続端子24に向けて回路基板15上
に配置しておき、フレキシブル配線25をフレキシブル
配線用コネクタ26に接続する際に、フレキシブル配線
25の端部を折り曲げることなくそのままフレキシブル
配線用コネクタ26に挿入して取り付ける状態を示して
いる。この取り付け状態によれば、接続端子24と回路
基板15との間にバッテリー23が存在するため、バッ
テリー23の高さとフレキシブル配線用コネクタ26の
挿入端との高さの関係から、フレキシブル配線25を湾
曲させて高さを合わせる必要があるため、バッテリー2
3と回路基板15との配置間隔(図6(b)中のD)を
広くとる必要がある。そのため、電子機器のサイズが大
きくなるという問題が生じることになる。
タ26の挿入側を接続端子24に向けて回路基板15上
に配置しておき、フレキシブル配線25をフレキシブル
配線用コネクタ26に接続する際に、フレキシブル配線
25の端部を折り曲げることなくそのままフレキシブル
配線用コネクタ26に挿入して取り付ける状態を示して
いる。この取り付け状態によれば、接続端子24と回路
基板15との間にバッテリー23が存在するため、バッ
テリー23の高さとフレキシブル配線用コネクタ26の
挿入端との高さの関係から、フレキシブル配線25を湾
曲させて高さを合わせる必要があるため、バッテリー2
3と回路基板15との配置間隔(図6(b)中のD)を
広くとる必要がある。そのため、電子機器のサイズが大
きくなるという問題が生じることになる。
【0059】したがって、図6(a)に示すように、フ
レキシブル配線用コネクタ26の挿入側を接続端子24
と反対側に向けて回路基板15上に配置し、フレキシブ
ル配線25の端部を折り曲げてフレキシブル配線用コネ
クタ26に取り付けることによって、バッテリー23と
回路基板15との配置間隔を縮めることができる。
レキシブル配線用コネクタ26の挿入側を接続端子24
と反対側に向けて回路基板15上に配置し、フレキシブ
ル配線25の端部を折り曲げてフレキシブル配線用コネ
クタ26に取り付けることによって、バッテリー23と
回路基板15との配置間隔を縮めることができる。
【0060】なお、回路基板15上に設置したフレキシ
ブル基板用コネクタ28には、液晶表示装置16等との
間を接続するフレキシブル基板30の端子が接続され
る。図6、図7において、フレキシブル基板30は回路
基板15の縁部分で折り曲げられ、回路基板15の裏面
側(図6では見えない)において液晶表示装置16と接
続している。
ブル基板用コネクタ28には、液晶表示装置16等との
間を接続するフレキシブル基板30の端子が接続され
る。図6、図7において、フレキシブル基板30は回路
基板15の縁部分で折り曲げられ、回路基板15の裏面
側(図6では見えない)において液晶表示装置16と接
続している。
【0061】図7はフレキシブル基板30の構成例を示
している。フレキシブル基板30の一端は回路基板15
上に設けたフレキシブル基板用コネクタ28に挿入して
接続され、フレキシブル基板30の他端は液晶表示装置
16の回路パターンと接続した形成されている。フレキ
シブル基板30が備える回路パラメータは信号用パラメ
ータと電源用パラメータを有している。図7に示すフレ
キシブル基板30では、信号用パラメータを細い実線で
示し、電源用パラメータを太い実線で示している。
している。フレキシブル基板30の一端は回路基板15
上に設けたフレキシブル基板用コネクタ28に挿入して
接続され、フレキシブル基板30の他端は液晶表示装置
16の回路パターンと接続した形成されている。フレキ
シブル基板30が備える回路パラメータは信号用パラメ
ータと電源用パラメータを有している。図7に示すフレ
キシブル基板30では、信号用パラメータを細い実線で
示し、電源用パラメータを太い実線で示している。
【0062】また、フレキシブル基板30には孔部30
a1,30a2,30a2が形成され。孔部30a1
は、本体10の内側に突出して形成された位置決めピン
8を通す孔であり、孔部30a2,30a2は、第二操
作ボタン17の本体10の内側に突出して形成され、回
路基板15側に設けた操作ボタン用スイッチ22を押圧
する突出部17a2,突出部17a3を通す孔である。
図7中の一点鎖線は、位置決めピン8が孔部30a1を
通ること、及び突出部17a2,突出部17a3が孔部
30a2,30a2を通ることを示している。
a1,30a2,30a2が形成され。孔部30a1
は、本体10の内側に突出して形成された位置決めピン
8を通す孔であり、孔部30a2,30a2は、第二操
作ボタン17の本体10の内側に突出して形成され、回
路基板15側に設けた操作ボタン用スイッチ22を押圧
する突出部17a2,突出部17a3を通す孔である。
図7中の一点鎖線は、位置決めピン8が孔部30a1を
通ること、及び突出部17a2,突出部17a3が孔部
30a2,30a2を通ることを示している。
【0063】なお、操作ボタン17の突出部は17a
2,17a3の他に17a1,17a4を備えている
が、図7に示す構成では、突出部17a1,17a4
は、回路基板30を避けた位置を通って、回路基板15
上に設けた操作ボタンスイッチ(図7には示していな
い)と接触するため、フレキシブル基板30には突出部
17a1,17a4を通す孔部が形成されていない。な
お、フレキシブル基板30に形成される突出部は、回路
パラメータと操作ボタンとの位置関係によって任意に設
計して設けることができる。また、フレキシブル基板3
0には、孔部30a1,30a2,30a2の他に、本
体や回路基板の突出部分がフレキシブル基板30と当た
る位置に孔部を形成し、干渉を避けることができる。
2,17a3の他に17a1,17a4を備えている
が、図7に示す構成では、突出部17a1,17a4
は、回路基板30を避けた位置を通って、回路基板15
上に設けた操作ボタンスイッチ(図7には示していな
い)と接触するため、フレキシブル基板30には突出部
17a1,17a4を通す孔部が形成されていない。な
お、フレキシブル基板30に形成される突出部は、回路
パラメータと操作ボタンとの位置関係によって任意に設
計して設けることができる。また、フレキシブル基板3
0には、孔部30a1,30a2,30a2の他に、本
体や回路基板の突出部分がフレキシブル基板30と当た
る位置に孔部を形成し、干渉を避けることができる。
【0064】従来においても、表示装置と回路基板はフ
レキシブル基板によって電気的に接続している。このフ
レキシブル基板は、通常表示装置の長手側端辺に配置さ
れている。複数の操作ボタンを配置する場合に、フレキ
シブル基板を避けた場所に操作ボタンを配置することが
通常の配置構造であるが、このようにフレキシブル基板
を避けて操作ボタンを配置すると電子機器の幅側(表示
装置の短手側端辺)に操作ボタンが配置されることにな
り、電子機器のサイズが大きくなってしまうという問題
がある。
レキシブル基板によって電気的に接続している。このフ
レキシブル基板は、通常表示装置の長手側端辺に配置さ
れている。複数の操作ボタンを配置する場合に、フレキ
シブル基板を避けた場所に操作ボタンを配置することが
通常の配置構造であるが、このようにフレキシブル基板
を避けて操作ボタンを配置すると電子機器の幅側(表示
装置の短手側端辺)に操作ボタンが配置されることにな
り、電子機器のサイズが大きくなってしまうという問題
がある。
【0065】そこで、操作ボタンをフレキシブル基板上
に設けると共に、このフレキシブル基板によって表示装
置と回路基板とを接続する構成も提案されている。しか
しながら、このような構成では、操作ボタンをフレキシ
ブル基板上に形成するという特殊な構成であるため、製
作コストが高くつくという問題があり、また、操作機能
の増加に伴って増える操作ボタンを電子機器の幅方向に
配置すると、電子機器の幅寸法が大きくなるという問題
がある。これらの問題を解決するために、操作ボタンを
表示装置の長手方向に沿って一列配列する配置が考えら
れるが、電子機器の幅寸法は出来るだけ小さいことが求
められているため、この狭い幅内に配置する必要があ
る。
に設けると共に、このフレキシブル基板によって表示装
置と回路基板とを接続する構成も提案されている。しか
しながら、このような構成では、操作ボタンをフレキシ
ブル基板上に形成するという特殊な構成であるため、製
作コストが高くつくという問題があり、また、操作機能
の増加に伴って増える操作ボタンを電子機器の幅方向に
配置すると、電子機器の幅寸法が大きくなるという問題
がある。これらの問題を解決するために、操作ボタンを
表示装置の長手方向に沿って一列配列する配置が考えら
れるが、電子機器の幅寸法は出来るだけ小さいことが求
められているため、この狭い幅内に配置する必要があ
る。
【0066】一方、フレキシブル基板上に操作ボタンス
イッチを設けることによるコスト上昇を避けるために、
操作ボタンスイッチを回路基板に設ける構成とすると、
表示装置と回路基板との間のわずかな隙間にフレキシブ
ル基板を配置する必要があるが、フレキシブル基板の湾
曲部分の曲率を小さくすることができないため、表示装
置と回路基板との間隔が大きくなり、電子機器の厚みが
増すという問題がある。
イッチを設けることによるコスト上昇を避けるために、
操作ボタンスイッチを回路基板に設ける構成とすると、
表示装置と回路基板との間のわずかな隙間にフレキシブ
ル基板を配置する必要があるが、フレキシブル基板の湾
曲部分の曲率を小さくすることができないため、表示装
置と回路基板との間隔が大きくなり、電子機器の厚みが
増すという問題がある。
【0067】また、フレキシブル基板を表示装置に対し
て操作ボタンの配置位置と反対側に配置する構成も考え
られるが、やはり、フレキシブル基板の湾曲部分の曲率
を小さくすることができないため、電子機器の幅方向に
スペースを必要とするため、電子機器の幅寸法が増すと
いう問題がある。
て操作ボタンの配置位置と反対側に配置する構成も考え
られるが、やはり、フレキシブル基板の湾曲部分の曲率
を小さくすることができないため、電子機器の幅方向に
スペースを必要とするため、電子機器の幅寸法が増すと
いう問題がある。
【0068】これに対して、回路基板側に操作ボタンス
イッチを設け、表示面側に操作ボタンを設ける構成と
し、さらに、回路基板と表示装置と電気的に接続するフ
レキシブル基板の孔部を設け、この孔部を通して操作ボ
タンの動作を操作ボタンスイッチに伝える構成とするこ
とによって、電子機器の幅方向の寸法、及び電子機器の
厚み方向の寸法を広げることなく操作ボタンを設けるこ
とができる。
イッチを設け、表示面側に操作ボタンを設ける構成と
し、さらに、回路基板と表示装置と電気的に接続するフ
レキシブル基板の孔部を設け、この孔部を通して操作ボ
タンの動作を操作ボタンスイッチに伝える構成とするこ
とによって、電子機器の幅方向の寸法、及び電子機器の
厚み方向の寸法を広げることなく操作ボタンを設けるこ
とができる。
【0069】次に、図8〜図10を用いて端面11e側
の構成を説明する。図8(a)は本体10の一方の端面
11eを上面11aから見た図であり、図8(b)は同
じく端面11eを下面11bから見た図である。
の構成を説明する。図8(a)は本体10の一方の端面
11eを上面11aから見た図であり、図8(b)は同
じく端面11eを下面11bから見た図である。
【0070】外部機器に装着した状態において前記外部
機器から露出する端面11eは、図8に示すように、端
部面11gとこの端部面11gよりも内側へ凹む凹部面
11hとによって段差を形成している。
機器から露出する端面11eは、図8に示すように、端
部面11gとこの端部面11gよりも内側へ凹む凹部面
11hとによって段差を形成している。
【0071】凹部面11hには、第一操作ボタン21
(モード切換ボタン21a,制御用ボタン21b)がそ
の一部を露出させて設け、電子機器を外部機器に装着し
た状態で第一操作ボタン21が操作できるように構成し
ている。また、図8(b)に見るように、装着された半
導体メモリカード2の端部は、第一操作ボタン21の露
出端よりも本体側となるように半導体メモリカードコネ
クタ29を設置する。この構成によって、第一操作ボタ
ン21の操作時に、装着した半導体メモリカード2に誤
って触れることによる誤動作を防ぐことができる。
(モード切換ボタン21a,制御用ボタン21b)がそ
の一部を露出させて設け、電子機器を外部機器に装着し
た状態で第一操作ボタン21が操作できるように構成し
ている。また、図8(b)に見るように、装着された半
導体メモリカード2の端部は、第一操作ボタン21の露
出端よりも本体側となるように半導体メモリカードコネ
クタ29を設置する。この構成によって、第一操作ボタ
ン21の操作時に、装着した半導体メモリカード2に誤
って触れることによる誤動作を防ぐことができる。
【0072】半導体メモリカード2を半導体メモリカー
ドコネクタ29に装着あるいは抜き取る動作は、半導体
メモリカード2の端部を半導体メモリカードコネクタ2
9に対して押し込むことで行うことができる。なお、半
導体メモリカード2を半導体メモリカードコネクタ29
から抜き取るには、半導体メモリカード2を一たん半導
体メモリカードコネクタ29に押し込むことによって、
半導体メモリカード2と導体メモリカードコネクタ29
との係合を外す操作を行う。
ドコネクタ29に装着あるいは抜き取る動作は、半導体
メモリカード2の端部を半導体メモリカードコネクタ2
9に対して押し込むことで行うことができる。なお、半
導体メモリカード2を半導体メモリカードコネクタ29
から抜き取るには、半導体メモリカード2を一たん半導
体メモリカードコネクタ29に押し込むことによって、
半導体メモリカード2と導体メモリカードコネクタ29
との係合を外す操作を行う。
【0073】そのため、半導体メモリカード2の端部と
第一操作ボタン21の端部が同じレベル、あるいは半導
体メモリカード2の端部が第一操作ボタン21の端部よ
りも突出している場合には、第一操作ボタン21の操作
時に半導体メモリカード2の端部を誤って押し、半導体
メモリカード2が取り出されるという誤動作が発生する
おそれがある。本発明の構成によれば、このような誤動
作を未然に防ぐことができる。
第一操作ボタン21の端部が同じレベル、あるいは半導
体メモリカード2の端部が第一操作ボタン21の端部よ
りも突出している場合には、第一操作ボタン21の操作
時に半導体メモリカード2の端部を誤って押し、半導体
メモリカード2が取り出されるという誤動作が発生する
おそれがある。本発明の構成によれば、このような誤動
作を未然に防ぐことができる。
【0074】また、図8(b)に示すように、下面11
bの端部に切り込みを設け、装着した半導体メモリカー
ド2の面の一部を露出させる構成とすることによって、
半導体メモリカード2が電子機器1に装着されているこ
とを外側から目視で確認することができる。図9は本体
の一方の端面を説明する図であり、図9(a),(b)
〜(d)は端面11eを正面から見た図、及び斜視図を
示している。本体10の一方の端面11eは、側面11
c,11d側の端部面11gに挟まれた凹部面11hを
備える。
bの端部に切り込みを設け、装着した半導体メモリカー
ド2の面の一部を露出させる構成とすることによって、
半導体メモリカード2が電子機器1に装着されているこ
とを外側から目視で確認することができる。図9は本体
の一方の端面を説明する図であり、図9(a),(b)
〜(d)は端面11eを正面から見た図、及び斜視図を
示している。本体10の一方の端面11eは、側面11
c,11d側の端部面11gに挟まれた凹部面11hを
備える。
【0075】凹部面11hには第一操作ボタン21(モ
ード切換ボタン21a,制御用ボタン21b)をその一
部を露出させて備えると共に、半導体メモリカード2を
挿入する挿入口4を備える。第一操作ボタン21と挿入
口4とは、本体10の厚み方向に重ねた状態で配置さ
れ、装着された半導体メモリカード2は第一操作ボタン
21と本体10の厚み方向に重なる位置関係となる。
ード切換ボタン21a,制御用ボタン21b)をその一
部を露出させて備えると共に、半導体メモリカード2を
挿入する挿入口4を備える。第一操作ボタン21と挿入
口4とは、本体10の厚み方向に重ねた状態で配置さ
れ、装着された半導体メモリカード2は第一操作ボタン
21と本体10の厚み方向に重なる位置関係となる。
【0076】また、端面11eに形成される端部面11
gの一方あるいは両方には、電子機器を携帯するストラ
ップ41を取り付けるための係止部40が形成される。
なお、図9は端面11eの一方に端部面11gを形成す
る例を示している。係止部40は、ストラップ41を巻
き付けるための係止用柱状部材40a、凹部40b、及
び穴部40cを備える。ストラップを巻き付ける係止用
柱状部材40aは、端面11eにおいて本体10の縁か
ら間隔を開けた位置に設ける。
gの一方あるいは両方には、電子機器を携帯するストラ
ップ41を取り付けるための係止部40が形成される。
なお、図9は端面11eの一方に端部面11gを形成す
る例を示している。係止部40は、ストラップ41を巻
き付けるための係止用柱状部材40a、凹部40b、及
び穴部40cを備える。ストラップを巻き付ける係止用
柱状部材40aは、端面11eにおいて本体10の縁か
ら間隔を開けた位置に設ける。
【0077】図9に示す例では、係止用柱状部材40a
は、本体10との間に穴部40cを有すると共に、本体
を外部機器に挿入する挿入方向に対して直交する位置に
形成する。ストラップ41は、輪41aの一端を穴部4
0cを通して係止用柱状部材40aの回りに巻き付け、
該輪41aの中にストラップ41の他端を通すことによ
って取り付けられる(図9(b),(c))。
は、本体10との間に穴部40cを有すると共に、本体
を外部機器に挿入する挿入方向に対して直交する位置に
形成する。ストラップ41は、輪41aの一端を穴部4
0cを通して係止用柱状部材40aの回りに巻き付け、
該輪41aの中にストラップ41の他端を通すことによ
って取り付けられる(図9(b),(c))。
【0078】また、凹部40bは係止用柱状部材40a
と本体10の縁(図9では側面11dの縁部分)との間
に間隙を形成する。この凹部40bは、本体10を外部
機器に装着した際に、巻き付けられたストラップ41が
外部機器と干渉しないようにするための構成である。係
止用柱状部材40aに巻き付けられたストラップ41は
凹部40b内に収納される。これによって、電子機器を
装着する際に、ストラップ41と外部機器との接触を避
けることができる。また、ストラップ41の一部が外部
機器との接触した場合であっても、ストラップ41は係
止用柱状部材40aの回りで回動するため(図9
(d))、電子機器の装着に支障が生じることはない。
と本体10の縁(図9では側面11dの縁部分)との間
に間隙を形成する。この凹部40bは、本体10を外部
機器に装着した際に、巻き付けられたストラップ41が
外部機器と干渉しないようにするための構成である。係
止用柱状部材40aに巻き付けられたストラップ41は
凹部40b内に収納される。これによって、電子機器を
装着する際に、ストラップ41と外部機器との接触を避
けることができる。また、ストラップ41の一部が外部
機器との接触した場合であっても、ストラップ41は係
止用柱状部材40aの回りで回動するため(図9
(d))、電子機器の装着に支障が生じることはない。
【0079】図10は係止部の他の構成例を示してい
る。なお、ここでは、係止部40以外の構成は前記図9
と同様であるため、共通する構成部分の説明は省略す
る。図10に示す例では、係止用柱状部材40aは、図
9に示す例と同様に、本体10との間に穴部40cを有
すると共に、本体を外部機器に挿入する挿入方向に対し
て直交する位置に形成する。図10に示す係止用柱状部
材40aは、図9に示す係止用柱状部材40aとは90
度ずらした配置としている。ストラップ41は、図9に
示す例と同様に、輪41aの一端を穴部40cを通して
係止用柱状部材40aの回りに巻き付け、該輪41aの
中にストラップ41の他端を通すことによって取り付け
られる(図10(b),(c))。
る。なお、ここでは、係止部40以外の構成は前記図9
と同様であるため、共通する構成部分の説明は省略す
る。図10に示す例では、係止用柱状部材40aは、図
9に示す例と同様に、本体10との間に穴部40cを有
すると共に、本体を外部機器に挿入する挿入方向に対し
て直交する位置に形成する。図10に示す係止用柱状部
材40aは、図9に示す係止用柱状部材40aとは90
度ずらした配置としている。ストラップ41は、図9に
示す例と同様に、輪41aの一端を穴部40cを通して
係止用柱状部材40aの回りに巻き付け、該輪41aの
中にストラップ41の他端を通すことによって取り付け
られる(図10(b),(c))。
【0080】また、凹部40bは係止用柱状部材40a
と本体10の縁(図10では上面11a,下面11bの
縁部分)との間に間隙を形成する。この凹部40bは、
本体10を外部機器に装着した際に、巻き付けられたス
トラップ41が外部機器と干渉しないようにするための
構成である。係止用柱状部材40aに巻き付けられたス
トラップ41は凹部40b内に収納され、電子機器を装
着する際に、ストラップ41と外部機器との接触を避け
ることができる。また、ストラップ41の一部が外部機
器との接触した場合であっても、ストラップ41は係止
用柱状部材40aの回りで回動するため(図10
(d))、電子機器の装着に支障が生じることはない。
次に、図11を用いて端面11f側の構成を説明する。
図11は本体の他方の端面を説明する図であり、図11
(a),(b)は端面11fを正面から見た図、及び斜
視図を示している。
と本体10の縁(図10では上面11a,下面11bの
縁部分)との間に間隙を形成する。この凹部40bは、
本体10を外部機器に装着した際に、巻き付けられたス
トラップ41が外部機器と干渉しないようにするための
構成である。係止用柱状部材40aに巻き付けられたス
トラップ41は凹部40b内に収納され、電子機器を装
着する際に、ストラップ41と外部機器との接触を避け
ることができる。また、ストラップ41の一部が外部機
器との接触した場合であっても、ストラップ41は係止
用柱状部材40aの回りで回動するため(図10
(d))、電子機器の装着に支障が生じることはない。
次に、図11を用いて端面11f側の構成を説明する。
図11は本体の他方の端面を説明する図であり、図11
(a),(b)は端面11fを正面から見た図、及び斜
視図を示している。
【0081】本体10の他方の端面11fには接続端子
24が設けられる。接続端子24は、接続端子用基板2
4aに電極24bが形成され、この電極24bはフレキ
シブル配線25によって回路基板15に接続される。枠
体14の端面11fには、リブ14a1〜14a3、及
び各リブ14aで区切られた開口部14b1〜14b4
が形成される。接続端子24は枠体14の内側に配置さ
れ、接続端子用基板24a上に形成された電極24b1
〜24b4は、枠体14の開口部14b1〜14b4を
介して外部に露出する。
24が設けられる。接続端子24は、接続端子用基板2
4aに電極24bが形成され、この電極24bはフレキ
シブル配線25によって回路基板15に接続される。枠
体14の端面11fには、リブ14a1〜14a3、及
び各リブ14aで区切られた開口部14b1〜14b4
が形成される。接続端子24は枠体14の内側に配置さ
れ、接続端子用基板24a上に形成された電極24b1
〜24b4は、枠体14の開口部14b1〜14b4を
介して外部に露出する。
【0082】図示する例では、電極24b1,24b4
はバッテリー23に電力を供給するための充電用電極で
あり、電極24b2,24b3は電子機器1と外部機器
3との間でデータ交換を行うためのデータ用電極であ
る。リブ14a1〜14a3は、本体10の長さ方向に
所定の厚みを有し、これによって、各電極24b1〜2
4b4は端面11fからリブの厚み分だけ奥まった位置
に配置する。ここで、リブ14a1と14a3は、充電
用電極とデータ用電極とを電気的に絶縁し、電極間の短
絡を防止する。また、リブ14a2は、開口部14b2
の開口長さを縮めることによって、使用者が電子機器1
を取扱う際に指あるいはその他導電性の物が開口部14
b2内に入り、電極24b2,24b3に触れることを
防止する。
はバッテリー23に電力を供給するための充電用電極で
あり、電極24b2,24b3は電子機器1と外部機器
3との間でデータ交換を行うためのデータ用電極であ
る。リブ14a1〜14a3は、本体10の長さ方向に
所定の厚みを有し、これによって、各電極24b1〜2
4b4は端面11fからリブの厚み分だけ奥まった位置
に配置する。ここで、リブ14a1と14a3は、充電
用電極とデータ用電極とを電気的に絶縁し、電極間の短
絡を防止する。また、リブ14a2は、開口部14b2
の開口長さを縮めることによって、使用者が電子機器1
を取扱う際に指あるいはその他導電性の物が開口部14
b2内に入り、電極24b2,24b3に触れることを
防止する。
【0083】次に、図12,13を用いてジャックの取
り付けについて説明する。図12はジャック用カバーの
斜視図であり、図13はジャック用カバーを用いたジャ
ックの取り付けを説明する断面図である。
り付けについて説明する。図12はジャック用カバーの
斜視図であり、図13はジャック用カバーを用いたジャ
ックの取り付けを説明する断面図である。
【0084】ジャックは、電子機器に取り付けるプラグ
を受ける端子であり、電子機器からイヤホンやヘッドホ
ンあるいはその他外部装置に出力信号を出力したり、逆
に外部装置から入力信号と取り込む他、電子機器に電力
を供給する。ジャック用カバー19は、ジャック18を
回路基板に固定するための固定補助部材である。図12
(a)はジャックを取り付ける前の状態を示し、図12
(b)はジャックを取り付けた後の状態を示している。
を受ける端子であり、電子機器からイヤホンやヘッドホ
ンあるいはその他外部装置に出力信号を出力したり、逆
に外部装置から入力信号と取り込む他、電子機器に電力
を供給する。ジャック用カバー19は、ジャック18を
回路基板に固定するための固定補助部材である。図12
(a)はジャックを取り付ける前の状態を示し、図12
(b)はジャックを取り付けた後の状態を示している。
【0085】ジャック用カバー19は、ジャック18の
一部(上部あるいは下部)を覆う枠部19dと、この枠
部19dを回路基板側に固定するための固定部19c
と、ジャック18の端子を外側に取り出すための開口部
19bと、枠部19dを接地するために本体10側のカ
バー(上カバー13)と電気的に接続するための弾性を
有した接続片19aを備える。
一部(上部あるいは下部)を覆う枠部19dと、この枠
部19dを回路基板側に固定するための固定部19c
と、ジャック18の端子を外側に取り出すための開口部
19bと、枠部19dを接地するために本体10側のカ
バー(上カバー13)と電気的に接続するための弾性を
有した接続片19aを備える。
【0086】図13(a)に示すように、ジャック用カ
バー19は枠部19dをジャック18の一部を覆うと共
に、固定部19cを回路基板15にハンダ50等によっ
て固定して取り付ける。このとき、枠部19dとジャッ
ク18との間は、枠部19dに切り込み等によって形成
した弾性部分19eによって弾性的に保持することがで
きる。また、接続片19aはその弾性力によって上カバ
ー13と電気的に接続することによって、アースをとる
ことができる。
バー19は枠部19dをジャック18の一部を覆うと共
に、固定部19cを回路基板15にハンダ50等によっ
て固定して取り付ける。このとき、枠部19dとジャッ
ク18との間は、枠部19dに切り込み等によって形成
した弾性部分19eによって弾性的に保持することがで
きる。また、接続片19aはその弾性力によって上カバ
ー13と電気的に接続することによって、アースをとる
ことができる。
【0087】また、枠部19dに形成した開口部19b
から外側に突出したジャック18の端子18aは、ハン
ダ付けによって回路基板15側の端子と電気的に接続す
ることができる。電子機器1のカバーに対して力が加え
られた場合、この力は主にジャック用カバー19の枠部
19dを介して回路基板15に伝えられ、ジャック18
に伝わる力は接続片19aや弾性部分19eによって緩
衝される。そのため、端子18aと回路基板15側の端
子と電気的に接続するハンダ50に加わる力は減少さ
れ、はずれを防止することができる。
から外側に突出したジャック18の端子18aは、ハン
ダ付けによって回路基板15側の端子と電気的に接続す
ることができる。電子機器1のカバーに対して力が加え
られた場合、この力は主にジャック用カバー19の枠部
19dを介して回路基板15に伝えられ、ジャック18
に伝わる力は接続片19aや弾性部分19eによって緩
衝される。そのため、端子18aと回路基板15側の端
子と電気的に接続するハンダ50に加わる力は減少さ
れ、はずれを防止することができる。
【0088】ジャック用カバー19は、ジャック18を
単に回路基板15に固定するだけでなく、本体10の厚
み方向における位置を定める。図13(a)において、
回路基板15の形成した開口15aにジャック18を配
置すると共に、ジャック用カバー19によってジャック
18を上カバー13側に持ち上げた位置に固定すること
によって、本体10の厚みTa内にジャック18を納め
ることができる。
単に回路基板15に固定するだけでなく、本体10の厚
み方向における位置を定める。図13(a)において、
回路基板15の形成した開口15aにジャック18を配
置すると共に、ジャック用カバー19によってジャック
18を上カバー13側に持ち上げた位置に固定すること
によって、本体10の厚みTa内にジャック18を納め
ることができる。
【0089】図13(b)は、ジャック用カバーを用い
ずにジャックを回路基板に直接に取り付けた状態を示し
ている。この取り付け状態では、ジャック18の厚みに
よって回路基板15と下カバー20との間を広げる必要
が生じる。そのため、本体の厚みは前記Taより大きな
Tbを要することになり、ジャック用カバーを用いた場
合の本体の厚みTaと比較してTc(=Tb−Ta)分
だけ厚みが増すことになる。
ずにジャックを回路基板に直接に取り付けた状態を示し
ている。この取り付け状態では、ジャック18の厚みに
よって回路基板15と下カバー20との間を広げる必要
が生じる。そのため、本体の厚みは前記Taより大きな
Tbを要することになり、ジャック用カバーを用いた場
合の本体の厚みTaと比較してTc(=Tb−Ta)分
だけ厚みが増すことになる。
【0090】次に、図14〜図17を用いて電子機器の
外部機器への挿入時の動作について説明する。本発明の
電子機器は、端面に第一操作ボタンを備える構成である
ため、電子機器を外部機器内に装着する際は、第一操作
ボタンが設けられた端面を押す場合がある。
外部機器への挿入時の動作について説明する。本発明の
電子機器は、端面に第一操作ボタンを備える構成である
ため、電子機器を外部機器内に装着する際は、第一操作
ボタンが設けられた端面を押す場合がある。
【0091】前記した構成では、本体は外部機器に装着
した状態において外部機器から露出する面に少なくとも
一部が端部面よりも内側へ凹む凹部面を設け、この凹部
面に第一操作ボタンを配置することによって第一操作ボ
タンに接触する機会を減らして誤操作を防止している
が、装着動作の途中で第一操作ボタンに触ることによっ
て誤動作を完全に防ぐことは難しい。
した状態において外部機器から露出する面に少なくとも
一部が端部面よりも内側へ凹む凹部面を設け、この凹部
面に第一操作ボタンを配置することによって第一操作ボ
タンに接触する機会を減らして誤操作を防止している
が、装着動作の途中で第一操作ボタンに触ることによっ
て誤動作を完全に防ぐことは難しい。
【0092】そこで、第一操作ボタンが設けられる面を
押すことによって電子機器の本体を外部機器に装着する
際に、操作ボタン(第一操作ボタンや第二操作ボタン)
を誤って操作したとしても、この装着動作中は操作ボタ
ン(第一操作ボタンや第二操作ボタン)の変更動作を停
止することによって、動作が途中で変更されることを防
止する。図14,15に接地端子及び接続端子を利用す
る第1の例を示し、図16,17にスライドボタン及び
接続端子を利用する第2の例を示す。
押すことによって電子機器の本体を外部機器に装着する
際に、操作ボタン(第一操作ボタンや第二操作ボタン)
を誤って操作したとしても、この装着動作中は操作ボタ
ン(第一操作ボタンや第二操作ボタン)の変更動作を停
止することによって、動作が途中で変更されることを防
止する。図14,15に接地端子及び接続端子を利用す
る第1の例を示し、図16,17にスライドボタン及び
接続端子を利用する第2の例を示す。
【0093】第1の例は、接地端子の電位変化に基づい
て、操作ボタン(第一操作ボタンや第二操作ボタン)の
動作変更を停止させ、接続端子と外部機器側コネクタと
の接触に基づいて操作ボタン(第一操作ボタンや第二操
作ボタン、以下操作ボタンで説明する)の動作変更停止
を解除する。
て、操作ボタン(第一操作ボタンや第二操作ボタン)の
動作変更を停止させ、接続端子と外部機器側コネクタと
の接触に基づいて操作ボタン(第一操作ボタンや第二操
作ボタン、以下操作ボタンで説明する)の動作変更停止
を解除する。
【0094】半導体メモリカード2を装着した本体10
を外部機器3の挿入口4から凹部内への挿入を開始する
(図14(a))(ステップS1)。本体10を挿入す
る途中において、本体10が備える接地端子34は、外
部機器3側の接地側等の導電部分や外部機器3の本体部
分と接触する。本体10は、この接地端子34が外部機
器3と接触することによる電位変化を検出する(図14
(b))(ステップS2)。
を外部機器3の挿入口4から凹部内への挿入を開始する
(図14(a))(ステップS1)。本体10を挿入す
る途中において、本体10が備える接地端子34は、外
部機器3側の接地側等の導電部分や外部機器3の本体部
分と接触する。本体10は、この接地端子34が外部機
器3と接触することによる電位変化を検出する(図14
(b))(ステップS2)。
【0095】本体10は電位変化を検出すると、操作ボ
タン等の操作部から入力信号を停止するといった処理に
よって、操作ボタン(第一操作ボタン及び又は第二操作
ボタン)の動作変更要求を停止する(ステップS3)。
この停止状態は、本体の接続端子が外部機器のコネクタ
と接続するまで続ける(ステップS4)。本体の接続端
子は、外部機器のコネクタとの接続を検出することで前
記停止動作を解除する。これ以降は、操作ボタンによる
動作制御を行うことができる(図14(c))(ステッ
プS5)。
タン等の操作部から入力信号を停止するといった処理に
よって、操作ボタン(第一操作ボタン及び又は第二操作
ボタン)の動作変更要求を停止する(ステップS3)。
この停止状態は、本体の接続端子が外部機器のコネクタ
と接続するまで続ける(ステップS4)。本体の接続端
子は、外部機器のコネクタとの接続を検出することで前
記停止動作を解除する。これ以降は、操作ボタンによる
動作制御を行うことができる(図14(c))(ステッ
プS5)。
【0096】第2の例は、スライドボタンの動作に基づ
いて操作ボタンの動作変更を停止させ、接続端子と外部
機器側コネクタとの接触に基づいて操作ボタンの動作変
更停止を解除する。この構成では、本体10は本体の外
部機器への挿抜方向に対して平行する面方向にスライド
自在のスライドボタン35を備え、このスライドボタン
35は本体10を外部機器3に装着する動作中において
外部機器の一部と接触可能な位置に配置する。
いて操作ボタンの動作変更を停止させ、接続端子と外部
機器側コネクタとの接触に基づいて操作ボタンの動作変
更停止を解除する。この構成では、本体10は本体の外
部機器への挿抜方向に対して平行する面方向にスライド
自在のスライドボタン35を備え、このスライドボタン
35は本体10を外部機器3に装着する動作中において
外部機器の一部と接触可能な位置に配置する。
【0097】半導体メモリカード2を装着した本体10
を外部機器3の挿入口4から凹部内への挿入を開始する
(図16(a))(ステップS11)。本体10を外部
機器3に挿入する途中において、本体10が備えるスラ
イドボタン35は外部機器の一部と接触し(図16
(b))、所定の接点位置に移動する(図16(c),
(e)の矢印)。本体10は、このスライドボタン35
が所定の接点位置に移動したことを検出する(ステップ
S12)。
を外部機器3の挿入口4から凹部内への挿入を開始する
(図16(a))(ステップS11)。本体10を外部
機器3に挿入する途中において、本体10が備えるスラ
イドボタン35は外部機器の一部と接触し(図16
(b))、所定の接点位置に移動する(図16(c),
(e)の矢印)。本体10は、このスライドボタン35
が所定の接点位置に移動したことを検出する(ステップ
S12)。
【0098】本体10はスライドボタン35が所定の接
点位置に移動したことを検出すると、操作ボタン等の操
作部から入力信号を停止するといった処理によって、操
作ボタンの動作変更要求を停止する(ステップS1
3)。この停止状態は、本体の接続端子が外部機器のコ
ネクタと接続するまで続ける(ステップS14)。本体
の接続端子は、外部機器のコネクタとの接続を検出する
ことで前記停止動作を解除する。これ以降は、操作ボタ
ンによる動作制御を行うことができる(図16(d))
(ステップS15)。
点位置に移動したことを検出すると、操作ボタン等の操
作部から入力信号を停止するといった処理によって、操
作ボタンの動作変更要求を停止する(ステップS1
3)。この停止状態は、本体の接続端子が外部機器のコ
ネクタと接続するまで続ける(ステップS14)。本体
の接続端子は、外部機器のコネクタとの接続を検出する
ことで前記停止動作を解除する。これ以降は、操作ボタ
ンによる動作制御を行うことができる(図16(d))
(ステップS15)。
【0099】本体10を外部機器3取り外す場合には
(ステップS16)、スライドスイッチ35は再び外部
機器の接触部7と接触して、前記と反対側の所定の接点
位置に移動する(図16(f)の矢印)(ステップS1
7)。このスライドスイッチ35の移動によって、本体
10は所定状態に設定する。設定する所定状態は任意に
設定することができ、例えば、動作を保持するホールド
状態に設定することも、あるいは初期状態に戻すリセッ
ト状態に設定することもできる。なお、何れの状態に設
定するかはあらかじめ定めておく(ステップS18)。
(ステップS16)、スライドスイッチ35は再び外部
機器の接触部7と接触して、前記と反対側の所定の接点
位置に移動する(図16(f)の矢印)(ステップS1
7)。このスライドスイッチ35の移動によって、本体
10は所定状態に設定する。設定する所定状態は任意に
設定することができ、例えば、動作を保持するホールド
状態に設定することも、あるいは初期状態に戻すリセッ
ト状態に設定することもできる。なお、何れの状態に設
定するかはあらかじめ定めておく(ステップS18)。
【0100】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
カード状記録媒体を利用する電子機器において、電子機
器を外部機器に装着する際に誤動作することなく円滑に
行うことができる。
カード状記録媒体を利用する電子機器において、電子機
器を外部機器に装着する際に誤動作することなく円滑に
行うことができる。
【図1】本発明の電子機器の概略を説明するための図で
ある。
ある。
【図2】本発明の電子機器の本体の外観構成を説明する
ための図である。
ための図である。
【図3】本発明の電子機器が備える概略構成を説明する
ための図である。
ための図である。
【図4】本発明の電子機器の本体の上面及び断面構造を
説明するための図である。
説明するための図である。
【図5】本発明の電子機器が備える回路基板の構成を説
明ための図である。
明ための図である。
【図6】本発明の電子機器が備える回路基板の構成を説
明するための斜視図である。
明するための斜視図である。
【図7】本発明の電子機器が備えるフレキシブル基板の
構成を説明するための斜視図である。
構成を説明するための斜視図である。
【図8】本発明の電子機器の端面部分の構成を説明する
ための図である。
ための図である。
【図9】本発明の電子機器の端面部分の構成を説明する
ための図である。
ための図である。
【図10】本発明の電子機器の端面部分の構成を説明す
るための図である。
るための図である。
【図11】本発明の電子機器の端面部分の構成を説明す
るための図である。
るための図である。
【図12】本発明のヘッド用カバーの構成を説明するた
めの斜視図である。
めの斜視図である。
【図13】本発明のヘッド用カバーの構成を説明するた
めの断面図である。
めの断面図である。
【図14】本発明の電子機器の外部機器への挿入時の動
作を説明するための図である。
作を説明するための図である。
【図15】本発明の電子機器の外部機器への挿入時の動
作を説明するためのフローチャートである。
作を説明するためのフローチャートである。
【図16】本発明の電子機器の外部機器への挿入時の動
作を説明するための図である。
作を説明するための図である。
【図17】本発明の電子機器の外部機器への挿入時の動
作を説明するためのフローチャートである。
作を説明するためのフローチャートである。
1 電子機器
2 半導体メモリカード
3 外部機器
4 挿入口
5 窓
6 外部機器用コネクタ
7 接触部
8 位置決めピン
10 本体
11a 上面
11b 下面
11c,11d 側面
11e、11f 端面
11g 端部面
11h 凹部面
11i,11j 溝
12 表示面
12a 操作部
12b 表示部
13 上カバー
13a、13b 開口部
14 枠体
14a1,14a2,14a3 リブ
14b1,14b2,14b3,14b4 開口部
15 回路基板
15a 開口
16 液晶表示装置
16a 液晶表示部
16b バックライト
17 第二操作ボタン
17a1〜17a4 突出部
18 ジャック
19 ジャック用カバー
19a 接続片
19b 開口部
19c 固定部
19d 枠部
19e 弾性部分
20 下カバー
21 第一操作ボタン
21a モード切換用ボタン
21b 制御用ボタン
22 操作ボタン用スイッチ
23 バッテリー
24 接続端子
24a 接続端子用基板
24b1,24b2,24b3,24b4 電極
25 フレキシブル配線
26 フレキシブル配線用コネクタ
27 バッテリーコネクタ
28 フレキシブル基板用コネクタ
29 半導体メモリカードコネクタ
30 フレキシブル基板
30a1〜30a3 孔部
31 リセットスイッチ
32 スライドスイッチ
33 ホールドボタン
34 接地端子
35 スライドボタン
40 係止部
40a 係止用柱状部材
40b 凹部
40c 穴部
41 ストラップ
50 ハンダ
51 リセット用孔
52,53 取り付けねじ
54 補強部材
フロントページの続き
Fターム(参考) 2C005 MB03 TA08 TA12 TA18 TA21
TB01
4E360 AA02 AB04 AB08 AB12 AB22
AD03 BB04 BB20 EA13 ED27
FA17 GA44 GA46 GB45 GB46
GB97
5B058 CA13 KA12 KA24
Claims (25)
- 【請求項1】 外部機器に対して着脱自在であり、本体
の少なくとも何れか一つの面に前記外部機器への装着状
態において当該外部機器と電気的に接続するための接続
端子を備えると共に、前記本体の少なくとも何れか一つ
の面に装着自在なカード状記録媒体を挿抜する挿入口と
当該カード状記録媒体の制御を含む動作を制御するため
の少なくとも1個の操作ボタンと近接して備え、かつ、
前記操作ボタンの頭部先端が前記本体に装着した前記カ
ード状記録媒体の頭部先端より突出していることを特徴
とする、電子機器。 - 【請求項2】 前記操作ボタンの押圧時における頭部先
端位置が前記本体に装着した前記カード状記録媒体の頭
部先端より突出していることを特徴とする、請求項1に
記載の電子機器。 - 【請求項3】 前記操作ボタンが配設される面は凸部と
凹部を有し、当該操作ボタンは当該凹部に、前記頭部先
端が前記凸部より突出しない位置に設けられていること
を特徴とする、請求項又は至2に記載の電子機器。 - 【請求項4】 前記カード状記録媒体の排出が、当該カ
ード状記録媒体を前記挿入口方向へ押し込む動作により
行われることを特徴とする、請求項1乃至3の何れか一
つに記載の電子機器。 - 【請求項5】 前記挿入口の周囲の少なくとも一部が、
前記操作ボタンが設けられた面より凹であることを特徴
とする、請求項1乃至4の何れか一つに記載の電子機
器。 - 【請求項6】 前記操作ボタンが前記挿入口の短手方向
に当該挿入口と重なるように設けられていることを特徴
とする、請求項1乃至5の何れか一つに記載の電子機
器。 - 【請求項7】 前記外部機器への装着動作時において、
前記接続端子に先立って前記外部機器に電気的に接続
し、当該電気的接続に基づいて前記操作ボタンの機能を
制御する端子を備えることを特徴とする、請求項1乃至
6の何れか一つに記載の電子機器。 - 【請求項8】 前記本体は、前記外部機器への挿入方向
と平行する面に、当該外部機器に接触して当該挿入方向
に平行に摺動するスライド部材を備え、当該スライド部
材に位置に基づいて前記操作ボタンの機能が制御される
ことを特徴とする、請求項1乃至7の何れか一つに記載
の電子機器。 - 【請求項9】 前記外部機器への装着は、少なくとも前
記操作ボタンが露出する状態で前記本体を前記外部機器
に挿入して行われることを特徴とする、請求項1乃至8
の何れか一つに記載の電子機器。 - 【請求項10】 前記本体は表示面を備え、当該表示面
と同一面上に更に他の操作ボタンを設けたことを特徴と
する、請求項1乃至9の何れか一つに記載の電子機器。 - 【請求項11】 前記本体は、回路基板と、前記表示面
に表示する表示装置とを備え、前記回路基板は、前記表
示装置と電気的に接続されると共に、前記他の操作ボタ
ンによって作動する操作ボタンスイッチを備えることを
特徴とする、請求項10記載の電子機器。 - 【請求項12】 前記回路基板と前記表示装置とを電気
的に接続するフレキシブル基板とを備え、前記フレキシ
ブル基板は孔部を有し、前記その他の操作ボタンの少な
くとも一つ、又は当該その他の操作ボタンと連動する部
材の少なくとも一つは、前記孔部を通して前記操作ボタ
ンスイッチと機械的に当接することを特徴とする、請求
項11に記載の電子機器。 - 【請求項13】 前記その他の操作ボタンと連動する部
材は、前記本体の一部で形成されることを特徴とする、
請求項12に記載の電子機器。 - 【請求項14】 前記表示装置は前記回路基板の上方に
配置され、前記フレキシブル基板の一端は前記表示装置
に接続し、前記フレキシブル基板の他端は湾曲して、前
記表示装置の下方に配置される前記回路基板の表示装置
と対向しない側で接続し、前記孔部は、当該湾曲部と前
記表示装置側端部との間に形成することを特徴とする、
請求項12に記載の電子機器。 - 【請求項15】 操作ボタンと表示装置と回路基板とを
有する本体を備え、前記本体は外部機器に対して着脱自
在であり、前記本体は、一方の面に前記表示装置と操作
ボタンとを備え、他方の面に動作状態を維持するための
ホールドボタンを備え、前記ホールドボタンは本体の外
部機器への挿抜方向に対して直交する面方向にスライド
自在であることを特徴とする、電子機器。 - 【請求項16】 前記ホールドボタンは、本体の厚み方
向において前記表示装置と重ならない位置に配置するこ
とを特徴とする、請求項15に記載の電子機器。 - 【請求項17】 前記本体は上下カバーを有し、前記ホ
ールドボタンは下カバーに配設されることを特徴とす
る、請求項15又は16に記載の電子機器。 - 【請求項18】 下カバーと回路基板との間に、前記ホ
ールドボタンの操作による下カバーの変形を防ぐ補強部
材を設けたことを特徴とする、請求項17に記載の電子
機器。 - 【請求項19】 回路基板と、当該回路基板にプラグを
接続するためのジャックと、前記ジャックを回路基板に
固定するためのジャック用カバーとを備え、前記ジャッ
ク用カバーは、回路基板を切り欠いて形成した開口に係
合保持させることによって前記ジャックを前記回路基板
に対して所定の高さ位置に間接的に固定することを特徴
とする、電子機器。 - 【請求項20】 前記ジャック用カバーは接続片を備
え、当該接続片を本体が備えるカバーに内面で接触して
接地を行うことを特徴とする、請求項19に記載の電子
機器。 - 【請求項21】 外部機器に対して挿抜動作によって着
脱自在とする本体を備え、前記本体は、前記外部機器に
装着された状態において、当該外部機器から露出する端
部面にストラップを係止するための係止部を備え、前記
係止部は、前記端部面において本体の縁から間隔を開け
た位置にストラップを巻き付ける係止用柱状部材を備え
ることを特徴とする、電子機器。 - 【請求項22】 前記係止部は前記本体の外部機器への
挿入方向に対して直交する係止用柱状部材を備えること
を特徴とする、請求項21に記載の電子機器。 - 【請求項23】 前記係止部に係止したストラップは、
本体を外部機器に装着時において、前記外部機器の内面
及び又は縁部との接触によって前記係止用柱状部材の回
りで回動することを特徴とする、請求項21、又は22
に記載の電子機器。 - 【請求項24】 前記本体は回路基板及びバッテリーを
備え、前記回路基板はバッテリーを挟んで前記接続端子
とフレキシブル基板によって電気的に接続され、前記フ
レキシブル基板は、折り返した端部を前記回路基板に設
けたコネクタに対して、接続端子と反対側から接続する
ことを特徴とする、請求項1に記載の電子機器。 - 【請求項25】 前記本体はカード状の形状であること
を特徴とする、請求項1乃至24の何れか一つに記載の
電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001319567A JP2003122452A (ja) | 2001-10-17 | 2001-10-17 | 電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001319567A JP2003122452A (ja) | 2001-10-17 | 2001-10-17 | 電子機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003122452A true JP2003122452A (ja) | 2003-04-25 |
Family
ID=19137097
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001319567A Withdrawn JP2003122452A (ja) | 2001-10-17 | 2001-10-17 | 電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003122452A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103094801A (zh) * | 2011-11-04 | 2013-05-08 | 宏达国际电子股份有限公司 | 可拆卸式转接器与手持装置 |
-
2001
- 2001-10-17 JP JP2001319567A patent/JP2003122452A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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KR101475054B1 (ko) * | 2011-11-04 | 2014-12-22 | 에이치티씨 코포레이션 | 분리 가능한 어댑터 및 핸드헬드 디바이스 |
TWI477951B (zh) * | 2011-11-04 | 2015-03-21 | Htc Corp | 可拆卸式轉接器與手持裝置 |
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